2019年12月30日(月)
今年も1年ありがとうございましたm(_)m

目前に迫りました令和最初の年末年始。だからという事でもないのでしょうが、なんだか今年の年末は様々な変化が起きているような気が致します。まず、昨日今日買い出しに行きましたらスーパーの混雑具合が半端じゃない(**)例年こんなに混んでいたかなぁ・・・?と思い考えてみましたが、絶対にこんな買いだめに走るような状況ではなかった。年末年始を休みにしようという‘働き方改革’が影響しているのでしょうか?
イトーヨーカドーとヨークマートは今回、初めて計51店舗で元日に大規模休業する事を発表致しました。年中無休で有難い存在のはずのコンビニエンスストアも、今年は人手不足に伴います‘働き方改革’の影響でセブンイレブンやローソンが一部店舗で休業となります。大手小売店のパルコも全18店舗の元旦の一斉休業を発表致しましたね。正月の目玉であります福袋も、来年は1月2日から販売されるそうです。
関東地方に展開しますスーパー・マルエツは、ほぼ全店で元日休業となりまして、都市部の店舗では2日も休業する予定だそうです。ヤオコー・サミット・いなげやも元日に加え2日も休業となります。高級スーパー・成城石井も、路面店などを中心とした164店舗で大晦日の営業時間を18時までに短縮、翌元日も昨年より微増の77%で休業、更に2日の休業も25店舗で実施致します。この流れは、小売店にとどまらず24時間営業のレストランチェーンにも普及しております。
初詣からの帰り道や、大晦日に仲間同士で歓談するのに便利だったファミレス。僕も若い頃アルバイト仲間とファミレスで年越しをした覚えがあるのですが、ロイヤルホストにガストなども年末年始の営業休止を表明しております。ロイヤルホストは、全国219店舗のうち一部を除いて大晦日と元日の営業を休業致します。更に、ロイヤルホストと同じくロイヤルホールディングス傘下のステーキチェーンのカウボーイ家族も、18店舗中17店舗が元日休業となります。
すかいらーくホールディングスは、ガスト・バーミヤン・ジョナサンなどの主力チェーンの80%にあたります店舗を、大晦日18時から元日正午までを休業とすると発表致しました。仲間同士でカウントダウンを楽しんでいた若い頃は、大晦日や元日でもファミレスだけは開いているから最悪ファミレスで食事をすればいいという信頼感があったのに・・・これも‘働き方改革’によります時代の流れなのでしょうかね。。。
また、ラーメンチェーンの幸楽苑は、一部店舗を除き大晦日の営業時間を短縮し、元日は休業する方針を発表致しました。同社は昨年末年始を休業にする際、「売り上げが2億円減少する」と明かし話題となりましたが、今年も社員第一優先とする姿勢は変わらないようです。更に、大戸屋も直営店の半数以上で大晦日と元日を休業にする事を発表しております。全国約2300店舗のドコモショップは、大晦日から1月3日まで休業。ソフトバンクの販売店でも、大晦日と元日を休業と致します。この年末年始は絶対に携帯電話を壊せないし無くせない・・・
年末年始に休業するのは、サービス業だけではありません。全国銀行協会(全銀ネットワーク)が金融機関をつないでおりますATMネットワークシステムのメンテナンスが、大晦日から1月4日にかけて実施が予定されております。全銀ネットワークのサイトでは、銀行ATMの一部機能停止や、振り込み時に注意が必要と説明されております。口座を持っている銀行のATMは問題なく操作できますが、他の銀行の口座から引き出したり預け入れする事はできなくなるようです。
子供にとりましてはお年玉をもらったらすぐにでも買い物に行きたいデパート、更にはそのために何かと物入りな年末年始の現金を引き出すための銀行ATM。今までは、年末年始といえば1年で最も売り上げや利用客が望めるかき入れ時と思われてきました。しかしそのような年末年始にお馴染みの光景も、サービス業や小売業、金融業の分野で変化が起きようとしているのです。そして今の社会は、その年末年始を休もうとする流れを歓迎する傾向があるのです。
こうしてお書き致しました通り様々な小売・サービス業で「営業休止」が拡大しておりますが、多くの企業が「年越しから元日までは家族で過ごしてほしい」、「従業員の元気充電のため休業致します」など、従業員のモチベーションに対する配慮を示しているようです。時代は変わったものですねぇ・・・僕がアルバイトをしていた時なんて、「時給を高くするから絶対に休むな!」的な雰囲気が滲み出ておりましたけれど(^^;)
インターネット上の消費者の反応を見てみますと、「不便になった」と嘆く声が多く見られるかと思いきや、思いのほか歓迎されているようです。「利用する側としては便利だが、働いている方は大変そう」という意見や、「正月らしいムードを大切にしたい」という考えもあるようです。更に、「他のところも休めばいいのに」、「素晴らしい!」、「丸一日休みにすればいいのに」など、否定的よりは肯定的な意見の方が多いように見られるそうです。
世間は意外にも、年末年始のサービス業・小売業の営業休止に対しては寛容なのですね。僕はこの流れはとても良い事ではないかと思います!働きたい人は働けばいいし、休みたい・家族と過ごしたいと思う人は休めばいいし。お店がやっていないならばやっていないなりにみんな家で食事をして家族団欒を楽しむ良い機会にもなるでしょうし、この程度の不便さはなんとでもなるものですから。とかく日本人は働き過ぎ!元日はゆっくり、お節料理や残り物で家のこたつで過ごす風習を子供達にも体験させて家族の絆を深めてほしいものですね(^^)
今の時代のように24時間営業がこんなにたくさんある前は、デパートや飲食店も大晦日や三が日が休みのところもたくさんありましたし、その時ですら不便には思いませんでしたからね!働く社員、従業員も正月らしい過ごし方は絶対に必要ですし、モチベーションも変わるから良いと思います(^^)営業する企業があれば、納品する会社も営業しなくてはなりません。営業する企業のトップは、従業員と共にその事も考えてほしいものです。それでこそ‘働き方改革’でしょうから。
僕が子供の頃は、お店が営業していないのが当たり前で、家族でのんびり家で過ごしておりました。元日に街中の店が休みが多いと、買い物客や飲食店の客が少なくなり、元日も頑張っているお店も元日は客が少ないから休もうの流れになってきます。元日ぐらいはみんなでしっかり休んで、それからまた1年頑張りましょう!なんなら三が日休みでも良いぐらいだと思うのは僕だけでしょうか?(^^;)抜け目を狙って商売するような時代ではありません!人と人との絆を、正月ぐらいは深めてほしいものです。
でもきっと、昭和の頃のようにはいかないのでしょう。。。何故ならば、今はあまりにも日給制の人が多いから。月給制の人は良いけれど、日給制の人は休みが増えれば当然収入減ですからね(**)やっぱり働きたい人は働いて、休みたい人は休める流れができるのが1番か。業種によりましては元日も仕事をせざるを得ないのですから、その業種で働きたい人は頑張ればいいですしね。そして年末年始に働いた代わりに、落ち着いた頃に休みをもらえるような優しさもほしいところです。休める時は休む勇気も飲食業にとりましては大事な事なのです。
BMは今日が年内最終営業日。年明けは4日(土)からの営業となります。今年も1年間皆様本当にありがとうございましたm(_)mおかげ様で、なんとか無事にお正月を迎えられそうです(^^;)今日も前半ドクターTさんが大活躍されまして、懐かしいカップルの方にも今年中にお会いできまして(^^)T・Vさん2名様、ミキティママには今年もお世話になりましたとご挨拶ができました。池さんは・・・ギリギリの状態で辿り着いてくれまして「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」300グラムを!そしてやっぱり締めはと<ポルフィディオ アネホ>で乾杯!この<ポルフィディオ アネホ>も池さんのおかげで楽しめた1年でした(^^)
残り営業時間30分を切っておりましたが、この2か月間多少愛しさと切なさと心強さとちゃんが居ない中本当によく頑張りましたWISDOMちゃんと乾杯すべく出動。ドクターTさんは力尽きておられましたので(^^;)BBさん達のお席に混ぜていただきまして最後WISDOMちゃん&S子ちゃんと乾杯出来ました!その後BMでは、BBさんやドクターTさんが女性陣を引き連れ降りていらしてくれまして、ミントちゃん2名様、16周年&お誕生日でお互いのお祝いにと歯科医Aさんと乾杯させていただきまして、最後はドクターTさん&WISDOMちゃんとの乾杯で締め!良い締めができました(^^)WISDOMちゃんも大晦日と三が日ゆっくり休んで!僕もしっかり家族サービスさせていただきます。また新年明けまして4日から、皆様と元気にお会いしたいと思っております!本当に1年間、ありがとうございましたm(_)m

2019年12月28日(土)
BMはまだあと1日あります(^^;)

年末年始の帰省ラッシュが昨日から本格化し、新幹線や各地の空港、高速道路は早朝から大変混み合ったそうです。今年は日の並びの関係で、来年1月5日まで最大で9日間の大型連休となりますからね。国内外へ旅行に行かれる方も多い事でしょう。新幹線や空の便は、前年同期を上回る好調な予約状況となっているそうで、下りや出国の混雑は年末ぎりぎりまで続くとみられているのだそうです。
JR各社によりますと、各新幹線の下りは28日以降連日混み合う見込みだと。空の便では、国内線下りの予約は年内一杯高止まり、海外への出国は今日にかけてがピークとみられると。高速道路各社の渋滞予想は、なんとか避けたいという利用者の考えが強いのか分散傾向にあるそうです。最も渋滞が予想されるのは、年末は東名高速道路・秦野中井インターチェンジ付近で、30日まで連日30キロに達するとみられると。
僕も年始には車でちょっと遠出をするのですが、万が一にも上りの渋滞には巻き込まれたくはないものです(**)数年前、上りのラッシュを甘くみていてえらい目に遭った記憶がありますからね(**)ならば車で移動しなければ済む話なのですが、人数が多いと車の方が便利ですし費用対効果も良いので乗ってしまいます。では、警戒していても避けられず渋滞に巻き込まれてしまった場合、渋滞中の高速道路は車線によって所要時間に差が生じるのでしょうか?
NEXCO東日本によりますと、「渋滞になってしまった場合、車線間で所要時間や速度に大きな差はありません」との事です。むしろ、不要な車線変更は後続車がブレーキを踏む事となり、渋滞の悪化要因や事故の原因にもなりかねませんので控えてほしいといいます。ただし!ここが肝心なのですが、{渋滞になる前}の混雑した状態では、意識して走行車線、つまり左車線を走った方が良いかもしれないという事です。これよく聞く話ですが、本当なのですかね?僕はひたすら追い越し車線を走るタイプなので(^^;)
渋滞は、追い越し車線側から始まる傾向があるため、NEXCO東日本では2019年11月から12月にかけての土休日に、「走行車線の利用促進による渋滞対策実験」を行っております。東北自動車道上りの矢板インターチェンジ~宇都宮インターチェンジ間において、本線上へLED看板などを集中的に配置し、「渋滞予防のため」、「左側車線のご利用を」といったメッセージを表示するというものです。何故左側車線の利用を促すと渋滞対策になるのか?その前に、渋滞が発生するメカニズムを調べてみましょう。
1.本線上が混雑すると、速く走りたい思いから多くの車が追い越し車線に移行する。
2.結果的に追い越し車線で車列ができ、ブレーキが後続車へ伝播する。
3.追い越し車線側から渋滞が始まり、走行車線にも車列ができて渋滞に至る。
先述の東北自動車道における実験は、混雑区間で追い越し車線に移るのを抑えてもらい、車線利用をなるべく均一化させる事で渋滞の発生を遅らせ、影響を緩和させる事が目的でした。過去に東北自動車道の片側3車線区間で実施した際には、非実験日と比べまして追い越し車線の利用率は6%減、最大の渋滞長さは12キロも短くなったというデータもあるのだそうです。
車線を増やすなどの道路改良と比べまして、お金や時間があまり掛からず、ドライバーの行動変化により渋滞を緩和できるという取り組みです。渋滞だけではなくて、事故対策にもなり、ひいては今大きな社会問題となっております‘あおり運転’の防止にもつながるといいます。尚、同様の実験は近年、区間を変えて随時行われておりまして、今回は2018年度冬に続き片側2車線区間での実施なのだそうです。そして、前回の結果も含め、2車線区間におけます実験効果を現在検証中だと。
メカニズム的には渋滞中は1番左側の走行車線を通った方が良いという事は分かりましたが、これはこれでみんなに浸透してしまったら元も子もないのですね(^^;)渋滞中の高速道路では、流れがよさそうに見える車線へ移動する車も多く見られます。車線を変える事で渋滞を早く抜けられるというような事はあるのか?といいますと・・・自然渋滞の場合で、インターチェンジの合流などが関係しない場所であれば、どの車線を走行しても通過時間に大きな違いは無いといいます。
2017年10月に、NEXCO東日本関東支社が、東北自動車道上り線・佐野藤岡インターチェンジ~舘林インターチェンジ間で渋滞中の車線利用率を調べたところ、第1走行車線(1番左側)が20%、第2走行車線(真ん中)が36%、追い越し車線が44%という利用率だったそうです。確かに1番左側の車線が最も空いているのですね。追い越し車線に比べたら半分以下ですから、それは合流などのデメリットを考えてもその場所以外は1番左側車線を走る事が無難と言えるのでしょう。
そこで同支社は、東北自動車道の同じ区間におきまして電光掲示板を設置し、「渋滞予防のため」、「左車線キープ」と掲出するなどして走行車線の利用を促す実験を行いました。すると、第1走行車線が28%、第2走行車線が34%、追い越し車線が38%となりまして、渋滞時間は実験日意外と比較して7時間から5.5時間に、最大渋滞長は22キロから10キロにまで減ったといいます!このお正月休みに車で遠出をされる方、特に帰省などでいつもの決まった場所へ行かれる方は、インターチェンジ合流付近以外は1番左側車線を通り、合流手前で真ん中車線へ移動し、合流地点が過ぎたらまた1番左側車線へ戻る、という方法を取ったら、今までと所要時間が変わるかもしれませんのでお試しを(^^)
さぁ、16周年パーティーを挟みまして2週間ぶっ通しの営業も最終日を迎えました。体はかなりガタが来ておりますが(^^;)今日は1人営業ですので気合いを入れて出勤!開店準備が完了した頃、早速鉄人2名様がいらしてくれましてのスタートとなりました。鉄人達一旦は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店へ行かれたのですが、この時間帯NOW屋さんが団体さんで忘年会を開いて下さっておりますのでとりあえずはBM待機という事で。乾杯のお酒を頂戴致しましたが、体はあまりお酒を欲しがっておりません(^^;)
続いて今日が年内営業最終日のTもかちゃんのお店へ向かうべくいらしてくれました知り合いの方も、只今ほぼ満席という事でBMに先に顔を出して下さいました。どちらのお店も大繁盛という事で素晴らしい事です(^^)特にTもかちゃんのお店は1年の集大成ですからね!お客様達と「良いお年をお迎え下さい!」という事で和やかなひと時が繰り広げられている事でしょう。
T・Vさん、16周年パーティーに来れなかったからとミントちゃんもいらしてくれますと、BMも来店ラッシュに!まず口火を切ってくれましたのは・・・久し振りに揃い踏みのKKコンビ6名様!後輩は久々のご対面でしたが、パパとなって3年が経つのに相変わらずで(^^;)もうお酒も飲めない状態でしたけれどね(^^;)先輩の方は、ガンマの数値が下がったとはいえまだお酒は自重気味。そうしていただけると助かります(^^)長いお付き合いをさせていただきたいですからね。ゆっくりとお話しはできませんでしたが、楽しいひと時でした(^^)
獣医Oさん&Mさん、ドクターTさん軍団6名様、カズさん&なっちゃん、盆暮れーさん4名様もいらしてくれまして店内満席に!ドクターTさん達には「具沢山のサンマー麺」2人前、「国産牛ハラミ鉄板焼き」を、獣医Oさん&Mさんには「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」300グラムをお作り致しまして、ドリンクのオーダーも重なって忙しい時間帯に!やっぱり年末の1人営業は無謀だった(++)レスポンスが悪くなってお客様にも提供が遅くなるなどご迷惑をお掛けしてしまいましたm(_)m
帰りのタクシーも捕まらず、今日は街が賑わっているのだなと思われましたが、丁度時間帯が重なって来店ラッシュとなってしまいましたので、せっかくいらしていただいたのに入れなかったお客様達もいらして申し訳なかったです(><)年内最後かもしれませんのでご挨拶させていただきたかったのですけれどね(**)BMは30日も営業しておりますので、もし飲みに出られておりましたら是非お立ち寄り下さい!
Tもかちゃん&アント、席を空けて下さっていたカズさん&なっちゃんが戻っていらしてくれまして、こちらは年内最終営業日という事で「1年お疲れ様でした!」の乾杯を(^^)最後はTもかちゃんと2人で、今後の展望や明日の大井競馬場・東京大賞典について語り明かしまして7時半頃お開きとなりました。実家で良いお年をお迎え下さいませ!僕は明日ゆっくり休ませていただいて、30日、1年の集大成頑張りたいと思います!アルバイト君が来てくれるので、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店にはご挨拶に伺おうかと(^^)

2019年12月27日(金)
年の瀬らしく!

大坂のテレビ局・MBSのドキュメンタリー番組「映像シリーズ」と、Yahoo!ニュースによります連携企画記事、「大坂・新世界物語」で、誰もが少なからず生きづらさを感じる今の時代に、お店を切り盛りしながら生きる人々の切なくも温かい人生模様を通し、辛い過去や人生を背負いながらも「生きる」事の素晴らしさを見つめる番組が放送されておりました。
日雇い労働者が多く暮らす大坂・西成のあいりん地区、そこと隣接する場所にかつて、どこか近寄りがたいイメージだった街・新世界はあります。そしてそこに、通天閣に抱かれた馴染みの客で賑わう1軒のお好み焼き屋があります。客から「ママ」と呼ばれ親しまれる人柄、しかも他人の世話を焼くのが大好き。けれど、幸せな生活は長くは続きません、、、癌に侵され闘病生活。。。「ママ」は癌の再発で治療や入退院を繰り返しながら、お店を続けやがて・・・残酷にも‘最後の日’を迎えます。
この「ママ」は、いわゆる性的マイノリティー。自らを偽りながら生きてきた過去と決別し、明るく人と触れ合うようになり、「嘘偽りなく人生を語り合う場所を作りたい」、そう思い40歳で開いたのがお好み焼き屋でした。差別を受けてきた経験から、客を区別する事はしません。食事をせずにビールを1杯だけ注文して帰る客に、「無理して注文せんでもええよ、漬物あげるから」、と語り掛けます。辛い事があった女性客には、「困った時はまずここへ来なさい。1人で考えても仕方ない時もある」、と寄り添います。
そんな「ママ」の人柄に惹かれこの店には、多くの女性客や日雇い労働者や性的マイノリティーの人達が訪れるようになりました。しかし「ママ」は11年前に、上顎洞癌を発症。仕方なく顔にメスを入れました。生きる糧でもありました‘女性としての心’に衝撃が刺さり、人生に絶望し死ぬ事ばかり考えたと。そんな自暴自棄な気持ちを救ってくれたのは、馴染み客だったと言います。「ママがこの店にいなくなったら、私達の居場所が無くなる。1人で考えるのはやめて頑張って店を続けてほしい!」、そう励まされ、店に立つ事を決めたそうです。
気づけば店を開いて30年以上。お好み焼きを作りながら、客を励まします。患っていた癌は、6年前に再発。治療を繰り返しますが、3年ごとに転移する始末。。。鼻の奥や首、リンパ節にも転移しましたが、「鼻も片方無くなって、リンパ節も取ってもう10年が過ぎた。その間4回手術。だけど生かされているから負けへんわよ!」、「ママ」はそう話しながら客に囲まれて笑っておりました。
抗がん剤の治療などで入院中は、1か月ほど店を閉める事も多いのだと。だけどみんな「ママ」の帰りを待ちます。そして、復活の日にはたくさんの客が店に詰めかけます。その度に「ママ」は気づく事があるのだそうです。「私の居場所は、ここしかない・・・」と。だけど残酷にも、「ママ」の病状は進行していきます。。。首や喉に残っている癌を抑えるため、抗ガン剤治療を繰り返し、だるさや食欲不振などに悩む日々。店は仕方なく休み休みになります。
2018年7月、73歳で5度目の手術に踏み切り、首の頸動脈近くにありました癌を取り除く事ができました。その後も抗がん剤や放射線治療を行い、癌と向き合いながら店を続けました。「お客さんとつながっていたい・・・」、その思いだけで「ママ」は自らの居場所を守り続けていたのです。2019年に入ると、入退院を繰り返し店を休む期間が長くなりました。「もうこれ以上客を待たしたらあかん。やりきったんやな・・・」、そう思い、2019年5月15日、「ママ」は店を閉じる決意をし最後の営業日を迎えました。
たくさんの客が集まり、店に入りきれない人もいたそうです。そして、最後にとん平焼きを焼きコテを置きました。「みんなありがとう。ここはみんなの居場所やったね」、店の前でみんな笑顔で写真を撮りました。「また会えるわよ」、そう言って「ママ」は立ち去りました・・・こんな物語だったのですが、なんだかいいなぁと(^^)癌に侵され闘病生活を送る事はもちろん全くいいとは思いませんが(^^;)店主冥利に尽きる、お客様に愛されたお店を作り上げられたのだなと!
この話でも語られておりましたが、お店って究極には・・・自分にとってもお客様にとっても、‘大好きな居場所’を作ってあげる事なのかもしれません。自分がお店を‘大好きな居場所’と思っていなければ当然いらしていただいたお客様もつまらないでしょうし、お客様に‘大好きな居場所’と思っていただけるという事はお店を経営している者にとって1番有難く嬉しい事なのではないかと。このコラムを見て、U人UさんはBMを‘大好きな居場所’と思ってくれていたかな・・・?そう思いながら告別式会場へと車を走らせました。
たくさんの仲間達に見送られまして、出棺。火葬場にも行かせていただきまして、従業員とお骨も拾わさせていただきました。U人Uさんにとって‘大好きな居場所’を作ってあげる事ができたか??それはご本人ではないので永遠の謎でありますが、僕は大好きでした(^^)BMのお客様達にも、僕の家族にも優しくして下さいまして本当にありがとうございました(^^)寂しいですが、進んでいきます!ありきたりな言葉ですが、見守っていただければ(^^)合掌・・・
「この年末の忙しい時に・・・」と、みんなが笑いながらU人Uさんらしいとお見送りをした後、急ぎ帰りて今日お渡し予定の「自家製ミートソース」37人前の仕上げを!更に、今日はSMさんサッカー仲間の方達から20時にご予約をただいておりますので、慌ただしい時間を過ごしまして営業に臨みました。今年最後の金曜日、もうお正月休みに入られている方も多いと思われますが、盛り上がってくれたら嬉しいな!と思いながら。
まずSMさんサッカー仲間の方達の前にいらしてくれたのは、約10年振りぐらいの知り合いの方2名様(^^)以前は国家公務員として国民を守るお仕事をされておりましたが、今は現役を引退されて用心棒代わりのお仕事をされているとか。「久し振りに横浜に来たから」とおっしゃっておられましたが、BMを覚えて下さっていただけでも嬉しかったです(^^)早速再会を祝しての乾杯のお酒も頂戴致しましたm(_)m
続いてご予約いただいておりましたSMさんサッカー仲間の方達が3名様で来店。シンガポールから帰国のYさんも含めまして、10年以上前に夜中のBMで飲み明かしておられました3名様が久し振りの集合となりました(^^)途中、懐かしいとまたまたまたまたまた帰って来たマスターも合流されまして、なんだかタイムスリップしたようなひと時を(^^)更に、T・Vさんと共に静岡から帰省のマニアさんも来店。正月前らしく、懐かしい方達が帰って来られまして16年という時代の重みを感じさせていただける前半戦でした(^^)
年末恒例の「自家製ミートソース」をご予約いただいておりましたW尾さんも2名様でいらしてくれまして、数杯お飲みいただいた後、無事37人前をお渡しさせていただきました!ご自分用の30人前と、振る舞いの5人前+2人前。こうして年末にお節料理が飽きた頃用の「自家製ミートソース」をお作りしてお渡しさせていただくようになりまして、もう5年目ぐらいだったでしょうか?今年もお世話になりましたm(_)m最近はこれを作らないと年末という気がしなくなってきておりますので(^^;)また来年もお作りさせていただければ!と思います(^^)
U人Uさん供養ツアーに出られておりました同級生軍団3名様も辿り着いていただきまして、広島からはヨッツーさんがお土産を携えて帰省。更に、HEROさん2名様、またまたまたまたまた帰って来たマスターJr4名様、WISDOMちゃん、BBさん、リピーターの2名様などもいらしてくれまして、カウンター個室共に満席に!年末とはいえ今日は飲みに出られていた方が多かったようで!フードのオーダーもたくさんいただきまして食材も不足気味に(^^;)年末まで持てばとという量で仕込みをしていたのですが、嬉しい悲鳴です。
その後も知り合いの方2名様、アフターのお客様達、Tもかちゃん、知り合いの女の子2名様、知り合いのチーママ、そして最後に大物!逸材さんが2名様でいらしてくれまして、16周年の後祝いにとシャンパンを2本発射して下さいました!その光景に触発されたのか、5時を回りましても皆さんお帰りになられる素振りが全く見られず普通に飲んでいらっしゃります(^^;)まぁ今日が今年最後にお会いできるという方も多いからいいか!という事で、アルバイト君も7時まで頑張ってもらいまして、終わったのは8時過ぎだったかな?皆様を元気にお見送りできまして、無事に終われた事に感謝の1日でした(^^)

