2019年11月30日(土)
いよいよ師走へ!

安倍・佐藤・吉田・小泉内閣に次ぐ、戦後第5位の長期政権を担いまして、「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄(現・JR各社)の分割・民営化を実現致しました元首相の中曽根康弘氏が、29日に101歳で死去致しました。東京都内の病院で老衰のため亡くなられたそうです。
中曽根康弘氏は、東京帝国大学(現・東京大学)法学部卒。内務省入り後に海軍主計将校となりまして、終戦を迎える事となりました。1947年に衆議院旧群馬3区で28歳の若さで初当選致しまして、以後連続当選20回。1982年11月、第71代総理大臣に就任致しました。そして中曽根政権は戦後第5位の長期政権へ。自主憲法制定を唱えまして、2003年の議員引退後も憲法改正を主張致しました。
1982年から5年間の首相在任中、国鉄の分割・民営化をはじめとする行財政改革や、首脳同士の信頼関係を基にした日米関係の緊密化を成し遂げ、‘中曽根政治’の一時代を築き上げましたが、その頃僕はまだ小学生でした。でも、当時の歴代の首相と比べますと背が高くて、サミットなどで各国の首相と並びましても見劣りせず、特にレーガン大統領とは仲が良くてなんだか日本人として誇らしい総理大臣だった事をよく覚えております。
中曽根氏の功績としてよく讃えられますのは・・・3公社の民営化を進めた行政改革や、安定した日米関係を構築した事ですが、首相在任中の1803日間で「軽武装・経済優先」路線を大きく転換。「戦後政治の総決算」と「国際国家日本」をテーマに掲げまして、鈴木首相時代にこじれた日米関係の修復に尽力。ロナルド・レーガンアメリカ大統領とは、「ロン・ヤス」と呼び合う仲となり、日米同盟の強化を進めました。結果的にこの事が今日の日本という国の安定化につながっているのです。
歴代首相で100歳を超えたのは、102歳で死去致しました東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)元首相と中曽根氏だけなのだそうです。大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生き抜いた名宰相は、1997年には大勲位菊花大綬章を受賞。最後は老衰だったという事ですから、天寿を全うされたという事でしょう。
晩年は、最高位の勲章を贈られた事にちなんで「大勲位」と呼ばれ、2003年に議員を引退した後も憲法改正に向けた活動を続けまして、度々メディアにも出ておりましたが、最近は公の場に出る機会が少なくなっていて僕も政界のゴタゴタを見る度に「中曽根さんってまだ元気なのかな?」と思い出しておりました。それだけ子供だった僕にとりましても在位時の印象が鮮烈だったという事です。昭和に総理大臣を務めた在命の政治家は中曽根氏が最後で、時代の証人がまた1人この世を去った形です・・・
安倍首相もすぐさま、「中曽根元首相は我が国の国際的地位を大きく向上させた人物である」と哀悼の意を示しましたが、アメリカのメディアも中曽根元首相の死を、特にウォール・ストリート・ジャーナル紙は「アメリカにとって最も影響力があった首相の1人」として報じるなど、相次ぎ速報致しました。
ウォール紙は、日本列島をアメリカの‘不沈空母’に例えた発言や、ロナルド・レーガン大統領と築いた「ロン・ヤス」関係を紹介。現在の安倍首相とトランプ大統領につながる緊密な日米首脳関係の「先例をつくった」と指摘致しました。中曽根氏が首相を務めました1980年代は、日本が経済大国としてアメリカの地位を脅かした時代と重なります。
ニューヨーク・タイムズ紙は、中曽根氏が1983年にアメリカ・バージニア州ウィリアムズバーグで開かれました先進国首脳会議(サミット)の写真撮影の場で、アメリカ・レーガン大統領とイギリス・サッチャー首相の間に強引に割って入ったエピソードを紹介。「それまでの特徴の少ないリーダーと異なり、世界で認識された数少ない首相だった」と評しました。これは僕もよく覚えておりますねぇ、なんか日本の総理大臣ってそれまで写真撮影ですと各国首相の端っこに申し訳なさそうに並んでいたのに、「中曽根格好良いな!」と思ったものでした(^^)
中曽根元首相の死去を受け、地元の群馬県内では中曽根氏をよく知る地元民や地元議員から悼む声が相次いでいるといいます。テレビのニュースで地元の方達の声を聞きますと、一様に皆さん「地元を大切にしてくれて、決して偉ぶらない、驕らない人柄だった」と語っておりました。昭和63年から平成10年まで秘書を務めたという県議会議員は、「常に天下国家の視点で日本の将来を語る政治家だった。支持者ら人の話にしっかり耳を傾ける姿勢を持ち、出馬の際は『地元を3度回れ』と激励された事が今でも記憶に残っている」と語っておりました。
学生だった20代の頃、中曽根氏の事務所で電話当番を任された事をきっかけに政治の世界に入ったという群馬県選出のある参議院議員は、「昭和という歴史の中で大きな役割を果たした政治家だった。いただいた教えを受け継ぎ、着実に政治活動に取り組みたい」と語っておりました。大きな功績がった事は間違いないようで、まさしく『巨星落つ』という言葉がよく当てはまるのかもしれません。
中曽根氏が死去した事で、今にわかに注目を集めている生前の発言があります。それは・・・中曽根氏が「真実は墓場まで持っていく」という言葉を残したまま亡くなった事。この発言が今SNSで、日本航空123便墜落事故の真相についてなのか、国鉄民営化についてなのかという事で議論を呼んでいるのだそうです。
国鉄民営化ならともかくも、日本航空123便墜落事故について何か「真実は墓場まで持っていく」という話があるのならば気になります。調べてみますと・・・「真実は墓場まで持っていく」をいつ、何に対して発言したかの結論は分からないのだそうです。まず、日本航空123便墜落事故について話していたという説ですが、これは「語ったという」という伝聞ばかりで出典を書いてあるところは見つけられないのだと。「公言した」と断定しているところもあったようですが、いずれも「いつ、どこで」が欠けておりそこから出典を探す事はできなかったと。
また、2017年あたりからは陰謀論系のブログが増えておりまして、これ以降はもはや発言が全て事実化のように語られてしまっており、真偽の判断に使えない状態なのだそうです。そもそも日本航空123便墜落事故が起きたのが1985年と昔のため、当時の話であればインターネット上で見つけづらいという大きな問題があると。まぁそうですよね・・・1985年なんてまだインターネットが今のように普及していなかったのですから。
この日本航空123便墜落事故説を否定するものとして、1996年12月30日号のAERA誌上で中曽根元首相が「労働組合を壊すために国鉄を民営化した」事を喋り、これについて「墓場まで持っていくはずだった」と語ったという説もあるのですが、確かにAERAには中曽根元首相へのインタビューが掲載されておりましたが、「真実は墓場まで持っていく」発言は無いのだそうです。
過去30年以上にわたる他の雑誌や新聞約150紙誌、国会議事録にも「真実は墓場まで持っていく」発言は無かったと。残る可能性としてはテレビで発言したという事が考えられますが、テレビで喋ったのであれば大々的に報道されているのではないかと思われますのでそれも違うかと。本当に中曽根元首相の「真実は墓場まで持っていく」発言はあったのか??真相はまだ闇の中です・・・
11月最終日の今日は、明日早朝からご予定があるというのにドクターTさんがいつもの任務を遂行しにいらしてくれましてスタート。早速乾杯のお酒を頂戴致しましたm(_)m年内任務は最後だったのでしょうか?その件以外ではまだ年内お会いできるでしょうが、今年も大変お世話になりましたm(_)m来年もよろしくお願い致します。任務が完了する事はないのかな(^^;)
必勝を期して知り合いの方がいらしてくれまして、T・Vさん、リピーターの2名様も来店。今日は12月の団体様のご予約を2件頂戴致しました。年末が差し掛かっているのを実感致しますねぇ・・・他に「おいなりさん」のご予約や、フードの出前のご予約も数件いただいております。BM近辺でパーティーや忘年会などなされる際、都合が許せば出前も承りますのでお申し付け下さいませ(^^)
知り合いの方3名様、アフターのお客様達、久々のスプリングちゃん、フォックスちゃん、その他女性陣がいらしてくれまして、「MIXピザ」、「自家製ハンバーグステーキ」、「温かい卵とじそば」2人前、「オリーブ盛り合わせ」などお作り致しました。「温かい卵とじそば」は初めてお作り致しましたが、この時期良いものですね(^^)そばの他、「そうめん」も「にゅうめん」として温かくお出し出来ます!
20年来の知り合いの方と乾杯させていただきまして熊手におひねりを頂戴し(^^)鉄人2名様、Tもかちゃん2名様という経営者陣と「今月もお疲れ様でした!」という事で乾杯させていただきまして終了。さぁ、いよいよ師走に入ります!12月は毎年の事ながら周年パーティーも控えておりますので、体調管理をちゃんとしながら元気に皆様をお迎えしたいと思っております!今年から天皇誕生日の祝日も無くなってしまいましたからちょっとハードですが、師走の文字通り走り抜けたいと思います!

2019年11月29日(金)
吸えます(^^;)

財務省や経済産業省など、霞ヶ関の行政機関をはじめ、全国の自治体・学校・病院の建物でほとんど灰皿を見かけなくなりました。建物内の喫煙所で紫煙を楽しむ職員の姿もめっきり減りました。大学でも、「喫煙は基本的人権の1つだ!」などと息巻いていた一部の学生も、時代の変化には逆らえないと諦め顔です。何故このような大きな変化が起こったのか?
成立までに紆余曲折がありましたが、受動喫煙の防止を目的とする改正健康増進法、同じ目的の東京都受動喫煙防止条例が来年4月から完全実施されます。それに先立ちまして、2つの法律の一部が前倒しで7月から実施されたからです。例えば、健康増進法の改正で、学校や病院、保育所、行政機関の建物内は7月から完全禁煙となりました。9月からは、東京都の条例によりまして幼稚園、保健所、小中学校、高校などは屋外を含め全面禁煙になりました。
喫煙組やたばこ販売業者からの執拗な反対を押し切って、7月1日から日本列島全域の多くの公共施設の建物内で一斉禁煙が実現した事は、時代の後押しがあったとはいえ嫌煙組にとりましては大きな前進と言えるでしょう。喫煙組にとりましてはこれはなんとも手厳しい法律です。。。例えたばこを吸える環境で吸ったとしても、屋外の喫煙所で吸いますと人が通るとなんだか罪悪感にかられるような気がする時代ですから。
もっとも全ての法律に抜け穴があるように、改正健康増進法も「人が通らない場所に喫煙所を作る」などの対策を取れば、屋外に喫煙所を設置できる抜け道を認めております。実際霞ヶ関の官庁街や、新宿・都庁近くの公園の一角に設置されております屋外喫煙所には、7月以降連日多くの喫煙者が押し寄せておりまして、特にランチ時間帯は喫煙所に入りきれない‘喫煙難民’が路上に溢れ、簡易灰皿を片手に喫煙する姿が広がっているといいます。
更にもう1つの大きな抜け道は、国会や地方議会は規制の対象外になっている事です。47都道府県のうち、7月初め現在で規制対象としているのは4割弱の18都府県だったと。これはおかしな話ですよね・・・国会議員、県議会・市議会議員などは年齢層が高い人が多いので喫煙者も多いのでしょうが、規制対象外とするのはずるい気がします。喫煙者議員も同じ苦しみを味わってもらわないと(^^;)
多くの大学は、7月までに屋内だけではなく敷地内も含めまして全面禁煙に踏み切っているようです。ただ、一部の大学では校門付近や路上で学生が歩きたばこをし、吸殻をポイ捨てするため苦情が地元住民から寄せられるケースもあり、対応に苦慮しているところもあるという事。僕も大学時代を思い返しますと頭が痛いところでありますが、、、ポイ捨ては良くありません!大学は未成年も通うのですからやはり全面禁煙が妥当なところでしょう。
しかし何と言っても!受動喫煙対策の本丸は・・・来年4月から実施されます、事務所・ホテル・飲食店などでの屋内規制です。特に飲食店の場合は、狭い空間で多くの喫煙者がたばこを吸うため、受動喫煙の悪影響は確かに深刻です。改正健康増進法が飲食店に義務付ける対策は、規模の大きな店の場合は原則屋内禁止(喫煙専用室内では喫煙可)、規模の小さな店の場合は客席面積100平方メートル、資本金5000万円以下の場合は対象外となります。
客席面積100平方メートル以下で資本金5000万円以下となりますと、個人や中小企業が営みます既存の小規模飲食店のほとんど全てが外れる事となります。この欠点を補ったのが、東京都条例です。同条例は、経営の規模の大小にかかわらず、従業員のいる店は喫煙室以外を禁止にしております。これで飲食店の約84%を規制対象にできると東京都の担当者は指摘しております。
千葉市でも同様の条例を制定致しました。たばこ規制枠組み条約が求めます「屋内全面禁煙」にはなお届きませんが、それなりの成果をあげる事ができるであろうと。BMにもこの度横浜市から、改正健康増進法の体系の説明と、喫煙環境の届け出申請の書類が届きました。BMは来年以降も喫煙可なのですが、ちゃんと届け出を致しまして店内入り口には喫煙可の店であるというステッカーを貼らなければいけないのです。
とにもかくにも改正健康増進法が全面施行されます来年4月からは、飲食店や事業所なども原則屋内禁煙となる事が決まっておりまして、愛煙家にとっては非常に厳しい状況が待ち受けておりますが、、、それに輪をかけまして愛煙家にとって厳しくなりそうなのが・・・来年の税制改革で浮上しておりますたばこ増税の動きです。たばこ増税の方法につきましては議論があり、日本のたばこ税には謎も多いのですが、新たなたばこに対する増税案が出ているのは事実なのです。
日本には、世界でも珍しい「たばこ事業法」という法律があります。この法律は、たばこ産業の健全な育成を目指すために作られました。また、たばこの製造や販売、価格などが細かく決められておりまして、国内でたばこを製造するのは実質的に日本たばこ産業(JT)しか認められず、外国製たばこの輸入販売も登録制となっているのです。そしてたばこ製品につきましては、2018年度の税制改正によりたばこ税が見直され、2018年10月から2022年10月までの5年間で、紙巻きたばこは3段階、加熱式たばこは5段階のスライド式増税が課せられております。
加熱式たばこの課税方式は、従来の重量と小売価格(紙巻きたばこ1本平均約20円を加熱式たばこ0.5本に換算=1本が約10円相当)を1:1の比率で紙巻きたばこに換算される方式を採り、これを5年間の経過措置を設けて5分の1ずつ重量性から小売価格との併用制にシフトさせていくという方法で増税する事となっております。今こうしてお書きしていても分かりにくい事おびただしいのですが(**)
ここで飲食店にとりまして改正健康増進法の抜け道となりそうなのが、2020年4月の全面施行を前に営業形態を「シガーバー」に変えるという方法です。同法で「シガーバー」は喫煙目的施設となりまして、これまで通り店内で喫煙が可能だからです。最近では、紙巻きたばこと見た目がほとんど変わらない「リトルシガー」と呼ばれます葉巻をたばこ会社が多く出しております。たばこ税制で葉巻は課税方法が紙巻きたばこと異なりまして、たばこ葉1グラムを紙巻きたばこ1本に換算します。つまり、たばこ葉の重量を少なくすれば、課税を下げられるのです。
このようにたばこにつきましては、たばこ会社はたばこの製品開発を行いまして、受動喫煙防止をうたいました法の網の目をかいくぐろうとする試みも散見されます。日本のたばこ税や価格は、世界的にみますとまだまだ低いと言われておりまして、たばこ税の伸びしろはたっぷりあり、一気に値上げすれば喫煙率を押し下げかつ税収は減らないわけですが・・・愛煙家にとりましてはどうにも厳しい状況は続きそうです。。。昔は駅や飛行機内でも吸えたり、テレビドラマにも喫煙シーンが普通に映し出されたりしたものですが、時代は大きくかわったのですね・・・
今日は久し振りに広島からヨッツーさんがご来店下さりまして(^^)乾杯のお酒を頂戴した後、少し時間をいただきまして16周年パーティーの招待状を持って挨拶回りをこなして参りました。時間にしましておよそ1時間弱、これで後伺わなければいけないのは・・・数軒となりました。明日は恐らく出れないので、今日行けるところは行けて良かった(^^;)まだ大物が残っておりますが、、、来週中には全部回り切りたいなと。毎年恒例この時期は出費がかさみます(><)
T・Vさん、リピーターの方、知り合いの方2名様などがいらしてくれました後、カズさん&なっちゃんがいらしてくれまして、WISDOMちゃんが今日助っ人を頑張ってくれたという女の子と顔を出してくれますと、外には外国人の姿が多数見受けられました。今日は何故外国人の方が多かったのか謎ですが?数十人がBM前を通り過ぎたであろう後、2名がふらふらと入ってきてくれましたがこの方達が良い方達でした!
女性3人組もいらして、「上海風焼きそば」、「もやしのキムチ炒飯」、「サンマの梅肉入り紫蘇巻き揚げ」、「赤焼き味噌ラーメン」などのフードが入りまして僕はキッチンにこもっていたのですが、店内から外国の方達を囲んで和気藹々とする声が聞こえまして楽しく過ごしているんだなぁと思ってカウンターに出てみますと・・・そこに山君も加わっておりました(^^;)どうりで賑やかなはずだ(^^;)山君今日はかなり飲んだ後だったようでしたが、一生懸命できない英語を駆使しておりました(^^;)
Tもかちゃんもいらしてくれた後、山君が隣の女性陣&外国の方達に向けまして<ムルソー>を発射!更に、「ここのステーキ美味しいんだぞ!食べてみる?」と言って「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」300グラムをオーダーしたのですが、出来上がる頃にはもうダウンしてしまっておりまして(**)Tもかちゃんを中心に皆さんの胃袋に収まっておりました(^^;)最後はダウンから回復しなかった山君を起こして高い会計を済ませまして終了(^^;)気持ちはとても嬉しかったよ!ご苦労様でしたm(_)m

2019年11月28日(木)
20年の歴史

「毎年5億5000万枚以上」、これは2018年用までの10年間、販売されたのに配達されなかった年賀はがきの数です。販売されたはずなのに配達されていなかった年賀はがきがこんなにもあるという事はどういう事か・・・?それは、長年郵便局員が自ら販売ノルマをこなすため年賀はがきを自腹でやむなく大量購入し、金券ショップなどに転売してきたからです。
郵便局員が年賀はがきの販売に対してノルマを与えられているという事は、僕も前から知っておりました。何故ならば、BMのお客様の関係者のノルマをこなせずに困っている郵便局員の方のために、毎年BMでもお客様達にもご協力いただいて年賀はがきをその方から購入していたからです。しかし昨年、ノルマに当たります‘販売指標’が廃止された事で、2019年用は4億2000万枚に激減したそうです。
4億2000万枚という数が激減にあたるのかどうかは疑問が残るところですが、これにより需要が無い枚数を販売してきた実態が改めて浮き彫りとなりました。日本郵便の内部資料によりますと、販売枚数と12月15日~翌年1月7日に配達を引き受けた枚数との差は・・・2015年用・5.5億枚、2016年用・5.6億枚、2017年用・5.8億枚、2018年用・5.6億枚、で推移しておりました。
会員制交流サイト(SNS)などが普及した影響で、年賀はがきの販売枚数自体は2015年用の約29億7700万枚から、2018年用は約26億5300万枚へと減少しておりますが、前述の資料には、「販売枚数と販売されたのに配達されなかった枚数の差は、過去10年以上5.5億枚を下回る事無く、販売枚数に占める割合はむしろ増加傾向にあった」との記載もありました。
同社は取材に対しまして、販売枚数と配達引き受け枚数に差がある理由につきまして、①1月8日以降に引き受けた分は年賀の取り扱いとなっていない。②顧客の余剰購入や買い損じによりまして手元にまだ残っている。この2点が主な要因として挙げられると説明しておりまして、引き続き販売の適正化を図っていくと回答しております。もともと年賀はがきを送るという文化も廃れつつある時代ですからねぇ、、、郵便局員にノルマを設けるなどというのは時代遅れの無理がある話なのです。
昔から、大切な人と交わされてきました年賀状。そこには、人とのつながりを大切にして相手を思いやるという日本人の心が表れております。SNSが普及した現在でも、年賀はがきの販売枚数は国民1人あたり約27枚なのだそうです。そう考えますと一概に年賀状を送るという日本の文化はもう廃れてしまったとはいえないのかもしれませんが、そもそも年賀はがきを送るという風習はいつから始まったのでしょうか?
調べてみますと・・・年賀状の歴史は古く、平安時代までさかのぼります。現存する日本最古の年賀状といわれているのが、平安時代の学者であります藤原明衝が作りました手紙の文例集「庭訓往来」の中にあります正月の文例です。「春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」とあります。同時に平安時代頃からは、年の始めにお世話になった人や親族の家を回って挨拶をする‘年始回り’の習慣も広まっております。
‘年始回り’の風習は、大正時代あたりまで広く行われまして。正月は挨拶のために行き来する人々で通りが混雑するほどだったとか。そして江戸時代になりますと、付き合いが広くなり書状で挨拶を済ませる事も増えていきます。新年を祝う書状を届けるのには飛脚が活躍しました。また、この頃には玄関に名刺受けを設置し、不在時におきましてはお祝いの言葉を書いた名刺を入れてもらうという簡易スタイルも登場しております。現在でも仕事の年始回りなどでは、「謹賀新年」など賀詞入りの名刺を使う事がありますが、このように年始回りを簡略化したものが年賀状のルーツだと言われております。
年賀状を出す事が一般にも広がったのは、1871年(明治4年)の郵便制度開始がきっかけでした。1873年(明治6年)に郵便はがきの発行が始まり、1887年(明治20年)頃には年賀状も激増致しました。元日の消印を狙って年末に投函する人も増えまして、郵便局員達は文字通り不眠不休で消印作業にあたりまして、押印担当者の右手はマメで腫れあがるほどだったそうです。
そこで取り入れられたのが、現在と同じように年末のうちに受け付けて元日に配達するという年賀郵便の特別取り扱いです。1899年(明治32年)に導入されまして、徐々に全国に広がっていきました。その後、お年玉年賀はがきが1949年(昭和24年)12月から発行されるなどして、年賀状はすっかり国民的行事となりました。1905年(明治38年)には約1億枚だった年賀状も、この頃には約34億枚まで増えていたそうです。
ちなみにお年玉付き年賀はがきの初回の特賞は・・・ミシン(^^;)でも昭和24年の事ですから、一般家庭にとりましてはかなりの高級品だったのでは?その後は電気洗濯機、電子レンジ、ビデオテープレコーダーなどが賞品として用意されまして、細菌では国内外の旅行た液晶テレビなども並びました。2014年(平成26年)から1等の賞品が現金となっているのは、個人の好みが多様化している世相を反映しているからだと言えるのかもしれません。
今更ながらですが年賀状とは、新年を祝う言葉をもって挨拶し、旧年中の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依頼する気持ちを親しい相手への場合は近況なども交えまして添えるものです。日本では多く取り交わされておりますが、日本に近い韓国・中国・台湾にも似た風習はあるそうです。これに対して欧米などでは、クリスマスカードやグリーティングカードでクリスマスと新年の挨拶を済ませてしまうので、在外日本人を除き年賀状の文化は無いといいます。
お年玉付き年賀はがきの発行枚数は、2003年用の44億5936万枚がピーク、2007年用の40億2105万枚から、対前年比約+2.9%となりました2008年用の41億3684万枚を最後に減少し続けておりまして、、、2015年用の発行枚数は30億2285万枚となりました。そして今年は24億万枚、携帯電話やスマートフォンの普及によって、または住所が分からないとの理由で、年賀状を出さずに電子メールやSNS,インスタントメッセンジャーで新年の挨拶を済ませる人も多くなってきております。
年賀状をやり取りするという習慣自体が薄れつつあるのはまぎれもない事実なのでしょうが、しかしやっぱり日本古来のこの風習は大事にしたいと思うのですけれどね。キーパットを打ち込むより、気持ちを込めて手書きで書くという事自体が大事なのではないでしょうか?郵便局員にノルマを課す必要は無いと思いますが、こんな世知辛い時代だからこそ、心を込めて文字を書くという作業を大切にしたいものです。BMでは、そういう意味も込めましてこの時代にまだ周年の招待状の宛名も手書きにしておりますが、僕の字が乱雑過ぎて読めないという難点も(^^;)下の娘と一緒に習字から始めてみようかな?(^^;)
今日はアルバイト君が出勤した後、16周年パーティーの招待状を持って挨拶回りに行こうと思っていたのですが、まさかのアルバイト君当日欠勤で行けなくなってしまいました(**)明日明後日は月末の週末でして出られるか分からないし、出られても行く先のお店がお忙しいかもしれませんので今日是非とも行っておきたかったところだったのですが、、、結果的にはアルバイト君来てくれていても早い時間帯から知り合いの方、アンさん2名様、歯科医Nさん、家族愛さんなどいらしてくれましたので嬉しい悲鳴で出れないところでした(^^)
各所で乾杯のお酒を頂戴しながら、フードのオーダーもこなしておりますと、久々の3島さんが来店。そして約1年半振り?のレッスンプロも来店!懐かしかったですね(^^)BMにいらっしゃるまではずっと行けていなかったからとTもかちゃんのお店に、後でビックリさせたいからと僕には内緒で行ってくれていたとの事でしたが、アルバイト君来てくれていたら隠すも何も偶然会ってしまうところでした(^^;)まぁ僕がいない方がのびのび楽しめたでしょうけれどね(^^)
「今日は久し振りだからいくらでも飲んでいいよ!」との有難いお言葉を受けまして、甘えて杯を繰り返させていただきましたm(_)m相変わらずお酒が強い!この方と出会ってからもう20年以上経つのですが、昔はよく飲み明かしたもので懐かしい思い出話にも華が咲きました(^^)お互い20年という歴史を過ごしてもこうして元気に飲み合えるというのは嬉しい事ですね!その後Tもかちゃんが合流しましたので、ここで僕は一歩引いてお楽しみの時間をあげました(^^;)
知り合いの方2名様、リピーターの方などもいらしてくれまして、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店の店内改装にBMの個室の植木やテーブルなどを貸し出しながら、「若鶏の唐揚げ」、「自家製ハヤシライス」などもお作り致しました。そして朝方、疲れ果てたWISDOMちゃんがいらしてくれまして1杯ビールを飲み干してお帰りになるところだったのですが・・・色々と指令が出まして2階と1階を行ったり来たり(^^;)タクシーが到着している中、中々作業は終わりませんでしたがなんとか無事済んで良かった(^^;)明日もお互い昼間から頑張ろうね(**)

2019年11月27日(水)
<ベリーベリー>!

