2020年4月30日(木)
来月も・・・耐えて楽しむ!

4月7日に緊急事態宣言が出されてから3週間が経ちました。新規の新型コロナウイルス感染症患者の報告数は、日によってまだ差がありながらも統計的には全国どこも減っているように感じられますが、本当に感染者は減っていると言えるのでしょうか?そして、今後我々がなすべき事、すべき事は何なのでしょうか?資料を基に、1週間前から辿りながらもう一度経過を見直してみたいと思います。
緊急事態宣言が出されましてから2週間を経過した頃から、数字的には明らかに新型コロナウイルス感染症の新規患者数が減少しているのは事実です。東京都でも、1日の新規発症者数が100人を切る日が出てくるなど、緊急事態宣言の効果が現れているとも考えられます。各医療機関でみますと、3月末から4月上旬にかけては新型コロナウイルス感染症を診療していた負荷は異常なものだったといえます。これは、新規発症患者数は増加する一方であったのに対し、診療する医療機関が限られていた事が原因だそうです。
今の東京都内の各医療機関の実態はといいますと・・・①新型コロナウイルス感染症を診療する医療機関が増えた、②新型コロナウイルス感染症外来をするスポットが増えた、③新規患者数は減少傾向にある、④軽症者やPCR検査の陰性確認待ちの患者がホテルに滞在できるようになった、以上の4点から医療機関や医療従事者に掛かる負荷は軽減した、あるいは分散したといえるようです。ただし、マスクや防護服などの個人防護具が足りていないという問題は依然として残っていると。
感染患者数が減っているというのは、単にPCR検査の数が足りていないだけで見せかけの減少ではないか?という議論をよく見かけます。確かに原因不明で亡くなられた方が増えているという報道がありますので、診断されていない症例があるのは間違いないでしょう。しかし医療従事者の意見を聞きますと、「PCR検査数はそれなりに足りている」という印象を持っている方の方が多いのだそうです。
4月上旬は、とにかく新型コロナウイルス感染症外来にたくさん受信者が訪れ、そのうち約4割が陽性という時期もあったそうです。この時期は確かに新型コロナウイルス感染症外来を設置している病院の数も少なく、PCR検査が追い付かず診断できていない症例がかなりあったのではないかと推測されるそうです。しかし、緊急事態宣言が発令されました後は、新型コロナウイルス感染症外来の設置数も増えましたし、PCR検査陽性率も漸減し、現在は10人に1人陽性がいるかいないかというぐらいまで下がっていると。結果的に見逃がされている症例もかなり少なくなっているはずだという事です。
PCR検査自体は、増やすべきかどうかはその地域の流行状況によりますので一概には判断できかねるという意見が医療従事者の間で多数を占めているそうです。専門家がそんなあやふやな意見では困るのですがね・・・(**)しかし、あまり流行していない地域でやみくもに行っても偽陽性者が増えますし、PCR検査は絶対的なものではなく、陰性であっても感染を否定できるものではないのだと。PCR検査があまり当てにはならないとなりますと、新型コロナウイルス感染症は無症状で感染している人もいるというのですから、感染しているかどうかの判断ができなくて大変厄介だという事になりますね。。。
医療従事者・感染症専門家の間でも、‘PCR検査反対派’と‘PCR検査やりまくれ派’が分かれているのだそうですが、今後の更なる流行に備えて、PCR検査をいつでも増やせるように今のうちに体制を整えておくという事は大事でしょう。検査をして陽性者が大勢出てしまいますと、今度は医療崩壊につながる恐れも出てきますし、かといってPCR検査を行わないと隠れ感染者が街に蔓延る事となってしまう、、、といってもPCR検査も絶対的なものだとはいえない・・・何をどうすれば正解なのか、もう迷宮入り状態ですね(**)
そもそも日本では、見逃されている症例は海外と比べますと多くはないと考えられております。その根拠として、確定患者の致命率の低さ、人口あたりの死亡率の低さが挙げられると。日本は4月28日時点で致命率2.6%となっておりまして、シンガポールの0.1%、韓国の2.3%と比べますと高いですが、フランスの18.5%を筆頭に、イギリスの13.6%・イタリアの13.5%・スペインの11.2%・アメリカの5.1%・ドイツの3.7%などと比較致しますと低く抑えられております。
これらの致命率の違いは・・・①感染者のうち高齢者の占める割合の違い、②軽症者や無症候性感染者の占める割合の違い、③欧米では患者数の爆発的増加によって十分な医療が提供できていない、④人種差、などの要因が考えられるそうですが、もし日本が軽症例を多く見逃しているのであれば、致命率は高くなるはずだと。何故ならば、感染症は通常重症例ほど診断されやすく、軽症例ほど見逃されやすいからだそうです。
脅威の致命率0.1%というシンガポールでは、無症状~軽症例も徹底的にPCR検査をして診断している事が致命率が低い理由の1つではないかと考えられているそうです。ならばやっぱりPCR検査を徹底的に行った方が良いと思われますが・・・日本もシンガポールほどではありませんが、致命率は低く軽症例が見逃され過ぎているという事はないのではないかと。感染者が爆発的に増加しておりましたニューヨーク州で3000名にPCR検査を行ったところ、13.9%が陽性であったとも発表されておりまして、診断されているよりも実際にはずっと多くの感染者(恐らくは無症状~軽症)がいた事が分かります。
また、人口当たりの新型コロナウイルスによります死者数を見てみますと、日本はシンガポールと同じくらい国内の死者数を抑えている事が分かるのだそうです。この致命率や人口当たりの死者数は現時点のものでありまして、今後の流行によって変化しうるものではありますが、少なくともこれまでのところは日本の新型コロナウイルス感染症対策は多くの国よりもうまくいっているのだと。結論として、「PCR検査が足りていないから感染者が減っているように見えるわけではなく、国民の努力のおかげで緊急事態宣言以降実際に感染者数は減少傾向」なのだと。信じていいんですかね・・・?
海外でのロックダウンのような強制力が無い外出自粛要請だけでここまでの結果が得られているのだとすれば、日本人の国民性というものは素晴らしいと思いますが、もちろんまだ安心というわけではありません!ゴールデンウィークを迎えまして、ついつい気が緩んでしまう時期でありますが、引き続き‘3密’を避け、外出から帰ったら手洗い&うがいを徹底しないといけません!そして、例え緊急事態宣言や外出自粛要請が解除されたとしても、すぐに元の生活が戻るというわけではありません。社会機能を維持しながら新型コロナウイルスの流行を抑え完全終息させていくという事が次の目標となります。
気になるゴールデンウィーク初日であります昨日の各地の人出が発表されましたが、東京・渋谷は感染拡大前に比べまして77.8%減、名古屋は77.6%減、横浜は76.7%減だそうで、一見ちゃんと減少しているように感じられるのですが、26日の日曜日と比べますとなんと渋谷・名古屋・横浜・川崎・千葉船橋・神戸三ノ宮・福岡天神など軒並み増えてしまっているのだそうです(**)BMに居たら人出は確実に減っているように感じられましたけれどね(^^;)この反動結果がゴールデンウィーク後に現れませんように・・・
今日で4月が終わりました。後半は新しい試みであります真空パックメニューのテイクアウトというのを昼間始めまして、仕込みや宣伝活動に追われまくりまして月日が経つのがあっという間(**)曜日感覚すらも薄れておりましたが、学生時代にアルバイトをしておりました25年前ぐらい振りの昼間の仕事(^^;)体には良いのかもしれません(^^;)お酒も1週間ぐらい飲んでおりませんしね。緊急事態宣言はゴールデンウィーク以降も続きそうな流れですし、、、まだまだ耐える日々は続きそうです。だったらどうせならば楽しまないと!常連さんや懐かしいお客様、もう数十年はお会いしていないだろうという親戚の方など、皆様の温かいお気持ちを実感させていただいております(^^)来月も開き直って頑張っていきましょう!結局新規のお客様は今日もいらっしゃりませんでしたが・・・(^^;)



2020年4月29日(水)
祝日らしく(^^)

まだまだ新型コロナウイルスの感染が続く中、今週から既に入っている方もいらっしゃるかもしれませんが、暦的には今日からゴールデンウィークに入りました。BMは本来ならば祝日でお休みなのですが、今は休んでいる余裕はありませんので真空パックメニューのテイクアウト営業を行わさせていただきました!飲んでいって下さったお客様もいらっしゃりましたけれどね(^^)
ゴールデンウィークを迎えたとはいえ、外出自粛の影響で鉄道の駅や空港は閑散としていて、例年とは様変わりしていたようです。各新幹線の今月24日から来月6日までの指定席の予約は、昨年のゴールデンウィークと比べますとなんと1割以下まで減っているそうです。一方、空の便も鉄道と同じ状況のようで、航空会社によりますとゴールデンウィーク中の最新の予約者数は、昨年と比べまして国内線で約93%、国際線で約98%それぞれ減少しているという事です。
羽田空港でも旅行や帰省する家族連れの姿はほとんどなく、知事が訪問しないよう求めました沖縄県の那覇行きの飛行機も搭乗率は1割台だったと。まぁこれだけ自粛を呼び掛けておいて例年通りだったら大問題なわけですが・・・それにしてもいくら新型コロナウイルスを持ち込まれるのが怖いとはいえ、観光を主な収入源としております沖縄県にとりましてはまさしく苦渋の決断でしょう。。。
有名な沖縄そば店や沖縄料理屋などからも、SNSを通じまして「お願いですから今は沖縄に来ないで下さい」なんて声明が出されていたそうですが、それでも来てしまう観光客というのはいるものですから、、、飲食店としては感染が怖いから泣く泣く店を閉めるか、自棄になって感染のリスク覚悟で稼ぎにいくか、どちらかを決断せざるを得ない事となります。地元民相手の営業ならばともかくも、開けていたらどこから誰が来るか分からないのですからね。。。
そして旅館・ホテル業界も同じく、いや、地元民相手ではなく完全に観光客相手の商売という事を考えましたら、もしかしたら飲食店よりもっと悩まされている事でしょう。閉めれば経済的に立ち行かなくなりますし、開けても人は来ないし下手したら誹謗中傷の的になってしまいます。そして感染のリスクに脅えていなければいけない(**)まさに地獄だ。。。結局行政で長期的な補償をしていかない限りは、倒産までのカウントダウンを待つのみといった感じか(++)
ニュースでは佐賀県の様子が流れておりましたが、佐賀県内の多くの旅館やホテルも、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けまして臨時休業をしているのだそうです。この時期、いつもならば満室だった予約もほぼ0という事で、、、営業するにしても感染の懸念は拭えないと。「開けても地獄、閉めても地獄」-異例のゴールデンウィークに苦悩する旅館・ホテル業界の姿が浮かび上がっております。。。
佐賀県の観光コンベンション連盟では、利用者の半数以上を占めます福岡県で7日に緊急事態宣言が出た事を受けまして休業の検討を始めたそうですが、当初は「感染者が出たら観光地として致命傷になる」、「どうしても断れない大きな予約がある」などと様々な主張があったと。結局は、「一部が開いているとそこに人が集まる。全施設の一致団結が必要だ」との結論が3回の話し合いの末出まして、営業続行を主張する側にも理解してもらったと。一部が開いているとそこに人が集まる、なんだかこちらで騒いでおりますパチンコ業界を思わせますね・・・
同様に、唐津市の呼子鎮西旅館組合と藤津郡太良町の竹崎かに旅館組合も一斉に休業しているとの事です。「カニが美味しい季節で残念だが、命と健康が第一、感染を防ぐためには開けない事が地域を守る事にもつながる」と、組合長は苦悩を明かしながら話しておりました。呼子かぁ・・・よくバンブーリーフさんが行かれておりましたが、Tもかちゃんなど福岡県人に聞いてもカニやイカが美味しいらしいですからね、この時期に営業できないのはさぞかし痛手でしょう(**)
一方、嬉野など市部の旅館やホテルの中には、営業している施設もあるのだそうです。武雄市では、観光協会会員の21施設のうち4施設、唐津市では78施設のうち25施設、嬉野市では温泉旅館組合加盟32施設のうち10施設が営業していると。営業している施設は、「馴染みの客も多く、来ないでくれとは言えない。雇用を守るために日銭を稼がないといけないし、設備を何日も止める事はできない」と話し、県内を中心に1日当たり1~2組の予約が入っているとも話しておりました。
佐賀県では、旅館やホテルは休業要請の対象外でありまして、協会や組合で休業を強制する事は難しいと言います。原子力発電所や新幹線の工事関係者が長期間宿泊しているケースなど、様々な事情もあると言います。なるほど・・・工事関係者などは市の都合で仕事与えて滞在させているのですからね。そうした人達が仕事に打ち込めるような環境はちゃんと市の方で作っていってもらいたいものです。
休業の期間にも違いがあるといいます。緊急事態宣言期間の5月6日までや、「当面の間」の他、5月末までの施設もあると。ニュースで流れておりました武雄市の関係者は、「もう5月7日に再開できるという事は無いだろう・・・」と話しておりました。「緊急事態宣言の解除自体が難しいだろうし、例え解除されたとしてもじゃぁすぐにと旅に行く気持ちになるものかどうか・・・」とも話しておりました。逆に、「休館は5月6日までが限界。もうそれ以上は経営が持たない」という悲痛な声も流れておりました。。。
佐賀県内の各施設の4月の売り上げは、「半減なんてものじゃない、9割減だ」、「宿泊だけでなく、結婚式から宴会、法事までないから全くと言っていいほど無い」という声が多いのだそうです(**)武雄市の旅館経営者は、「6月末までの休業状態は覚悟している。従業員を守るため雇用調整助成金を活用するなどして凌いでいるが、長引けばとんでもない事になる」と話しておりました。でも、6月一杯まで持つというだけでもまだいいという、本当に逼迫した状況なのでしょうね(**)
飲食業界も旅館・ホテル業界も、まぁ今話題のパチンコ業界を入れても、結局やらざるを得ないからやっているという事で、結果それが新型コロナウイルス感染拡大の可能性を広げてしまっている。。。当事者達はもちろんそれは本意ではない。でも、生活があるから、家族や従業員を養っていかねばならないから、必死に手を尽くしているわけです。我々飲食業界は、人間ご飯は食べないといけないですからまだいい方なのかもしれません。旅館・ホテル業界は・・・我慢すればできてしまう業界ですから大変でしょう。。。
この新型コロナウイルス感染症の危機を乗り切ったら、国内旅行助成制度とかできればいいと思うのですけれどね・・・そうしたら今苦しいながらもなんとか踏ん張っている旅館・ホテル業界関係者の方達も、「それまでなんとか踏ん張ろう!」と思えるかもしれない。それと同時かその後に我々飲食業界用に使える金券制度を国が作っても良い。マスクを全世帯に2枚配るお金があるのならば、そんな風に税金は有効に使ってもらいたいものです。
BMの真空パックメニューテイクアウト営業の方は、昔懐かしい女の子達が家族連れで数組いらしてくれたりと(^^)祝日っぽかったようです!ようですというのは・・・僕は今日は仕込みが忙し過ぎて間に合わずBMには午後4時前まで行けなかったから(**)みんなと久々に会いたかったのですけれど、なんせ毎日寸胴鍋と戦っておりますので(^^;)でも有難い事ですからね!作っても売れないじゃ生きていけませんから。
子供達はBM横で遊んでおりまして、大人達はBM内で食べながらお茶をしていたそうです。皆さんのゴールデンウィークのささやかな思い出となればよいのですけれど!ゴールデンウィーク期間中は毎日開店致しますので、お時間がある際は是非お立ち寄り下さいませ!そして営業終了後はそのまま配達に出掛けまして、BMでテイクアウトを買って下さる同業者を見習って、今日は我々も2軒のテイクアウトを夕ご飯用に買わせていただきました。みんなで助け合って励まし合って!楽しく頑張っていきたいですね!しかし今日も・・・新規のお客様は0でした(^^;)いつになるのか新規記念日は??

2020年4月28日(火)
いつか必ず

欧州の地球観測プログラム「コペルニクス大気監視サービス(CAMS)」が先週発表したところによりますと、北極上空にできておりました、極渦(きょくうず)と呼ばれます大規模な気流の渦によって発生しました、過去最大規模とされますオゾン層の穴(オゾンホール)が、既に消滅している事が分かったとの事。
今年は新型コロナウイルス感染拡大によります世界各国のロックダウン(都市封鎖)措置などによりまして、大気汚染状況が改善しているとの報告が相次いでおりますが、CAMSはこの北極の巨大オゾンホールの消滅に尽きましては、「ロックダウンとは無関係」、「大気の質の変化との関連は無い」とのツイートを出しております。どうしてそう言い切れるのかはツイートされておりませんでしたが・・・
一方、人間活動が原因だとされております南極のオゾン層破壊ですが、こちらのオゾンホールは昨年、観測が始まって以来最少の面積を記録しているのだそうです。CAMSは、「オゾン層がゆっくり回復に向かっている」との見解を示しております。今回の北極のオゾンホール消滅も、中国をはじめとして生産活動を止めたからじゃないかと思ってしまうのですがね・・・まぁ新型コロナウイルス感染症騒動が収まって生産活動を大々的に再開してみれば分かる事ですが。
どう考えたって新型コロナウイルス感染拡大によりますロックダウンと同時に、北極のオゾンホールが消滅って偶然とは思えませんがね?何年も懸念事項として世界中で対策を考えても太刀打ちできなかったオゾン層破壊問題が、この世界各国のロックダウンによりまして一瞬で解決っていうのがメンツが立たないのかまた生産活動を再開するために認めたくないのか、関係無いとは到底思えません。
それですと逆に言えば、オゾンホールが出来た事も人間の生産活動とは無関係という事になると思われます。でも、南極のオゾンホールができた原因は前述のように人間活動だと認めているのですから矛盾した話です。でもまぁなんにしろオゾンホールが消滅したというのは、地球環境にとりましては間違いなく良い事です!温暖化も止まるかもしれませんしね。
新型コロナウイルスは、人間だけではなく地球にも大きな影響を及ぼしたという事は認めざるを得ないでしょう。少なくともこんなにも世界中で生産活動が止まったという事は前例が無いのですから、良い意味でも悪い意味でも影響が無いわけはありません。今回は人間にとりまして、地球に及ぼされた新型コロナウイルスの影響のうち、良い意味で捉えた場合どのような変化が起きたのか検証してみたいと思います。
①人間の活動が止まった~自動車が消えた道路。新型コロナウイルスで封鎖されました都市では、人間の移動が止まりました。ニューヨークやパリなど大都市でも、交通混雑が消えました。アメリカ・カリフォルニア州では、自動車事故が半分に減ったという報告も出ております。世界の空路も閉ざされました。欧州の航空便は90%以上減り、韓国でも国際線搭乗者数が95%急減しております。
②動物は自由を得た~人間の活動がまばらとなりまして、野生動物が再び現れ出しました。オーストラリアのアデレードでは、1頭のカンガルーが通りを疾走する場面が捉えられました。人の姿が無くなりました公園では、ジャッカルがうろつき、インドのデラドゥンではアクシスジカが村の通りを駆け回っているといいます。閉鎖されました動物園は動物達の遊び場となりました。水族館に暮らします南極出身のペンギンは、北半球のベルーガに会いに来ていたといいます(^^;)
③空がきれいになった~新型コロナウイルスは、逆説的に人類にきれいな空をプレゼントしました。新型コロナウイルスで封鎖措置を取りました国は、粒子状物質濃度が9%ほど下がったといいます。衛星写真でも世界各地の大気汚染度が明確に改善されております。最悪の大気汚染国でありますインドでは、青い空が現れたと。インド北部のジャランダルの住民らは、初めて200キロメートル離れましたヒマラヤのダウラダール山脈を肉眼で見たと。韓国も冬季の粒子状物質濃度が昨年より27%も減っているそうです。
④水がきれいになった~観光客が減りました‘水の都’イタリアのベネチアの運河は、鮮明なエメラルド色を取り戻したそうです。新型コロナウイルス感染拡大が広まります以前は、底が見えないばかりかその水を浴びるだけでも病気になると言われていたほどだった汚染度が、今では水が澄んで底に住む魚やクラゲが見えるほどだといいます。
⑤地球が静かになった~人間の活動時間が減りまして、都市の騒音も消えました。騒音が消え、地震波の雑音も3分の1ほど減ったそうです。地質学者はおかげで地震・火山活動観測が容易になったと言います(^^;)以上5点が挙げられるそうですが、どれもここ日本で過ごしていても納得がいきますね。確かに人間の移動が止まりましたし、空がきれいに見えるし、地球が静かになりましたから。
ある人の考え方によっては・・・「今回の新型コロナウイルス感染症騒動を良い機会に、人類は不用な海外旅行や国内旅行を控え、仕事や接待、出張、学習などの在り方を見直し、移動の少ない社会を実現しなければならないのかもしれません。無駄な新型車の発売、パッケージを少し変えただけの新商品の発売、大して美味しくもないのにインスタ映えとか言ってる無駄な飾りをする飲食業界などなど」だと。まぁ一理ありますね。。。
人間や生物が生きていく上で最も大切な、青空・清んだ空気・ゆったりとした時間の流れ、などを今回の新型コロナウイルスは教えてくれた気がすると。あまりにも人類が縦横無尽に振舞うから、地球からの逆襲に遭ったとしか思えないとも。それで思い出したのですが・・・数日前お客様からこんなLINEが送られてきておりました。なるほど・・・と思ったのですが、チェーンメールっぽかったので取り立て返信もせずにおりましたが(^^;)知っている方も多いかもしれませんが一応載せておきます。長いですが良い言葉だと僕は思いますがね!どう思われるかは読まれた方次第で(^^;)
コロナウイルスから人類への手紙 『地球は囁きました でもあなたは耳を貸さなかった 地球は話しました でもあなたは聞かなかった 地球は叫びました でもあなたは耳を塞いだ そして、私は生まれました・・・ 私はあなたを罰するために生まれたのではありません・・・ 私はあなたの目を覚ますために生まれたのです・・・ 地球は助けを求めて叫びました 大洪水、でもあなたは聞かなかった 燃え盛る火事、でもあなたは聞かなかった 猛烈なハリケーン、でもあなたは聞かなかった 恐ろしい竜巻、でもあなたは聞かなかった
汚染した水により海の生き物が死んでいく 警鐘を鳴らして氷山は溶けていく 厳しい干ばつ、そんな時、あなたは地球の声を聞こうとしなかった 地球がどれほど悲観的な危機にさらされていてもあたなは聞こうとしなかった 終わりのない戦争 終わりのない貪欲さ あなたはただ、自分の生活を続けていた どれだけの憎しみがそこにあろうと 毎日何人が殺されようと 地球があなたに話そうとしている事を心配するより 最新のiPhoneを持つ事の方が大切だった
でも今、私はここにいます そして、私は世界のその軌道を止めました ついにあなたに耳を傾けさせました 私はあなたに避難を余儀なくさせました 私はあなたに物質的な考えをやめさせました・・・ 今、あなたは地球のようになっています あなたは自分が生き残る事だけを考えています どう感じますか? 地球を燃やして・・・ 私はあなたに熱を与えました 汚染された地球の空気・・・私はあなたに呼吸への課題を与えました 地球が弱っていくように、私はあなたから快適さを取り除きました あなたの外出 あなたが以前は忘れていた地球とその痛み そして私は世界を止めました
そして今・・・ 中国の空気はきれいになり・・・ 工場は汚染を地球の空気に吐き出さなくなり 空は澄み切った青色に ベニスの水は透明になり イルカを見る事ができます なぜなら水を汚していたゴンドラを使っていないから あなたには 自分の人生で大切なものは何かを考える時間ができました もう一度言います、 私はあなたを罰しているのではありません・・・ 私はあなたを 目覚めさせるためにここにいるのです これが終わったら私は去ります・・・
どうか、 これらの瞬間を覚えておいてください 地球の声を聞いてください あなたの魂の声を聞いてください 地球を汚さないでください 争う事をやめてください 物質的な事に気を取られないでください そして、 あなたの隣人を愛し始めてください 地球とその生き物たちを大切にし始めてください 何故なら、この次 私はもっと強力になって帰って来るかもしれないから・・・』
今日も調理済み真空パックテイクアウト営業致しました!1階で、柄にもなく嫌だけれど窓にメニューの貼り紙も貼って、ドアも開けたまま営業しているのに・・・2日間新規のお客様0という夜と変わらない状態(^^;)スーツ姿でマスク着けていると怪しいのかな(・ ・?)でもまさか私服でってわけにはいかないし(^^;)それでも知り合いの方達がこのピンチに駆けつけて下さいまして、大量の大人買い!そして大八さん&鬼嫁とはゆっくり話せまして(^^)自粛要請範囲内ならば飲める環境を作ってもいいかなと思いました!営業時間につきましては、今は12時~14時まで店頭販売、それ以外の時間帯は配達時間としておりますが、様子を見て12時~14時、買い出しの時間を設けてまた17時~20時としようかなと思っております。
まぁゴールデンウィーク中まで毎日出てみて様子を見ますが、ランチ時間に見て下さった方が会社帰りに買って帰っていけるように17時からも開けた方が良いのではと大八さんから提案いただきましたので確かにと。もちろん予約を頂ければいつでもBMにてお渡し可能です(^^)色々お客様にとって1番良い方法を模索しながら考えていきたいと思っております。
それにしても、こんな時応援して下さるお客様のお気持ちは本当に有難く嬉しい・・・意外と懐かしい方達がいらして下さったり(^^)、いつも応援して下さっている方はやっぱり応援してくれたり(^^)このご恩を忘れず、恩を受けた方達にはいつか必ずご恩返しをしなければなと!そして僕も、今苦境に立たされている同業者達を応援していかねばとより一層思えました!みんなで頑張って乗り越えていきたいですからね!明日からも・・・頑張ります(^^)テイクアウト、仕込みに追われまくって大変ですけれど、意外と思っていたより楽しい!早く昼夜逆転生活に慣れなければ(^^;)

2020年4月27日(月)
初日(^^)