2019年12月26日(木)
1つの良き時代(^^)

U人Uさんの訃報を受けまして、僕の方から連絡をさせていただきましたお客様の数は30数名にも上りました。BMに初めていらして下さってから10年以上が経ちますか・・・それから色々と思い出がありますが、決して社交的ではなかったU人Uさんがこんなにも多くの方達と知り合っていたのだなと(^^)そして皆様、優しい反応をして下さいまして改めまして僕は素敵なお客様達に恵まれているなと感謝を致しました。
小学生時代からお世話になっておりました上の娘も東京からお通夜に参列すべく駆けつけました。下の娘は・・・U人Uさんの事大好きでよく可愛がっていただいていただけに、ちょっとまだ精神的ショックを考え亡くなったとは告げれず、ましてやお通夜や告別式には連れて行けそうもないので、本当は最後に会わせてあげるべきか悩んだのですが、、、性格的にも繊細な子ですのでトラウマになったりしたらいけないなという事で悩んだ結果今日は実家に預かってもらう事と致しました。
すぐに「ねぇU人Uさんは?ご飯食べる約束していたよ?」と言われそうですが、しばらくは今病気で入院しているとでも伝えといて、小学校3年生ぐらいになったら、精神的にもっと落ち着いてきたら、真実を告げて一緒にお墓参りに連れて行ってあげようかなと。U人Uさんが亡くなったと分かってからずっとBMには写真を飾らせていただいておりますが、それが下の娘も含めました子供達と撮った写真で、本当に素敵な笑顔をしているのです(^^)我々と一緒に撮った写真では見せた事無いような満面の笑みで(^^;)子供の力って偉大だなと思いました。
16時過ぎ、お通夜の会場へ向けまして従業員と上の娘を乗せて出発。この時間帯、首都高速道路で事故渋滞があったようで、巻き込まれてしまったお客様もいらしたのですが、僕達も大渋滞に巻き込まれました。早く行って供養をしたいという気持ちと、まだ現実として受け入れたくないから着きたくないなという気持ちが入り混じった道中でした。まぁ結局は現実なのですから着いてしまうものなのですがね。
開始時刻には遅れてしまって到着致しますと、駐車場の喫煙所にはBM関係者が貸し切り状態でぞろぞろと集団で集まってたばこを吸っておりました(^^;)今日が入籍記念日の山君の姿も。そんな日なのにわざわざありがとうねと思いました。他にも、懐かしい方達に多くお会い致しました。熊さんともお話しさせていただきましたが、熊さんの誕生日ととベイビームーンの開店記念日は同じく12月16日。来年からはそこに、U人Uさんの命日という思い出が刻まれてしまいます。でも、U人Uさんなら一緒でいいか!と熊さんと語りました(^^)
今日のお通夜に参列できない方達から預かって参りましたお香典もお渡しでき、お焼香を済ませた後、お通夜の席では珍しくゆっくりお顔を拝見出来ました。出会った頃よりはちょっと白髪が増えました穏やかなお顔で。急な事だっただけに、ご本人も死んでしまったとは信じられないかもしれませんね。「なんだよ~、死んじまったよ~」とでも語り掛けてきそうな感じでした。合掌・・・また明日、お骨を拾いに会いに来ますからね!と伝えまして。
通夜振る舞いは辞退して失礼しようと思っていたのですが、U人Uさん絶好調時にBM若手軍団と呼ばれていた方達、今は大半が立派な旦那さん、お父さんとなりましてもう40前後となっておりますが、この方達が17時~18時までのお通夜の時間に仕事の都合上どうしても間に合わず揃って17時前ぐらいになってしまいそうだという事で、会場の関係者にお願いして19時まで待っていただけるようにして、僕らもせっかくU人Uさんが揃い踏みで再会させてくれた機会ですので通夜振る舞いの席上で待っている事と致しました。
一緒の席上で、今日受け付けを務められていたソープさんにもお待ちいただきました。ソープさんはU人Uさんが亡くなった時の発見者の1人でもありますし、それから四方八方に奔走されておられますので、大分憔悴されておりまして心配です。。。小学校からの同級生でありますからね、さぞかしお力落としかと。決して体が強くないのにお酒ばかり飲んでしまいいつも同級生達を心配させていたU人Uさんでしたが、まさかこんなに早くとは・・・・でしたからねぇ。。。
従業員と上の娘はお顔を拝見して号泣しておりましたが、ちょっと落ち着いてソープさんとお寿司をつまみながら思い出話を沢山語っておりました。盆暮れーさんに言われました、「人は亡くなるけれど、亡くなると無くなるとは違う。本当にその人が亡くなってしまうのは、人に忘れられてしまった時、話が無くなってしまった時だと。だからU人Uさんの思い出話をみんなで語っていれば、亡くなっているけれど無くなってはいないのだ」と。まさにおっしゃる通りだと思いました。
しばらく致しますと、まずはSMさんが到着。真面目人間のSMさんだけに、きっと慌てて急いで駆けつけて下さった事でしょう。年末のお忙しい中、こんな時にお通夜をやるU人Uさんもらしいですが(^^;)お時間を作っていただきましてありがとうございましたm(_)m今は2児のパパとなられまして恐妻家と暮らしておりますので(^^;)夜も中々飲み歩けていないのだとか。献杯をさせていただきまして、他の若手?陣を待ちながら久し振りにゆっくりお話しさせていただきました(^^)
次に姿が見えましたのは大八さん。だと僕は思ったのですが、従業員や上の娘やSMさんは「あんなおじさんじゃないから」と笑っております。あの髪型は確かに大八さんだと思ったのですが・・・確かに知らないおじさんのようにも思えた。しばらく致しまして、U人Uさんとの対面を終え出てこられ通夜振る舞いの会場に姿を見せますと・・・やっぱり大八さんでした(^^;)僕と従業員はたまにお会いしておりますが、上の娘やSMさんは久し振りでしたからね。驚異の30代です。
大八さんとも献杯をした後、しばらくしましてもTちゃんマン、OWESTさんが現れません。。。時刻はもうすぐ会場が閉まってしまいます19時に。2人に連絡を取ってみますと、Tちゃんマンが「今黄金町を過ぎたところです」、OWESTさんが「あと20分ぐらいです」と。会場の係りの方にそれを告げまして尚待っておりましたが、20分経っても到着しません。黄金町だというTちゃんマンは着いていい時間なのですが。すると、2~3分後ぐらいにまずはTちゃんマンが到着。この寒い中汗だくです(^^;)きっと走ってきてくれたのだろうね!「遅いぞ!」といういつものTちゃんマンに声を掛けるU人Uさんの姿が目に浮かびました(^^;)
最後に汗ひとつ掻かずに到着したのはOWESTさん。東京へ引っ越されてしまいまして数年振りにお会いしましたが、相変わらずのマイペースです(^^;)でも遠いところ駆けつけて下さいまして嬉しかったなぁ(^^)そしてみんな揃いましての献杯となりましたが、あいかわらずなのは皆さん一緒。U人Uさんが好きだったからと従業員にいきなり日本酒を注がれますと、文句1つ言わずに飲むTちゃんマン、嫌がりながらもグラスを空けて付き合うSMさん、「私はビールで・・・」と言いながらも注がれましたが、文句は言わない代わりに手を付けようとはしないOWESTさん(^^;)それを笑って見ながら僕は飲んでも別にいいですけど、とばかりの大八さん。何年経ってもそれぞれキャラクターは変わりませんね(^^;)
U人Uさんもよく、「今のBMもいいんだけれど、OWESTとかSMとかTちゃんマンとか大八が揃っていた時代が1番楽しかったなぁ」と語っておられたものでした。U人Uさんにとりましても可愛い存在だったのですね!そんなみんなが、こんな寂しい形ではありますが数年振りに集まってくれまして、U人Uさんも喜んでくれていたと思いますしいい供養になったと思います(^^)僕も嬉しかったなぁ!開店準備があるので僕はお先に失礼しましたが、若手?軍団はきっと飲みに行かれた事でしょう。今度はまた別の形で再会したいものですね!
こうしてひとまずお通夜は終わりました。現実に戻りまして、今日はTもかちゃんのお店で貸し切りパーティーを開かれておりますベンさん御一同のところに、「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」を3羽お届けしなけれないけないので早出をしました!そしてまさかの・・・従業員は助っ人としてTもかちゃんのお店に出勤(^^;)当日スタッフが休んでしまったためと連絡が入ったのですが、従業員疲れ切った体に鞭打っておりました(^^;)
「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」3羽を調理中いらしてくれたのは、25年来の知り合いの方、BBさん、20年来の知り合いの方。調理も佳境に入っておりましたので一旦従業員に降りてきてもらって接客をしてもらましたが、皆さん従業員が居る事にビックリしておられました(^^;)それはそうですよね、ここ数年自分の誕生日と周年の日以外は出た事なかったのですから。でもやっぱり従業員が居ますと落ち着いて任せられます。他にも大量の出前のオーダーを頂いたのですが、無事終える事ができました。
すると今度は、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店からヘルプコールが。丁度従業員がまだ居りましたので、Tもかちゃんにあと15分だけ下に居させてくれとお願いして20年来の知り合いの方と参戦して参りました。が、意外と2組お客様いらして我々が居たら女の子も足りない様子。更にTもかちゃんも貸し切り中だから時間取れるから参戦するとの連絡も入りましたので、僕と20年来の知り合いの方は15分にも満たず、10分ぐらいで失礼して帰って来ました(^^;)我々は時間ではなく参戦する事に意義がありますからね!
そして再び従業員はTもかちゃんのお店に呼ばれて行きまして(^^;)その後はH井さん3名様、またまたまたまたまた帰って来たマスターなどと乾杯させていただきまして、個室にはキタッチさん3名様、カウンターにはベンさん3名様がいらしてくれまして、「今年も1年お疲れ様でした!」とのご挨拶を。丁度「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」300グラム、「上海風焼きそば」のオーダーをいただいたところで、ボロボロの従業員帰還(^^;)しかしまだ帰してあげられる状況ではありません(**)結局従業員が力尽きて先に帰ったのは4時過ぎぐらいだったでしょうか?恐らくは帰宅してそのままバタンキューでしょう・・・
Tもかちゃん&アント、WISDOMちゃん&S子ちゃんなどの女性陣もいらしてくれまして、最後は・・・どうなったんだっけな?(^^;)僕も寝不足と酔いであまり記憶が残っていないのですが、確か6時過ぎに帰宅したような気が致します。あっ明日の告別式のために近くのホテルに泊まっているというTもかちゃん&アントとほぼ同時に帰ったんだっけかな?Tもかちゃん&アントは、明日U人Uさんの棺の中に入れさせてもらうんだと今までみんなと撮りました写真をプリントアウトして切って一生懸命台紙に貼っておりました。Tもかちゃん、人遣い荒いけれどやっぱりいい子だなぁと(^^)僕はそっと、新しいコースターをポケットに忍ばせて帰りました。右手あたりに置いて旅立ってもらおうかなと。

2019年12月25日(水)
最後の献杯

12月11日に、11月の国内ビール販売数量が前年同月比で3~7%減となったという事が発表されまして、日本人のビール離れがますます深刻になっている事が判明したのですが、世界を見渡しますとビール消費量は増加しているのだそうです。
キリンホールディングスが今日発表致しました2018年の世界のビール消費量(170か国・地域)は、前年比0.8%増の約1億8879万キロリットルと、4年振りにプラスとなりました。16年連続で世界トップの中国は2.0%減となりましたが、夏に気温の高い時期が続いた欧州や、景気回復が進みます中南米がそれぞれ伸長した事が貢献したのだそうです。
東京ドームをジョッキに見立てますと、総消費量は約152杯分に相当するのだそうです。トップの中国は、富裕層の増加で中高価格帯は好調でしたが、大衆向け商品の消費減が続きました。2位のアメリカは0.4%減、3位のブラジルは0.8%増となりました。
日本は0.1%減となりまして12年連続で世界で7位なのだと。しかし、0.1%減というのは2017年に比べて減少の幅は縮小しているのですが、これは平均気温が高かった事や、ラグビーワールドカップが開催された事が大きく影響しているのであろうとみられております。
試合でのラグビーファンのビール消費量は、サッカーの試合の6倍が通り相場と言われておりました通り、凄まじい売り上げを記録致しました!おかげでサッポロホールディングス、アサヒグループホールディングスぼ株価は年初来高値を更新したといいます。サッカーワールドカップ開催国となりましたロシアは、酒類関連の規制強化が響きまして2.4%減となったというのですから、やはりラグビーワールドカップの影響力は大きかったのでしょう。
アジアは世界のビール消費量のおよそ3分の1を占めます。圧倒的に人口数が多い中国で国民に広く浸透して嗜まれておりますので、多少の減少ではアジアの優位はびくともしないのですが、経済成長が続きますベトナム(9位、7.1%増)やフィリピン(17位、8.8%増)のほか、インド(13位、5.7%増)が高い伸び率を示したそうです。
地域別では、2位の欧州が1.2%増、3位の中南米が1.6%増となりました。アフリカは4.4%増で8年連続のプラスでした。首位は11年連続でアジアでしたが、世界の約2割を占め国別でトップの中国が不振だった事が響いて消費量は0.1%減っております。
BMでも年々ビールは出なくなってきているような気がするんですよねぇ。。。単純に生樽を新品から無くなって交換するまでの期間が長くなってきているような気が。お客様に安定した味を供給するためにも、これ以上となりますと樽のサイズを小さくする必要があるかもしれません。
そしてビールに代わりまして需要がめきめきと増えていて、今や乾杯の1杯目でも出だしているのが・・・<ハイボール>!これはすさまじい勢いです!先日の16周年パーティーの際も、そうなるのを見越して余裕をもって2ケースのソーダをストックしていたのですが、<ハイボール>の嵐であっという間にソーダが無くなっていきまして2日目は5リットル分を買い足したほどでした(**)
<ハイボール>とは何か?といえば・・・簡単に言ってしまえばウイスキーをソーダで割った飲み方でカクテルの一種。きりりと冷えた<ハイボール>は、ウイスキー本来の味わい・コクが断然際立ちまして、料理の味わいも引き立てるものですのでそれはそれで良い飲み方なのですが、実は以前はスピリッツなどアルコール度数の高いお酒をノンアルコール飲料で割った飲み物全般を意味しておりました。
現在の日本では、ウイスキーをソーダで割った飲み物として定着しております。ウイスキーはアルコール度数の高さもあってか、年配の男性の飲み物というイメージが長年ありましたが、<ハイボール>にする事で世代や性別に関わらず誰もが楽しめます。そこで近年では、各ウイスキーメーカーがCMや広告などで<ハイボール>を前面に押し出し、缶入り商品も圧倍されるなどして世間に浸透していきました。
<ハイボール>ならではの魅力は、なんといっても炭酸によるスッキリとした喉越しでしょう。ビールのようにぐいぐいと飲める事からも、最近では若者を中心に「とりあえずビール」ではなく、「とりあえずハイボール」となって広がっているのです。では、実際のところ<ハイボール>のアルコール度数はどのぐらいかご存じでしょうか?
まず、ウイスキーそのもののアルコール度数ですが、銘柄によって異なるものの、概ね40~43度ぐらいといえます。このウイスキーをグラスに30ミリリットル入れたとしまして、ソーダで割りますと1杯の<ハイボール>のアルコール度数は大体7~9度ぐらいになります。
一方、市販されております缶入りの<ハイボール>のアルコール度数は、こちらも商品によって異なりますが度数が低いものですと5度、高いものですと9度となります。お店で飲みます<ハイボール>とアルコール度数は同等かやや低めという事になります。もっとも、お店で飲む<ハイボール>には氷が入っておりますので、時間と共に氷が溶けて更にアルコール度数は低くなりますがね。
<ハイボール>が世代や性別を超えて人気を集めている理由には、現代人の健康志向にマッチしたカロリーやプリン体の低さも挙げられます。<ハイボール>はウイスキー初心者がウイスキーの魅力に親しむには絶好の飲み方でもあります。<ハイボール>を窓口として、ウイスキーの奥深い世界への扉を開いて下さいましたら我々も嬉しく思いますね(^^)
今日は明日お通夜を控えておりますU人Uさんを偲んで、Tもかちゃんのお店に献杯に伺って参りました。クリスマス、きっと顔を出しにいらしているのではないかと(^^;)いよいよ明日お通夜か・・・中々受け入れ難いところですが、現実ですからね。そこへBMにいらしてくれました盆暮れーさん&AO木さんも駆けつけて下さいまして、3人、いや、4人でお通夜前最後の献杯をさせていただきました。やっぱり<オールドパー クラシック 18年>は美味しかった(^^)
気持ちを切り替えて後半戦!カズさん&なっちゃん、アフターのお客様達、WISDOMちゃん、同級生のバーオーナー2名様、知り合いのチーママ、Tもかちゃんなどいらしてくれまして、後祝いのシャンパンも発射していただいて!6時過ぎまで皆様と飲み明かしました。さて、明日行って参ります・・・

2019年12月24日(火)
フードラッシュ!

デートスポットとしても人気なロマンティックな街・横浜は、只今クリスマスイルミネーションで彩られております。クリスマス期間限定のイルミネーションから、年明けまで長く楽しめるイルミネーションまで、ファミリー層からカップルまで思わず見とれてしまうSNS映えなみなとみらいのスポットをご紹介したいと思いますので是非行ってみて下さい!
・横浜ランドマークタワー クリスマスツリー~横浜ランドマークタワーに隣接する商業施設「ランドマークプラザ」の毎年人気のクリスマスツリー。館内1階の吹き抜けスペースに、今年は雪が降り積もったようなクリスマスツリーが登場しております。今日明日は降雪イベントも実施されます。期間は12月25日まで。
・ドックヤードガーデン イルミネーション~「ランドマークプラザ」の館内を出てすぐ、横浜ランドマークタワーの麓に位置します「ドックヤードガーデン」でもイルミネーションを実施しております。造船所のドックでありました独特の形状を活かした、高さ約10メートル、横幅約29メートルの船型の石壁を利用してイルミネーションが展開されております。期間は12月25日まで。
・クイーンズスクエア横浜 クリスマスツリー~「ランドマークプラザ」の隣に位置します商業施設「クイーンズスクエア横浜」の「パシフィコ横浜」側にも毎年人気の大きなクリスマスツリーが登場しております。今年はオルガンやホーンをツリーにあしらいまして、音と光でインタラクティブに楽しめるツリーが展開されております。ショータイムには、メロディーに合わせてライトアップが行われるので必見です。期間は12月25日まで。
・パシフィコ横浜 イルミネーション~「クイーンズスクエア横浜」を海側に抜けた先に位置します「パシフィコ横浜」周辺でもイルミネーションが展開されております。「ぷかり桟橋」をはじめ、「クイーンモール橋」、「エントランス花壇」、「展示ホール2階 海側デッキ」など、各所を彩っております。こちらはクリスマス期間を超えて2020年3月1日まで行われております。
・ヨコハマミライト イルミネーション~「ランドマークプラザ」と「クイーンズスクエア横浜」の間にあります広場から横浜駅東口まで続きます過去最大級のイルミネーションイベントが「ヨコハマミライト」です。通りの木々をライトアップし、今年は音を奏でる度に変化しますストリートピアノも設置されております。当日のスケジュールに合わせて「ヨコハマミライト」で彩られた通りを横浜駅からみなとみらい方向に、またその逆に歩きますとイルミネーションを満喫できる事間違いなしです。期間は2020年2月16日まで。
・マークイズみなとみらい クリスマスツリー~商業施設「マークイズみなとみらい」の1階に置かれているクリスマスツリーです。「ヨコハマミライト」で彩られました通りの途中に位置しまして、「ランドマークプラザ」や「クイーンズスクエア横浜」からも徒歩圏内です。トイザらスなど子供向けのショップも入っておりますので、買い物がてらご覧になっては如何でしょうか。期間は12月25日まで。
・マリンアンドウォークヨコハマ クリスマスツリー~商業施設「マリンアンドウォークヨコハマ」に登場しますのは、役目を終えました廃材を組み合わせて作り上げられましたここだけの特別仕様のクリスマスツリーです。廃材1つ1つの物語や温もりを感じるツリーとなっておりまして、更にツリーに使用されております廃材は、クリスマスが終わった後もリメイクによりまして姿を変え、同施設でそれぞれの物語を引き継ぎます。期間は12月25日まで。
・ナイトシンクヨコハマ イルミネーション~今年初開催となります新イルミネーションイベント「ナイトシンクヨコハマ」。横浜赤レンガ倉庫近くの新港中央広場をメイン会場としましてイルミネーションを展開するほか、特別プログラムではみなとみらいの街全体を包むような光の演出が1日4回行われております。期間はクリスマス期間を終えましてもちょっと見られます12月27日まで。
・横浜赤レンガ倉庫 クリスマスマーケット・クリスマスツリー~毎年大人気の横浜赤レンガ倉庫のクリスマスイベント「クリスマスマーケット」。本場の雰囲気を再現しましたイベントで、ヒュッテと言われる木の屋台では、クリスマスにピッタリなフードやホットワイン、クリスマスグッズなどを販売し、会場には主役であります大きなクリスマスツリーが展示されております。期間は12月25日まで。
・山下公園 イルミネーション~「ナイトシンクヨコハマ」の関連会場として、山下公園で初開催となりますイルミネーション「スノーローズガーデンヨコハマ」。バラをイメージしたホワイトとピンクのイルミネーションや、植え込み内に置きましたミラーボールで冬のバラ園を演出されております。毎日15分に1回特別演出も実施されております。期間は12月27日まで。
如何だったでしょうか?横浜は結構イルミネーション行われているんですよね(^^;)BM側でもたくさんありますが、なんといっても夜の楽しみは・・・「TOWERS Milight 2019」!みなとみらい21地区の参加オフィスビルが全館点灯し、街全体でイルミネーションを作り上げます1年に1度、一夜限りのイベントです!今日ご覧になられた方いらっしゃったでしょうか(^^?)明日まで、またはもっと長く実施されておりますイルミネーションもありますので、1度出掛けてみられては如何でしょうか?
みなとみらいはやはりカップルで溢れかえっていたようですが、BMも今日は早出を致しまして早い時間帯から大忙しでした!といっても、お客様のご来店で忙しかったわけではなく、出前のオーダーをこなすのにという事で(^^;)クリスマススペシャルフードのオーダーを沢山いただきまして忙しく!作っている間にも追加オーダーが入りますので、ちょっとだけマクドナルドやケンタッキーで繁忙期をこなしている人の気持ちが分かりました(^^;)まぁメニューが決まっているので楽といえば楽なんですけれどね。
出前のフードがひと段落した頃いらしてくれましたのは、毎年「ロイヤルパークホテル」でのクリスマスディナーショー帰りにいらしてくれますご夫婦。今年は母親も一緒に4名様でいらしてくれました(^^)早速シャンパンを発射してくれまして乾杯を!そしてクリスマスディナーショーのご飯では物足りなかったようで、「チーズの盛り合わせ」、「若鶏の唐揚げ」、「マテ茶鶏の黒チキンカレー」、「自家製ハンバーグステーキ」などのオーダーも頂戴致しました。
その間にも、クリスマススペシャルフードの出前のオーダーもひっきりなしに頂戴致しまして、22時の時点で「もも肉ローストチキン」は完売に!20本仕入れていたのですが、嬉しい悲鳴で明日まで持たなかった(^^;)あとはやっぱり「手羽先揚げ餃子」が人気でしたね(^^)全品満遍なく出てくれましたが、明日は残りあと数人前ずつとなりますのでご了承下さいませ。「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」はあと1人前残っておりますので是非オーダーを!
その後、知り合いの方、フォックスちゃん、獣医Oさん3名様などとも乾杯させていただきましてm(_)mちょっとだけBMビルのサンタクロース達を見に行こうかな?と思っていたのですが・・・この時間帯でも出前のオーダーが止まらず出られませんでした。明日は助っ人要請が来そうな予感が致しますから、まサンタクロースがいるのか分かりませんが要請があればお応えしたいと思っております。
知り合いの女の子2名様は、さすがに女の子同士という事でクリスマススペシャルフードはオーダーなさらず(^^;)「上海風焼きそば」、「自家製ハンバーグステーキ」をお作り致しましたが、2人で1人前「もち麦入り鶏炊き込みご飯」はお召し上がりになられました(^^)こちらは今日、おにぎりにしてのお持ち帰りのオーダーも多数!明日も5合炊いておきますので、お持ち帰りも承ります!
ドクターTさん3名様も朝方お気遣いいただいて辿り着いて下さいましてm(_)mS子ちゃんはお持ち帰りで「もち麦入り鶏炊き込みご飯」のおにぎり2人前と「新鮮レバー焼き鳥」を3人前!焼き鳥かなり焼く練習したのに1番出ませんでした(^^;)やっぱり焼き鳥はBM向きじゃないのかな?そして皆様お帰りになられた後、閉店時間まであと15分の近くのバーへ周年お祝いに伺いまして、一気に<バランタイン 17年>のストレートをスタッフのみんなと7杯飲んで15分で戻って参りました。今日中に伺えて良かった(^^)さて明日もう1日、クリスマススペシャルフード作りに集中致します!