「インフルエンザ本格的に流行開始」というニュースが聞かれ始めておりますが、今日東京大学の研究チームの発表により、抗インフルエンザ薬{ゾフルーザ}が効きにくいとされております耐性ウイルスは、薬の効くウイルスと同じぐらい感染力があり、症状が重くなる可能性がある事が分かったといいます。
今月25日付の科学誌‘ネイチャーマイクロバイオロジー’に論文を発表したもので、これまで耐性ウイルスは感染力が弱いとされてきた通説を覆す研究結果となりました。。。抗インフルエンザ薬{ゾフルーザ}が効きにくく、尚且つ感染力が薬の効くウイルスと同じぐらいあるなんて(**)大変な事じゃないですか!
これまで、インフルエンザというものは流行性が強いので恐れられてはきたものの、「薬で治る」という安心感があるからこそ、感染には敏感になるものの、発症したからといって悲観する事はありませんでした。それが、薬が効かなく感染力が強い耐性ウイルスが出るなんて・・・(++)人類は、昔からずっと病原体との一進一退の戦いを繰り広げているのですね。。。
{ゾフルーザ}は、昨年3月に販売が開始されました新薬であります。しかし、従来の抗インフルエンザ薬と異なりまして1回の服用で済む手軽さから、発売以来多くのインフルエンザ患者が使用しております。厚生労働省によりますと、今年3月までの半年間で約600万人分が医療機関に出荷されまして広く使われたと。
しかし薬が効きにくくなります耐性ウイルスが出る頻度が、他の抗インフルエンザ薬より高い事はささやかれておりました。そのため日本感染症学会は、12歳未満の小児には慎重に投与するよう医療機関に求める提言をまとめております。12歳以上についてはデータが乏しいため、使用を推奨するかしないかの判断は今回見送られました。
販売開始されました当初は、画期的抗インフルエンザ薬と言われもてはやされました{ゾフルーザ}が効きにくいという耐性ウイルスとは一体何者なのか??この耐性ウイルスは、国立感染症研究所が今年の1月に、患者から検出されたと発表していたものです。{ゾフルーザ}を使用後、体内にできまして薬が効きにくくなるのを耐性ウイルスと呼ぶそうです。困ったものですね(**)
東京大学の研究チームが、昨冬に医療機関を受診しましたA型インフルエンザ患者38人について耐性ウイルスの有無を調べました。その結果、{ゾフルーザ}服用前には検出されませんでした耐性ウイルスが、服用後に9人で検出されたそうです。患者から検出されました耐性ウイルスをマウスなどに感染させまして調べたところ・・・A型インフルエンザと同様、他の個体に飛沫感染する事や、体重が減少する事が確認されまして、同程度の感染力と病原性を持つ事が分かったそうです。
インフルエンザに詳しいという、下の娘が生まれましたみなとみらいのけいゆう病院の医師の話によりますと、「耐性ウイルスの感染力がA型インフルエンザと変わらないという可能性が出てきた以上、子供だけでなく高齢者などへの{ゾフルーザ}の処方も慎重に検討するべきだ」と。確かに{ゾフルーザ}は使い勝手が良い画期的な治療薬として注目を浴びながらも、一部の医師の間では慎重論もささやかれておりました。
主なインフルエンザ治療薬は従来、{リレンザ}(吸入)・{タミフル}(経口)・{ラピアクタ}(点滴)・{イナビル}(吸入)がありましたが、どれも細胞内で増殖したウイルスが外に出るのを妨げる仕組みでした。それに対して{ゾフルーザ}(経口)は、増殖自体を抑えます。症状の改善効果は{タミフル}と同等ですが、ウイルスを殺す力は100倍も大きく、周囲への感染防止効果がある可能性もあります。服用回数は、{タミフル}が1日2回、5日間服用するのに対し、{ゾフルーザ}は1回だけ。このように、{ゾフルーザ}は従来と違う仕組みで効果があり使い勝手が良いのです。
しかし主にA型インフルエンザ(A香港型ウイルス)の臨床実験では、子供の23.3%、大人の9.7%に耐性ウイルスが出現したという結果が出ております。耐性になれば症状が長引き、、、耐性ウイルスが周囲に広まる恐れもあります。一方、従来の薬では最近は、耐性ウイルスがほとんど出ていないのです。ですから前述のけいゆう病院の医師は、「{タミフル}があればそちらを使うべきだ」と主張するのです。
日本感染症学会インフルエンザ委員会が{ゾフルーザ}につきましてまとめました文書でも、耐性ウイルスの出現により「薬への感受性が50倍程度低下するが、臨床効果への影響、周囲への感染性は現在のところ不明である。今後の臨床症例を蓄積して、当薬剤の位置づけを決めていく必要がある」としておりまして、分からない部分がまだ多い事を認めております。
ただ、{ゾフルーザ}は従来の薬と仕組みが違うため、前述の医師は「将来、既存の薬と組み合わせて使えるかもしれない」と話します。非常に重症の患者や、新型インフルエンザの発生時など、{タミフル}など既存の薬だけでは効果が見込めない場合に、{ゾフルーザ}を一緒に組み合わせて使う事で高い治療効果を得られる可能性があると。
人間の英知を結集しての新薬の開発と、それに抵抗するかのような新型ウイルスの出現、どっちも永遠のいたちごっこのような感じですね(**)厚生労働省は、11月15日にインフルエンザの流行入りを発表致しました。これは過去20年間で、新型インフルエンザが流行しました2009年に次いで早い時期です。もし罹ってしまっても、重篤化する前に休息・水分補給・栄養補給を!そしてやっぱり他人にうつさない配慮とうつされない予防用心が大事ですね。
今日は関内でリニューアルオープンされたお店がありましたが、そこへ行かれていた仁星さんが16周年パーティーの招待状を受け取りにと顔を出して下さいまして、盛況だったとのお話を伺いました(^^)この時期に投資をしてお店をリニューアルするというのも凄い事ですが、ちゃんと結果が出ているというもの素晴らしい。僕も来週あたり伺ってみようかなと。仁星さん、わざわざお立ち寄りいただきましてありがとうございましたm(_)m
そして後半には嬉しいご来店も!入院治療されておりましたBBさんが、無事退院されまして初めてBMにいらしてくれたのです(^^)お目付け役のドクターTさんもご一緒でしたので、お酒もたばこもちゃんと止められておりましたが(^^;)この時間帯は<ジンジャーエール>、<ホットコーヒー>、<ホットコーヒー>と、さながら喫茶店状態のBMでした(^^;)
しばらく致しますと、WISDOMちゃん&バルコニーちゃん、サイレントちゃん&0ちゃん3名様がいらしてくれましてお酒が出始めたのですが(^^;)今日はお疲れ気味の方が多くて<ベリーベリー>がよく出た!<ベリーベリー>とは、ブルーベリーリキュールをクランベリージュースで割ったもので、名付け親は0ちゃんです。そのままの名前ですが(^^;)これが相性良くて美味しいんですよね(^^)ビタミン豊富で体にも良さそうですし!
「チーズの盛り合わせ」、「月見仕立てのカルボナーラスパゲッティ」などをお作りする中、つられてドクターIさんも<ベリーベリー>を飲まれておりました(^^;)そして最後に、ようやく仕事を終えましたWISDOMちゃん&S子ちゃんが書類作成にいらしてくれまして、締めは<ベリーベリー>のクランベリージュース抜き、いわゆるブルーベリーリキュールのショットで!両人嫌がっておりましたが、あとちょっとでボトルが空いたもので(^^;)WISDOMちゃん今日はかなりお疲れのご様子でしたが、明日からの1人ラスト3連チャン頑張ってね(**)状況によっては応援に行きますので!

2019年11月26日(火)
「カキ」好きの方はお早めに

めっきり寒くなって参りました・・・(**)今日なんか特に真冬並みの寒さでしたね。。。BMも今季初めて暖房を2台稼働させ、個室の暖房機も使いました。今年は地球温暖化の影響で暖冬になるのでは?と言われておりましたが、11月でこの寒さ、しかも週末には関東地方にも雪が降るかもなんて予報も出ておりますし、、、温暖化は温暖化なのでしょうが異常気象の影響の方が勝っているような気が致します。。。
こうなってきますと、温かいお鍋やおでんなど、冬の味覚が恋しくなって参りますが、BMも今週から、いつもの季節のお薦めメニューに加えまして、16周年パーティー時のフードメニューや、毎年恒例の「クリスマス期間限定 水郷鶏フェア」に向けましての食材を発注しております。そんな中今仕入れが難しくなっておりますのが・・・「カキ」。今年は台風などの影響をもろに受けてしまいまして、日本各地で養殖カキの水揚げ量が激減しているらしいのです(**)
まず今月中旬にニュースになりましたのが、宮城県の生食用「カキ」の高値の話題。JFみやぎのまとめによりますと、10月末までの販売実績は、8.4トンと前年同時期に比べまして4割も少ないそうです。数量減の影響から、平均単価は1キロあたり2288円と、前年同時期に比べまして5割高となっていると(**)5割高って凄いですよね、、、これから生食用にしろ鍋用などにしろ、「カキ」の需要は高まるばかりだというのに。
宮城県の生食用「カキ」の販売は、昨年よりも9日遅い今月7日にスタート致しました。序盤こそ前年を下回る販売量でしたが、徐々に販売量は上向き、価格も下落しておりました。しかし台風19号の通過後から、相場が一転し上昇。19号通過の後は高値傾向が続いているといいます。これは、台風によって養殖イカダから「カキ」が海中に落下した事などが原因だそうです。関係者からも、「気温が低下して末端(小売店)での動きは徐々に良くなっているだけに、この高値は辛い」との声が上がっているそうです。
続いて、長崎県・諫早湾でも「カキ」が今シーズンは壊滅的な被害に陥っているとのニュースが入って参りました。8月以降の記録的な大雨や台風の影響だとみられ、漁業関係者からは「死活問題だ・・・」と深刻な声が上がっているそうです。諫早市の小長井漁港から沖合約500メートルの養殖用イカダを引き上げますと、ほとんどが死んでしまっているという状況だそうで、、、漁業者も「カキの養殖を20年以上やっているが、こんなにひどいのは初めて」と嘆いております。
「カキ」の養殖は、ホタテガイの貝殻をロープに結んで沈め、付着した「カキ」の幼生を育てます。11月下旬から収穫シーズンに入りますが、例年ならば育った「カキ」の重みで海面すれすれまで沈むという湾内のイカダは、どれもぷかりと浮いたままだと。「カキ」の生育状況を調査しております長崎県総合水産試験場によりますと、10月中旬時点で8割が大雨による塩分濃度の低下や、台風による海水の攪拌などが重なったため死滅したといいます。諫早市は今月、緊急の予算を組み人工的に育てた「カキ」の種苗の購入を支援する対策に乗り出しました。
そして今日、「カキ」養殖の本場、三重県鳥羽市浦村町からも心配なニュースが。。。鳥羽の養殖「カキ」も、例年より入荷が少なくサイズも小さくなっているというのです。三重県知事も11月19日にこの問題について言及し、「例年と比べて養殖カキのへい死(突然死)が出荷の段階で発見されてきているという事で、今後の経営に影響が出るのではないかと大変重く受け止めております」と語りました。何らかの原因で死んでいる割合が高く、その割合は5割以上、6割7割に及んでいるそうです(**)
実際に三重県の鳥羽港で「カキ」の様子を見てみますと、殻自体が小さくて、ちょっと口が開いていると。例年よりこの口が開いている数が多いそうですが、殻が開いているというのは中の「カキ」が死んでしまっているという事なのだそうです。原因ははっきりとは分かっておりませんが、今年相次いで上陸した台風によって海に大量の泥が流れ込み、「カキ」が餌のプランクトンをとりにくかった可能性があるといいます。
例年より水揚げが減る中養殖の漁師達は、「残ったカキは今後泥が減る事から餌の摂取量が多くなって甘味があって身も良いカキになる可能性もある。今後はカキひとつひとつの質を上げる事で少なくなってしまった生産量をカバーしていきたい」と気丈に答えておりました。それしかないのでしょうが、自然任せの農業や漁業というのも大変な商売ですね(**)実は2018年も7月から猛暑が続いた影響からか多いところで5割の「カキ」が死んでしまった養殖場もあったそうですが、今年は7月の気温が低かったにもかかわらず2018年以上の「カキ」が死んでいると。。。
BMでもこの時期から広島産の大粒「カキ」を取り扱っておりますが、今のところは順調に入荷してきております。しかしこの分ですと、いつ入荷が滞ってしまうか分かりませんね(**)今年は毎年の「広島産大粒カキのソテー」に加えまして、初めて「広島産大粒カキの唐揚げ」と、唐揚げを試してみましたがこれが好評です(^^)「カキフライ」よりも、「カキの唐揚げ」の方が衣が薄くてヘルシーですし、「カキ」の旨味が味わえると。その分揚げ方が難しいのですが、上手く揚げますと中からジューシーな「カキ」の旨味が飛び出して参ります!それを、ライム胡椒塩味でライムを絞ったら最高(^^)まだございますので早めにお召し上がり下さいね!
ちなみに「カキ」はよく‘海のミルク’と言われますが、その理由は・・・まず、身が乳白色である事。加えて、ミルク=牛乳と同じように様々な栄養素を含んでいる事からそう呼ばれるようになったと言われております。その栄養の中でも特筆すべきは、人間が生活するうえで必要な必須栄養素の‘亜鉛’と‘タウリン’をあらゆる食材の中で1番多く含有しているという事。‘亜鉛’が不足しますと、成長や発育の遅れ、肌荒れ、味覚障害、肝臓の異常などを引き起こすと言われております。
その他、‘タウリン’や‘カルシウム’、‘グリコーゲン’など多くの栄養素が含まれております、まさに奇跡の食材、万能栄養素なのです!実は古くから「カキ」が滋養強壮食材であるという事は知られておりまして、‘海のミルク’と呼ばれる以前にも、同じように栄養豊富という事を示します代名詞として‘海の玄米’と呼ばれていたそうです。‘海のミルク’と称されるのは、主に「マガキ」と呼ばれる種類の「カキ」で、夏が旬の「岩ガキ」はその産卵期におけます濃厚な味わいから‘海のチーズ’と呼ばれております。
これからの冬の季節にシーズンを迎えるのは「マガキ」。「マガキ」は主に北海道、岩手県の三陸沿岸沿い、広島県などで養殖されております。主に沿岸部に生息しているため、殻の形が丸かったり、細長かったりします。身は放卵前の場合、ぷっくりとしていて丸いものです。疲労回復効果のある‘グリコーゲン’や、悪酔いや二日酔いを予防すると言われている‘タウリン’、そして女性にとって美肌効果のある‘亜鉛’も含んでいるのですから、「カキ」は素晴らしい食材でありますね(^^)
しかし「カキ」といえば怖いのが食中毒。そもそも「カキ」は何故あたりやすいのか?「カキ」のような貝類は、水中のプランクトンを餌にしています。しかし、プランクトンによっては毒素を持つものもあるのです。また、海水中にも腸炎ビブリオや大腸菌が存在するため、貝類に影響が及んでいる可能性もあります。しかし加熱すれば死滅するため、食べる時は加熱調理すれば問題ないと言われております。「カキ」で食中毒になる1番の原因は、ノロウイルスだと言われております。ノロウイルスも加熱すれば死滅するので、生食用と明記されていない加熱用の「カキ」は必ず加熱しなければいけません。
生食用と明記されていたとしても、不安があるなら加熱した方が良いぐらいだそうで。ノロウイルスの汚染の恐れがある二枚貝の場合、中心部の温度が85~90度になる状態で少なくとも90秒以上加熱する事が望ましいです。「カキ」の美味しさは、旬の今だからこそ味わえるもの!今年は前述のように水揚げ量が少なくて高価な存在となってしまいそうですが、、、食中毒にも注意しながら味わいたいものです。BMでは、広島産の大粒カキを来年2月まで入荷する予定でおります(^^)
今日は前半、力石さんが大活躍してくれました!ちょっと早めの忘年会という事で多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店にも行っていただきまして、BMには5名様でご来店。お連れの方は、超高級スコッチウイスキー・<ロイヤルハウスホールド>をロックで!3次会で飲むにはもったいない感じでしたが(^^;)僕も乾杯のお酒を頂戴しましてm(_)m盛大な3次会を繰り広げていただきましてありがとうございました!
後半は、家族愛さん、知り合いの方2名様、ドクターTさん3名様、Tもかちゃん&アントなどいらしてくれまして、乾杯のお酒を頂戴しながら明日から約1週間お暇を頂戴して里帰りをするというTもかちゃんアントをお見送り。そのまま今日は終わりかな?と思いまして片づけを始めていると・・・大物ママさんがいらしてくれましてまさかの<ズブロッカ>祭りとなりまして(^^;)結局中々仕上がった状態での帰宅となりました(**)今日は酔わずに帰れるかと思ったのですが、嬉しい誤算でしたね(^^;)

2019年11月25日(月)
助け合い(^^)

今年最後の連休を利用致しまして、昨日は下の娘の七五三のお祝いをして参りました。七五三とは・・・Wikipediaで調べますと、7歳・5歳・3歳の子供の成長を祝う日本の年中行事であり、神社などで「七五三詣で」を行いご報告、感謝、祈願を行う奉告祭、とあります。
由来としては、天和元年11月15日に、舘林城主であります徳川徳松(江戸幕府第5代将軍であります徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったとされる説が有力なのだそうです。11月15日は、子供の成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事。現在は全国で盛んに行われておりますが、元来は関東圏における地方風俗であったそうです。それからやがてこの儀は京都、大阪でも行われるようになり、だんだんと全国に広まっていったのだと。
旧暦の15日は、かつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たりまして、何事をするにも吉であるとされました。また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月でありまして、その月の満月の日であります15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになったと。ですから七五三は11月15日となっているのですが、これは江戸時代に始まった神事でありまして、旧暦の数え年で行うのが正式となるそうです。
神事としては、感謝を捧げ祝う事が重要であるとの考え方から、現代では数え年でなく満年齢で行う場合も多いそうです。出雲大社に神が集まるとされております神在月(他の地方では神無月)に、7+5+3=15で15日となり、11月15日になったという説もありますが、実際には曖昧だと。
明治の改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになりましたが、現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土日・祝日に行う事が多くなっていると。北海道など寒冷地では、11月15日前後の時期はもう寒くなっている事から、1か月早めまして10月15日に行う場合が多いのだそうです。
3歳・5歳・7歳の各年齢で行われるのにはちゃんと意味があります。現在は七五三という名称からその年齢にやる同じ行事のように捉えられ、実際そうなりつつありますが、本当はそれぞれの年齢で行う別々の異なった行事でありまして、3つの子供の行事を七五三と呼んだため本来の神事の内容が薄れ、同じ行事のように思われているのだと。そのため、現在でも地方によって年齢や祝う内容が異なるのだそうです。ちなみに関東を例に出してみますと・・・
・数え年3歳(満年齢2歳になる年)を「髪置きの儀」とし、主に女児が行う(男児が行う例もある)。江戸時代は3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀としていた。・数え年5歳(満年齢4歳になる年)を「袴儀」とし、男児が行う。男子が袴を着用し始める儀。・数え年7歳(満年齢6歳になる年)を「帯解きの儀」とし、女児が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。
最近では、性別問わず3回全て行う例も散見されるそうですが、これは関連業界の願望であるといえるのだそうです(^^;)奇数を縁起の良い数と考えます中国の思想の影響もあるとみられるそうですが。上方発祥の習俗としては、新暦の3月13日~5月13日に男女とも数え年13歳で行う十三詣りなるお祝いがありまして、これも徐々に全国に広がりつつあるのだそうです。これは知りませんでしたね・・・下の娘の13歳の頃には一般的になっているのかな?
昨日は朝から従業員と当人の下の娘は大忙し!朝から着物の着付けと写真撮影に出掛けまして、雨が心配されたのですがなんとか持ちこたえていたもので僕は家で競馬の予想を。しかし、昼前に雨が降っていないにもかかわらず「車で迎えに来てほしい」との連絡が(**)まだ真剣な予想の途中だったのですが、着物で帰って来るのはさすがに雨が降っていなくてもしんどいか、という事でちゃんとお迎えに行きました(^^;)
僕の両親は生憎体調を崩してしまいまして急遽不参加となってしまったのですが、従業員の母親ははるばる出てきてくれまして、着付け終了後、苦しくて一刻も早く脱ぎたがる下の娘の要望ですぐに伊勢山皇大神宮に向かいました。早く終えるのは僕も大賛成(^^;)15時の競馬中継前には余裕で帰って来れるなと思っていたのですが・・・
伊勢山皇大神宮に着きますと、駐車場満車で長蛇の列となっているほどの大混雑(++)こんなに3歳・5歳・7歳になる子がいるものなのかと(^^;)やっぱり連休という事もあって昨日七五三のお祝いを行う家庭が多かったのですかね?それとも六曜を参考に昨日にした方が多かったのか?
六曜とは、その日の吉凶や運勢などを表す暦注の1つで、「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6種類があります。ご存じの方も当然多いのではないですかね?「大安」は慶事を行うのに良い日とされておりますが、時間帯によっては他の六曜も吉日となるのです。昨日は「先勝」、六曜では「大安」、「友引」に次ぐ3番目の吉日とされておりまして、午前が吉、午後が凶とされているので、七五三のお参りは午前中に済ませるのが良いのです。
ちなみに「先負」はその名の通り「先勝」とは逆で、午前が凶、午後が吉とされております。「大安」は1日中吉日で、「友引」は朝夕が吉、昼(11時~13時頃)は凶、「赤口」は「友引」の逆で昼(11時~13時頃)のみを吉とし、「仏滅」は当然1日中凶とされております。よくできておりますねぇ・・・昨日は「先勝」だったから午前中から混雑していたのかもしれません。。。
また受付を済ませてからも祈祷を受けるまでが行列で混んでおりまして、、、そのくせ始まったらすぐに流れ作業で終わる(**)1万円も払わせられて・・・千歳飴やお札は別金、もらったのは絵本と小さなお守りかなんかだったかな。この人数でこの祈祷料でこの内容・・・儲かるなぁ!とすぐに算用してしまうのは飲食店経営者の癖かもしれません(^^;)待たされたけれど、結局早く終わったのでそれは良かったです(^^)
体調不良で出席できなかった両親に下の娘の着物姿を見せに行きまして、その後わざわざ遠くからいらしてくれました従業員の母親を連れてランチを食べに行き、帰って来たのは丁度15時。おかげさまで競馬中継には間に合いましたが(^^)結果大勝負に負けてしまったので別に間に合わなくても良かった(^^;)従業員が着物返しに行くの付き合ってあげなかった罰が当たったのかな(**)
夜は夜で七五三お祝いの食事に出掛けまして、結局連休ゆっくりできた気はしなかったのですが、、、でもスポーツ界からは頑張るおじさん達のニュースが2つ!競輪では、23日の取手1レースを現役最年長レーサーの三ツ井勉選手が差し切り勝ち。競輪の最高齢勝利記録を64歳1か月14日に更新致しました!64歳ですよ(^^;)普通は自転車をこぐのもやっとだという年齢なのに凄いですね!
サッカーでは、24日の明治生命J2最終節で、横浜FCが2007年以来13年振りとなりますJ1昇格を決定!この試合で52歳の三浦知良選手が、今年4月7日以来231日振りの出場を果たしまして、自らが持ちますJ2最年長出場記録を52歳8か月29日に更新致しました!競輪の64歳も凄いですが、サッカーの52歳も凄い!よく走り回れるなと(^^;)まだまだ僕なんか若い方だ・・・という事で、今週も気合いを入れて臨みました!
今日は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に、リニューアル開店前でお店がお休みのサイレントちゃん&0ちゃんと伺う予定でした。多少愛しさと切なさと心強さとちゃんとはBMで知り合いましてお付き合いがある両名が、お休みの機会にとお見舞い代わりの出動を買って出てくれたのです!その気持ちが嬉しいので、僕も一緒に行くのを楽しみにしていたのですが・・・
そんな日に限って(^^;)今日は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店前半から大盛況という事で!早い時間帯に池さんが行っていただいたそうで、知り合いの方3名様、1名様も降りていらしてくれましたがまだお忙しそうだと!サイレントちゃん&0ちゃんBMで待機してくれておりまして、ようやく0時過ぎからの出動となりました。
お見舞金代わりにと、自腹でワインを発射してくれましたお二人(^^)ワインは苦手な僕ですが、このワインは美味しかったなぁ!そして30分程過ごしましてBMへ帰還。知り合いの方2名様、WISDOMちゃんなども顔を出してくれる中、朝まで飲み交わしました。BMも今日は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店のお客様に助けていただきましてm(_)m心優しいお客様に支えられての助け合いの1日、11月最終週良い出だしとなってくれました(^^)

2019年11月22日(金)
4日間お疲れ様でした!