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、業態を指定して休業要請をする自治体が増えてきております。今現在で20を超える都道府県が休業要請を決定しておりますが、休む事業者への支援は自治体ごとにバラバラで、、、神奈川県のように補償をするような財政状況にないと首長が漏らす自治体もある始末です(**)
そんな事を言われるから我々だって「だったら生きるために感染のリスクを冒してでも働かなければ・・・」と思ってしまうわけですが、、、もっとも財政資金が潤沢であります東京都の「感染拡大防止協力金」ですら、店舗の家賃にも満たないためだったら協力せずに営業を続けていた方がマシだという声も聞こえてきます。BMの場合は、小さいお店ですので東京都の「感染拡大防止協力金」ならば1か月の家賃には足りますが、神奈川県の「感染拡大防止協力金」では足りない。。。
全国の飲食店経営者からは既に悲鳴が上がっております(++)4月16日に松井大阪市市長が、休業要請に協力した事業者に対しまして、個人事業主には50万円、中小企業には100万円の給付、そして飲食店にも協力金が必要だとの見解を示しました大阪府のある飲食店経営者は、「4月14日から休業しているが、補償金や給付金が出る出ないと言った話がもう1か月近く続いている。ここにきてやっと出すそうだが、実際にどんな手続きを踏んでどういった書類を出して、具体的にいつ出るのか分からない。仮に5月に50万円が給付されたとしても、家賃分にもならない・・・」と嘆いておりました。
この方は、店舗の責任者や近くの飲食店経営者らと相談の上で、店の営業再開を決定したそうです。ランチタイムの3時間、夜間の3時間と従来の営業時間よりは限定的なものとなってしまったのだそうですが、営業再開の通知を店のホームページに載せたところ、すぐに電話やメールが殺到したのだそうです。その内容は・・・
近くの住人と思われる人達から、「コロナをばら撒くつもりか!」、「自分さえ良ければいいのか!」などといった営業再開に反対する意見が圧倒的に多かったのだそうで、中には脅迫めいたメールもあり、、、これでは例え新型コロナウイルス感染症騒動が収まったとしても安心して営業ができない気がすると頭を悩ませているのだそうです。。。
別の千葉県のある居酒屋店主は、「3月上旬から売り上げは前年の半分程度。国の緊急事態宣言、県からの営業形態の自粛要請が出てからは、来客が1日数人という事もある。補償金が出るらしいという話しかなく、具体的にいつ出るのか、いくら出るのか、その条件にうちが該当しているのかどうかもころころ話が変わるのでよく分からない。やっぱり補償無き自粛要請はのめない」と語っておりました。
この方には、小さな子供と高齢で病弱な両親がいるそうです。新型コロナウイルス感染への恐怖も大きく、できれば休業したいのが本音だと漏らしておりました。「命が大事なのは重々分かるが、今営業しないと1か月後には本当に野垂れ死ぬ。今営業をしていれば、向こう1か月2か月は暮らせるだけのお金が残るのだから働かざるを得ない」と悲痛な訴えを漏らしておりました。痛いほど分かるなぁその気持ち・・・4月前半ぐらいの僕もそうでしたが、自粛した方がいいと分かっていながらだから精神的にも辛いんですよね。。。
店では表向き、県の方針に乗っ取って「19時以降のアルコール提供を控える」としているそうですが、実際には19時以降もアルコールの提供を行い、普段通りの営業を行っているとも正直に漏らしておりました。「お客様から問い合わせがあったらこっそり案内している。外の看板の電気も消して、外からは営業しているかどうかは分からない。休業していた近隣店舗も、こっそり営業を再開し始めた。1か月後に50万円の補償金が出たところで全然足りない。そのためには闇営業をしていないと店は潰れてしまう」と。結局のところはここなんですよね負の連鎖の全ては!
中小企業や個人経営者は、恐らくは一般的なサラリーマンの方達が考えているよりもギリギリの資金繰りでなんとか会社や店の運営を続けております。飲食店に「感染拡大防止協力金」を出すにあたり、「何故そんなに飲食店を手厚く保護するのか?」、「この程度で潰れてしまうような体力の無い店だったら、協力金を出したとしたってしょせん長くは持たない」、「体力の無い店は客の支持が無い店なのだから潰れてしまってもいい」、などという声を耳にしました。
さすがに僕は同業者だからそこまでは思いませんでしたが、どちらかといいますとそのような意見も一理あるなとも思っておりました。ここが生き残れるか潰れてしまうかの分かれ道、今までの経営姿勢・努力が試される時!お客様に愛されているお店は必要なお店として生き残れるはず、我々も切磋琢磨してそういう競争社会に身を置いた方がもっといいお店になるためにも良い、と思っておりました。
でも・・・事態はそんな甘いものではありませんでした。。。新型コロナウイルスの脅威は、まさに想像以上でした・・・その感染力の凄まじさ、そして志村けん氏や岡江久美子さんなど、有名人が簡単に亡くなっていって、家族に対面もできないまま荼毘に臥されていく姿を見ておりますと・・・どこか自分とは縁が無いように感じられていた新型コロナウイルスがとても近くに感じられるようになりまして恐ろしさを実感させられました。。。これは、通常営業していたら家族への感染やお客様との相互感染のリスクが高過ぎるなと。
ですから僕は、‘バーはこんな時にこそ開けていて、悩んだり荒んだりしているお客様の心を癒すもの’だという信念を断ち切って、まさに断腸の思いで通常営業を止めましたが、一部の方達にとりましては今でも闇営業を続けている人達の姿は「自分勝手」に映るかもしれません。それも正しいとは思います。が、「仕事はするな、いつになるか分からないが金は必ず渡す」と言われても、素直に応じられない、ましてやその金が十分でないのならば、という気持ちもよく分かるのです。これがいついつになれば終息するからそれまでの辛抱だと分かっていれば全然違うのですけれどね。ここが新型コロナウイルスの1番厄介であり恐ろしいところです。。。
自治体によりましては、休業要請に応じない商業施設を公表するといった意向を示しておりまして、自粛や休業をしない経営者らが悪いといった雰囲気が醸成されつつもあります。しかし、止むに止まれず営業を続けている人達を責めるより、手厚い補償を国や自治体に求め続ける事の方がどれほど建設的か、我々は冷静に考える必要があると思います。自粛による損害に十分応えられるだけの補償をしなければ、飲食店が安心して休めないのは自明の理。飲食店が潰れてしまえば、仕入れ元であります生産者や設備業者、家主などにも被害が及び連鎖で倒産してしまいます。闇営業しなくても安心できるような強力且つ迅速な施策を求めざるを得ません。我々失業保険も無いしなぁ・・・(**)
ですから僕は、BMの料理を真空パックテイクアウトでご提供して生きながらえていく道を選びました(^^)感染のリスクをなるべく低く、それでいてBMにできる事でお客様に喜んでいただける道を模索致しまして。準備に機器投資や味の均一化などでかなりの時間を要してしまいましたが、ようやく思い通りの準備が整いまして!とりあえず先週金曜日からの3日間は常連さんへの配達という事でご挨拶もさせていただきました。
そして今日からBM17年目にして初の昼間営業開始となりました!といいましても真空パックのテイクアウトでありランチはご提供致しませんが。僕はお店をベタベタ飾りつけるのは嫌なのですが、仕方なく入り口窓にはテイクアウト・メニュー一覧、などの紙も貼りました。従業員に無理やり説得させられまして(^^;)でもどうせやるのならばもう開き直って!と、初日の今日は1人でドアも開けて換気をしながら、11時半からカウンターに立っておりました。
いやぁ初めての感覚で、17年間過ごしているお店だというのに落ち着かないもので(^^;)しかも道行く方達が、「あそこなんか始めたね」みたいな感じでジロジロ覗いていくものですから(^^;)今までほぼ常連さんで支えられてきました僕には、開店当初以来の感覚でした(^^;)でもやってみましたら・・・楽しかった!(^^)懐かしい方達もいらしてくれましたし、近くにお勤めの方達も顔を出してくれましたし(^^)ただ、新規のお客様は0でしたね(^^;)今日のところは覗いてみて、今度行ってみようかと思っていただけたと祈りましょう(^^;)
陣中見舞いを持っていらしてくれましたSMさんには、<ホットコーヒー>をご提供致しましてカウンター奥でしばらくお話をさせていただいたのですが、昼間はお酒の提供も許可されているのだからゆくゆく慣れてきましたらこういう営業の仕方もありかなとも思えましたし(^^)これからまた新たに色々な方達と知り合えていくのもいいなとも思えました!明日ももちろん行いますし、ゴールデンウィーク期間も毎日開けたいと思っております!連絡先が分かる方は、何時ごろ行くとご一報下さいますと助かります!しばらくは、この道で生きていくか!と(^^)窓も貼り紙だらけになってしまった事ですしね(^^;)

2020年4月25日(土)
月曜日から店頭販売も開始致します!

今日も昨日に引き続きまして、今日は旭区・神奈川区・港北区方面を中心にご注文いただきました常連さん達の家へ真空パックメニューの配達に行って参りました!昨日予想よりも多くのオーダーをいただきましたので、今日の分が足りなくなってしまいまして朝から仕込みに追われながら(^^;)ようやく14時頃に全品仕上がりまして出発致しました。
今日も皆様の元気なお顔を拝見できまして嬉しかったのですが、2日間とも、こちらが買っていただいてお届けに上がっているのに、「わざわざすいません」と声を掛けていただきまして逆に色々と頂き物を頂戴してしまってm(_)mさながら物々交換の状況に(^^;)こんな状況の時にも相手の事を思いやれる、改めまして僕は素敵なお客様に恵まれているなぁと実感させていただきましたね(^^)
そして配達を無事に終えまして帰ってからも、話を聞きつけたお客様達が「買うから今から行くよ!」とBMまでいらして下さったり、明日以降のオーダーをいただいたりという事で、もう一度買い出しに出掛けまして今晩もずっと仕込みを!「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」なんて、合わせて30人前お作りしていたのですが、あっさり「10人前予約で!」なんて言って下さるものですから嬉しい悲鳴という感じで(^^;)
でも、こういう時にお客様の有難み・優しさというものを実感致しますね・・・遠く離れたところにいらっしゃるお客様からも「買うから送って~!」などと連絡をいただきまして(^^)僕も見習いましてお世話になった同業者の方々へこういう時こそ貢献してお返しをしなければと感じさせられました。今月はほぼほぼ営業実績0に近いようなものだったのですが、なんとか子供にご飯は食べさせてあげられそうです(^^;)
夜には今日お買い上げ下さいました方達から、写真付きの「美味しかったよ~!」という声もいただきまして!これで味的にも数量的にも目途が立ちましたのでいよいよ来週月曜日から本格的に真空パックメニューの販売をさせていただきます!!そこで先日ご紹介させていただきましたが、改めまして常時ご用意させていただいておりますグランドメニュー10品と、月曜日の日替わりメニュー2品をご紹介させていただきます!
①「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」~200グラム・600円(税込み)~BMでも人気があります「マテ茶鶏の黒チキンカレー」のルーのみの真空パック販売。店頭販売では冷蔵状態、配送では冷凍状態でお渡し致します。冷蔵保存では1週間、冷凍保存では1か月の保存が可能です。冷凍状態からはボイルで7~8分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!スパイスが効いて辛口ですのでお子様はご注意を(^^;)
②「デミグラスハヤシルー」~200グラム・600円(税込み)~BMでお出ししております「自家製ハヤシライス」のルーのみの真空パック販売。店頭販売では冷蔵状態、配送では冷凍状態でお渡し致します。冷蔵保存では1週間、冷凍保存では1か月の保存が可能です。冷凍状態からはボイルで5~6分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!ボイルしてから鍋に少量赤ワインを加えて温めますと、大人の味に仕上がります(^^)
③「野菜たっぷりミートソース」~180グラム・600円(税込み)~BMでお出ししております「自家製ミートソーススパゲティ」のソースのみの真空パック販売。店頭販売では冷蔵状態、配送では冷凍状態でお渡し致します。冷蔵保存では1週間、冷凍保存では1か月の保存が可能です。冷凍状態からはボイルで5~6分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!ボイルしてから大人は赤ワインを、お子様はケチャップを加えて鍋で再度温めますとより風味が引き立ちます(^^)
④「大根入り豚の角煮」~200グラム・600円(税込み)~こちらは従業員手作りの角煮でございまして、僕が一押しでグランドメニュー入りとなりました!恐らく10品の中でも1・2を争う原価率なのですが(^^;)これは美味しいです!角煮といいますともたれるようなイメージがありますが、従業員のは梅干しと生姜をふんだんに効かせておりますのでさっぱりとした後味で体にも良い感じ(^^)仕込みにかなり手間が掛かる様子ですので1番数量が限定されてしまうかもしれませんがあしからずです。保存期間は上記の3品と同じで、冷凍状態からはボイルで7~8分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!
⑤「てごねハンバーグステーキ」~100グラム2個入り・600円(税込み)~BMでお出ししております「自家製ハンバーグステーキ」の味そのものなのですが、BMでは80~90グラムを3個1人前としているものを、真空パックメニューでは100グラムを2個と統一させていただきました。味わいはBMと全く同じものです(^^)保存期間は上記の4品と同じで、冷凍状態からはボイルで7~8分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!沸騰してから7~8分としませんと、火は通してあるのですが中まで温まらない可能性がありますのでお気をつけて下さい。
⑥「れんこん入りつくねの照り焼き」~60グラム3個入り・600円(税込み)~BMでお出ししております「れんこん入りつくねの照り焼き」の味そのものなのですが、これは真空パックに致しますと手作りのタレがじっくり中まで染み渡りましてかえって美味しいかも!(^^;)僕は好きな味でしたね(^^)ですから主食のおかずとしても、お酒のおつまみとしてもお楽しみいただけると思います!保存期間は上記5品と同じで、冷凍状態からはボイルで6~7分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!
⑦「クリーミーマッシュポテト」~200グラム・500円(税込み)~BMで「自家製ハンバーグステーキ」や「ソーセージ盛り合わせ」などにガルニとしてお出ししておりますマッシュポテトと同じ味わいです。「マッシュポテトだけください!」という方もよくいらっしゃりますので、その方達にとりましては待望のマッシュポテトの詰め合わせかと(^^;)色々な主食の付け合わせとしてもご利用下さいませ!保存期間は上記6品と同じで、冷凍状態からはボイルで5~6分温めますと美味しくお召し上がりいただけます!
⑧「ピリ辛ザーサイ」~200グラム・500円(税込み)~こちらも「大根入り豚の角煮」と同じくBMのメニューには無いのですが、普段従業員が自分用に大量に作ってたまにお裾分け致します女性陣から大好評だそうで、今回グランドメニュー入りとなりました。僕は食べられないので「ピリ辛ザーサイ」につきましては完全に従業員任せです(^^;)どうやら美味しいそうですよ!保存期間は上記7品と同じで、冷凍状態からは冷蔵庫での自然解凍となります。
⑨「和風ピクルス」~200グラム・500円(税込み)~BMでお出ししております「自家製和風ピクルス」の真空パック販売。BMでお出ししております時は、とにかく足が早い、いわゆる傷みが早いので保管に苦労しておりましたが、真空パックというのは凄いものですね!長年「自家製和風ピクルス」の保存に悩まされてきました僕にとりましては発明のような画期的な保存方法の発見でした!おまけに冷凍しても味が変わらないという事で、保存期間は上記8品と同じなのですが、こちらはできれば冷蔵保存、でも冷凍保存でもOKという形とさせていただきます。もちろん冷凍した場合は冷蔵庫で自然解凍で。
⑩「野菜だくさん浅漬け~梅風味~」~200グラム・500円(税込み)~BMでお出ししております「季節の野菜の浅漬け」の真空パック販売。最近では鉄人の進言によりまして塩昆布も少量加えております。たっぷり200グラム入っておりますので、野菜不足になってしまっている方などは是非召し上がっていただきたいですね(^^)保存期間は上記9品と同じで、冷凍状態からは冷蔵庫での自然解凍となります。
☆月曜日の日替わりメニューNO.1「ひじきと根菜の黒胡麻サラダ」~200グラム・600円(税込み)~ひじき・れんこん・ごぼう・人参・3種の豆類などを黒胡麻のペーストを加えましたフレンチドレッシング味に仕上げました。体に良い事この上ないです(^^)小鉢のような感覚で、食卓にこういう1品がありましたら彩りが広がるでしょう。保存期間は上記10品と同じで、冷凍状態からは冷蔵庫での自然解凍となります。
☆月曜日の日替わりメニューNO.2「マカロニポテトサラダ」~200グラム・500円(税込み)~初回はサラダ系の日替わりメニュー2品と致しました。こちらはマカロニサラダとポテトサラダが一体化した夢の(^^?)コラボレーションメニュー!個人的に僕が好きなのでお作り致しましたが、意外とボリュームがありましてコロナ太りに悩まされていらっしゃる方は1食この1品でも満腹感が得られるかもです!保存期間は上記11品と同じで、冷凍状態からは冷蔵庫での自然解凍となります。
以上12品が月曜日に店頭販売させていただきますメニューとなります!夢を持っていえば全て売り切れ御免の数量限定。店頭販売は、基本的に月曜日~金曜日、12時から14時までとなります。その他のお時間でもご連絡いただければなるべくお渡しできるようにさせていただきますし、インターネット販売がスタートするまでは、ご連絡いただきました住所への発送、できるかぎりの配達も承りますのでご相談下さい!(^^)
いよいよ・・・17年目にして新たな試みがスタートとなります(^^)仕込みに追われる日々でろくに下の娘の遊び相手もできない時間が過ぎておりますが、、、洋食屋さんの偉大さを実感させられると共に、やりがいも感じております(^^)こうしなければ生きていけないという状況に追い込まれたのは開店早々の時期以来なもので気合いが入りますしいい勉強をさせてもらっております。こういう時に、今までの17年の仕事の成果が出るとも思っておりますし。ちゃんとマスクしてカウンターに立っておりますので(^^;)皆様是非宜しくお願い致しますm(_)m

2020年4月24日(金)
楽しかった(^^)

昨日はリーマン・ショック以来の景気悪化、それに伴います飲食業の厳しい現状について書かせていただきましたが、もちろん会社員の方だって苦しんでおられまして例外ではありません。今日は新型コロナウイルスの感染拡大で企業業績が強く下押しされるため、今年の夏の民間企業のボーナスは前年夏と比べまして大幅な減少となりそうだというニュースが流れておりました。。。
中でも、経営体力が見劣りします中小企業や零細企業の間では、‘支給見送り’という事態も現実味を増すと(**)家や車をボーナス払いで買われている方も多いでしょうから、これは困りますよね。。。更に民間エコノミストの間では、今年夏のボーナスの段階では足元の急激な逆風を十分に反映しきれないとの見方も多く、今年冬以降は一段と内容が厳しくなるという恐ろしい声もささやかれているそうです(**)
複数の民間シンクタンクや大手証券会社が、4月に入りまして今年夏のボーナスの予想を発表したのですが、厚生労働省の毎月勤労統計ベースで、民間企業の1人あたりの支給額は前年夏と比べまして、三菱UFJコンサルティングが7.6%減の35万2366円、日本総合研究所が6.4%減の35万7000円、第一生命経済研究所が4.0%減の36万6000円、みずほ証券が1.9%減の37万4000円、をそれぞれ見込んでいるのだそうです。
何故こんなに詳しくボーナス額が明らかとなっているのかは分からないのですが(・ ・?)企業成績はもともと令和元年度の下半期に、世界景気の影響を受けやすい製造業を中心に鈍化していたと。そこに年明け以降は新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がりまして、人や物の動きが大きく抑制された事が追い打ちをかけているのだと。まぁこんな状況ですからボーナスが減るのは薄々覚悟はしていたかもしれませんが、個人消費の落ち込みを生むだけだからなんとか‘支給見送り’なんて事態は避けてもらいたいものですね(**)
主要企業では、令和元年12月期や、令和2年2月期の通期決算発表が進みますが、本来ならば同時に明らかにするはずの次期の業績予想は、新型コロナウイルスの影響で「合理的な算出ができない」としまして、現時点での発表を見送る企業が相次いでいるのだそうです。もちろんこんな新型コロナウイルスの感染拡大なんて前代未聞の異常事態なのですからそれは分かるのですが、余計に企業業績の先行きは不透明だと不安感を煽りますね。。。
今年夏のボーナスをめぐってとりわけ懸念されるのは、「大企業と中小企業で差が生じる可能性が高く、中小企業ではより厳しい結果が予想される」という点だそうです。中小企業の場合、大企業や中堅企業も参考にしながらボーナスの対応が決まる事が多いとされ、支給額が決まる時期は大企業などと比べると遅くなりがちなのだそうです。その分、新型コロナウイルスによります足元の業績悪化が織り込まれやすくなりまして、支給額の減少に拍車がかかってしまうと。
日本総合研究所の主任研究員の方は、「東日本大震災の直後にもそうした傾向がみられた」と指摘しております。東日本大震災直後の平成23年夏のボーナスは前年夏と比べまして、事業所規模30人以上が0.5%増だったのに対し、5~29人の企業は5.3%減と対照的だったと。特に、雇用の維持や事業継続すら危ぶまれている中小企業や零細企業は、ボーナスを支給する余裕は無いのが実情です。ですから減額にとどまらず、‘支給見送り’という最悪の動きが出てくる可能性が高まると。。。
今年夏のボーナスは、新型コロナウイルスの逆風を十分に織り込めるわけではなさそうな上、現状では新型コロナウイルスの終息は全く以て見通せません。このため、マイナスの影響は今年冬以降のボーナスにも持ち越されそうだという事です。いやいや下手したら来年夏のボーナスにだって影響が出かねませんからね(**)リーマン・ショックが直撃致しました平成21年夏は9.8%減、平成21年冬は9.4%減と、10%近い減少幅となったわけですが、今年冬や来年夏のボーナスはそれに迫る悪化幅となってもおかしくないと。
政府が4月7日に閣議決定致しました緊急経済対策では、新型コロナウイルス感染拡大の終息に目途が点くまでの「緊急支援フェーズ」と、終息後の反転攻勢に向けました需要喚起などに努めます「V字フェーズ」の2つの時間軸で打つべき手を盛り込みました。「V字回復フェーズ」では、新型コロナウイルスの影響が大きかった観光・運輸や、飲食、イベントなどの分野を中心としました消費喚起策などを通じて大掛かりな反転攻勢に出るとしました。が、、、残念ながら全く当てにはなりませんね(**)
こういうボーナス支給額急減というニュースは、家計の所得環境の悪化を通じて消費者マインドの委縮や将来不安を煽り、対策の効果が減殺されかねないからです。ですからあんまりこんなニュースばかり報じてほしくはないんですよね。。。新型コロナウイルス終息後に景気が如何に早く回復するかは、個人消費の回復速度にかかっているのは間違いないんですから!差し当たって今年夏のボーナス支給額が大幅に減少してしまいますと、個人消費の立ち直りが遅れ、景気回復の勢いを殺いでしまうリスクがあります。夏には新型コロナウイルス終息の目途が付いていて、みんなでまた笑いながら飲み合えていたらいいのですけれどね・・・
一方では、金の小売価格が2日連続で最高値を更新!というニュースが流れておりました。地金大手の田中貴金属工業が今日、金を1グラム当たり前日比46円高の6636円で販売し、2日続けて過去最高値を更新したとの事です。新型コロナウイルスの感染拡大で経済の先行きに不透明感が強まる中、‘有事の金’と呼ばれまして価値が下がりにくい金を買う動きが強まったためだそうです。コロナ不況を背景に金の価格が上昇傾向だという事ですが、それどころではない僕には全く関係無い話で(^^;)
そんな事よりコツコツと真空パック商品を売るのが今僕にできる仕事!今日も朝から大量の買い出しに出掛けまして、大量にグランドメニュー10品を仕込みました!初期投資がある程度かかるのは致し方ない。。。なんせ全く営業にならないのですから、なんとかして稼がなければならない!ボーナスもありませんしね(^^;)しかし10種類を大量に仕込んでおりますと・・・「洋食屋さんって凄いな・・・」と感じさせられます。いやぁ、時間が掛かる地道な作業で今まで恵まれていたなと実感致しますね。だからこそこの年で初心に返っていい勉強をさせてもらっていると!
改めましてグランドメニュー10品は・・・「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」、「デミグラスハヤシライスルー」、「野菜たっぷりミートソース」、「手ごねハンバーグステーキ」、「大根入り豚の角煮」、「れんこん入りつくねの照り焼き」、「クリーミーマッシュポテト」、「和風ピクルス」、「浅漬け~梅風味~」、「ピリ辛ザーサイ」です!これらに加えまして日替わりメニュー2品を、それぞれ20人前ぐらいずつ作りまして、真空パックに致しまして、ラベルを貼って製造年月日シールを貼りました。ちなみに栄えある初回の日替わりメニュー2品は・・・体に良い健康的なメニューと致しまして、「ひじきと根菜の黒胡麻サラダ」、「ブロッコリー&カリフラワー他10品目サラダ」です!
ここまでやり終えるのに丸3日掛かりました(^^;)試作や構成の時間も入れればもっともっとですけれどね。慣れればもっと早く出来るとは思うのですが、こういう事を毎日繰り返しているであろう洋食屋さんは凄い!お客様と乾杯させていただいて楽しく過ごしていただけだった自分を反省致しました。やっぱりこうして必死に働くというのはいいですね(^^)そして今日!出来上がりました商品達をオーダーいただきました近隣の常連さん達のご自宅へ宅配に上がりました!
久し振りの買っていただくという感覚、そして久し振りのお客様との再会(^^)、中区&南区を中心に6軒を3時間ほど掛けて回りまして、帰りますと「今いただきました!美味しかったです!」、「久々のBMの料理嬉しい!また注文するね!」というお客様の声・・・いやぁ楽しかったです!(^^)皆さんお元気そうで良かったし(^^)こんな状況の中快く買っていただきましたお客様の有難みを改めまして実感できましたし、お金を稼ぐって事の大変さも改めて感じました。50品ぐらい買っていただいたのですが、シャンパン1本分ですからね。でも嬉しかったし楽しかった!BMでのお酒にしろ配達での料理にしろ、やっぱり1番嬉しいのはお客様の喜ぶ顔だなと!明日は今日回り切れなかった旭区、神奈川区、港北区を中心に回ってきます!その前にまた仕込みを頑張らなきゃ(^^;)働けるって幸せですね・・・

2020年4月23日(木)
生き抜く

政府が今日公表致しました4月の月例経済報告で、景気判断を引き下げ、「新型コロナウイルス感染症の影響により急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある」との見方を示しました。「悪化」という文言を使うのは、リーマン・ショック後の2009年5月以来、約11年振りの事だそうです。まぁもともと良くも無いのに忖度して「変わらず良い」とか「緩やかに上昇」とか書いていただけだと思いますけれどね(^^;)
新型コロナウイルスによります感染拡大と緊急事態宣言が続く中、景気は一層落ち込んでおりまして、、、2か月連続で大幅な判断引き下げを余儀なくされた形です。。。が、これは別に悲観する事ではありません。新型コロナウイルスの感染拡大は世界的なものなのですから当然の事なのです。こんな事で一喜一憂しても仕方がないのです。騒いでも景気が良くなるわけでもないですし、新型コロナウイルスの感染拡大が収まるわけでもないのですから。
月例経済報告は、景気に対する政府の公式見解で、経済運営の土台となるのは事実です。その月例経済報告が2か月連続の下方修正、この事自体は2014年10月以来なのだそうです。3月分では、それまでの「回復」との文言を6年9か月振りに削除致しまして、「足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にある」とよく分からない表現にしておりましたが、今回は経済指標の下落が続く現状を踏まえまして、落ち込みの表現を「悪化」に強めた形となりました。状況認識につきましても、アジア通貨危機後の1999年6月以来、約21年振りに「極めて厳しい」と致しました。
個別項目では、14のうち個人消費や生産、輸出など6つで判断を下方修正しております。GDP(国内総生産)の半分以上を占めまして、外出自粛や営業休止などの影響を直接受けてしまいます個人消費は「急速に減少している」としまして、「このところ弱い動きとなっている」としました3月に続きましてこちらも2か月連続で下げました。輸出は「弱含んでいる」から「このところ減少している」と1年3か月振り、生産についても「引き続き弱含んでいる」から「減少している」と4か月振りにそれぞれ下方修正されました。国内外で自動車の販売が振るわず、生産調整の影響が幅広い産業に及んでいる事を反映しております。
これまで比較的堅調でありました雇用情勢も、さすがに新型コロナウイルス感染拡大の影響がもろに出てきてしまっておりまして、、、特に交通や観光などで厳しい状態となっているそうです。。。それはそうですよね(**)今は人を雇うなんて事は全く以て考えられないでしょう。。。3月の「改善してきたが感染症の影響がみられる」から、「感染症の影響により足元では弱い動きがみられる」に2か月連続で下方修正されております。丁度就職活動中のアルバイト君もいますから心配ですね・・・
このように、ようやく政府も都合良い理由を見つけまして景気の悪化が浮き彫りとなる形となりましたが、、、内需の柱であります個人消費は、買い溜め効果でスーパーなどの販売は増えておりますが、如何せん外出自粛の影響で外食・旅行が大きく下がってしまっております(**)7日に東京都や神奈川県など7都府県に発令されました緊急事態宣言は、16日には対象を全国に拡大するなど、感染が終息する目途はまるっきり立っておりません。
外出自粛や休業要請が再三にわたりまして呼び掛けられており、景気の更なる落ち込みが鮮明となりました。今後の先行きにつきましても、「極めて厳しい状況が続くと見込まれる」と発表されましたが、そんな事は誰でもとっくに分かり切っております(^^;)政府なんかより直面している我々の方がよっぽどよく思い知らされておりますから・・・(--)今までもうやっていけそうもなかったお店ならともかく、順調そのものだったお店でも一瞬にしてお先真っ暗にしてしまうのですから、、、新型コロナウイルス恐ろしい限りです。。。
我々飲食業経営者にとりまして、今回の新型コロナウイルスショックが今までの震災や気候変動などという災害と違うところは、一過性のものではなく未だ、そして終わりが見えない継続中であるという事です。これが本当に痛い(++)震災でも気候変動でも、喰らってしまえば一種諦めがついてこれからまた一からでも頑張るしかない!と思えましたが、いつまで耐えればいいのか終わりが見えないというのは辛いものです。。。もちろんこれは飲食業に限った事ではないでしょうが。
しかしそれでもなんとかして生き抜いていかねばなりません!飲食業では、今までやっていなかったランチやテイクアウトを始めたお店も多くありますし、クラウドファンディングや新型コロナウイルス終息後に使えるお得な金券を売り出したお店もあります。飯を食っていくために当然の事とはいえ、皆さん頑張っておられます!そして今日はニュースで、店とお客が支え合い乗り越えようとするこんな動きが紹介されておりました。
ご馳走様の先払いで、「さきめし」っていうらしいです。まず、お客が気になる店や行きつけの店に、「今は行けないけれど後で行くね」という気持ちを込めまして食事代を先払いする。一方、店側は休業したとしても、先払いで得ました現金を店の家賃など維持費に回す事ができまして、営業を再開できた際にお客様へ料理を提供するという仕組みだそうです。なるほどなぁ・・・とも思いますが、正直僕は危ない仕組みだと思いますけれどね。
前述の金券もそうなのですが、典型的な自転車操業の手口で、倒産するパターンの典型であります。店側も結局は将来の営業収入の先食いですので、長期的に資金繰りに苦労するのが目に見える泥沼手法ともいえるかと思われます。先払いして助け合うというのは良い事かもしれませんが、確実に店を再開できるとは限らないわけですし、払った人はそれこそ寄付したぐらいに思わないと参加しては危険なのではと。まぁ店側もその辺は百も承知で今をなんとか乗り切るために苦肉の策で行っているのだとは思いますが。。。苦しいのは僕もよく分かります。BMだって今月恐ろしい売り上げでお先真っ暗ですからね(**)
クラウドファンディングだって金券だってさきめしだって、経営者からしたらできるならばお客様にはご迷惑ご負担をお掛けしたくないものなのです。ですから国が補償をしてくれたら1番良いのですが・・・東京都の感染拡大防止協力金の申請受け付けが昨日午後、全国に先駆けて始まりました。この感染拡大防止協力金とは、新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言に伴います休業要請に応じました中小事業者に、東京都が50~100万円を支払うという制度です。潤沢な資金があるとはいえ、動きが早いなぁ小池都知事は!もがき苦しんでいる東京都の中小事業者にとりましては一筋の光が差した感じでしょう(^^)
対象は最大で13万件に上りまして、総額は約960億円にもなるのだそうです。5月上旬を目途に順次公布される予定でありまして、この感染拡大防止協力金などを含みます計約3574億円の補正予算は昨日の都議会で成立致しましてスタートしております。事態は一刻を争うのですから、申請に関する手続きが簡略化されておりまして、申請されてから実際に振り込まれるまでの期間が短縮化されている事も評価すべきです!こういう事はスピードが1番必要ですから、小池都知事のリーダーシップは素晴らしいですね(^^)
対して神奈川県なのですが・・・残念ながらお金が無いからまだグチグチしておりますし、、、例え協力金という形で支払われたとしても間違いなく東京都よりは少ない額になるであろうと思われます。今のところ我々のような店舗は10万円ですからね。しかも恐らくは1回限りの支給でしょうし(**)家計費と考えましたら10万円大きいですけれど、店の維持費と考えましたらとてもとても話になりません。。。飲食店の家賃はオフィス利用よりも高いので負担が著しいですし、先述のようにデリバリーやテイクアウトなどの対策はあるものの、既存の売上を補えるだけのものではありません。4月から売り上げがほぼ無くなった事で、5月から残念ながらクローズする飲食店は増えていく事でしょう。
BMも例外ではありません。なんせほぼ給料0ですから(><)もう笑っちゃうぐらいで(^^;)でも笑ってもいられませんし生き抜かねばなりません!なにかできる事はないか??ランチを見ておりましたら、何故か人が入っているんですよね・・・でも現実的にこの新型コロナウイルスへの感染が怖い状況で、お客様が入る事を素直に喜べない、、、金券もクラウドファンディングも僕の性格的に今この状況でお客様にご負担をお掛けするのは嫌ですし、喜んでお金を払っていただけて、なるべく接触しないで皆様と繋がっていられる方法、それで今回の真空パックのテイクアウト&インターネット販売という道を選びました。
BMの味を忘れてほしくないですし、安い設定にすればお客様にも喜んでいただける、更には皆さんそろそろ自炊のレパートリーも苦しくなってくる頃かなと(^^;)わざわざBMまでいらっしゃらなくても配送という形も取れますし。しかしいざ作業を開始致しますと・・・これが中々思っていたより難しい(**)今までお作りしていたのを、BMで提供するか真空パックにするかの違いなのですが、今まではBMで味を最終調整してお出ししていたものを、お客様が最終調理をして同じ味を出さなければいけないので、試作を重ねてようやく納得できる味が仕上がりました!もうしばらくはカレーやミートソースやハヤシライスは食べたくないぐらいで(^^;)
とりあえずグランドメニュー10品、日替わりメニュー2品を作りまくって真空パックしまくりましたので、明日はBM近くのお客様限定でオーダーを取らせていただきまして、ご自宅まで車で配達して感想を伺いたいと思っております。幸い多くのお客様に快くオーダーをいただきまして(^^)久々にBMの売上が上がりそうです(^^;)でもいい勉強をさせてもらっております(^^)やっぱり働くっていいですよね!来週から店頭での販売もできるよう、看板作りやPOP作りも始めております!始めましたら是非BMの味をご家庭でお召し上がり下さいませ!よろしくお願い致しますm(_)m