2019年12月23日(月)
16周年パーティーを無事終えm(_)mクリスマスへ!

16周年パーティーを無事終える事ができましたm(_)m今年も年末に差し掛かる中、多くのお客様達にいらしていただきまして(^^)お花やプレゼントも沢山頂戴致しましたm(_)m普段はお花なんてあまり興味が無いのに、自分でいただけると本当に嬉しいものです(^^;)
自分で他のお店のお祝いにお花を出す時には、その後の成り行きなど全く気にしないのですが、BMでいただきましたお花はやはり粗末には扱えず、終わった後はいらしていただきました皆様にもお裾分け致しまして、我が家にも持って帰って母親や下の娘の友人達に配ったり、家にも数か所に分けて飾らさせていただいております!本当にありがとうございましたm(_)m
毎年毎年年を重ねる毎にスタミナが無くなってきておりまして(^^;)ここ数年は周年パーティーが終わりますと抜け殻のようになってしまっていたのですが、それでもクリスマス前に天皇誕生日という祝日がありまして体を休められて助かっておりました。しかし今年からは・・・天皇誕生日の祝日が無い(++)
にもかかわらず、土曜日の早い時間帯から個室で<テキーラ>祭りを開いてしまいましてスタミナを大きく使ってしまいました。。。2日間ほぼ寝ずに飲み続けているというリトルギャングの勢いに感化されてしまいまして(^^;)「これで最後まで持つかなぁ・・・?」と心配になったのですが、おかげさまで早い時間帯からずっと忙しくそんな事忘れさせていただける展開に(^^)
結果、意外とダメージを感じずに無事終えましたので、今日からはクリスマスに向けましてスペシャルフードもお作り致しますので今年残り1週間ちょっと、全力で頑張って参ります!それだけの活力をいただけた16周年パーティーでした(^^)毎年毎年、周年パーティーを開く度に改めて感じさせられる事ですが、素敵なお客様達に囲まれて幸せだなと!皆様のお気持ちに感謝致しますm(_)m
昨日、クリスマススペシャルフードの食材、千葉県産・水郷鶏も届きましたので、25日(水)まで限定で7品をお出しさせていただきたいと思っております!毎年人気のリピートメニューから、今年初めて取り入れましたメニューまで!もちろん「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」もお出しさせていただきましてもうご予約もいただいておりますが、ここではクリスマス限定スペシャル一品メニューをご紹介させていただきたいと思います。
・「水郷鶏 もも肉ローストチキン」~クリスマスといえばやっぱり・・・ローストチキンではないでしょうか!?丸1羽を蒸し焼きにしたものもご予約承っておりますが、こちらは手で取って食べるお一人用のローストチキン。旨味が濃厚で甘味がある・プリッとした歯ごたえの弾力のある肉質・嫌な臭みがなくて食べやすい、水郷鶏を豪快にかぶりついてじっくり味わっていただきたいと思います(^^)
・「手羽先揚げ餃子~3本~」~こちらは毎年よく出るんですよねぇ!リピーター続出で(^^)簡単に手羽先餃子とは言いたくない水郷鶏使用ならではの味わいです!手羽先餃子って、骨を抜いた手羽先の中に餃子の具を詰め込むので結構手間が掛かるのですが、水郷鶏を使いますとその手間を掛ける価値十分あり!普通に焼いてももちろん美味しいのですが、BMでは片栗粉を付けまして揚げて肉汁を閉じ込めております。ですから噛むとジューシーな味わい!酢醤油でお召し上がり下さい。
・「特上 もも焼き鳥~塩orタレ~」~この水郷鶏の焼き鳥食べてみたいなぁ・・・といつも思っていたのですが、焼き鳥って簡単に見えましていざやってみますと本当に焼くのが難しいものなので、断念しておりました。しかし今年は!欲望に逆らえずやってみます(^^)試食してみたのですが、まぁやってみる価値はある!美味しいです水郷鶏の焼き鳥!!1本300円とちょっと高価になってしまいますが、その価値は十分あるかと!当たり前ですが焼き鳥は鶏肉が命、もも肉の味は塩かタレかお選びいただけます。
・「新鮮 レバー焼き鳥~タレ~」~もも肉の美味しさに、どうせ焼き鳥やるのならばもう1品ぐらいと思いましてどの部位をラインアップに取り入れるか悩んでいたのですが・・・これだけの鶏ですから、やっぱりレバーで味の違いを皆様に味わっていただきたいなと(^^)好き嫌いは分かれるかもしれませんがね。このレバー、濃厚で甘いです(^^)鉄分たっぷりで体にも良さそうだ!お好きな方は是非お試しを!そしてレバーはタレでお召し上がり下さいませ。
・「せせり(首肉)の鉄板焼き」~こちらも昨年お出し致しまして好評をいただきましたメニューでした(^^)せせりとは、小肉・つる・キリンなどとも呼ばれております首の肉です。1羽から40グラムぐらいしかとれない貴重な部位なのですが、よく運動している首の肉ですから味・旨味は最高!脂身が少なく、それでいてしっとりしていて旨味が凝縮されております。それを鉄板で焼き上げまして、ニンニクとごま油などを加えた醤油ベースのタレで炒めてお出し致します。コリコリッとした食感と共に、タレの味わいでお酒がよく進みますよ!
・「もち麦入り鶏炊き込みご飯」~こちらもここ数年お出しさせていただいておりますが、1日5合限定で焚き上げて必ず売り切れとなる人気です(^^)特に女性陣は、おにぎりにしてお持ち帰りする方続出で(^^;)今年はこの「もち麦入り鶏炊き込みご飯」のおにぎりが大好きな多少愛しさと切なさと心強さとちゃんが居なくて残念ですが、帰って来たらお作りしてあげようと思っております(^^)Tもかちゃん達も手ぐすね引いて待ち構えておりますからね!今年も土鍋が1つしかないもので1日5合限定となりますのでお早めにお召し上がり下さい。
以上一品メニュー6品と、「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」を加えました計7品をクリスマス期間限定メニューとしてお出しさせていただきます!「ローストチキン丸鶏蒸し焼き」の方は、その場でオーダーいただきますと仕上げの調理に30分以上お時間をいただく事となりますので、できれば曜日・時間を指定でご予約をいただければお待たせする事なくお出しできます。明日明後日は出前に奔走する覚悟ですので(^^;)ご遠慮なくご用命下さい!
今日は16周年パーティーにいらっしゃれなかったお客様達に後祝いをしていただきました(^^)鉄人2名様、上の階の社長と乾杯させていただきまして、お腹を空かせていらした知り合いの方には「具沢山のサンマー麺」をお作り致しましてゆっくり愛情溢れましたTもかちゃんの悪口大会を(^^;)しかしいただきながらも今日は中々お酒が進まないものですね(^^;)肝臓が嫌がっております。。。
クリニックさん2名様には「カマンベールチーズフライ」を、アフターのお客様達には「半生極みジャーキー」や「オリーブ盛り合わせ」などのおつまみをお作り致しまして、1杯だけと立ち寄ってくれましたWISDOMちゃん&バルコニーちゃんをお見送りし、最後は・・・16周年パーティーに来れなかったからという事でいらしてくれましてDEEP野さんに<ムルソー>を発射していただきまして!0ちゃん&サイレントちゃんと飲み明かす時間帯に(^^;)
何故か5時を過ぎた後「締めに1杯!」と言い出してから<ズブロッカ>祭りが始まってしまいまして、、、繰り返す事数度(**)最後はお酒が進まなかったはずの僕が乗ってきてしまいましてエンドレス<ズブロッカ>。。。危うく1本空きそうなところで我に返りましてお開きに(^^;)DEEP野さんの優しさに甘えてしまいまして(><)色々とお気遣いいただきましてありがとうございましたm(_)m明日はクリスマススペシャルフードの予約が入っておりますので早出致します!イヴの夜、<ズブロッカ>で過ごしますか?(^^;)

2019年12月20日(金)
前祝いを(^^)

「電車内で嘔吐し、他の乗客の服を汚してしまったらいくら弁償すればよいのか?」、福岡市在住の40代男性から、西日本新聞にこう嘆きの投稿があったそうです。このケースは電車内ですが、世の中は今まさに忘年会シーズンの真っただ中。こうしたトラブルは誰もが被害者にも加害者にもなり得るものです。賠償や対処法は如何になるのでしょうか?
まず、他人の服を嘔吐物によって汚してしまったら、真っ先に考えられるのはクリーニング代の実費と、それにプラスしての精神的苦痛を与えてしまったという意味での気持ちの慰謝料でしょう。服の状態次第では、新品に買い替えるお金という事にもかるかもしれません。しかしクリーニング代といっても明細をもらわないと分からないものですし、相手に「もう着たくないから新品にして」と言われてしまったら泣き寝入りになるのでしょうか?
加害者側からしたら、もちろん被害者に申し訳ないという気持ちはあるでしょうが、だとしてもいくら払うのが妥当かと言われると答えの無いものです。新品と同額の賠償は必要なのか?弁護士の見解によりますと・・・物損の損害賠償につきましては、原状回復に必要な費用が基本だそうです。服やバッグなどはクリーニングで原状回復が可能と判断されますので、クリーニングに掛かった費用を払うのが基本となるのだとか。
相手の請求したクリーニング代が妥当かどうかを判断するには、実際の領収書や現物の写真などを相手に求める事がお互いに納得する額を検討する大事な要素となるであろうと。被害者側の「気持ち悪くてもう使えない」という意見もあるでしょうが、原状回復はクリーニングで十分できると判断されたら「新品に買い替えろ」という主張は法的には認められない可能性が高いそうです。そうなりますと被害者側もいい迷惑ですね(**)加害者側とコンタクトを取ったりしてようやくきれいになったとしても原状回復にとどまるなんて。。。
仮に服が本当に使用できない状態になってしまったとしても、既にその服は使用されているので新品ではなく中古品としての価値を弁償する事になるのが基本で、新品の値段の請求はできないのだそうです。時価の算定方法には、同じ商品の中古品を再び購入する際の価格などがあるといいます。自動車事故でも、中古車が破損した場合に新車の代金まで求められる事は通常あり得ないのと同じですね。
反対に、賠償を請求する立場となった際に気をつける事はあるのか?前述の弁護士によりますと・・・現物の写真を事故直後とクリーニング後とで撮っておけば、使用できなくなった場合に証拠として出す事ができるのだそうです。その際にはもちろん領収書を必ず残しておく事が必要だと。これは我々飲食業界でも最低限の必須事項として知られております。何かの際にお客様に店内を破損された時、まずはその写真を撮る事、後で保険を請求する場合になった時、破損状況が分かる写真がないとかなり厄介になるのは何度も経験済みですので。
では、原状回復に掛かる費用とは別に、被害を受けた精神的苦痛を理由とする慰謝料請求はできるのか?これも前述の弁護士の見解ですが・・・物的損害の場合、壊された事によります精神的損害を慰謝料として請求する事は難しいのだそうです。このケースでは、吐しゃ物を体にかけられたのであればその行為による精神的損害は状況により慰謝料が発生する余地がなくも無いが、例え請求できたとしてもあまり高額にはならないであろうと。本当被害者は吐かれ損ですね(**)
物損事故ですと被害者側は、面倒くさいであろう加害者側とのやり取りを繰り返した結果、与えられるのは原状回復にとどまるというのですから無駄な労力を使うハメになるのです。。。そしてこのケースのように嘔吐物をかけられた場合、それが体ではなく服やバッグとはいえ、相手が感染症に罹っていないかを確認する必要があります。感染症に罹っている人のと吐しゃ物であれば、被害者側も間接的に感染してしまう可能性があるからです(**)
もしもそうなったら話は別で、当然新品の弁償が認められるでしょう。でも物は新品になったとしても、被害者側はそれこそ精神的苦痛による慰謝料を訴えたいほど嫌な思いをするでしょうね。。。普通他人の吐しゃ物をかけられたらちょっともうその服やバッグはクリーニングをしたとしても使うのにためらいが出るでしょうに、更に感染症だったなんて聞いたら自分の体のケアまで心配しなければなりませんから(**)体調不良の際はまぁ仕方ないとしても、飲み過ぎて吐いてしまって他の人に迷惑をかけるような事は無いよう気をつけましょう。
吐くといえば最近は飲み過ぎじゃなくても寒暖差や乾燥にやられてしまって風邪気味の方を多くお見掛け致しますが、厚生労働省は今日、インフルエンザの流行が全国的に注意報レベルになったと発表致しました。全国約5000の医療機関の患者数の平均が、直近の1週間(9~15日)で15.62人となりまして、注意報レベルの10人を超えたと。前週の9.52人と比べますと、約1.6倍になりまして患者数が急増しております。
全国の患者数は、只今推計で53万5000人と見込まれているそうです。厚生労働省によりますと、年齢別では15歳未満が30万人で全体の半数以上を占めているそうです。都道府県別にみますと、山口県が31.94人で最も多く、警報レベルの30人を超えております。次いで北海道が29.76人、宮城県が26.69人、青森県が24.14人と続いております。
残念ながら神奈川県のデータは出ておりませんでしたが、、、東京都は16.84人、愛知県は16.53人、福岡県は15.83人、兵庫県は10.09人となっておりました。大都市よりも山口県・北海道・宮城県・青森県と比較的人口密度が低めな感じの道県が上位にきているのは何故なのでしょうかね(・ ・?)注意報レベルを超えたのは33都道府県で、前週の約2倍となっております。
直近5週間に検出されましたウイルスの型は、2009年に新型インフルエンザとして流行しました型が95%をも占めているそうです。僕は家族でもうインフルエンザの予防接種を2度受けましたが、予防接種で打ちましたウイルスと一致していると良いのですけれど・・・バルコニーちゃんがインフル疑惑がありましてお休みしておりましたが今日インフルエンザではなかったと出勤できていたようですし、今のところはまだBMのお客様でインフルエンザに罹ったという方は聞かないですけれどね。
今季は例年に比べまして早くから患者が出まして、11月初旬には、現在の調査法となりました1999年以来2番目の早さで流行期入りしました。例年1月後半頃になります流行のピークが、今年は早まる可能性もあるそうです。年末年始は人の動きが多いので特に注意が必要ですね!基本的な事ではありますが、手洗いやマスクの着用などを心掛けましょう。
今日はインフルエンザにも負けない元気な知り合いの方達が、ご予約いただいておりました通り13名様で20時半から忘年会2次会を開いて下さいました!予めお伝えしておりましたフードをまずはお出しさせていただいたのですが、お寿司屋さんでの1次会の後という事でお肉系を中心に5皿ずつ、それで十分かな?と思っておりましたら・・・足りなかったようで「ナポリタンスパゲッティ」を寸胴鍋で麺を茹でまして大量にお作り致しました(^^;)お寿司の後飲んだらお腹が空くものですからね(^^)
お酒も皆様、シャンパンで乾杯した後は<山崎 12年>やら<竹鶴 17年>やら<ラフロイグ 10年>やらと高級酒をグイグイと飲まれまして!でもどなたも吐くような悪い酔い方はされない!初めてお会いした方達も多かったのですが、皆様素敵な方達でした(^^)こういった飲み会ならば是非またいらしていただきたいものです(^^)大変お世話になりましたm(_)m年末お忙しいご職業でしょうが、皆様無事に新年をお迎えになられますように。
会の途中には、暮れの挨拶にとH野さんもいらしてくれまして、またマニアックな情報をお聞き致しました(^^;)本当に発想に従来のバーテンダーの凝り固まったところがなくいつも勉強になります。バーテンダーが勉強させられているようではいけないのですがね(^^;)でもH野さんは本当のお酒好きで色々ご自宅でも研究されているからもはやセミプロという事でいいか(^^)年明けにでも今日うかがいました氷の保存法試してみたいと思います。良いお年をお迎え下さいませ!
ここからは、明日明後日の16周年パーティーに来られないからというお客様達が前祝いにといらして下さいました(^^)A子ちゃん、ライトさん2名様、ヨッツーさん、ノッパラさん2名様と乾杯のお酒を頂戴致しましてm(_)mグラスでシャンパンも数杯頂戴致しまして良い感じに(^^;)皆様わざわざ時間を作っていらしていただいて有難い事で感謝ですm(_)mこの間出前のオーダーも多く頂戴致しました。今日はBMビルも盛り上がっているようです!
後半は、またまたまたまたまた帰って来たマスター2名様、アフターのお客様達、Tもかちゃん一同、そして最後はBBさん&WISDOMちゃんがお疲れの中辿り着いて下さいまして、朝方にはマー君も飛び入り参加。終わったのは6時過ぎで10時間超労働に心地よい疲れを感じましたが、ほぼ同じ時間帯働いてくれていたアルバイト君は初の長時間労働で最後は息が上がっておりましたね(^^;)でも明日明後日が16周年パーティー本番だからよろしく!さて、気合を入れて1年の感謝の気持ちを込めまして臨みます!

2019年12月19日(木)
やっぱり牝馬か(^^?)

師走恒例の競馬のG-1レース、{有馬記念}の公開枠順抽選会が今日17時から、東京・品川プリンスホテルで行われました。BSフジで生中継される予定でしたので、僕も見逃さず見るべく買い出しや事務仕事などをその前に済ませましてテレビに釘付けに!
昨年は、当時唯一の3歳馬として参戦致しましたブラストワンピースが悲願のG-1初優勝を飾りました。そして今年の注目馬は・・・なんといっても昨年の年度代表馬・G-1競走6勝・今年の天皇賞・秋で中距離の猛者を相手に3馬身差の圧勝と、紛れもない現役最強馬でありますアーモンドアイ!熱発により香港遠征が中止になるなど紆余曲折ありましたが、この{有馬記念}への参戦が決定致しました。
果たして令和最初の{有馬記念}にはどんなドラマが待っているのか!?まずは今日の公開枠順抽選会により、各馬の出走枠が決まります。今年のJRA年間プロモーションキャラクターであります俳優の松坂桃李氏、女優の高畑充希さんもこの公開枠順抽選会にゲストとして駆けつけておりました。僕はあまり知らなかったのですが、有名な俳優&女優さんなんですかね?(^^;)
16頭の出走馬の関係者、騎手・調教師・馬主などが一堂に会してくじ引きにて枠順を決めます。プロ野球のドラフト会議と同様に、この{有馬記念}の公開枠順抽選会というのは胸が高鳴るものです。{有馬記念}は、普段は競馬に興味が無い方でも知っているという、世間が注目するレースでありますからね。
今年はG-1ウィナーの馬がなんと11頭も揃うという豪華なメンバー!出走馬を見渡してみましても、なんとも豪華なラインアップでワクワクさせられます(^^)そこにファン投票1位のアーモンドアイが出走を決めてくれたという事で一段と盛り上がりが増しました!やっぱりアーモンドアイがいないと最強馬決定戦とはうたえませんから。
抽選の流れは以下の通りとなります。①2つの抽選ポットが壇上に設置されておりまして、それぞれの中には馬名が入ったボール、1~16番までの馬番が入ったボールが入っております。②スペシャルゲストの松坂桃李氏、高畑充希さんが、馬名の抽選ポットからボールを選び、その中に入っている馬名を見せます。
③選ばれた馬の関係者が、馬番の抽選ポットからボールを選び、その中に入っている番号で枠順が決定、これを繰り返します。今年は前述の‘史上最強牝馬’との呼び声も高いアーモンドアイに加えまして、前走でオーストラリアのG-1レースを制覇致しましたこちらも牝馬のリスグラシューが恐らく1&2番人気。女性が強いのです(^^;)
この2頭がどの枠順に入るかが最も注目されましたが・・・まず最初の抽選には、3歳の菊花賞馬・ワールドプレミアが選ばれまして、4枠7番に決定。続いてスカーレットカラーが選ばれまして、1枠1番が決定致しました。内枠有利と言われております{有馬記念}ですが、2頭目で早くも1番が決定致しました。アーモンドアイが1番を引いたらやらせだと言われそうなものですが、ちゃんと公平に行われているようでした(^^;)
3番目はダービー馬・レイデオロで、4枠8番に決定。4番目は元プロ野球選手の佐々木主浩氏がオーナーで知られておりますシュヴァルグランで、その佐々木オーナーが抽選を行いましてなんと最外8枠16番に(**)16番は過去10年間連体した事が無い馬番ですからね。。。引退レースのシュヴァルグランですが、この時点で僕はもう消し評価に。
5番目は、僕が密かに狙っておりますヴェロックスで、7枠14番とかなり外目に(><)6番目はアルアインで7枠13番、7番目はサートゥルナーリアで5枠10番、8番目はスティッフェリオで2枠4番となりました。スティッフェリオも全く人気は無いですが僕が密かに狙っている穴馬でして、こちらは絶好の枠番に入った!
9番目にクロコスミアが6枠12番に入りますと、いよいよアーモンドアイの出番となりまして緊張の抽選。既に最内1番と最外16番は埋まっておりますし、不利と言われている外枠で残っているのは8枠15番ぐらい。僕はアーモンドアイがあっさり勝つと思っていますから、少しでもオッズが上がるように15番にでも入ってくれないかな?と思っておりましたが・・・5枠9番に納まりました。
9番かぁ・・・いいところ引いちゃったなぁ(^^;)これでまたアーモンドアイが勝つ確率が上がったと言わざるを得ません。アーモンドアイが勝っても余程つぎ込まないとお年玉にはならないのですけれどね(**)9番じゃ問題無さそうだなぁ。。。これはもう1着固定で買うしかないかな(^^;)アーモンドアイには逆らえないような気が致します。
リスグラシューは3枠6番を引きまして調教師はガッツポーズ!こちらも言う事無い良い枠に納まりました。1&2番人気ですが、今年は牝馬のワンツーフィニッシュも現実味を帯びて参りましたね。。。こうなったらあえてこの2頭を外して一か八かの馬券を買ってみようかな?と思うぐらいで(^^;)さてさてどうなりますか??令和元年暮れのJRA一大決戦{有馬記念}は、日曜日午後3時25分発走予定であります。16周年の日だけれど、テレビ観戦する元気あるかな・・・?
その競馬や競輪などの公営ギャンブルで、政府は昨日、高額な払戻金を受け取った人の課税逃れを防止する方針を固めました。インターネットなどで馬券を購入し、1口あたり1千万円以上を受け取った人が対象で、受領者に関する情報の提供を運営事業者に要請するそうです。近年払戻金が高額化している事情を踏まえまして、監視体制を強化する方針だと。
競馬場で買った馬券などが当たり、払戻金を受け取る際に本人確認は求められておりません。ですが、近年は複数のレースの勝ち馬を予想します「重勝式」という投票法が広がりまして、払戻金が数億円にも上る事もあるそうです。そんなにお金を賭けないから僕には縁の無い話ですが(^^;)最後当てて気持ち良く年越しを迎えたいものですね!
週末を前に今日はエポックな1日だったようで、、、僕も1杯だけ多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店に助っ人に行きましたが、BMもまったりモードの1日でした。そして終わって気が付いてみれば・・・今日は出前を頼んでくれたお客様を除いてBMにいらしたお客様みんな女性という珍しい日でした(^^;)朝方は女性が大半を占めるものの、さすがに全員というのは記憶に無いなぁ・・・やっぱり{有馬記念}は牝馬かな(^^?)明日は団体さんのご予約をいただいておりますので20時半からの営業となります!