アメリカでは感謝祭の翌日(11月の第4木曜日翌日)に行われます年末の大型セール、‘ブラックフライデー’が、日本では今日から始まるようです。日本ではまだ馴染みの薄い存在であります‘ブラックフライデー’とはどんなものなのか?その発祥や位置付けを調べてみました。
アメリカでは、毎年11月の第4木曜日が、「人々の生活を支えてくれている穀物の収穫を感謝する日」という趣旨で祝日(感謝祭)になっております。その日は、多くの国民が家族や親戚達で寄り集まるという過ごし方をし、ほとんどの小売業者も店を閉めます。
その翌日からクリスマス、新年にかけての1か月間が1年で最大の商戦期となるのですが、初日の金曜日が特に物が売れる日であったため、1960年代から感謝祭翌日の金曜日に、感謝祭プレゼント用商品の一斉処分セールを行う事がアメリカ全土で定着致しました。これが‘ブラックフライデー’と呼ばれるようになるのです。
その日は、親しい人間同士が寄り集まる事で、人々の心も開放的になっている事もあり、他のセールと比較して格段に物の売れ行きが向上するのです。11月の第4木曜日の翌日の金曜日に商品の販売セールを行う慣習は、ヨーロッパ諸国などにも広がりを見せております。
開始当初、‘ブラックフライデー’は感謝祭翌日の金曜日のみの限定セールとして行われておりましたが、発祥地のアメリカでは現在、‘ブラックフライデー’とクリスマスをそれぞれピークと致しました、11月から12月にかけましての2か月間、インターネット販売をターゲットにしたセールが続けられているのが実態です。
‘ブラック’、‘曜日’の組み合わからいいますと、1987年10月19日にアメリカで株価の大暴落が起こりました‘ブラックマンデー’を連想させられます。国民の生活を暗黒の世界に導くという悪いイメージで人々から捉えられそうなものですが、何故‘黒’なのに良い意味で使われているのでしょうか?
‘ブラックフライデー’に関しましては、発祥地でありますアメリカ・フィラデルフィアの地元紙が、‘ブラック’という言葉に関して「感謝祭商戦により、街に人が溢れかえり、街中が黒く染まるように賑わい、小売業者も儲かり、黒字になるという意味である」との解釈を発表致しまして、それ以降良い意味で捉えられるようになっているのだそうです。なるほど・・・黒字という意味での‘ブラック’なのですね。
では日本では‘ブラックフライデー’がどれだけ浸透しているのかといいますと、4年前まで日本国内で‘ブラックフライデー’という名目でのセールが大々的に行われる事は無かったそうです。しかし、2016年にイオングループが‘ブラックフライデー’セールを実施して以降、大手総合スーパーや、衣料品・靴・家電などの小売業、インターネット通信販売の業界で‘ブラックフライデー’セールが実施され始めたのだそうです。
しかし日本ではボーナス支給前の時期という事もありまして、現状ではクリスマス商戦や年末商戦ほどの盛り上がりは見られないのが実態だと。。。日本もアメリカの感謝祭と同じ時期に、勤労感謝の日(11月23日)という祝日があります。この日は、現在では「労働に感謝する日」という趣旨で運用されておりますが、元々は「農作物の恵みに感謝する日」という趣旨であったため、アメリカの感謝祭と相通じる部分はあるのです。
アメリカの感謝祭は、感謝祭当日の木曜日から日曜日までの4日間が連休となるケースが多く、その期間に家族や親戚が集まり盛り上がりますが、日本では長期連休となる事は無く、年末年始に家族や親戚が集まるという慣習も定着しているため、将来的に日本の‘ブラックフライデー’がアメリカの感謝祭翌日の‘ブラックフライデー’のように盛り上がりを見せるという事想定はしづらいかもしれません。
しかし今年は!増税後初の景気の起爆剤として、この‘ブラックフライデー’にアマゾンが初参戦して参りました!プライムビデオのレンタル料金が96円になるほか、黒毛和牛や黒色の4Kテレビといった、黒にちなんだ商品など数万種類が提供される予定で、年末商戦に向け早めのスタートを切った形となりました!
日本チェーンストア協会が昨日発表致しました10月の全国のスーパーの売上高は、前の年の同じ月と比べまして4.1%減でした(**)増税後という影響も多分にあるのかもしれませんが、前年同月比が減少に転じたのは2か月ぶりの事だそうです。。。日本チェーンストア協会は、これだけで増税の影響を判断するのは時期尚早としながらも、「消費者心理の冷え込みや、日常消費力の弱さが反映されている。厳しい局面が続く心配は拭えない」と分析しております。
‘ブラックフライデー’は年末商戦前の消費の起爆剤となり得るのか??ここ数年、前述のように小売業最大手のイオングループが‘ブラックフライデー’をなんとか日本に根付かせようと孤軍奮闘しておりますが、逆に言えば、日本で‘ブラックフライデー’という言葉の認知度は75%にまで上がったというのですからイオングループの努力が実を結んできているとも言えます。
その‘ブラックフライデー’に今年から日本で初めてアマゾンが本格参入するというのですから、「いよいよ日本にも‘ブラックフライデー’が定着するのか!?」と、小売業界の期待が高まるところでしょう!これは飲食業界にとりましても非常に良い傾向だと僕は思いますね(^^)何故ならば、『イベントが定着すると、そこにとんでもない需要が生まれる』、からです!
何事もやってみなければ始まりません!分かりやすい例が‘バレンタインデー’で、元々のキリスト教の習慣とは異なります「女性から男性にチョコレートをあげる日」として定着した結果、1年間に売れるチョコレートの3分の1がこのタイミングで売れていくという、日本で最大級の商業イベントの1つへと発展したのです。
‘ハロウィン’についても同様の事が言えますね。‘ハロウィン’が無ければ誰も買わないであろうコスプレ用品や飾りやかぼちゃなどに新規需要が生まれ、本番は本来は10月31日の1日だけのはずなのに週末を中心に何日かの期間にわたって飲食店で需要が発生するのですから。まぁ最近の日本のハロウィンは道を大分外して行き過ぎていると思われますが。。。
10月には‘ハロウィン’、12月には‘クリスマス’、1月には‘新年’、2月には‘バレンタインデー’とありまして、11月だけ大きな商業イベントの無い空白の月となっているのです。ですからこそ、‘ブラックフライデー’には可能性が大いにあると僕は思うのですが。あとはもう一歩、堅実な日本人の財布の紐が緩んでしまうような無駄遣いをするための何か理由がほしいところです。
中国で11月11日は、「独身の日」といって凄く盛り上がっているのだそうです。独身である事を謳歌しながら買い物をする日にするという活動が段々定着してきたのだと。現在では、「独身の日」が大騒ぎのイベントとなり、1年で1番買い物をされる日にまで成長したそうです。この中国の「独身の日」の成功が日本の‘ブラックフライデー’と違う点は、買う側の消費者に理由があるという点だと。この日はとにかく、独身だからこそできる贅沢をする!それが‘バレンタインデー’や‘ハロウィン’と同じようにそれまで無かった新しい需要を生んでいるのだそうです。
ですからアマゾンが本格参入するという今年の‘ブラックフライデー’は、景気の起爆剤となる可能性が眠っていると思うのです!今はもう買い物ですらインターネット時代、それにこだわられたら小売業はたまりませんが、きっかけとしてアマゾンが火を点けてくれて、結果小売業界や飲食業界にも広がれば良いなと。今年の広まり方次第では、飲食業界ももっと一丸となって‘ブラックフライデー’を盛り上げていくべきではないかと!そうでもして消費喚起をしないと、本当に飲食業界はこれから先冷え込んでいってしまうような気が致しますからね・・・(**)
連休前の今日は、T・Vさん、家族愛さん、獣医Oさん2名様と居並ぶ中、早くも<テキーラ>祭りとなりましてスタート(^^;)獣医Oさんのお連れの子の勢いが凄かった・・・その結果、リピーターのお客様、新規のお客様もいらっしゃる中トイレが使用不能状態となりまして結構大変だったのですが、、、まぁ無事済んで良かったです(^^;)獣医Oさんも酔われている中大変でしたね(**)
多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に顔出しと、Tもかちゃんのお店の3周年祝い最終日にも顔を出そうと思っていたのですが、その後バンブーリーフさん3名様もいらしてくれまして乾杯させていただきましたので出れずで。久々にBMでバンブーリーフさんにお会いできて嬉しかったですね(^^)恐らくもうダウン寸前だったと思われますが(^^;)お立ち寄りいただきましてありがとうございましたm(_)m
多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店を守って下さっていたドクターTさん4名様、そして4日間にわたります3周年祝いを無事終えられましたTもかちゃん&アント&フォックスちゃんがいらしてくれまして、お腹を空かせたTもかちゃん達に5時過ぎから「野菜仕立てのエビチリソース」、「れんこん入りつくねの照り焼き」、「7種類の温野菜~バーニャカウダソース~」、「上海風焼きそば」、「赤焼き味噌ラーメン」をお作り致しまして全部お出しし終わったらもう6時前に。
その後も安堵感に包まれましたTもかちゃん達とのお疲れ様のひと時を過ごしまして、7時過ぎ解散となりました。今日伺えなかったので来週中にはBMの16周年パーティーの招待状を持ってお邪魔させていただきます。さぞかし疲れたでしょうから、連休ゆっくり休んで下さいね(^^)BMも明日明後日は連休を頂戴致します。下の娘の七五三など予定満載なのですが、今年最後の連休となりますので体調を整え残り1か月ちょっと全力で臨みたいと思います!

2019年11月21日(木)
お疲れ様でした!また来年(^^)

11月の第3木曜日といえば・・・ひと昔前は我々の業界にとりまして結構大きなイベントの日でした。フランス産の新酒ワイン<ボジョレーヌーボー>の解禁日なのです。バーテンダーを始めた頃、25年前ぐらいは、お店で数ケース単位で入荷致しまして、お店挙げての大々的なパーティー形式のイベントを開いたりして、お客様も「今年の<ボジョレーヌーボー>はどんな味なんだろう??」と、心待ちにされていた方が多かったものですが、今やそんな面影もありませんね。。。
BMでも、2年前まではメーカーさんとのお付き合いで嫌々ながらも(^^;)ケース単位で入荷致しまして、<ボジョレーヌーボー>専用の「自家製3種のクリームチーズディップ」をお作りしたりして解禁日を祝っていたものですが、、、10年前ぐらいからどうも<ボジョレーヌーボー>を楽しみにされているお客様が減り、ボトル売りのみからグラス売りを始め、なんか無理やり飲んでいただいているような形となり、、、それならわざわざ入荷する意味は無いなという事で、取り扱いを止めてしまいました。‘季節感を大事にしていた男’大阪人がいなくなってしまったのも大きかったですね。
一時のワインブームが去ったという事もあるのかもしれませんが、そもそもブドウの収穫を祝おう!なんてお祭り的なイベントは、根本的に日本人の気質に向かないのかもしれません。毎年、「今日がいよいよ解禁日です!」なんてカウントダウンの様子を映し出したりして大々的に取り上げておりましたテレビのニュースでも、ここ数年は番組のまとめで流れるトピックスの1つぐらいの扱いとなってしまっております。。。今年なんかとうとう僕はニュースで取り上げられているのを見なかったな(**)
ピーク時の2004年には、1000万本以上が輸入されていたものですが、近年は目新しさが薄れ国内販売は落ち込んでおります。ただでさえ年々輸入量は減っているというのに、サントリーワインインターナショナルによりますと、今年の輸入量は前年比1割減の450万本と推計されるそうですし。ただし、<ボジョレーヌーボー>の出来自体は、今年は産地のフランスが天候不順で収穫量は減ったものの、ブドウの熟成は進み「濃厚な味わいに仕上がっている」との事です(^^;)濃厚って事はまず無いと思うのですけれどね・・・この毎年の<ボジョレーヌーボー>の評価キャッチコピー、大袈裟で面白いので先月ぐらいの日記で一覧にして取り上げておりますので見てみて下さい(^^;)
「100年に1度の出来」、「けた外れに素晴らしい」、「半世紀に1度の至福の出来栄え」など、大袈裟な宣伝文句がある意味名物ともなっております<ボジョレーヌーボー>ですが、今年の他の評価はどうなっているのか?と思って調べてみますと・・・さすがに今年は例年の品質評価と比べますとやや厳しめの評価となっておりました。2019年は、7月初旬から8月初旬までの天候不良が原因で、収穫量が少なくなり、特に霜や雹の影響で多いところでは収穫量が半減する畑もあったのだとか。
ですが、8月後半から9月初旬にかけては好天が続きまして、気温も高く乾燥していたためブドウの成熟は一気に早まったといいまして、「有望だと予想はされてはいるものの、フランス全土の生産者にとって難しい年」と予想。「生産者がこれからやらなければならない事は、テクニックを存分に活かしブドウを今までにない特別なものにする事」としておりました。そしてその後のレポートでは、「心地よい自然の酸味。素晴らしい糖度と酸味のバランス」、「品質は注目に値する」など、苦しい表現ながらも評価がアップデートされております(^^;)
令和初の<ボジョレーヌーボー>という事も手伝って、もう少し日本では盛り上がりを見せるかと予想していたのですが、今月になりましてもBMでは意外と話題に上らなかったためニーズは無いのかな?と思いまして、BMでは今年も入荷を見送りました。しかし、<ボジョレーヌーボー>の入荷を心待ちにされているワイン愛好家の方もいらっしゃった事でしょうから、ここで改めまして<ボジョレーヌーボー>の意味、そしてプロがお薦めする美味しい飲み方をご紹介してみたいと思います。ご自宅でご購入された方などは是非お試し下さいませ!
<ボジョレーヌーボー>とは、ボジョレー村のヌーボー(新酒)という意味です。通常、ワインは9月から10月にかけて収穫を行いまして、ブドウを潰して発酵させ、しばらく寝かせてから出荷されます。この熟成期間は、品質や産地を守るために国が地区ごとに法律で定めております。例えば、ボルドー地区では赤ワインで12~20か月、白ワインでは10~12か月の樽熟成が定められております。一方で、<ボジョレーヌーボー>はわずか数週間の熟成期間で出荷していいと定められており、その最初の出荷日が解禁日と呼ばれます11月の第3木曜日なのです。
<ボジョレーヌーボー>が造られるブドウ畑は、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー村に広がっております。そのため、「<ボジョレーヌーボー>の味によってその年のブルゴーニュワインの出来が分かる」とも言われますが、実はこれは必ずしも正しいわけではありません。例えば、世界で最も高額なワイン<ロマネ・コンティ>が造られる畑も同じくブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村にありますが、このヴォーヌ・ロマネ村とボジョレー村は南北に約150キロも離れております。
そのため、同じブルゴーニュのワインといっても、気象条件が大きく異なりますので、その年によってそれぞれの出来は異なります。例えば、<ボジョレーヌーボー>の評価が高かった2017年は、ヴォーヌ・ロマネ村の一般的な評価は低く、反対に2015年はヴォーヌ・ロマネ村の評価が高くボジョレー村は低く評価されておりました。まぁ、収穫から2か月で造られます<ボジョレーヌーボー>と、数年の熟成を要します<ロマネ・コンティ<ではワインの醸造の仕方も当然異なるのですけれどね。
<ボジョレーヌーボー>は、前述のように収穫から出荷までの期間が短いため、急速にアルコール発酵をさせなければいけません。そのため、「マセラシオン・カルボニック」と呼ばれます炭酸ガスを用いて発酵を促す醸造法を行います。これにより、果皮や種からの渋みが抑えられ、炭酸ガスの圧力と酵素の働きによってタンニンが少なくフルーティーでフレッシュなワインが造られます。その甘味際立つ味わいは、海外では‘フルーツガム’と表現される事もあります。そんな特徴のある<ボジョレーヌーボー>に、どんな食事を合わせるかは多くの人が頭を悩ませるところですが・・・
アメリカでは、甘いクランベリーソースをかけた七面鳥や、パンプキンパイなど、秋の味覚と合わせて<ボジョレーヌーボー>を堪能する事が定番となっております。日本でも、<ボジョレーヌーボー>の甘みと合わせ、サツマイモや栗などの日本ならではの秋の味覚を使った料理とのマリアージュを楽しむのがお薦めだと。また、<ボジョレーヌーボー>を使ったホットワインもお薦めだそうです。<ボジョレーヌーボー>とスライスしたオレンジ・リンゴ・シナモンを鍋に入れて火にかけ、沸騰しないように気をつけて20分ほど温めます。そしてお好みで蜂蜜や生姜を入れれば体の芯から温まるホットワインの完成です。ご興味がありましたらお試し下さいませ!
今日はお誕生日の知り合いの方から始まるというおめでたい出だしとなりました(^^)「おめでとうございます!」の乾杯をさせていただいた後、Tもかちゃんのお店の3周年お祝いへと旅立たれまして、また戻っていらして下さるというのでプレゼントはその時お渡しさせていただくという事で!健康志向の方なので、毎日朝食で召し上がられているという納豆の詰め合わせを贈らせていただいて早1年。今年も全国各地の藁苞納豆を取り寄せましてご用意させていただきました(^^)納豆って、よくスーパーで売られているように発泡スチロールのパックに入っているのが定番ですが、実はあの発泡スチロールが独特の苦手な方には嫌な臭いを出しているのだそうです。漫画{美味しんぼ}の受け売りですが(^^;)
池さん、知り合いの方2名様、知り合いの女の子2名様もいらしてくれまして、池さんからは乾杯のお酒を頂戴しながら多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店の様子を伺いましたが・・・まぁまぁお客様いらしているとの事で一安心(^^)Tもかちゃんより、0時にアルバイト君来たら貸してほしいと言われておりましたので、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店の助っ人がなければと思っておりましたからこれで安心して貸せる事となりました。が、、、肝心のアルバイト君がまさかの寝坊で今日休みに(++)昨日までの2日間ガッツリTもかちゃんのお店で働いていたから疲れちゃったのかな(^^;)BMもTもかちゃんのお店も、人手不足での営業となりました。。。
後半になりますと、ミントちゃんがいらしてくれまして戻って来てくれました知り合いの方と談笑を。ミントちゃん久し振りだったなぁ・・・(^^)お元気そうで何よりでした!アフターのお客様達がいらしてくれまして、乾杯のお酒を頂戴しながらフードもお作り致しまして、1杯だけ疲れを癒しにいらしたWISDOMちゃんがビールを美味しそうに飲んで帰られ、そこへ今日も無事周年祝いを終えましたTもかちゃんが、シスター&アントを含む7名様で来店。まだ片付けが終わっていないようで行ったり来たり忙しい中、お連れの方達は「季節の浅漬け」、「キーマカレー春巻き」、「赤焼き味噌ラーメン」、「具沢山のサンマー麺」をオーダー!眠気と戦いながら召し上がられておられました(^^;)
Tもかちゃんはフードをつまみながら行ったり来たり。そして全員揃いましてお疲れ様の乾杯をされて、今日で4日間の横浜労役を終えましたシスターには、帰りの機内で食べられるようにお土産で「おいなりさん」をお渡しして(^^)5時頃、5時50分の飛行機に乗り遅れる!と慌てて帰って行かれました。毎度毎度の強行スケジュール、今回もお疲れ様でした(^^;)次回会えるのは来年という事で、ぐっち君といいシスターといい、遠い方ほど「良いお年を!」と言う機会が増えて参りますが、また無事お会いしたいものですね(^^)

2019年11月20日(水)
今年も(^^)

日本海の冬の味覚を代表します松葉ガニ(ズワイガニの雄)のシーズンが到来しました!カニ好きの方の中には、待ち焦がれていた方も多くいらっしゃる事でしょう(^^)中でも、鳥取県の最高級ブランドガニ「五輝星(いつきぼし)」は、厳しい基準をクリア致しました‘松葉ガニの王様’と言われております。
今年の日本海側のズワイガニの漁が解禁となりましたのは、11月6日。兵庫県の次に日本海側のズワイガニ水揚げを誇ります鳥取県のタグは、カニの形をしておりまして、白地に赤字で「とっとり松葉がに」のブランド名が入っているそうです。タグを作ったきっかけは、山陰地方で獲れますズワイガニはすべて松葉ガニと呼ばれる中、差別化を図るためだったと。
1782年の江戸時代の古文書に、鳥取藩主が津山藩主に送った土産の記録で「松葉がに」と載っているのだそうです。ですからいわれの地として、タグでは松葉ガニの名前は今でも「松葉ガニ」ではなく「松葉がに」と平仮名にしているのだと。そして昨年には、ネームバリューとして大きく水をあけられております越前ガニの差を縮めるため、鳥取県最高級ブランド「五輝星」を設けたと。
「とっとり松葉がに」のタグの条件は、甲羅の幅11センチ以上、足が全部そろっている事、などが条件でした。そこに、「五輝星」は甲羅幅13.5センチ以上、重さ1.2キロ以上、完全な形、キズが無い、身入りなど、目利きの人が特上品と認めたものだけに更に黒いタグを付ける事にしたのです。そもそもズワイガニにタグが付くようになったのは、1997年福井県の越前がにが始まりでした。
福井県水産課によりますと、当時産地表示の法律が今ほど厳格ではなく、山陰から松葉ガニがたくさん入ってきても市場で越前がにとして売られているので差別化したい、という漁協関係者の声を受けたのがきっかけだったそうです。最初は黄色いリボン状の簡単なものでしたが、今は黄色いカニの形をしたものを付けるようになりました。色のタグは他の漁場でも広がり、日本海側で漁獲量最大の兵庫県では、津居山ガニが青色、柴山ガニがピンク色、香住港松葉ガニが緑色など、水揚げする漁港ごとにカニのブランド名もタグの色が違ってきます。
3つの港の組合が入っております但馬漁協は、「もともと港ごとの区別をするために付けて、タグの裏を見ればカニを揚げた船の名前も分かるようになっています」と説明します。加えて、中小型船はカニの形、大型船は船の形と、色だけでなく形も違いを付けております。同漁協は、「地域性を大切にしているので、今のところタグを統一する話はありません。切磋琢磨して地域ごとに頑張っております」とそれぞれのタグに自信を見せております。
鳥取県と同じく昨年、越前がにの最高級ブランド「極」をつくりました福井県は、越前がにのタグの他に、「極」の名の入った黄色いカニの形のタグを付けております。甲羅幅14.5センチ以上、重さ1.3キロ以上、爪の太い箇所の幅が3センチ、身がつまっていて、足が折れていないなど、厳格な基準が設けられております。越前がには唯一、皇室に献上しているカニですからね!そしてタグによりますブランド明確化の背景には、旅行雑誌でカニ特集が組まれやすいという事もあり、冬の味覚の王者としてズワイガニが消費者に認知されている事情から、他に負けない特色を売り出したいという各県の強い思いがあるようです。
昨年、「五輝星」は初競りで200万円で落札され、「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録に認定されますと、今年は昨年を大幅に上回ります500万円で競り落とされました!カニ1匹が500万円・・・(**)‘500万円のカニ’は、甲羅の幅14.6センチ、重さ1.24キロだったそうです。落札したのは鳥取県鳥取市の仲買業者で、同社直営店で2日間展示した後、今月4日に開店したばかりの銀座の割烹料理店に卸されたと。
そして‘500万円のカニ’は、入荷した9日の夜に客に出されたと。食べたのは、経営者の男性2人だそうで、松葉ガニを使ったコースメニューは通常3万円ですが、この日は別の「五輝星」と合わせなんと800万円のフルコースとして提供されたと!800万円のフルコース(**)もう狂ってますね(^^;)メニューは、刺し身や焼きガニ、天婦羅、しゃぶしゃぶ、雑炊、炊き込みご飯などだと。いやいやなんとも景気の良い?話で(^^;)鳥取県は、カニのシーズンに合わせて‘蟹取県’に改名して観光キャンペーンを展開中、経済の活性化につながると良いですね。
BMも縁起の良い話題が1つ。皆様から頂戴致しましたおひねりの効果もありまして、1年無事乗り切る事ができましたので今年も酉の市へ赴きまして熊手を購入して参りました!平日の二の酉だった事もあってかあまり賑わってはおりませんでしたが、普段はあまり縁起を担がない僕もこの酉の市だけは毎年欠かさずに行っております。毎年猫をモチーフとした熊手を購入しているのですが、今年は下の娘が一目惚れ致しましたピンクの猫が付いております熊手を購入!お客様の健康・BMの繁栄を願いながら、また1年、頑張っていきたいと思います(^^)
Tもかちゃんのお店も無事3周年を迎えられまして(^^)今日ビルの経営者陣と一緒にお祝いに伺って参りました。開店する時に、「とりあえず3年頑張ります!」と言っていたのがつい最近のように感じられますが・・・とりあえずどころかすっかり立派なお店になりまして大繁盛で!改めましておめでとうございました!今週一杯はお祝いウィークだそうですから、BMもコバンザメのようにおこぼれに肖りたいと思います(^^;)
お祝い終了後、後半は上の階の社長、知り合いの女の子などがいらしてくれまして、サイレントちゃん5名様は「赤焼き味噌ラーメン」を3人前、Tもかちゃん&シスター&アント4名様は「手作り水餃子」、「海老と野菜の生春巻き」、「マテ茶鶏の黒チキンカレー」、「もやしのキムチ炒飯」と、フードのオーダーが重なりまして慌ただしいひと時を!そしてBMアフターでは、近くのバーへ16周年の挨拶にも行って参りました。シャンパンを飲んでいたのでもうお酒はいらないぐらいだったのですが勢い任せで(^^;)500万円の「五輝星」・酉の市・周年お祝いと、縁起の良いものに肖って明日明後日を乗り切りたいものです!