2020年4月22日(水)
順調に(^^)

真空パックとはかくも便利なものか・・・只今BMの自家製メニューを真空パックで販売する準備を進めているのですが、試作を重ねていく度に痛感させられます。もっと早く取り入れておけば良かったと(^^;)まぁ今回こんな事態となって初めて真空パックの機械を導入してみようと思えたのですがね。そう思いますといい勉強をさせてもらっております。
食品を保存する際に、少しでも保存期間が延びれば!とは誰しも思った事があるのではないでしょうか?保存期間が延びれば当然、品質の良い状態を長期間保つ事ができますので、業務用としてもコストの削減、徹底した品質管理ができるようになります。特に食品を冷凍保存する必要があります、飲食店や食品加工場、食品メーカーなど、様々な場所で必要とされております。
そのために1番良い方法は、冷凍する際に空気に触れさせない事、つまり真空状態にする事で、品質劣化を抑える事ができまして、長期間の保存もできるようになるのです。酸化・乾燥・細菌の増殖を抑制する事もできますし、冷凍保存する場合には長期間保存の悩みのタネであります‘冷凍焼け’を防ぐ事もできるのです。ですから真空パックというのは素晴らしい!
しかし、ひと口に真空真空と言いますが、真空という言葉を調べてみますと・・・物理学の概念で、通常の大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間の状態、とあります。そして一般利用の真空は、真空ポンプを用いて得る事ができます。その真空ポンプとは、容器内から気体を排出し、真空を得るためのポンプであります。なんと1650年という、今から370年も前にドイツのオットー・フォン・ゲーリケという人により発明されているのです。
色々調べてみましたが、文系の僕にはどうにも苦手分野で真空状態を作る方法というのはよく理解できませんでしたが、よくもまぁ370年も前にこんなの考えた人がいたなと。食品管理の上での真空というものに話を戻しますと、真空にするとは、保存容器や保存袋から空気を抜き、密閉にする事です。これを一般的には真空パック・真空包装と呼ぶのです。
肉類・魚介類・野菜・調理品など、食品をそのままの状態で置いておきますと、どんどん傷んでしまいまして劣化、腐敗してしまいます。その原因は・・・空気にあるのです。真空にする事で、品質劣化を招く3つの原因を抑える事ができます。その3つが・・・酸化・細菌の増殖・乾燥です。何故真空状態にしますと品質劣化を防ぐ事ができるのか、3つの原因を防げる要因をそれぞれ書き記していきたいと思います。
①酸化を抑える~食品は空気に触れていると酸化し、風味や美味しさが失われてしまいます。酸化は、空気中の酸素と結合する、また酸素の働きにより食品中の成分が変質する事で起こります。例えばリンゴの皮を剥いて置いておきますと酸化によって茶色く変色します。食品が酸化しますと、美味しさだけではなく栄養素も失われ、品質が劣化してしまいます。空気に触れさせない事で酸化を抑える事ができるのです。
②細菌の増殖を抑える~食品の腐敗は、細菌が繁殖・増殖する事で起こります。細菌の活動を抑える事ができれば、腐敗を防ぎ品質の良い状態を維持する事が可能となるのです。細菌は、酸素がなければ増殖する事ができないので、酸素を抜く真空状態にする事で細菌の活動を抑える事ができるのです。
③乾燥を抑える~食品中の水分が蒸発して乾燥しますと、風味や食感が落ちてしまいます。真空状態にして空気に触れさせない事で、食品中の水分を逃がさないようにする事ができるのです。また、その逆に真空状態にする事で干物など乾燥した食品が湿気るのを防ぐ事もできます。
このように、品質劣化の3つの原因を抑える事ができるので、真空状態にする事は品質の良い状態を保つ事ができるといえるのですが、真空パックは、冷蔵保存・常温保存する際にも使われておりますが、冷凍保存する際にも活用されております。一般的には、冷凍しますと酵素の働きを抑え、細菌の増殖を防ぐ事ができるので保存期間が延びます。しかし、臭い移りや‘冷凍焼け’を起こしてしまい、品質の良い状態を維持する事は難しいのです。
‘冷凍焼け’とは、肉などを冷凍庫に長期間入れておきますと焼かれたような状態になり味が落ちてしまう事。この‘冷凍焼け’も冷凍庫内の空気が原因で起こるのです。BMも長年この‘冷凍焼け’問題には悩まされてきました。。。冷気に直接触れますと、食品中の水分が抜け乾燥してしまいます。空気に触れないよう、真空状態にする事で、‘冷凍焼け’を防ぐ事ができ美味しさを保持できるようになるのです!
このように、真空にする事で品質劣化を抑える事ができるので保存期間を延ばす事ができるのですが、もちろん食品によって保存期間は異なりますが、目安としましては冷蔵の場合は1.5倍近く保存期間が延びると言われております!更に冷凍の場合は、2~5倍も保存期間を延ばす事が可能なのです!特に真空にしまして冷凍しますと、‘冷凍焼け’、‘油焼け’、変色などを防ぐ事ができるので保存期間が格段に延びます!!
では、今後BMでも真空パックでの商品をご提供させていただきますので、肉・魚・野菜を真空パックにした時のそれぞれの保存期間をみていきたいと思います。牛肉・豚肉・鶏肉の場合は・・・通常の冷蔵庫で3日間保存する事ができる肉類の場合、5日間保存する事ができるようになります。冷凍した肉類においては、通常の保存期間は4か月ほどですが、真空にする事で1年間保存する事ができると。
今回のテイクアウト及びインターネット販売のグランドメニュー10品の中に、肉類は「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」、「ハヤシライスルー」、「ミートソース」、「大根と豚の角煮」、「手ごねハンバーグステーキ」、「れんこん入りつくねの照り焼き」と6品ありますが、試作して試してみた結果、冷蔵の場合は3日、冷凍の場合は1か月と賞味期限を設定させていただこうと思っております。もちろん実際にはもっと大丈夫だとは思うのですが念のために。
魚の場合は・・・鮮度によって日持ちは異なりますが、冷蔵の場合は肉と一緒で3日間保存できる場合真空パックでは5日間保存する事ができまして、冷凍の場合は通常6か月保存する事ができますが、真空にする事で2年間保存する事が可能だと言われております。2年間って凄いですよね(^^;)今回のテイクアウト及びインターネット販売のグランドメニュー10品の中に魚系は入っておりませんが、こんなに日持ちするのならば要検討ですね(^^)
野菜の場合は・・・鮮度や種類にもよりますが、通常の冷蔵で1週間保存可能な野菜の場合、真空にする事で2~3週間保存する事ができます!冷凍の場合は記載されておりませんでしたが、今回のテイクアウト及びインターネット販売のグランドメニュー10品の中に、「ピリ辛ザーサイ」、「和風ピクルス」、「浅漬け~梅風味~」、「クリーミーマッシュポテト」と4品含まれておりましたので自分で試してみますと・・・まず、味の劣化を心配していたのですが、冷蔵庫で自然解凍してみたら全く変わりませんでした!なのでこの野菜系3品もクール宅配便でご提供できると思います!
今回真空パックというものを取り入れるにあたりまして、色々と勉強して大変ためになりました(^^)今回は新型コロナウイルスの感染拡大のため営業ができないという状態が続いておりますのでテイクアウト及びインターネット販売となったのですが、通常時の保存方法としても活かせるなと(^^)販売開始に向けまして、只今順調に進んでおります!早ければ今週中、遅くとも来週中には正式なご案内ができると思いますのでお楽しみにお待ち下さいませ!明日は宣伝用のPOP用品やチラシ作りをして、材料を買い出しして大量に仕込むぞ(^^)

2020年4月21日(火)
1段階突破!

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、7日に東京都など7都府県に緊急事態宣言が初めて出されてから今日で2週間を迎えました。「以前の暮らしに戻れるのか?」、「本当に終息するのか?」、特に飲食店にとりましては、宣言期間が終わります5月6日はまだまだ遠く感じられまして、、、先行きが見通せない日々が続いております。。。まぁ5月6日を迎えればバイザイというわけではないのは重々分かってはおりますが・・・
ご家庭でも、小さなお子さんがいらっしゃったら子供は子供でストレスを抱えているでしょうから発散させるのも大変でしょう(**)大人も精神的に病みがちですから、子供の事をかまってあげられないという状況になってしまうかもしれません。我が家でも7歳の娘がストレスを抱えていると思われますが、人気の無い場所で遊んだり、BMに連れて行って普段飲めないジュースを飲ませたり、あとは家の中で卓球やダーツやテニスやUNO、ルーレットなどを一緒にしましてごまかしております(^^;)やっぱり子供の笑顔には救われますし、なんなら僕も一緒に楽しんでおりますからね(^^;)
飲食店は・・・軒並み大変ですよね(++)ニュースに映し出されたインタビューでは、歌舞伎町の居酒屋のご主人が「今日もこんな状態だよ・・・」と嘆いておりました。。。このお店は、以前は24時間営業だったそうですが、東京都によります営業時間の短縮要請を受け入れまして、今は午前11時~午後8時までの営業に切り替えているそうです。お酒の提供は午後7時までで。客足は減り、現在はアルバイトをシフトから外した状態でやりくりしていると。
「緊急事態宣言が延びるかもしれないし、先は見通せないが、今必要なのは・・・客」、ご主人はそう語っておりました。お金ではななくお客さんなのですね・・・ここに、このご主人のプライドを見た気が致しました・・・もちろんお客様=お金という側面はあるでしょうが、やっぱり現場に立ってお店を経営している者として、お客様がいらっしゃらないって精神的に本当に堪えるんですよね(**)僕も緊急事態宣言が出されましてから数日、どなたもいらっしゃらないBMのカウンターに立ち続けておりましたが、やはり精神的に参るものです。。。でもだからこそ!これは単なる非常事態どころじゃない、自分が変わらなきゃ・・・と思って真空パックでの料理販売を決意できたのですが。
昨日久し振りにコンビニエンスストアに行ったのですが、コンビニエンスストアにもレジにビニールカーテンが貼られておりましてビックリ致しました。例えばローソンでは、客と従業員の安全のため、各店舗の判断で飛沫感染を防止するためのビニールカーテンを設置しているそうです。ファミリーマートでは、現在約半数の店舗でレジにビニールカーテンが貼られておりまして、今後は店側とも協議しながら設置を進めていく方向だと。でもこれは良い事ですね!金銭の受け渡しも手と手ではなくBMのようにトレーを使えばいいと思うのですが、昨日行ったコンビニエンスストアは手と手だったな(**)
コンビニエンスストアは、緊急事態宣言が出されました後も、政府により「社会生活を維持する上で必要な施設」に当たるとして引き続き通常営業しております。飲食店も「必要」とはしつつも、営業時間短縮を要請されておりますけれどね。。。でもコンビニエンスストアが開いてくれているというのは、24時間いつでも開いているのが当たり前となってしまっている我々にとりましては本当に有難い事です。しかし、「このまま営業を続けるべきなのか・・・」、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、多くのコンビニエンスストア加盟店オーナーは不安と使命感の板挟みとなっているようです。
「万が一感染したら・・・」、「生活を支えるのが我々の使命だ」、社会インフラとしての役割を担うため営業を続ける店がある一方、休業に踏み切るオーナーもいるといいます。ある東京都内の40代男性オーナーは、「お客さんの役に立てるなら精一杯続ける」と話しますが、不安は尽きず疲労も蓄積してきたと言います。「従業員への責任、休業時の損失はどうなるのか」、客の生活も大切ですが、従業員や家族も守らないといけないと頭を悩ませておりました。
このオーナーのお店のレジで客との間に設置した飛沫感染防止の間仕切りビニールカーテンは、自前で用意したのだそうです。本部は「必ずして下さい。ホームセンターで買ってきて」と言うだけで、このオーナー曰く「営業への圧力ばかりで金銭的な支援も全く無い」のだとか(**)感染のリスクを冒しながら、それでも続けていく使命感をいつまで持ち続けていられるのか・・・営業を止めたとしても誰も責めれる事ではありません。
一方、苦渋の決断で休業を決めたオーナーもいます。ある川崎市のオーナーは、「20年も続けていれば常連さんも沢山いて申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と語りますが、本部の同意は中々得られなかったものの休業を決めたそうです。店は20数人で回しておりましたが、感染不安を理由にアルバイトやパートの休みが増え、自ら店に立つ時間が延びたと。「緊急事態宣言が出るような状況で働かせられない」と従業員を減らし、休業直前には妻と本部から派遣されました1人の計3人で営業していたそうです。疲労が重なり、持病の喘息の症状も出ていたと。何故そこまでして続けなければならなかったのか?そこには、使命感とは別にコンビニチェーンのフランチャイズ契約に原因があるのだそうです。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、コンビニエンスストアの数は全国で約5万5710店(主要7社・2020年3月時点)。大半は加盟店で、休業や時短を独断ですれば本部から契約解除や違約金を請求される恐れがあるのだそうです。フランチャイズ問題に詳しい弁護士も、「原則、契約上の営業形態の変更はできない」と指摘しております。その上で、「休業や時短に合理性が無いわけではない。感染が広がるほどその正当性は高まり、簡単に本部側から契約解除はできない」と説明しておりました。が、それでは感染するまでは頑張れと言われているようなもので、営業を止める=廃業、更には違約金も?となりかねないのですね(**)
だったらせめてコンビニエンスストアはスーパー同様このご時世で儲かってはいるのだろうと思っておりましたら・・・前述の日本フランチャイズチェーン協会が昨日発表致しました3月の主要コンビニエンスストア7社の売上高(既存ベース)は、前年同月比5.8%減となっているのだそうです(**)これは意外・・・てっきり買い溜めもあってお客様が詰めかけて忙しいものだと思っておりましたので。マイナスは3か月振りの事で、たばこ税増税のありました平成22年10月(5.9%減)以来の下落幅となったのだそうです。
平均客単価は上昇した一方、新型コロナウイルス感染拡大に伴います外出自粛要請で、来店客数が現在の統計方法となりました2017年以来で最大の下落幅に転じてしまった事が響いたのだそうです。来店してくれればお客様はいつもより大量に購入していくものの、その肝心の来店数が減っているという事ですね。これはどちらも新型コロナウイルス感染拡大が影響しているのでしょう。とはいっても1人のお客様が買っていく額なんてコンビニエンスストアでは増えても限られているものでしょうから、やはり来店客数の減少は痛いでしょうね。。。
平均客単価は2.5%増で6か月連続のプラス。自宅での食事向けのパウチ包装の総菜などが好調だったほか、冷凍食品やレトルト食品などのまとめ買い需要も増えたのだそうです。近くに食品スーパーが少ない住宅地でこうした傾向が強く、来店客数が増加している地域もあるのだとか。これはBMの真空パックでの販売の狙いにピッタリの傾向!こういった方達のご家庭の食卓を賑わす一品としてご利用いただければ嬉しく思いますね(^^)
一方、住宅地を含みます全体の来店客数は8.2%減。外出自粛によります来店頻度の減少や、入居する施設閉鎖で休業を余儀なくされ、大手3社ではセブンイレブンジャパンが229店舗、ファミリーマートが193店舗、ローソンが230店舗営業を見合わせているのだそうです。企業によります在宅勤務の拡大などで自宅で過ごす消費者が増え、需要も様変わりしている事でしょう。個々にそれに対応できれば良いのでしょうが、フランチャイズではそこも難しいところもあるのかもしれませんね。
今後も需要は日々刻々と変化をする事でしょうから、先読みは難しいでしょう。BMにいらして下さいます某大手コンビニエンスストアの店長さんも、ずっと上がり続けていた数字が今月に入って下がり始めてきた・・・と焦っておられました(**)ので、今日1番貢献できる物をという事でたばこをカートンで買わせていただきましたが、逆にお気遣いいただいてスクラッチなど下の娘にさせていただいてm(_)mたばこは消耗品ですし売り上げ貢献になれますからまた買いに伺いますね!お互いできる事を頑張っていきましょう!1日経ちました「和風ピクルス」と「浅漬け~梅風味~」の真空パック、従業員によりますと工夫の甲斐あって変わらず美味しかったそうです(^^)また1段階突破した!後は冷凍後の味わいを明日あたりから確かめて。

2020年4月20日(月)
概要固まる!(^^)

昨日、競馬の牡馬3冠開幕戦・皐月賞が中山競馬場にて行われました。プロ野球・Jリーグ・大相撲などが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて次々と延期、もしくは中止となっている今、無観客ながら例年通りのスケジュールで開催されております数少ないスポーツイベントの代表例が競馬です。
とりわけ中央競馬は現在、桜花賞を皮切りとした春のクラシックシーズンの真っただ中にありまして、存在感の薄れてしまった他競技に代わりましてスポーツ紙の1面を飾る機会も増えております。ちなみにクラシックレースとは、桜花賞・皐月賞・優駿牝馬(オークス)・東京優駿(日本ダービー)・秋華賞・菊花賞の総称です。
いずれも参加できるのは3歳馬に限られております。そのレース体系は、近代競馬の発祥地でありますイギリスに習って創設されました。桜花賞・優駿牝馬(オークス)・秋華賞が牝馬の3冠レースと言われるのに対し、皐月賞・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞が牡馬の3冠レースと呼ばれております。その牡馬の3冠レース第1弾の皐月賞が昨日行われたわけですね。
競馬のレースの説明はそれぐらいに致しまして、では何故今JRA(日本中央競馬会)はこの状況下で競馬開催を続けている(もしくは続ける事ができている)のでしょうか?元々JRAとしましては、クラシックレースは競走馬生産の根幹を担っているため、何とか滞りなく開催したいと強く思っているのです。クラシックレースを勝った馬が生産に戻るという循環の基に競馬は成り立っておりますので、なくなってしまうと後々日本の競馬産業全体に大きな影響が出てしまうからです。
幸い現時点では、人さえ管理すれば開催できる状況ですので、そこをよりどころに競馬を続けているわけですが、とはいえ人と人が接触し合う種目は別として、たとえ無観客でも競技を行いたいのはどのスポーツも同じ事です。ですが入場料収入がなければ赤字を垂れ流すだけですし、そもそもこのご時世で強行開催しようとすれば、公式、非公式問わず然るべき筋からの指示によって頓挫してしまうのは目に見えております。
ところが競馬には、日本政府の‘暗黙の了解’、もしくは‘無言の後押し’があるのです。それは・・・中央競馬は現在、年間で3兆円に届こうかという売り上げがあります。これは世界最大の数字で、うち10%は国庫納付金として納められております。その税収を失うのは、国としても大きな痛手だというわけです。
JRAからの国庫納付金は、日本中央競馬会法によりまして畜産の振興や社会福祉に充当される事となっております。だとすれば、馬券の売り上げがひいては新型コロナウイルス感染防止策のために使われる可能性も考えられるのです。馬券の売り上げの維持と娯楽の提供、その両方の意味で開催できる状況であるのならばやろうと。これはJRAもしくは政府、どちらかの意向というよりは双方の阿吽の呼吸で開催続行が決まったのだとみるべきでしょう。
まぁ僕のように、STAY HOMEが推奨される中貴重なガス抜きの機会として週末の競馬中継を楽しんでいる方も少なくないと思われますしね(^^)だからといって馬券が当たるわけではもちろんない(**)皐月賞、、、詠みは良かったのですが・・・結果的には外れてしまいました(><)競馬で一獲千金なんて甘い夢を見ていてはダメです!やっぱり人間ちゃんと働かなくては!!最近はその働く機会すら奪われておりますが、、、昨日は競馬中継終了後、BMへ出向きまして今後のプロジェクトに向けての準備に取り掛かりました!
先日もお話しさせていただきましたが、この情勢を鑑みて、新型コロナウイルス感染症の終息はまだまだ長引きそうだと、、、そして政府や市の補償もどうやら当てにならないとなりまして、、、BMでできる事は何かとずっと考えていたのですが・・・ランチやお弁当販売はもう多くのお店がやっているしBMビルでも数店やっておりますので競合して迷惑を掛けてしまうかもしれない、だったら・・・BMで自家製でお作りしております料理を、ご家庭の献立に役立てていただければ!と思いまして、真空パックでの販売を始める事と致しました。ご家庭でも自粛が続いてご飯のレパートリーが無くなっている頃かもしれませんし(^^;)
ですがこれが意外と難儀致しまして(**)まずは真空パックの勉強から始めまして、個人店レベルでも実現可能だと分かりまして、僕のイメージに近い機会と袋を選びました。レトルトパックのようにカレールーやハヤシライスルー、ミートソースなどを詰めたかったので、汁物にも対応できる商品を選び、冷凍してクール宅配便で発送もできればと思っておりましたので、ボイル対応可能な袋を。そして機械と袋が先週末到着致しました!
メニューは頭の中にイメージがあったのですが、せっかくやるなら飽きられないように最低10品、そして日替わりのような感じで1~2品をご用意したいと。昼間店頭でお売りする時用のポップと、発送の時用に上の娘に紹介してもらいましてアプリに登録。メニューの内容食材説明、商品説明、賞味期限、お薦めの召し上がり方などを書き出しまして、昨日いよいよ実際に作ってみまして写真撮影を行いました!
とりあえずグランドメニューとしてお出しする予定であります10品を作ってみまして撮影を済ませました。カメラ好きの上の娘が来てくれて撮りましたので、中々良い出来だと思われます(^^)僕の古い携帯で撮ったら画像がかなり見づらかったので助かりました(^^;)あとはこのメニューを真空パックして保存してみまして、賞味期限に偽りがないか、冷蔵保存してみて味に変化が出ないかなどをチェック致しまして、できれば今週中、遅くとも来週中には販売開始できると思います(^^)
真空パックというのは初めての試みでありまして、味が作りたてと比べてどうなるのかまだ分からないので、BMで一品料理としてお出しするのと同じ味わいを再現するために、実際に真空パックにしてみて賞味期限や味などを確かめてみてから正式にメニュー発表となりますが、とりあえず今のところお売りする予定となっておりますグランドメニューの10品は以下の通りです!
①「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」、②「デミグラスハヤシライスルー」、③「野菜たっぷりミートソース」、④「和風ピクルス」、⑤「ピリ辛ザーサイ」、⑥「クリーミーマッシュポテト」、⑦「浅漬け~梅風味~」、⑧「大根入り豚の角煮」、⑨「れんこん入りつくねの照り焼き」、⑩「てごねハンバーグステーキ」、BMで見覚え聞き覚えのあるメニューも多いのではないでしょうか(^^?)
市販のレトルトパックを調べたところ、例えば「カレールー」は160~180グラム、「ミートソース」は140~160グラムという規格がほとんどだったのですが、少ない・・・とは言われたくないので(^^;)BMでは「マテ茶鶏の黒チキンカレールー」、「デミグラスハヤシライスルー」は200グラム、「野菜たっぷりミートソース」は180グラムでお作り致します!その他の7品もご満足いただける量で真空パック致しまして(^^)
この10品を、④~⑦は500円、それ以外は600円(税抜き価格)でご提供させていただこうかと思っております!BMの自家製メニューが皆様の食卓を飾ってくれましたら嬉しいですね!BMでお召し上がりいただけるようになるにはまだまだ時間が掛かりそうですので。。。インターネット販売の他に、もちろん店頭での販売も致します!お昼ぐらいがいいのかなと。直接ご連絡いただければ時間はいくらでも調整できますが(^^)お近くならば自転車か車でお届けもできますしね。
なんせ25年以上夜型人間で生きてきたもので、こういう商売はやった事が無く不安もありますが、でも夜にお客様をお呼びできない今、やれる事をやって家族を養っていくしかありません!まぁこれもまた良い勉強ですしね(^^)お酒を飲まなくなって体は健康になるかもしれない(^^;)とにもかくにも概要は固まりましたので、昼も夜も精神は同じ!お客様にご満足いただいて笑顔でお帰りいただくために!頑張ってみたいと思っております。また詳細が分かりましたらご報告させていただきますのでよろしくお願い致しますm(_)m

2020年4月18日(土)
新形態で!