2019年12月18日(水)
合掌

厚生労働省の人口動態統計によりますと、1年のうちで12~2月に死亡率が急激に跳ね上がるのだそうです。平成24年の場合ですと、年間死亡率の約28.4%が12~2月に集中していると。最も減少する夏(6~9月)は、約22.5%となるため、その差は約6%、7万4586にも及びます。
理由としては、冬は寒さの影響で血圧が高くなり心臓に負担が掛かる事、寒さによって体を動かすのが億劫になりうつ病や睡眠障害などの精神的な影響が大きくなる事、などが挙げられるそうです。風邪やインフルエンザ、呼吸器疾患なども増えまして。それに年末にかけまして飲食の機会が増えるので暴飲暴食による内蔵のダメージも原因として考えられると。
中でも最も注意しなければいけないのが、寒さと血圧の関係だそうです。冬は寒さの影響で血圧が高くなり、それによる症状を訴える人が増えるというのは前述の通りですが、高血圧は心筋梗塞などの心臓疾患の危険因子の1つとなります。寒暖差などによって引き起こされる血圧の急な変動も、血管や心臓に負担を掛け、突然死にもつながりかねないと。。。
薬をきちんと飲んでいたとしても冬場は血圧が相対的に高くなり、血圧の変動がより大きくなってしまうそうです。これが目に見えないところにあります冬の病気の怖さ。また、冬の乾燥が皮膚トラブルを起こす時期でもありまして、気温が下がり湿度も低くなりますと、風邪やインフルエンザ、肺炎の原因となりますウイルスや細菌が活性化し大流行を巻き起こします。
僕も血圧が高くて、、、数年前からドクターTさんのご指導の下、薬を常用しておりますが、何気ない生活の中でも、例えば朝ぽかぽかの布団から出て寒いトイレに入る時や、帰宅直後の寒い部屋でコートを脱いだり寒い部屋に入ったまま着替えたりする時など、寒暖差を急に感じる行為には注意が必要なのだそうです。
僕も数年前までは人間ドッグで指摘されても大して意識しておりませんでしたが、ドクターTさんにアドバイスをいただきまして高血圧というのは怖いものだとやっと理解致しまして薬の服用を始めました。高血圧は・・・突然死を招く危険な因子です。減塩などの食生活の改善も大切な事ですが、‘死のスイッチ’を入れるのは実は普段の何気ない行動の中にあるのだとあるコラムに載っておりました。死を招く、特に危険な血圧の乱高下を招くという4つの生活習慣をご紹介したいと思います。
①熱い風呂に入る~実は年間約1万5000人以上が風呂で亡くなっているのだと。風呂は、癒しの場であると同時に、「高温」・「長湯」・「温度差」という3つのリスクがある場所なのだそうです。熱い風呂は、血圧を急激に上げて脳や心臓の障害を起こしやすくします。熱い風呂の長湯は、血流を増加させてのぼせやすくなります。のぼせると、めまいや失神に至り、溺れたり転んだりする事故につながりまして大変危険なのです。
温度差は「ヒートショック」とも言われますが、寒い脱衣所から熱い浴槽につかる時、またはその逆の時の大きな温度差が身体を襲います。急激な温度の変化は交感神経を強く刺激するので、血圧が一気に上がり脳や心臓の障害を招きやすくなるのです。39~40度ぐらいのぬるめの入浴で、脱衣所にはヒーターを置くのが望ましいと。また、入浴に伴います脳梗塞を防ぐためには、入浴の前後に必ずコップ1杯の水を飲む事がお薦めだそうです。
②サウナに入る~サウナは入り方を間違えますと自殺行為になるそうです。サウナは大抵水風呂と一緒になっておりますが、サウナから出て水風呂に直行、ザブンと水風呂に入りまたサウナに入る、こんな事を繰り返しておりますと、「ヒートショック」状態を自ら作り出しているのと同じで非常に危険だと。まぁこれは誰でも分かる事ですけれどね。
サウナは激しいスポーツと同程度の負担を心臓に強いるものなのです。心臓の弱い人がどうしても入るのならば、60度のサウナに最大15分を限度とし、水風呂は厳禁。入る前に必ずコップ1杯以上の水を飲む事だそうです。とはいえ、血管が脆くなっている中高年や、糖尿病、高血圧などの持病を持つ人にとってはサウナと水風呂は死に直結する行為ですので止めた方が無難だという事です。
③尿意・便意を我慢する~排便の際は、いきむので血圧が上昇します。つまり、便秘気味の人は血圧が上がりがちになるのです。下痢の場合もお腹に痛みが生じる事により体に負担が掛かり、血圧が上がるのでこちらも好ましくありません。便通はスムーズである事が1番なのだと。また、尿意を我慢しても血圧が上がります。
実は排尿により急激に血圧が下がりますと、時に意識が無くなる事がありまして、これを医学用語では「排尿失神」と呼ぶそうです。倒れて怪我をしてしまう場合もありますし、排便を我慢しても排尿同様血圧が上がるので注意が必要だと。ちなみに立小便も血圧を上げる要因となるのだそうです。座って排尿しますと立ってする時に比べて血圧の上昇が幾分和らぐので自宅では座ってする事がお薦めなのだそうです。
④イライラする~年末は色々と忙しい時期でありますが、ストレスは高血圧の大きな要因となるのだそうです。もちろん時々ストレスが掛かる程度であれば問題は無いのだそうですが、それが頻繁に起きたり、血圧が高いまま下がらなくなったりしますと様々なリスクも高くなるのだと。例を挙げれば、スポーツ観戦ですら熱くなりますと高血圧の要因となってしまうのだそうです。
たまに楽しむ程度ならば問題はありませんが、熱中しますと血圧が上がってしまいます。特に高血圧の持病がある人でひいきのチームがある時には、応援が過度にならないようにセルフコントロールをしなければならないと。あまりに熱中しますと、血圧が上がって脳卒中を起こしかねないので注意が必要なのだそうです。高血圧が気になるがちゃんと食生活の改善はしているという人は、こういった生活習慣にも気をつけますと尚良いそうです。
こんな事は書きたくはなかったのですが、、、今日、大切なお客様が亡くなられてしまいました。。。昨日からお仲間の方達が、連絡が取れないと心配されておりまして、僕にも最近来ているかと連絡を頂戴しておりまして僕も嫌な予感がして心配していたのですが・・・今日、ご自宅で孤独死されていた事が発覚。家には車があるし、チャイムを鳴らしても窓ガラスに石をぶつけてみても何の応答も無いという事で少し頭の中では覚悟はしていたのですが、、、突然の事で中々現実を受け入れられませんでした。。。
10数年来のお付き合いとなりますこの方とは色々と思い出がありまして、最近でも家族ぐるみで食事に行ったり家に遊びに行かせていただいたりと仲良くさせていただいておりました。人は必ず死ぬものですし、死に向かって生きていると言っても過言では無いのかもしれませんが、突然の事で、、、何かしてあげられる事はなかったのかな?とか、最後苦しまずに済んだのかな?とか、やっぱり色々と考えてしまいます。「ハギ!」と呼ぶ声が頭の中で浮かびますしね。
昼間ご自宅にも伺いました。お仲間達も駆けつけておられましたが、検証のため部屋に入る事はできず外から手を合わせて帰って参りました。そして家に珍しく満面の笑みで笑われている素敵な写真がありますので、今日はその写真を飾って、お線香代わりのたばこを添えて、思い出の<オールドパー クラシック>で献杯をしながらの営業。しhばらくカウンターを挟んで写真を見つめていたのですが、そうだ!ちゃんと所縁があるお客様にお知らせしないと!という事で連絡致しますと・・・なんとその数30数名!そんないもBMで仲間を作られたのですね(^^)
弔問代わりにと皆様も駆けつけて下さいました。つい先日まではお元気にBMで杯を酌み交わしていた方達ですから、50代半ば、早過ぎるよ・・・と悼みながらのひと時となりましたが、最後には同級生軍団3名様も辿り着いて下さいまして、珍しく満面の笑顔の写真を前に献杯。<オールドパー クラシック>は、最後僕が飲み干させていただきました(^^)16周年パーティーの時も、写真飾っておきますので皆様を見守ってほしいと思います。合掌・・・

2019年12月17日(火)
最初と最後に!

今日は12月17日、あと1週間経ちますと・・・そう、クリスマスイヴです。いやいや月日が経つのは早いものですが、今年は火曜日なのですね。今日いらしていただいたお客様達ともお話しさせていただきましたが、来週の今頃はビルにサンタクロースが溢れているだろうと(^^;)お店によってはお客様よりサンタクロース姿の女の子の方が多いなんて場合もよくありますので(^^;)僕も一応今年も出動を覚悟してはおりますが・・・
クリスマス商戦といいますと、おもちゃ屋やレストランなど多種多様にわたってありますが、真っ先に思いつくのは・・・やっぱりケーキ屋さんでしょう。間違いなく1年で1番の稼ぎ時なのでしょうが、今、街の洋菓子店の倒産が急増していてピンチを迎えているというニュースが流れておりました。アベノミクスによります「働き方改革」の悪い意味での流れが、洋菓子店にも押し寄せているというのです。。。
盛大にオープン致しました洋菓子店が、数年経ちますと元の半数以下のスタッフ数で営業しているというケースも珍しくなく、仕込みの手が足りないために空白が目立つショーケースもあちこちで見かけるようになったと。そして以前は稼ぎ頭でありましたホールケーキも、近年は予約制にしてより生産効率の良い焼き菓子に力を入れるというお店が増えているのだそうです。
言われてみれば確かに・・・さすがに僕はあまり洋菓子店には行きませんが(^^;)デパートなどで通りかかっても昔のようにショーケース一杯にホールケーキが並んでいるというよりは、カットしたケーキやクッキーみたいな菓子が並んでいる様子が多いような気が致しますし、下の娘の誕生日などでホールケーキが必要で買う時も、従業員が事前に予約を入れて取りに行っておりますからね。
洋菓子店に限った事ではありませんが、「新人が来ない」、「せっかく雇っても長続きしない」、「パワハラで問題になるのが怖くて若手を叱れない」、などというオーナーの苦悩と、増加する個人洋菓子店の廃業。。。深刻な人手不足問題と、そこに立ち向かう洋菓子店の姿を、とある人気店を例に挙げて追ってみました。
世田谷区にあります洋菓子店のA店は、メディアでも度々紹介される人気店ですが、人手が足りているとはいい難く、現在はオーナーと2番手のパティシエの2人体制で営業しているといいます。生菓子20~30品、焼き菓子30品、パン4~5品というアイテム数や店の規模を考えますと、最低でもあと1~2人は必要でしょう。更に今年は、全国の専門学校20校に求人を出したものの、連絡がきたのはたった1人だったといいます。
このオーナー曰く、専門学生の研修も受け入れておりますが、最近は企業やホテルが人気だそうで中々就職には結びつかないのが現状だと。それでやっと雇ってみても、長く続かない子も多いのだそうです。確かに専門学生の立場になりましたら、個人経営の洋菓子店よりも企業やホテルに行きたがるのも分かる気が致しますが・・・昔のように弟子入りしてというような感じで学んでいくという時代でもないのでしょう。これはバーテンダーの世界でも同じことが言えます。
一方、文京区にあります人気洋菓子店のB店でも、ここ3年ほど人手不足の問題を深刻に感じているといいます。昔から3~5年サイクルで人が入れ替わる業界ではあるので、そこは変わってはいないのですがスタッフの働く目的が変わってきているなと感じると。全員が独立志望というわけではなくて、居心地が良ければずっと働く、というのが最近の傾向だというのです。まさにこれもバーテンダーの世界も同様!「俺はいつか独立するんだ!」という気概のある子は中々居ないものです(**)
時を同じくしてB店では、スタッフを叱る事もほとんどしなくなったと。叱ると辞めてしまう子が多いですし、現状が良くなるわけではないからと。例えば・・・コーヒーのお菓子をスタッフが作ったとして、「こういうコーヒーの表現も良いけれど、僕はもっと苦い方が好きだな」というように気を使って伝えるのだそうです。これも僕に当てはまるな(^^;)昔は直すべきところは強く指導してついて来い!っていう感じでしたが、今は雇っているはずなのに気を使ってご機嫌取っているような感じで(**)
「最近の若者はすぐ辞める」、「何を考えているのか分からない」、そんな声を年長のパティシエからよく聞くそうですが、製菓業界を目指します若者のリアルはどうなのか?‘料理界の東大’と呼ばれ、「辻調理師専門学校」や「辻製菓専門学校」など5校を運営します日本最大の食の総合教育機関であります辻調理師グループの幹部と洋菓子教授なる人の話を載せてみます。その話によりますと、学生の「お菓子を作るのは好き」という基本的な姿勢は昔も今も変わってはいないものの、就職に関しては時代の変化を感じると。
以前は、「独立したい」、「自分の店を持ちたい」という学生が多かったのですが、近年は「大好きなお菓子の業界で長く働きたい」という学生が増えているように思えると。個人店よりも企業やホテルを希望する生徒が増えているのも、将来を心配しての事だと思われると。一言で言えば・・・『夢はあるけれど不安も大きい』というのが昨今の学生の特徴といえるかもしれないという事です。我々の業界もまさに同じ(**)
また一方で、現代の若者が持つ弱さにも言及しております。最近の子は、凄く真面目で勉強熱心な一方で、YouTubeなどインターネットでいくらでも情報は拾える上に、現場に出てからも昔は何年かかけてやっと得られた技術や知識を早い段階で与えられてしまうので、知識があるからこそ心配な部分が大きいと。色々な答えを選べるからこそ悩んでしまうというのです。また、‘働く’という事に対しては現実的に考える事が弱い部分があるかもしれないという事です。
前述の2人が思うのは、「選択肢があるからこそ迷う」という現代の若者の姿だそうです。将来に夢が無いわけではない。むしろ、昔よりも多様な働き方、選択肢がありまして、それぞれのリスクもきちんと理解できるからこそ決めきれない、一歩踏み出せないという若者が多いのではないかと。将来に対しても漠然とした不安を抱いている子が多いので、そういう場合は何が不安の種になっているのかをきちんと理解して、その解決のために今何が出来るのかを導いてあげる事が大事だと。
導いてあげるねぇ・・・まぁやり方次第だと思いますがそれもどうも甘やかしているような気も。。。人の事は言えないのですが、技術が足りないのならば練習するべきですし、知識が不足しているならば勉強すればいい事ですし。働き方が不安ならば、将来の設計を勤務先でしっかりと話し合う。そういう職場でのコミュニケーションによる信頼の積み重ねが、どんな時代も結局は最も必要ないのだろうかと思います。
さて今日は、口開けで数年前に出張でたまたまお立ち寄りいただいたお客様が、来年転職されて新潟へ帰る事になったからという事を伝えにわざわざいらしてくれました(^^)縁あって知り合わせていただいてから、度々いらしてくれていたのですが、今回新潟へ帰りますと仕事で横浜へ来ることは無くなるのでそうそう来れなくなってしまうからと。わざわざ最後にとお立ち寄りいただいた気持ちが嬉しかったなぁ(^^)
従業員とはFacebookで繋がっていらっしゃるので、今後はそこで近況報告をお互いにという事で!こんな時は便利な時代になったものだと感じます(^^)新潟でもまたお好きなお酒を嗜まれながら、元気に過ごしていただきたいですね!帰り際、昨年15周年記念で作りましたノベルティのBMロゴ入りキーホルダーをプレゼントさせていただきました。たまに横浜を思い返していただいて、機会がありましたらまたお会いしたいなと!それまで僕は頑張ってBMを継続していきます!また1つ、BMを続けていく理由が生まれました(^^)
知り合いの方2名様、ドクターTさん3名様、ベンさん&Tもかちゃん&アント、知り合いの女の子などいらしてくれまして各所で乾杯のお酒を頂戴致しましてm(_)m最後は今週末の16周年パーティーに来れないからと、仕事終わりにわざわざ帰って来たミキティがご夫婦で立ち寄ってくれました(^^)積もりに積もった話をしながら、飲み交わしてあっという間に時刻は7時過ぎに。懐かしい感覚、でも今は母親となっておりまして時代は確実に流れている、でも相変わらずの義理堅さで(^^)最初と最後に、お客様の優しさに包まれて幸せな1日でした(^^)もちろん中間のお客様達にもですけれど(^^;)

2019年12月16日(月)
本当の誕生日

「少子高齢化により、空き家の増加や過疎化が社会問題化している」、それは大分前から度々ニュースで流れておりましたので知っておりましたが、それが横浜でも起こっているとは知らなかった・・・。横浜にもあります郊外型住宅団地・「ニュータウン」でそれが起こっているというのです。
「ニュータウン」をコトバンクで調べてみますと・・・高度経済成長期の1963年、都市部に集中する人口の受け皿となる住宅地を用意するため、新住宅市街地開発法が制定されました。同法に基づき自治体などが郊外の丘陵地などを造成・提供した「ニュータウン」は、全国に46か所。ただ、国が2013年度に調べますと、同法に基づかずに民間などが開発した16ヘクタール以上・1000戸以上のいわゆる「ニュータウン」は約2000か所ありました。
大都市の無秩序な拡大に対処し、職場と住宅を組み合わせて計画的に建設されました衛星都市の1つを「ニュータウン」といいますが、第2次世界大戦後、まずイギリスでロンドンなど巨大な都市圏の整備の手段として建設されまして、北欧諸国に続いて旧西ドイツ・アメリカなど各国に広がりました。
日本では大都市のベッド・タウンとしての大型団地(多摩ニュータウン・千里ニュータウン・泉北ニュータウン・高蔵寺ニュータウンなど)をいう場合が多く、相応の官公署・商店街を備えておりまして、新住民が大半を占めております。また、所得や文化レベルが均一で人口密度も比較的高いため、新しい消費者群として注目されました。
しかし、生活環境や交通手段の整備などの面で立ち遅れが目立ち、都市部に従属的な性格を持つ住宅専用地域という傾向が強いのも事実です。稀に新都市と訳される事もありますが、広義的には、大都市の近郊もしくはその一部に計画的に新しく建設されました都市といったところでしょう。横浜では港北ニュータウンが有名ですね。
経済成長期に庶民のマイホームの夢を叶える場として戸建て型・集合住宅型を含め全国で開発されてきました「ニュータウン」ですが、その多くが今、当時の活気を失い高齢化や人口減少などで今や「オールドタウン」と称した方が良いような状況になりつつあるのだと。。。それはそうですよね、1960年代に建設ラッシュが始まったというのならばもうかれこれ60年近くは経っているのですから(**)
そのため、そこに立地する住宅や土地は、「負動産」などと称されまして一般的には魅力がないように思われがちです。ですが、見方を変えれば「ニュータウン」は学校や公園など居住インフラが既に整備されました理想的な住環境と言えなくもないのです!若い世代を呼び込めば賑わいが生まれ、地域活性化につながります。「ニュータウン」再生が可能であれば、今後の地域社会の形成にあたって良い影響が期待されるからです!
そこでここでは、かつて「ニュータウン」開発を行いました事業者がその再生に取り組む事例を紹介し、その成果と今後どのような成果が期待されるかにつきまして紹介してみたいと思います。まずは身近な存在であります横浜の「ニュータウン」の現状につきまして他人事ではないので詳しくご紹介致します。
横浜市栄区に、「上郷ネオポリス」という「ニュータウン」があります。1970年に大和ハウス工業が開発を始めました戸建て団地です。鎌倉市との境にありまして、大変緑豊かな立地であります。現在は、868戸に約2000人(2019年9月現在)が居住しております。注目すべきは、約50%という高齢化率(**)全国の高齢化率は平均で27.7%、横浜市では平均で24.0%である事を考えますと、「上郷ネオポリス」は超高齢化地域といって間違いないでしょう。
高齢化は現地に様々な問題を生み出しております。「上郷ネオポリス」内にありました商店の閉店によりまして、買い物の利便性が著しく低下しているほか、同時進行しました少子化により小学校(旧横浜市立野七里小学校)が廃校となっております。要するに・・・街の維持が難しい状況となっているのです。。。
その一画に10月29日、「野七里テラス」という施設がオープン致しました。「サチテラス」と呼ばれますコンビニエンスストア(ローソン)、路線バスの待合所の機能も有しますコミュニティー拠点「イマテラス」が入っております。施設は地域住民から募集されましたボランティアにより運営されまして、ローソンの店長・従業員も地域の方々が雇用されているそうです。ボランティアには80代の方もいるそうで、ここを拠点とした移動販売も行われているそうです。
建物内に40以上の席が設けられておりまして、日中はご高齢の方々が主に集い、夕方からは小学生を含みます若い住民の方の姿も見受けられ、その様子から「野七里テラス」が幅広い世代の集いの場になっている事がうかがい知れます。そもそもの始まりは、大和ハウス工業が2014年から開始致しました住民との意見交換にあるのだと。
以降、「まちづくり協定」の締結、大学(東京大学・明治大学)や高齢者住宅協会も加わりました「まちづくり協議会」の発足などを通じまして、施設の実現にこぎ着けたそうです。2017年には、全住民を対象としました「全戸住民意向調査」を実施。その中で「買い物・交通の不便」、「高齢者の見守りや支え合い」など、街の在り方の問題点や要望が浮き彫りとなりまして、それが「野七里テラス」に反映されているのだそうです。
しかしまだ、再生は始まったばかりだと言います。採算面を含む「ニュータウン」再生を地元の自治体が主体となって実現するのは、相当な大変さが伴うと考えられます。そもそも「まちづくり協議会」の設置をはじめ、「上郷ネオポリス」内の意見の調整さえ難しかったからだと。注目すべきは「上郷ネオポリス」の再生が、大和ハウス工業が住民や自治体との間を取り持ち、協力を得る一方で実践的なアイデアや取り組みを行う「ダウンマネジメント」を展開する事で進展しているという点です。
大和ハウス工業では、1962年から全国61か所・延べ7万区画で「ネオポリス」を開発してきたそうです。その中には、開発から40年以上が経過した「上郷ネオポリス」同様の問題を抱えている「ニュータウン」もあるそうです。時代の変化の中で、「ニュータウン」再生問題は事業リスクとなり、社会的責任を問われる状況になる事も考えられるので今回大和ハウス工業は解決に乗り出したと思われるのですが、道のりは険しいでしょうがこのチャレンジする姿勢は評価できますね!何もしなければ何も始まらないのですから。これに続く動きが出てくる事に強く期待しましょう!
今週末に16周年パーティーを行わさせていただきますが、本当は今日12月16日がBMのお誕生日なのです!熊さんと一緒で(^^;)16年経ったんだなぁ・・・とちょっと感慨深くもあったのですが、今日はそんな事は言っていられない!残す最後の大物への16周年パーティーご挨拶に臨むべく、立役者Kさんが立ち上がってくれまして!リトルギャングも加わって、AYAちゃん&サイレントちゃん&0ちゃんとまずはウリドゥリでご飯を食べてから参戦して参りました。
しかしここに立役者Kさんがいらしてくれるというのは心強いもので(^^)今日はご飯代も飲み代もお世話になってしまいましたm(_)m思い返せば16年前のBM開店直前、預金が全く無くて公庫の振り込みを待てなかった僕に快く1週間お金を貸して下さったのが立役者Kさん!あれから16年が無事に経ちましたが、未だにお世話になりっぱなしです(^^;)しかし確実に立役者Kさんの方が僕より年を重ねるのですから、いつか困った時には今度は僕がお支えできるように!という気持ちだけは変わらず持っております(^^)ので今しばらく面倒見て下さい(^^;)
開店時間となりまして僕は一足お先に失礼したのですが、仕事の打ち合わせをBMで23時から2名様合流してする事になっていたのに、立役者Kさん&リトルギャング一向に現れません(・ ・;)こんな時は長い付き合いですから「もう1軒どこかへ行ったな・・・」とすぐに分かりますので(^^;)アルバイト君到着後ヘルプコールにお応えしまして多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店へと出向いて参りました。アルバイト君に、「もしいらしたらすぐに連絡してね」と伝えておきまして。
すると15分後ぐらいに、アルバイト君から「到着されました!」との連絡が来まして降りたのですが、案の定既に4名様となってもうかなりお酒が回っているご様子でした(^^;)皆さんBMではひたすら酔い覚ましの<レッドアイ>を飲まれておりましたが(^^;)ちゃんと仕事の話はできたのでしょうか?1人素面で<ウーロン茶>を飲まれていた中国の方もちょっと戸惑っておられましたが(^^;)立役者Kさんとリトルギャング、そしてリトルギャングの友人が揃ってしまってはこうなるでしょうね(**)
30分ぐらいで立役者Kさんが限界を迎えましてお帰りに。今日は本当にお世話になりましたm(_)mまた仕事の件で話があるでしょうから仲介致しますので。その後、フォックスちゃん、アンさん、知り合いの方2名様、WISDOMちゃんなどとも乾杯させていただきまして、僕も18時からの早出飲みっぱなしで体力が無くなりまして定時に閉店。風邪気味の方が多く見受けられましたので、皆様体調にお気をつけ下さいませ!僕も今週来週は休み無しですので体調整えて乗り切らないと。16周年パーティーの挨拶回りが完了してホッと一安心ですが(^^)

2019年12月14日(土)
良い顔していたなぁ(^^)