2019年11月19日(火)
地元めし

外食ビジネスにおけます「名古屋めし」の注目度が年々高まっているといいます。地元では、観光客向けの最重要コンテンツとして行政もPRに力を入れており、有名店には連日行列ができているといいます。全国に店舗を広げる企業もあり、それぞれ他の地域でも人気を博しております。
「名古屋めし」企業は何故強いのか?その前にまず「名古屋めし」とは・・・名古屋及び周辺地域で親しまれている郷土食の総称です。「味噌煮込みうどん」、「味噌カツ」、「ひつまぶし」、「きしめん」、「手羽先」、「あんかけスパゲッティ」、「台湾ラーメン」、「鉄板スパゲッティ」、「味噌おでん」、「小倉トースト」などが代表的な品々です。
非常にバラエティ豊かで、かつ、もともとは観光客向けにつくられたものではなく、地元で広く親しまれてきたものばかりというのが特徴だそうです。「名古屋めし」という言葉が生まれたのは2001年。名古屋の外食グループ・ゼットンが東京1号店を出した際、「味噌串カツ」や「石焼きひつまぶし」といった名古屋特有の料理を採用し、それを紹介するキーワードとして同社の社長が情報誌の取材に答えたのがきっかけと言われております。
その後、「味噌カツ」の「矢場とん」、「手羽先」の「世界の山ちゃん」、「あんかけスパゲッティ」の「パスタ・デ・ココ」(カレーハウス「CoCo壱番屋」系列)などが相次いで東京に進出して外食シーンのムーブメントになりました。更に、2005年の愛知万博以降の名古屋の観光客の増加、B級ご当地グルメの全国的なブームなども追い風となりまして、「名古屋めし」はご当地グルメの代表格として存在感を高める事となったのです。
2000年代以降、全国展開を本格化した「名古屋めし」企業としては、「手羽先」がメインの居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」(経営/エスワード)、「味噌カツ」の「矢場とん」、喫茶チェーンの「コメダ珈琲店」が挙げられます。地元以外での展開に際し、各社はいずれも「名古屋めし」に対する関心の高さが優位に働いているといいます。
そして「名古屋めし」に対する期待の高さが集客につながっているがゆえ、ローカライズはしないというのも3社に共通する考えだそうです。今はもう、「その土地の好みに味を合わせる」という時代ではない、本場の味をそのまま提供する事こそが、お客様の期待に応える事になる、と。ですから、「味噌カツ」は味噌をたっぷり、「手羽先」は味濃い目で辛く、「小倉トースト」は気持ち悪がられても自信を持って(^^;)提供しているのだそうです。
「名古屋めし」 ビジネスの強さの背景には、名古屋人のシビアな金銭感覚に鍛えられてきた事もあると考えられております。財布のひもが固いと言われる名古屋で、如何にお客様の満足度を高めてリピートしてもらえるかを重視して、商品やサービスの充実を図ってきたと。そこで培われてきましたスタイルが、全国に通じる普遍的な価値があった結果が今であると。
『名古屋の消費者を満足させられれば、全国どこでも成功する』、これは他県での出店を果たした名古屋の飲食企業からしばしば聞かれる言葉であります。名古屋人は、倹約志向が強いため、飲食店は高いコストパフォーマンスが求められます。加えて、人口流動が少ないという土地柄もあって、新規客の獲得以上に常連の来店頻度を高める事が重視されているのです。常に顧客の満足度向上に努めてきた事が、「名古屋めし」企業の競争力を高めてきたといえるでしょう。
もう1つ、逆境をバネにしてきたといえば、名古屋の食文化に対するかつてのネガティブなイメージの克服も挙げられます。1990年代までは、名古屋は東京のメディアから揶揄される事が多く、独特の食文化はその象徴でもありました。「なんでとんかつに味噌をつけるの?」、「うなぎの蒲焼きをお茶漬けにするなんて・・・」と、ゲテモノ扱いされる事が少なくなかったからです。
こうした雌伏の時代を経験しているがゆえ、「名古屋めし」企業は決しておごる事無くリサーチや食材、人材の確保などしっかりした足場固めをしたうえで他県での出店を進めていると考えられます。このような内外の障壁を乗り越えてきた事こそが、「名古屋めし」企業の強みと言えるのかもしれません。
また、名古屋の外食企業は横のつながりが強いと言われ、今後それを他地方でも発揮できますと更にビジネスチャンスが広がっていく可能性もあります。現在、前述の3社が中心となりまして、色々なジャンルの「名古屋めし」のブランドが一堂に会した‘リトル名古屋’というような形で進出する事も考えられているそうです。○○横丁のようなものですね。これは確かにお客様にウケそうです。
しかしこうした全国展開に積極的な「名古屋めし」企業がある一方で、地元密着を貫く企業もあるそうです。その代表格が・・・僕も名古屋に行きますと大好きで訪れますうなぎの「ひつまぶし」の「あつた蓬莱軒」。「あつた蓬莱軒」は、数ある「名古屋めし」企業の中でもブランド力はトップクラス!明治創業の老舗料亭でありまして、庶民派グルメが多い「名古屋めし」の中では数少ないハレの日に使えるご馳走グルメという点でも希少価値は高いものがあります。
勝負運の神様・三種の神器のうちの1つが祀られている事でも知られます熱田神宮のお膝元に本店、神宮店の2店舗、松坂屋本店内に1店舗の合わせて3店舗体制で、休日ともなりますと各店共に1日およそ1000人ものお客を集めるのだそうです。確かに行った際の混雑ぶりは半端じゃなかったですね・・・この人気を当て込んで、東京などから出店の引き合いはかねてより少なくないのだそうですが、名古屋以外には一切出店しないというのは同社の方針なのだと。
その理由は、人材、料理のクオリティー、そして何よりロケーションのプライオリティの高さを自覚しているからだと。『名物はその土地で食べてこそ価値がある』、『ここまでわざわざ来て食べるからいいんだ』といったところでしょうか。それはそれでまた名古屋という土地のブランドを高める手段なのかもしれません。「味噌煮込みうどん」専門店の「山本屋」なんかもそうですね。
「名古屋めし」ビジネス全体の活況は、同時にトップブランドが品質のクオリティーを第一に考えて、店舗展開に慎重なところにも、名古屋企業らしい堅実さが表れております。近年トレンドビジネス化の傾向が強く、スクラップ&ビルドを前提とした業態開発や出店が少なくない外食シーンの中にあって、このような地に足を着けた姿勢はむしろ貴重とも言えます。
全国に手を広げる企業もあれば、地元に根付いて商売をする老舗店もある。どちらが良いとは言えません。むしろ、どちらもあるからこそ今「名古屋めし」の注目度が高まっているのかもしれません。しかし僕の飲食店を経営する上での姿勢は・・・やっぱり老舗寄り!「名古屋めし」を代表する各ジャンルの老舗が、ご当地グルメに相応しい地元優先の姿勢を打ち出し、何より地域で長く愛されている。これこそが「名古屋めし」ビジネスの地力の強さと言えるのではないでしょうか(^^)
「横浜めし」といったら・・・何でしょう?「サンマー麺」か、「シュウマイ」か・・・何気に「食パン」も横浜発祥ですし、ホテル・ニューグランドでは、「ナポリタンスパゲッティ」、「シーフードドリア」、「プリンアラモード」も生み出されております。が、1859年の開港以来、海外の様々な食文化が流れ込んできた横浜なのに、出張などでいらしたお客様にこれ!とお薦めできる「横浜めし」は少ないような気も。。。何かBMでも、これ!っていう名物料理を生み出したいなぁ・・・
今日は開店早々に、大八さん&鬼嫁、はぎまる大将2名様、知り合いの方がいらしてくれまして好スタート(^^)多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店にはドクターTさんが早い時間帯から行ってくれておりまして、力石さんも7名様で行ってくれましたので今日は僕はBMに安心して専念。後半はそのドクターTさん&力石さんと杯を酌み交わしながらゆっくりお話しさせていただきまして、WISDOMちゃん2名様、ぐっち君、知り合いの方、孳さん3名様も来店。ぐっち君は今年最後の横浜訪問だそうで、「良いお年を!」とのご挨拶も交わさせていただきました。もうそんな時期になりますねぇ・・・
最後は3周年パーティー1日目を大盛況のうちに終えましたTもかちゃん&シスターが、お疲れのところ4名様で顔を出してくれましてとりあえず1日目無事終了の乾杯を!シスター今回も強行スケジュールをこなしているようです(^^;)僕は明日ビルの経営者陣と一緒に伺う予定。酉の市もありますし、お互いにとって縁起の良い1日となるといいですね!

2019年11月18日(月)
信じて、待ち、許す

覚せい剤取締法違反で懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を受けました清原和博氏が、昨日2016年1月11日の名球会イベント以来実に1406日振りのユニフォーム姿を見せました。西武・巨人・オリックスで通算525本塁打を記録致しました天才打者も、薬の魔の手にかかってしまいまして球界復帰が遠のいておりましたが、、、昨日沖縄県浦添市の「ANA BALL PARK浦添」で「FM沖縄開局35周年記念ドリームマッチ」に参加。逮捕後初のユニフォーム姿でしたが、注目の背番号は巨人・オリックス時代に背負った5だったそうです。
清原氏にとりまして5番は、西武から巨人へFA移籍致しました1997年から付け、オリックスへ移籍致しました2006年から着用していた番号。現役12年間にわたって付けてきた番号でもあります。清原氏は長渕剛氏の名曲「とんぼ」に乗って登場し、スタンドは拍手喝采の大盛り上がりだったと!今回の参加は、通算2480安打をマークし、清原氏の母校でありますPL学園高校の後輩にあたります立浪和義氏の呼びかけで実現。歴代最多通算407セーブを挙げました岩瀬仁紀氏、通算2050安打の和田一浩氏、名指導者としても活躍致しました権藤博氏ら錚々たるメンバーと共にグラウンドに姿を現しました。
笑顔でスタンドに手を振りながらグラウンドの感触を確かめるかのように登場致しました清原氏の姿は、感慨深いものがありましたね・・・前述のPL学園高校時代から、当時野球少年だった僕にとりましては絶対的ヒーローの存在でしたし、プロに入りましてからも一挙手一投足に釘付けになったものです。覚せい剤取締法違反で捕まった時には、驚きとやっぱり・・・という思いに包まれましたが、、、こうして復帰の第一歩を歩む機会を与えられたのは素晴らしい事だと思います。薬物の更生プログラムに取り組み、野球界への復帰を熱望していた清原氏にとりましては特別な1日となった事でしょう。
先月の30日には、都内で行われました「ワールドトライアウト 2019」の開催記者会見に出席。トライアウト監督への就任も正式発表されましていち早く復帰への道を歩み出しておりました。その際、質疑応答、写真撮影が終わりますと、黒いスーツ姿で腫れぼったい目をした清原氏は、予定表には無かった行動を取りました。そのまま降壇するはずが、司会者にマイクを要求致しますと集まった報道陣に向かいましてこう語りかけたのです。「今日は、甲子園よりも、日本シリーズの打席よりも緊張しておりました。皆さん、ありがとうございます。また頑張りますのでよろしくお願いします」、そう言って深々と頭を下げたのです。
会見では、「正直に言いますと、自分が逮捕された時は野球をしていた事さえも後悔しましたが、約3年半、治療を含めて生活して参りまして、やっぱり自分には野球しかないんだなと再認識しました。少しずつ体を動かし始めて、少しずつ子供に野球を教える機会があり、少年野球教室のために自分のスイングを全国の子供達に見てもらいたいという事でスイングをし始めていました。現役時代のようなスイングはできないんですけれど、日々トレーニングして準備している最中に、このような話をいただいたのでもう1度原点に返って生活してきて良かったなと思います」とも語りました。
何故ここで‘清原トライアウト監督’が実現する事になったのか?今回「ワールドトライアウト」というエンターテインメント企画を立ち上げました株式会社World Tryoutが、広告代理店やテレビ、インターネット各局へプレゼンして回る中で、某テレビ局のプロデューサーから‘清原監督’のアイデアを「再チャレンジというテーマに重なるのではないか?」と逆に打診されていたそうです。その局は、プロ野球の戦力外にスポットライトを当てた番組で高視聴率を上げており、‘清原監督’が実現すれば番組としてその過程を追いかけるプランも出されました。清原氏には、有罪判決を受けたとはいえそれだけの‘バリュー’があるという事です。
ただ清原氏はまだ執行猶予中。同社の幹部は、「執行猶予期間中なのにいいのか?」との逡巡があった事も明かしておりました。清原氏の起用は社内でも議論を呼んだそうですが、「再チャレンジに、ここから始まるという区切りは無い。皆さんが覚せい剤取締法違反で逮捕という事件を忘れてからやればいいのか?じゃぁどこからやればいいのか?失敗があっても、もう次の日から取り返さねばならない人生が始まっている。そこと、どう向き合うか。チャレンジの方が苦しい。清原氏にとって野球は再チャレンジの最高のツールとなると考えてオファーをした」と主張致しました。
同社幹部は、某プロデューサーの橋渡しで清原氏と面談。「ワールドトライアウト」のコンセプトを説明、監督就任を依頼しました。その面談で幹部は、「やる前提で考えている事を感じました。ただ監督を1人で回せるのかなどに悩んでいらっしゃった。その姿に、絶対にやるんだという力強い意志が伝わってきました。本人には、報道にあるように‘早く野球の現場に復帰したい’、‘子供達に野球を教えたい’という考えがあります。執行猶予中であっても、本人が這い上がりたいという意思がある。ならばその意思に応えたいと思いました」と、最終決定に至った経緯を明かしました。
また、清原氏が監督を務める事で注目を集める事に加え、トライアウトの現場に緊張感が生まれ、よりレベルの高いプレーが生まれるのではないか?という期待もあると言います。清原氏はこの時の会見で、受諾の経緯をこう説明致しました。「正直オファーには驚きましたが、執行猶予中の身ですし、このような大役を、そして野球に携われる事ができる事に本当に感謝しかないです。事件を犯して野球から遠ざかってきましたが、このような形で大役をお任せいただいて身が引き締まる思いです。野球に携われるとは・・・神宮球場のグラウンドの中に入る事さえ許されないと思っていたのです。選手達も必死でグラウンドに立つと思います。僕も必死で立ちたいと思います」と。
そして幹部は、この時の‘清原トライアウト監督’が、清原氏自身の本格的な野球界復帰へのきっかけになればいいと熱いエールを送っておりました。「プロ野球ファンとして、監督ではないにしても、どこまでいくか分からないが現場に戻って復活した姿を見せてほしい」と。差し当たって11月7日には、神奈川県のサーティーフォー保土ヶ谷球場で予選会が行われました。そして今月30日には、神宮球場で公開トライアウトの本線が、5イニング、7イニングの2試合のゲーム方式で実施される予定です。プロ野球の「12球団合同トライアウト」は、12日に大阪で行われましたが、そこで決まらなかった選手の参加も予定されているといいます。
NPB各球団の編成、スカウト及び、海外スカウトに声掛けがされており、当日視察に訪れる予定だといいます。清原氏は、7日の予選会ではユニフォームを着ませんでしたが、30日の試合形式のトライアウトでは大会側が用意したユニフォームを着てベンチに入って指揮を執ると。こちらの背番号は当日のお楽しみだそうですが、昨日に続きまして清原氏のユニフォーム姿がまた見られそうで楽しみであります(^^)ましてや打順決定、選手交代などの指揮を執る事は清原氏にとりましても初めての事でしょうしね!誰もが将来はプロ野球球団の監督になると思っていた清原氏、回り道をしてしまいましたがこんな形で‘清原監督’が実現するのです!
野球界、そして世間は、今回の清原氏のトライアウト監督就任、そして沖縄県・浦添市でのユニフォーム姿をどう受け止めているのでしょうか?インターネット上では、「頑張れ!」、「応援している」、「1度はチャンスを与えるべき」という支持する意見と、「まだ更生が信用できない」という反対意見の賛否が入り乱れているといいます。実際、執行猶予期間中である事から「ワールドトライアウト 2019」への協賛を断られたスポンサーもあるのだそうです。色々な人が色々な意見があるのは当然の事だと思いますが、僕は・・・執行猶予が明けないと再チャレンジの機会が無いという考え方はおかしいと思いますがね。今は清原氏自身がトライアウト中なのですから。
大きな足跡を残してきた超ビッグネームの覚せい剤取締法違反によります逮捕は、野球界に大きなダメージを確かに与えました。清原氏は、多くの人を裏切り、多くの人の信頼を失いました。有形無形の罪を背負った清原氏の贖罪は、自己犠牲の精神を忘れず行う野球界への恩返しから始まるのかもしれません。田代まさし氏の件、沢尻エリカ氏の件などを見ておりますと、薬の怖さを思い知らされるのと同時に、なんとか再起への道、誰でも彼でも支援する必要があるかどうかは分かりませんが、必死に戦っている人への社会復帰への支援という気持ちは忘れたくないものです。切り捨てるのではなく、信じて待つという事も時には必要かと。今回の2件の手助けをきっかけに、清原氏が更生へ向けてまた歩みを進めてくれます事を祈って。
そんな野球界では、昨日「プレミア 12」の決勝戦が東京ドームで行われまして、‘侍JAPAN’日本代表が、韓国代表を5-3で撃破!10年振りの歓喜が、興奮が、東京ドームを、日本を包みました!2日連続で宿敵・韓国との対決となりましたが、2009年の第2回WBCで同じ韓国を下して以来、実に10年振りの国際大会での優勝となりました!同時に2015年の「プレミア 12」準決勝で苦杯をなめました韓国にリベンジも果たした結果となりましたね!来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、稲葉ジャパンの視界は良好です(^^)8か月後、再び金メダルを首から下げるナインの姿が待ち遠しいですが、今回‘侍JAPAN’を率いました稲葉監督は47歳、清原氏は52歳です。野球界の次世代の指南者として、道は違えど共に頑張ってほしいものです!
今日は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店からの助っ人要請にお応えしたかったのですが、昨日の勝者・またまたまたまたまた帰って来たマスターと飲み明かす時間帯が続きまして中々出られず。WISDOMちゃんには1人お店で待っていただく事となってしまいましたが(><)丁度20年来の知り合いの方がお近くにいらっしゃるとの事で先に行っていただいて、僕も中抜けして10分程だけお邪魔して参りました。今週はTもかちゃんのお店の3周年パーティーもありまして支えてあげられる日が無いかもしれないから、せめて今日はと思っていただけに一応行けて良かった(^^)まだまだ大変な日々が続くと思いますが、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんが帰って来る日までなんとか踏ん張ってもらいたいものです。
新規のお客様が2組いらしてくれるという珍しい展開の中、またまたまたまたまた帰って来たマスターの男気を見せていただきまして(^^)また、WISDOMちゃんもわざわざ「1杯だけで申し訳ないですが・・・」と義理堅く立ち寄ってくれまして、ベンさんもお疲れのところわざわざお立ち寄りいただいて、皆さんの温かい気持ちに包まれて週明け初日を過ごす事ができました。僕もできる事は限られてしまいますが、なんとか多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店を応援していきたいと思います!そのためにもBMを頑張らないと!競馬でドカンと当たってくれたりしたら話早いのですけれどね(^^;)中々そうもいかず(**)やはり真面目に働くのが1番です(^^;)

2019年11月16日(土)
接種!

今日、厚生労働省は今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと発表致しました。。。令和元年度第45週(11月4日~10日)のインフルエンザの定点当たり報告数が、1.03(定点数/全国に約5000か所報告数/5084)と、流行開始の目安であります1.00を上回ったとの事です。
今は11月の中旬、こんな時期に毎年インフルエンザ流行していたかなぁ?と思っていたら・・・やはり第45週での流行シーズン入りは、例年より早い時期での流行シーズン入りなのだそうです。今年の秋は気温が平年より高くなりましたが、11月に入ってからは北日本を中心に度々寒気が流れ込みまして朝晩の冷え込みも強まっていると。
ちなみに現在の集計方法となりました1999年以降では、新型インフルエンザが流行しました2009年を除いて最も早い流行入りなのだそうです。発表によりますと、都道府県別では、沖縄県(4.45人)、鹿児島県(2.66人)、青森県(2.48人)の順に多く、その他北海道や広島県、東京都なども合わせ計18都道県で1人以上になったと。
実は9月に2週連続で1人を超えていたのだそうですが、沖縄県がなんと50人超と突出していた影響が大きく、全国的とは言えないので厚生労働省は流行入りの発表はしなかったのだそうです。その後、沖縄県の患者数は減りましたが、全国的には1人に近い状況が続いていたと。そして今回、1人を超えたので厚生労働省は「全国的に広がっている」との判断を下したようです。
各地では、学校の休校や学級閉鎖なども報告されております。10日までの1週間では115施設に上りまして、前年同期の2.5倍となっております。現在検出されておりますウイルスは、A型の1つで2009年に新型として流行しましたH1N1型がほとんどなのだそうです。厚生労働省は改めまして、予防接種を受け咳やくしゃみが出る時は必ずマスクを着用するよう呼び掛けました。
と言いましても、予防接種を受けてもすぐに効果が出るわけではなく、一般的には2週間後に血中の抗体が上昇するため、12月からのインフルエンザの流行がピークになる事を考えますと、11月中には打っておく事が必要だと。そしてインフルエンザワクチンには4種類のタイプが含まれているので、既に罹患してしまった人も予防接種を打つべきだという事です。
ここで、ちょっと面白いコラムを見つけました。実は疑問に思っているけど聞いていなかったりする方も多いと思われるのですが、「インフルエンザのような流行性の病気や風邪の患者を、毎日大勢診ているお医者さんが何故うつったり罹ったりしないのか?」というコラム(^^;)まぁインフルエンザはワクチン接種をしているからと言われればそれまでかもしれませんが、風邪の患者も四六時中診ているのですからね。そのコラムによりますと・・・
まず、1日に何度もマスクを交換するのがコツなのだそうです!マスクの表面にはインフルエンザのウイルスが付着しているので、ただ着けていれば良いというわけではない。手で触りますと今度は手にウイルスが付着してしまいます。そしてその手を口や鼻に持っていけば接触感染を起こしてしまい、また、ドアノブ、電話、スマートフォン、パソコンのキーボードなど周囲に物にも付着させてしまうと。それを触れば更に接触感染のリスクが高まってしまうというわけです。
『マスクを1度外したら、必ず新しいものに交換する。外す時は耳にかけるゴムだけを持つようにし、マスクの表面を触らない。接触感染対策のために、アルコールで手指、そして周囲のものを頻繁に消毒する』、これが感染を防ぐコツなのだそうです。とは言いましても、これは常に接触感染の危険性が高いお医者さんだからでありまして、一般人はそこまで贅沢にマスクを付け替えたりは中々できないもの。ならばマスクの表面を触らないという事だけでも徹底すれば感染のリスクは低くなるのだそうです。
次に、ウイルスが生存しにくい環境をつくるため、加湿器で室内の湿度を高める事がコツだそうです!お医者さんの大半は、クリニック内はもちろんの事、自宅でも各部屋に加湿器をちゃんと設置していると。最後に、マスクの着用は鼻や喉の潤いを保って線毛の動きを良好にし、ウイルスを排出する役割もあるので、抗菌作用があるといわれるカテキンを含む緑茶もよく飲んでいるのだそうです。
中には、1人診察をするごとに緑茶をゴクリと飲んで喉を潤しているというお医者さんもいらっしゃると。つまり、万が一ウイルスが入ってきたとしても、お茶で流して胃に送り込んでしまえば感染はしにくくなるという事なのだそうです。風邪やインフルエンザなどのウイルスから最前線で体を守っているのは喉の粘膜です。粘膜が十分に潤っていると、ウイルスなどの異物は胃に流されてしまいますが、体内の水分が不足して喉も乾燥気味になりますとウイルスは粘膜から侵入し感染してしまうのだと。
特に高齢者はもともと体に保持している水分が少ないので、乾燥する冬場は特に水分摂取が重要だそうです。それも診察中の医師のように、少しずつこまめに飲んで潤いを維持する事が大切だと。しかし年を重ねますと、飲み込む力が衰えます。通常は口の中のものを飲み込むと同時に肺へ続く気管の入り口の蓋が閉まり、食道から胃へと運ばれますが、機能が衰えてしまいますと蓋の閉まるタイミングが遅れて気管に入りむせます。これが誤嚥で、高齢になりますと自分の唾液を誤嚥して唾液内の菌で誤嚥性肺炎を起こす事もあるのだと。
この誤嚥を防ぐためには、サラッとした液体より喉をゆっくりと落ちていく‘とろみ’のあるものが良いのだそうです。介護用として専用のとろみ剤というのも市販されているのだそうですが、あんかけなどを作る水溶き片栗粉などでもOKだと。喉をゆっくり移動する‘とろみ’は、粘膜の潤いを長く維持する事ができまして、温かなものであれば保温効果も持続します。また、調理面でも‘とろみ’は口の中に絡んで残りやすいので、味を強く濃く感じるので塩分なども控えられるのだと。確かに‘とろみ’は効きそうな気がするな・・・
それでももしインフルエンザを発症してしまったら・・・現在日本で承認されている薬は5種類。昨年、従来とは違うメカニズムの薬であります「ゾフルーザ(一般名・バロキサビルマルボキシル)」が発売されまして話題となりましたが、耐性ウイルスの問題が指摘されております。健康な成人では耐性ウイルスが見られる率はそれほど高くありません。また、耐性ウイルスが見つかっても全く効かなくなるわけではありません。症状の持続時間が長くなるため、人にインフルエンザをうつしやすくなってしまうと。
「ゾフルーザ」は1回投与で済み、これは他の薬には無い特徴です。一方、「タミフル(一般名・オセルタミビルリン酸塩)」は、1日2回を5日間投与しなければなりません。お医者さんにより、「ゾフルーザ」と「タミフル」双方をメリット、デメリットを考慮して投与したり、話して患者さんに選んでもらったりしているようですが、「ゾフルーザ」の耐性ウイルスができる率は、小児の場合成人より高いのだそうです。ですから日本小児科学会は、12歳未満の小児には積極的な投与を推奨していないと。
その他に、保険適用外となってしまいますが予防薬として投与が認められている薬もあります。前出の「タミフル」、吸入薬の「リレンザ(一般名・ザナミビル水和物)」、同じく吸入薬の「イナビル(一般名・ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)」です。5種という事でもう1種類「ラピアクタ」という薬があるそうですが、これは入院を要する患者や発達障害などがあり普段から服薬ができない子供向けの点滴薬だそうで。そこへ今日、鼻にスプレーするだけでインフルエンザの感染を防ぐ国産の経鼻ワクチンを大阪府吹田市の阪大微生物病研究会が開発したとのニュースが流れて参りました!
人に予防接種して安全性と有効性を調べる治験が今年7月に終わり、近く国へ承認申請する方針だとの事です。経鼻ワクチンは、既にアメリカで広く使われているそうですが、国産品は初の事だと。承認されれば、数年後に痛みを伴う注射をしなくてもインフルエンザを予防できる時代が来るかもしれないですし、しかも従来の注射に比べて高い効果が期待できるのだとか!申請するのは、病原性をなくしたウイルスを利用した不活化ワクチンで、細いスプレー容器に入ったワクチンを鼻に差し込んで噴射するのだそうです。子供は喜ぶでしょうね(^^)
今日営業前に我が家3人でインフルエンザの予防接種を致しましたが、下の娘はやっぱり泣いておりましたから(^^;)ドクターTさん、大変お世話になりましたm(_)mドクターTさん今日は人気者で、池さん、U人Uさん、S本さん、T・Vさん達とも仲良くお話しされていて(^^)最後は超多忙な1週間を終えましたTもかちゃんが5名様でいらしてくれて乾杯のお酒を頂戴しm(_)mBMとほぼ同時にミーティングを終えたWISDOMちゃん達が帰って行かれました。今週も無事1週間を終えられた事に感謝です。来週はTもかちゃんのお店の3周年パーティーという恐怖のイベントも控えておりますが(^^;)金曜日までの5日間負けないように頑張ろう!