携帯電話の位置情報をもとに特定の範囲内にいる人の数を推計するドコモのデータを、朝日新聞が取材のために提供を受けて調べたというデータ、最初に緊急事態宣言が出ました7都府県を対象に、出勤7割減を政府から要請されております都市部20地区の人出の減り具合を調べた結果・・・平日の13~17日の昼間に、東京や大阪のオフィス街にいた人の数が、新型コロナウイルスの感染拡大前の2月前半と比べまして、5~6割減であった事が分かったそうです。
政府は11日に、東京など7都府県で出勤者を最低7割減らすよう要請しておりましたが、減少が2割台にとどまる地域もありまして、、、目標達成のハードルは高い事が判明した形です。。。まぁテレビに映ります通勤電車の様子や出勤する人の様子を見ておりますと、到底7割減にはなっていないだろうとは思っておりましたが、5~6割減っているというのもにわかには信じ難いところで。BM近辺の昼間の街並みを見ておりますと、ランチ時など人が大勢いてあまり減っていないように感じられますから(**)
大企業のオフィスが多い東京・銀座や丸の内周辺では減少率が高かったそうですが、それは中小企業よりテレワークを積極的に導入している事などが関係しているとみられております。官公庁が集中します霞ヶ関周辺では、56.3%減だったと。各省庁もテレワークに取り組んでいるようですが、コロナ対策や国会対応などで出勤を避けられない事情もあるとの事です。しかしそんな事を言っていては・・・という感じですね。出勤を避けられない事情などどこの企業でもあるでしょうに、それを感染拡大を防ぐために抑えているのですからまずは官公庁ができるというところを見せないと。人員半分に減らしたって事足りそうですし・・・
一方、埼玉県や千葉県など東京近郊では、減少率が低い傾向が出たそうです。関西地方や福岡県でも、地域によって濃淡がみられますが総じて東京都よりも減少率は低かったと。これは何が原因なのかといいますと・・・やはり実際に出勤して働く人が都心より多いとみられまして、地域ごとに企業の対応にはばらつきがあるようです。それほど現場に出ないと仕事にならない人が多いという事ですね。特に中小企業の経営者などは、政府から禁止令でも出ないと正直休めない状況でしょう(**)
政府は人との接触を8割減らしてほしいとも呼び掛けておりましたが、8割というのは強制でもしないと、お願いをするだけでは到底難しいでしょうね。出勤する人には出勤せざるを得ない理由があります。その多くは、仕事柄テレワークを行う事が困難な人でしょう。例えば、ホテル業や介護職、政府から営業継続をお願いされておりますスーパーや食品を取り扱うお店もそうですし、ある意味我々飲食業だって1日何もしないというわけにはいきません。繁華街から人が減る一方、商店街など特定の場所ではあまり変化が見られないというのが現状だと思われます。
では、人と人との接触を8割減らす事でどれぐらいの効果が見込まれるというのか?厚生労働省のクラスター対策班のシュミレーションでは、目標であります接触率を8割減らす、つまり普段10人に接している人が2人にしか会わないという対策をした場合、約1か月程度で収束が見えてくる状態になるというのです!一方、接触率が65%までしか減らせなかった場合は、緩やかな曲線を描き収束が見えてくるまでには70日以上かかると試算されております。この15%の差で、収束が見えるまでの期間が大幅に変わる事になるというのです。
もしこの試算が本当に正しいのであれば、例え1か月大変な思いをしても強制的にでも、収束が見えてくるというのならば絶対に8割減らした方が良いでしょう!本当に1か月で収束が見えてくるのであればですが。これまたにわかには信じ難い話ですがね・・・今の感染拡大が止まらない状況、先が全く見えない状況が続くのよりは、1か月不自由な思いをしても耐えれます、というか喜んで耐えるでしょう。でも、政府が明確な指示を出さないという事は、これもあくまでも仮定の話で机上の空論なのでしょうね。。。
今日で新型コロナウイルス感染症によります世界の死者は15万人を超えまして、、、国内で確認されました新型コロナウイルス感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除きまして累計で1万人を超えたそうです。。。感染者が5000人を超えたのは、国内で新型コロナウイルスが初確認されてから約3か月後の今月9日だというのですから、その後の9日間でなんと感染者が倍増した事となります(++)7日に緊急事態宣言が発令されてから10日以上が経過しておりますが、増加ペースに歯止めがかからない状況が続いております。。。これでは1か月接触率を8割減らせば収束の糸口が見えると言われましても到底信じられません。だから人々は出歩いてしまうのでしょう。
今日は全国で550人以上の感染が確認されました。東京都内では新たに181人が陽性となりまして、、、そのうちの約7割の124人は感染経路が不明となっております。東京都内での累計感染者は2975人となりました。死亡者も、東京都内で5人、北海道と千葉県で各2人が確認されたほか、大阪府・富山県・福岡県など各府県で計8人の死亡が判明しております。これでクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を含めました死者は237人となりました。この数字を少ないと考えるか多いと考えるか・・・収束の糸口が見つかる、もしくは見つかる可能性があるでもいいですから、日本国一丸となって1か月8割接触率を減らす事を真剣に考えた方が良いと思われます・・・
累計感染者は、東京都が最多で先述のように2975人。次いで大阪府1163人、神奈川県755人、千葉県669人の順となっております。「特定警戒」の13都道府県に集中している形で、都市部では特に感染経路がたどれない人の割合が増加傾向にあります。神奈川県は全国で3番目に多い感染者数、、、先週ぐらいまでは、BMを開け続ける事に意義を感じ、悩んでいる同業者や家に居ると病んでしまいそうだというお客様の駆け込み寺になれればという気持ちでいた僕も、さすがに営業を続ける事が最良の手段ではないと感じるようになりました。事態は思った以上に深刻だと。。。ゴールデンウィーク明けまでの辛抱だなんて思っていたらどうやら大間違いのようです。
2月末に独自の緊急事態宣言を出しました北海道では、1日当たりの感染者数は一旦減少したものの、今日過去最多の38人が確認されるなど再び急増しております。そのうちの13人は、国立病院機構北海道がんセンターの入院患者で、同センターの院内感染者は計30人となりました。大阪市のなみはやリハビリテーション病院では、医療従事者と患者計41人の感染が判明致しました。各所で院内感染によりますクラスターも出てしまっております。1人1人の意識をもっと変えないと、この流れは止まりそうもありません。
札幌市ススキノ地区では、地区の職員が連夜揃いのジャンパー姿でプラカードを掲げ、不要不急の外出を控えるように呼び掛けているそうです。そのパトロールは6人ずつ3班に分かれ、主要な通りを15分ほど練り歩くのだそうで、無言のまま「STOP!3つの密」などと書かれましたプラカードを掲げ、最後尾には制服姿の警察官もいると。営業自体は違法ではないのに、あんなに威圧感を出さなくても・・・と飲食店側からは戸惑いの声が上がっているそうです。「休業補償も無いのに休めない。営業している店がまるで悪者みたいだ」との不満の声もあると。
また、来店客が昨年の同時期と比べて8割減ったというある居酒屋の店主は、「外出自粛を要請されても外出する人はいるし、店も休めない」とこぼしておりました。「これまで行政は、北海道の食の売り込みやインバウンドの受け入れ拡大を進めてきたのに」との戸惑いの声も。同じ飲食店を経営する者として、気持ちは十分に分かるのですが・・・もうそんな事態ではないところにきていると思われます。このままでは新型コロナウイルス感染症は・・・恐らく終息しないのです。もし終息するとしたら、相当数の感染者を出して、相当数の死者を出して、みんなに免疫がついた時でしょう。それでもいいのか?という事だと思います。
ウイルスという目に見えない敵は本当に恐ろしい・・・見えないところでいつの間にか感染して、もしくは感染させてしまっているかもしれないのですから。。。悪気なくうつしてしまう可能性もあるのですから、無症状の場合もあるというのがまた厄介なのです。震災で立ち上がる時とか、台風に遭って這い上がる時とか、そういう時とは違うのです。頑張ればなんとかなるというものではないし、頑張る事が素晴らしい事でもない。震災や台風被害が出た時などは、店を開けていれば喜ばれたものですが、今回の場合はススキノの店の人が言っていたように、営業している事がまるで悪者と捉えられかねないのです。これは初めての経験・・・ですから今までと考え方を変えなければならないのです。
営業するから客が来る。出勤形態に関係無く出歩く人がいるから店を開ける。自粛しない人と自粛できない人とは別の意味ですが、今は混同しているかもしれませんがその双方が無くなればより早く終息するのではないかと思います。そのためには休業補償をしてくれるのが1番良いのですが・・・そうすれば何の迷いもなく休めるのですがね。補償も無く休めと要請されても、そりゃぁ稼げないと生活していけませんから無理な話です。でも、無理な話ですがやらないと終息しません。まさに死活問題、、、でも自分の身を自分で守るために、皆さんお弁当を始めたりテイクアウトを始めたりと工夫をしております!
僕もこの状況は長く続くと判断致しまして、機器を導入して真空パック調理の自家製食品を販売する事を決めました。お酒で、料理で、会話で、雰囲気でお客様を癒すという僕のバーテンダー持論とは異なってしまうのですが、今はそんな事言っていられません!この形でもお客様と触れ合う事はできますからね!マスク越しですけれど(^^;)感染者の増加自体は今後も当分は避けられないでしょう。でも、増え方が減ってきたり、回復者数が増えていくようになれば、まだ明るい兆しが見えてきます!みんなでこの事態を乗り越えていくしかありませんね!(^^)さぁ明日はメニューを作ってみて撮影を済ませて、来週から動くぞ!

2020年4月17日(金)
家の中でも?(**)

新型コロナウイルス感染予防のため避けるべきなのは・・・「密閉空間」・「密集場所」・「密接場面」のいわゆる‘3密’だという事は、覚えやすい事もあってか大分世間に浸透してきた感があります。が、その‘3密’になってしまいそうな状況が、我々が住んでいる場所にもあるというのです。それが・・・エレベーターの中。なるほど言われてみればそうかもしれないなと。一軒家にお住いの方には関係無い話ですけれどね(^^;)
まさに‘3密’と言えそうなエレベーターにつきまして、マンションなどでは相乗りを避ける動きも出ているのだそうです。あるマンションのエレベーターには、「ボタンを押す時にご利用下さい」というメッセージと共に、発泡スチロールに刺さった何本もの綿棒が用意されているというニュースが流れておりました。階数ボタンを直接触らないための感染対策という事で、これはうまい事考えたなと!使用後の綿棒は、エレベーター内に設置されましたペットボトルで作られたゴミ入れに捨てるようになっておりました。
今、こうしたエレベーターやオートロックなど、マンション内の共有スペースで起きる集団感染に不安の声が上がっているのだそうです。僕はそんな事全く意識していなかったのですが、先日買い物に行った際に、カートを押して駐車場までのエレベーターに乗ったところ、まだスペースが空いていて乗ろうと駆けつけてきたご家族がいたので、「どうぞ!」とエレベーターを開けて待っていたら、親切で言ったつもりが従業員に「先に行っていいんだよ!」と言われた事がありました。その後エレベーター内で、「今は相乗りしたがらないんだよ」と言われあぁそうかと納得。確かに駆けつけてきたご家族も怪訝そうな顔をしていたような気もしましたから。
そんなところまで気を使わなければいけない状況なのですね(**)でも考えてみれば、エレベーター内って完全な‘3密’になってしまうからそれもそうかと。手でボタンに接触するのもよくないという事で、綿棒が無くても今は鍵やカードを使ってエレベーターのボタンを押して感染のリスクを避けている方が多いのだそうです。特にタワーマンションなどは多くの人が暮らしておりますが、在宅勤務や外出自粛などの拡大に伴い、エレベーターからの感染の恐れは本当にあるのでしょうか?専門家の話によりますと・・・
結論から言えば、一緒に乗った感染者の人が「閉」ボタンを押す。そしてその人が先に降りてその後自分も「閉」ボタンを押す。このように同じボタンを押しますと「接触感染」が生じる可能性もあると。エレベーターを使わずに会談で上がった場合でも、感染者が触った手すりなどを通して感染する危険はあるとも言っておりました。怖過ぎますね(++)他にも多くの住民が触れますオートロックボタンなど、マンションには多くの感染リスクが潜んでいるというのです。。。
では、感染を防ぐためにはどのような対策が有効なのか?マンション管理会社にアドバイスする会社にエレベーター内での感染対策を聞いてみますと・・・「エレベーターには送風機と換気扇のいずれかが付いているのが一般的だと思われます。管理会社に相談して、常時稼働させておく対応をお願いするのがよいと思います」との事でした。なるほど我が家のマンションもエレベーター乗りますと常時何かが音を立てておりますが、あれは送風機か換気扇の音だったのかと。
爪楊枝式はSARSの時に香港などで流行ったそうですが、今中国でも行われているそうですね。中国では更に、エレベーター内に人が立つ位置(4つの隅)を床にテープなどで表示し、真ん中には人が立たないように徹底しているマンションもあるのだそうです。エレベーターに乗る人数を制限する事、乗ったら喋らない事も徹底されていると。まぁ完全に防御したければ、最終的にはエレベーターには乗らない、エスカレーターや階段の手すりには触らない、ドアノブを素手で触らないなど、とにかく自宅で自室に籠るしかなくなってしまいますね(**)
不特定多数の人々が触れるものにはなるべく触らない、触った手指で自分の顔を触らない、外出から戻ったら手洗いを徹底する、きちんと食べて寝て体力を温存する、ように心掛けるぐらいしかできないのかもしれません。。。そして自室に籠るとはいっても、自室に居たら居たでマンションには住民トラブルにも気をつけなければいけないようです(**)ただでさえ在宅勤務といっても、子供が家の中を走り回ったりしてイライラし、それが家族に伝わって家の中がギスギスするという事態が懸念される中、上の階から聞こえる子供の足音や騒ぐ声で階下の人とトラブルになるというケースも多くなっているのだそうです。
集合住宅で、特に隣家や上下階の音が気になりやすいのは、木造や軽量鉄骨造りのアパートです。もともと鉄筋コンクリート造りに比べて壁や床が薄く、軽量であるため、遮音対策をしっかり行っていない建物だと、他の住戸に音が伝わりやすいのです。昨年問題となりましたレオパレス21の施工不良も、壁や天井部分の防火対策に不備があった事で、隣や上下の音が伝わりやすい状況が生まれていたと。隣や上下の音が気になる場合は、壁際に家具や本棚を置く、床に厚めのカーペットを敷く、といった事くらいしか対応策がありません。後はお互い気をつける事が大切でしょう。
木造や軽量鉄骨造りのアパートは、音が生じやすい事が分かっておりますので居住者は気を使います。ですからむしろ騒音問題は起こりにくいものなのだそうです。それに対しまして、意外に騒音問題が生じやすいのが鉄筋コンクリート造りのマンションなのだと。壁や床が分厚く、重量があります鉄筋コンクリート造りのマンションであれば、多少の音は伝えないだろうという油断が生じがちです。加えて、静かに暮らしたいと願う人は鉄筋コンクリート造りのマンションならば大丈夫なはず、と過度に期待するところがあります。
「音は伝わらないだろう」と考える一家が上の階に住んでいて遠慮なく音を出し、「音は伝わってこないはず」と考える人が階下に住んでいたら・・・それはトラブルの原因となるでしょう。。。「うるさいじゃないか!」、「そんなに気にする事ないだろう!」という言い合いが生じかねません。実は鉄筋コンクリート造りのマンションといっても、音の伝え方は一律ではないのです。それは、建物によってコンクリートの厚さが変わるからです。
建物にあまりお金をかけたくない賃貸用マンションの場合、床や壁に使われるコンクリートの厚さは12センチ程度という事です。これでは足音や掃除機をかける音が階下に伝わりやすいのだと。そこで分譲マンションでは、特に床のコンクリートを厚くし、20世紀の頃は厚さ15センチ以上が当たり前、21世紀に入ってからは20センチ以上にする事が多くなっているのだそうです。分譲マンションは、上下左右の音を伝えにくいですが、完璧に遮断するわけではありません。特に、小さな子供が走り回る足音は階下に伝わりやすいとされております。
子供は元気に走り回るもの、家の外に出る事への自粛が要求されております現在、家庭内で多少走り回るのは仕方ない・・・ですが、家で仕事をする人がいる場合、そして階下で仕事をしている人がいる場合には、対応策が必要でしょう。そこで考えられるのは・・・室内の廊下部分にクッション材や厚めのカーペットを敷く事です。子供が走るのは、主に部屋と部屋を移動するための廊下においてですので、その廊下で大きな足音が発生しないようにするというわけです。
廊下全面に敷き詰める必要は無く、廊下の中央部分にだけ敷き、幼稚園児ぐらいまでであれば「ここから落ちたらワニがいるよ!」などと吸音材の上を通る事を遊びにする、小学生以上であれば、「音がうるさいからこの上を通りなさい!」と一家のルールとして決めておく。そんな工夫が近隣トラブルを招かないためにも必要かもしれません。特に今のように皆がストレスを抱えナーバスな状態になっておりますと、つまらぬ事で腹を立ててトラブルとなりかねませんからね。
それでももし近隣トラブルが発生してしまったら・・・上の階の騒音が酷いと思った時、もしくは下の階から「うるさい!」と言われた時にどうすればよいのか・・・?戸数が少ないアパートでは、本人同士が話し合うしかありませんが、分譲マンションの場合は仲立ちを頼む事ができます。当事者の間に入ってくれるのは、マンション管理会社から派遣されている管理スタッフ、いわゆる管理人さんです。現在のマンション管理会社は、住人同士のトラブルにも積極的に介入してくれるようになっております。必要に応じて、管理組合の役員にも連絡してくれますので、第3者を間に入れて冷静な対応が可能となります。
とはいっても、全ての管理会社が介入してくれるわけではありません。「それは業務外です」と突き放されるケースもあるでしょう。そういう管理会社にはちょっとガッカリ、、、つまり、住人同士のトラブルを管理人に相談する事は、管理会社の姿勢を試すチャンスにもなるわけです。実際の数字としては、音は40~60デシベルの範囲であれば快適に過ごせるレベルだと言われております。騒音計で計ってみますと、意外にもそこまで大きな音じゃなかったという事もあるそうですので、スマートフォンで無料でダウンロードできます騒音計アプリを利用してから対応するというのも良いでしょう。
隣人の顔すら覚えておらず、見ず知らずの人同士が共に暮らす現代社会。生活する上で避けられない音のトラブルは中々解消しにくいものと言えそうですが、その音をある程度許せるものにできるようなお互いの理解と歩み寄りができる関係になれれば良いですね。コロナ鬱なんて言われておりますが、ストレスが溜まりますとこの世知辛い世の中ちょっとした事でも大事となりますトラブルが増えていきます。。。ご近所同士の挨拶、お互いを思いやる態度、日本人が忘れかけている謙虚な姿勢が、無用なトラブルを引き起こさない秘訣かもしれません。家でじっとしていろと言われているのですから、せめて家の中ぐらいは快適に過ごしたいものですからね・・・
今日は真空パック機械が到着致しました!これから仕込みを行いまして、どのような状態でご提供すれば喜んでいただけるか研究を重ね、日曜日には写真撮影も行い、来週中か遅くとも再来週には真空パックでの販売を始めたいと思っております!メニューはとりあえず10品決まっております(^^)そこに日替わりのような感じで数品加えていけたらなと!BMの味を、ご家庭でもお楽しみいただけるように、試行錯誤を重ね頑張って参りますので皆様ご期待下さいませ!尚、メニューは全てワンコイン、500円でご提供させていただく予定でおります(^^)

2020年4月16日(木)
新たな試みを(^^)

昨日、厚生労働省クラスター対策班の北海道大学教授が、「新型コロナウイルスの流行対策を何もしないと、国内での重篤患者数が約85万人以上に上る」との試算を公表致しました。また、重篤患者のうち、ほぼ半数の40万人以上が死亡するとも。。。試算は最悪の場合を想定してのものだと言っておりましたが、国の対策班という重要なポジションの方がこのような発言をするというのはかなりショッキングなものです。
試算は、感染者1人がうつす平均人数は2.5人という仮定で実施されました。人工呼吸器や集中治療室での治療が必要となる重篤患者は、15~64歳で20万1301人で、65歳以上は65万2066人と見積もっております。致死率を成人で0.15%、高齢者で1%と想定致しますと、死亡者は重篤患者の半数(49%)で、約42万人になるという予測だそうです。致死率がもしこの想定を上回ったとしたら・・・もっとショッキングな数字となる事でしょう(**)
また、流行のピークは感染が始まってから62日目で、人口10万人あたり65歳以上の重篤な高齢者は230人、15~64歳は70人程度に達すると分析されております。そんなに??とは思えない現実的な数字だけに説得力がありますが、日本国内で人口10万人あたりの人工呼吸器の台数は10台程度とされておりますので、40日程度で重篤患者が上回る状態になるという事も試算されております。人工呼吸器が足りなくなるという事も、現時点で予測されておりまして、そしてこれは恐らくは現実となる事でしょう・・・
この教授は、「市民1人1人がこの新型コロナウイルス感染症はどれぐらいの重篤リスク、死亡リスクがあるのか、医療キャパシティーがどうなっているのか、十分理解した上で流行対策を考えていく必要がある」と強調しております。その上で、「この試算は、全く介入をしなかった時の数字だ。人との接触を減らすなど対策を取る事で流行を止められる」とも語っておりました。政府は緊急事態宣言の発令以降、人と人との接触につきまして「最低7割、極力8割減らす」事を呼び掛けておりますが、現実的にこれを実践しなければとんでもない結果が待ち受けているというのが現状なのかもしれません。
更に、ノーベル賞受賞者の京都大学・山中教授は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えようとインターネットで情報発信を続けております。海外発の科学論文や報道に関するまとめ、自らの提言を次々に自身のホームページにアップ。所長を務めますiPS細胞研究所とは関係無く、あくまで個人の発信という位置付けで。感染症や公衆衛生の専門家ではないにもかかわらず、積極的に行動している理由は何か?京都新聞の取材に山中教授が社会に伝えたい思いを語っておりましたのでご紹介したいと思います。
「日本では、2月末というかなり早い時期から、政府による休校要請などの対策を打ち出しました。しかし3月中旬になりますと街に人が溢れるようになりました。身近な知人も大規模な集会をしようとしておりました。これは大変な事になると思い、情報発信を始めました。2月末時点で、1~2週間がヤマ場というのはものすごく誤解されると思いました。緊急事態宣言も、1か月頑張ろうというニュアンスで発信されていると思いますが、心配しております。1か月だけの辛抱だと多くの人が思っている気がします。僕は専門家ではありませんが、かなりの確率で1か月では元通りにならないと確信を持って言えます。継続して我慢していかないとダメなのです。中国やアメリカの状況をも見ていてもそう思います。
感染者数の拡大が収まるケースは3つしかありません。1つは、季節性インフルエンザのように気温などの理由で新型コロナウイルスが勢いを無くす事。ですが気温にかかわらず世界中で蔓延している事からすれば、そうでない可能性が高いと思います。そうなりますとあとは2つ。ほとんどの人が感染して集団免疫という状態になるか、ワクチンや治療薬ができる事です。しかし、ワクチンや治療薬は1年ではできないのではないかと?最低1年は覚悟しないといけない。ダッシュと思って全力疾走すると、まだウイルスが社会に残っているのに力尽きる事になってしまう。
医療現場の関係者へのPCR検査が不十分だと言う人は多いです。様々な病院で院内感染が起こるようになり、フェイズ(段階)が変わりました。医療現場では徹底的にPCR検査で調べ、誰が働き続けてどの病棟を閉めるべきか判断しないといけません。そのためには、医療機関のクラスターをきちっと調べる事が必要ですが、それができていないのです。確かに以前は色々な意見がありましたが、今は大分一致してきているのではないかと。今はまだ終息までの第一段階、どんなペースで走ったらいいのか分からないが、少なくとも最初が大事なので、いいペースで走り出すとうまくいくと願うしかない」と。
ノーベル賞を取った人ですら、専門外と前置きをした上で、真摯に考えた意見だと思うのでとても参考になると思います。無責任に意見をメディアで言っている人達とはレベルが違うと。こういう時こそ、冷静で論理的に整合性がある説明が必要ですから。1~2週間が山場とか、5月6日までの辛抱とか思っても、その時どうなっているかは誰にも分からないのです。そしてこういった教授達の意見を聞いておりますと、この戦いはもっと長丁場になるのは確実だなと・・・現に今日の時点で終息の糸口なんて全く見えていないばかりか、感染は拡大し続けているのですから。。。
山中教授によります新型コロナウイルス情報発信には、題字のように以下の文が大きく書かれております。『新型コロナウイルスとの闘いは長いマラソンです。都市部では市中感染が広がり、しばらくは全力疾走に近い努力が必要です。また、その後の持久走への準備も大切です。感染が拡大していない地域も、先手の対策が重要です。私達が一致団結して正しい行動を粘り強く続ければ、ウイルスは力を失います。自分を、周囲の大切な人を、そして社会を守りましょう!』と。ノーベル賞を取った権威ある方が、このような専門外のところに口を出して発信をするという事は、勇気も必要ですしリスクもあると思われますが、それでも社会のために!という気持ちが伝わって来まして信用できますね!
外出自粛が続いておりますが、時々のジョギングや散歩はエチケットをすればOKと言われております。今日は昼間、下の娘のストレス解消と、僕自身もなんだか自然に触れたいなと思いまして、バトミントンなどの遊具を持ってお弁当を作って根岸森林公園へ行って来ました。混雑していたら帰ろうと思っていたのですが、さすが公園といえども昔は競馬場だったほど大きな敷地。ソーシャルディスタンスを十分に保てましたので、のんびり過ごして気分転換して参りました(^^)マスクは無理やり着用させ続けられておりましたが(^^;)
自然に触れ合うというのは良い事だなと思いましたし、下の娘も喜んでくれておりましたので良かったです。こんな状況にならなければ気づけなかった事も多くありますし、時間が取れる今だからこそと思いまして、改めて英会話の勉強も始めました。周りでは僕は英語ペラペラという設定になっているのですが、実際外国の方がお客様でいらして話しておりますと、特にネイティブの発音など分からない時もあるもので。この時間を活かすも殺すも自分次第、どうせならば今まで時間に追われていてできなかった事をしてみようかなと思っております。
今週はいつものように毎日BMには行っているものの、実質営業はしておりません。他のお店はお弁当販売やテイクアウトなどを始めておりまして急場を凌いでいるようですが、BMで何かできる事はないかとずっと模索をしておりまして、この度・・・家庭用真空パック機械で自家製のカレールーやらハヤシルーやらミートソースやらと、従業員手作りの惣菜などを詰め、ワインコインで販売する事を計画致しまして今作業を進めております!BMで売るのも良いのですが、発送を出来ましたらわざわざBMまでお越しいただく必要もないので、上の娘のツテを通してインターネット販売も行おうかとも考えております!新たな試みに挑戦です(^^)また詳しい内容が決まりましたらこの日記上でもご報告させていただきますので宜しくお願い致します!