今や「忘年会に参加したくないが参加している」、「参加していない」という人が社内で4割近くにも上りまして、年の瀬の恒例行事であります忘年会をめぐり、今インターネット上で「#忘年会スルー」というキーワードが躍っているという話を昨日お書き致しました。
そして驚くべきはその傾向が、主に若い世代かと思いきや20代・30代よりも40代・50代の方が顕著に表れているという事。その理由としては、「行きたがってもいない年下の社員とわざわざお金を払って飲みたくない」、「後輩が増えると2次会、3次会と行くにつれてお金が掛かる」など、若者との人間関係を築きにくいとう例や伸び悩む低賃金による遊興費にお金を掛けられないという事情があるようです。。。
そんな「#忘年会スルー」よりも深刻な事態が今、忘年会をめぐって起きてしまっている会社があると今日ニュースで流れておりました。その年の新卒社員が幹事をするのが通例というある会社で、忘年会をめぐって退職騒動が起きまして経営者が頭を悩ませているというのです。一体どういう事なのでしょうか?
その会社では、先代の父親の時から毎年2~3人の新卒採用を続けていると。同社では、年に3回、社員同士の交流と慰労のために新入社員歓迎会・暑気払い・忘年会を会社主催で行っておりまして、忘年会は新卒社員が幹事をするのが通例だと。幹事は管理部の担当者と予算などを話し合い、必要であれば他の社員にサポートを頼んでおりました。
忘年会は、この会社では最も盛大な社内行事。売り上げや納品率、業務効率化、環境整備など、部署ごとの目標達成に対する社長賞の授与が忘年会前の経営発表会であります。忘年会では、社員が選んだMVP(気配り賞・身だしなみ賞・癒し賞・頼れる上司賞)の発表を行っておりました。
幹事となりました新卒社員の中には、その立場を生かして自分の力をアピールし、希望の部署への配属を叶えようとする人もいました。同社は新卒社員の1年目を見習い期間として様々な部署を経験させまして、翌年4月に正式配属させる事としております。忘年会幹事の根回しや段取り、調整のスキルなどは、通常業務では分からない一面を知る機会でもありました。
今年の新卒社員のAさんは、入社前の内定の段階で忘年会に呼ばれまして、その際に「来年は君が幹事をするんだよ」と聞かされておりました。しかし、Aさんはもともとチームで先頭に立って仕切るのが苦手なタイプでした。幹事の事を聞かされまして、内定を辞退しようかと考えたほどでした。
ただ、やっと決まった就職先でしたので、両親からの説得もありまして入社を決意致しました。また、新卒社員はAさんを含めて3人おりましたので、万が一本当に忘年会の幹事を任される事となっても「なんとかなるだろう」とこの段階では考えていたそうです。
しかし、1人は入社式にすら来ず、もう1人も入社後2か月で辞めてしまいました。。。結果1人で忘年会の幹事をする事となってしまいましたAさんは、夏休みが明けた頃から上司に「忘年会の幹事頑張れよ!」と度々言われました。「どうすればみんなに楽しんでもらえるでしょうか?」とAさんが聞いても、上司は「昔は良かったけれど、ここ数年は幹事のやる気が感じられない」といった愚痴を言うばかりでした。昨年幹事を務めました先輩社員に聞いても、「何をやっても年寄り連中から文句を言われるから適当でいいんだよ」と言われたと。
Aさんは、年末が近づくにつれて憂鬱になっていきました。管理部の担当者にサポートしてもらいまして、候補のお店を探して先輩社員に意見を聞きましたが、決めきれないうちにお目当てのお店の予約が埋まってしまうといった事が続きました。Aさんは忘年会の事で頭がいっぱいで仕事にも集中できません。「この場から逃げたい・・・」という思いが募り、管理部との打ち合わせの時に管理部長に対して突発的に「退職したい」と申し出ました。
管理部長からAさんの様子について報告を受けました社長は、Aさんを忘年会の幹事から外し「退職については考え直すように」と引き留めておりますが、Aさんは今後どうするべきか悩んでいる、というのが現状だそうです。ここまでの話を聞いてみますと、そんな事で悩んで退職の道を選んでしまう心の弱いAさんにも問題があるようにも思えなくはないですが・・・それぞれどう感じるかは個人差がありますので一概にそうも言えない時代なのでしょう。では、この出来事をどう考えていけば良いのか?
会社行事の運営について考えてみますと、これまで忘年会などは普段の業務から離れて社員達が交流できる場として捉えられてきました。しかし最近は、プライベートと仕事を切り離し、終業後は会社の人との積極的な交流を避ける人も増えているというのが事実なのです。
シチズン時計の意識調査(2019年11月20日発表)によりますと、ビジネスの忘年会は「1回が望ましい」とした人が52.0%で、「0回」の人も36.3%でした。また、1次会の適当な時間は「2時間」とした人が52.3%で、なんと「30分以内」と答えた人も14.8%もいたそうです(^^;)30分以内だったらそんなものわざわざやらない方が良いですよね(^^;)
最近はハラスメントへの意識も高まっております。お酒の場は、人格を侵害するような発言などのパワーハラスメントや、性的な会話、体の接触、お酌の強要、プライベートをしつこく聞くなどのセクシャルハラスメントが起こりやすい場として敬遠する人も増えているようです。何かにつけて「それパワハラですよ!」、「セクハラですよ!」という人間もおりますからね(**)
経営者が忘年会などを「従業員の交流や慰労のため」と考えていても、従業員の中には苦痛とは言わないまでも「慰労にはならない」と感じる人がいるかもしれません。この事例のAさんは、幹事を経験した若手社員や管理部の担当者から意見を聞くなどして今後のやり方を考え直すのも1つの方法でしょう、とニュースでは結論付けておりましたが、果たしてそれで今後この会社内で良い仕事ができていくのか・・・疑問だと僕は思いますがね・・・
会社が新入社員の力を発揮できる場として忘年会の幹事を任せるのは決して悪い事ではありませんが、現在は個人の価値観が多様化しております。「1年目は必ず幹事をする」、という状況が敬遠される事もあるでしょう。サポートに回るなど別の選択肢はあると思いますが、会社ごとに伝統や考え方がありまして答えは1つではありません。
その伝統を守り抜いていきたいのならば、わざわざ採用の面接時に「うちは新入社員が忘年会の幹事をするのが通例ですがそれでも大丈夫ですか?」と聞いてみる事ですね(^^;)それも録音などして。そういう時代なのでしょう(**)それが無理ならば別の方法を探すべき、融通が利かないなんとも機械的な人間しかできあがらない世の中ですが、、、そうした時代になっていると考えるしかないのでしょうか(**)
今日は昨日エポックな1日となってしまいましたお店の方達も、「今日は忙しくなってくれて良かったぁ!」と笑顔満面でBMにいらしてくれました(^^)確かに早い時間帯2回目のインフルエンザの予防接種でBMに来ていたのですが、街は賑わっておりましたからね!かといって夜中まで飲まれていて辿り着いていただけるとは限らないだけに、尚更今日は良かったなと(^^)
BMにも、開店早々女医Nさんが2名様でいらしてくれまして予防接種2時間後にはもうお酒を頂戴致しまして(^^;)中国から来日の度に毎回立ち寄って下さいます2名様、T・Vさん、明日こそは万馬券を!と気合が入っております知り合いの方など(^^;)まずまずの出だしとなりまして0時を過ぎますと・・・
バッチリきめたスーツ姿でNOW屋さんがいらしてくれました。乾杯させていただきますと、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店を心配してくれまして電話を。すると、満席の大盛況だとか!カウンターにドクターTさんがいらっしゃると聞きまして、「だったらカウンターでいいから行って来ます!」という事で出動されました。今日僕は1人なもので出られないのでよろしくお願いしますm(_)mと。
その後、知り合いの方2名様、カズさん&なっちゃん、そしてNOW屋さんが3名様、ドクターTさんが4名様となりまして降りていらしてくれまして、締めにそれぞれ「赤焼き味噌ラーメン」をお召し上がりに!その間「おいなりさん」のお持ち帰りのオーダー3人前、「チーズの盛り合わせ」、「れんこん入りつくねの照り焼き」などのオーダーもいただきまして一時慌ただしく。
朝方は、Iちゃん、Tもかちゃん&アントなどもいらしてくれましたが、皆さん今日はご繁盛だったそうでお疲れながらも良い顔されておりました(^^)BMは明日お休みをいただきましたら次の土日は16周年パーティーのため2週間ぶっ通しの営業となります!金曜日には早い時間から貸し切りパーティーのご予約もいただいておりますので、体調整えて臨まないと!インフルエンザの予防接種効きますように(^^;)

2019年12月13日(金)
今日も歴史を(^^)

今日あたりは、忘年会のピークだったのではないですかね?夕方過ぎ仕込みにBMに行きますと、街が人で賑わっておりました(^^)特に居酒屋さんなどは早い時間帯からお忙しそうで!この時間帯から街が賑わっているとなりますと・・・得てして皆様夜中まで持たずBMは暇になってしまうか、辿り着いていらしていただいてももう然程飲めないという状態となってしまっている方が多いのですが・・・(^^;)案の定とも言える展開となってしまいまして(><)
でも、街が活気に溢れるという事自体は大変良い事ですからね!そして日本の社会の、年納め&年始めを大事にするという風習も、無くしてしまわないでもらいたいものです。が・・・年の瀬の恒例行事ともいえます忘年会をめぐり、今インターネット上に踊っておりますのが・・・「#忘年会スルー」というキーワードなのだそうです(**)なんとなく言葉から想像できるだけでも我々飲食業界にとりましては芳しくないキーワードですが、、、もともとの言葉は、「健康で文化的な最低限度の生活を送りたいので、忘年会はスルーします」という言葉だったのだそうです。。。
なんとも皮肉めいた冷めた言葉ですが(**)忘年会の参加状況に関しますある調査によりますと、「忘年会に参加したくないが参加している」、「参加していない」という回答は、なんと全体の4割近くにも上ったそうです。4割も忘年会の開催に否定的な人がいるという結果を聞きますと、わざわざ時間を取って開催する意味があるのかどうか疑問に感じますが、とにかく忘年会が避けられている傾向にあるという事はこのデータからも分かっている事なのです。
忘年会否定派の意見としては、「以前に参加したが面倒くさかった。絶対お酒を注がなきゃいけないし、気を使うのが嫌」(20代女性)、「あまりお酒を飲まないので、忘年会は無い方が助かる。酔っ払うと皆さん愚痴っぽくなったりするので・・・」(40代女性)、「面倒というのはある。上司が来たりするところですかね・・・」(50代女性)、「飲み食いして愚痴吐くだけで生産性が無い」(70代男性)、などが上がっております。更にLINEの公式アカウントは、「#忘年会スルー」のハッシュタグを使い、実際にあったトークに基づいた{忘年会の断り方}なるものを発信しております(^^;)
真面目に聞くような内容ではないのですが(^^;)数例を並べてみますと、「その日は風邪を引いてしまう予定なので、出席するのがちょっと難しいですね」、「6人以上の会合に出席すると体調不良になる呪いが掛かっているので、忘年会は欠席します」、「自分は色々あったこの年を忘年するわけにはいかないのです」、などなどユニークといいますかふざけた「#忘年会スルー」の方法ばかりが並んでおります(^^;)
思わぬ嫌われ者となってしまっている忘年会ですが、実はその歴史は古く長いものなのです。日本の伝統文化に詳しい方の話によりますと、忘年会の起源は・・・鎌倉時代に皇族や上流階級の人が年末に集まり、和歌を一晩中詠み明かした「年忘れ」という行事なのだといいます。1400年代の室町時代に書かれました「看聞日記」を見てみますと、年末の歌会が盛り上がっている様子が「歳忘(としわすれ)」という言葉で登場しております。
江戸時代には、大名など特権階級から庶民にまで忘年会は拡大していきます。更に、夏目漱石が明治後期に書きました「吾輩は猫である」には、「その日は向島の知人の家で忘年会兼合奏会がありまして・・・」との一文がありまして、この頃には忘年会というものがかなり普及していたとみられているのです。そんな長い歴史を持ちます日本の文化ともいえる忘年会が「スルー」されたくなる理由の1つが、お金の問題だといいます。
「昔は会社から(お金を)全部出してもらっていたのに・・・」(50代女性)、「お店によりますけれど、大体4000~5000円ぐらいとか。わざわざ自分でお金を出すっていうのはちょっと抵抗感があります」(40代女性)、などなどの意見がありまして、実は忘年会といえば1次会の定番の居酒屋でも、前年に比べて忘年会の団体客などが減りまして、売り上げが減っているそうなのです。ここにも、忘年会を断れる時代になった、時代が変わった、という事が表れているのかもしれません。
そういう意味では時代を反映しているとも言えます「#忘年会スルー」ですが、「スルー」するのは主に若い世代かと思いきや、忘年会が好きかを年代別に聞いた調査では、「好き」、「やや好き」という回答は20代が43.5%、30代が39.5%であるのに対し、40代は32.0%、50代は28.5%と、20代・30代よりも40代・50代の方が好意的な回答が少ないという意外なデータもあるのだそうです。「#忘年会スルー」の現実は、若手が嫌がって上司が若者を嘆いている、という単純な図式ではないようです。
忘年会が好きではない理由につきまして、20代でトップだったのは「上司・部下と会話をするのが億劫だから」(58.5%)であるのに対し、40代は「親しくない人と会話をするのが得意ではないから」(48.8%)となっております。「忘年会なんて行きたくないですよ。美味しくもない料理に安くないお金を払う事に納得できませんし、上司と飲みに行くのは嫌だと思っている若い人と僕らだって話したいと思わない。それだったらまだ早く帰って子供の顔でも見たいですよ」、これが40代・50代の切実な意見のようです。
10年ぐらい前までは、忘年会の費用は全部会社持ちという企業が多かったようですが、今はそれが少数派となっているようです。年齢が上になると、若い人より多く会費を出さなければならない。二次会まで行くと1万円を超える事もある。得意先との付き合いでも、上の世代の時とは違って今は経費で落とす事は難しい。かといってさすがに全部は断れない。ある程度は自腹を覚悟でも行かなければならない。「#忘年会スルー」をしたくてもできない、というのが今の40代・50代の実情なのかもしれません。。。
時代の変化は、我々飲食店側も感じている事です。1次会の居酒屋さんですら忘年会での来店数が減っているというのに、我々2次会以上の来店を待っているお店にまでは中々辿り着いてもらえません(**)1次会でお金が掛かるからそこで精一杯という懐事情が影響しているのかもしれません。「景気はなだらかに回復している」と政府は発表しておりますが、我々飲食店側は正直そんな実感は全くありませんからね。。。
内閣府のレポート「40代の平均賃金の動向」によりますと、日本人の給与を2010年~2012年の平均と、2015年~2017年の平均で比べますと、全年齢の平均は、31.0万円から31.9万円に上昇しております。ところが、40~44歳は34.7万円から34.1万円、45~49歳は37.9万円から37.4万円と、全世代の中で40代だけが減少しているのです。今の40代は、戦後の第二次ベビーブームで生まれました団塊ジュニア世代にあたります。若い頃は就職氷河期で正社員になれず、非正社員として社会人としてのキャリアをスタートさせた人も多いのです。1996年に改正されました労働者派遣法の影響で、派遣労働ができる職業が広がりまして、派遣社員が日本中に広がった時期とも重なります。いわゆる‘ロストジェネレーション’世代なのです。
会社への帰属意識が薄まっていく一方ですから、忘年会というのはもう無理して来なくてもいいという形が普通となるのかもしれません。平成の30年間は、年功序列・終身雇用という「昭和の働き方」が変化した時代でした。良くも悪くも同僚や仕事仲間とのコミュニケーションが濃密な時代ではなくなったと言えるかもしれません。忘年会という風習も、昭和・平成という時代の終わりと共にやがて過去の遺物となってしまうのでしょうか・・・
今日は早い時間帯、まさかのKKコンビ先輩が登場されまして(^^)ゆっくりとお話しする事ができました。年内にお会いできるとは思っていなかったから嬉しかったなぁ(^^)KKコンビ先輩も昨日の20年以上のお付き合いの酒屋さんと同様、僕にとりましては歴史のある思い出のある方です。16年前、この方がいらっしゃるから関内にBMを出店したのですからね。今は転勤で遠く離れてしまいまして中々お会いできませんが、こうしていらしていただけると継続してきた喜びを感じますし、歴史を実感させていただけます(^^)
新規の4名様、1名様などいらしてくれましたが、忙しい状況ではなかったので今日に限りましてはゆっくりお話しできたのでそれも良かったかなと(^^;)お互い年を重ねまして(**)あれほど飲まれていたKKコンビ先輩もさすがに肝臓をやられまして恐ろしいガンマ数値を叩き出してしまっているそうですが、、、BMの20周年、あと4年後ですか、その頃にもまだお互い元気で頻繁に会えていればいいなと!そのためにも、僕もまだまだ頑張らなければいけませんね!また活力をいただきました(^^)
後半は、WISDOMちゃん&バルコニーちゃん、知り合いの方3名様、フォックスちゃん、BBさん、K高さんなどいらしてくれまして各所で乾杯のお酒を頂戴致しましてm(_)m最後は今日「おいなりさん」2人前の出前をオーダーいただきました知り合いのママさん、サイレントちゃんと飲み明かしまして終了。明日は下の娘の誕生日ですので、差し支えるほど飲み過ぎないで良かった(^^;)明日はインフルエンザの予防接種もありますので、また飲み過ぎないようにしないと(^^;)週末盛り上がってくれたら嬉しいですね!

2019年12月12日(木)
歴史

その年の世相を漢字一文字で表します師走恒例の「今年の漢字」が今日発表されまして、令和最初となります今年は・・・「令」(レイ/リョウ/いいつけ・おさ・よい)に決まりました。午後2時過ぎ、京都・清水寺で貫主が縦150センチ、横130センチの京都府産の黒谷和紙に広島県産の熊野筆で力強く揮毫致しました。
僕もテレビでリアルタイムで見ていたのですがね。徐に立ち上がりました貫主が書き始める瞬間は中々の緊張感がありましたが、令和の「令」って考えますとちょっと安易なような・・・まぁ貫主の一存ではなく公募で決まる事ですし、それだけ改元というのは大きい出来事なのかもしれませんが。
葉書きやウェブサイトを通じた公募で決まります「今年の漢字」は、12月12日の「漢字の日」に1年を振り返り、漢字一文字に込められた奥深い意義を再認識する機会を持つ事を目的に始まりまして、今年で25回目となります。注目され出したのはここ数年な気が致しますが、意外と歴史があるイベントなのですね。
今年は21万6325票(昨年2018年は19万3214票)の応募がありまして、「令」が3万427票を集めて1位でした。新元号に新たな時代の希望を感じた1年。令和が日本最古の歌集・万葉集からの出典で、海外にBEAUTIFUL HARMONY=美しい調和と説明された事や、「令」の字が持つ意味・書き方にも注目が集まりました。
また、消費税増税に代表されます、法「令」改正の「令」、企業社会における用語としてコンプライアンスという言葉がもはや日本語のように使われるようになりました、法令遵守の「令」、相次いだ異常気象により乱発されました、警報発令の「令」、そしてその災害によりこちらも乱発して使われてしまいました避難命令の「令」など、様々な言葉にも「令」は使われました。
ちなみに2位は「新」、3位は「和」、4位は「変」、5位は「災」、6位は「嵐」、7位は「水」、8位は「風」、9位は「天」、10位は「税」となっておりました。僕的には、大型台風によります水害に見舞われた地域が多かった事から「水」か、やはり消費税がついに10%という大台に乗ってしまったという事で「税」あたりが選ばれるかと思っていたのですがね。まぁ「令」も言われてみれば妥当と言えば妥当か。
昨年は、今年の5位にも入っておりました「災」という嫌な一文字でした。。。北海道胆振東部地震・大阪府北部地震・島根県西部地震・西日本豪雨・台風21号、24号の直撃・記録的猛暑など、自然災害の脅威を痛感致しました1年で、災害の経験から全国的に防災意識が高まりまして、多くの人が自助共助の大切さを再認識した年でした。
その他にも、仮想通貨流出・スポーツ界でのパワハラ問題・財務省決裁文書改ざん・大学不正入試問題などの事件が発覚し、多くの人がこれらの出来事を人災や災いと捉えた事から「災」の一文字が選ばれたとの事。そういえばそんな事がありましたねぇ・・・災害の脅威は今年も同じように感じたと思われますので、「災」となってもおかしくはなかったのですね。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉があるように、つい1年前の事も忘れてしまっている事があるのですから、こうして「今年の漢字」を思い出してみてその年に起こりました出来事を思い出してみるのも悪くないものです。という事で、ここでは1995年から2017年までの「今年の漢字」を一気に振り返ってみたいと思います。
1995年~「震」~阪神淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊に震えた年。
1996年~「食」~O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を食いものにした汚職事件の多発。
1997年~「倒」~山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並み居る強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1998年~「毒」~和歌山県のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。
1999年~「末」~世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、世の末と実感。来年には末広がりを期待。
2000年~「金」~シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた金・金首脳会談の実現。新500円硬貨、二千円札の登場など。
2001年~「戦」~アメリカ同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
2002年~「帰」~北朝鮮に拉致された方の帰国。日本経済がバブル以前の水準に戻った事。昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど原点回帰の年。
2003年~「虎」~阪神タイガースの18年振りのリーグ優勝。衆議院選挙へのマニュフェスト初導入で政治家達が声高に吠えた事、「虎の尾を踏む」ようなイラク派遣問題など。
2004年~「災」~台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。
2005年~「愛」~紀宮様のご成婚、愛・地球博の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛が足りない事件が多発した事。愛の必要性と愛の欠乏を実感した年。
2006年~「命」~悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子供の自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。1つしかない命の重み、大切さを痛感した年。
2007年~「偽」~身近な食品から政界、スポーツ選手にまで次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか分からなくなった1年。
2008年~「変」~日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。
2009年~「新」~様々な新しい事に期待し、恐怖を感じ希望を抱いた1年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したいと。
2010年~「暑」~夏の全国平均気温が観測史上最高を記録して、熱中症にかかる人が続出。また、チリ鉱山事故で暑い地中から作業員全員が無事に生還。
2011年~「絆」~東日本大震災をはじめとした大規模災害により、身近でかけがえのない人との絆を改めて知る。なでしこジャパンのチームの絆にも感動。
2012年~「金」~金に関する天文現象の当たり年。数多くの金字塔が打ち立てられた1年。金をめぐる問題が表面化。
2013年~「輪」~日本中が輪になって歓喜に湧いた1年。人とのつながりの輪を感じた1年。未来に向けた更なる輪を実感・注目。
2014年~「税」~消費税率が17年振りに引き上げられ、税について考えさせられた年。税に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された1年。
2015年~「安」~安全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった年。世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不安にさせた年。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの安全が揺らいだ。
2016年~「金」~リオオリンピックに沸き、東京オリンピック・パラリンピックに希望を託した金と、政治の金の問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色の衣装などにも注目が集まった。
2017年~「北」~北朝鮮のミサイルの北海道沖落下や、九州北部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。
いやいやざっと書き出しましたが思ったより長くなってしまいまして(^^;)しかし書きながらも意外と忘れているものだなぁと・・・。2016年のシンガーソングライターの金色の衣装なんて、書きながら誰だ?と思っちゃいましたからね(^^;)でも、世間の流れを改めて振り返る良い機会となりました。皆様は覚えておりましたか?
BMでも歴史を感じる出来事がありました(^^)BM開店からはもちろんの事、それ以前かれこれ20数年はお付き合いさせていただいております酒屋さんの担当者の方が4名様で来店。昔話に花を咲かせました(^^)その中で、「歴史のある付き合いの人との切磋琢磨した交流は格別」という話になりまして、お互い出会った頃はちっぽけな企業だったのに、20数年お付き合いが続けてこれた事に感謝ですね!と。まぁBMは今でもちっぽけですが(^^;)
こうした歴史を感じるお付き合いをお客様達とできる事も、お店の醍醐味でありますし続けてこれた事への感謝の気持ちが沸き上がるものです。そういえばこんな子もいましたね、こんな事もありましたね、と、杯を酌み交わさせていただきながら話は尽きなかったなぁ(^^)
その後も、知り合いの方2名様、アフターのお客様達、アンさん2名様、0ちゃん2名様、Tもかちゃん&アント、WISDOMちゃん&氷河君などいらしてくれまして、最後はTもかちゃんとWISDOMちゃんという初めての組み合わせでの真剣なミーティングを6時過ぎまで。これも有意義な時間でした(^^)お互い頑張っていこうと!BMも負けじと頑張っていかねばなりません!