2019年11月15日(金)
結局(^^;)

14日に皇居・東御苑で始まりました「大嘗祭」の中心的儀式であります「大嘗宮の儀」。舞台となります「大嘗宮」は、日没後かがり火と灯篭の薄明かりの中に幻想的に浮かび上がっておりました。茅を束ねた松明のような脂燭(ししょく)の炎に照らされ、白い装束を着た天皇陛下が姿を見せられると、集まった参列者は神秘的な古代の世界に引き込まれていきました・・・
この場面はテレビでも映し出されておりましたが、本当に厳かな神秘的な雰囲気が漂っておりましたね。20億円以上の税金が使われていたり、そもそも天皇制に反対している人もいるなど、何かと今回の「大嘗祭」につきましては異論反論もあるようですが、でもこの幻想的な儀式を見てしまいますと、大切な日本古来の伝統文化、このような儀式はやはり世代を超えて引き継いでいかなければと思ってしまいますね。
約90メートル四方の敷地に、高さ約10メートルの悠紀殿・主基殿を中心に約40の建物が並ぶ「大嘗宮」。ヤチダモの丸太が鳥居形に組まれた東西南北の神門にはかがり火がたかれ、静寂の中に「パチパチ」と音が響く・・・。側には矢を背負い、弓を持った衛門が並び、厳粛な雰囲気を漂わせました。神門をつなぐように巡らされました柴垣の外では、510人の参列者がテント張りの2つの幄舎(あくしゃ)に分かれて座り、しんと冷えた空気の中で息をこらして見守っておりました。
午後6時半前、廻立殿で身を清め、白い御祭服(ごさいふく)に着替えました天皇陛下が悠紀殿へと向かいます屋根付き廊下にお出ましに。宮内庁の式部官長の先導で、侍従らが敷く葉薦(はごも)の上を静々と進まれる天皇陛下の頭上には、鳳凰の飾りの付きましたかさのような菅蓋(かんがい)が差し掛けられておりました。まるで映画を見ているかのようで、古代の世界に引き込まれるようでしたね・・・
いよいよ天皇陛下が悠紀殿の中に進まれ、帳が閉じられました。奈良・吉野に古くから伝わる歌「国栖(くず)の古風(いにしえかぶり)」の後、悠紀地方の栃木県の風俗歌(ふぞくうた)が楽師らにより奏でられまして、低く長い声が響きました。白い十二単(じゅうにひとえ)姿の皇后陛下は、悠紀殿脇の帳殿(ちょうでん)でご拝礼を。秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方も拝礼されました。
帳の中で一切うかがい知る事のできない‘秘事’とされております「供饌の儀」は、四隅に灯籠の明かりがともる約8メートル四方の「内陣」で行われます。天皇陛下は「采女(うねめ)」と呼ばれます女性らの手伝いを受けながら、「神饌(しんせん)」と呼ばれます米や粟などのお供え物を自ら取り分け、拝礼されます。その後、国家安寧と五穀豊穣を祈る御告文(おつげぶみ)を読み上げまして、自らも食されました。
天皇陛下が悠紀殿に到着し、階段を上って入り口近くの外陣(げじん)に入りますと、白い帳が下ろされまして中の様子は何も見えなくなりました。宮内庁などによりますと、悠紀殿の内陣には陛下が伊勢神宮の方向を向いて座ります御座(ぎょざ)、向かい側に天照大神が座るとされます神座(しんざ)や寝具の寝座(しんざ)があると。その他に、靴や徳島県産の麻織物と愛知県産の絹織物も置かれているといいます。
‘秘事’とされておりますので窺い知れぬところはあるのですが、平成の「大嘗宮の儀」で上皇様に付き従いました元宮内庁職員の話では、「脂燭の明かりは隣の人の顔が分かる程度。かがり火がパチパチと燃える音や装束の裾が擦れる音、奏楽ぐらいしか聞こえなかった」と明かしております。陛下の足元に敷かれます、葉薦(はごも)と呼ばれるイネ科の植物マコモの葉で編みました敷物の巻取り役でありました元皇宮警察職員は、装束の長い裾を踏まないように注意し、必死に列に遅れないようにしたと言います。「暗く厳かで周囲の様子は分からなかった。他の行事と全く違った」と振り返っておりました。
儀式が完全非公開で行われる事につきまして宮内庁長官は昨日の記者会見で、「天皇陛下と神々との間で厳粛に行われる儀式で、公開はなじまない」と説明しておりましたが、確かにこんな幻想的で神秘的で厳かな儀式が、テレビカメラなどに映し出されてしまいまして公開されてしまったらちょっと幻滅ですよね。SNSなどの目覚ましい発展で、何もかもが筒抜けとなってしまっておりますこの時代に、こんな‘秘事’があるのもまた良い事でしょう。
10月22日に行われました「即位礼正殿の儀」では、当日都内はあいにくの雨でしたが儀式の直前に雨が止み、空に虹がかかりました。インターネット上では、「ファンタジー過ぎる!」、「神様からの祝福!」などの声が上がる一方、「虹は古代日本では不吉の象徴だ」という説も紹介されまして話題を呼びました。今回の「大嘗宮の儀」の際は、晴天に恵まれまして虹がかかる事はありませんでしたが、その事が思い出されましたね。虹は昔、本当に不吉な事の象徴だったのでしょうか?
和文化研究家の方の話によりますと、「確かに古代の日本では、虹は不吉なものとされておりました。虹の語源は諸説ありますが、万葉集では虹は‘ヌジ’、平安時代初期の説話集・日本霊異記では‘ニジ’とありまして、池や沼におります主の語源と一緒という説があります、ですから昔の人は虹を恐ろしい霊物に例えていたのでしょう。また、沖縄では、虹は雨呑み者(アミヌミヤー)と呼ばれます赤まだらの蛇だとされておりました。このアメヌミヤーが天の泉の水を飲んでしまうため、下界に雨が降らなくなるという言い伝えがありました。即ち、虹は干ばつの前触れと思われ不吉なものとされていたのです」と話しております。現代の日本では、虹が出るとめでたいと言われております。何故めでたいと言われるように変化していったのかといいますと・・・イギリスの物理学者であります、アイザック・ニュートンが、「虹は7色(赤・黄・緑・青・すみれ・だいだい・藍)だと唱えた事がきっかけだったそうです。それまでは5色(赤・黄・緑・青・すみれ)と考えられていたのだと。
やがて、ニュートンの説が日本に伝わりまして、明治以降の日本の学校教育に取り上げられましたが、後にこの7色の虹を七福神になぞらえて、「長寿・人望・清廉・商売繁盛・威光・財富・愛嬌」を表すようになったそうです。これにより、多くの人が望む全ての幸福を呼び込んでくる縁起物として虹はめでたい象徴となっていったのだと。昔の人は、この虹という不思議な現象に恐れおののき、あがめておりましたが、虹のメカニズムが解明されております現代においては、神秘的で喜ばしい事と捉えられております。
ちなみにヨーロッパ諸国では幸運の象徴として捉えられてきまして、ドイツの伝承では虹の根元には幸運をもたらす金のカップがあるとされておりました。虹は水を飲みに天から現れるもので、虹が水を飲んでいる間に虹の根元に辿り着けば、そのカップを手に入れる事ができると。金のカップは持ち主に一生幸運をもたらし、手放しますとたちまち不幸に見舞われると言われていたそうです。フランスやブルガリアでも同様の話が伝わっていると。
虹は、水滴の大きさや光の角度などの条件が整った時、初めて見る事ができる現象で、常に現れるものではありません。短い間姿を現すものだからこそ、人々は感嘆の声を上げ、思わず願い事を捧げるのでしょう。「大嘗宮の儀」について書いておりまして、思わぬ虹についての勉強ができてしまいましたが(^^;)科学が発達して何もかもが解明されてしまうというのもまた夢が無くなってしまって寂しくもあります。。。そういう意味では、「大嘗祭」の神秘性というのは現代では本当に稀な事。だからこそ僕も興味をそそがれたのでしょう。やはりこういう伝統文化は受け継いでいかないといけませんね。
今日は前半、知り合いの方3名様、T・Vさん、力石さん2名様といらしてくれまして順調なスタート(^^)力石さんは久し振りに多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店にも顔を出してくれまして、WISDOMちゃんによりますと嬉しい悲鳴で女の子が足りないぐらい忙しいとの事!早い時間帯から良い流れのようです(^^)力石さんからは乾杯のお酒も頂戴致しましてm(_)m「BM16周年パーティー」の招待状もお渡しさせていただきました。
今日は僕の出番は無さそうだなと思って、仕込みに専念しておりますと・・・もう営業時間残り30分を切っているというところで、ドクターTさんが出陣されて行かれました。あれ?後半暇になっちゃったのかな??と思って危惧しておりますと、ものの30分足らずでドクターTさん降りていらしてくれまして、やっぱりお暇なご様子だったと(**)前半は良い滑り出しだったと聞いていたからすっかり安心しておりましたが、少しでも顔を出してあげれば良かったかなとちょっと後悔・・・
そのドクターTさんのもとに、WISDOMちゃん以下2人の女の子がいらしてくれまして、アフターのお客様達、20年来の知り合いの方2名様などもいらしてくれましたが・・・あれ?BMも後半盛り上がらないじゃん(++)と。。。皆様お帰り早くて諦めかけたその頃!頼れるヒーロー逸材さんが2名様でいらしてくれました(^^)そして「半生極みジャーキー」をお出し致しまして乾杯のお酒を頂戴しm(_)m最後まで嫌がるママさんに締めの1杯だと結局<テキーラ>を飲ませる事に成功(^^;)今日はお暇だったそうでイライラで珍しくドSモードのママさんでしたが、この<テキーラ>で今日の事は洗い流して明日からまた頑張っていただきたいものです!僕も頑張らなければ!

2019年11月14日(木)
男会

10日、天皇陛下の即位を祝うパレード、「祝賀御列の儀」が行われ約11万9000人もの人々がその姿を一目見ようと沿道に集まりましたが、その余韻も冷めやらぬ中、今日は即位に伴います重要儀式、「大嘗祭(だいじょうさい)」が行われました。正確に言いますと、今日で終わるわけではないので、今日から始まったという言い方が正しいのですが。
皇位継承に伴います一世一代の重要祭祀であります「大嘗祭」、今日行われましたのは、その中心的儀式であります「大嘗宮の儀」であります。なにせ前述のように一世一代の儀式でありますので中々見る事はありませんし、内容もよく分かっておりません。しかし、日本人ならば古来から伝わります伝統的で幻想的なこの儀式を知っておくべきであろうという事で、ちょっとWikipediaで調べてみました。
「大嘗祭」は、日本の天皇が皇位継承に際して行う宮中祭祀であり皇室行事。新天皇が即位の後に新穀を神々に供え、自身もそれを食する。その意義は、大嘗宮において、国家国民のために、その安寧、五穀豊穣を皇祖・天照大神及び天神地祇に感謝し、また記念する事である。一般に、毎年11月23日に行われる宮中祭祀の「新嘗祭(にいなめさい)」と同じく、収穫感謝の秋祭りと解されている。
実際、祭儀の次第にも共通点があり、「大嘗祭」が行われる年には「新嘗祭」は斎行されない。また、大宝律令以前においては「大嘗祭」と「新嘗祭」は同一祭儀の別名であった。「大嘗祭」の儀式の形が定まったのは、7世紀の皇極天皇の頃だが、この頃はまだ通例の「大嘗祭」と「新嘗祭」の区別はなかった。格別の規模のものが執行されたのは天武天皇の時が初めてであったが、まだ即位と結びついた一世一代のものではなく、在位中に何度か挙行された。
その後様々な形に変化しながらも「大嘗祭」の儀式は受け継がれ、即位礼に関わる儀式が国の行事とされたのに対し、「大嘗祭」に関わる儀式は皇室の行事とされた。しばしば誤解されているが、ここで皇室の行事というのは皇室の私的な行事という意味ではなく、皇室の公的な行事という意味である。政府発表によれば、「大嘗祭」が国事行為とされなかった理由は、日本国憲法上の天皇の国事行為とは内閣の助言と承認を必要とするものであり、皇室の伝統祭祀である「大嘗祭」は国事行為に当たらないのである。
「大嘗祭」を行う祭祀の場所を、「大嘗宮」という。これは、「大嘗祭」の度毎に造営され、斎行された後は破却、奉焼される。古来、造営場所は朝堂院の前庭であった。祭の約10日前に材木と諸材料と併せて茅を朝堂院の前庭に運び、7日前に地鎮祭を行い、そこから数えで5日間で全ての殿舎を造営し、祭の3日前に竣工していた。後に「大嘗宮」の規模は大正・昭和の大典時と同規模と企画されるも、一般建築様式の大きな変化と共にその用材調達、また技術面でも大きな変化があるためといった理由で、古来の「大嘗宮」のように5日間では造営できなくなったため現在では数か月かけて造営している。
童女が火を点けて国司や郡司の子弟の持つ松明に移し、その8人童男童女が松明を掲げて斎場に立ち、工人が東西21丈4尺(約65メートル)、南北15丈(約46メートル)を測って宮地とし、之を中に分け東に悠紀院、西に主基院とする。そして両国の童女が木綿をつけた榊を捧げ、両院が立つ四隅と門の場所の柱の穴に立て斎鍬で8度穿つ。東西に悠紀院・主基院、北に廻立殿を設け、それぞれの正殿は黒木造掘立柱、切妻造妻入り、青草茅葺きの屋根、8本の鰹木と千木、むしろが張られた天井を有する。外を柴垣で囲み、四方に小門をつける。とありました。
昨日はその「大嘗祭」の舞台となります「大嘗宮」が報道陣に公開されました。今回の儀式のために皇居の東御苑に建てられました特設の神殿で、大小約40の建物があります。今日夜から夜通しで行われます「大嘗宮の儀」で天皇陛下は米などを神前に供え、自らも口にして国の安寧と五穀豊穣を祈られます。昨日朝の段階では、「大嘗宮」を囲む柴垣など、今日の儀式に向けた準備が行われました。21日から約3週間は一般公開されるとの事です。
「大嘗祭」の儀式で神前に供えられます特産品は、各所から12日に皇居に納められました。最も重要な供え物は、栃木県と京都府で収穫されました米です。その他に、明治4年の「大嘗祭」から始められました、庭積の机代物(にわづみのつくえしろもの)という全国各地で生産されました米や粟と特産品が供えられるのです。神奈川県産では、そのうちの1つに秦野市で生産されました落花生があります。落花生というと千葉県のような気も致しますが、秦野市の特産品でもあるのですね。
12日午前10時前、皇居前の広場には全国各地の特産品とその生産者、大根やキャベツなどの野菜に果物、そして海産品がずらりとテーブルに並べられたそうです。これらの特産品を、天照大神などの神々に供え、国家国民の安寧や五穀豊穣を祈り、最後に天皇陛下自らがお供えした料理を口にされるのです。ちなみにこれらの特産品は、これまでは儀式が終わりますと全て埋められておりましたが、今回は‘食品ロス’が社会問題化している中、安全に食べられるものについては有効活用する事が検討されているそうです。
「大嘗祭」の主要部分は、例年の「新嘗祭」などと同様公開されず、宮内庁は儀式の詳細については「秘事」を理由に明らかにしておりません。平成の時には、儀式が「天皇が神格を得る意味合いがある」との学説から宗教色を問題視する指摘がありましたが、宮内庁はこの学説は否定しております。何をするにしても色々と言う人というのはいるものですね・・・
スケジュール的には、午後6時半から「大嘗宮」の悠紀殿でまず「悠紀殿供饌の儀(ゆきでんきょうせんのぎ)」が行われます。侍従が三種の神器のうち、剣と璽(勾玉)を悠紀殿内の台の上に置いた後、天皇陛下が殿内に入られます。陛下は栃木県高根沢町で収穫されました米と粟、新穀で造りました白酒(しろき)・黒酒(くろき)などを供え、御告文(おつげぶみ)を読んだ後、自らも新穀と神酒を召し上がります。「悠紀殿供饌の儀」は、午後9時過ぎに終えられる見通しです。
続いて、日付が変わって15日午前0時半から3時半過ぎまでは、悠紀殿に隣接した主基殿で「主基殿供饌の儀(すきでんきょうせんのぎ)」が行われまして、陛下が京都府南丹市の新穀などを供えられます。両儀式には、皇后陛下をはじめ皇族方が御参列。安倍首相や三権の長や国会議員、都道府県知事ら約700人が招待されております。日本人なのに知らない事が多くて勉強になりますね・・・意外と天皇陛下にとりましては過酷な儀式のようです(**)宗教色が強いかもしれませんが、その福利は国民が享受するものでありますから、これに国費を使う事に僕的には異存はありませんね。「大嘗宮」の造営に約27億円かかるというのはさすがに高過ぎると思いますけれど。。。
まとめますと・・・「大嘗祭」は天皇陛下即位関連行事のクライマックス。5月1日に行われました、剣や璽(勾玉)など三種の神器を承継される「剣璽等承継の儀」、即位を内外に宣言される10月22日の「即位礼正殿の儀」に続く、新天皇のみが行う事ができる儀式なのです。先の2つの儀式で「即位の礼」は終えており、「大嘗祭」は天皇になるための儀式ではありません。「大嘗祭」の意義は、天皇が即位後初めて皇祖であります天照大神に新穀を供え、国家の安寧と五穀豊穣を祈る事にあります。
「大嘗祭」は、儀式の途中で宮内庁職員ですら立ち入る事ができず、中身も公表されない‘秘儀中の秘儀’であります。謎に包まれた祭祀であるため、「天皇が何を行うのか」についてこれまで様々な説がまことしやかに語られてきました。これらの予備知識をふまえまして今日、「大嘗祭」の「大嘗宮の儀」をテレビで映せる範囲だけの部分見守っておりましたが・・・なんとも厳かで神秘的な雰囲気に包まれたものでした・・・
JR東京駅・丸の内駅前広場では、「たった一晩のために27億円もの税金を使い、巨大な神殿が建てられたのは明らかに税金の無駄遣いだ!」と、「大嘗祭」に反対する集会も開かれたようですが、確かにその意見も分からなくはない。高過ぎますからね(**)でも、今回神殿を建てる事で技術が継承され、経験やデータが蓄積される事で日本の伝統や文化を後世に引き継いでいく事ができるのならば、文化を繋ぐという視点で見れば決して高くはないのかなと見ていて思いました。先日の首里城火災での再建にあたっては、瓦職人が亡くなっていて再現できる人がいないと言われておりますしね。日本では言論の自由が認められておりますから色々な意見があって良いと思いますが、改めて令和という時代が始まったのだなぁと感じました・・・
今日は前半、個室に歯科医Aさん軍団が来店。久し振りにお会いできました(^^)そして個室には「チーズの盛り合わせ」、「MIXナッツ」などのおつまみを3品お作り致しまして、出前では「国産大トロ馬刺し」、「シーザーサラダ」、「上海風焼きそば」、「カマンベールチーズフライ」を。そして・・・今回のお薦めメニューで1番好評をいただいております「広島産カキの唐揚げ」も出ました!カキフライではなく唐揚げというところがミソで!薄手の衣なのでカキの味がしっかり味わえますし、カラッと揚げておりますので中からジューシーな汁が染み出します。もう残りあと3人前ぐらいとなったでしょうか?お早めにお召し上がり下さい(^^)
またまたまたまたまた帰って来たマスターより、‘自称25周年パーティー’(^^;)の招待状をいただいていたのですが、中々出動する事ができず残り営業時間あと20分というところで少しだけお邪魔して参りました。偶然バンブーリーフさんや盆暮れーさんもいらしておられまして、お話しできてそれもまた楽しかった(^^)またまたまたまたまた帰って来たマスター、24周年おめでとうございました(^^;)バンブーリーフさんに「16周年パーティー」の招待状をお渡し出来なかった事が心残り(><)
後半は、アフターのお客様達が数組いらしてくれましてカウンター賑やかに!そして、朝方は盆暮れーさんとまたまたまたまたまた帰って来たマスターが残られまして、僕も杯を酌み交わさせていただきながら3人で男同士の真剣な話し合いを致しました。終わったのは7時頃、、、10数杯は飲み交わさせていただいたでしょうか(^^;)いつもは最後に居残るのは元気な女性陣なのですが、たまにこういう男臭い会もいいものですね!なんだか10年ほど前を思い出す懐かしい光景でした・・・

2019年11月13日(水)
時間革命

最近では日本初の民間ロケットの打ち上げに成功、和牛ビジネスのプロデュースなども手掛けておりますのが・・・ご存じの方も多いであろう堀江貴文氏。かつてはプロ野球・楽天球団を買収しようとしたり、選挙に出たり、挙句の果てには逮捕されてしまうのなどある意味華やかに世間を騒がせておりましたが、今は様々なイベントや、ゴルフやトライアスロンなどの趣味に国内外を自家用ジェット機で飛び回り、空いている時間にスマートフォンで仕事の指示を送っているといいます。
『如何に時間を使わずに多くのものを生み出し、効率よく世の中に伝えるか』を徹底する堀江氏の時間術とはどんなものであるのか?堀江氏が何よりも大切にするという「時間」だけをテーマにした著書が、僕にはとても興味深い内容で面白いのです!中から共感を得まして「なるほど!」と思えた文面を、一部この場で抜粋・ご紹介したいと思います。
・{「日本人はカネに目が眩み過ぎ}~「もう少しお金に余裕があれば、自分がやりたい事に没頭できるんですが・・・」などと言っている人がいる。お金が無いから仕事時間を増やすしかない。働いている時間が長くなるから、どうしても自分のための時間が取れない、というわけだ。ここからも分かる通り、多くのビジネスパーソンにとって労働とは、‘時間をお金に換える行為’になっている。だから、「お金さえあれば、労働をしなくてよくなるはずだ」という発想になるのである。
働き方改革が論じられる際に、すぐに「残業時間をどう減らすか」といった事がテーマになる背景にも、労働=就業時間という労働観念があると考えられる。しかし、働くとは「何かをじっと我慢する事」ではない。本当は家でダラダラしていたいのに、頑張ってオフィスに来て、一定の時間をおとなしく過ごした‘ご褒美’としてお金が貰えるとでも思っているのだろうか?
何故こうなるかといえば、お金の本質が分かっていないからだ。お金というのは単なるツールに過ぎない。それなのに、お金そのものに価値があるかのように思い込んでいるから、貴重な時間をお金に換えてしまう。例えば、2万円を2万個のパチンコ玉に換金するのはもったいないと分かる人でも、日給2万円のアルバイトには魅力を感じてしまう。本当にあなたの1日には現金2万円分の価値しかないのだろうか!?「そうです」と答えてしまう人は、価値観がかなり歪んでいると思った方がいい。お金の価値を高く見積もり過ぎなのだ。
世界的に見ても、日本人はお金に目がない!家計資産に占める「現金・預金」の比率でみると、アメリカ人は13.1%、ユーロ圏で33.0%なのに対し、日本は先進国の中でも断トツの1位(52.5%)だ。国家レベルでお金に縛られて、会社も内部留保を貯め込み、個人も貯金ばかり・・・その裏では、揃いも揃って1億人が、二束三文で貴重な「時間」を売り払っている。だから社会全体に時間が無い、忙しい、これが日本の現実なのだ。
お金は価値交換のための単なるツールだ。何故こんなツールが必要かといえば、取引には信用が必要だからである。交換の相手が信用に足る人物かを、いちいちコミュニケーションを取って確かめていては効率が良くない。その仲立ちをしてくれるのがお金なのだ。お金とは、信用というあやふやな存在を分かりやすく可視化するための道具に過ぎない。大切なのは信用だ!会社で1か月、しゃくし定規に仕事をして得られる信用など、たかが知れているからそれによって得られる月給も大した金額にはならないのである。
締め切りや待ち合わせ時間に遅れないという信用、誠実な振る舞い、他人の時間を無駄にしないという信用、周囲を待たせる事無く即断即決し素早く結果を出してくれるという信用・・・貯めるべきはお金ではない!あなたがきちんと信用を積み重ねていけば、わざわざ時間を切り売りしなくてもお金は勝手に集まってくるのである。
・{時間をドブに捨てている人達へ}~経験の少なさが動けない原因になっている事は稀かもしれない。むしろ、経験した事が多くなるほど、行動を起こせなくなるのが人間というものだろう。うまくいったにしろ、失敗したにしろ、何か具体的な経験を積むと、人はそれを次の行動に生かそうとする。一見すると損しているように見えても、実はその方が得だというような‘計算’が働くようになる。
例えば、資料を読み上げるだけの会議。いまだにたくさんの会社がこんな馬鹿な事をやっているのは、決定権を持っている管理者に対して「ちゃんと仕事をやっていますよ!」とアピールしたり、「これについては報告しましたよ!」という事実をつくったりしたいだけなのだろう。「みんなで集まって一斉に時間(=人生)をドブに捨てる」、、、一体何がしたいのだろうかと思う。こんなものはただの集団自殺に等しいのである。
仕事だけではない、日々の全ての決断において、このような急がば回れの精神が蔓延している。例えば、ゴルフでもそうだ。よく言われる事だが、ゴルフというスポーツには、仕事も含めてその人間の言動や意思決定の根本にある「本質」がはっきりと表れる。1番典型的なのがパットだ。カップまであと5ヤード、このパットを入れればバーディーという局面を考えてみよう。こういう時、中途半端に経験を積んだアマチュアプレーヤーは、カップより手前で止まるような弱いパットを打ってしまう。
何故こうなるかと言えば、あえてリスクを取るような強めのパットを打つよりも、一旦カップ手前まで寄せるパットをして、その次で沈めれば確実にパーが取れるという計算が働くからだ。だが、『バーディーのチャンスにパーを狙ってしまうような人は、絶対にバーディーが取れない』。バーディーを取るためには、手前で止まるような弱気のパットを打っていてはいけない。思い切りよくいかないとダメなのだ。
当然、そうやって打ったボールがカップを越えてしまう事はある。しかし、その失敗には大きな価値がある。次にカップに戻るまでのライン(芝の目)が、その失敗によって可視化されているからだ。リスクを取らない人間は、この軌道修正のチャンスを手に入れる事ができない。ゴルフなどただの遊びではないかと言われるかもしれないが、侮ってはいけない。結局、一事が万事なのだ。
1番ダメなのは、中途半端に経験から学んでいるやつだ。そういう人は、過去の成功・失敗をもとに「これこれの理屈だからあえてこうするべきだ」などというひねくれたロジックを言いたがる。それに騙された人達が、「勉強になりました!」などと言ってまた小利口になっていく。だからどんどん動けなくなり、時間貧乏になっていく。今の日本社会は、誰もがバーディーを狙えるのに小賢しくパーを打ちにいっているようなものだ。
それでちゃんとパーが入れられるならばいいが、ボギーやらダブルボギーばかりを叩いているような状況なのである。浅知恵が働く人間ほど、経験から学んでしまう。だが、本当に賢明であろうとするのならば、そんな経験を忘れるべきだ!何度でもカップオーバーすれば良い。馬鹿になれる人間のところに、時間は集まってくるものである。
・{不満を垂れ流す人に言いたい事}~日本人には、ストレスを感じているのに不平を垂れ流しながら現状に甘んじている人が多い。「会社の上司が無能すぎる!」とか、「あの職場って本当にクソなんです!」とか、「うちの夫は全くダメで・・・」などといつも怒っている人は、1度頭の中で思い浮かべてみるといい。あなたは川に浮かびながら、誰かが食い荒らした残飯を手にして、「こんなマズい食べ物はない!なんだこれは!」と文句を言っている。だったらそんなものは捨ててしまえばいいのに、それでもその残飯を後生大事に持っているのだ。
牢獄に入っているのでもない限り、誰もあなたにマズい残飯を食べろなんて強制したりはしない。あなたが勝手にマズいものばかりを食べてストレスを抱え込んでいるだけなのだ。だから、ストレスを生む時間は極力減らすべきだ。その時は、「絶対時間」ではなく、「体感時間」の長さを基準にすると良い。長く感じる時間は、あなたにとってストレスの原因になると思った方がいいだろう。「体感時間」の長いものを人生から排除し、あっという間に過ぎてしまう事ばかりであなたのスケジュールを埋めよう!
もう1つは、ストレスを与えてくる人間を徹底的に避ける事だ。不快な人間がいたら、その人とは関係を絶った方が良い。その場で怒鳴りつけてもいいが、わざわざ軌道修正してやる義理は無いからあとはスッパリ切るのが1番だ。嫌な人間についてダラダラと愚痴を言うのはやめよう。それが‘腐った残飯’だと気づいているのに、いつまでそんなものを大事に持っているつもりなんだ?今すぐ投げ捨てればいいだけの事だ。
以上3点を取り上げてみましたが、皆様どうお感じになられたでしょうか?共感する部分はありましたかね?僕は結構共感できたんですけれどね。「日本人はお金に捉われ過ぎ」、「もっと自分のために有意義に時間を使うべき」、そしてパットは弱気では決して入らない、というところなど(^^;)このパットの話は、僕も同行したまだデビュー間もない人にはよく言います。「オーバーするならまだしも、届かなければ入る可能性は無いんだよ」と。ゴルフは本当に人間性が出るスポーツです。届いていないパットほど無駄なものはないと僕は思うのですが・・・
それでも中々打てない人はいるものです。場面次第では、外しても次のパットを入れやすいように手前で止めておく、という手段も必要でしょうが、プロではないのですからね(^^;)それを「慎重で良い」とするのが日本人の多数意見なのでしょう。届かなければ、一生入らないのですけれどね。。。お金のため、会社のために自らの時間を縛られる、昔は「俺はこんなに会社に尽くしている」という美徳があったかもしれませんが、その割に見返りが少な過ぎます(**)見返りの形として、お金というものは存在しているのに。
ですから僕は、BMを開店して10年経ってから、1日を3分割で考えまして、8時間は仕事、8時間は睡眠&休憩、8時間は家族との時間、と割り切って働いております。1日24時間しかないうち、3分の1も働けば十分であろうと(^^;)もちろん土台を築くまでの10年間は、それよりもっと前の修業時代などは、ほぼ24時間仕事の事を考えて必死に働きましたが。そしてそれで家族が養えなくなるようでしたら、分割時間を変えて必死に働きます(^^;)
まだ幼い子供との時間も大事にしたいし、健康にも気をつけたい、お酒を飲んじゃって楽しくなっちゃった時や、真剣にお客様と向き合って話を聞く時間などはエンドレス、でも自ら判断してやっている事だからストレスは溜まらない。今生きていて、ストレスってほぼ感じないんですよね・・・それが本当に有難い事だと思っております。元からストレスというものを感じにくい性格という事もあるのかもしれませんが(^^;)月並みな言葉でいえば、「時間は限られているものなのだから有意義に使いたい」なと。
今日は早い時間帯暇でしたので、上の娘とのLINEを繰り返し人生相談のような事をしておりましたが、それもまた有意義であったなと(^^)掃除もできたし、仕込みもバッチリし終えた!そこへお客様達がいらして、フードのオーダーも6品ほどいただきまして仕込みをしたばかりの新鮮な食材を使えて「美味しい!」と言っていただけた(^^)最後はサイレントちゃんと真剣なミーティングを6時過ぎまでして、<ズブロッカ>で締めた(^^;)まったりな1日でしたが、ノンストレスです(^^)仕事前には下の娘と過ごせて、暇な時間に上の娘とコミュニケーションが取れて、暇ながらもお客様がいらしてくれて乾杯のお酒を頂戴したりご飯を美味しいと言っていただけて、僕なんかに真剣に相談を持ち掛けてくる子がいてくれる、幸せな時間の使い方ができたなと(^^)まぁ暇は続いてしまったら困るのですけれどね(^^;)