2020年4月15日(水)
日常と非日常

改定新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づきまして新型コロナウイルス対応のために政府が策定致しました「基本的対処方針」では、接客を伴う飲食店に関して、緊急事態宣言が発令されました7都府県に対し、「強く外出を自粛するよう促す」事を求めております。更に、本部会合に先立って専門家によります諮問委員会を持ち回りで開き対処方針に盛り込みまして、この方針を残りの40道府県にも拡大する事が本部会合で正式決定されました。今日本は、47都道府県全てが「強く外出を自粛するよう」促されているのです。
特に接客を伴います飲食店に関しましては、宣言の対象の7都府県内の店で働いておりました従業員が、対象地域外の店などに移動して働き始める例があるとされまして、政府関係者が懸念を漏らしておりました。実際に、クラスターが生じている可能性がありますキャバレーやナイトクラブなどでは、利用者や従業員が感染しても経路を追いにくいケースが多くなっているというのです。政府が定めますキャバレーってものの存在が今日本にあるのかどうかというところは突っ込まず無視していただいて・・・(^^;)でもどうせやるのならば当然全国一斉にですよね。じゃないと一網打尽にできなくて意味が無いでしょうから・・・
安倍首相により、全国の繁華街で接客を伴います飲食店の利用を自粛するよう要請されましたのは11日、先週の土曜日です。もちろんクラスターの温床となるのを抑え込む狙いがあるのでしょうが、しかし11日の土曜日は街に人がよく出ていたんですよね(・ ・;)緊急事態宣言、外出自粛要請がほとんど意味をなしていないのではないか?と思われたのですが・・・しかし今週になりますと、月曜日から夜の街はまるでゴーストタウンと化しております。BM前を数人しか横切らないなんて日もざらですから。BM前に停めておりますタクシーの運転手さんは嘆いておりますね(**)でもちゃんと自粛要請を守っているという事で、長い目で見れば良い事だと思うのですが・・・
繁華街の接客を伴います飲食店などへの外出自粛要請の対象を全国に拡大した事で、「補償も一緒にしてくれないと・・・」、「夜の店を潰す気か!」などと、キャバクラ店やラウンジの経営者は異口同音にテレビニュースのインタビューで訴えておりました。そう言いたくなる気持ちももちろん分かるのは分かる。キャバクラやラウンジではありませんが僕も夜の店の経営者ですから。ましてや感染者が確認されていない岩手県で既に、感染リスクを避けるために営業を自粛しているという経営者の声なんかを聞きますと、政府の方針にちゃんと従っていて素晴らしいなと思います。「岩手はまだ平気だから」と言いたくなりそうなものですから。
でも今毎日BMに行っておりますと、やっぱり「夜の店を潰す気か!」と言うのは違うと思うんですよね・・・夜の繁華街での自粛と言われ、キャバクラ・クラブ・ラウンジ・バーなどでの休業補償という議論は出ております。確かに自粛要請で事業収入は激減して大変ですが、これだけ連日マスコミでも取り上げられているのですから、間違いなく何らかの補償は得られるでしょう。しかし、世の中ではマスコミなどでもあまり取り上げられない製造業なども、新型コロナウイルス感染症の影響で甚大な被害を受けているのです。。。外出自粛要請によります影響が直接あるわけではないでしょうが、中国からの部品が来ない、需要そのものが激減したなど、理由は様々でしょう。
そういった人達も、同じように従業員を抱えながら資金をなんとかやりくりして頑張ろうともがいているのです。更に今1番大変であろう業種は、医療従事者でしょう。これはもう我々の想像のつなかい範疇で頑張っておられる事と思います。赤の他人の命を、睡眠時間や自分の家族への時間を削って、感染のリスクを1番背負いながら、文字通り命がけで守ってくれているわけですから。これはお金には変えられません。でも、せめて生活面や食事面など何らかの補償を、そしてそのご家族への補償もしてほしいと思います。医療従事者のご家族は、言われなき差別を受けているというとんでもない話も聞きますから(**)是非他の業種にももっと目を向けてほしい!
現時点で夜の繁華街が感染率が高いというのであれば、外出自粛要請は当たり前の事でやむなしです。万が一自分のお店から感染者が出たとか知れ渡ったら、新型コロナウイルス感染症が終息した後でも元通りに営業できないでしょうから、みんな店を早々閉めてテイクアウトやお弁当などの副業で頑張っているのです。もともと水商売と言われる我々の商売は、外的リスクに弱いが利益率は高いもの。何年も続けてこれた経営手腕があるのならば、また必ずやり直せます!ですから新型コロナウイルス感染症が終息するその日まで、なんとか踏ん張るしかないのです。大変なのはどこも同じ。
確かに飲食店の資金繰りは確実に急速に悪化しております。。。金融機関の融資相談窓口には、事業者が殺到しておりまして、審査数が急増して対応に追われているといいます。歓送迎会シーズンで書き入れ時のはずだった3月4月に売り上げが激減してしまった事業者は、首をくくるような覚悟でしょう(++)それでも更にお金を借りようとしているのですから尚更です。しかも新型コロナウイルス感染症の終息の目途はまるで立たず、、、これから経営を続けていくのもかなりのギャンブルなのですから。。。でも飲食店は職人商売と一緒、簡単には他にやりようが無いですからね(**)思い入れもあるでしょうし。
東京都や神奈川県と同じく外出自粛要請が出されております福岡県では、無利子で融資する日本政策金融公庫の融資相談が、3月末までに4721件あったそうです。これは、前年比の6~7倍で、4月は現時点で13~14倍のペースとなっているのだとか。勢いは全然止まっていないそうです。審査では、提出書類を簡略化し、職員を総動員しておりますが、融資を決めました承諾件数は今のところ2807件にとどまっていると。福岡支店の支店長は、「多くの企業を助けたい。これまで申し込みの9割超は承諾している」と語っておりまして、感染リスクが心配な方には郵送でも受け付けているとの事でした。
福岡県信用保証組合によりますと、金融機関の貸し倒れなどを保証します融資の申し込み件数は、4月1~10日で前年同期比3.8倍の3581件、金額は7.6倍の797億円に急増したと。地方銀行も対応を急いでおりまして、福岡銀行は融資部にコロナ対応の専用チームを設けまして、融資の返済条件の変更などに柔軟に対応。西シ銀の頭取は、「貸し倒れでロスが出る事も否定できないが、経済をしっかりと支えてお客様の悩みや問題にスピーディーに応える事が最優先」と語っておりました。福岡県の対応は素晴らしいですね!今回神奈川県の同様の記事は出てきませんでしたが、貸し付けはどうなっているのやら・・・?条件が厳しく中々借りられないという話も聞くのですがね(**)
飲食店は、売り上げの入金と賃料や人件費などの支払い時期にずれがありまして、売り上げが減れば急速に資金繰りが悪化するものです。ですから借り入れの目途が立つかどうかという事は、首をくくらなければいけないか助かるのかという大変重要な問題でもあるのです。企業でいえば不当たりを出すのと一緒ですからね。。。新型コロナウイルス感染症の終息が長引いた場合、今回借りられたとしても資金が底をつく時に追加融資を受けられるのかというのも大きな課題となる事でしょう。こうしてお書きしておりますと、飲食店お先真っ暗(**)という気も致しますが、それでも今お客様がいらして下さるという事が素直に喜べないのですからウイルスというのは本当に厄介なものです。。。
僕は、バーとは「日常生活から解き放たれた、非日常空間を提供する場所」でもあると今まで思ってきました。日常生活とは辞書で調べますと・・・「毎日繰り返される取り立てて特別な出来事の無い生活」とあります。そんな毎日を少しでも忘れられるような空間を、お酒や料理と会話と雰囲気で作り上げて、笑顔でお帰りいただく、これがバーテンダーの1つの使命だとも思っておりました。そこにお客様との人間関係や信頼関係が生まれ、我々も店を誇りに思えて、自分に自信がついて、仕事が楽しく!お客様の有難みを実感できると。そうして築きました人間関係・信頼関係は末永く続いていけるものだと。ですが今は、日常と非日常が真逆になってしまっているのです・・・
お客様がいらっしゃらない、だけれどなんだかホッとする。でもそれでは生活していけない・・・でもだから出勤しているわけではない、現に誰かが通りかかりますと、「入って来るなよ」と思ってしまう。でも店に居る。今店に居る事自体が非日常となってしまっておりまして、なんだかよく分からない状態です(^^;)答えは見つかりません。でも、日常を崩したくがないために毎日店に行っているというのもあります。幸いお客様とは電話やLINEで繋がっておりまして、心配のご連絡を頂戴致します。でももちろん営業行為はしませんし、「近々顔出しに行くよ!」と言って下さっても、「いやいや大丈夫です、今は大人しくしていて下さい」と言ってしまう。矛盾だらけなのです(^^;)
ビルのお店達のポスト管理という仕事も担ってきましたが、今週はストレス溜め込んでおかしくなっている人間が増えているのか、ビルを覗いている変質者?泥棒?や、奇声を発している酔っ払い?の姿を夜中に見かける事も多くなって参りました。ポスト管理だけでなく、1階でビル管理もしているような状況です(^^;)街も人も荒んできているような気が致します(**)マスコミも不安感をやたら煽り立てるからなぁ。。。よく「コロナになんか負けない!」という人の声を聞きますが、いやいや未知のウイルスで対処法が無いんですから間違いなく勝てないは勝てないんですよ。でも、勝てないかもしれませんが負けない方法はあります!それは、自分を見失わない事だと思います。悟りを開いたように日々粛々と自分らしく生きる事!日常を見失わないためにも、僕は明日もBMに行きます(^^)明日は個室の暖房機でもしまおうかな(^^;)あとこの機会に!何か勉強をしておこう(^^)時間だけはたっぷりありますからね!

2020年4月14日(火)
強烈(**)

午後7時にお酒の提供を終了して、午後8時に飲食店が閉まる世界。これが新型コロナウイルスがもたらしました新たな街の風景です。。。これでどう生活していけというのか・・・結局自分達でどうにかしなさいと言われているようにしか捉えられません(**)一方で、国や自治体から営業の継続を求められているスーパーでは、逆に人が多過ぎるという問題が起きているのだそうです。
およそ300社が加盟します「全国スーパーマーケット協会」は公式Twitterで、「スーパーは遊び場、レジャーランドではありません。更なる規制強化を避けるためにも、今は入店人数を抑えるようご協力下さい」と訴えております。更にスーパーで問題となっているのが、人手不足だといいます。実際BMにいらして下さるスーパーの店長さんも、「精神的な負担が大きい」と嘆くぐらいのハードさだそうで。
現状は、1人が通常の1.5人分ぐらいの作業量をこなすような形で乗り切っている状況だそうですが、そもそも休校などで出勤できないパートの人が少なくない上に、人気の即席めんや缶詰などの欠品に対応するための発注、こまめな品出し、そして消毒作業など、仕事量が増え続けているのだそうです。加えて電話対応にも追われ、顧客対応にも追われ、そのどちらも苦情対応も求められる状況で精神的に病んでしまうのだとか(**)スーパーの店員に品不足の文句を言っても仕方がないのに、、、でも居そうですよねそういう人たくさん・・・
前述の「全国スーパーマーケット協会」では、「スーパーで働こう!」と異例の訴えをしているほどだそうですが、この状況下で不特定多数の接客をしなければいけないのが新型コロナウイルス感染のリスクが高いと嫌われて働く人は中々集まって来ないのだとか。買い物客が家族連れでスーパーを訪れるのは、「いつもと変わらない状態をなんとなく感じられる場所だから」という意見が多いのだそうですが、そうなんですよね・・・スーパーは今、飲食店よりもはるかにいわゆる‘3密’状態なのです。。。
緊急事態宣言が出されている今、我々は人との接触を8割減らす事が求められております。しかし気分転換のためにスーパーに家族総出で行く人が増えていて、かえってスーパーで‘3密’状態となってしまっておりまして危機感を抱いているというのです。外出自粛の対象となっていないというところも、気兼ねなく子供達を連れて行ってしまう要因なのかもしれませんが、こんな事でスーパーに行くにも制限が掛かってしまったらもっと不便な世の中になります(**)人との接触を減らすには、どんな事に気をつけたら良いのでしょうか?
買い物をする際に我々が気をつけなければいけない注意点としては・・・①色々な事情があるでしょうが、人数を絞り込み必要最小限の人数で行く、②できる限り接触を減らすため、時間帯を替えてみたり、混んでいる時は駐車場や車の中で待つ、最悪引き返し出直す、③滞在時間を短縮して節約にもなるように、買う物をリスト化してから行く、誰でも実行できるこの3点をまずは意識して買い物に行くと良いかもしれません。自分達の行動が、従業員や他の客の感染リスクを上げる事になってしまうので気をつけなければなりませんね。
店によっては、「妊婦さんや高齢者の方の時間はこちら」というような制限をするなどして、客同士が密集・密接しないよう色々な工夫がされているそうです。例えばあるホームセンターでは、お客がレジに並ぶ時に前の人と間隔をあけられるよう待つ位置を床にシールを貼って決めているのだとか。これは関内近辺のどこかのスーパーでも行っていて「凄い!」と従業員が褒めていたな(^^;)僕は昨日、車に積み込む必要があったので久々に買い物に行ったら、ドン・キホーテまでレジを打つ人と買い物客の間に透明シートが貼られておりまして、更にレジを打つ人が透明手袋を着用していてビックリしましたね。まぁお互いにとって安心感が生まれるでしょうし良い事だと思いますが。
なんとか子供に気分転換をさせてあげたいと、スーパーに連れて行って日常と同じ空気を味わせて、家で良い子に我慢しているからお菓子でもおもちゃでも買ってあげたい!とか思う気持ちは分かるのですが、ここも辛抱が必要なのですね。では、スーパーがダメとなれば、子供がストレスを溜め込まないよう気分転換をさせるのに、せめて散歩をしたり公園で遊ばせたりしたいところですが、そんな時の注意点を感染症に詳しい医師がコラムに載せておりましたのでご紹介したいと思います。
まず最低限のエチケットとしては、「咳や発熱など少しでも風邪の症状がある場合は絶対に外に出てはいけません」という事です。そして、散歩やジョギングは、運動不足にならないために行く事は構いませんが、その分絶対‘3密’を作らないというメリハリが大事だという事です。その上で、公園で遊ぶ時は「砂場など子供が密集しそうな場所は避ける」事が大切。また、「遊具にはなるべく触らない」事もこの医師は指摘しております。滑り台やシーソーなど、みんなが握る部分に付着したウイルスがあり、そこから感染する事もあり得るからだと。
更には、「公園でのお父さんお母さん同士の井戸端会議は密を作るので絶対にやめて下さい」というコラムでした。まぁ誰でも分かるような当たり前の話ですが、こんな状況かとなりますと、その当たり前を如何に当たり前に実行できるかどうかというところに感染を防ぐポイントがあるのかもしれません。日常生活で1人1人が‘3密’を無くし、人との接触を8割減らす工夫をして、なんとか緊急事態を一刻も早く終わらせるようにしたいものです。が、、、現実はそうは甘くありません(++)例えこれらを完璧に実行したとしても、今しばらくは現状が続くでしょう。。。ですから、ゴールデンウィーク明けまでの我慢だ!と言い聞かせるのではなく、その現状を受け入れた上でストレスを溜め込まないように自己精神管理する事も必要でしょう。
上の娘が来ておりまして、昨日スーパーに行った際に上記写真の「ペヤング 獄激辛」という物を買いまして、「みんなで家で食べよう!」と言っておりました。こんなちょっとしたイベントを家で明るくやるのもいいか(^^)と賛同したのですが・・・これ、、、本当に地獄をみます(**)辛いなんてもんじゃない(><)僕は比較的辛いの強いはずなのですが、これは凄いですね・・・父親の威厳を示すために気合いで全部食べるには食べたのですが、、、おかげで今日は1日中BMでも腹痛で悶え苦しんでおりました。。。こんな暇な時で良かったと(^^;)チャレンジはお薦め致しません。

2020年4月13日(月)
新型コロナウイルスに関するetc.

新型コロナウイルスの感染拡大を抑える対策として、個人で気をつける事は・・・手洗い・うがい・マスク着用・咳エチケット・不要不急の外出禁止・2メートル以上のソーシャルディスタンス、といったところが主でしょうか。集団になりますと、今では複数人での行動も止めるよう指示されておりますが、やはり‘3密’(密閉空間・密集場所・密接場面)の状態に身を置くのを避ける事でしょうか。先日お書き致しました通り‘3不’なんてのもありますがね。
それ以外、普段ニュースになっていないような事柄でも、今緊急事態宣言を受けまして生活している上で、僕が自分自身でふと疑問に感じた点、「こういう人はどうすればいいのかな?」と感じた点などを、とりあえず3点ピックアップして調べてみましたので、偶然同じ疑問をお持ちだったという方がいらっしゃりましたら参考にしていただければと思います。参考資料が間違っていたら何の解決にもならないのですけれど、、、とりあえず自分で調べてみてなるほどと思えました資料をお載せさせていただきます。
①番目は、{マイカーの除菌方法}につきまして。タクシーは既に感染者も出ております通り危険と隣り合わせな感じというのは知れているかと思います。もちろんちゃんと対策を施して営業されているタクシーがほとんどだと思われますが。しかしマイカーって・・・やっぱり除菌した方がいいよな?って家族を乗せる度に思うんですよね。よくよく考えれば車内も‘3密’状態でありますから。。。マイカーに乗っていて家族内で知らぬうちに感染していたなんて馬鹿な事態を避けるためにも、車内の除菌方法を調べてみました。
②番目は、{妊娠中に新型コロナウイルスに感染してしまったら?}という疑問につきまして。現在妊娠中のお客様がいらっしゃるのですが、もう鬱になってしまうのではないかというぐらいナーバスになってしまっていたもので(**)妊娠中は、特定の感染症に罹ってしまうと重症化しやすかったり、罹るとお腹の赤ちゃんに影響が出る事があるといいます。新型コロナウイルス感染症は妊娠に悪影響を与えるのか?このお客様はもう既に調べられる手段を尽くして色々調べているかとは思いますが、僕自身も知識を入れたかったので調べてみました。
③番目は、{いつもの薬を自宅で受け取るのは可能なのか?}という疑問につきまして。これは僕の両親の話でもあるのですけれど(^^;)従業員曰く、町医者に薬を取りに出歩いてしまうというのです(**)万が一その際に感染してしまったら・・・という事で従業員が心配しているのですが、確かに新型コロナウイルス感染症は高齢者は重症化しやすいというデータが出ておりますので心配になります。。。でも薬を飲み続けなければいけない高齢者も多い事でしょう。そんな時、薬を自宅で受け取る事は可能なのか?調べてみました。
①新型コロナウイルスは、「飛沫感染」と「接触感染」という2つのルートで感染致します。咳やくしゃみで飛散したウイルスによります「飛沫感染」は、鼻と口をマスクで覆う事が有効な対策となります。更に、車を利用する上で特に気をつけるべきは・・・手で触る事で感染が広がってしまいます「接触感染」です。厚生労働省が発表しております、手洗いの回数・時間による効果によれば、手を洗っていない状態の場合、約100万個ものウイルスが付着しているとされております。
また、手で操作するスマートフォンには、より数多くのウイルスや菌が付着していると言われておりますが、そのスマートフォンを触った後のハンドルやシートにも、ウイルスが大量に付着してしまう可能性があるのです。また、カーナビの画面も要注意でありまして、液晶画面はスマートフォンと同様に皮脂や唾液が付着しやすく、細菌が繁殖しやすいとされておりますので、カーナビも車内で特に注意すべき除菌ポイントとして覚えておかねばなりません。
車内では他にも、シフトレバー・ダッシュボード・内側ドアハンドル・シートベルト・鍵など、車全体にウイルスが付いている可能性があるのです。加えて、密閉されました空間を大人数が利用する事で、一気に「空気感染」が広がってしまう可能性があります。。。家族で利用する自家用車はもちろんの事、不特定多数の人間が利用致します社用車やレンタカーでも同様の事が言えます。こんな事お書きしておりますと心配で車に乗れなくなってしまいそうですが(^^;)では、車内のウイルスを退治するための消毒のポイントはどこなのかといいますと・・・
厚生労働省の発表によりますと、ウイルスは物に付いてもしばらく生存している事から、ドアの取っ手やノブなどにウイルスが付いている可能性があるといいます。その場合、水拭きでも構いませんし、アルコールで拭く事がやはり1番良いとされております。大手除菌製品メーカーが行いましたウイルス試験によりますと、アルコールやその他の成分の作用で、コロナウイルスの99.9%以上が不活性化しているとの事ですから!やっぱりアルコール消毒というのは有効なのですね(^^)
車内消毒グッズとして一般的なものの1つに、「ウェットクロス」というものがあるのだそうです。これは、ハンドルやシフトレバーなど、形状に関係無く全体を除菌する事ができるだけでなく、有効成分によってべたつきの原因となります手垢を落とせるのも特徴なのだとか。大判タイプやスプレータイプもあるので、用途によって分けれますし、消臭成分によりまして車内に充満する臭い対策にもなるのでこの「ウェットクロス」はお薦めなのだそうです!ただし、アルコール度数が60%を超えるような製品の場合は、変色や色落ちがする事もあるので試してから使用した方が良いとの事です。やはり車内除菌は必須ですね!
②現在妊娠中で不安に思われている方もいらっしゃると思います。現実的に新型コロナウイルス感染症に関する報告としては以下のようなものがあります。中国で新型コロナウイルス感染症に罹患した15人の妊婦~11人の患者が出産(10人は帝王切開、1人は経腟分娩)、4人は研究期間の終わりにまだ妊娠しておりました。そして、新生児仮死・新生児死亡・死産・流産は無かったとの事です。その後妊婦は全員回復したと。ニューヨークで新型コロナウイルス感染症と診断された43人の妊婦~14人が診断時に無症状であったが、このうち10人が出産して退院するまでに何らかの症状が出現した。症状のあった29人のうち、3人は新型コロナウイルスの症状のために出産前に入院し、1人は誘発分娩に成功した6日後酸素投与を必要とした。新生児に行った生後初日の検査で新型コロナウイルスが検出された新生児はいなかった。
以上の研究から、妊婦さんが新型コロナウイルス感染症に罹ってしまった場合も、特に妊娠していない同年齢の人と比べまして重症度は変わらず、特に妊娠の経過にも悪影響は及ぼさないだろうと考えられているのだそうです!ただし、前述の妊婦さんから生まれた新生児は新型コロナウイルスに感染していなかったようですが、稀に母子感染が起こる事例もあると。これまでの報告からは、「胎児は母親から子宮内感染するかもしれない」くらいの事しか分かっておりませんが、新型コロナウイルス感染症に罹った新生児が重症化しやすいという事は無さそうだと。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナウイルス感染症に関しまして、妊婦さんに以下の事を推奨しております。・病気の人や濃厚接触者との接触は避ける、・石鹸と水またはアルコールで手を消毒する、・頻繁に触れる表面を毎日清掃して消毒する、そして、妊娠中の母から子への新型コロナウイルスの感染の頻度は高くありませんが、出産後の新生児は人から人への感染の影響を受けやすくなっているので注意する事、母乳は多くの病気に対する抵抗力を生み、ほとんどの乳児にとって最良の栄養源である事、これまでの数少ない研究ではありますが、新型コロナウイルスは母乳からは検出されていないが、母乳を介して感染するかどうかははっきり分かっていない事、が報告されております。
また、日本産婦人科学会は4月7日に「妊婦の皆様へ」として以下の声明を発表しております。・妊娠中に新型コロナウイルス感染症に罹る率は一般の方と同じ、・幸い妊娠中の重症化率も一般の方と同じかむしろ低い値が報告されている、・急な帰省分娩の検討は避ける事、・感染予防のために立ち会い分娩や面会などは制限され、妊娠健診の間隔を延ばしたり、超音波検査の回数を減らすなどはできない、分娩方法や授乳方法を変えざるを得ない事がある、などです。妊娠している方や出産を控えている方は、新型コロナウイルス感染症の流行でさぞかし不安になっている事と思われますが、気をつけるべき事をしっかりと把握し、主治医とよく相談しながら出産に向けて準備すれば悲観する事は無いようです(^^)
③外出自粛が厳しく求められる中、できればいつもの薬をもらうための通院も避けたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな場合は、電話などでかかりつけのクリニックなどを受診し、自宅で薬を受け取る仕組みを活用すると良いというのです。電話で受診をして、家で薬を受け取れるなんて僕は全く知らなかったのですが・・・この臨時的な措置は、今年2月28日に新型コロナウイルス感染拡大を防止する目的で、厚生労働省から発出されました事務連絡に基づくものなのだそうです。
対象となるのは、慢性疾患などで定期的に通院している人ですが、なんと今週からは初診の人でも電話やインターネットを使いまして自宅で診察を受けられます「オンライン診療」の利用が可能になるのだとか!医療機関に出掛ける事無く、自宅にいながら電話で診察を受けて、薬を受け取る事が可能なこの仕組みを利用すれば、通院のための外出や、病院・薬局での感染のリスクを避ける事にもつながりそうです!新型コロナウイルス感染症に罹ると重症化しやすい高齢の人、糖尿病や心不全、呼吸器疾患などの持病がある人や、免疫抑制剤や抗がん剤などを使用している人にとりましては、この臨時的な措置の活用は感染予防に努めながら安心して薬物治療を受けるための良い選択肢となりそうです(^^)
自宅で薬を受け取るまでの流れを詳しく書いておきます。1.かかりつけの病院やクリニックに電話して、「電話などでの受診」が可能かどうか尋ねる。2.電話やインターネットなどを使って診察を受ける。3.病院から普段利用している薬局へ処方箋のデータを送ってもらう。一旦自分で受け取りたい場合はその旨を病院に伝えて送信してもらう。4.薬剤師から服薬状況や体調確認などのための連絡が入る。5.薬局から薬が届く。以上、意外と簡単な手続きで終わりそうです!尚、会計の方法や薬の届け方法といった細かな点は、病院や薬局によって対応が異なると考えられますので確認が必要だとの事です。
薬を薬局スタッフによる配達や郵送などで受け取る場合に気をつけたいのが、「電話などでの受診は早めに!」という事です。やはり薬局に直接処方箋を持参してその場で薬をもらうのとは異なりまして、自宅へ到着するまでに数日掛かる場合があるからです。ですから手持ちの薬が無くなって飲めない期間が出てしまわないように、手持ちに余裕があるタイミングで受診するように心がける事が大切です。今週から「オンライン診療」も始まりまして、薬についても薬剤師の服薬指導を受けまして自宅で受け取る事が可能となりますので、感染予防のためにもこうした仕組みを上手に活用し、安全に安心して治療を続けていきたいですね!

2020年4月11日(土)
同窓会(^^?)