2019年12月11日(水)
残るは・・・

人気外食チェーン店2軒に異常が起きております。まずは、2013年12月の初出店以来、分厚いステーキを立ち食いするスタイルで人気を急拡大してきました「いきなり!ステーキ」。肉をオーダーカットするスタイルを武器に、高い原価率ながら狭い店舗で顧客の回転数を上げる事で利益を確保するビジネスモデルで成長を続けてきました。
肉ブームにも乗りまして、2017年頃にはバブルとも言えるほどに行列を作る姿があちこちの店舗で見られました。運営会社でありますペッパーフードサービスの社長は、「回転寿司のように『いきなり!ステーキ』も文化になる!」と公言致しまして、郊外のロードサイドにも数多く出店して参りました。
実際、2014年末に30店だった店舗数は、国内外で2015年末に77店、2016年末に115店、2017年末に188店、2018年末に397店と、右肩上がりに急速に拡大して参りました。2018年11月には、全都道府県への出店も達成しております。飽くなき出店意欲は日本にとどまらず、2017年2月にはアメリカに進出し、2018年9月に現地のナスダックに上場も果たしました。
破竹の勢いで急成長を続けてきました「いきなり!ステーキ」でしたが、現在はその行く末に黄色信号が灯っております。。。2018年4月に前年同月比でマイナスに転じた既存店売上高は、その後も右肩下がりを続けまして、、、2019年10月には前年同月比41.4%減にまで至ってしまったと(**)2018年の時に、既に既存店売上高は前年を下回って推移していた事から、2019年の既存店動向は非常に厳しいと言えます。。。
既存店売上高の急激な悪化に伴いまして、ペッパーフードサービスでは期初計画の目算が大きく外れまして、業績が急速に悪化しております。2019年2月に発表されました2019年12月期の当初の計画では、売上高が935億円(前期比47.3%増)、営業利益55.9億円(同44.8%増)と、大幅な増収増益を見込んでおりました。
それが、第3四半期決算を発表致しました2019年11月には、売上高は665億円(前期比4.8%増)、営業損益に至りましては7.3億円の赤字(前期は38.6億円の黒字)に転落する見通しを発表致しました。確かに数字を見ますと見込みとは大分かけ離れてしまっておりますね(**)
出店スピードも失速しております。当初は2019年に210店を出店する計画でしたが、2019年8月時点で出店計画を115に縮小。2019年10月時点で「いきなり!ステーキ」は国内で487店舗にとどまっております。2017年に進出しましたアメリカでの事業も失敗し、、、2019年に11店舗のうち7店舗で退店、2店舗は「ペッパーランチ」に業態転換。7月にはナスダックの上場も廃止致しました。
この「いきなり!ステーキ」の業績が急降下した大きな原因は・・・大量出店にあるといいます。1つ目は、出店を加速するため、出店地域の人口を調査しないなど、商圏調査が不十分だった点です。特に郊外の店舗では、車で来店するため商圏が広いにもかかわらず出店に邁進。家賃が低いため店舗が近くても問題ないと考えておりましたが、結果として店舗同士で客を奪い合う事態が発生したそうです。
所得水準が低い地方には、高価な価格設定も仇となりました。当初は1グラムあたり5円だった「リブロースステーキ」は、現在6.9円まで値上がりしているそうです。「いきなり!ステーキ」は300グラム以上を推奨しておりますが、その場合ステーキだけで2000円を超えてしまいます。結果として、割安なランチの時間帯に行く顧客が多く、広い時間帯で顧客を獲得できていないと。
肉ブームと「いきなり!ステーキ」の好調を背景に、類似業態の出店も増加致しました。社内競合と社外の両方で競争は激化する一方で、更に顧客の飽きもあります。前述のように、「回転ずしのように文化になる!」と豪語しておりました社長は、現在では社内で「2017年と比べて飽きられる、忘れられるのも少なからずある」と話しているのだとか。
会社側も、色々な割引キャンペーンを行ったりしているそうですが、これらの施策は月次動向や業績を見る限り、効果を見せていないと。。。むしろキャンペーンの連発によって、2018年には57.1%だった原価率が、2019年1~9月は58.9%まで上昇してしまっていると(**)原価率だけでなく、店舗数増加によります従業員数の増加を受けまして、2019年1~9月の増収額は前年同期比で68億円にもかかわらず、同期間の販管費は前年同期比で44億円も増加してしまったと。
この状況を見かねて今月から、社長直筆の「お客様のご来店が減少しております。このままではお近くの店を閉める事になります」という内容の張り紙が、店舗の入り口に貼られているのだとか。それに対しましては賛否両論、むしろ否の意見が多いそうですが、僕は別に悪い事だとは思いませんけれどね。果たして効果があるのかは疑問でありますが・・・いずれにしても「いきなり!ステーキ」は、文化には至らず苦境を迎えているというのは事実なようです。。。
そして今日は、定食チェーンを運営致します大戸屋ホールディングスが赤字に転落したというニュースが流れておりました。11月に行われました2019年9月期の中間決算で、上場来初の営業赤字として大きく話題になっておりましたからその事自体に驚きはありませんでしたが、原因としては人件費の上昇・バイトテロの発生・創業家と経営陣のお家騒動・度重なる値上げなど、様々な要因が挙げられているのだそうです。
その中でも、特に4月に行われました値上げによります客数の減少が赤字の最大の原因と指摘されていると。実際、昔と比べまして「大戸屋」は大幅に値上げしているそうです。しかし、赤字転落の本当の原因は、値上げが足りないところにあるのだと。つまり、高いからではなく安いから赤字になっているという事なのだそうです。
これだけ聞きますとよく分からない話ですが(^^;)もともと「大戸屋」は利益率が低い設定。儲かりにくいと言われております飲食業の中でも低い水準で、いつ通期で赤字に転落してもおかしくはない状況だったのだそうです。では今何が問題なのかというと・・・回転率が下がっているという事なのだそうです。牛丼チェーン店などと比べまして、圧倒的に提供のスピードも遅いと。
多様なメニューを提供する事から、厨房の設備が多数必要となり、その分コスト高となります。厨房スペースも余分に座席数を削ってしまいまして、加えてメニュー数の多さはスタッフの研修コストを上げ、厨房のオペレーションを複雑にします。結果として、限られたメニューを作るお店と多様なメニューを作るお店では、提供に掛かる時間が大きな差となって現れます。このように、「大戸屋」はメニューを絞り込んだお店と比べますと回転率で極めて不利であるのです。
つまり、極端に低い回転率で現在の客単価は安過ぎるという事です。もっと値段を高くしなければ、客数が増えても利益率は低いままです。それが1~2%程度の低い利益率から赤字転落と、数字にはっきりと表れております。「大戸屋」は提供時間に加えて客の滞在時間も長いのだそうです。意図的にゆっくり食事ができる雰囲気を作っているのだそうですが、それでは回転率が上がるわけがありません。
落ち着いた雰囲気は、本来集客でプラスになるはずですが、相対的に低価格である事を考えれば余計に回転率を落として売り上げの低下を招いているのです。食べ終えたらすぐに帰る雰囲気を作る事も、回転率を上げる際に必須なのです。低価格の飲食チェーンが1人で来店しやすいようにカウンターを多数設置している理由は、1人客歓迎=回転数を上げる、という事も意味しているのだと。
「大戸屋」が復活するためには、回転率を上げるか客単価を上げるか、どちらかが必要になるのです。しかし客単価は度重なる値上げで高いと思われている状況で、これ以上の引き上げは難しいでしょう。回転率も店内調理にこだわるなら難しく、このように考えますと「大戸屋」の復活は相当に難しい事が分かります。飲食店のビジネスモデルは、{客単価と回転率}であると言っても過言ではありません。「いきなり!ステーキ」と「大戸屋」が、この苦境をどう乗り切りどう展開していくのか?僕は勉強の意味も込めまして見守っていきたいですね。
今日はいきなり!ステーキではなく獣医Oさん2名様との店前同伴出勤(^^;)そしていきなり!<ズブロッカ>となりましたが、、、この後水曜日にもかかわらずさすが12月、飲みに出られていたお客様が多かったようでBMにも多数お立ち寄りいただきまして(^^)乾杯のお酒を頂戴し過ぎてアルバイト君はダウンzzzもうとても持たないので途中で帰しました。。。その後も、アフターのお客様達、ヒクソン、カズさん&なっちゃん&Tもかちゃん&アント、WISDOMちゃん&バルコニーちゃんなどいらしてくれまして朝まで忙しく!
終わってからちょっと休憩をはさみまして溜まりに溜まった片づけを(^^;)今日はBMアフターで、無理やり残ってもらましたヒクソンと野毛の方に16周年パーティーの招待状を持って挨拶回りに行けまして、これで大方の挨拶回りは済んだなと(^^)後は・・・来週月曜日に控えております最大の山場を乗り切れば・・・完了です立役者Kさんという心強い仲間がいて助かりますが(^^;)なんとか軽傷で乗り切りたいものです・・・

2019年12月10日(火)
明日には(**)

BMのボトル棚にラインアップされておりますリキュールの中に、ドイツ産・ハイト社の<クールパワー>という商品があります。ハイト社とは、現代的リキュールを作り出しますドイツの名門リキュールメーカー。1860年、ドイツ北部のエムス川沿いのハーゼルンネという街で、ハインリッヒ・ハイト氏によって設立されました。
伝統的な技術と先進技術を結合させて作り出されます商品は、世界的にも高い評価を受けておりまして、1世紀以上も高品質を維持しながら現代的リキュールを作り出しておりますドイツの名門会社なのです。日本では、ユニオンリカーズ株式会社が輸入代理元となっております。
その中で<クールパワー>は、ウォッカベースでミントの清涼感溢れますリキュールであります。綺麗な青色をしておりまして、夏や氷を感じさせるカクテルにはぴったりです。この青色がまた、<ブルーキュラソー>のような濃い青色とは違いましてなんとも清々しい色合いなんですよね。そしてその味わいは・・・
まさに・・・アイスクリームの「ガリガリ君」(^^;)子供の頃食べました、アイスキャンディーやラムネを連想させる懐かしい味わいのリキュールとよく説明されておりますが、いやいや「ガリガリ君」そのものです(^^;)特にソーダ割りなんかにしましたらもう「ガリガリ君」としか思えない!なんでドイツ産のリキュールで「ガリガリ君」になるのか最初は不思議に思ったものでした(^^;)
バーでもあまり見かけないリキュールかと思われますが、「ガリガリ君」だと気づいてからはコーラで割ってみたり、少し細かめに砕きましたクラッシュアイスでロックスタイルにしてみたりと色々試しました。「ガリガリ君」ってこれまでに色々な味が出ておりますが、割もの次第でこの<クールパワー>を使いますと再現できます(^^)BMでも「ガリガリ君」と呼ばれておりまして隠れた人気カクテルなのです!
そんな「ガリガリ君」は、赤城乳業の商品でして、調べてみますと年間売り上げ本数がなんと4億本を超えるという国民的アイスクリームでした!1981年に発売されてから38年間、ずっと売れ続けているという稀に見るロングセラー商品なのです!それほど愛されてきた背景には、独創的なアイデアがちりばめられましたマーケティングや、ときに一瞬戸惑いさえ覚えますフレーバーの投入などがありました。
「ガリガリ君」が誕生した背景は、当時赤城乳業の看板商品でありましたカップ氷「赤城しぐれ」を、片手で持って食べられるように変形してほしいという要請が会社からありまして、その要請に応えるべく開発がスタートしたのだそうです。1970年代は、2度のオイルショックが起こり、材料費が高騰する中で大手アイスメーカーが、それまでは中小企業が担っていたカップ氷市場に参入し、安売り攻勢にさらされた時代だったそうです。
企業の体力勝負となりますと、赤城乳業のような中小企業は大手企業には到底勝てません。。。そこで、片手で持って食べられる、いわゆる‘ワンハンド’という提案が生まれたのだそうです。それには、遊びに夢中になっている子供達でも片手で持って食べられるようにという、子供の目線に立った配慮があったのです。
当時「赤城しぐれ」のフレーバーは、イチゴやミルクでしたが、同じ味をカップからバーにしただけですと、安売り戦略の1つとしか受け取られない可能性があるという事で、同じ味を作ろうという考えは一切無かったそうです。ただ、売れ筋の味を否定すると、売れない味しか残っていない、、、味の選定に悩んでいたところで、どうやってソーダ味に辿り着いたのか?
他の業界にも目を向けまして、永遠の命を持ち日本人のDNAに息づく味があるはずだと探したところ、アイス業界より桁違いに市場規模が大きい飲料業界がある事に気づいたのだそうです。それが・・・ラムネやサイダーだったと。更に、地球に共通する色として、海と空の青を思い浮かべ決めたのだと。
地球に注目した理由は特には無いそうですが、長く愛される商品にという意味で広く世界のイメージを思い浮かべたと。アイス業界を飛び出して、広く視野を向けた事にソーダ味が開発されました秘密はあったのですね!今では様々な商品で、「ソーダ味=青色」というイメージがついておりますが、これは間違いなく「ガリガリ君」の影響だと言われております。
そしてもう1つ凄いのが、「ガリガリ君」という名前(^^;)この名前は、当時専務で今は会長であります井上氏という方が付けたのだそうです。それまでは、カップかき氷をスプーンで削る音から「ガリガリ」だったそうですが、どこか味気ないと思っていたところ、井上氏より「じゃあ君を付ければ?」と助言されたのだとか。
「ガリガリ君」は、およそ2か月に1つのペースで新しい味を投入しているのだそうです。中でも2012年に発売されました「コーンポタージュ味」や、2014年に発売されました「ナポリタン味」は衝撃を与えました。結果的には、「コーンポタージュ味」はヒットしたそうですが、「ナポリタン味」は大失敗だったそうです(^^;)ただ、全部が売れる必要は無く、失敗を含めて定期的に話題化する事が大事な事なのだと。
毎日「ソーダ味」ではやっぱり飽きますし、話題化によって最近食べていない人の記憶を呼び覚ます事も必要だからと。とはいえ、「コーンポタージュ味」や「ナポリタン味」を認める会社も凄いと思いますが(^^;)その自由に仕事をできるというところが赤城乳業の良さなのかもしれません。顧客による食べ方の提案も受け付けておりまして、商品開発部門の数十人が考えるより、1億人が考えた方が絶対に面白いという発想なのだそうです。
「ガリガリ君」は、全ての人の弟という立ち位置をベースにした商品開発やマーケティングをしておりまして、決して顧客の目線以上にならないように心がけているのだと。それが長く愛されている理由ではないかと商品開発本部長は話しております。新しい商品を開発するうえで大事な事は3つ。1つ目は、それまでのヒット商品を否定して真似をしない、常に人を少し驚かせようという思いを持つ事。2つ目は、100点を取らない。3つ目は、1本で満足させず、3本食べられるような商品を作る事。だそうです。
アイデアを発想するのに大切な事は・・・商品開発について四六時中考える事、その際に、大切なのは『捨て目捨て耳』。人は自分の見たいものしか見ません。それでは自分の枠から逃れられない。そこで自分を捨てられるかどうか。人が何を考えているかを推察する癖をつけたり、色々なところを見たりする。現場の肌感覚も大切にする。新しいアイデアを見つけるためには、とても細かくつまらないところまでつぶさに見て突き詰めていくといった、人が普通はやらない作業が必要だと。「ガリガリ君」1つで、中々勉強になる話でした・・・
今日は前半を隊長とゆっくり過ごしていたのですが、後半になりまして元気なお客様達が集中来店!BBさん、アフターのお客様達、知り合いの方3名様、WISDOMちゃんなどがカウンターにいらしてくれまして、個室には孳さんが3名様で来店。「今日は賑わっているねぇ!」と言っていただきましたが、たまたま皆さんの来店時間が集中しただけでした(^^;)
1人での営業でしたので、「イタリアンサラダ」、「カマンベールチーズフライ」、「ナポリタンスパゲッティ」、「MIXピザ」などのオーダーをいただきましたが、ちょっとバタバタする展開となってしまいまして反省。。。5時過ぎ、営業が終わりますと残ったのは片付けの山。今日は営業終了後、野毛の方まで足を伸ばしまして16周年パーティーの招待状を持ってご挨拶に伺おうと思っていたのですが、気力が折れました(^^;)明日には必ずや行っておきたい(><)ヒクソンにでも付き合ってもらおうかな(^^)

2019年12月9日(月)
繋がり

1年で1番の繁忙月であります12月に入っているというのに、今日はBMビルからヘルプコールが殺到する1日でした(++)ボーナス日前という影響もあるのか?珍しい事にTもかちゃんのお店までわざわざチーママがBMまで訪れて「ノーゲスなので助けて下さい!」とヘルプを求めに来ましたからね(**)当のTもかちゃんは悠々とお休みでしたが・・・(^^;)
同じような現象が、関内にも店舗があります「日高屋」で起こっているというニュースが流れておりました。「熱烈中華食堂 日高屋」を主戦場としますハイデイ日高が、業績悪化に苦しんでいるというのです。。。2019年3~8月期は、売上高が前年同期比とほとんど変化なく約211億円、営業利益は11%減の22.8億円まで落ち込んだと。既存店売上高は、12か月連続で前年同月比割れだそうです。一体「日高屋」で何が起こっているのか??
そもそも「日高屋」はどうやってここまで成功してきたのかといいますと、各種のラーメン・中華そば・タンメンといった、小麦メニューを売ってナンボという手法で業績を向上させてきたのだそうです。それに加えまして、セットメニューでのガッツリ系を求める顧客を取り込んで成功してきたと考えられております。たまにガッツリ食べたい顧客を引きつけるために、‘コスパ第一主義’をとってきたのだと。
しかし、こうしたガッツリ系の成功には、避けがたいリスクが伴うのだそうです。朝昼晩毎日毎日、「日高屋」のラーメンセットを食べておりますと、当たり前ですが飽きてしまうものです。つまり、顧客を飽きさせてしまいがちな事が大きな課題となっているのです。裏を返せば、如何にリピート率を引き上げるかが腕の見せ所というわけですが、そこに黄色信号が灯り始めてしまったという感じなのだそうです。
では、どのような手法で挽回できるのか?現状、「日高屋」の稼ぎの主軸は、基本的にランチだと。それを念頭に置けば、これまでにない顧客を拾う方法として朝食も考えられます。実際他の外食大手では、「朝マック」・「朝吉野家」といった売り出し方によって、従前とは違う顧客を獲得してきました。しかし「朝日高屋」は一考の余地はあるものの、朝からラーメン・・・と考えますと少し難しそうに思えます。
同様に、ランチではない時間帯=夜の顧客を捕まえる事は、「日高屋」にとりまして重要な課題であり続けてきました。これまでの成功は、ランチに加えて夜飲み客を獲得できてきたおかげ、という側面は確かにあるのだそうです。関内の「日高屋」なんて、お酒も飲めるから夜中に行かれるお客様も多いですからね。多かったと過去形で言った方が正しい言い方かもしれませんが・・・
ちょい悪親父ならぬ、ちょい飲み親父、更にはこれまではあまりターゲットにならなかった仕事帰りの働く女性、を客として取り込めるかがその成否の重要な部分を決定してきました。「マクドナルド」にありまして、「吉野家」・「日高屋」ができないものは・・・喫茶という部分のサービスですが、逆に「日高屋」に優位性があるのは・・・アルコールが置いてあるという事だったからです。
しかし、夜客・ちょい飲み親父・ちょい飲み女性、を捕まえられるかどうかは、働く世代が立ち寄りやすいメニュー構成になっているかどうかといった外食産業側の問題というよりは、外部環境の影響を受けやすいものです。現在、外食産業に打撃を与えているのは・・・間違いなく一等地で働きます大企業の‘働き方改革’であります。。。この‘働き方改革’ってやつは、夜・夜中に比重を置いて商売をしている人間にとりましては本当に厄介なもので(**)
シンクタンクの調査によれば、‘働き方改革’で残業代が数兆円から10兆円単位で減る試算となっております。つまり、サラリーマン達の懐事情は今までよりも苦しくなりまして、、、外食をする余裕は無くなるのです。もちろん‘働き方改革’で帰宅時間は前倒しとなります。「消費喚起に効果が無い」と言われて久しい‘プレミアムフライデー’は、ほとんどの人が早い時間に帰宅できていないと思われますが、例え帰れたとしても多くは直帰してしまいまして、当初の予定の夜の消費需要を喚起できていません。。。早く帰れてもその分貰えるお金も減っているのですから(^^;)
更に言えば、アルコール産業自体が外食の中で最も衰退していく分野でもあります。また、夜を稼ぐという分野は、伸びしろが極めて限定的であります。食事はしなければなりませんが、アルコールを摂取するような夜のお店に行く事は我慢できますからね。そう考えますと、「日高屋」にとりまして短期的には難所が続く可能性は高いというわけですが、この話は決して「日高屋」だけの問題ではなく、我々バー業界や夜の商売のお店にも確実に関わっている事なのです。。。今でさえ数少ない夜飲めるお客様をお店同士が取り合っているような現状なのですから、そこに将来の展望は見出しづらいのが正直なところなのです。
今、外食産業を苦境にしている最大の要因は、良くも悪くも{アベノミクス}だと言われております。僕はあまりそうは考えませんが・・・そもそも日本の外食産業の労働生産性は低いと。サービス業の生産性は、アメリカの半分だと。更に、産業の7割をサービス系が占めておりまして、‘働き方改革’の主戦場もサービス業であると。‘働き方改革’は、IT化・ロボット化を推進し、ブラック労働を規制するものだとも言いますが、これは確かにそうかもしれません。
{アベノミクス}の賃上げによって最も賃金が上がったのが、若者・低所得者層・非正規労働者です。その影響は外食産業にとりまして大きなものがありました。。。{アベノミクス}は、労働力の不足・時給のアップ・労働規制の厳格化につながり、外食産業の主な減益要因となっているというのです。もちろん{アベノミクス}によります円安・仕入れ価格の高騰があったり、天候不順や農林水産業の高齢化が影響したりといった負の影響も大きいと。消費増税も行われまして、今回の場合は{軽減税率}によりまして増税後の市場は中小テイクアウト店舗に軍配が上がっていると。そう考えますと・・・今後も外食産業を取り巻く環境は厳しいであろうと・・・
一方、世間的には外食産業はバブル崩壊後、右肩下がりで斜陽産業とみられておりましたが、これまた良くも悪くも{アベノミクス}が始まってからは30兆円産業が3割ダウンして以降、持ち直している数字が出ているのです。これは、生活形態の変化によるところが大きいとみられております。共働き世帯の増加・子育て世代に限れば出生率は2を超えます。一方で、若者の晩婚化・単身化、最近ではシニアも単身化となっておりまして、今後も共働きの外食、単身世帯の外食など、底堅き需要が見通しとしてはあります。
とはいってもこれは市場規模の話で、値上げによりますマーケットの拡大と円安によりますコストの増加、人件費高騰といった負の影響もあるため、外食産業のマーケットが大きくなる事と、外食チェーン店の収益が大きくなることはイコールではないとも言われております。なんだかこんな話ばかり書いておりますと、外食産業にはまるで未来が無いかのように思えてきますが、、、僕はそんな事は無いと思うのですがね!
実は外食産業を儲ける店にするのは簡単であるという意見もあります。それによれば・・・朝昼晩、社長や経営陣自身が店に入り、ブラック産業にすれば良いのだと。無論これは皮肉で、裏を返せばロボット化・AI化が外食産業で集中的に投資すれば、「日高屋」に限らず外食チェーンは厳しい中でも利益を出せる企業も出てくると推察できると言うのです。先手先手で常に新しい経営スタイルを創造できるイノベーティブな外食産業だけが生き残っていくだろうと。
ここまで「日高屋」を例に挙げまして外食産業の将来性を我々バー業界に置き換えて考えてみましたが、見通しは明るくはないものの、決して悲観するような事ではないと僕は思います!飲み手の方達の高齢化は進み、その割に若者の飲み手が育っていない(**)必然的に飲めるお客様というのは減ってくるわけですが、大儲けしようとさえ考えなければ、人と人がつながるという現代社会に足りない要素をバーという場所は持ち合わせているのですから、必要じゃないという事にはならないと。要は人を惹きつける要素をお店が、バーテンダーが持ち合わせているかどうかです。
経営の3要素は、「ひと・もの・かね」とよく言われます。その中で、外食産業は「ひと」が全てだとも言われております。何故ならば、「かね」は出店すれば借りられる。「もの」は「ひと」がいれば作れる。「ひと」を集める腕も駅前好立地であれば競争優位性があると。となりますと、外食産業とバーというのは一線を画すものなのでしょう。僕も「ひと」が全てだと思いますが、外食産業の「ひと」の要素ではなく、人と人との繋がりという意味での「ひと」であります。
バーテンダーは、美味しいカクテルなどの飲み物、フードを作れるのは最低条件でありまして、それ以外のところで時にお医者さんやカウンセラーのような役割を求められます。それは、世の中が荒んでいけば荒んでいくほどその要素が大きくなるものです。そこに、お酒やお食事といったアイテムがありまして、人と人との繋がり・会話を通して癒しを提供していくのだと思います。この『繋がれる』という要素が、バーの1番の売りなのではないかと。これが世の中に欠落しかけている今、バーの果たす役割というのは今後も大きいものがあると僕は信じております!そのためにも、もっと自分磨きをしないといけないのですけれどね(^^;)魅力的な店で在り続けるために!
今日は予定外のTもかちゃんのお店、多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店へと助っ人に赴きましたが、それに応えてもらいまして繋がりをしみじみ実感させていただきました(^^)Tもかちゃんのお店で僕と支え合った知り合いの方が、後で女性陣を引き連れ5名様でいらして下さり、ちょっとふさぎ込みになられていたアントをお連れして行った多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店では、WISDOMちゃん他が全力で盛り上げてくれまして、その後は助っ人に間に合わなかった20年来の知り合いの方がみんなの面倒を見てくれまして(^^;)
朝方は、開店して2年が経ちましたバーオーナーが、お休みの日にご夫婦でいらしてくれまして、そこへバーオーナーの師匠が泥酔の中顔を出してくれたりと、その後知り合いの方2名様などに続いて、最後は近くのバーオーナーが女性のお客様を連れて2名様でいらしてくれました。皆様と乾杯させていただいてほろ酔い状態となりましたが、楽しい1日でした(^^)明日はボーナス支給日という方も多い事でしょう。BMは大抵そんな日は暇になってしまうものですが(^^;)街が賑わってくれれば嬉しいですね!BMにも辿り着いて下さる事を願いまして。

2019年12月7日(土)
「おでん」完売!