2019年11月12日(火)
「No show」

昨日、居酒屋の団体予約を無断でキャンセルしたとして、警視庁丸の内署が東京都内の50歳代の男を偽計業務妨害罪容疑で逮捕した事が分かりました。無断キャンセルによります飲食店の損害が社会問題化しておりますが、容疑者が摘発されるのは珍しいといいます。
捜査関係者によりますと、この男は今年6月下旬頃、千代田区内の居酒屋に偽名を使って電話をし、1人1万円の食事コース計17人分を予約しておきながら、当日に来店せず店の業務を妨害した疑いだと。当の本人は、「問い合わせの電話はしたが予約はしていない」と容疑を否認しているそうですが。
しかし素朴な疑問なのですが、偽名を使っていたというのにどうして容疑者が特定できたのですかね(・ ・?)この居酒屋の系列店4店にも、同じ日に8~20人分の団体予約があり、いずれも無断でキャンセルされたそうです。それらも同じ偽名で予約されていたそうですから、警察も悪質とみて本格的に捜査に乗り出したのかもしれません。
飲食店の予約無断キャンセル問題で、近年よく耳にするようになった言葉が「No show(ノーショー)」。予約していたにもかかわらず来店しない客と、その事象の総称なのだそうですが、経済的に被害を被るお店、そして予約で埋まっていたためにその日時に行きたくても行けなかった他の客、あらゆる方面にとっての損失となりますこの予約無断キャンセル問題、、、僕も飲食店を経営しておりますから店側の本当に迷惑な気持ちはよく分かります。。。
売り上げになるという事で人数分の食材や飲み物などの仕入れもしてしまっているでしょうし、アルバイトなどに人件費をかけているかもしれません。単にその予約無断キャンセル客の売り上げが無くなったというだけではなく、こうした余計なお金も発生してしまうのですから(**)では、この迷惑行為を少しでも防ぐにはどのような方法があるのでしょうか?そして、起きてしまった場合どのように対処すればよいのでしょうか?
2018年11月1日、全国の飲食業者団体と弁護士、そして経済産業省、農林水産省、消費者庁が議論を重ねまして、「No show対策レポート」を公表致しました。「No show」に対する飲食業界初の指針としまして、これは大きな注目を集めました。このレポートによれば、国内の「No show」は飲食店の予約全体の1%で起きておりまして、被害額推計は実に年間2000億円に上るとの事です(**)
早めに連絡さえしてくれればキャンセル空きで新しいお客を入れる事もできたのに、予約を信じ約束の時間まで待っていたお店の席は、結局空いたままになってしまうという事になります。。。前述のように、得られたはずの利益が失われただけでなく、材料費や仕込みの水道光熱費、アルバイトの給料なども全て無駄になってしまう大変な迷惑行為なのです・・・
ある大手企業の営業系のサラリーマンの例では、夜に接待があるのだが、接待客が何を食べたいかまだ分からないから、とりあえず何を言われても差し支えないように和食・中華・洋食と3店舗に予約を入れておいて、決まったら断りを入れるという例もあるそうです。その中に断りの電話すら入れないという例もままあると。。。
まぁ接待する側の立場になりますと、「接待客が何を食べたいか分からない時は仕方ないし、ちゃんと断りを入れているんだからいいだろ」という事でしょうし、その気持ちは分からなくはないような気も致しますが、これは客側には中々分かってもらえないとも思いますが、直前にちゃんと断りの連絡をいただいても、予約が無くなってしまった店側というのは痛いものなのです(><)その席が別で埋まるという保証はありませんから・・・
僕は飲食店での仕事歴25年ぐらいになりますが、昔はこんな問題特に無かったように思えるのですがね、表沙汰になっていなかっただけかなぁ(・ ・;)行けなくなってしまったのならばちゃんと断りを入れるのはマナーとして当たり前の事でしたし、後日お詫びにと来てくれたお客様も多かったように思えます。今ほど店の数が無くて客側も選択肢が少なかったという事もあるのかもしれませんが。
こんな事が頻繁に続くとしますと、店側としましては果たして予約を受けるという事が店にとって良い事なのか?リスクしかないのでは?と考えてしまうでしょう。中には、「No show」で受けた損失を補填できず、閉店に追い込まれてしまうなどの深刻な経済被害も出ていると言われておりまして、、、防止と被害回復の方策が急務となっております。では、「No show」を未然に防ぐ対策としては・・・
①連絡先の確実な把握と、リコンファーム(予約の再確認)の徹底~予約を受けた際、予約した人の氏名、電話番号、住所を確実に把握しておく事は、「No show」防止の第一歩となります。そして予約日が近づいたら、改めて確認の一報を入れる事で予約客のうっかり忘れも防ぐ事ができます。Web予約システムの場合は、数日前にショートメールを送る設定にしておけば忙しい仕込みや接客の合間に予約客の空き時間を見計らって電話する手間が掛からないため店の負担も軽減できます。
②客がキャンセル連絡をしやすいシステムの整備~客がキャンセルしようと思っても、店に連絡がつきにくく、結果として「No show」になってしまうケースを防ぐため、電話にせよメールにせよキャンセル連絡を受けるための体制や仕組みを十分に整備しておく事が大切です。例えば、リコンファームのショートメールにキャンセルボタンを設定しておくなど、客にとって気が重いキャンセル連絡を少しでもしやすくしておく工夫も必要です。
③キャンセルポリシーやキャンセル料の目安を表示する~Web上でキャンセル時に発生するキャンセル料などの注意事項、いわゆるキャンセルポリシーを明示しておく事に加え、電話予約の場合でも必要最低限のキャンセルポリシーの説明を行います。Web予約システムで予約内容やキャンセルポリシーの確認メールを送るように設定しておくのも効果的です。
④事前決済や預かり金の徴収などの導入~予約の人数や金額から、「No show」が起こってしまった際に一定以上の被害の発生が予想される場合は、料金の一部を預かり金として前払いしてもらう事も「No show」の抑止となるでしょう。
これらの対策のように、キャンセルポリシーを作成して周知し、予約客へのリコンファームを行ったとしても、「No show」の被害が起きてしまう事はあるでしょう。一般的に、キャンセルによって客側が飲食店側に対して何らかの損害を与えたのであれば、民法の債務不履行や不法行為に該当し、飲食店側は客側に対して損害賠償を請求できるとされております。
実際に、2018年3月、東京簡易裁判所で飲食店に40人分の宴会コースを予約しながら連絡も無く現れなかった被告に対し、人数分のコース料理の費用と訴訟費用全額を支払う判決が下り話題を呼びました。しかし飲食店の場合、たとえ被害を受けても裁判を起こせば弁護士費用などで費用倒れとなってしまうケースが多く、更には強硬な手段を取る事による店のイメージ低下への懸念などもあって、損害賠償請求はまだほとんど行われていないのが現状です。
これに対し前述の「No show対策レポート」では、無断キャンセルで損害を与えられたのであれば飲食店は客に対して損害賠償を請求する事は可能であると明示しております。また、キャンセル料については、発生した損害を別の客で埋め合わせる困難さの度合いなどを勘案し、コース料理の場合は全額、席のみの予約の場合は5割程度の損害賠償の請求が可能としております。法的な拘束力は無いとはいえ、明確な指針が打ち出された事で今後飲食店の目安として活用が期待されております。
正攻法での損害賠償請求の他にも、例えば日頃からWebサイトやSNSでのこまめな情報発信とフォロワーの確保に努め、もし「No show」が起きてしまった時生じてしまった空席や料理の告知をすぐ行えるようにするなど、損害の早急な補填手段を用意しておく事もリスク回避策の1つといえるでしょう。
これから年末に差し掛かりまして、忘年会などで飲食店の予約は増えていくものと思われます。BMはあまり関係が無い話かもしれませんが(^^;)「No show」が起こる件数を1件でも少なくし、例え起こってしまったとしても泣き寝入りする事無く、店側と客側の双方にとっての損失を防いで賢いリスクヘッジに努めたいものです。
今日は前半、隊長と乾杯させていただいておりますと偶然ヤング林さんが3名様で来店、久し振りの遭遇となりました(^^)ヤング林さんとはもう10年以上のお付き合いとなるのですが、岩手県宮古市へ転勤されていて、ようやく戻っていらしたと思ったら挨拶もそこそこにまた宇都宮へと行かれてしまい、中々お会いできなかったから嬉しかったなぁ(^^)
その後、まだ元気だった隊長にはドクターTさんが奮闘して下さっているという多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に助っ人にもお付き合いいただきまして、後でBMにも戻っていらしてくれて<エビス 黒生>を1杯。今日はダウンせずに無事お帰りになられました!ドクターTさんにはWISDOMちゃんとバルコニーちゃんの面倒も見ていただきましてm(_)m一緒に乾杯のお酒も頂戴致しました。忘年会の予約のお話も盛り上がっておりましたね!ドクターTさんは「No show」なく信頼できるから有難い事です(^^)
朝方は、カズさん2名様、アフターのお客様達とゆっくり過ごさせていただきまして、政治家のコンペが多く催されていたため皆様から卵やらフルーツやらの商品のお裾分けも頂戴致しましてm(_)m僕も行ければ良かったのですが・・・今月末に重なってしまっているため今はおとなしくしておこうと。明日は1人営業で助っ人できませんから、BMも含めましてビルが盛り上がってくれると嬉しいですね。魔の水曜日となりませんように・・・(><)

2019年11月11日(月)
16周年パーティーの招待状を今日から!

土曜日の日記でお書きした通り、10月に「即位の礼」の中心儀式であります「即位礼正殿の儀」で即位を宣明致しました天皇陛下と皇后陛下が昨日午後、東京都内で「祝賀御列の儀」、いわゆるパレードに臨まれました。
当初は「即位礼正殿の儀」の日に合わせて予定されておりましたが、台風による甚大な被害を考慮してこの日に延期されたものです。まさしく一世一代のイベントなのですが、多くの国民から直接祝福を受けられる「祝賀御列の儀」に臨まれます天皇陛下と皇后陛下には、多くのポイントで注目が集まっておりました。
まず、両陛下がどんな服装で臨まれるのか?天皇陛下は燕尾服、皇后陛下は格式の高い白のロングドレスにティアラを着けるという洋装で臨まれました。パレードでは、約50台の車両が約400メートルにも及びます長い車列を編成しまして、両陛下が乗られるオープンカーは、安倍首相や宮内庁幹部らを乗せた車両などに続き、白バイやサイドカーなどに囲まれて車列の中央付近を走りました。
両陛下が乗られる新しいオープンカーも話題を呼んでおりましたが、これはトヨタのセンチュリーを改造したもので、‘皇10’と記されました特殊なナンバープレートが設置され、ボンネットには紅色の天皇旗がつけられました。
1990年11月に行われました平成の「祝賀御列の儀」のパレードの際は、イギリスのロールスロイスの改造車が使われたそうです。ちなみに1928年の昭和の「祝賀御列の儀」のパレードの際は、馬車が使われたそうです。当時は今のようなパレードという形ではなく、移動の行列だったそうですがね。
馬車と聞きますとなんとも時代の流れを感じますが(^^;)しかしこの馬車、「儀装馬車1号」という名が付けられておりまして、総重量約1.4トン、屋根には金の鳳凰が施されました大変立派なもので、大正天皇の「祝賀御列の儀」でも使用されたそうです。現在は宮内庁で大切に保管されておりますが、昭和のパレード以来は使用されていないのだとか。江戸時代では牛車が使われたそうですから、移り変わっているものなのですね。
令和の「祝賀御列の儀」のパレードの車がトヨタのセンチュリーに決まるまでは、予算8000万円という宮内庁の提案に、日産のシーマ、ホンダのレジェンド、ロールスロイス、メルセデスベンツも名乗りを挙げていたそうです。しかし、安全性・環境性能・確実な納車などの要件を満たしたトヨタのセンチュリーが選ばれたのだそうです。実は日産のカルロス・ゴーン氏の逮捕により、トヨタに流れが傾いたという説もあるのだそうですが・・・
昨日の「祝賀御列の儀」のパレードの際は、約2万6000人の警備員が配置されましたが、見ていてもあらゆる所に警察官が配置されておりまして物凄い厳重な警備に感じられたものです。しかし、昭和・平成と比べてみますと・・・昭和の際は約2万7000人、平成の際はなんと約3万7000人となっておりまして、令和の際が1番人数的には少なかったのですね。「即位礼正殿の儀」と日にちが異なったという事もありますし、平成の際は世相が荒れておりましてもっとものものしい雰囲気だったからという事もあるのでしょう。
とは言いましても当然パレードが行われます沿道は厳重警戒態勢でした。午前8時頃から二重橋前などで手荷物検査が始まりまして、金属探知機を使ったボディチェックなどが行われたのですが、検査場の前には200メートルほどの行列ができていたとか。中には午前4時から手荷物検査を待っているという強者もいたそうです(^^;)
そして午後3時、天皇・皇后両陛下を乗せたトヨタのセンチュリーのオープンカーが皇居・宮殿を出発致しましてパレードが始まりました。天皇陛下は燕尾服に、国内最高位の勲章であります「大勲位菊花章頸飾」を着用されておりました。沿道はやはり物凄い人の数!テレビ各局の全局が生中継でパレードを放映していたため、競馬のG-1、エリザベス女王杯は地上波でのテレビ中継が無くなっておりました(**)
赤坂御所までの約4.6キロのコースの間、両陛下は沿道の人々に笑顔で手を振られておりまして、途中皇后陛下は涙ぐまれる様子も垣間見られました。警視庁の白バイが先導し、安倍首相らの車の後ろを両陛下のオープンカーが時速約10キロというゆっくりとしたスピードで走りまして、秋篠宮ご夫妻を乗せた車が続きました。
宮内庁楽部が即位を祝って新たに作られました行進曲「令和」を演奏し車列は出発。二重橋を渡って皇居を出た車列を迎えたのは、陸上自衛隊の儀仗隊で、銃を使った敬礼の「ささげ銃(つつ)」を行いました。車列は二重橋前の交差点を右折後、警視庁のあります桜田門、国会議事堂の正門前を経由し、青山通りに出ました。
赤坂御用地沿いの直線道路には、大勢の人が集まりまして両陛下のオープンカーが近づきますと歓声を上げ、手を振ったり日の丸の小旗を振ったりしておりました。沿道では自衛隊や警視庁、東京消防庁などの音楽隊が行進曲を演奏し、華やかな雰囲気を演出致しました。車列は約30分後、両陛下の住まいであります赤坂御所に到着致しまして終了となりました。
今回の「祝賀御列の儀」のパレードに集まった人々は、令和という時代に何を期待するのでしょうか?戦争や環境破壊、地球温暖化による異常気象など、我々の周りにはかつて経験した事が無いような災難がすぐそこに待ち構えているような気がしてならない今日この頃、やはり日本という国の象徴であります両陛下の笑顔を通して落ち着いた平和な社会を望んでいるのでしょうか?
両陛下はもちろんの事、上皇夫妻も健康であらせられます。健全な身体には健全な精神が宿ると言いますが、皇室行事に参加されている人々が口にしますキーワードは、「親近感」と「平和」。上皇様が戦争を経験されておりまして平和位に対して並々ならぬ思いがあった事、今上天皇は身近に感じる親近感がある。上皇様がやってきたように、平和な時代が続けばいい。平和が1番、今回の「祝賀御列の儀」のパレードを通して、改めてそう感じさせられました。
さて休み明けの今日は、昨日の競馬G-1・エリザベス女王杯で見事6着を当てられました知り合いの方が来店。ご自身が買われました馬券は外れてしまいましたが、これが当たれば逆に大幅プラス(^^)おめでとうございました!乾杯のお酒を頂戴しておりますと、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店へいってくれておりました池さんが来店。どうやら池さん今日はスーパーヒーローだったようです!その男気には多少愛しさと切なさと心強さとちゃんに代わりまして感謝しかありませんが、ちょっと心配・・・(**)今日はアルバイト君が急遽休みとなりまして僕は助っ人できないもので。。。
今日が入籍記念日の帰って来たミキティ夫妻がいらしてくれた後、WISDOMちゃんに連絡を取ってみますと、今日は池さんのみでもう早じまいと聞きまして、、、BMでアルバイトをしてくれた事もあります帰って来たミキティに5分だけお店を託しまして、参加する事に意義があるという事で1杯だけお邪魔して参りました。もう片づけを終えて着替えているところでしたが、1杯飲んで5分で撤収。お気遣いいただいて逆に1杯だけ飲みにWISDOMちゃん来てくれちゃったからかえって悪かったかな?とも思いましたが、まぁこんな日もあるのは仕方がない!また明日から頑張ろう!という事で<ズブロッカ>を振舞いましたが嫌がっていたな(^^;)
その後、FOXちゃん、アフターのお客様達、ヒコさん、Tもかちゃんアント、山君&春の七草ちゃん&サイレントちゃん、朝方には新規の外国人の方などいらしてくれまして、もう飲めずに限界の山君を横目に元気な女性陣と<ズブロッカ>&<テキーラ>祭りを繰り広げまして、、、6時過ぎに解散となりました。今日から16周年パーティーの招待状をお配りし始める予定で封筒に招待状を入れる作業を行っていたのですが、途中となってしまいましたので明日から力を入れてお渡しし始めさせていただきます!今年は12月21日(土)と22日(日)の2日間。皆様のお越しをお待ち申し上げております!

2019年11月9日(土)
お疲れ様だったね(^^)

天皇陛下の即位を披露しますパレード、「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」の開催が明日に迫っております。当日は、皇居周辺に大勢の人出が見込まれておりますが、テロや雑踏事故の警戒のため、警視庁が大規模な交通規制や手荷物検査を実施するそうです。
「祝賀御列の儀」なんて言いますと仰々しい感じですが、天皇陛下が国民に広く即位を披露し、祝福を受けられるための儀式、国事行為という事で、まぁ平たく言えば「祝賀パレード」と言った方が通りがいいかもしれません。当初は10月22日に予定されていたのですが、台風の影響を考慮して11月10日に延期されました。
飼い猫を我が家に預けて海外旅行へ行っております上の娘が、丁度明日帰って来ますので、夕方には新宿方面まで車で送りに行こうと思っていたのですが・・・いやいやその厳重な警備体制を見ますととても車で送ってあげられそうもありません(**)バッチリその厳重な警備体制の中を通過しないといけないもので。。。
明日僕同様都内まで車で行かなければいけない方もいらっしゃると思いますので、このほど明らかになりましたその厳重な警備体制の詳細をこの場でご紹介したいと思います。尚、「祝賀御列の儀」、いわゆるパレードは(^^;)天皇・皇后両陛下が宮殿を出発致しまして赤坂御所まで、およそ4.6キロで行われます。
両陛下の姿を間近で見るには、29地点、40か所に設置されます手荷物検査場を通過しなければなりません。検査を受けまして無事通過できたならば、コース沿いに設定されました観覧ブースに入場できるという仕組みとなっております。なので、前日から寝袋を持って徹夜をして、「よし、いい場所を取るぞ!」などという行為はできないのです。
何故かと言いますと、当日の朝8時以降に前述の検査場がオープンするためです。なのでまずパレードの出発地点に近い皇居前広場で見たい!と思われる方は、二重橋前に午前8時から検査場がオープン致しますのでそこで検査を受けてパレードの開始を待つ事となります。
そしてパレード出発地点のもう少し先、祝田橋、桜田門は検査場が午前11時からオープン致します。その先となりますと、正午以降のオープンとなるのだとか。パレードは午後3時出発予定のため、検査場を通過しました後はブースの中に入ってパレード開始をひたすらずっと待つという事になりますが、一応仮設トイレは準備されているそうです。
出発地点付近で少しでも良い場所でパレードを見たいという強者は・・・7時間ひたすら待ち続けるという事になります(**)でもそういう方も大勢いらっしゃるのでしょうね。「祝賀御列の儀」なんて滅多に、といいますか年配の方は亡くなるまでにまた見られるという保証も無いものですから。天皇・皇后両陛下の姿を一般人が確実に間近で見られる少ないチャンスではあります。
この観覧ブースに持ち込めますのは、スマートフォンやカメラ。なんと時代に配慮されてかスマホやカメラの持ち込みはOKとなっているのですね。ただし、これを使う時に自撮り棒や三脚などの持ち込みは、凶器となる可能性があるため禁止となっております。まぁこれは当然でしょう、スポーツ観戦やライブ観戦ですらこれらの持ち込みは許されませんから。
ペットボトルはOKですが、瓶や缶の持ち込みはこちらも凶器となる危険性があるため禁止となります。これも当然でしょう。遠方から来る方でお困りになる可能性があるのが、キャリーケースは持っていたら検査場を通過できないという事です。これは中身の安全に関わらずだそうです。ですから、帰る日に早めにホテルをチェックアウトしてキャリーケースを持ってパレードを見ようとしても、検査場ではねられてしまいます。
では、近くの駅のコインロッカーにキャリーケースは預けて見ればいいのでは?と思われるかもしれませんが、駅のコインロッカーは閉鎖されている可能性が極めて高いそうです。もちろん検査場で預かってもらう事もできないというので、パレードを見たいという方は警視庁の公式サイトに持ち込み禁止物の一覧が掲載されているので参考にすると良いとの事です。
今の時点で行こうか行くまいか迷っている方は、どのぐらい混雑しているのか心配な方も多いかと思われますが、警視庁が初めて今回Twitterで混雑状況を発信するといいます。警視庁がわざわざTwitterを使って発信するとは、これも時代の流れですねぇ・・・(^^;)「大変混雑」、「満員」など、コース沿いに段階別に色分けした地図を投稿し、随時更新していくという事ですのでそれを参考にしてほしいとの事です。
パレードは、皇居宮殿から赤坂御所(東京都港区)までの約4.6キロとお書き致しましたが、天皇・皇后両陛下は午後3時にオープンカーで皇居を出発された後、国会正門前や赤坂見附を経由し、約30分で赤坂御所に到着する予定との事です。ですから、どうしても見たいという方はこの30分が勝負となります(^^;)平成の「祝賀御列の儀」では、なんと11万7000人もの人出があったといいますので、今回もそれに近いかそれを上回るぐらいの人出が見込まれております。
パレードコース周辺の一般道は、午前7時頃から午後4時半頃まで大規模な交通規制が行われまして、車は通れません。周辺の駐車場も利用できなくなる可能性が高いと言われておりますので、もし周辺を移動される方は公共交通機関での移動がよさそうです。ただし、東京メトロの桜田門・永田町・赤坂見附・青山一丁目、の各駅出入り口も一部が閉鎖され、一方通行となる場所もあるそうです。
高いところから物を投げ込まれるのを防ぐため、警視庁は沿道住民らに建物の屋上や窓からのぞき込んだり、撮影したりしないよう要請しているといいます。落下の可能性があるとして、ベランダに洗濯物を干したり鉢植えを置いたりしないようとも呼び掛ける徹底ぶりです。警備強化の要請を受けまして、臨時休業する店舗や閉館するビルもあるといいます。沿道の建物や営業中の店の出入り口にはすべて警察官が立ち、人が出入りする際には手荷物をチェックもされると(**)
これは沿道で商売を営まれているお店はたまったものじゃありませんね。。。ビジネスチャンスなのかと思ったら逆にチャンスを阻害される形のようで(**)でも、僕だったらそれでもお店は開けるかな(^^)お客様が手荷物検査をされるのは煩わしいですが、逆に考えればそれだけ安全に飲食できるという事で(^^;)とにもかくにも、令和に変わりましての一大イベント!無事恙なく執り行われる事を祈りましょう。
今日は開店とほぼ同時に女医Nさんが5名様でいらしてくれまして、T・Vさん、NOW屋さんカップルも来店。NOW屋さんカップルと一緒にURIDURIでご飯を食べておりました従業員も、かなり仕上がった状態で参戦(**)多少面倒くさかったですが無事帰ってくれて何よりでした(^^;)NOW屋さんカップル!明日立役者Kさんとゴルフだというのにお付き合い下さいましてありがとうございましたm(_)m
エリザベス女王杯6着当てクイズが行われまして、乾杯のお酒を頂戴しながら知り合いの方、近くのバーテンダー、リピーターの方と思考を重ねて盛り上がる中、お仕事帰りでお腹を空かせていらしてくれましたお客様には「イカと明太子の和風スパゲッティ」をお作り致しました。すると・・・珍しくお一人でまたまたまたまたまた帰って来たマスターがいらしてくれました。手には何やら紙を持たれております。もしかしてこれが例の・・・
と思ったら、やっぱり帰って来たミキティから聞いておりました例の召集令状でした。帰って来たミキティより、「マスターと一緒に25周年パーティーの招待状作っています!」とは聞いていたのですが、あれ?まだ24年だし、そもそも1か月以上前に周年の日は終わっているのに??とその時も思っていましたが、来年用かと思ったらやっぱり今年やられる気で持っていらっしゃりました(**)
まだ24年という事を指摘させていただきますと、最初は「そんな事はない、うちは平成7年開店だから!」と言い張るまたまたまたまたまた帰って来たマスターでしたが、「だから24年なんですよ、数えてみて下さい」と言いますと、ようやく「そうだな、24年か・・・」と納得していただけました(^^;)が、時既に遅し、、、もうお客様にお配りしているとの事で、強行突破で25周年パーティーとして実行されるそうです(^^;)普通ならあり得ない話なのですが・・・またまたまたまたまた帰って来たマスターならいいのかな?(^^;)来年はやらないで下さいね。
朝方は、知り合いのアフターのお客様達がいらしてくれまして、<ズブロッカ>で乾杯させていただいた後「若鶏の唐揚げ」、「自家製ミートソーススパゲッティ」をお作りしていたところ、ようやく週末の事務仕事を終えましたWISDOMちゃんが、「今週お疲れ様の乾杯だけさせて下さい」と降りていらしてくれました。多少愛しさと切なさと心強さとちゃん抜きで最初の1週間、本当によく頑張ったしお疲れ様でしたね!小さな達成感と、大きな脱力感がある事でしょう(^^;)力尽きかけていて早めに帰られましたが、明日はゆっくり休んでね!