今日の営業中、1時前ぐらいだったでしょうか?直下型の地震を感じましてヒヤリと致しました・・・慌ててテレビを点けてみますと、神奈川県中区は震度3でした。震源地付近は震度4を観測したそうですがね。突き上げるような縦揺れを感じましたが、すぐに収まって大事には至りませんでしたが、この新型コロナウイルス感染拡大の状況下での大地震は怖過ぎるものです・・・(++)
熊本地震から間もなく4年が経ちます。新型コロナウイルスの感染拡大で、社会全体が混乱している中、もしこのような大きな地震が起きたらどうなるのか?最近よく考えさせられます。。。むやみやたらと不安を煽るつもりはありませんが、現実的なシナリオとして、こんなウイルス騒動が起こる前に大地震の到来は危惧されていたもの。複合災害への備えを頭には入れておかなければならないのかもしれません・・・
ちなみに熊本地震では、最大855か所の避難所が開設されまして、避難者の数は一時最大約18万4000人にも及びました。18万4000人ですよ!ちょっと現実離れしておりますが凄い数ですよね(**)1か所あたりに換算致しますと215人。全てが体育館のように広い場所ではなく、公民館や集会所などもありまして、更に、電気・ガス・水道が使えず、、、衛生管理が十分に行き届かない場所もあったといいます。
さて・・・もし今横浜で大地震が発生してしまったら・・・皆様は避難所に行かれますか?それとも、自宅に留まりますか?避難所は、いわゆる‘3密’(密接・密集・密閉)なのに加えまして、‘3不’(不便・不満・不衛生)が加わった状態に。病院は新型コロナウイルス感染症患者の対応に手一杯で、、、大地震によって発症してしまいました怪我人や病人に対してろくな対応を取れません。更に、ライフラインが止まり、機能不全に陥ります。。。
多くの方はこんな事態を本気では考えないでしょう。「今そんな事を聞かれても困る」、「最悪を考えだしたらキリがない」、「あったとしても確率は低い」、「起きたら起きたでその時考えればいい」、「うちは大丈夫だ」など、様々な意見をお持ちかもしれません。どれも間違ってはいないと思いますし、実際に考えても仕方がないところもあるのですが、こうした心理状態には、「楽観主義バイアス」というものが働いていると考えられるのだそうです。
バイアスとは、日本語では「偏り(かたより)」と訳されまして、偏見や先入観という意味を持ちます。「楽観主義バイアス」は、自分の周りで起こる事象を自分の都合の良いようにゆがめて認知する心理的プロセスであります。危険を考えるという事は、それ自体がストレスになるため、楽観的に考える事でストレスを軽減させる作用が無意識のうちに働きます。今、海外で1日に何百人もの人が新型コロナウイルス感染症で亡くなっているにも関わらず、日本は大丈夫だと考えるのも、この「楽観主義バイアス」や、あるいは自分だけは大丈夫という「正常性バイアス」によるものと考えられます。
しかし、改めて説明する間でもありませんが、災害は毎年のように起きているのです。避難所の設置目安は自治体によって異なりますが、1つの目安とされます震度5弱以上の地震は、昨年だけで日本国内で10回近く発生しております。忘れてしまっているかもしれませんが、5月25日は千葉県南部で震度5弱の地震が発生致しまして関東在住の方は「大地震か??」と肝を冷やしたものでした。今年も3月13日に、石川県能登地方で最大震度5強が発生し、同県内では輪島市で3か所、穴水町で4か所の避難所が開設されております。
もちろん地震だけではなく、豪雨や台風災害も含めますと、毎年確実に避難所が設置されるような災害は起きているのです。そして新型コロナウイルスの感染拡大が長引きまして、、、対応が長期化すればするほど、必然的に複合災害の可能性は高くなってしまうのです。。。これからは春の過ごしやすい時期を迎えますが、春を過ぎれば猛暑の夏がやって来ます。そしてその後は台風の季節となります。万が一そんな時に大地震が起こったら・・・考えるだけでも恐ろしいですね(**)
では、万万が一大地震が起こってしまったら、我々市民はどう対応したらよいのか?平成28年に熊本市が行いましたアンケートによりますと、熊本地震で市民が避難所に行った理由につきまして最も多かったのは、「自宅が危険だと判断したから」で67%、2番目が、「まだ余震が続くと思ったから」で66.5%、そして3番目が、「停電や断水などで自宅で生活するのが不安だったから」で35.5%と続きました。
避難所とは、その名の通り避難するための施設や場所の事で、災害対策基本法では「災害の危険性があり、避難した住民などを災害の危険性が無くなるまでに必要な間滞在させ、または災害により家に戻れなくなった住民などを一時的に滞在させるため、市町村長が指定する」避難所と、「災害が発生し、または発生する恐れがある場所にその危険から逃れるための避難場所として、洪水や津波など異常な現象の種類ごとに安全性などの一定の基準を満たす施設、または場所を市町村長が指定する」指定緊急避難場所を定めております。
更に、広義には「一時集合場所」(近くの公園など)、「広域避難場所」(大規模公園など)、「福祉避難所」(高齢者や障害者などを収容する社会福祉施設など)、「一時滞留施設」(公共施設や民間の建物のロビーなど)、「みなし避難所」(ホテル・旅館など)があります。いずれの場所や施設に行くにしても、残念ながら‘3密’は避けられず、避難するかどうかは住民1人1人の判断に委ねられます。
その際考えるべき点は・・・命の安全性であります。避難所に行けば、新型コロナウイルスに感染するリスクは避けられません。。。しかし、自宅にいたら建物倒壊などの危険性があります。考えたくはありませんが、どちらが生き延びる可能性が高いでしょうか?もちろん感染リスクも甘くはありません。何故ならば、既に医療機関が崩壊している事も考えなくてはいけないからです。しかし、本当に建物倒壊の危険性があるのであれば、余震も起き得る事から一刻も早く逃げた方が良いという事になるのです。
しかし、避難所へは行かず、家からはとりあえず逃げると考えた人もいるかもしれません。日頃から食料や生活物資などが十分に備蓄されておりまして、いざという時に持ち出せる状態になっていればそれも1つの方法でしょう。家が倒壊する危険性につきましては、耐震基準を満たしているかどうかという点と、あとは地震直後の被災具合で判断するしかありません。しかし、自宅が倒壊する危険性が無ければ、避難所へ行く必要はありませんし、家にいる事が最も命を守る方法という事になります。
そのためには、地震後も安全に暮らせるだけの備えは必要なのです!すなわち、家具の転倒防止やガラスの飛散防止、更に最低1週間程度の水や食料、トイレ、生活物資などを備蓄しておく事が重要となります。在宅勤務で家族全員が家にいれば、食料も多く必要になるかもしれません。今から急に買い溜めや買い走りをする事は避けなければいけませんが、今一度各家庭で備蓄を見直し、今の新型コロナウイルス感染拡大の状況下では何が必要か、見直してみる必要はあるでしょう。
一方、学校などの施設につきましては、現在休校などで使われていない施設が多い事から、もし避難所になった場合には、体育館を開放するだけではなく、他の教室を開放して運営する方法もあらかじめ考えておいた方が良いかもしれません。高齢者の方はなるべく密集しない場所にいてもらうなど、あらかじめ全体配置を考えた上で受け入れませんと、一旦密集してから再配置してのでは感染拡大を防げるとは思えず、クラスターの発生地となってしまいまして手遅れとなります。。。
今、医療関係者は、ウイルスという見えない恐怖の敵と戦い、まさに前代未聞の大変な状況となっております。。。そんな医療関係者を拍手喝采して激励する動きも出てきております。それ自体はもちろん素晴らしい事だと思いますが、こうした複合災害が起きてしまえば・・・医療体制は瞬く間に崩壊してしまいます(++)それはそうですよね、現状ですら崩壊寸前とも言えるのに、ここに災害が発生してしまったら・・・考えただけでも恐ろしいです(**)ですからそうした事態までを考え、少しでも被害を抑えられるように市民1人1人が様々な災害を想定して備えていくという事は大事な事ではないかと!そんな余裕持てない状況かもしれませんが、時間はあるはずです(^^;)みんなで頭の片隅には入れておきましょう!
今日は土曜日、先週もそうだったのですが・・・週末に外出自粛要請が出ているというのに、確実に平日よりも人が多いです(**)今週昨日までは夜の街の様子は文字通り閑散としていたのですが、今日は道行く人をよく見かけましたね。なんで週末は出歩くのか??さすがに飲んでいたような方の姿はそれほど見かけませんでしたが、コンビニの袋をぶら下げた人や、ホテルに帰って行く人の姿をよく見かけました。不要不急の外出を避けるというのは、残念ながらまだまだ徹底されていないようですね。。。意外と家に居れなくてホテルを取っているという人も多いのかな?朝方、まるで同窓会のようにBMでアルバイトをしてくれていた人達がいらしてくれまして、「頑張っていこう!」と飲み語り合いました(^^)ウイルスは我々一般人にとっては勝てない敵ですからそういった面での頑張りようは無いのですけれど(^^;)耐えるという事も頑張るという事です!

2020年4月10日(金)
明日も粛々と・・・

1日の新型コロナウイルス感染者が189人と、今までで最多を記録してしまいました東京都は今日、午後1時から新型コロナウイルス対策本部会議を開きまして、緊急事態宣言中の休業要請をめぐりまして、東京都が休業要請に協力した中小の事業者に対しまして、最大100万円の協力金を支払う事を決めました。
「1事業者のみの場合は50万円、ただし複数の場合は100万円とする。現在、支給の方法を含め詳細を検討しているところで、決まり次第発表する」、小池都知事は、休業要請に応じました中小の事業者に対しまして、「感染拡大防止協力金」と名付けられましたお金を支給する事を発表したのです。これは、国ではなく東京都独自の方策。我々のような小規模事業者にとりましては大変有難い話です!
休業要請の対象としては、キャバレー・バー・ナイトクラブ・カラオケボックス・ネットカフェの他、スポーツクラブなどの運動施設、劇場や映画館、展示場など様々な業種が含まれております。感染拡大が一向に収まらずに不安に思っている都民が多い中、「みんなで頑張ろう!」という企業やお店の人間に一刻も早く休業を進めてもらおうという策だと思いますが、こうされたらもう大人しく従うしかない。協力金という言葉がまたいいじゃないですか(^^)
小池都知事よくやったなと!素晴らしい迅速な決断力!!金額につきましては少ないだ何だと文句は絶対に出るとは思いますが、我々のような規模のお店でありましたら50万円、複数店舗を抱えるオーナーであっても100万円あれば、とりあえず家賃にはなるでしょうから当座を凌ぐ事はできます。何より暗く落ち込んでいる現状の流れが変わるのが大きい!当座を凌げるというだけで、希望は湧いてくるものです(^^)無いよりは相当まし!
実際のところ、現在では多くの飲食店が自粛の流れやお客様の激減を受けまして営業を休止しているでしょうが、休業している飲食店であっても、テイクアウトに対応したり、デリバリーを行ったりしているところもあるでしょう。そういうお店達もあるのですから、どこのお店がどれぐらい売り上げが落ちてどれぐらい補償すれば良いものかを決定するにはどうしても時間が掛かります。その間に、飲食店は家賃や人件費といった固定費で倒産してしまうのです(**)
従って、金額を一律にして迅速に決定したのは小池都知事の英断!加えて申請を簡易にし、何よりも申請してからできるだけ早く現金を振り込んで飲食店を救済してもらいたいものです。何もなくただ自粛を求めている他道府県に比べましたら、少しでもお金が入るに越した事は無いのですから本当にとりあえず一安心する事でしょう。そして心置きなく感染拡大防止に協力するために休業できると。人間懐が温かくなれば心に余裕が生まれるものですからね・・・
更に求めますと、事業主の支援と同時に、そのお店で働く労働者に対する支援も必要となります。せっかくの協力金が、労働者への支払いも含めてであればこの金額じゃ全く足りませんから。。。休業した場合には、事業主は労働者に6割の休業手当を支払う義務が労働基準法に定められております。しかし、行政の要請などによってのやむを得ない休業である場合には、この休業手当を支払う義務が無い場合があると厚生労働省は告知しているのです。
つまり、休業によりまして東京都が50万円なり100万円なりを事業主に支払う一方で、労働者は何の手当ても無いという状態に陥りかねないのです。国は、事業主が休業手当を支払った場合には、中小企業の場合その9割を助成するといいます。しかし、残りの1割の支払いを嫌がってこの手続きをしない企業が後を絶たないのが現状です。。。
休業手当の請求や、助成金の申請を企業に求める事は、労働組合の団体交渉を通じてもできますので、この場合は労働者は社外の労働組合に相談するべきですね。また、311時間の雇用保険の特例適用など、国は労働者に行き渡る支援を即座に拡充すべきだと思います。せっかくの「感染拡大防止協力金」が、事業主のみで終わって労働者に行き渡らないなんて事にくれぐれもならないように。
それにしても小池都知事はよくやっていると思います!特に東京オリンピック・パラリンピック延期決定から別人のように働き出しまして(^^;)いくら東京都がお金が潤沢にあるとはいえ、ただの一自治体である事には変わりありません。しかし、国が動かない、、、都民は不安になっている、こういった状況をしっかりと見て、東京都として出来る限りの事をしようと短期間に都庁幹部と折衝して決めたのでしょう。
この政策力・実行力は本当に大したものだと思います!お願いに対しては、対価を用意する。まずはそこからという考えが道理が通っていていいじゃないですか(^^)お互い苦しいのですが、ここは痛みを分かち合えるかが重要となります。それにしても何も決められない政府は情けない(**)怒りを通り越してまさに情けないといった感じです。。。そして肝心の我々が住みます神奈川県の対応なのですが・・・
黒岩県知事が東京都に遅れて会見を開きまして、新型コロナウイルス特措法に基づきます緊急事態宣言を受け、東京都と同様に11日午前0時からの休業を要請すると発表致しました。そして対象業種や施設は、東京都の基準に合わせると。これまで黒岩県知事は、東京都との財政規模の違いなどを理由に国の補償がなければ休業は要請できないとして、東京都に対しまして「歩調がそろわないと東京から神奈川に人が流れ、神奈川の感染リスクが増す」として共同歩調を取るよう求めておりました。
こうした中、今日の小池都知事の休業要請決定、そして全面的に協力する中小の事業者に「感染拡大防止協力金」を支給する事を明らかにした会見がありました。これを受けまして黒岩県知事は、「国と東京都が時間を掛けて調整して合意したのであれば、神奈川県としても対象や時期を東京都と全く同じ基準にする」と述べまして、一転して神奈川県でも明日から急遽休業を要請する考えを示しました。
しかし、「感染拡大防止協力金」につきましては、「東京都と同じようにしていきたい気持ちはある」と述べた一方、詳細を確認し国からの臨時交付金の用途や規模を踏まえて実現が可能かどうか検討したいとしたのです(**)まぁ東京都と違いましてお金があるわけではないので即答できないのも仕方がないのは理解できますが、これでは安心して休めない。。。「感染拡大防止協力金」の給付は我々にとりまして最低限度の補償ですから・・・
僕の仕事はバーテンダーです。バーテンダーの意味は、一説には1830年代にアメリカで生まれました、BAR(酒場)とTENDER(世話する人、相談役)の合成語が定着したものと言われておりますが、BARには「宿り木」という意味もあります。即ち、「宿り木の世話人」という意味でもあるのです。そして、『人生に迷ったらバーテンダーに聞け』という格言もあります。そしてこんな未熟な僕でも、話を聞く事は出来ます。
BMを続けていくうちにいつしか僕は、バーのマスターにとって1番大事な事は、カクテルの作り方などではなくて、接客だと思うようになりました。これは、経験から学んでいくしかないでしょうし、誰にでもできるものではないと思っております。そして僕のバーテンダーを続けていく上での座右の銘、『バーテンダーは医者である』という言葉。悩んだり相談にいらした方へ、僕が作るお酒や話す言葉が薬となり、バーという非日常の空間で治療をして元気になって帰って明日の活力を生み出していただく。それには・・・いつ何時いらしていただいてもいいようにできるだけお店を開けておく必要があります。特にこんな時には。
ですから僕は、今もBMを開けております。今日もいらしてくれたのは、これから先を悩みに悩んでいる同業者と、予約があってお店を開けていたママさん以下スタッフの方達だけで、一般のお客様は1人もいらっしゃりませんでしたが、それはそれでこの状況だから良かったなと(^^)皆さんちゃんと外出自粛できているじゃないですか!と。でも、これから先どうしようもなく不安に駆られたり眠れなくなったりしたら、BMへいらしていただきたいとも思います。ちゃんと消毒してから(^^;)それまでは、いらっしゃらずに済む事を祈りながら、明日も粛々とBMを開けていたいと思います。「感染拡大防止協力金」も出ないし(^^;)家に居ても心配だし(^^;)閉めているお店のポストも見ておかないといけないし(^^;)今は耐える時です・・・でも、家族への感染の可能性を感じたらすぐに閉めます。それまでは、僕にしかできない仕事、ビルの番人を務めようかと。

2020年4月9日(木)
ストレスと上手く付き合って

東京商工リサーチは昨日、新型コロナウイルス関連の経営破綻が合計45件に達したと発表致しました。。。もちろんこれはある程度大きな企業、あるいはそこそこ規模の大きい中小企業の話でありまして、我々のようなちっぽけな飲食店なども含めましたら、それこそ星の数ほどとなってしまうでしょう(**)まだまだ終息の糸口すら見えないこの時期でこの経営破綻の数は・・・確実にリーマン・ショックの時よりも事態は深刻となりそうです。。。
政府は4月7日に、7都府県を対象に緊急事態宣言を発令致しまして、外出自粛を要請致しました。企業は在宅勤務(テレワーク)を実施し、百貨店も食品売り場を除きますフロアの休業や全館休業など、様々な動きが出てきております。そして居酒屋などの飲食・サービス業なども休業が増えております。。。メーカーでは、サプライチェーン寸断の影響などから操業の一時停止が相次いでおります。それらの影響で、4月7日の時点で新型コロナウイルス関連の倒産は20件、法的手続き準備中が25件発生し、経営破綻は合計45件となったのです。。。
地域別では、最多が東京都の6件で、次いで北海道の5件、以下兵庫県の4件、大阪府・福岡県が各3件など、25都道府県に広がっております。業種別では、宿泊業が12件、飲食業が7件、食品製造業が6件、アパレル販売など、インバウンド需要と消費者対象の小・零細企業が多くを占めます。サービス業や小売業の他、出版業、卸売業、製造業など、経営破綻は幅広い業種に広がっております。大学休校によります教科書販売減少、材料仕入れ困難、イベント中止などで業績悪化で倒産に至ったケースもあります。やはり新型コロナウイルス感染拡大の影響は、多方面で出始めてきてしまっているのです。。。
もちろん新型コロナウイルス感染症の拡大に伴います外出自粛要請などを受けまして、我々飲食業界の売り上げは大幅に減少しております(++)飲食店関連情報サイト「飲食店ドットコム」の会員415人を対象に、「シンクロ・フォード」なる会社が3月中旬に実施致しましたインターネット調査によりますと、2月の売り上げが前年同月比で減ったとの回答は6割に達したといいます。回答者の3分の2が1店舗運営で、54.5%が東京都の店舗だったそうです。しかしこんなのは序の口、、、2月の売り上げはまだいいんですよね、問題は3月以降、そしてこれからなのです(**)
それにつれて危機感をより一層強めました最近飲食店関係者からは、「このままでは潰れてしまう。テイクアウトの料理に酒類をつけたり、在庫のワインなどを販売したりする事ができれば売り上げが出る。酒類をテイクアウトで一緒に売る事を認めてほしい」との声が日を増して強くなってきているのだそうです。酒類を一緒にねぇ・・・これはどうなんですかねぇ?飲食店に酒類や食材を提供する卸酒店や生産業者への影響も懸念されますが・・・アメリカのニューヨーク州では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、レストランに酒類や食物の販売中止を求めた際、テイクアウトで食物と合わせたワインなどの販売を3月中旬から認めているのですがね。
我々飲食業者が店内以外でお酒を販売するには、酒販免許が必要となります。大抵は、と言いますかほぼ100%飲食店で酒販免許を持っているお店はありませんので、実際にテイクアウトでお酒を売る事は法律上できないのですが、国税庁は今日、新型コロナウイルスの感染拡大で経営に重大な影響を受けておりますレストランなどに対しまして、ワインや日本酒といった酒類を料理と共にテイクアウト販売できるよう、期限付きの酒類小売り販売免許を新設したとホームページで発表致しました。
前述のように、外出自粛で客足や売り上げが激減しました飲食店などから、売り上げ確保のため酒類の販売を認めてほしいとの声が多く挙がっていたのは分かりますが、期間限定で酒販免許を新設するとはまた思い切った方針で。それもこれだけはこんなにも素早く(^^;)しかし我々が従来のように、メーカーから直にではなく卸酒店を通して仕入れるとなりますと、巷のお酒を取り扱っている販売店の価格と然程変わらない値段で入荷するわけですから、利益率で考えますと売り上げに大きく貢献するというわけにはいかないと思うのですがね・・・卸酒店を通さずにお酒を入荷できるとなったらまた話は別ですが、そうなれば卸酒店が死活問題となりますから当然黙ってはいないでしょうし。
新たな免許は、地元の税務署に申請をすれば早期に免許を付与する方向なのだそうです。6月30日が申請期限で、免許の期間は先述致しました通り付与から6か月間。販売できるのは、在庫や既存の取引先からの仕入れに限定するといいますから、卸酒店の心配は一応は杞憂に終わりました。しかし長年飲食店を営んでいてメーカーと仲良く付き合っている方なら分かるように、抜け道が無くもないですからね・・・。そしてインターネットを使いました2都道府県以上の消費者を対象にした販売はできなくなっておりまして、仕入れや販売を帳簿に記帳する義務が課され、販売数量の報告なども行う必要もあるそうです。まぁ中々抜け道を通りづらくはなっておりますね(^^;)
しかしこれはかなり画期的な方針です・・・一連の流れをまとめれば、通常お酒を販売するには酒税法上の{酒類小売業免許}というものが必要で、なければ店内で飲むお酒は販売できても持ち帰り用として売る事は出来ません。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大対策で、外食を自粛する動きが広まり、経営が悪化する飲食店が増加。一方、自宅で食事を食べる人達のテイクアウトの需要が高まっているため、持ち帰り販売ができる期限付きの免許を付与する事にした、という事です。
申請書は、住民票などの書類と共に税務署に提出致します。通常は経営状況や販売場所などの審査で2か月ほどかかるのが一般的ですが、必要な書類の多くは後日の提出とするなど、手続きを迅速化させ、申請後数日で取得できる見込みだそうです。そして登録免許税も免除されると。新たにお酒を仕入れる以前に、在庫を多く抱えてしまっております飲食店にとりましては有り難い話でしょう。しかし休業補償などの話は中々まとまらないというのに、どうしてこの酒販免許の問題は簡素化できるのか?(**)よっぽど休業補償問題を早くなんとかしてほしいですけれどね。。。
これはかなりの画期的な話だとは思いますが、料理のテイクアウトの上に、わざわざアルコールを買っていくかが疑問ですけれどね・・・期限付きというのならば良いのかとも思いますが。この新型コロナウイルスの感染拡大騒動が収まってきた時に、惰性で販売を続ける様な事態に歯止めを掛けらるのならば特に。厳密に言うと、最初からテイクアウトのつもりで調理する場合には、飲食店の営業許可と共にメニューによっては個々の製造許可を得る必要もあるのです。例えば、ハムなどの肉やケーキなどの菓子、アイスクリームなどの乳製品などはそれぞれ独立した製造許可が必要となります。
要は、お店で出すつもりで作って、結果として持ち帰りを認めるのと、最初から持ち帰りを目的として作るとは違うという事です。その辺が今回の特例のように簡単に考えられると、後々問題を起こしてしまうかもしれません。そしてテイクアウトを認めますと気をつけなければならないのは・・・食中毒の問題。ちゃんと保険に入らずにテイクアウトを始めてしまうと、いざ食中毒だとなった場合それこそ一発で廃業を招いてしまいます。原則として表示義務はありませんが、テイクアウトが増えますと最低限アレルギーについての知識も必要となるでしょう。簡単にお客様が来なければテイクアウトで、と考えるのは危険を伴うものなのです。
更にアルコールの販売を認めるとなりますと、こんなストレスが溜まりやすい世の中となっているのですから、アルコールの過剰摂取も心配となります。在宅勤務、そして外出自粛要請で、家での飲酒量が増えて歯止めが利かず、アルコール依存症が激増する危険もあるのではないかと危惧されます。お店のように止めてくれる人がいなかったり、ストレスが溜まっているところに気が緩んでついつい飲み過ぎて・・・なんて事が起こり得ますからね。実は、感染症とアルコール依存症には密接な関係性があるという事は過去に証明されているのです。
1918年3月、スペイン風邪の症例がアメリカで最初に報告されました。その後、2年間でインフルエンザはアメリカ全土に拡大していきました。。。パンデミックが終息するまでに、アメリカでは50万人以上が犠牲となったのです。1920年にアメリカでは禁酒法が発令されたのですが、アルコールに対する渇望は収まらず、その時にお酒の密売でのし上がっていったのがかの有名なアル・カポネであると言われております。新型コロナウイルスが蔓延する今、不安なく生きているという人はいないのではないでしょうか?この恐怖のウイルスは、個人個人が選択していた他人との距離感を突然こわしてしまったような気が致します。
ソーシャルディスタンス対策によりまして、毎日職場に出て同僚と話していた人が家に閉じ込められる。突然孤独と向き合う事が課せられるのです。一方、普段は適切な距離を取っていた夫婦が、24時間一緒に閉じ籠る事によって新たなストレスが生まれる事もあるでしょう(^^;)そのストレスの結果、飲酒やDVに走る事も起こり得るのです。この時期をどう生きるか、どのように行動変容を起こしたかで、大袈裟に言えばその後の人生が変わるかもしれません。人との距離が遠ざけられる事によって起こるアルコール依存症、距離が近過ぎる事によって起こるDV、どちらも気をつけなければいけません。ストレスは万病のもとですからね。そのためにも僕は夜中はやっぱりBMに居るか(^^;)

2020年4月8日(水)
月は必ず上る!

今日、今年最大の満月、‘スーパームーン’を迎えました!月の大きさは常に一定ではなく、地球との距離によって変化します。月が地球に近づくタイミングで満月になった場合、通常よりも大きく、輝きも増します。これを‘スーパームーン’と呼んでいるのです。
逆に今年最少の満月は、約半年先の10月31日に迎えます。その大きさを比べてみますと・・・見かけの直径が約14%も違いますので、同じ拡大率で撮影してみると両者の違いがはっきり分かるでしょう。
前述のように、月が地球に今年最接近したタイミングと、満月になるタイミングが近くなった場合に、今年一番大きく地球から月が見える事になるのですが、今年の場合は日本時間の4月8日午前3時9分頃に、月が地球に約35万7000kmの距離まで最接近致しまして、8日午前11時35分頃に丁度満月を迎えるのです。
ただしこの丁度満月になる時間は、日本は昼ですので当然月を見る事は出来ません。そのため、日本で1番大きな満月を観察できるのは、昨日の夜か今日の夜という事だったのです。幸い天候にも恵まれたため、家のベランダからでも観察できたようですが、皆様ご覧になられましたでしょうか(^^?)
この時期は空気が乾燥しておりますので、より一層輝きを増した月を見る事ができるのです(^^)ちなみに、満月には英語圏で様々な呼び名があります。2月は‘スノームーン’、3月は‘ワームムーン’などと月ごとに呼び名が変わりまして、4月は春に花が多く咲く事から‘ピンクムーン’と呼ばれます。
嘘か本当か分かりませんが、今年は各国の外出制限によりまして、大気汚染が低下したため、空気がクリアになりまして月がより美しく見えるはずだと期待していた気象学者も多かったのだそうです。特に新型コロナウイルスの感染拡大から緊急事態宣言が出されました7都府県では、人出が減った街中を普段よりも明るい満月が照らした事でしょう(^^)
僕も出勤する際に夜空を見上げてみたのですが・・・残念ながら見えませんでした(**)今日の状況だったらちょっと歩いて見える位置まで行けば良かったなと思いましたけれどね(^^;)なので上記の写真は、横浜で‘スーパームーン’を見られた方が載せておられましたものです。ベイブリッジも取り込まれていて綺麗ですね(^^)
新型コロナウイルス感染拡大によります外出自粛要請、更には緊急事態宣言まで出されまして、、、暗いムード一色でストレスが溜まりやすい世の中となってしまっておりますが、そんな時に見る自然の光景は格別でしょう!新型コロナウイルスの感染拡大が1日も早く終息する事を願いながら、月を眺めて気分をリフレッシュさせるのも良いかもしれません。何があっても月は必ず上り続けます!
‘スーパームーン’を見逃してしまった方は、明日からでも遅くはありません!外出自粛で空いた時間に何をしようかと迷っていたら、時間に余裕がある時はたまには自宅の窓からでものんびり空を見上げてみては如何でしょうか(^^?)今までそんな事しようとも思っていなかったし、する時間も無かったという方は、子供の頃を思い出してのんびり空を見上げてみるのもいいかもしれません(^^)
この空に浮かぶ雲は、地面からの高さや形から10種類に分けられまして、それぞれに名前が付いております。10種類とは・・・巻雲(けんうん)~すじぐも、巻積雲(けんせきうん)~うろこぐも、巻層雲(けんそううん)~うすぐも、高積雲(こうせきうん)~ひつじぐも、高層雲(こうそううん)~おぼろぐも、乱層雲(らんそううん)~あまぐも、層積雲(そうせきうん)~うねぐも、層雲(そううん)~きりぐも、積雲(せきうん)~わたぐも、積乱雲(せきらんうん)~にゅうどうぐも、という感じです。
雲の種類をよく見ますと、「層」や「積」のつく雲が多い事が分かります。「層」のつく雲は、のっぺりと広がっていて平らな感じがする雲。「積」のつく雲は、モコモコしていて空高くのびていくような雲。高さや形で細かく分けますと見分けがつきやすくなるのではないでしょうか?また、10種類の中でも雨を降らせるのは「乱」のつく雲とされております。のんびり過ごす機会が増えている今、ゆっくりと空や雲の変化を楽しんで心をリラックスさせてみても良いかもしれませんね(^^)
家にずっと居りますと、どうしてもスマートフォンやパソコンを見る機会が増えますので、近くのものばかり見ていて気が付くと遠くのピントが合いにくくなってしまうなんて事もあるようです。意識して遠くを見るためにも、空を見上げるのは良いでしょう。暗い話題に溢れる世にあって、ストレスの渦に落ちる方も大勢いらっしゃると思います。。。公私共にコロナ疲れが色濃くなってきて、、、なんだか精神的に参ってきてしまっているなぁと感じたら、空を見上げてみましょう!
今日はBM17年目にして、初めてノーゲストで終わった1日でした(^^;)こんな日が来るなんて、本当に非常事態なんだなぁとは思いましたが、まぁ今はお客様にいらしてもらうために営業しているわけではないので、皆さんちゃんと家で大人しくされているんだなと感じて、ちょっとホッとしたような不思議な感覚なのですけれど。今は、これから先で悩んでいる同業者や、家に居たら精神的におかしくなってしまいそうなお客様の駆け込み寺になるような気持ちで日々BMに出勤しております。
おかげさまで掃除が捗りましてBMはどんどん綺麗になっていきます(^^;)明日はどこを掃除しようかとか考えますからね(^^;)宮本浩次氏の、「冬の花」という歌の最後のセリフを思い出しました。「胸には涙 顔には笑顔で 今日もわたしは出掛ける」、お休みされているお店のポストの管理もありますし、どなたが駆け込んで来るか分からないので、看板は点けませんが明日もBMに居ります。