横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区と、JR桜木町駅前を空中で結ぶロープウェイ整備計画で、横浜市は昨日、事業者の泉陽興行(大阪市)と事業実施協定を締結したと発表致しました。できるできるとは囁かれておりましたが、本当に実現するのですねぇ・・・2020年1月から本格的な工事が始まりまして、同年度末の開業を目指すとの事です。さすがに東京オリンピック・パラリンピックには間に合わないのですね(^^;)どうせなら間に合うように話を進めて行っていれば良かったのに。。。
以前もこの日記上でそんな計画があるという事はお書きしたのですが、改めましてどんな計画かと申しますと・・・運河パークと桜木町駅前の両サイドに、鉄骨2階建ての駅舎を設けまして、海上の遊歩道「汽車道」の南側に沿って全長約630メートルに支柱を、地上に2基(高さ約10メートル)、海上に4基(高さ約30~40メートル)をそれぞれ建てます。ゴンドラの定員は8名で、空中の乗車時間は片道2~3分程度となる見込みです。
駅舎や支柱、ゴンドラのライトアップは、世界的な照明デザイナー・石井幹子氏がプロデュース致します。石井氏は、照明で空間をデザインし、環境を活性化させる事を提唱。東京タワーや姫路城、横浜ベイブリッジなどのライトアップも手掛けておりますこの道の先駆者であります。「夜間の魅力アップと集客向上の一助となりたい」との事で、新たな横浜の夜間景観の創出を目指します。これは良いですね(^^)特に夜間営業のBMにとりましては夜間に人が集まる要素が近くで生まれるというのは素晴らしい事で!
せっかくの横浜市の計画なのに、事業者が何故大阪市の会社なのか?せっかくならば横浜市の会社に依頼して市の業界の活性化につなげれば良いと思うのでここはどうしても疑問が残るところではありますが、、、この泉陽興行という会社は、MM21地区の遊園地・「よこはまコスモワールド」も運営しているそうで、横浜市に所縁がある会社なのだそうです。このロープウェイの設置や運営に掛かります費用は同社が負担するのだと。
近隣の一部事業者などからは、景観への影響を懸念する声も出ているそうですが、同社の担当者は、「周辺施設との調和や住宅に配慮し、眩しいものや華美な照明は導入しない」と説明しております。しかしせっかくの大型観覧車(コスモクロック)を塞ぐようにタワーマンションやら新市庁舎の建設を進めているというのに、今更ロープウェイができたからって景観への影響も何もないもので。。。BM付近の住民からすれば、タワーマンションや新市庁舎の方がよっぽど景観を阻害しております(**)
こうした都市型のロープウェイは、今まで日本には無い物でありましたが、海外ではロンドンやバルセロナにありまして1つの名所となって観光客を集めているのです。MM21地区と桜木町・関内両駅周辺は、横浜市のいわば‘顔’であります。その一方で、海側と内陸側をつなぎます移動手段に乏しいのが課題でした。例えば、「赤レンガ倉庫」から桜木町駅まではかなり距離がありますが、このロープウェイが開業すれば観光客や来街者に更に横浜を楽しんでもらえるはずです!
回遊性の向上に期待が寄せられるところでありますが、できれば新港地区の駅舎からもスムーズに「よこはまコスモワールド」や「赤レンガ倉庫」、「ワールドポーターズ」などの周辺施設にスムーズに移動できるよう、デッキの整備を整えてもらえれば尚良いと思われます。そうなりますと、桜木町駅からロープウェイに乗って新港地区の運河パークへ行き、今度は歩いて周辺施設を回って桜木町駅方面へと人が流れてくれまして、BMがあります関内地区にまで観光客がいらしてくれる可能性が広がりますから!
新港地区と言いましても、パッとイメージが湧かない方も多いかと思われますが、MM21地区と開港以来の街・関内山下地区との結節点に位置します新港地区は、日本初の近代的な港湾施設として明治伊後期から大正初期にかけて建設されました。「赤レンガ倉庫」に代表されます懐かしい港の風景や石畳などが長い歴史を物語っております。再開発にあたっては、これらの歴史的資産や港の景観の保全に十分配慮した上で、横浜港を支えます港湾関連業務施設や静穏な水面を生かした緑地などが整備されました。
新港地区は、前述のように「赤レンガ倉庫」をはじめとした歴史的資産が数多く残されている事や、島という地形的特徴など個性豊かな街です。そのため、土地の高度利用により未来型街づくりを進めております中央地区とは趣を異にし、港と歴史を感じる事ができるゆったりとした街並みの形成など、街の‘楽しさ’、‘優しさ’、‘美しさ’を実現する、といったテーマに沿って街づくりを進めているのです。そんな中、ロープウェイの建設が行われるという事はかなり画期的な事なのです。港の情景、歴史の継承を重視しつつも、島としての個性の演出を重んじたといったところでしょうか。
新しく作られますロープウェイの名は、まだ仮称ではありますが・・・『YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)』!中々格好良い名前じゃないですか(^^)都市部で平地を結びますロープウェイは、国内初となります!事業費は約60億円という大事業!料金や営業時間はまだ未定となっておりますが、来年末の開業に向けまして夢が膨らみますね(^^)MM21地区へのアクセスがより良くなりまして、更なる観光客誘致につながれば素晴らしい事だと思います!
先月には、横浜港で3か所目となります新たな客船ターミナルを含みます5階建ての複合施設「横浜ハンマーヘッド」がMM21新港地区にオープン致しました。関内地区の「横浜スタジアム」は、東京オリンピック・パラリンピックに向けまして座席数を増設して更なる観客を取り入れようとしておりますし、山下地区にはカジノを含みます統合型リゾート・IRができるかもしれません。BMはMM21地区にも関内山下地区にも該当しない微妙な位置にありますが、ここまで足を伸ばしてもらえる事を願いまして!我々も色々と考えていかなれればなりませんね。
今日は朝方霙交じりの雪が降る中帰宅致しましたが、天気予報通りの真冬並みの寒い1日となりました(**)横浜地方気象台でも、午前3時半頃から霙が観測されたとしておりまして、初雪と認定されたようです。横浜市では、平年より6日早く、昨シーズンより50日早い初雪だったと。日中の最高気温は7度前後とまさに真冬並み。。。買い出しに出掛けたのですが、ダウンジャケットにマフラー、手袋が欠かせず、夜になりましても当然この寒さは続きまして、BMでも今季初めて暖房2台がフル稼働となりました。
こうも気候の寒暖差が激しいと、気をつけていても風邪を引いてしましそうですが、、、0時から来てくれましたアルバイト君は、インフルエンザ明けだと言います。「もうほとんど大丈夫です!」と言っておりましたが、ほとんどじゃ困るんだよね(^^;)よく聞いたら、発症から1週間経っているようだからまぁ大丈夫なのでしょうが、先月末から今月初めにかけまして報告されましたインフルエンザの患者数は、昨年の同じ時期と比べましておよそ6倍にも達しているのだそうです(**)
厚生労働省によりますと、先月25日から今月1日までの1週間に、全国の5000の病因から報告があったインフルエンザの患者数は2万7393人だったと。この数は、昨年の同じ時期と比べましておよそ6倍という事で、例年よりも早く流行が広がっているのは確かなようです。。。流行入りが1か月ほど早く、このまま推移した場合、例年は1月以降となります流行のピークが、今年は年末年始となる恐れもあるという事です(**)せっかくの年末年始をインフルエンザで寝込みながら過ごすのはまっぴらですから、出来る限りの予防策を講じて本当に気をつけないといけませんね。僕は来週2回目の予防接種を致しますが、ドクターTさんによりますとやはり予防接種は2度打った方が良いらしいですよ!
今日はそのドクターTさん軍団の、毎年恒例の忘年会が2次会として多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店で開かれておりました。毎年恒例でBMもここ数年間お世話になっておりますので、この忘年会がやってきますと、年末だなぁと実感させられます。今回も黒のハットに黒のスーツ姿でバッチリきめていらっしゃりまして!3名様に女性陣4名様を加えました計7名様で3次会へと降りていらしてくれました。きまってはおりますがなんともガラが悪い(^^;)
まずは男性陣3名様でいらしてくれまして、揃って「具沢山のサンマー麺」をお召し上がりに!寒いですからラーメン美味しいですよね(^^)しかもあんかけ仕立ての「具沢山のサンマー麺」ですと、熱さが保たれますので最後までアツアツでお召し上がりいただけます。女性陣がいらしてくれた後は、「おでん」タイムとなりまして皆様思い思いの具材をオーダーされました。そんな中、WISDOMちゃんは昨日と変わらずスープのみを美味しそうに大量に啜っておられましたが(^^;)このスープも従業員が時間をかけてとった出汁ですから美味しいのです(^^)
知り合いの方、T・Vさん、アフターのお客様達、なっちゃん&フォックスちゃんなどもいらしてくれまして、「おでん」はお持ち帰りのお客様が多数!忙しい週末で精も魂も尽き果てダウンしてしまっているというアントと友人のために、Tもかちゃんは3人前をお持ち帰りで。優しいところがあるんですね(^^;)「ちくわぶは必ず入れて下さい!」と言っておりましたが、ちくわぶ好きのTもかちゃん、まさか自分用だったのか・・・?そんな事はないでしょうが(^^;)最後は今週お疲れ様乾杯を皆様とさせていただきまして、今回の「おでん」も好評をいただきまして完売!また今冬中にもう1回ぐらいは従業員にお願いしてみようかなと(^^;)

2019年12月6日(金)
BMは玉子か(^^;)

ご好評をいただいておりました「サンマの梅肉入り大葉挟み揚げ」、「サラダ仕立てのエビチリソース」、「湯葉屋の豆腐ハンバーグステーキ」、「モッツアレラチーズ入り鶏胸肉のロースト」の4品が終売となりましたので、今日から新たに4品のお薦めメニューが加わりました!初登場のメニューが3品と復活メニューが1品。僕的に特にお薦めは・・・「うにボナーラスパゲッティ」なのですが、ここで全品をご紹介したいと思います!
・「境港産 爪つき紅ズワイガニクリームコロッケ~3個~」~こちらは以前お出し致しましてあっという間に完売となりました人気メニュー!ズワイガニが名産であります鳥取県・境港産のものを、爪つきのままカニ肉をベシャメルソースで包んだコロッケです。前回は特に女性陣に人気だったのですよね(^^)中濃ソースベースの特製ソースか、さっぱりと仕上げましたタルタルソースでお召し上がり下さいませ!
・「国産牛ハラミの鉄板焼き」~筋切りしまして柔らかい食感にしました国産のハラミ肉を、にんにく・味噌などが入りましたタレで揉み込みまして、炒めた野菜と共に鉄板でアツアツの状態でご提供致します!只今BMの看板メニューで「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」がありますが、こちらのハラミは宮崎牛のA5ランクではありません。それを使いますとかなり高価になってしまうもので(^^;)ですが自家製タレで揉み込んだ国産ハラミは絶品!ご飯の上に卵を乗せて丼にしても美味しいです(^^)
・「牛筋と野菜の洋風煮込み~ガーリックトースト添え~」~寒い時期に食べたくなりますので普通に「牛筋の煮込み」をお作りしようと思っていたのですが、ふと「これデミグラスソースで洋風にアレンジしても美味しいかもな?」と思いまして試作。食べてみましたら・・・美味しかったです(^^)ビーフコンソメ・トマトペーストなども加え、隠し味には和風に赤だし味噌を入れまして。ガーリックトーストと一緒に食べますとまたこれが美味しいです!牛筋はもちろん国産のものを使用しております。
・「うにボナーラスパゲッティ」~このメニューは・・・某イタリアンレストランのものを拝借致しました(^^;)食べてみたら凄く美味しかったもので是非BMでもお出ししたいなと思いまして!グランドメニューでお出ししております「月見仕立てのカルボナーラスパゲッティ」はご好評をいただいているのですが、そのソースにトマトソース・裏ごししたうにを加えました。もちろん生食用のうにもたっぷり乗せまして!これ自分で食べても本当に美味しいと思いますので、是非お試し下さいませ!
以上4品の新しいお薦めメニューと、従来の「7種類の温野菜~バーニャカウダソース~」、「アスパラガスの豚バラ肉巻き串」、「広島産カキの唐揚げ」、「キーマカレー春巻き」を加えました計8品が今日からのお薦めメニューとなります。これからの時期お酒を飲む機会が増えるかと思われますが、空酒は体に良くないですから何か召し上がりながらお酒を嗜んで下さい(^^)特に「うにボナーラスパゲッティ」、本当に美味しいですからね!
強い寒気の影響で、関東地方は寒い1日となりました(**)日中の最高気温は、千葉市で8.9度、水戸市で10.2度、東京都都心と横浜市では10.4度と、平年を3度から5度下回ったそうです。暖冬だと言われていたのに、こうも急に寒くなりますと体がついていきませんね。。。BMのカウンターでも、ティッシュペーパーを求めて常に鼻をかんでいる方達の姿が数人見受けられました。水戸市ではなんと早くも初雪を観測したそうです。しかし更に明日はもっと厳しい寒さとなる見込みだと・・・
明日の日中の最高気温は、水戸市で5度、東京都都心と横浜市、千葉市、さいたま市では6度などと予想されております。最高気温が6度ですよ6度(++)また、低気圧の影響で明日朝から夕方にかけては雨や雪となる予報で、山沿いを中心に積もるところもある見込みだと。雪が降りそうな地域は、関東北部の山沿い・神奈川県箱根・東京多摩地方・埼玉県秩父地方となっておりますので、ここら辺で雪が降る事は無いでしょうが、それでも相当な寒さは覚悟しなければいけないようです。。。
BMでも今週は個室でも暖房機を皆様点けておられますからね。今はまだカウンターに2台ありますエアコンのうち、1台しか稼働させておりませんが、明日は設定温度を上げるか2台稼働させる必要がいよいよあるのかもしれません。そうなりますと今度は湿度が低くなってしまいますからね(**)加湿が足りないのは風邪やインフルエンザの発症を招きますから、加湿器も全開にして、シンクにはお湯を常に張った状態にして対処しようかなと。
しかしこの寒さが幸いしたのが・・・今日明日と限定で従業員がお作り致しました「おでん」!寒くなれば寒くなるほど「おでん」が食べたくなりますからね(^^)今回も従業員が前の日からずっと煮込み続けておりまして、美味しく仕上がったようです(^^)その量は寸胴鍋一杯とおでん専用鍋一杯分。そんなに作っておいて僕の分は味見用しかなかったのですが、、、確かに出汁がよくとれていて美味しかった(^^)具材もおでん屋さんばりに豊富!一覧でご紹介致しますと・・・
「大根」、「玉子」、「はんぺん」、「ちくわ」、「ちくわぶ」、「さつま揚げ」、「ソフト三角」、「タコ串」、「ソーセージ串」、「牛筋串」、「骨付きチキン」、「白身揚げ」、「餅巾着」、「ごぼう巻き」、「つくね団子」、「昆布」、「白滝」、「ロールキャベツ」、「ゴマ入り練り物」、「油揚げ」、「がんもどき」とざっと・・・21種類(^^;)よくもまぁこんなに作ったものだと感心!昼間鍋を抱えてBMまで持って行ったのですが、どうりで重かったわけだ(**)
3時間ずっと<アードベッグ 10年>をストレートで飲み続けておりましたフランス人の2名様はさすがに「おでん」は召し上がられませんでしたが(^^;)後半は「おでん」ラッシュに!ベンさんと乾杯させていただきまして16周年パーティーの招待状をお渡しさせていただきまして、、T・Vさん知り合いの方4名様などいらしてくれた後にドクターTさんには、「牛筋」と「玉子」を。お連れのWISDOMちゃんはひたすら「おでん」の汁だけ美味しそうに飲まれておりましたが(^^;)
上の階のママさん2名様、BBさんとも乾杯をさせていただいて、ヒコさんは「おでん」をまずは「大根」、「玉子」、「はんぺん」、「骨付きチキン」と。美味しいと言っていただきましてその後は追加追加で結局ほぼ全種を(^^)特に「玉子」は3つも召し上がられてコレステロール値が上がってしまわないか心配でしたが、、、まぁヒコさん玉子に関しては本職ですから大丈夫であろうと(^^;)<山崎 12年>のハイボールを片手にひたすら「おでん」を召し上がられておりましたが、ウイスキーと「おでん」って合うのですかね(^^?)
その後も皆様「おでん」を召し上がっていただきまして!従業員も頑張ってお作りした甲斐があると喜ぶ事でしょう(^^)最後は片づけをようやく終えました多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店の子達がいらしてくれまして、「タコ串」、「玉子」、「ソフト三角」などを。「タコ串」はワインちゃんたっての希望でメニュー入りしたものですからね(^^)1番高価なのですがこちらも「美味しい!」と言っていただいて良かったです(^^)しかし「ソフト三角」ってなんなんだろう・・・(・ ・?)練り物の一種だそうですが、はんぺんっぽくて僕は好きだったのですが味の説明が難しいですね(^^;)
「おでん」の具材の1番人気メニューは、ここ10年変わらず「大根」だという話を以前この日記上でお書き致しましたが、今日BMでは圧倒的に「玉子」がよく出ましたね!「大根」ももちろん出たのですが、「玉子」はその数倍出ておりました。どうやらBMのお客様は「玉子」好きの方が多いようです(^^;)大量にお作りしておりますので明日も引き続き「おでん」お出し致します!今日よりもっと寒いようですから、「おでん」を召し上がって温まって下さい!片づけを終えて帰路に着きますと、本当に霙交じりの雪が降り始めて参りました・・・

2019年12月5日(木)
来年は黒毛和牛年か

今日、食に関する調査・研究を行っております「ぐるなび総研」が、「2019年『今年の一皿(R)』記者発表会」なるものを開催致しまして、今年の日本の世相を反映し、象徴する‘一皿’として・・・「タピオカ」が選出されました。地域や年代を問わず日本中を席巻し、社会現象化した事などが理由だそうですが、まぁ納得と言えば納得ですね。
「タピオカ」なんて結構前に1回ブームが来て過ぎ去っているもので「今更・・・」という感じもしなくはないのですが、台湾発祥とされます<タピオカミルクティー>を中心に「タピオカ」入りのドリンクが大ブームとなりまして、専門店が続々とオープン致しましたからね。今の若者達には「タピオカ」が新鮮なもの、そしてインスタ映えするものとして捉えられたのでしょう。
‘今年の一皿’は、優れた日本の食文化を記録に残し、保護・継承するために2014年に開始されまして、今年で6回目となります。飲食店情報サイト「ぐるなび」ユーザーの検索履歴などをもとに、会員アンケート、メディア関係者の審査などを経て決定するのですが、昨年の大賞は、缶詰が大人気となりました「鯖(さば)」、2017年は「鶏むね肉料理」、2016年は「パクチー料理」、2015年は「おにぎらず」、が選ばれたそうです。
「ぐるなび」の月間6100万人(2018年12月時点)のユニークユーザーの検索・行動履歴など、「ぐるなび」のビッグデータから抽出したワードをもとに、1796万人(2019年10月1日時点)の「ぐるなび」会員を対象としたユーザーアンケート、メディア関係者の審査を経て実行委員会が承認・決定するというのですから、‘今年の一皿’というのはかなり信憑性が高いものだといえるでしょう。
今年ノミネートされましたワードは・・・「スパイスカレー」、「タピオカ」、「チーズグルメ」、「発酵食メニュー」の4つだったそうです。各店オリジナリティを打ち出しやすく、ユーザーとしては自分好みのものを探す楽しみを見出す事ができました「スパイスカレー」、ブームを超えて社会現象化した「タピオカ」、チーズ消費量が増加し、チーズ工房も増加しているという「チーズグルメ」、納豆の市場規模が過去最高を記録するなどした「発酵食メニュー」がノミネートされたのです。
選考の結果、選ばれました準大賞は「発酵食メニュー」でした。発酵食材を使った飲食店が増えている・健康志向の高まりからその価値が再認識されている・世界中でブームになっている・日本食は訪日外国人も楽しみにしている、といった理由から準大賞に選ばれたそうです。発酵食材を使ったメニューが世界中でブームになっているなんて、僕は知らなかったなぁ・・・
そして、‘今年の一皿’(大賞)は「タピオカ」になりました!『タピる』、『タピ活』などの造語もできまして、地域や年代を問わず日本中を席捲した・ブームを超えた・若年層のSNSの発信力も支えとなり幅広い層へ広がった・お店の選択肢やカスタマイズの選択肢も増えた、といった理由から文句なしの受賞となったそうです。確かに僕でも今年の「タピオカ」ブームは知っておりましたからね(^^;)
「タピオカ」は、芋の一種でありますキャッサバからとれるでんぷんの事です。飲み物に入っている粒状のものは、丸めて茹でたもので、モチモチとした食感が人気です。1990年代、2000年代に続く第3次ブームとも言われておりますが、今回は規模がそれまでとは違って大きかったのが特徴です。財務省が発表致しました貿易統計によりますと、「タピオカ」とでんぷんで作りました代用品の今年上半期の輸入量は4471トンで、前年同期の4倍以上となったそうです。
<タピオカミルクティー>などの「タピオカ」を使いましたドリンク自体は、台湾と日本だけというわけではなく、アジアや欧州、南米などほぼ世界的に飲まれております。キャッサバをすりおろして乾燥させて作る白い粉が「タピオカ」粉。これを水に入れてこね、丸めて茹でると「タピオカ」になるのです。他に、あとは茹でるだけの状態にした商品も売られております。
「タピオカ」そのものは半透明の白っぽい色で味もあまりありません。ドリンクに入っておりますのはたいてい、黒色で甘味がついております。それは、製造の過程で「タピオカ」粉に黒砂糖などを混ぜているからです。キャッサバは、中南米原産で、アフリカでは16世紀、アジアでも19世紀頃から広く栽培され、今では世界の熱帯地域のほとんどで栽培されております。世界の年間の収穫量はおよそ3億トンで、じゃがいもと同じぐらいあるのです。
ちなみに「タピオカ」のドリンクって、僕は知ってはいますが飲んだ事はないのですが、あんなの美味しいんですかね?(^^;)写真に収めてSNSに投稿する人が相次いだというのは分かる気も致しますが、本当に美味しいと思って飲んでいる人はどれぐらいいるのやら・・・(^^;)でも、「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」で『タピる』がトップ10入りしていたぐらいですから、凄いブームであったのでしょう。
授賞式では、‘たぴりすと’と呼ばれております奈緒・華恋なる人物が登場致しまして、「2人で700店舗以上訪れ、今では1500杯以上飲んでいる。1日で最高24杯飲んだ」と豪語していたそうです(^^;)「タピオカ」を愛する2人は、海外に遠征して日本とのトレンドの違いも研究しているのだとか。2人は、「第3次ブームではありますが、その中でも今回はかなり大きなものと言えます。日本の食文化として継承される事を願っております」とコメントしたそうです。
更に、建築家の隈研吾氏も登場し、「おめでとうございます!今、建築も都市も柔らかい方に向かっていると思う。私も柔らかいものが好き」と笑顔で話していたといいますが、意味はよく分かりません(^^;)実はスープの浮き身やプディングとして明治時代には紹介されていたという歴史のある「タピオカ」。なんだかんだいっても3度もブームが来るのですから、その独特の食感は人々の心を捕らえ続けているようです。
BMの‘今年の一皿’といったら何だろうなぁ・・・「3種のソフトジャーキー盛り合わせ」、「マテ茶鶏の黒チキンカレー」、「赤焼き味噌ラーメン」など鉄板のメニューもありますが、やっぱり今年は「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」かな!ステーキの焼き方はかなり勉強致しましたし、おかげさまで皆様にご好評いただいておりますし(^^)来年は、恐らく黒毛和牛の年がやって参ります。国産ウイスキーのように中国人の富裕層に買い占められないように気をつけて(**)来年も美味しい「宮崎牛A5ランク内ももステーキ」をご提供したいものですね!
今日は16周年パーティーの招待状を持って鉄人のお店へ無理やり時間を取って伺いまして、これであとまだご挨拶できていないお店は残り3軒となりまして目途が付いてきました(^^;)1番の大物店の助っ人も、立役者Kさんが同伴を名乗り出て?(^^;)下さいまして解決しましたし(^^)あとは明日明後日で時間を作ってなんとか伺いたいと思っております。そうしたらもう16周年パーティー2週間まえですからね(**)早いもので・・・
S子ちゃん、知り合いの方2名様、W尾さん3名様、カズさん&なっちゃん、WISDOMちゃん&ワインちゃんとカウンターに居並びました後半は、フードのメニューのオーダーも結構いただきまして一瞬忙しい雰囲気でした(^^;)そして今年も、毎年恒例となっております年末の「自家製ミートソース」のお持ち帰りのオーダーをいただきまして!今年は計37人前でしたね!頑張って作らせていただいます(^^)
個室には知り合いの方達がいらしてくれまして、締めの「具沢山のサンマー麺」を!さすがに寒さがどんどん増してきておりまして最近「具沢山のサンマー麺」と「赤焼き味噌ラーメン」の出方が凄い勢いです(^^)朝方にはTもかちゃん4名様のところに、「境港産爪つきカニクリームコロッケ」、「イカと明太子の和風スパゲッティ」、そして「具沢山のサンマー麺」が(^^;)飲み物はホット系の<カフェオレ>やら<チョコチーノ>やら連発でさながら喫茶店状態(^^;)これからホットドリンクはますます出そうだな(^^)