2019年11月8日(金)
今年は二の酉に

ロングセラー菓子として国民に親しまれております「きのこの山」と「たけのこの里」、当然ご存じの方が多いかと思いますが、この2商品が、どちらが支持率が高いかを投票で選ぶ、『きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019』なるものが現在開催中だというなんともほのぼのとした話(^^;)
新きのこ党の党首に嵐の松本潤氏、新たけのこ党の党首に歌手の美輪明宏氏を迎えまして、11月5日~20日までの2週間で競っているそうですが、中間発表によりますと今のところ・・・新きのこ党3479104票、新たけのこ党2599535票で得票率は新きのこ党56%、新たけのこ党44%となっておりまして新きのこ党が優勢だそうです(^^;)単なる嵐票とも思えますがね・・・美輪明宏氏ではなく他のジャニーズを党首に立てた方が対立構造が鮮明になって面白かったのに。
まぁこのほのぼのとしたニュースはそれはそれで良いとして、僕が気になりましたのは・・・「きのこの山」・「たけのこの里」の2商品には、かつて「すぎのこ村」という仲間がいたというニュースです!きのこ・たけのこ・すぎのこ、として競い合ったものの終売になり、、、改名して復活したという経緯もあるのだそうです。知らなかったなぁ・・・!
Wikipediaで調べてみますと、確かに「すぎのこ村」という商品がありました(^^;)「すぎのこ村」は、明治製菓が1987年から1988年にかけて製造・販売していたチョコレートスナック菓子。わずか1年で終売となってしまいましたが、2005年に期間限定で復刻販売された事がある。2000年代には、「ラッキーミニアーモンド」という名前で販売されていた、との事です。
1987年でしたら僕は・・・中学生か。「すぎのこ村」なんて商品があった事全然知りませんでした・・・2005年に期間限定で復刻販売されたという事ももちろん知らず。2005年といえばもうBMを開店しておりましたが、上の娘はまだ小学生でしたから見かけるぐらいしていてもよさそうなものですけれどね。棒の部分はビスケットであり、アーモンドがぎっしり詰まったミルクチョコレートがかけられていて杉の木をイメージした菓子だったそうです。
「すぎのこ村」は当初の形では発売から1年ほどで販売を終了したそうですが、その後はパッケージを変更し、軸のビスケット部分もココア味にしまして、1990年代初頭まで販売されていたというのです。それももちろん知りませんでしたが、終売の理由につきまして明治の担当者の話では、「一時は大ヒットしましたが、きのこ・たけのこに比べて出荷が減少したためラインナップから消えました」との事。単にお店にあまり置いていなくて知らなかったのかもしれませんね(^^;)
「すぎのこ村」の終売から間もない1992年、チョコスナック「ラッキーミニアーモンド」が発売されます。グリコの「ポッキー」のような形状をした「ラッキー」という菓子の姉妹品で、ビスケットにアーモンドとチョコをコーティングした商品だったと。これが前述の「すぎのこ村」の名前を変えて売り出したものなのだそうです。当時は「ラッキー」が大ヒットしていたので、そのブランド展開品として販売する事となったのだそうで。「ラッキー」っていうのも僕は知りませんがね(^^;)あまり菓子に興味が無かったからなぁ・・・
その後の「ラッキーミニアーモンド」は、極太タイプが出たり、アーモンドクラッシュではなくパフ入りのチョコが出たりしましたが、2008年に販売終了してしまったとの事です。消費者のニーズが変わって入れ替わりが激しい世界でしょうから、やはり長寿商品って凄いのですね。そして2005年に、昭和の人気チョコスナックとして「すぎのこ村」を期間限定で復刻販売する事となるのです。
復刻販売した際「すぎのこ村」は、時代の変化を感じてもらおうと、パッケージに描かれていた村の道がコンクリート舗装に変わっていたり、古民家の一部がビルになっていたりと、細かな部分がアップデートされていたそうです。さて、「きのこの山」・「たけのこの里」の国民総選挙が盛り上がる?中で、「すぎのこ村」が再度復活する可能性はあるのでしょうか??
明治の担当者によりますと、「当社が開拓したチョコスナックという市場は、常に新しい価値が求められる市場です。この新しい価値をお届けすべく、今年「きのこの山」・「たけのこの里」を11年振りにリニューアルしました。昔一緒に並んだ「すぎのこ村」も欠かせないブランドではありますが、しばらくは思い出としてそっとしまっておこうと思っています」との事で、再復活はどうやら無さそうですね・・・残念(**)見てみたかったけれど。
さて今日は、酉の市が開かれておりました。令和元年の酉の市は、今日11月8日が一の酉、11月20日が二の酉となります。酉の市は、鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られておりまして、関東地方を中心とするお祭りであります。多くの露店で威勢よく手締めして縁起熊手を売る祭りの賑わいは、年末の風物詩ともいえます。
酉の市の縁起物は、江戸時代より熊手の他に、頭の芋(とうのいも)、黄金餅(こがねもち)がありました。頭の芋は、頭(かしら)になって出世する、芋は子芋を数多く付ける事から子宝に恵まれるとされ、黄金餅は金持ちになると言われておりました。しかし、幕末頃から売られるようになりました切り山椒が黄金餅に変わって市の縁起物となり今日に至っております。本格的な寒さを迎えるこの時期、切り山椒を食べれば風邪をひかないと言われております。
縁起物の代表であります熊手は、鷲が獲物をわしづかみする事になぞらえ、その爪を模したとも言われ、福徳をかき集める、鷲づかむという意味が込められております。熊手は熊手商と買った(勝った)、まけた(負けた)と気風の良いやり取りを楽しんで買うものとされておりまして、商談が成立すると威勢よく手締めが打たれます。
商品額をまけさせて、その差し引いた分を店側にご祝儀として渡す事を‘粋な買い方’とする人もおり、手締めはこのご祝儀を店側が受け取った場合に行われる場合が多いのですが、最近では熊手を買いに行ってもこういった粋な風習は廃れつつあるような気がしますね。数年前、もちろんご祝儀を渡すつもりで「まけてよ!」と言いましたら・・・「これ以上まけられないんですよ・・・」と真面目に返されて拍子抜けだった事もありましたし(^^;)
この方法でいきますと、結局は定額を支払っているわけですが、ご祝儀につきましては明確に決まっているわけではなく、差し引き分以上の場合もあれば、小銭程度であったりと、買い手側の意思に依存しているのは確かですから、今の時代ご祝儀の風習が廃れつつありますと、店側も確実に代金を得るため値切り交渉には応じないというスタイルを取っているのかもしれません。それはそれで寂しい感じですけれどね(**)
熊手は大小様々なものが売られておりまして、主に売り手の思惑により年々大きくしていくものともされております。BMも毎年酉の市に出向きまして決まった業者から熊手を購入しておりますが、その思惑には乗らず毎年同じ大きさのものを買っております(^^;)確かに縁起が悪そうなので小さくはしたくないですが、わざわざ大きくする必要は無いかなと。身長よりも大きい熊手を颯爽と持ち帰っている人もたまに見かけますけれどね。
BMが熊手を買っております酉の市は、大通り公園側の金刀比羅大鷲神社です。金刀比羅大鷲神社の御祭神は、天之鳥船之命の御名から宝を鳥船(鳳凰、則ち大鳥)でとり十二支の酉をあてられ、酉の市は正しくは鳥街(とりまち)、お酉様とも言いまして大鷲神社の例大祭なのです。今日は私用がありまして行けなかったので、二の酉の20日には必ず行きまして1年間の感謝を込めた法要と、新たな1年の商売繁盛を願って熊手を購入したいと思います。皆様BMが1年無事商売できますようにおひねりをよろしくお願い致します(^^;)
今日は同業者を始め多くの方達がやはり酉の市に行かれていたようでした。僕も熊手を飾られているお店にはご祝儀をお渡ししなければなと(^^;)知り合いのお店はみんな商売繁盛してほしいですからねぇ(^^)そのためにも今週競馬頑張らないとな・・・(^^;)週末の割にはお暇だったお店も多かったようで、、、今週はなんだか街が静かな様子ですが(**)BMではT・Vさん&タンタン君が4時間近く滞在して楽しそうに過ごして下さいました(^^)
お二人で飲まれる姿を見るのも久し振りでしたが、こんな時間まで・・・というぐらいゆっくり楽しそうに飲まれておりまして(^^)途中でFOXちゃん、またまたまたまたまた帰って来たマスター2名様、知り合いの女の子2名様など知り合いもいらしておりましたがずっと二人でお話になられておりました。最後は旅行から無事帰って参りまして今月初登場のTもかちゃんが地元の友人を連れて3名様で!方言が飛び交っておりましたが(^^;)こちらも楽しそうだったなぁ(^^)今日はまったりながらもなんだかほのぼのとしたBMでした(^^)

2019年11月7日(木)
新お薦めメニュー!

いやいや今日はHEROさんのお誕生日お祝い会第2弾で早出をして多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に行かないといけないというのに、そんな日に限ってどうしてもみたいスポーツイベントが2つ(^^;)BMにも所縁のありますボクシングジムの井上尚弥選手のワールド・ボクシング・スーパーシリーズバンタム級決勝と、野球日本代表が戦っておりますプレミア12の1次ラウンドB組最終戦、台湾戦が行われるのです。
時間的には少しずれているのですが、重なってしまう時間帯もあるだけにどちらも見たい衝動が(><)なのにどちらも最後までは見られない(**)HEROさんのお誕生日お祝い会を今日と決めた時にはまだこんな大イベントが2つも重なっているとは分かっていなかったからなぁ・・・でも時間ギリギリまでは見たい!と思いまして、早めに準備を済ませテレビの前に釘付けとなりました。まずは野球のプレミア12・1次ラウンド最終戦vs台湾。
ともに2連勝でスーパーラウンド進出を決めていた両チームによる1次ラウンド最終戦です。日本代表は連勝という好発進を遂げましたが、初戦のベネズエラ戦を8-4、次戦のプエルトリコ戦を4-0と、スコア的には差がつきましたが決して楽な戦いではありませんでした。ベネズエラもプエルトリコも野球強豪国ですからね。そして台湾はその2か国相手に、プエルトリコ戦6-1、ベネズエラ戦3-0と、自慢の投手陣の活躍で快勝しているのです。更に開催地は地元、打撃陣がどうも本調子ではない日本代表は苦戦も予想されておりました・・・
しかし初回!幸先良く日本代表は2点を先取(^^)敵地の大応援団に囲まれましての試合だけに、是が非でも先取点を取って相手に勢いをつかせたくないところでしたから、願ってもいない初回の攻撃となりました(^^)更に4回には、鈴木選手の2試合連続となります2ラン本塁打でリードを広げました!鈴木選手は今大会で初めて日本代表の4番バッターとして中軸に座りましたが、立派に役割を果たしております。先発の今永投手も、ピンチの連続ながらなんとかしのいでおりまして序盤無失点に抑えてくれました。
その後も日本代表は、丸選手の今大会初ヒットによります得点など効果的に追加点を挙げまして、守っては4~5回を大野投手、6回を山岡投手、7回を甲斐野投手がいずれも無失点でつなぎまして、8回には体調不良でプエルトリコ戦の先発を回避しました岸投手が登板。打者3人をいずれも内野ゴロに仕留めまして復調をアピール!スーパーラウンドに向けまして大きな戦力が戻って来ました!そして最終回は、山本投手が1点を失いながらも見事に締めまして、8-1で勝利!日本代表は3連勝でB組1位でスーパーラウンドに進出する事となりました!
各組上位2チームによりますスーパーラウンドは、11日から今度は舞台を日本の東京ドームとZOZOマリンスタジアムに移しまして行われます。日本はA組とC組の1、2位計4チームと対戦する事となります。この日の台湾戦も含めました5試合の成績で、上位2チームに入りますと17日の決勝戦に進出できます。今回は強豪揃いで1次ラウンド突破も危ぶまれました日本代表ですが、‘侍JAPAN’頑張っておりますね!しかしスーパーラウンドには、更なる強豪国が居並ぶはずです・・・
一応世界ランキングでは1位となっております日本ですが、実際のところは実力的に世界の3~4番手ぐらいといったところでしょう。どのチームも今大会ベストメンバーを組めているわけではないでしょうが、日本代表は投の菅野投手&千賀投手、打の柳田選手&山川選手あたりがいないのでベストメンバーを組んだとは言えないでしょうからね。秋山選手の怪我によります戦線離脱も痛かったですし(**)そしてA組は、予想通りアメリカが1位でスーパーラウンド進出・・・となると思いきや!なんとメキシコが3連勝で1位通過を決めました!
これは大波乱、、、メキシコももちろん強豪国なのですが、まさかアメリカを破るとは・・・それだけに2位での通過となりましたアメリカは、威信をかけてスーパーラウンドに臨んでくる事でしょう。C組は明日最終戦が行われますのでまだ正式に決定はしておりませんが、3戦全敗のオーストラリアは敗退決定。明日の韓国vsキューバ、カナダvsオーストラリアの試合結果にスーパーラウンド進出が委ねられます。今大会はカナダがかなり強いですからね!プレミア12開催前の練習試合では日本を破っておりますし、今大会1次ラウンドでもキューバに勝利を挙げております。
順当に戦えばカナダはオーストラリアに勝つでしょうから、1次ラウンド突破のカギは韓国vsキューバの結果次第となります。ここで韓国が勝ちまして3連勝とすれば、1位韓国、2位カナダで決定。かつて世界で無敵を誇りましたキューバが1次ラウンドで敗退する事となります。近年の世界各国の技術向上は凄まじいものがあります。キューバ、アメリカ、日本という時代から、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコなどの南米勢が強烈に力をつけて参りまして、アジアでも韓国、台湾が強くなっておりますから日本もうかうかできない状況です。果たして・・・スーパーラウンドではどんな戦いが待ち受けているのか!?ひとまず‘侍JAPAN’はスーパーラウンド進出を決めてくれましたので楽しみましょう(^^)
そしてプレミア12が大方勝負がつきまして、惜しみなくチャンネルを替えて見る事ができましたのが・・・さいたまスーパーアリーナで行われます、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝、井上尚弥vsノニト・ドネア!これはボクシングファンにとりましてはまさに夢のカード実現!といったところの好カード(^^)WBA&IBF世界バンタム級王者の井上選手と、5階級制覇王者で現・WBA世界バンタム級スーパー王者のドネア選手の戦いですから!!間違いなくバンタム級世界最強決定戦といえる戦いが、日本で実現したのです(^^)
ブックメーカーの予想オッズでは、井上勝利が1.12倍から1.15倍で、ドネア勝利が5.1倍から5.7倍と圧倒的に井上選手が支持されております。井上選手はファンの期待に応え、また秒殺KOを再現するのか!?それともドネア選手が番狂わせを起こすのか!?5階級制覇王者のドネア選手相手に負ければ番狂わせというところが如何に井上選手が凄いかというところですが、昨日行われました前日計量では、両者1発でパスしまして好調振りを見せつけました。さてどんな戦いとなるのか・・・
残念ながら出勤時間となってしまいまして途中までしか見られなかったのですが(**)前半の攻防だけでもチャンピオン同士の手に汗握る白熱の展開が繰り広げられておりました。意外と井上選手があっさり勝って最後まで見届けられるかな?と楽観視していたのですが、あの井上選手が苦戦を強いられるのですからドネア選手はやはり相当強かったのでしょう。結果的には、11回にダウンを奪いましての3-0での判定勝利という結果が従業員より伝えられましてひと安心(^^)でも判定までもつれたのですねぇ・・・
2回には、ドネア選手の有効打で右目上をカットして出血する場面もありましたから。井上選手の出血なんて初めて見ましたから、見ていてドキドキでした。でも勝って良かった!これでアメリカ・ラスベガスでのメイン出場と、アジア発のスタートしてアメリカに進出していく青写真が出来上がった事でしょう。世界一の‘パウンド・フォー・パウンド’に向けまして、最強の拳を磨き続けてほしいものです!なんといっても横浜生まれのスターですからね(^^)おめでとうございました!
今日からお薦めメニューが3品新しくなっております!1品目は、「第1火曜日の会」でもお出し致しまして好評をいただきました「広島産カキの唐揚げ」~この時期から広島産大粒カキを仕入れまして毎年お出ししているのですが、今回はソテーではなくちょっと珍しい唐揚げに!ライム胡椒塩をつけまして、ライムを絞ってお召し上がりいただきます。これがまたよく合うんですよね(^^)唐揚げ仕立てにしてカラッと仕上げておりまして、中からカキのジューシーなエキスがほとばしります。カキ好きの方は是非お試し下さいませ!
2品目は、「7種類の温野菜~バーニャカウダソース~」~段々寒い時期となって参りましたので、かぼちゃ・じゃがいも・さつまいも・人参・オクラ・ブロッコリー・レンコンの7種類の野菜を温めて自家製のバーニャカウダソースでお召し上がりいただきます!加えて、「ガーリックシュリンプ」で使っておりましたガーリックソースもお付けしてお好みの方で。バーニャカウダソースは、アンチョビとガーリックの風味が効いたチーズ仕立ての野菜が絡みすいソースとなっております。他にもBMにあります野菜を加えて豪華にしても良いですね。
3品目は、「アスパラガスの豚しゃぶ肉巻き串~3本~」~野菜嫌いの僕が、今回の新お薦めメニュー3品のうち2品を野菜系のメニューとしているのですが(^^;)この「アスパラガスの豚しゃぶ肉巻き串~3本~」は以前お出し致しまして好評をいただいたメニューでした。という事で、他の2品は初めてのメニューなのですがこちらは復活版という事で。アスパラガスに薄い豚しゃぶ肉を巻き付けて串に刺して焼き上げ、赤ワインビネガーベースの少し酸味が効いたソースで仕上げてあります。
以上3品が今日からの新お薦めメニューとなります!これからどんどん温かいメニューもお出ししていきますので皆様お楽しみに(^^)さて今日は、ビル全体が静かな1日だったようで助っ人要請が相次ぎました(**)前半多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店にHEROさんのお誕生日お祝い会でお邪魔したのですが、その後上の階のママさんのところにも助っ人に行こうと思ったのですが早締めをされていて間に合わず。。。結局上の階の社長にお付き合いいただきましてもう1度多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に伺って参りました。
BMも他のお店同様まったりとした1日となってしまったのですが、、、そんな中でもいらして下さいましたお客様には感謝です。井上選手の試合を観に行かれていたお客様も多かったので凱旋帰還を期待していたのですが、判定までもつれ込んでしまった影響で辿り着けなかったお客様もいらして残念でした(++)でもその割に・・・何故か結構飲んでしまったのですが(^^;)最後元気にもう1軒と旅立っていった女性陣をお見送り致しまして定時に終了。明日明後日の週末は盛り上がってくれると嬉しいですね!

2019年11月6日(水)
BBさんもご無事で・・・

今年最も話題となりました言葉を選びます、「現代用語の基礎知識 2019ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が今日発表されました。これが発表されますと今年も終わりが近づいてきたなと思わされますが、もうそんな時期となったのですねぇ・・・本当に早いもので(**)
日本が初のベスト8入りを遂げまして列島が沸きました「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」を受けまして、チームのスローガンでありました「ONE TEAM(ワンチーム)」、姫野選手が得意としました技名の「ジャッカル」、稲垣選手の「笑わない男」、日本公式キャッチコピー「4年に一度じゃない、一生に一度だ」、「にわかファン」など、ラグビー関連が多数選ばれました。
その他には、「あな番」、「命を守る行動を」、「タピる」、「令和」などが選ばれましたが、2019年は「明」と「暗」がはっきりした年となったようです。「明」は先述の「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」ネタの他、42年振りにゴルフ全英女子オープンを制しました渋野選手の「スマイリングシンデレラ」とスポーツネタが。「暗」では、台風関連の用語がマスコミを賑わしまして、SNSなどが日常的となりましてインターネット発の用語は落ち着いてきたと言えると。
エンターテイメントとしては、秋元康氏企画の日本テレビ系テレビドラマで、25年振りの2クール=半年連続ドラマとして話題となりました「あな番(あなたの番です)」、2019年9月に配信されましたスマートフォン向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」の「ドラクエウォーク」、特定地域をディスる(馬鹿にする)映画がその地域で熱狂的に受け入れられました「翔んで埼玉」、米津玄師氏が作詞・作曲・プロデュースしました「パプリカ」などが選ばれました。
選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(現代用語の基礎知識・編集長)で、今回のノミネート語の中から「2019ユーキャン新語・流行語大賞」トップテン並びに年間大賞を、12月2日に発表致しまして、表彰式は都内ホテルにて開催されます。
「ユーキャン新語・流行語大賞」は、自由国民社がその年1年間に発生しました‘ことば’の中から、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その‘ことば’に関わった人物、団体を顕彰するとされている賞で、2004年より「ユーキャン新語・流行語大賞」に改称しております。
もともとは1984年に創設されたもので、毎年12月1日に大賞が発表されます。尚、同日が土曜日・日曜日の場合は次の平日に発表となります。候補となる言葉は、「現代用語の基礎知識」の読者アンケートの結果から編集部によって選出されました30語から50語が候補としてノミネートされまして、その中から新語・流行語大賞選考委員会によってトップテンと年間大賞が選定されます。
創始当初は、新語部門と流行語部門に分かれて、それぞれ金賞を筆頭として各賞が選ばれておりましたが、8回目の1991年からは年間大賞が設けられまして、11回目の1994年からは両部門を合わせて選定されるようになりました。2003年には株式会社ユーキャンと提携し、翌2004年より現代用語の基礎知識「ユーキャン新語・流行語大賞」に改称されました。
日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」、第一生命の「サラリーマン川柳」、住友生命の「創作四字熟語」、東洋大学の「現代学生百人一首」と並んで、現代の世相を反映する1つの指標として取り上げられておりますが、近年では世論の流行語と選考されました流行語の乖離が批判されがちとなっておりまして、、、受賞者の依頼を辞退されるなど影響力の低下が指摘されております。
とはいえ、やっぱりなにか気になるものですし(^^;)1年を終える頃に「なるほど・・・こんな事もあったな・・・」と思い出させてくれるものでもあります。でも意外と覚えていないものなんですよね(^^;)ちなみに昨年の「ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞は・・・平昌オリンピック・パラリンピック、カーリング女子日本代表の「そだねー」ですって!言われてみればという感じですが、昨年だったっけ?という感じでもあります(^^;)
それでは!恐らくは分からない言葉もあると思いますが(^^;)今日ノミネートが発表されました30語を50音順で一気にご紹介致します!1.「あな番」、2.「命を守る行動を」、3.「おむすびころりんクレーター」、4.「キャッシュレス/ポイント還元」、5.「#KuToo」、6.「計画運休」、7.「軽減税率」、8.「後悔などあろうはずがございません」、9.「サブスク(サブスクリプション)」、10.「ジャッカル」
11.「上級国民」、12.「スマイルシンデレラ/しぶこ」、13.「タピる」、14.「ドラクエウォーク」、15.「翔んで埼玉」、16.「肉肉しい」、17.「にわかファン」、18.「パプリカ」、19.「ハンディファン(携帯扇風機)」、20.「ポエム/セクシー発言」、21.「ホワイト国」、22.「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」、23.「○○ペイ」、24.「免許返納」、25.「闇営業」、26.「4年に一度じゃない。一生に一度だ」、27.「令和」、28.「れいわ新選組/れいわ旋風」、29.「笑わない男」、30.「ONE TEAM(ワンチーム)」、以上です。
いやぁ半分ぐらいしか分かりませんね(^^;)20代の頃はほぼその年流行となりました話題にはついていけていたと思いますが、テレビドラマやヒット曲などが分からなくなってきてから年を感じます。。。そして今年の特徴は、2002年以来17年振りにお笑い界からのノミネートがゼロという事だそうです。言われてみればお笑い芸人が流行らせた言葉というのがありませんね・・・
近年の「ユーキャン新語・流行語大賞」では、お笑い芸人のギャグやフレーズが必ず1つはノミネートされるのが定番で、トップテン入りを果たすか否かの話題もこの季節の風物詩となっておりました。遡りますと・・・2003年の「なんでだろう~」、「ゲッツ」から、昨年の「ひょっこりはん」まで16年連続でお笑い界からのノミネートが続いていたのです。
オリコンニュースによる今年7月発表の「2019年上半期ブレイク芸人ランキング」では、1位.霜降り明星、2位.チョコレートプラネット、3位.Mr.シャチホコ、4位.EXIT、5位.ガンバレルーヤという顔ぶれが登場しておりました。中には「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるかな?という印象に残るフレーズも存在したものの、残念ながらノミネートには至らなかったそうです。今年の大賞はどの言語に輝くのですかね!?僕の予想では・・・やっぱり災害関連の方が印象に残るから「命を守る行動を」かな?
今日は助っ人要請が多く来る静かな街の様子だったようですが、そんな中HEROさんのお誕生日お祝い会第1弾が開かれまして、BMでもBBさんやU人Uさんから<ズブロッカ>が振舞われておりました(^^;)上の階ママさんは、お暇だと嘆きの連絡をいただきながらも、僕も今日1人で助っ人できないしうちも暇ですよ(^^;)と返信したらお気遣いいただいてか1杯乾杯しにお立ち寄りいただいて。その度量の大きさに感服致しましたm(_)m今度は僕がお助けしないといけませんね!
1週間のバカンスから帰って来たというTもかちゃんのお店も、Tもかちゃんが夜中に来たという事もありまして前半は相当お暇だったようですが、、、後半は盛り上がったようで知り合いの方がアフターで4名様でいらしてくれました。さすがTもかちゃん力あるなぁと思いましたが、明日からまた存分にお稼ぎ下さいませ!再来週には3周年パーティーも控えておりますしね!
そして今日はBBさんが、入院前最後という事でわざわざ顔を出して下さいました。多少愛しさと切なさと心強さとちゃんも入院して、続いてBBさんと、、、なんだか悪い連鎖が起こってしまっておりますが(><)本当に多少愛しさと切なさと心強さとちゃん同様BBさんにもどうか無事でお帰りいただきたいと切に願います。BMも16年を迎えまして、長い常連さん達も当然高齢化しておられますから、皆様お体には十分ご自愛いただきたいなと。僕もちゃんと自己管理に努めたいと思います!