2020年4月7日(火)
守る

安倍首相は今日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づきます初の緊急事態宣言を発令致しました。夕方の政府対策本部で改正基本的対処方針を決定し、安倍首相自ら宣言をし発令した形です。対象地域は、感染が拡大しております東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県で、期間は大型連休が終わります5月6日までとなります。
日本は法的解釈の問題で、現状では海外のような政府主導によります強制的な措置は出来ません。ですから緊急事態宣言が出されたといいましても、効力としては今までと差はほとんど無いのですが、やはりこういう宣言が出ますと国民の意識の変化という点である程度の意義はあると思われます。なにせどんな天災や事故でも出ませんでした緊急事態宣言が初めて出されたのですからね・・・まさに国難と言える事態なのです。強制的な措置は出来ない、だからこそ今こそ日本国民の真価が問われる時でもあります。みんなで頑張って乗り越えねばなりません!
こんな時こそ、東日本大震災の時世界から称賛されたように、日本人が本来持ちます規律正しさ・思いやりを持って行動しなければいけませんが、それは社会的弱者への配慮にも該当します。新型コロナウイルスの感染によりまして、致死率が高くなっているのは高齢者です。買い物1つとりましても高齢者は不便な状況が続いていると思われますので、社会全体で助け合える仕組みを作っていかねばなりません。そして、親戚一同、近隣住民も手を差し伸べてほしいものです。
高齢者と共に社会的弱者と言えるのが子供達。学校に行けない事でフラストレーションが溜まっているところに、連日の新型コロナウイルスの感染拡大というニュースで心が不安定になっている子供達もいる事と思われます。文部科学省は今日、全国の小中学校や高校などの新学期の開始状況の調査結果を発表致しました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴います緊急事態宣言の対象となります7都府県では、授業を再開する公立小中学校は1割にとどまる一方、それ以外の地域では公立小学校の89%、公立中学校の78%が再開に踏み切る見通しなのだそうです。
調査は、都道府県と区市町村などを対象に実施されておりまして、昨日午後9時現在の回答を集計したものです。未回答の自治体もありまして、今日の緊急事態宣言を受けましてさすがに対応を変える地域も出てくるかと思われますが、それにしても緊急事態宣言が出されました7都府県とそれ以外の地域での対応の違いが浮き彫りとなっております。。。ちなみに公立高校の対応につきましても地域差が大きく、7都府県では授業を再開するのは1%だったのに対し、それ以外の地域は82%に達しております。地域差があまりにも大き過ぎますね(**)
安倍首相は2月末に、新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、全国一斉の休校を要請致しました。これを受けまして、多くの学校が3月上旬からの休校に踏み切ったわけですが、政府はその後、新年度からは一斉休校の必要は無いとの考え方を示しまして、学校再開の判断は各自治体などに委ねております。ですからこんなにも地域差が出てしまうわけですが、、、それにしてもいくら緊急事態宣言に該当しない地域とはいえ、この感染拡大が広がっている状況で学校を再開するのはどうかと思いますがね・・・確実に感染拡大の要素を増やしている気が・・・
緊急事態宣言の対象地域では、休校がまだまだ長引く可能性がありまして、文部科学省は、「休校が続く場合は、適切な家庭学習を与えたり、家庭訪問や登校日を設けて学習状況を把握したりして、学習権の保障に取り組んでほしい」と、きめ細かな対策を求めております。下の娘の小学校は、今日一斉連絡が回って参りまして、早くもゴールデンウィーク明けの5月6日までの休校が決まっておりました。学習面はそれぞれの家庭でなんとかなるにしても、こう長くなって参りますと心配なのは・・・子供達の心のケアという面。休校が長期化する事で、コロナ疲れが深刻化する恐れもあるからです。。。
「東日本大震災の後、被災地で不登校の子供が増えた。その状況と同じだと思う・・・」、不登校の専門紙・不登校新聞の編集長は今、こんな危機感を抱いているそうです。都市部を中心に感染拡大の終息が見えない。。。「大人も抱いている先行きへの不安が、子供に伝わるだけでなく、大人自身も子供のSOSが見えづらくなっている」と前述の編集長は言います。SNSでは、子供に登校日と同じタイムスケジュールで過ごさせようと奮闘する親の姿も見られますが、「子供が不登校になった場合にもありがちだが、お互い疲れてしまってうまくいかない。休校が更に長期化すれば、『コロナ疲れ』は一層深刻化する」と懸念を口にします。
もちろん学校が再開する地域でも注意が必要となります。長期休み明けは、子供の自殺が増える傾向にあるといいます。政府がまとめました自殺対策白書によりますと、18歳以下の自殺者数は、夏休み明けの9月1日が最も多く、春休みやゴールデンウィークなどの大型連休など長期休業明け直後に増えるのだとか。この話は僕も聞いた事があります。休みボケで精神不安定になっている上、学校に行きたくないと思っている子は、これからまた地獄のような日々が始まるように感じられて何もかもが嫌になってしまうのでしょう(**)
長野県小諸市を拠点に活動する、「小諸登校拒否・不登校・ひきこもりに学ぶ親の会・はじめのいっぽ」世話人を務めます元小学校教員の方は、「年度替わりは進学やクラス替えなどで重圧がかかりやすいうえ、一斉休校でストレスなどを抱えている子もいるはず。そこに大きな負荷を課せば、心身が疲れ切ってしまう。少しずつ学校生活に慣らしていく工夫が必要だ」と気を配るように訴えております。
筑波大学の災害・地域精神医学の教授は、「子供達にとっては、先が見えない非常事態といえる。感染リスクから再開に不安を感じる子供も多いだろう。学校関係者や保護者は、できる限り規則正しい生活が送れるように工夫し、いつか終息するのだから一緒に頑張ろう!と伝え続けて不安を取り除く必要がある」と指摘しております。親だけでなく、教育現場であります学校でも指導者は気を配ってあげないといけません!ただでさえ、「コロナに罹ったらどうしよう?」とか、「罹ったら死んじゃうの?」と過剰に不安になりがちなのですから。。。
今盛んに報じられております新型コロナウイルスの感染拡大のニュースは、大人達も心理的負担が掛かりますが、子供達に対しても大きな影響が及んでいると考えられます。近年も、ニュースが子供の精神状態に影響を与える事例がいくつもありました。アメリカの同時多発テロをはじめ、阪神淡路大震災、東日本大震災の時には、悲惨な映像がテレビにあふれました。高速道路が倒れ、ビルや家が崩れる様子は、小さな子供の目でもはっきりと「日常とは違う」と分かります。
特に東日本大震災の時は、津波の映像が衝撃的で、被災地以外でも子供達への心理的な影響が長引いたそうです。夜泣きや夜驚症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、チックなどの症状が現れて治療を受けるといったケースが多くみられたそうです。東日本大震災から半年ほど経った後、大雨が降った際に排水溝に流れ込む水を見て津波の映像を思い出し、パニックを起こしてしまった子供もいたのだとか。それだけニュースの映像の影響力というものは大きいのです・・・
今回の新型コロナウイルスのニュースの場合、災害やテロと違って、ウイルスの感染拡大は目に見えません。報道で流れる映像も、人のいない街の風景、病院の様子などで、映像によるフラッシュバックの心配はありません。とはいえ、報道に触れ続ける事の心理的な負担は大きいと思います。アメリカやイギリスで10代の子供が新型コロナウイルスに感染して亡くなった事が伝えられれば、我が事のように考えてしまうでしょう。小学生ぐらいになれば、街に人がいない意味や、人が亡くなる意味が分かるようになります。「コロナに罹ったら死んでしまうかも・・・」と怯える子供が出てくるのも当然でしょう。
幼児の場合は、今回の事態は簡単には理解できないかもしれませんが、それでもニュースを見ている大人達の様子を見て、「何か大変な事が起きている・・・」事は分かるものです。トイレットペーパーを殺気立って買い占める親の姿を見たら子供がどう思うのか?今一度よく考え、大人達は落ち着きを取り戻すべきです!今回は映像による恐怖が無い分、親の言葉の影響が大きくなっているのですから。連日伝えられるショッキングなニュースに、親の方がパニックになってしまって興奮した親の言動で子供を傷つけないように!
このような緊急事態は、子供に対して「禁止や脅しのような言葉を使ってはいけない」のだそうです。子供に何かを伝える時、親の方も不安ですからつい、「エレベーターのボタンを触っちゃだめだよ」、「手を洗わないとコロナになっちゃうよ」などと、禁止や脅しのような言い方で話してしまいがちです。しかしこれでは、ただでさえ報道を見て過敏になっている子供をいたずらに怖がらせるだけです。また、多くの親が心配のあまり、「家から出ちゃダメ」などと注意するような口調で声を掛けてしまいますが、子供達はただでさえストレス下にあるのに、加えてずっと叱られているような状態になってしまうので注意しないといけません。感染防止のために何かをさせたい時は、具体的にどうするのかをはっきりと提示する事が大切なのです。
今、日本中の親が、毎日子供に「手を洗いなさい」と繰り返している事でしょう。でも、中々言う事を聞かないかもしれません。それなら親も一緒に手を洗い、一緒にできたら子供の目を見てちゃんと褒めてやる事です。それが子供の精神安定の面でも重要になってくるのです。たくさんのニュースや情報が巷に氾濫している今だからこそ、1番子供の近くにいる親の言葉の力に気づくべきだと。親の何気ない一言が、子供の遊びに影響しているのと同様に、その力はきっと子供の心身を守る事にも役立つはずです。僕も気をつけないといけません(^^;)子供に笑えない冗談ばかり言ってしまっておりますから・・・(**)親はいつでも子供の前では明るく笑っていないといけませんね(^^)
緊急事態宣言が発令されまして、これまで頑張ってきましたお店もいよいよ明日からは閉めざるを得ない・・・というところが多いようで、今日は報告がてらにも同業のお客様達がいらしてくれました。駆けつけて下さいましたHEROさん、全く関係無いという感じでいつも通りの鉄人3名様などもいらしてくれましたが(^^;)普通に考えれば我々は事態は深刻に、、、いや、大きな目で見れば・・・正しい方向へ向かっているのかと!僕は明日からも、営業を続けるというよりはビルの守り神のような気持ちでBMに佇んでおります(^^;)色々なお店からポストのチェックなども頼まれているし(^^;)

2020年4月6日(月)
遂に明日出ますね・・・

遂に・・・緊急事態宣言が出されるようです。安倍首相は今日夕方記者会見を開きまして、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づきます緊急事態宣言を明日に発令する方針を示しました。実施期間は、同日から5月6日までの1か月間。感染症専門家や弁護士でつくります「基本的対処方針等諮問委員会」の議論を経まして正式に発令されます。
同法に基づきます緊急事態宣言は初めての事です。安倍首相は当初、経済的な打撃への懸念から、緊急事態宣言を出すのには慎重な姿勢を示しておりましたが、東京都などの医療体制が逼迫してきた事から、発令は不可避と判断したようです。東京都の他、埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府・兵庫県・福岡県の6府県が対象となります。当然神奈川県も入ってしまいましたね・・・(**)
安倍首相は緊急事態宣言の理由につきまして、「人と人との接触を極力減らし、医療提供体制をしっかり整えていくため」と説明致しました。可能な限りの外出自粛を要請する一方、「緊急事態宣言を出しても、海外のような都市封鎖(ロックダウン)は行わない」と述べまして、国民に冷静な対応を呼び掛けました。安倍首相は明日の夜に正式な記者会見を開きまして、国民に理解と協力を求める方針です。
ロックダウンは行いませんが、自粛要請よりは意味合いが強いものになる、じゃぁ緊急事態宣言ってどんな効力があるの??という話ですが・・・そもそも緊急事態宣言を出す際には、①国民の生命・健康に著しく重大な被害を与える恐れがある、②全国的かつ急速な蔓延により国民生活・国民経済に甚大な影響を及ぼす、あるいはその恐れがある、この2つの要素が認められる必要があります。今がまさにこの事態と判断したというわけでしょうが、では具体的にはどんな事が制限されるの?といいますと・・・
緊急事態宣言で可能となります主な措置としましては、{住民への外出自粛要請}・{学校、保健所、老人福祉施設などの使用停止の要請、指示}・{音楽、スポーツイベントなどの開催制限の要請、指示}・{予防接種の実施指示・臨時医療施設のための土地、建物の使用。同意無しも可}・{鉄道、運送会社などへの医薬品の運送要請、指示}・{医薬品、食品などの売り渡しの要請。収用もできる}、があります。こう見ますと、然程強制力は無い気も・・・
外出自粛要請に応じなかった場合でも罰則は無いのですから、緊急事態宣言を出しても我々のような飲食業には、十分な休業補償・生活保障がなければ効果は薄いかと思われます。生活のために今でも外出して働かなければならない人々が大勢いるように、規制効果は発揮されないのでは?また、外出自粛を我慢できる人や、自宅勤務ができる人からすれば、「何故外出自粛しないのか」との不用意なバッシングが強まる事も懸念され、、、不毛な差別や分断が起こる事もあり得ると思われます。
こんな時でも働かなければ生活破綻する労働者が大勢いるという事は、これまでの労働政策や社会保障政策が決定的に不足していた事を表します。早急に現金給付やサービス給付、休業補償や生活保障を踏み込んで構想してほしいと願わずにはいられません。緊急事態宣言を出して仕事を終えたような感じにならず、その先の生活保障が重要ですし本丸なのです!
近頃は、首都圏から地方へと避難する人も出てきているとか。そんな状態で7都府県だけに緊急事態宣言を出して大丈夫なのでしょうか?全国一律の方が良いのではないでしょうか?人々が安心して外出をしなくても済むように、自粛要請ばかり繰り返さず実効性のある補償を検討してもらいたいものです。。。そして、もっと日本国民の命を守るような指示を!税金だけ取ってあとはほったらかしかよ!って感じですからね・・・(**)我々の気持ちを代弁してくれているかのようなコラムを見つけましたので載せてみたいと思います。
『緊急事態宣言の中で大事な点は、海外のように外出自粛に罰則は無いために、仕事にも行けるという事だ。端的に言えば、今までと大きな違いは無く、また人々の心に訴えかけるお願いを強くしたものという事だ。人々の行動をこれでは抑え込む事は難しいだろう。相変わらずの補償無き緊急事態宣言では、市民は働きに出るしかないのだ。
まず、不要不急の外出は控えてほしい事は言うまでもないが、外出をしなければならない人は大勢いる。何故かといえば、ワーキングプア、低所得階層が増え続けてきたからだ。2010年代における貧困層の拡大は、実はかなり顕著であり、休業補償などが不足すれば預貯金や蓄えがすぐに底をつく世帯が膨大に形成された。例えば、実質賃金は上がるどころか近年は低下傾向が続いている。
また、その一方で国民負担率(税金・社会保険料など)の上昇もみられる。2010年度の国民負担率は37.2%だったが、2018年度は44.1%まで引きあがっている。働いても働いても、税金や保険料が上がる一方で、手取り収入が上がらないのである。企業に勤めている方は、少し前の給与明細と今のものを見比べてみてほしい。天引きされている金額の多さに驚くはずである。
だからこそ、可処分所得の低下も止まらない。特に低所得層は、以前から更に低所得に陥っている。つまり、いくら外出するなと叫び続けても、政策の不備によって拡大したワーキングプアは問答無用で働きに出ていくだろう。そうしなければ、暮らしていけないのだから。これらの人々は、新型コロナウイルスの感染リスクだけでなく、収入が途絶えて食えなくなるというリスクと平常時から隣り合わせで暮らしている。政府がここに手当てを怠ってきて、今更外出自粛を呼び掛けて応じるはずもないだろう。
もちろん、ワーキングプア層の労働現場は、テレワークが難しく出勤しなければならないところばかりである。テレワークなどインターネット環境整備もされていない。日本は既にIT後進国なのだから当然である。いくらテレワークを推奨しても、現状では自宅で仕事ができる労働者は限られているのだ。要するに、緊急事態宣言を出しても十分な補償をしない事が続けば、貧困が今よりも深刻化する事は容易に想像がつく。生活困窮によって、今でも外出しなければいけない人が大勢いるように、今後も外に出て働かざるを得ない。
外出自粛を我慢できる人、自宅勤務ができる人からすれば、何故外出自粛しないのか・・・と不用意なバッシングが強まる事が懸念される。また、不毛な分断や差別が起こる事が無いようにしなければならない。強調しておきたい事は、いくら緊急事態宣言が出されようが、外出しなければ生活破綻する労働者が大勢いるという事だ。そしてそれは、これまでの労働政策や社会保障政策が決定的に不足していた事によるものだという事。政府の無策は緊急時に‘見える化’する。
早急に議論してほしいのは、緊急事態宣言後の現金や現物のサービス給付、休業補償や生活保障である。これについて、今のところ政府の対応は不明瞭である。というよりも、構想されていないのではないだろうか?自粛要請をして仕事をした事にせず、その先が重要なのである。人々が安心して外出をしなくても済むように、自粛要請ばかり繰り返さず、実効性のある補償をしてほしいものだ』、かなり前半の話と被りますよね(^^;)でもこれが切実な僕の意見に近いかなぁ・・・
まったりとした1日でしたが、今日もお客様いらしていただきましてm(_)m‘3密’を回避しながら楽しく過ごさせていただきました。が、それも良いのか悪いのか・・・もう開き直って、家に遊びに来てくれた方を迎えたという感覚ですよね(^^;)できればソーシャルディスタンスをしっかり取った営業のガイドラインなどを、厚生労働省なり地方自治体が提示して、それに沿って営業しているというお墨付きを与えてくれると、お店側もお客様側も利用しやすいと思うのですが・・・

2020年4月4日(土)
しばらくはワンオペで

皆様も嫌というほどご存じのように、新型コロナウイルスの感染拡大が未だ終息の糸口が見えないどころか、日に日に感染者が増加している有様で、、、全国の小中高校の臨時休校の期間も延びる事が確定致しました。下の娘は、来週1日だけ始業式という形で2時間だけ登校するようですが、その後はまた臨時休校、このままですと少なくともゴールデンウィーク明けまで再開は延ばされそうです。でもまぁこれは致し方ない措置、今の状況で学校へ行かせる方が不安ですから。しかし今回の長い臨時休校の期間は、子供達の日常も一変させております。
新型コロナウイルス感染者が日ごとに増え続けておりまして、大人でも先行きが見通せない中、ニュースを聞きかじった子供達の中には「自分も病気になって死んでしまうのではないか・・・」といった恐怖を抱くケースもあるといいます。感受性の高い子などは、当然そのような反応を示すでしょう。。。更に、親が感染拡大地域に通勤しているといった理由で、仲間外れにされるなどの問題も起こっているそうで、大人達もこの状況が耐え難いほど辛いのは重々分かるのですが、今こそ大人達の子供達への適切な対応が求められております。
公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が、3月17~22日にインターネットなどで実施致しましたアンケートによりますと、小学生を中心に大学1年生まで961件の回答が寄せられまして、自由記述には「(自分や親や知人が)新型コロナウイルスに罹らないか心配」、「日本が大変な事になっていて怖い」、などの不安を訴える声が切々と綴られていたといいます。それはそうでしょうね、、、僕が小学生だったらと思いますと・・・低学年だとしても親の表情や様子などを見て間違いなく何か大変な事が起こっていると分かって不安感に駆られると思いますから。。。ましてやインターネットが発達している今の社会では、小学校高学年にでもなればかなり事態の深刻さを把握している事でしょう。
アンケートに寄せられました困り事は、「外出できない」が最も多く、「人と会いたい」、「体調・感染拡大への心配」が続いたそうです。幸い我が家の下の娘はまだ小学校1年生ですのでそこまで事態を把握していないのか、それとも親が昼間一緒に居てあげられる環境だからかまだ楽観的な感じではありますが、思うように体を動かせていないストレスは抱えているのは伝わってきます。子供達の中には、「コロナウイルスはどこからきたのか教えてほしい」(小学校1~3年生)、「色々なニュースがあり正しい事が分かりにくい」(小学校5年生)といった訴えもあったそうで、子供に正しい情報が伝わっていない実態も浮かび上がっております。
同法人は、「今回の臨時休校決定は、あまりにも突然すぎて子供達は置き去りにされていると感じているのではないか」としまして、子供に分かりやすい情報発信を求めておりますが、全部が全部伝えるのが良いとは一概に言えないかもしれません。大人達でさえ、この前代未聞の国難とも言える事態を未だよく呑み込めていないのですから、説明するといっても下手したらいたずらに子供達の不安感を煽ってしまう事にもなりかねませんので慎重に慎重を期したいところです。我が家では、テレビのニュースなどは一緒に見ておりますから事態をそこそこ把握はしているようですが、余計な事を考えないように努めて明るく振舞っております。
国連児童基金(ユニセフ)と、国際赤十字・赤新月社連盟、世界保健機関(WHO)は3月上旬に、「新型コロナウイルスの感染から子供と学校を守るための新しい行動指針」を発表致しました。それによりますと・・・「いつもと違う状況下で悲しみや不安を感じるのは当然の事」と呼び掛けておりまして、危機を乗り切るポイントとして、親や教員など信頼できる人との会話や、正しい情報を得る事を挙げております。誰にでも感染の危険性があるのですから、非難したりいじめたりしてはいけないとも挙げておりました。そんな事みんな分かっておりますけれどね(^^;)こんな大層な機関が集まってこんな声明しか出せないとは(**)まだ優れた心療内科医の方がためになる意見を聞かせてくれそうだ(^^;)
保護者に対しましては、正しい情報を確かな情報源から得るよう注意喚起しております。これも当たり前の事ではありますが、大事なところであります。情報に踊らされるというのは大変怖い事でありまして、特に日本人は他人の情報を鵜呑みにしやすいといいますか、信じて振り回されやすい人種ですから、情報を得ましたら常に正確なものかどうか確かめてから動くという姿勢を持っておかねばなりません。子供達に対しましては、心配事に耳を傾け、慰め、たくさん褒める事や、年齢に応じた情報を与え、今何が起きているのか、自分の身を守るために何ができるのかを伝えるよう求めております。これに関しましてはそれはまぁそうなのですが、前述のように子供の性格に合わせて慎重に慎重を期してというところですね。
大阪府臨床心理士会の副会長は保護者に対しまして、「こんな時こそいつも通りの接し方を心掛けて下さい。大人がいつもと違う様子を出せば、子供には伝わります」と訴えております。更に、「日常の何気ない雑談や、ちょっとした声掛け、うなずくだけでも子供は安心するものです」と言い、学校関係者に対しても、「子供にとって見慣れた顔を見る事は安心感が増します。先生が子供達の家を訪問して様子を見に行くのも効果的です」としております。やっぱり心理学の専門家の方が良い事言うなと!本当に大人が思っている以上に子供というのは大人の顔色をよく見ているものですので、ドンと構えていないといけませんからね!
「私も新型コロナウイルスに罹ったら死んじゃうの?」、ある小学3年生の女児は、母親に度々こう問いかけるようになったといいます。自ら手指の消毒を何度も行うなど感染予防をしておりますが、不安をぬぐい切れない様子だと。そこにファンだった志村けん氏の訃報が恐怖に追い打ちを掛けたといいまして、母親は、「娘は大好きな人の命をも奪う怖い病気だと感じており、どうすれば不安を和らげてあげられるか・・・」と悩んでいると。単身赴任中の父親が帰宅しようとした際も、「新幹線でコロナウイルスに感染してしまうのでは・・・?」と怖がったため、帰宅を取り止めたそうです。
新型コロナウイルスへの感染を理不尽に疑われ、友達から遊んでもらえないといった悩みを抱える子もおります。神戸市のある主婦は、花粉症の11歳の三男が「コロナ感染者扱いされている」と憤っておりました。いつも外を走り回っております三男は、3月に入ってから花粉症によりますくしゃみや咳が出始めますと家に籠りがちになったそうです。そこで母親が「遊びに行かないの?」と聞きますと、「『お前コロナやろ!』と言われるから行かない」と涙をこぼしたと。こんな事自分の娘に起こったら参ってしまいますね。。。親も動揺している中、ちゃんと子供と時間を取って向き合ってあげられるかどうか・・・万が一こんなケースが起こったら、全力で守ってあげないと!
父親が感染拡大地域で働くなどの理由で子供が不安を募らせるケースもあるといいます。奈良県の自営業の女性は、10歳の長男から「お父さんはコロナなの?」と尋ねられたと。会社員の父親は元気だそうですが、職場が大坂だという理由で友達に「ウイルスをもらってくるぞ」と言われたのだといいます。神奈川県では、父親が3月にアメリカ出張から帰国して以来、10歳の長女が友達に遊んでもらえなくなったというケースも載っておりました。母親は、「親として我が子が感染したら怖いという気持ちは分かるが、まるで感染者のように扱われてショックだった」と答えておりました。医療従事者の子供などもそういった被害を受けているという報告が出てきているそうです。感染するリスクを負いながら一生懸命人の命を救っているというのに、本当に酷い話で(++)
こういった様々なケースが出てきてしまっているようですが、大人でも連日ニュースを見ておりますと気持ちが滅入ってきてしまうというのに、、、子供の気持ちは如何ばかりなものか・・・不安を感じるのは十分理解できます。新型コロナウイルスによります子供達の不安やストレス、いじめなどは本当に心配ですね。。。大人も不安になる事態、買い占めに走ったり感染者をバイキン扱いしたりという事が起こる状況で、子供達が不安にならないわけがない。現時点で分かっている事、反対に分かっていない事、その上で気をつける事などの情報を、子供達の性格に合わせて親がうまく分かりやすく伝えていくのがベストなのかなと。報道も、不安を煽るような仕方は避けてほしいものですが。。。
僕は今、家の中でできる卓球やらテーブルテニスやらダーツやらを100円ショップで買ってきて下の娘と昼間一緒に遊んでおります(^^;)こんな時だから、一緒に居れる時間を楽しんだ方がいいなと(^^)睡眠時間を奪われるので体力的にはキツいものがありますが、不安感に駆られて精神がおかしくなってしまうよりはよっぽどいいですから!ちゃんと勉強時間を設けて1日のノルマをこなしていれば、本やゲームも、インターネットもテレビも、見てもいいと。そのうち、それらのコンテンツから遊ぶだけでなく何かと学べるものをピックアップして見せていきたいなとも思っております。今しばらくは・・・感染しないように最善を尽くしながらも耐える日々ですね・・・大人が少し落ち着けば、子供も少し楽になれると思いますから。
BMは今日も変わらず開けておりました。震災や気象災害の時は、それでも休まずに店を開けておりますと喜ばれまして、「凄いね」、「偉いね」と言ってもらえたものですが、ウイルスはいけません・・・(**)この仕事を始めて25年ぐらいになりますが、開けていていいものか??と悩まされる、これは初めての経験ですね。。。僕自身も、大切な家族を感染させてしまうのではないかというリスクを負いながら働いております。ですから開けている事が正解なのかは分かりません。いや、間違いなく不正解なのでしょう。でも、働かなければ家族を養っていけません。政府がフランスやスペインのように補償をしてくれれば喜んで閉めて家に閉じ籠るのですが・・・
そこで少しでも感染のリスクを減らすため、この感染拡大が収まるまでは1人で営業する事と致しました。アルバイト君からうつるかもしれませんし、うつしてしまうかもしれませんから。少しでもリスク回避のために。そして、看板は消しまして一見さんは入れずに営業、店内にはウイルス除去剤を設置して換気を入念に行う、いらしていただいたお客様は最初に手をアルコール除菌消毒、これらも行わさせていただきます。もちろんまずは僕が自分自身と店内を清潔に保ちまして。これでできるところまでやってみようかなと。まぁそのうち諸外国みたいに店内飲食禁止となるかもしれませんし、状況がもっと悪化すれば閉める事を余儀なくされるかもしれませんが。
しかし、今週も土日は外出自粛要請が出ていたというのに、意外と土曜日の方が忙しかったりするんですよね・・・これはどういう現象なのか?ささやかな政府への抵抗なのか?そして今日はフードが凄まじく出ました。皆さん食い溜めされているのか?(^^;)計20品ぐらいはお作り致しましたね。心配だからと言っていらしていただいた常連さんの有難みも実感致しましたし、頑張っている同業者とも話せました。みんな答えが出せない中で働いております。開けているのならばせめてBMにいらしていただいた時は楽しく過ごしていただこうと思います!混んだと言いましてももちろん平常時とはわけが違いますから、これは不幸中の幸いなのか‘3密’ではありませんし、しばらくは今できる事をやっていこうと思います。いらして下さいとは言えませんが・・・皆様ご自愛を!