2019年12月4日(水)
25年

12月に入りまして、本格的な忘年会シーズンを迎えられている方も多い事でしょう。これから年末にかけまして外でお酒を飲む機会も多くなるかと思いますが、そんな時にこそ気をつけなければいけないと、医師が具体的な例を挙げてテレビで警告しておりました。BMのお客様でもかなりお酒を嗜まれる方も多い事ですし(^^;)「ご注意を!」という意味でその医師の話を載せてみたいと思います。
毎年12月のこの時期になりますと、忘年会帰りに亡くなって解剖室へと運ばれてくる人が増えるのだそうです。ある例では、50代の男性が用水路の中で亡くなっていたと。顔や手には、用水路に落ちた時にできたであろう擦りむいた傷があったとか。胸腔を見ますと、肺がひどく膨らんでいる。それだけではなく、肺の表面は空気だらけになっている。その肺の表面を指で押すと、プクプクと凹む。こうした肺は、「溺死肺」と呼ばれまして、いわゆる溺死した遺体に見られる典型的な所見なのだそうです。
溺死する時は、鼻や口から水などの溺水が気管を通って肺に入り込んできます。さぞかし水だらけになっているだろうと思われるかもしれませんが、そうではないのだそうです。実際には、肺の表面は空気だらけになっているのだと。もともと肺の中には空気が入っております。その空気は流れ込んできた溺水の勢いによって肺の奥の方へと押し込まれていきます。空気が最後に辿り着く場所は肺の表面になります。肺の表面が空気でいっぱいになるのはそうしたわけがあるというのです。
この男性の死因は溺死でした。用水路に倒れていたのですから、男性が溺死したとしてもおかしくはありません。ですが、この男性の死には不自然な事があったといいます。男性が発見されました用水路の水深は、せいぜい10センチメートルだったそうなのです。そんな浅いところに倒れ込んだからといって、普通であれば溺死するような事はありません。立ち上がってしまえば済む事だからです。ですがこの男性は、確かに水深10センチメートルの用水路で溺死したのです・・・
警察からの話では、男性は忘年会でお酒を飲んでいい気分になって歩いていたと。その時、何かの拍子に道路脇の用水路に転落したのだろうと。倒れ込んだ場所で立ち上がる事ができず、男性は溺死してしまったというわけです。用水路に倒れ込んだ時、酔っていたこの男性は自分がどこで何をしているのか、さっぱり分かっていなかったに違いないと。仰向けになればなんてことなかったのに、うつ伏せのまま動けないほど酔っていたから命を落としてしまったのです。。。人間は、10センチメートルの水でも溺死するのです(**)
次の例は、道路で車に轢かれて亡くなった50代の男性。男性を轢いた車は見つかっていない、、、いわゆるひき逃げ死亡事件です。交通事故で亡くなった人を解剖する時、法医解剖医が注目する場所は・・・亡くなった人の足なのだそうです。そこには、「バンパー創」と呼ばれる痕跡があるのだと。歩行者が車に衝突された時には、車の先頭にありますバンパーが必ず体にぶつかります。車が普通乗用車であれば、「バンパー創」は膝のあたりにできるのだそうです。
しかしこの男性の膝には、「バンパー創」ができていなかったどころか、何も傷はできていなかったと。その代わりに、見つかったのはタイヤの痕だったそうです。胸のあたりにはタイヤの溝の形が残っておりまして、皮膚を押してみると肋骨が何本も折れているのが分かったと。車は男性の胸のあたりを轢いたという事がこの事から分かりました。「バンパー創」が無いという事は、どういう事を意味しているのかといいますと・・・
男性は車と衝突する時、立っていなかったという事です。立っていれば必ずバンパーが体に衝突し、体のどこかに「バンパー創」ができているはずだからです。ですが当たり前ですが、寝ていればバンパーは体のどこにも当たりません。男性の死因は、肋骨多発骨折によります失血死だったと。警察からの情報と解剖の所見から考えますと、男性は忘年会帰りに1人で帰宅したのですが、片側二車線あります道路で寝込んでしまい、そこを通りがかった車に轢かれたのだと。。。
理由は分かりませんが、お酒を飲みますと道路で寝たくなる人がいるようです。BMのお客様でも数名思い当たりますからね(**)この男性は、忘年会帰りに道路に寝込んでしまったところを車に轢かれてしまいました。もちろん1番悪いのは男性を轢いた車の運転手ですが、運転手にしても片側二車線もあります広い道路にまさか人が寝ているとは、、、予想するのは難しかった事でしょう。自分が運転手だったらと思うと、迷惑な話でもありますから。。。でも道路で寝ちゃう人、いるんですよねぇ(++)
次の例は、忘年会の帰りに些細な事で喧嘩になって相手に顔を殴られて倒れた後意識が無くなり、病院に運ばれた時には既に心肺停止状態で亡くなったという40代の男性。顎の左側に打撲の痕があり、後頭部にも打撲傷がある。顎は相手に殴られた時に、後頭部は倒れた時に道路とぶつかってできた傷だろうと。頭蓋骨に骨折は無かったが、頭蓋骨を開けてみますと脳の底面が酷く出血しておりまして、くも膜下出血の状態だったそうです。
くも膜下出血といいますと、脳底部の動脈瘤が破裂して病死するものがよく知られておりますが、この男性に起こったくも膜下出血は病気で発症したものではありません。男性は酷く酔っていたようで、顎を相手から殴られた時に首が大きく前後に曲がってしまったようだと。お酒を飲みますと首の筋肉の緊張がなくなるそうで、殴られた時に首が大きく揺れる事になるのだと。この時に脳底部の動脈が避けてしまったと思われるそうです。
お酒を飲んだ後に喧嘩をするというのは危険な行為なのですね・・・この男性のように、脳底部の血管が裂けたり、路上に転倒した時に頭を強く打ったりする事があるからです。昔を思い出しますとちょっと耳の痛い話ですが(^^;)確かにお酒を飲んでいる同士の素手の喧嘩なんて大した攻撃もできませんから、殴られた衝撃よりもその後に頭を打ったりした時の衝撃の方が怖いものです。「そんなはずじゃなかったのに・・・殺してしまった・・・」なんて事にならないように、お酒はやっぱり楽しく飲まなくてはですね(^^)
お酒による事故といいますと、急性アルコール中毒を思い起こす方も多いでしょう。アルコールは、胃と小腸から血液に吸収された後、肝臓で分解されます。肝臓で分解される速さ以上のアルコールを摂取すれば、血液のアルコール濃度は上昇する事となります。それが一定の値を越えれば、急性アルコール中毒で死亡する事態に至ってしまうというわけです。しかし法医解剖の経験では、実際に急性アルコール中毒で亡くなった人を解剖する事はほとんど無いのだそうです。飲酒後に亡くなって解剖される人は、交通事故であったり寝込んでの凍死であったり、転倒した時の頭蓋内損傷で亡くなった人であったりで、アルコール中毒で亡くなったわけではないのだと。飲酒が間接的に死因に関与した人がほとんどなのだそうです。
お酒が原因で亡くなる人は、一般の人が考えているよりはるかに多いのだそうです。急性アルコール中毒で亡くなる人の数よりも、ずっと多くの人がお酒のせいで亡くなっているのです。酔っ払ってしまってからでは遅いのです!注意するのは、お酒を飲む前でなければなりません!特に度を超えて飲んでしまう癖がある方・・・お気を付けを(^^;)あとは・・・お酒を飲み過ぎたらお風呂に入るのは絶対にやめましょう!「お風呂で汗をかいて酒を抜く」と言う人がよくいますが、実際には汗をかいてもお酒は抜けないそうですから。
今日は25年のお付き合いとなります酒屋さんの専務を、BM開店前の新横浜のお店時代に担当してくれておりました懐かしいメーカーの方が連れて3名様でいらしてくれました。このメーカーの方とも色々と思い出がありまして、当時はまだメーカーさんが経費を使えた時代でしたから、今思えばかなり無理をしていただいたほど飲みに連れて行ってもらいまして(^^;)人のお金で当時来てくれていたお店の女の子10人以上指名なんてしていたものでした(^^;)
今はもうそんな時代ではありませんのでメーカーさんとのお付き合いも健全なものですが、あの時代はあの時代で勢いがあって楽しかったなと(^^)そして専務さんは、僕がまだ20代前半の頃に初めてお会いしまして、その義理堅さと堅実な仕事ぶりに、「僕がお店を出す事になりましたら酒はお願いしますね!」なんて話を当時しておりまして、それが現実となりましたのがBMを開店致しました16年前。今はもうお互い年を取りましたので昔ほど頻繁に会わなくなりましたが、それでもこうして何かの機会の際にはいらしてくれまして嬉しい事です(^^)
URIDURI・Tもかちゃんのお店・ヒクソンのお店など、ご紹介させていただいたお店も多く今も頑張ってくれておりまして、酒屋さんもこの不況の中着実に規模を拡大しておられまして凄いなぁと!四半世紀が経ちましたが、こうしてお互い元気で杯を酌み交わせるというのは幸せな事です(^^)支えて下さっているお客様には感謝の言葉しかありません。K高さん、BBさんとも杯を酌み交わさせていただきましてm(_)m程好い感じに仕上がったところで今日はお開きに。人の温かみを感じられた1日でした(^^)

2019年12月3日(火)
今週末も(^^)

今日は今年最後の恒例「第1火曜日の会」で19時半開店。今年最後皆様に何を召し上がっていただこうかと色々考えたのですが・・・やっぱりこの寒い時期はみんなで囲んで「おでん」がいいかなと!昨日から従業員が出汁づくりを始めて煮込んでいたのはいいんですが・・・まさかの今日は結構温かい日だったという(^^;)でも温かい日でも「おでん」悪くはないですからね、具沢山の「栗ご飯」も合わせて従業員がお作り致しました!
しかし「おでん」って、韓国にもあるんですよね。ジェニーちゃんと知り合ってから僕は初めて知ったのですが、韓国でも「オデン、もしくはオムク」と呼ばれておりまして、でも日本の「おでん」とは全く異なりまして平たい練り物の事を「オデン」と言うのです。日本でいえばさつま揚げのようなものですね。日本同様に一般的な食材として食べられております。タイや台湾の日系コンビニエンスストアでも、ほぼ日本と同じスタイルで「おでん」が売られているそうです。
室町時代に流行致しました「豆腐田楽」、その後進化を遂げた「おでん」は、江戸時代にはファストフードとして江戸庶民に愛され、やがて煮込んだ形の「おでん」として変化致しました。更に、屋台や居酒屋で食べる料理から、家庭で食べる料理へ。そうして「おでん」は現代の定番料理となったわけです。日本は南北に長く、四方を海に囲まれた峻険な山々がそびえたつ地形で、海の幸・山の幸を使った伝統料理がたくさんあります。その中でも「おでん」は、1000年かけて発達してきた日本の誇るべき資産なのです!
「おでん」のルーツは、前述のように拍子木型に切った豆腐に竹串を打って焼いた「田楽」で、語源はこの「田楽」の女房言葉と言われております。女房言葉とは、宮中などに仕えます女房が使用しました隠語で、「田楽」に「お」をつけて丁寧にし、楽を略して「おでん」となったのだそうです。「田楽」とは元来、笛や太鼓のリズムに合わせ舞った田植え時の豊穣祈願の楽舞です。拍子木型に切った豆腐に串を打って焼く、その形が田楽舞に似ている事から「田楽」の名が付きました。
「田楽」料理に使われます豆腐は、古くは奈良時代に中国に渡った遣唐使の僧侶などによって日本に伝えられたとされておりますが、明確な記録はありません。豆腐が記録として登場したのは、1183年奈良春日大社の神主の日記に、お供え物として「春近唐符一種」の記載がありまして、この「唐符(とうふ)」が最初の記録と言われております。いずれにしても、わが国で豆腐が作られるようになったのは奈良~平安時代と言えそうです。
江戸時代になりますと、風俗に関する当時の百科事典ともいえます見聞録‘守貞謾稿’の振り売りの欄に「上燗オデン」が出てきます。今、我々が「おでんといえば熱燗」と思い浮かべるのは、江戸時代の行商人‘振り売り’によるところが大きいと言えるかもしれません。「おでん」の振り売りは、江戸期の事件を題材とした歌舞伎で、河竹黙阿弥作の「四千両小判梅葉」にも登場しております。また、江戸期は振り売り以外の料理提供方法として、幕末の浮世絵師・歌川広重の「東都名所 高輪十六夜待遊興之図」という絵にもあるように、屋台が発展しました。
このように、豆腐田楽やこんにゃく田楽は人気の料理となったわけですが、いわゆる現在の「煮込みおでん」はいつ頃登場したのでしょうか?これには2つの説があります。1つは、江戸後期に近郊の銚子や野田で醤油の醸造が盛んになり、醤油味の「煮込みおでん」が生まれたという説。もう1つは、江戸期には「煮込みおでん」は無かったという説です。確実に「煮込みおでん」が作られたと分かるのは、1887年(明治20年)の事で、専門店「呑喜」が汁気の少ない当時の「おでん」を汁気たっぷりに煮込んで売り出したという記録があります。
明治期に汁気が多い「おでん」に進化し、それが大正期に関西に伝わったとされております。東京の料理人によって大阪に持ち込まれました「煮込みおでん」は、味噌だれの「田楽」タイプの「おでん」と区別して「関東煮(かんとうだき、かんとだき)と呼ばれまして更なる改良が重ねられました。この改良型の「おでん」は、1923年の関東大震災の時に炊き出しのメニューとして関西の料理人がふるまったとされております。明治・大正と、今なお人気があります「おでん」専門店が次々と開業していきまして、「おでん」は発展を続けているのです。
昭和初期から昭和20年代後半までは、「おでん」は屋台・おでん専門店・駄菓子屋などで食すもので、家庭内ではあまり食べられていなかったようです。戦後、復興する経済と共に練り物製品も惣菜や素材として市場などで販売されまして、‘作るそばから売れた’という時代を迎えます。この後、汁の素のような商品が発売されまして簡便性も増すなどして、家庭でも喫食が増え様々なシーンで「おでん」は食べられるようになりました。1965年の「好きな鍋料理調査では、「おでん」は「しゃぶしゃぶ」、「うどんすき」に次いで3位に入っているのです。
味付けにしても種の種類にしても変化の少ないと思われがちな「おでん」ですが、実はこの四半世紀で急激に進化を遂げているのです。一品一品綺麗に盛り付けられました「懐石風おでん」や、トマトやブロッコリーなど野菜豊富な「おでん」、夏に食べます「冷やしおでん」、静岡風や名古屋風などご当地「おでん」ブームなど。コンビニエンスストアでの「おでん」販売の増加や、個食に対応したレトルトパックの販売増など、気軽に「おでん」が買えるようになったのです。
今や鍋料理の喫食率を調査しましたアンケートでは、1位「おでん」、2位「すき焼き」、3位「キムチ鍋」の順。1997年から2018年の22年間の中で、「おでん」は19年連続のトップ記録を更新中なのだそうです。まさに今や「おでん」は国民食となったと言っても過言では無いでしょう!ちなみに好きなおでん種は、この10年間ずっと1位が「大根」、2位が「玉子」となっております。僕はどちらも好きではありませんが(^^;)僕が好きなのは・・・「ちくわぶ」、「餅巾着」、「牛筋」あたりだなぁ(^^)皆さんは如何でしょうか(^^?)
この「おでん」と「栗ご飯」の他にも、「サンマの梅肉入り大葉巻き揚げ」、「サラダ仕立てのエビチリソース」、「3種のソフトジャーキー盛り合わせ」などもお出し致しまして、今年最後の「第1火曜日の会」も無事終了致しました。これでもう4年ぐらいずっと月1回で継続してBMで会を行っていただいております!本当に有難い事ですねm(_)m当然皆さん年を重ねていらっしゃりますからお集まりになるのが難しくなってきたりするかもしれませんが、できるだけ長く続いてくれたら嬉しく思いますね。来年もどうぞよろしくお願い致します!
「第1火曜日の会」終了後には、ドクターTさんがいらしてくれまして「おでん」と「栗ご飯」をお召し上がりになられようとされておりましたが、今日は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店が出だしが悪く一刻も早く来てほしいとの連絡が入ったそうで、、、1杯乾杯させていただきますとフードは出前という形でオーダーいただきました。「おでん」と「栗ご飯」を2人前ずつ、それに「鶏肉のモッツァレラチーズ入りロースト」も。僕も助っ人に行きたいところなのですが、今日はアルバイト君終電までいてくれているうちに上の階の社長のお店とママさんのお店に行く約束をしてしまっているもので(**)ドクターTさんに多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店は託しました(><)
おかげで無事上の階の社長のお店とママさんのお店に16周年パーティーの招待状を持ってご挨拶に伺えましてBMへ帰還。残るは・・・あと4軒かな?その中に大物も控えておりますが(**)なんとか今週中に全部行っておきたいところです。明日は1人営業ですので出られないから、木曜日&金曜日は開店前から動き回らないと。大物のお店は、どなたか同伴者募集中です(^^;)最悪20年来の知り合いの方が一緒に行ってくれると言ってくれておりますが(^^;)
BMへ帰還致しまして、<マンハッタン>に<ニューヨーク>とカクテルを2つお作りした後、連夜のジョーさんが2名様でいらしてくれました。お連れの方の目的は、ジョーさんがFacebookに挙げたので見たという<メーカーズマーク ミントジュレップ>!クラッシュアイスでのロックスタイルをお薦めして飲んでいただいたのですが、「初めて飲みましたけれど美味しい!」と言っていただきました(^^)Facebookの繋がりって凄いですね・・・BMにとりましては有り難い事で(^^)ジョーさん良い仕事をして下さいました!
こちらも連夜のHEROさん、アフターのお客様達、知り合いの女の子2名様、戻ってドクターTさん、獣医Oさん&Mさん、はぎまる大将2名様、WISDOMちゃん&S子ちゃんなどカウンターにいらしてくれまして、個室にはAYAちゃん&サイレントちゃん&0ちゃんが来店。一気に賑わって参りました!今日は結構飲みに出られていた方多かったのですね(^^)フードのオーダーも重なってしまいましてお出しするのに多少お時間が掛かってしまって申し訳なかったのですがm(_)m終わった後いただいたお酒は美味しかったなぁ!
最後「具沢山のサンマー麺」をお作り終えた後、たまりまくっていた洗い物に目途を付けまして、個室の女性陣に「おでん」をお出し致しました。みんな料理好きな子達ですから、従業員が取りました出汁の美味しさと、Tもかちゃんの故郷の柚子胡椒の美味しさに気づいてくれましてさすがでした(^^)そのTもかちゃんは、連日のゴルフという事で疲れ果てた表情で「栗ご飯」をおにぎりにしてお持ち帰りしておりましたけれどね(^^;)週頭から連日のゴルフって僕なら絶対に無理(++)タフですねぇ・・・
終わったのは定時を少し過ぎたぐらいの時間だったのですが、片付けが山のようにありまして帰り着いたのは7時を過ぎておりました。約半日の労働でしたが心地よい疲れで(^^)なんだか12月なんだなぁと実感致しましたね・・・。今日明日もゴルフのため食べられなかったTもかちゃんのリクエストもありまして、従業員には手間を掛けさせて悪いのですが今週末もう一度「おでん」をお作りしてお出しする予定です!(^^)今日の12種類の他に、リクエストをいただきました「牛筋」と「タコ」も従業員に加えてもらおう(^^;)今週末は寒くなる事を祈って!また「おでん」をお楽しみ下さい(^^)

2019年12月2日(月)
もういくつ寝ると・・・

12月になりました。いやぁ今年ももうあと1か月ですよ!早いなんてものじゃない・・・明日の今年最後の恒例「第1火曜日の会」、いくつかのご予約のパーティー用フード、そして21日(土)・22日(日)に控えます16周年パーティー、その後はクリスマスで「クリスマス期間限定水郷鶏フェア」と、食材の調達と仕込みに昨日から追われておりますが、それらが終わりますと今度は従業員の出番でお正月のお節料理となります。これはさすがに僕は作らない(^^;)
もういくつ寝ると・・・お正月がやって来るのですね。2019年・令和元年も終わりまして、オリンピックイヤーとなります。お正月、お客様から韓国旅行に一緒に行こうとお誘いいただきましたが、今年は天皇誕生日の祝日も無く、16周年パーティー週の月曜日から年末までぶっ通しで働きますので、さすがに正月休みの4日間は食事も作らず家でまったりゆっくりしたいもので丁重にお断りさせていただきました。
元旦から三が日は、こたつにでも入ってゆっくりしながらダラダラと食べたい時につまみますお節料理、重箱に彩りよく詰められたお節料理は、年賀の席を華やかに演出致します。しかしお節料理とは、一体いつ生まれどう発展していったのか?もともと正月料理の主役は雑煮で、重詰め料理はその添え物だったと言われておりますが、時代と共にその内容は変われども正月の膳にお節料理は欠かせません。本来お節料理とはどのようなものなのでしょうか?
おせちは漢字で「御節」と書きまして、奈良時代の朝廷内での年中行事・節会(せちえ)に由来します。節会とは、正月一日の元日節会(がんじつのせちえ)、正月七日の白馬節会(あおうまのせちえ)、三月三日の上巳節会(じょうしのせちえ)、五月五日の端午節会(たんごのせちえ)など、季節の節目に開かれた宴の事です。節会を正月に限定して「御節」と呼ぶようになったのは江戸時代の後半とされます。正月料理に明るい某伝承料理研究家の先生は次のように話します。
「正月料理の主役は本来雑煮で、まずお屠蘇と雑煮をいただきました。雑煮は室町時代に上流武家の婚礼の酒肴として誕生し、それが正月を祝うご馳走になり、やがて庶民へと普及したのです。現代のお節料理に該当するものは、江戸時代に雑煮に添えられた数品の肴の事でした」と。それを示すのが、正徳年間(1711~1716年)大坂の豪商・鴻池家の正月献立の内容であります。雑煮の膳に続き、一汁三菜の本膳と二段重ねの重引(重詰め料理)が供されました。
重引の中身は、たたき牛蒡・数の子・茎立(菜の花)となっております。更に、天保年間(1830~1844年)になりますと、重引はたたき牛蒡・数の子に田作り・黒豆・くわいなどが加わるようになります。「入るを量って出るを制す」という商家の教えらしく、豪商でも正月の膳は慎ましいものでした。武家では重引を組重と呼び、その内容は鴻池家より品数が多く、食材も豊富でありました。北越(富山県と新潟県の一部)では、海老や塩引鮭も使われていたのです。
酒肴を重箱に詰めたのは、めでたさを重ねるという意味合いがあります。江戸時代、料理の内容は地域により多少の差はあるものの、数の子・田作り・たたき牛蒡・煮豆が全国的に共通する酒肴だそうです。現在でも関東では数の子・田作り・黒豆、関西では数の子・田作りまたは黒豆・たたき牛蒡が「御節」の祝い肴として欠かせないとされております。では、何故この4種が情報網が発達していない当時に広く普及したのか?
1番の理由は・・・この4種は安価で入手しやすいものだったという事です。中でもニシンの腹子であります数の子と田作りのカタクチイワシの稚魚は、田畑の肥料として使われていました。記録はありませんが、江戸幕府が各藩に通達し、質素倹約や勤労奨励を食べ物を通して浸透させようとしていたのではないかと察せられます。子孫繁栄の願いを込めました数の子、五穀豊穣を願う田作り、まめに勤勉に働くようにという黒豆、身を開く事で開運の願いがあり深く根を張る事から叶い安泰を願いますたたき牛蒡と。
お節料理を大晦日に作り置きして正月三が日に食べるという習慣は、中国の「寒食(ハンシ)」を模倣したものだと言われております。「寒食」とは、先祖祭にあたります清明節(春分の日から15日後)に作り置きの冷たい料理を食べる事であります。日本では、正月に各家へ竈の神様が来るという道教の教えを受けまして、できるだけ火を使わないようにしました。聖なる竈の火は年神様と人が共食する雑煮を作るために焚きました。1年の最初に燃やす火種は神社などでいただき、かつては一家の長が雑煮を炊く習わしでありました。
お節料理は保存ができる料理という事から、煮しめ・焼き物・酢の物が用いられます。これらは冷めても美味しいという日本料理の特徴と結びつき、味わい深くしみじみとした旨味があります。そこへ明治以降になりますと、雑煮も鶏がら出汁を用いたり、肉類を加えるなどの変化が起こりまして、黒豆・数の子・田作り・たたき牛蒡といった伝統的な祝い肴以外のものも積極的に取り入れられるようになります。更に時代が下ると、正月料理は雑煮よりも組重に重点が置かれるようになりまして、大正時代にはかまぼこ・栗きんとん・伊達巻きが加わりました。
家庭料理だった料理は、料理屋でも製造されるようになりまして、基本的には一の重は祝い肴と口取り(かまぼこ・栗きんとんなど)、二の重は海老や鯛などの焼き物、三の重は酢の物、与の重は煮しめを詰めました。用いる食材もそれぞれ縁起や意味合いを込めまして、晴れやかな正月料理が強く打ち出されたのです。その後は経済成長と共に豪華になっていきました。ローストビーフや鴨肉などの肉類、スモークサーモンなど目新しい料理が登場しまして、更にイタリアンやフレンチ、中華という和食以外の要素も増えます。
正月ぐらいはちょっと贅沢をしたいという庶民の気持ちに応えまして、伊勢海老や雲丹、フォアグラなど豪華な食材も登場致します。また、核家族化に伴いまして二段重や一重物が多くなりまして、お節料理は家で作るものではなくて購入する事も多くなっていきました。近年は新しい食材や手法を取り入れたお節料理が多いのですが、素材を生かす和の料理法も見直されているといいます。確かに今のお節料理は様々な形がありますからね。でも、時代と共に変遷を重ね育まれてきましたが、正月料理を大切にしてきました日本人の食文化というのも今一度見つめ直してみたいものです。
12月はお腹を空かせた3名様からスタート!「れんこん入りつくねの照り焼き」、「国産大トロ馬刺し」、「具沢山のサンマー麺」、「バジルとトマトのスパゲッティ」などをお作り致しまして、お飲み物はビールを何杯も。そこへHEROさん、獣医Oさんなどもいらして下さいまして、各々お目当てのお店へと旅立って行かれました。12月初日から皆さんお元気な事で(^^)僕も今週は16周年パーティーの招待状を持って挨拶回りを済ませてしまわないと・・・
後半は、鉄人2名様、アフターのお客様達、ジョーさん、BBさんなどいらしてくれまして、お誕生日だったとか昇進祝いだとか久々にお会いしただとかでカウンター各所で杯を振舞う姿が続きましてどれをどの伝票へ書けばよいものやら迷ってしまうほどでしたが(^^;)皆様まだ週の初めとあってかお帰りは早く、最後は知り合いの女の子と今月も頑張ろう!と乾杯をさせていただきまして定時にお開きとなりました。いよいよ12月に突入致しました!とりあえずは明日恒例「第1火曜日の会」で早出を頑張ります!今年最後ですしね(^^)