2019年11月5日(火)
ソープさんおめでとうございました(^^)

フランス産ワインの新酒<ボジョレーヌーボー>の初荷が、1日午前6時25分頃日航機で羽田空港に到着致しました。解禁は例年11月の第3木曜日とされているのですが、意外と早く日本に入荷されるものなのですね。
初荷のボトルは、フランスからイギリスに輸送されまして、ロンドン発のボーイング787機で日本に到着致しました。貨物室から降ろされた後、輸入手続きのため税関の職員が検査をしております。1日に羽田空港に到着しました初荷は3192本ですが、輸入元のサントリーワインインターナショナルによりますと、日本向けに輸入するのは計11種類で、64万リットル分の100万本超となるそうです。
100万本超といいますと物凄い量のように感じますが、それでも日本への輸入量は2013年以降7年連続の前年割れでして、ピーク時の4割ほどの量なのだそうです。それでもイベントとして定着した事に加えまして、ワイン愛好家は毎年どんな味か確認しているとの事で一定の底堅い需要があると。
バブル期には、時差の関係で「世界一早い解禁日」と銘打ったイベントが開かれるなど一大ブームとなりました<ボジョレーヌーボー>。バブル崩壊後は一気に下火となってしまいましたが、「過去100年で最高の出来」とされました2003年の翌2004年に104万ケースを記録。その後、2003年よりも出来が良く、「21世紀最高」と評されました2011年の翌年の2012年に、輸入量は再び増えまして74万ケースとなりました。
その後はまた前年割れが続きまして、中には<ボジョレーヌーボー>の輸入販売から撤退する企業も出ました。キッコーマンは、2017年を最後に<ボジョレーヌーボー>の輸入を取りやめ、現在は日本産のワインやより付加価値の高い輸入ワインにシフトしております。
メルシャンは、今年の輸入量は40万ケース前後と前年比2割減程度と予測しております。一方で、「ロゼワインに限ると自社計画では25%増える見通し」とも話しております。サントリーも全体での輸入量は前年比9%減りますが、今年新たに同じブドウを使いましたスパークリングワインの取り扱いを始めます。各社ともバリエーションを増やしてなんとか需要を喚起する狙いがあるようですね。
今更ながらですが<ボジョレーヌーボー>は、フランスのボジョレー地区(ボージョレ地区とも言う)でその年に生産されましたワインです。毎年日本では11月の第3木曜日に販売と消費が解禁されるため、今年は11月21日となります。それ以前に販売したり飲んだりしますと法に触れてしまうのだそうで。では何故11月の第3木曜日と決まっているのでしょうか?
当初<ボジョレーヌーボー>の解禁日は11月15日だったのですが、この日が土日にあたりますとワイン運搬業者がお休みとなってしまうため、1985年より11月の第3木曜日と改定されたのです。解禁日は、早出し競争によります品質低下を防ぐために設けられました。尚、1984年11月15日が木曜日だったため1984年に第3木曜日となったとする表記もありますが、法改正によります変更は1985年からです。
さて、気になります今年の<ボジョレーヌーボー>の味の評価ですが・・・サントリーワインインターナショナルによりますと、「今年は味わい豊かなブドウが収穫でき、果物をそのまま食べたようなワインに仕上がった」、「イチゴやラズベリーのような赤い果物をそのままかじったようなピュアでフレッシュな味わい」との事です。でも、毎年褒められておりますが僕みたいにワインにはあまり教養が無い人間にとりましてはどの年も似たり寄ったりなんですけれどね(^^;)
大した熟成をしていないのですから、味自体は美味しいとは言えないのが事実なのでしょうが、何故かキャッチコピーでは毎年美味いと評価されております(^^;)、まぁワイン愛好家に言わせましても、その年獲れたブドウで造っているワインを美味いかどうかで判断するのは野暮な話で、収穫に感謝、そして<ボジョレーヌーボー>にしては今年は・・・?という評価としているのだと思いますが。でも、毎年の定番のコピペが面白いので遡って書き出してみますと・・・
1995年「ここ数年で一番出来が良い」、1996年「10年に1度の逸品」、1997年「1976年以来の品質」、1998年「10年に1度の当たり年」、1999年「品質は昨年より良い」、2000年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」、2001年「ここ10年で最高」、2002年「過去10年で最高と言われた2001年を上回る出来栄え」、「1995年以来の出来」と。もう言葉にするのが苦しいぐらい段々良くなり過ぎです(^^;)1995年より1996年や1998年、2001年がここ10年で最高と言われているのに2002年は「過去10年で最高と言われた2001年・・・」となっておりますしね(^^;)
そして前述の2003年「100年に1度の出来」と、遂に10年単位から100年に1度という物凄い評価となってしまいます(^^;)2004年は「香りが強く中々の出来栄え」とややトーンダウンし、2005年「ここ数年で最高」、2006年「昨年同様良い出来栄え」と、100年に1度の出来の2003年をあっさり上回ってしまいました・・・(^^;)
2006年「昨年同様良い出来栄え」、2007年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」、2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」と味の寸評が主に続いたと思ったら、また2009年には「50年に1度の出来栄え」と(^^;)そして2010年は「今年は天候が良かったため昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」と、50年に1度があっさり2年連続で繰り返されてしまいます(**)
2011年「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」と、また味の寸評となったと思いきや・・・なんと2012年は「史上最悪の出来栄え」という思い切った評価が下されました。。。当然BMでもケース単位で仕入れているわけですが、そんな事言われている年あったかなぁと思い出せません(・ ・;)凄い言われようですけれど(^^;)以降は同じような表現の繰り返しですので割愛させていただきますが、昨年BMは開店以来初めて<ボジョレーヌーボー>の仕入れを止めたんですよね。。。
止めたというよりは、酒屋さんとの付き合いでこれまで入れていたものを勘弁してもらったと言った方が正解ですが。<ボジョレーヌーボー>は、収穫祭という意味での時期物としては良いと思うのですが、‘季節感を大切にしていた男’大阪人もいなくなってしまった今、全く需要がありませんし僕もワインが得意ではないので昨年は他の物をケースで仕入れる事で酒屋さんに勘弁してもらったのです。美味しくはないし売り上げも落ちてしまうので無理して飲んでも良い事無いんですよね(**)さて今年はどうするか・・・
連休明けの今日は、恒例「第1火曜日の会」からスタート!今回は7名様にお集まりいただきまして、19時半から開宴となりまして秋の味覚の和風料理7品を召し上がっていただいたのですが、何より凄かったのは出ましたソーダの量!今日は皆様<ハイボール>に特化されておりまして、ウイスキーも1本空きましたがその分ソーダの消費量が尋常じゃなかった・・・
万が一に備えてストックも大量に仕入れていたのですが、そのストック分も会の途中に全て補充する状況で、加えて会の途中にいらしてくれました獣医Oさん2名様のところでも<ラフロイグ 10年>のソーダ割りが出まして、池さんは<コロナビール。だったのですがその後もドクターTさんが終売品であります<ジムビーム プレミアム>のハイボール、T・Vさん&隊長が<タンカレーウォッカ>のソーダ割りと、ソーダの消費は止まらずヒヤヒヤものでした(^^;)
しかし後半はあまりウイスキーの水割りや焼酎の水割りをお飲みになられるお客様が多く、ソーダ系を飲まれるお客様があまりいらっしゃらなかったのでなんとか持ちましてひと安心(^^;)空き瓶を見ましたら・・・21本出ておりました(**)次回からは今日の教訓を生かしましてもっと多めに仕入れておきます。
最後はお誕生日お祝い会を開かれておりましたソープさん3名様が辿り着いて下さいまして!個々に「ざるそば」、「自家製ミートソーススパゲッティ」、「ソーセージ盛り合わせ」をお召し上がりに。今日はドクターTさんが今日だけのお薦めメニューをフルコースで召し上がって下さったり、お連れの子が「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」を召し上がって下さったりと、フードもよく出てくれました(^^)ソープさん達最後に辿り着いて下さって嬉しかったなぁ(^^)おめでとうございました!

2019年11月2日(土)
外国人狂騒劇(^^;)

初開催で予想以上に盛り上がりを見せました「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」は、今日決勝戦が行われまして、世界ランキング3位の南アフリカが同1位のイングランドを32-12で破り、3大会ぶり3度目の優勝を果たしました!結果的には世界ランキング1~4位の4か国が準決勝に残る順当な戦いぶりでしたが、最後は日本を破って準決勝進出を果たしました南アフリカが世界ランキング1位のイングランドを破る形で終焉を迎えました。
南アフリカは、前半から強力なフォワード陣で相手のスクラムでの反則を誘発。それで得ましたペナルティーゴールをスタンドオフ・ポラード選手が確実に決めまして加点していきました。後半25分には、ウィングのマピンピ選手が左中間にトライ。南アフリカにとりまして3度目の決勝戦にして記念すべき初トライをマーク致しまして、かつて日本代表を率いた事もあります‘知将’ジョーンズ監督率いるイングランドを振り切りました。決勝戦の舞台となりました横浜国際競技場もさぞかし盛り上がった事でしょう(^^)
大会前はあまり評判が高くなかった南アフリカでしたが、1次リーグ初戦(9月21日)にニュージーランドに13-23で敗れましてB組2位通過からの優勝でした。1次リーグで黒星を喫して大会を制したのは、なんと初の事だったそうです。また、ニュージーランド・オーストラリア・アルゼンチンと南アフリカで競います南半球4か国対抗覇者が同年のワールドカップ覇者となるのも初めての事だそうで。でもそう考えますと、強豪国が集います南半球4か国対抗を制しているのですからやはり実力はあったのですね。
対する世界ランキング1位のイングランドは、2003年以来2度目の優勝を狙いましたが、勝負どころでのペナルティーが致命的となりまして優勝を逃した形となりました(**)前回大会で日本代表を率いましたジョーンズ監督でしたから、日本のファンも多く応援していたと思ったのですがね。母は日系アメリカ人、妻は日本人というジョーンズ監督にとりましても、指揮官としての悲願の初優勝は成りませんでした。。。ジョーンズ監督自体はオーストラリア出身ですが、32歳の現役引退後は東海大学の監督に就任して指導者の道を歩み始めるなど、日本にも所縁のある人だけになんとか勝たせてあげたかったですけれどね・・・
イングランドは、「死のC組」と言われました1次リーグを3勝1分け(中止による引き分け扱い)と無敗で1位通過。準々決勝でオーストラリアを、準決勝では優勝候補筆頭と言われましたニュージーランドを連覇して世界ランキング1位まで上り詰め決勝戦に進出致しましたが、残念ながら南アフリカの鉄壁の守備を崩し切れなかった形となりました。ジョーンズ監督は、日本代表を率いておりました2015年のワールドカップでは、今大会優勝致しました南アフリカから大金星を挙げまして、世界中から「スポーツ界最大の番狂わせ」と称賛される結果を残すなど3勝を果たしました。日本ラグビーに哲学を植え付けた功績は非常に大きく、なんとか優勝してほしかったですけれどねぇ(><)
9月20日の日本vsロシアで幕を開けました「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」は、全国12会場で熱戦が繰り広げられまして、アジア初の開催として大いに盛り上がりましたが、44日間の日程を終えて今日閉幕となりました。次回大会は2023年にフランスで行われます。日本代表の初のベスト8進出という盛り上がる要素もありましたが、何よりもあまり日本では浸透していなかった「ラグビーワールドカップ」が、さすが世界三大スポーツイベントの1つと言われるだけあって世界ではこんなにも多くのファンがいるのだという事を、外国人ファンの大挙来日により思い知らされました。日本に多大なる経済効果をもたらした事でしょう!
この「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」を、絶好の商戦期とみなしまして販売に力を入れていたのが飲料メーカーや飲食店。「ラグビーファンはお金持ちが多く、支払い金額を気にせずに水のようにビールを飲む」、飲料メーカーの関係者はそう口をそろえておりました。特にラグビー強豪国は、総じてビールの消費量が多い事で知られております。今大会参加国の中で、2017年の1人当たりの年間ビール消費量は、1位がアイルランドの94.9リットルとなっておりまして、これは日本の2.4倍もの数字になります。
オーストラリアは4位、5位がイギリス、6位がニュージーランド、優勝致しました南アフリカは7位と、上位には今大会に出場致しましたラグビー強豪国が並びます。BMでも、ウェールズ人なんてひたすらずっとビールを飲んでいたなぁ(^^;)願わくばアイルランドが決勝トーナメントで勝ち残ってくれれば良かったのですけれど。以前日本でサッカーのワールドカップが開催された際、新横浜でバーテンダーをしておりまして横浜国際競技場でアイルランドの試合があった時は物凄い量のビールが出まして売り上げとなった事をよく覚えておりましたから。
そんなビール酒豪達が日本に集まるという、またとない商戦におきまして、圧倒的な恩恵を受けたのはキリンビールでした。キリンビールが1984年から国内で製造販売を手掛けます<ハイネケン>は、1995年から過去5大会にわたりまして「ラグビーワールドカップ」のスポンサーを担ってきました。今大会でも、会場内や会場近くに設置されましたファンゾーン(大型ビジョンで試合のライブ中継などを楽しめる場所)では、<ハイネケン>が独占販売されていたのです。
<ハイネケン>を取り扱う飲食店も、今年1~9月に4000店舗も増加致しました。コンビニエンスストアなど小売店での販売数量も、前年同期比で7割増加したといいます。その結果、<ハイネケン>の9月の販売数量は、前年同月の3.4倍を記録!9~11月の大会期間全体でも、キリンビールは<ハイネケン>の販売数量が前年同期比の2.2倍になると見込んでおります。恐らくはキリンビールの想定以上に盛り上がった今大会でしたから、2.2倍以上の数字を叩き出している事でしょう。
キリンビールは、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドのラグビー代表チームの公式パートナーであります<ギネス>の国内販売権も持っております。<ギネス>の9月の販売数量も、前年同月比5割増しと好調でした!<ハイネケン>、<ギネス>共に、「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」を通して日本での認知度が急速に広まった感じです。もちろん日本に来たからにはと日本のビールを飲む外国人も多く、<一番搾り>の9月の販売数量も前年同月比116%だったと。これらの結果、キリンビールの9月のビール全体の販売数量は、前年同月比124%と大きく伸びたのです!
9月は消費税増税前の駆け込み需要がビール業界でもありまして、アサヒビールが前年同月比111%、サントリービールが前年同月比102%、サッポロビールが前年同月比117%と、ビールメーカー各社とも伸ばした形となりましたが、「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」の効果がありまして124%の数字を叩き出しましたキリンビールには及ばない形となりました。その差は10月、11月ともっと大きく開いている事でしょう。キリンビールにとりましては「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」が願ってもない経済効果となったわけです。
1月~9月までの累計でみても、キリンビールはビール全体の販売数量が前年同期比で103%。アサヒビールが前年同期比98%、サッポロビールが前年同期比98%、サントリービールが前年同期比98%という中で、前年超えはキリンビールだけでした。株式市場のラグビー銘柄も明暗が分かれた形となっております。販売好調を受けまして、キリンビールの株価は9月20日の2250円から、11月1日には2305円へ上昇しております。一方、同じくラグビー銘柄とされておりましたイギリス風パブチェーンのHUBを展開致しますハブの株価は、9月20日の1360円から11月1日の1055円に下げております。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックには、7人制ラグビーが種目に含まれまして、ビールメーカー唯一のスポンサーはアサヒとなります。急激に人気が高まりましたラグビー同様、キリンもその後のファン定着への努力が必要となるでしょう。しかしそれにしても飲食店にも経済効果は大きかったのではないですかね!今日馬車道の居酒屋さんへ行かれていたT・Vさんは、自分達以外のお客様ほとんどが外国人だったと驚かれておりました。BMにも早い時間帯にリピーターの外国人客がいらしてくれましたが、さすがに決勝戦が終わって明日は帰国という事で遅くまでは飲まれておりませんでした(^^;)今回「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」を機に来日されたインバウンドの方達が、日本を楽しんで帰ってくれたのならば嬉しく思います(^^)
T・Vさんからお聞きしました馬車道の居酒屋さんのように、関内の街は多くの外国人客で賑わっておりまして、中には警察を呼ばれているケースもあったようで狂騒劇が繰り広げられておりましたが、、、BMは夜中粛々と営業を。付近にはパトカーが止まっておりましたけれどね(^^;)ドクターTさんも多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店の応援部隊として二夜連続でいらしてくれておりまして、BMにもお疲れのところ3名様でお立ち寄りいただきました。今週末はアルバイト君が不在で僕はBMにかかりきりでしたが、来週からは僕もいざという時のために備えておきたいと思っております。出番が無いのが1番ですけれどね!
他にもアフターのお客様達、またまたまたまたまた帰って来たマスターJr夫妻、知り合いの方、Tもかちゃんアント2名様などいらしてくれまして各所で乾杯のお酒を頂戴致しましたがm(_)m皆様意外とお帰りは早く定時には閉店。周年お祝いを開かれておりますお店へ伺おうかなとも思いましたが、ちょっと風邪気味だったため今日は自重。来週改めて伺わさせていただきます!また連休となりますが(**)しっかり体調を整え来週火曜日に臨みたいと思います!来週火曜日は恒例「第2火曜日の会」のため19時半から営業致します(^^)皆様早い時間からお越し下さいませ!

2019年11月1日(金)
無事を祈る・・・

11月になりました。という事は・・・消費税率10%への引き上げから早いもので1か月が経ったという事です。なんだか知らないうちに慣れてしまっている感じですが、、、百貨店では、9月後半に時計や宝飾品などで駆け込み需要が集中し、10月は高額品を中心に全体で前年同期に比べて2割近い反動減となりそうだといいます。。。
実際に経済産業省が9月30日に発表致しました9月の商業動態統計によりましても、小売業販売額は前年同月比9.1%増の12兆5890億円と、前回の消費税増税の直前だった2014年3月の11%増以来の高い伸びを示しておりました。最もプラスに寄与したのは、16.9%増となりました自動車だそうです。他に、冷蔵庫やテレビなどの家電を含みます機械器具や、医薬品・化粧品も好調で、高額品を中心に伸びておりました。
業態別では、家電大型専門店やドラッグストアなどの好調が目についたといいます。前回の消費税5%~8%への3%の増税に比べますと、今回は8%~10%で2%の増加だったとはいえ、‘たかが2%・されど2%’ですから、高額商品が駆け込み需要となって伸びるのは当たり前の事でしょう。実際我が家もテレビと冷蔵庫買い替えておりましたしね。
百貨店各社は10月、増税後の反動減に備えまして、食品をてこに来店を促します戦略を徹底したそうです。そごう・西武は全国8店舗、高島屋は大型店を中心にそれぞれ北海道物産展を開催。特に大坂高島屋のイベントは、過去最長となります20日間に及んだそうです。他の百貨店も、各地のグルメ展などを企画。食品の売り上げは全店で前年の90%台後半や、台風の休業分を除けば前年水準並みとなったそうで、増税の打撃回避策は一定の効果があったとみられます。
スーパーマーケットでは、食品に限ればイオンリテールやイトーヨーカ堂でほぼ前年並みの数字となっております。コンビニエンスストアでは、セブンイレブンジャパンが前年同期を上回る水準を確保したと。これは素晴らしい企業努力の結果ですね!軽減税率の効果で中食の需要が拡大したため、キャッシュレス決済時のポイント還元制度が貢献したため、などの理由が挙げられているそうです。政府の策も満更意味の無いものではなかったという事か。
ただし、外食業界では増税によります影響が確実にみられたそうです。残念ながら悪い結果として。。。それは、店内飲食の場合は10%、持ち帰りでは8%の税率が適用されるためだと。牛丼チェーン大手の吉野家ホールディングスでは10月、なんと店内飲食が前年割れとなる見通しだそうです(**)持ち帰りと店内飲食の売り上げは、一時10%以上の乖離が生じたといいまして、2%の税率の違いが消費行動に表れた結果が如実に出ております。
政府は、消費税増税後の景気の落ち込みを防ぐため、消費者の購買意欲を減らさないように動機づける反動減対策を取っておりました。それが、中小の小売店でキャッシュレス決済をすると最大5%のポイント還元が受けられる制度や、購入価格を上回る物品やサービスと引き換えられるプレミアム付き商品券などです。前回2014年の消費税率引き上げの際、増税後の消費の反動減が大きく、景気の低迷が長引いた事の反省を生かしての策でした。
その反動減対策に政府は、2019年度予算に2兆円規模の対策費を計上したのです。前述のようにその策は一定の効果を表してはおりますが、中小の小売店よりもっと小規模の個人経営の飲食店や、薄利多売をしております各種食べ物のチェーン店業界などではキャッシュレス決済のポイント還元もプレミアム付き商品券も意味をなさず、、、かなりのダメージがあったようです(**)
まぁ予想はできていた事とはいえ、消費税増税は確実に消費者の購買意欲減への心理へとつながってしまっているようです。。。飲食店には冬の時代が到来したとも言えますが、、、それでもなんとかしてお客様に足を運んでいただいて生きて行かなければいけないのが日銭商売の飲食店の宿命。BMのような小売店でも、時代の流れに逆らわずキャッシュレスサービスを積極的に取り入れていくなど、何らかの手を打たなければいけないでしょう。
それにしても、いわゆるキャッシュレスサービスは何故現在になって急激に社会へ浸透しているのか?その理由の1つとしては、利便性が認識されたという事があると思われます。スマートフォンを用いた決済には、今のところ大まかに2つの方法があります。お店のレジ周辺に用意されましたQRコードをスマートフォンのカメラで読み取り、それで支払いをする方法が1つと、もう1つはスマートフォンの画面をバーコードで表示し、それをお店のレジで読み取ってもらう、といった方法があります。
僕は持っていないのですが(^^;)日本に住む人の多くは、クレジットカードや交通系ICカードを持っておりまして、クレジットカードをレジで「ピッ」とやる決済方法に既に慣れております。それもあって、「今更QRコード?」という声も聞こえてくるのだそうです。実際にはコンビニエンスストアなどではバーコードを読み取ってもらう方法が主流だと。しかし試してみれば、会計の時のユーザー体験はいずれも然程変わらないと。BMで最近取り入れましたPayPayもQRコード読み取りだな。
客側としては、「何を用いて支払うか」という意思表示をして、自ら「ピッ」とやるか、それとも「ピッ」とやってもらうかという違いくらいしかないと。決済速度でいいますと、非接触カードが最短で、QRコードはクレジットカードにわずかに劣るとされておりますが、いずれも現金よりははるかに速い事が分かっているのだそうです。BMの場合はクレジットカード払い処理の端末が古いもので、むしろ現金より時間が掛かってしまうのですが。。。
消費者側からみれば、使い勝手の良い決済方法としてクレジットカードがあります。しかし特に日本では、決済手数料の面でお店にとって負担が生じてしまい、その先ではお店のポイントが付かないなどユーザーにまで負担が跳ね返ってしまっていたのが事実なのだとか。一方、スマートフォンで済む決済方法では、加盟店であるお店側への手数料負担をほとんど求めておりません。これはお店にとりましては大きなメリットであります!
支払いが発生した際にその間を取り持つ決済事業者からしますと、加盟店と消費者、どちらも開拓すべきユーザーでありまして、両側が顧客なのですから加盟店にとっても魅力的になるようなビジネスを作り込むのは当然の事です。現在、電子的な決済システムにつきましては、加盟店にとりましての導入コストが段々安くなっておりまして、事実上無料という流れが起きております。BMもPayPayを導入する際初期投資は無料だったような。導入にまつわる負担を極小に抑えられるというのは有り難い事です。
手数料がかからず、しかも決済速度も速いのですから、クレジットカード払いよりもPayPay支払いの方が僕にとりましても嬉しい事なのでしょう。なんせ未だに現金至上主義なものでPayPayも最後までいらないと反対したのですが。。。過当競争の印象もある今は、決済事業者側が加盟店の獲得合戦をしておりまして、お店からは煩わしいといった声もあるようですが、スマートフォン決済の急激な普及は、基本的に‘決済事業者とお店との間で一致した思惑が促した’と言えそうです。
「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」の3位決定戦が行われました今日ですが、BMに観戦のため来日している外国人のお客様が大勢いらっしゃりました。街に外国人溢れかえっておりましたが、きっと新横浜はもっと凄い事になっているのでしょう。なんせ明日は日産スタジアムで決勝戦が行われるのですからね!明日はどうなってしまうのだろう(^^;)敵国同士がかち合っちゃったりするとかなり面倒ですから注意しないと。今日もあわや一触即発でしたから(^^;)
他にも特に後半に多くのお客様がいらしてくれまして、<ムルソー>を発射してくれましたサイレントちゃん&0ちゃんは話が盛り上がり過ぎて7時近くまで飲んでおりましたが、、、なんといっても今日は・・・多少愛しさと切なさと心強さとちゃんが闘病生活のため一時お店を離れる日。。。寂しいですねぇ・・・(><)でも、これまでまるで侍のような強い心で気力を振り絞って働いておりましたから、入院して今度は自分としっかり向き合って!病気との戦いに勝ってほしいなと!!多くを語るのは好まないでしょうから心にしまっておきますが、また乾杯できる日を楽しみに(^^)それまでみんなで力を合わせてお店を守っていきましょう!