2020年4月3日(金)
サバイブ

日本銀行が1日発表致しました、3月の企業短期経済観測調査では、新型コロナウイルス感染拡大が大企業の景況感を悪化させている構図が浮き彫りとなりました。改めて言われなくても分かっている事ですが、、、外出自粛や移動制限などにより、人の往来が激減した事で、特に小売りやサービス業で停滞が鮮明になっております。感染拡大の終息時期が見通せない事もあり、関係者は不透明感をぬぐえずにいると。。。
例えば、大丸松坂屋百貨店は、訪日外国人客需要と国内客需要のいずれも落ち込んだ事によりまして、3月の売上高は前年同月比で44%減となったそうです。この下げ幅は、リーマン・ショックや東日本大震災の際の落ち込みを大きく超えたものだと(**)特に訪日外国人客の免税売上高は、97%減とほぼ消失と言っていい状況だそうです。。。確かにBM近辺でも、あれだけ毎日見かけていた外国人の姿がめっきり見なくなりましたからね・・・まぁ今は見なくていいんですけれど(^^;)
同日発表の、三越伊勢丹は39.8%減、高島屋も35.1%減と大幅ダウンとなっております。。。そして訪日外国人客の激減は、観光地にも大打撃となりました(**)JR北海道は、鉄道輸送量が目に見えて激減しておりまして、昨年3月4~31日と今年3月2~29日の平均輸送量を比較致しますと、北海道新幹線が28.7%、特急列車が33.8%、新千歳空港と札幌駅をつなぎますエアポートが51.0%まで落ち込んだそうです。
東京都内の宿泊業者は、当てにしておりました東京オリンピック・パラリンピックの延期を受けて当然苦戦しております。。。本来ならばこれから予約が入って来る時期でありまして、そのためにもう準備を整えていたり、今現在設備投資をしている途中の企業もあった事でしょうから、延期とはいえ先延ばしにされるのはさぞかし痛い事でしょう(**)しかしまさかオリンピックが延期になるなんて・・・誰にも予測できない事ですからね。。。
外食産業も外出自粛のあおりを受けております。日本フードサービス協会によりますと、新型コロナウイルスのマイナス影響は3月に入りまして一気に顕在化していると。。。居酒屋・レストラン業態の一部企業からは、売り上げが4~5割減というところも出てきているそうです。ある外食大手の会社はテレビのインタビューで、「在宅勤務が広がって、ランチなどの店内飲食も減りました。今後の見通しも立ちません」と嘆き打ち明けておりました。今はオフィス街に構えているお店ほど苦しいのかもしれません。逆にこうなりますと住宅街のお店の方が強かったりして・・・
しかしお店側も嘆いてばかりではいられません!歓送迎会や宴会などが無くなってしまいまして客足がばったりと途絶えた各地の飲食店は、様々な工夫を凝らしまして客を呼び寄せようとしております!2010年春に家畜の伝染病であります口蹄疫が蔓延し、当時の東国原知事が5月に非常事態を宣言致しました宮崎県。当時の宮崎県は、東国原知事のトップセールスで観光産業が急成長しており、口蹄疫の反動は一層大きいものとなったのです。更に追い打ちをかけるように東日本大震災がありまして、、、市の中心部も閑散として消費の低迷は相当長引いたと。
当時飲食店を営んでいた方達は、「感染症は人の往来を止めて、経済までも殺していると感じた」と語っております。まさしく今の日本の現状の先駆け・・・宮崎県の方達は、口蹄疫という形で感染症の広がりの怖さを既に経験しているのですね。その経験でどん底と再起の両方を経験している宮崎県の飲食店経営者は、「思考停止している場合ではない!」と一念発起!コロナショックの地域への打撃を緩和すべく、‘BUY LOCAL miyazaki #地元を支えよう’と名付けましたプロジェクトを立ち上げまして、周囲の経営者に連携を呼び掛けたそうです。そして、3月9日には有志によりますオンラインミーティングが開かれまして、まずは2つの事に取り組む事にしたと。
1つ目は、弁当販売。数店舗が参加し、3月16日に店頭で販売を始めたと。もう1つの柱は、クラウドファンディング。お客様に支援金額と同額の食事券を提供し、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いてから店を訪問してもらう仕組みだと。普段通っている店を、地元で支えようという取り組みですね。政府は経済対策として、無利子の融資をすると言っておりますが、それでは売り上げが減っている時は利益も減るのに、減った利益からお金を返さなくてはならない。目先の運転資金はなんとかなっても、長期戦を乗り切れなくなるからダメなのだと。そこで、先にお客様にお金を払ってもらう事で応援してもらうという考えなのだそうです。
一方、配送体制の強化に乗り出した飲食店は多くあります。新型コロナウイルスの感染拡大ニュースが流れてからも意外と堅調だったお店でも、2月下旬に政府が不要不急の外出やイベント自粛を呼び掛けてから一気に流れが変わっております。大手企業が在宅勤務に入り、懇親会や接待への参加を控えるよう社員に求めるようになりますと、来店客は大幅に減りました。。。もちろん歓送迎会もほぼ無くなっております。東日本大震災の時は、家に居るのが怖いから外に出ているという方が一定数居られましたが、今は逆に外に出るのが怖いという状況ですからね(**)
その点配送専用サービスは、ものすごく手間が掛かるでしょうし容器や人件費などお金も掛かるでしょうが、お客様が外に出たがらないけれどお金はまだある、美味しいものは食べたい、というこの時期は最適なサービスとも言えます。団体客はダメでも、世帯単位でPRしましてお店の存在を焼きつけて忘れないようにしてもらう。そしていつかこの新型コロナウイルスの感染拡大が収まりましたら、「あそこの宅配美味しかったから行って出来立てを食べてみよう!」と思ってもらう。将来的に見ても良い試みだと思いますね。
前述の宮崎県の飲食店経営者の方は、「口蹄疫の時は終息宣言の基準が明確だったので、そこを目標に頑張れる面もあった。ただ今回は、『とりあえず2週間の自粛、休校を』で始まって、2週間経ったら『あと1週間』という感じで、終息の基準が見えないままダラダラいきそうだ・・・」と不安も口にしております。。。口蹄疫は2010年8月末に終息宣言が出ましたが、持ちこたえられなかった老舗旅館や個人営業の有名店が夏ごろには力尽きたといいます(**)
今回だって、新型コロナウイルスの感染拡大の影響はまだまだ始まったばかりかもしれません。宮崎県の例を見れば、夏前頃に息切れしたお店がバタバタいくのではないかと危惧されます。。。比較的楽観的な消費者サイドに対しまして、経営者側の見方は厳しいものです。僕もこの新型コロナウイルス感染拡大の終息はまだまだ先だと思っておりますし、影響に至っては果たして取り返しがつくのか??という疑問すらあります。コロナショックを乗り越えるための飲食店の試行錯誤の日々は当分続くのです。
小規模の飲食店では、手元の運転資金を1~2か月しか確保していないケースも多く、、、廃業・倒産の続出というシナリオが現実味を帯び始めました。。。新型コロナウイルスの感染拡大が、強い外食産業と弱い外食産業を浮き彫りにしている形でありますが・・・そんな中、ここに来まして底力を発揮しておりますのが・・・ケンタッキー・フライド・チキンやマクドナルドだといいます。そしていよいよ崖っぷちに立たされているのが・・・いきなり!ステーキを運営致しますペッパーフードサービスだと。。。
ペッパーフードサービスは、3月25日に今後の事業継続が疑わしいと投資家に注意を促します、「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に関する注記」を2019年12月期の有価証券報告書に記載すると発表致しました。注記につきましては、「政府から新型コロナウイルス感染症に関連した対策の基本方針が公表され、それ以降消費者は外出などを控え、外食需要に重要な影響を与えている。2020年3月以降、当社の来店客数は顕著に減少し、売上高が著しく減少している」としております。
ただ、いきなり!ステーキの既存店の客数の減少は、2018年11月から16か月連続で続いております。2020年2月の既存店売上高は、前年同月比の38.7%減と苦しい数字ですが、30%以上のダウンは2019年8月以降7か月連続となっております。ペッパーフードサービスは不調の原因につきまして、新型コロナウイルスによります外部要因であると強調しているものの、新型コロナウイルスの感染拡大以前からペッパーフードサービスはキャッシュの流出が進んでおりまして危機的な状況だったとみる向きが大きいのです。
対して好調をキープしているのが・・・ケンタッキー・フライド・チキンを運営致します日本ケンタッキー・フライド・チキンホールディングスです。外食各社が新型コロナウイルスの感染拡大を2月業績不振の理由にする中、ケンタッキー・フライド・チキンの2月の既存店の売上高は、前年同月比13%増と絶好調なのです。好調の理由としては、もともと持ち帰り客の比率が約7割とテイクアウトに強かった点と、500円ランチの導入やテレビCM効果で日常使いの訴求を続けた事で、自粛ムードの中であっても抵抗感無く利用されている事が挙げられております。
また、マクドナルドを展開致します日本マクドナルドホールディングスも、2020年2月まで51か月連続で既存店売上高が前年同月を上回るなど好調をキープしております。マクドナルドもケンタッキー同様、テイクアウトやランチタイムを強みとします。ただ、弱点は夜間帯でした。てこ入りのため2月から期間限定で投入致しました「ごはんバーガー」が、夜はお米を食べたいというニーズを満たし大ヒット。当初は販売期間を5月中旬までとしておりましたが、在庫の不足によりまして4月初旬に終了と大幅な短縮を決めております。
このような成功例から、テイクアウトやデリバリー需要を取り込もうと外食産業は必死になっております。ダイヤモンド編集部が2019年12月に外食企業の経営者に対して行った調査では、4分の3がデリバリーに前向きと回答しております。そこに加えまして新型コロナウイルス感染症の終息の先行きが見えない中で、手を付けていなかった企業が慌てて準備している様子がうかがえます。外食産業界は、{日常使い}と{テイクアウト・デリバリー}の両輪をうまく回す事ができた企業が生き残りそうですね。
こういった事例を見てみますと・・・この非常時・異常時におけましても、お客様のニーズに応えさえすれば飲食業界に希望の光は差し込んでいないわけではない!という事が分かります(^^)飲食店はどうすれば生き残れるのか??必死に考えていかねばなりません。外食産業界と我々のような小さな飲食店はまたできる事が違います。しかしお客様のニーズに応えさえすれば、我々のような小さな飲食店にしかできないやり方もある!という事です(^^)これからはまさに‘サバイブ’、生き残りをかけた戦いと言っても過言では無いかもしれません。それは、お店同士の戦いではなく、新型コロナウイルスとの戦いという事。勝って街中で喜び合いたいものですね(^^)
今日は金曜日とは思えないほど街が静かでしたが(**)スーパーで働かれていて1人バブル状態のAさん(^^;)他、同業者の方達に支えられまして何とか乗り切る事ができました(^^)そしてこんな時にはと!残りあと1人前となっておりました「マテ茶鶏の黒チキンカレー」の仕込みを!寸胴鍋一杯分を、時間を掛けましてじっくりじっくりお作り致しました(^^)最近はフードの需要が増えてきておりますが、「マテ茶鶏のチキンカレー」も是非お召し上がり下さいませ!スパイスは免疫力を高め体に良いですからね(^^)

2020年4月2日(木)
マスク2枚って・・・(**)

安倍首相は、昨日開かれました新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国すべての世帯に対しまして、布製のマスク2枚を配布する事を明らかに致しました(^^;)「世帯においては必ずしも十分な量ではなく、また洗濯などのご不便もおかけしますが、店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、国民の皆さんの不安解消に少しでも資するよう速やかに取り組んでまいりたいと思います」との事です。まぁ確かに有難いっちゃ有難いかもしれないけれど・・・今できる事それ??って感じですよね(^^;)
配布の対象は、全国5000万世帯すべてで、日本郵政のシステムを活用し、1つの住所あたり2枚の布製マスクを配布するという事です。再来週以降、感染者が多い都道府県から順次配布を開始する予定だとの事ですが、マスクねぇ・・・それぐらいは自分達でどうにかするから、早くフランスやスペインのように休業補償をちゃんとして自粛させてくれよ!って感じです(**)マスクは医療従事者や介護施設の方達に優先的に配ってもらった方が良いと思いますし。医療従事者は布製マスク使わないか(^^;)一説にはマスクを全国に配布しますと5000億円掛かるとも言います。。。そんな無駄遣いを今する意味が分かりません(++)
百歩譲って認めたとしても、発送は再来週??遅すぎる。。。ツッコミどころが多過ぎて笑うしかない(^^;)世帯に2枚ってところも。うちでも3人だから足りないしならいらないし(^^;)ちょっとエイプリルフールのネタだとも思っちゃいましたからね。郵送費用に封筒、印刷費、人件費、どう考えたって無駄でしょ・・・で1世帯2枚(^^;)これが国の最高機関で認められちゃうんだからなぁ(**)怒りが湧かずに呆気にとられちゃうぐらいの感覚です。。。かといって野党にこの非常時の日本を預ける気にはサラサラならないし、、、商品券、お肉券、お魚券、そしてマスク、、、全部いらないから現金配れ!
この場であまり政治に対して意見を述べる事は無いのですが、いやぁちょっと感覚のズレにビックリしちゃって・・・この前代未聞の非常時に、大丈夫この人一国のリーダーとして??って本気で思ってしまいました。なんだかんだ言って今まで意外と認めて支持していたんですけれどね。現金配れ!って横暴なような言い方に聞こえますが、僕個人的には本当は長い目で見れば国民全員が1か月ぐらい外出禁止にしてじっと家に引き籠っているのが良いと思っているのです。それぐらい新型コロナウイルスの感染力は怖いものだと。でも、家族を養っていくためには働くしかないから感染のリスクを負いながらも今は店を開けるしかない・・・衛生面などで最善の手を尽くして。そういう状況です。
例え外出自粛要請を指示にしたとしても、買い物や病院などには出掛けないといけないですし、流通・運行サービス、光熱・水など関係者は必然的に休めませんので、その人達の感染防止対応ができるのか?また、それらの店・施設に行く人同士の感染をどう防げばよいのか?と考えますと・・・外出禁止もリスク回避や終息に向けまして大きな効果はあるでしょうがゼロではない。これに加えて外出時のマスクを義務化したとしても、2枚じゃ足りない(^^;)しかも政府が配ろうとしている布製のマスクはユニ・チャームなどの高機能不織布マスクと比べるとかなり性能が劣る一世代前の物(**)通気性が悪いので、マスクがずれたり横から吸収しやすいと言われております。。。
目の粗い布製のマスクは、不織布などのシートを間に挟む必要があります。しかしマスクは現況で効果があるのは事実でしょう。このような国難にあたり、ユニ・チャームや花王など、マスクを作れるメーカーに政府が国内で設備導入・大規模増産などの指示を出してはどうかと?2週間後から布製マスク2枚を国民全員に配るぐらいなら、採算度外視の大量生産を今すぐにそのお金を投資して始めてほしいものです。マスクを国民全員に持たせる事自体は良い事だと思いますが、機能や枚数的な事、それを支給すると同時に要請ではなく命令という形や効果を出せる仕組みを施行してもらいたいものです。国民全員で始めなければ効果は薄いでしょうから・・・
もしこの全世帯に布製マスク2枚配布が実行されるのであれば、この機会に「マスク未着用での外出禁止」とするぐらいが良いでしょう。「マスクが無いとは言わせないよ!」って事で。それならばまだこの全世帯に布製マスクを2枚配るという行為も意味を持つかもしれません。それと、ついでに返信用の封筒もつけて、マスクが足りている人やいらない人は返せるシステムにして、返って来た分を介護施設や学校などに配ってもいいかも。しかし最初に行動したのが2週間後からマスク2枚配布とはねぇ・・・これだったら一律一世帯に現金貰ってこの金で自己防衛に励め!って言われた方がまだましだけれど・・・
この件は、次の手を打つための準備であると信じたいものです。小切手にしろ商品券にしろ現金にしろ、例えお魚券やお肉券であったとしても(^^;)住所確認であると。マイナンバー制度がもっと確立されていれば効率が全然違ったでしょうし、各世帯の所得も簡単に把握できるのでもっと良い案が出たかもしれませんがね。くれぐれもこの全世帯に布製マスク2枚配布という施策を、これで外出を認められたとか勘違いする馬鹿が出ませんように(^^;)そうなってしまったら本当に本末転倒な施策となってしまいますから。。。もう日本は、施策を試している段階ではないのです!
新型コロナウイルスの蔓延によります経済の猛烈な縮小は、リーマン・ショックや東日本大震災の比ではありません。経済活動が止まり、一気に売り上げが落ちているではなくまるで消えているのです。。。日本銀行が4月1日に発売致しました3月の全国企業短期経済観測調査は、企業の景況感を示します業況判断指数(DI)が、大企業・製造業でマイナス8となりまして、、、2013年3月調査のマイナス8以来7年振りのマイナスとなったのです。前回2019年12月調査のゼロから8ポイントの悪化という事になりまして、、、悪化は5四半期連続という結果となりました。
このように景気は急速な悪化を示しておりますが、これはまだまだ序の口だとも言えます。全国企業短期経済観測調査の調査はほとんど3月20日以前に回答されておりまして、新型コロナウイルスの影響が深刻化する前の調査だとみておくべきなのです。中小企業の製造業はマイナス15ですが、非製造業はマイナス1で、この調査におきまして新型コロナウイルスの影響はあまり出ていないとみるべきなのかもしれません。3月20日から22日までの3連休は、東京・渋谷などでも飲食店は混雑しておりまして、外食などの非製造業にはまだまだ深刻さが無かったともみられております。
翌週の週末につきまして、小池都知事が外出自粛を求めて以降、完全に世の中の流れが変わりまして飲食店などの売上高は激減しております(++)志村けん氏が新型コロナウイルス感染によります肺炎という死因で亡くなった事も、新型コロナウイルス感染の恐ろしさを改めて実感させられると共に、亡くなるとこうして葬られるんだという事も明らかになり、袋に詰められて、家族にも会えず荼毘に臥されるんだ・・・と、より身近な恐ろしいウイルスとして認識させられたという事も大きいと思いますが、、、問題はこうした売り上げが激減して瀕死の状態で喘いでおります企業の資金繰りであります。
飲食店や小売店などは、日々売り上げが入ります‘日銭商売’である事から、通常は資金繰りに詰まるという事はありません。ところが、大企業や製造業などと違って、資金繰りのために手元の資金を厚くしておくという発想には乏しく、売り上げが一度激減致しますと、一気に資金ショートしかねないのです。もちろんそれは個人自営業者やフリーランスの人達も同じです。政府は中小企業への現金給付なども検討しているようですが、4月末の人件費や仕入れ代金の支払いに詰まる企業が出てくる事になりかねません。緊急の制度融資を政府系金融機関だけでなく、民間企業にも行わせるようにした事は大きく、日頃付き合いがあります金融機関からの緊急融資の道が開かれましたが、なんとしてもこの資金ショートを回避し、中小零細企業の倒産を救わなければなりません。
新型コロナウイルスは、いつの日か必ず終息致します。そして経済は必ず回復に向かうでしょうが、問題はその時に企業が倒産していたり、金融システムが壊れてしまっていたりしない事が重要なのです。リーマン・ショックの時は、金融システムが壊れる事で実体経済が大きく動揺しました。今回は、実体経済が大きく縮小する中で金融システムが動揺しております。ここで、どんな手を使っても金融システムや社会システムを守り抜く必要があります。システムを壊してしまったら・・・経済を回復させるために膨大なコストが掛かる事となってしまうからです。今やらなければいけない現金給付は、そうしたシステムを守るためのものでありまして、何よりもスピードが肝心なのです。
現金給付によって経済の崩壊を防ぎ、一定の消費を維持する事が必要です。多くの国民はそれを分かっているので、全国民一律の現金給付を求める声が大きくなっているのです。しかし現時点で一律給付として決まっているのは・・・前述の布製マスク2枚だけ・・・(^^;)そんな事をしている間に、事態はどんどん悪くなります。マスクを配るというのも一見正しい行動なのですが、手遅れを招かない事を祈るしかありません(**)細かい事を長々検討した上に所得制限して給付するぐらいであれば、とりあえず一律現金給付しておいて、後で資産課税強化でもすればいいのでは?と思ってしまいます。かつての日本は富裕税なるものもあったぐらいですから、その気になればできるのです!今求められるのは・・・何よりもスピード!そしてマスクではなく現金で(^^;)
ちなみに布製マスクは、使い捨てではなく洗剤を使って洗う事で再利用が可能なのだそうです。だから急激に拡大しておりますマスク事情に対応する上で極めて有効である、という事なのでしょうが、いやいや何度もしつこいようですが2枚って・・・(^^;)それだけのために日本郵政のシステムを生かさないでほしいものです。でもまぁせっかく届くのですから、厚生労働省と経済産業省によります「布製マスクはどのように洗濯すればいいのか?」という質問に対する答えを載せておきたいと思います。まず用意するのは、医衣料用の洗剤・塩素系の漂白剤・清潔なタオル・大きめの桶・台所用手袋・洗濯ばさみ、以上です。
1、まず桶に衣料用洗剤を入れる。商品に記載の使用量を確認が必要ですが、水2リットルに対して0.7グラムほどが目安となります。洗剤を入れたら、スプーンなどで水に溶かします。その中に、マスクを入れて10分放置後軽く押し洗いをします。洗い終わったら、桶に入った水を流し、桶に水道水を溜めマスクの洗剤をすすぎます。2、汚れが気になる人は、塩素系漂白剤を使います。その際、必ず台所用の手袋をはめます。桶に水をため、漂白剤を入れます。水1リットルあたり15ミリリットルが目安です。桶の中でたっぷりの水道水ですすいでいきます。3.桶から出したらタオルで挟んで叩いて水けを取ります。4.水気が無くなったら洗濯ばさみに挟んで乾燥させます。その際、陰干しで自然に乾かし乾燥機は使わない事。送られてきましたら実践してみましょう(^^;)
今日もまったりな1日ではありましたが、開店早々池さんが口開けをして下さいまして、その後は同業者を中心に皆様と楽しく過ごさせていただきました(^^)相変わらず出前のオーダーは多く、「おいなりさん」は完売に!お持ち帰りも増えておりますね(^^)明日から再入院の多少愛しさと切なさと心強さとちゃんをお見送り致しまして、急遽1人で開店していたTもかちゃんとお疲れ乾杯をさせていただいて終了。AYAちゃん、サイレントちゃんなども頑張っておりました!僕も働ける限りは頑張っていこう。恐らく近いうちに緊急事態宣言が発令されてBMを開けたくても開けられない時が来るでしょうからね。その時まで、綺麗で清潔なお店作りに励みたいと思います。今回の新型コロナウイルスの件で、衛生というものに対する意識は確実に高まりました。これは今後ずっと忘れず実践していきたいと思っております。

2020年4月1日(水)
同業者に学ばされ

「ロックダウンは今日発表で、開始が4月1日から3週間。議員秘書から連絡来ています。私の友人の信頼できる外食上場企業の社長からです」、「先程、確かな方から下記の情報が入りました。民放各社にも連絡が入ったようで、今晩か明日の晩に安倍総理の緊急会見があり、4月1日からロックダウンという発表があるとの事です。期間は2~3週間で、長引く可能性があるのでは・・・という見立てのようです」、「100%の確証はないですが・・・昨日深夜、民放数社のプロデューサーから○○さん(著名人の名前)に連絡があったようで、今朝方ご本人から連絡があった内容なので、緊急会見の開催はかなり高い確率で行われると思います。準備を進めたいと思います・・・」、こんなLINEがここ最近送られてきませんでしたか?僕は全部来たのですが・・・(^^;)どうやらデマのようです(++)
今日は4月1日、エイプリルフール。エイプリルフールに向けまして新型コロナウイルス関連のデマ情報が急増される事は予想されておりましたが、、、今回ばかりは事態が事態なだけに、そして世界的に見てもあまりにもナーバスな問題で、社会活動に大きな影響を与えかねないと思われます。そこで、リアルタイム危機管理情報サービスを提供致しますSpectee(スペクティ)は、SNSなどでのデマ情報の拡散状況を監視し、リスクの高いデマ情報に関しては、報道機関や官公庁、自治体などへ迅速に伝達致します体制を強化しておりました。
近年、デマ情報はSNSなどを通じまして瞬時に広がっていきます。。。また、悪質なデマ情報が広がる事で、社会活動に混乱が生じる事もしばしば発生しております。特に、災害時や緊急時にそういった情報が出回る事は、人々の行動に影響を与え、復興の妨げになるなどより危険が増してしまいます。今回の新型コロナウイルス感染拡大のような未曽有の事態は、デマ情報を拡散したいという馬鹿な輩の格好の餌(++)災害時でもありまして緊急時でもある、、、不確かなウイルスという未知の脅威に対しまして、デマ情報は本当かどうか確かめる要素が無いだけに広まりやすいし信じられやすいと言えるでしょう。
ですから、不確かな情報を受け取った時は、より冷静に情報ソースの確認、公式情報の確認を行いまして、嘘に惑わされず冷静な行動を取る事が大切なのです。それを怠ってしまいますと・・・無意味な社会的混乱を招きます。特に今のような世界的な異常事態の時は、どの情報が正しくてどの情報がデマなのかをちゃんと見分ける冷静さを失いがちとなってしまいますから、、、『デマ情報に惑わされず、情報元の確認と冷静な対応を!』といったところですね。特に日本人は、マスクやトイレットペーパーの時を見てもよく分かるように惑わされやすい人種ですから(**)前述のスペクティでは、一般人のデマ情報への対処として以下の5つを提唱しております。
①人づての話は勇気をもって疑う事、②常に政府機関・自治体などの公式情報を確認する事、③ネットメディアやブログなどの情報はアクセス数を稼ぐために、不確かなもの、センセーショナルに書かれているものも多く存在する。本当に事実確認されているのか、科学的検証がされているのかを冷静に見るようにする、④少しでも疑念をもったり、自分で判断できない情報はシェア(リツイートなど)しない、⑤情報をシェアする事は、善意であっても自らが情報の拡散に加担しているという事を認識する事、通常の状況であれば見ればすぐに嘘っぽいと思えるような情報でも、現状ではもしかしたら・・・と思ってしまいがちになってしまうので常に冷静な目を持っていなければいけません。
今日もやはり、韓国の有名スターが新型コロナウイルスに罹ってしまったというくだらない嘘をSNS上で発表致しまして、従業員もビックリして韓流ファン仲間と連絡を取り合っておりましたが(^^;)後にエイプリルフールの嘘だと必死の謝罪をしておりまして、、、従業員も激怒しておりました。こんな空気を読めない輩が出てきてしまうものです(**)今の日本の法律では、業務妨害にでもならないと罪に問えませんが、台湾にあるような非常時の意図的なデマ拡散には罪を問う法律を作ってもいいのではないかと思ってしまいます。今は世界的非常時である、という事を忘れてはいけません・・・
作家の乙武洋匡氏は、「コロナ関連の嘘だけはやめにしませんか?」と昨日Twitterに投稿しておりました。千葉県警は3月27日、離陸直前の航空機内で「俺、陽性」と嘘をつき、出発を遅延させたとして偽計業務妨害容疑で男を逮捕致しました。東京でも、感染を装いライブイベントを中断させた疑いで別の男が逮捕されておりまして、不用意な言動は刑事事件に発展する可能性がある事を証明しております。嘘を言うだけでは原則罪にならない一方、上記のように飛行機や電車を遅延させるなど具体的な実害を生じさせれば、業務妨害罪などに当たる可能性があるのです。
感染拡大が続いております新型コロナウイルスをめぐり、エイプリルフールの嘘自粛を呼び掛ける動きが広がっておりました。そして、デマ情報の増加で社会活動に影響が出かねないとして、インターネット上では異例の監視態勢が強化される中での今日1日でした。日本インターネットエイプリルフール協会なるところは、「年に1度の日を楽しく、気持ちよく過ごしてほしい」と強調した上で、「混乱を招く恐れがある話題は禁じ手。ネタばらしはすぐにしてほしい」としておりましたが・・・皆さんは優しい嘘をつきましたか(^^?)僕はエイプリルフールらしい嘘すらつきませんでした。まぁ毎日嘘っぽい話をして過ごしておりますからね(^^;)
4月1日といえば、エイプリルフールともう1つ、{4月1日生まれの人が、3月生まれの人と同学年になるのは何故か?}、という疑問を学生時代持っておりました。4月1日生まれの人は、同じ年の3月生まれの人達と同じ学年、つまり早生まれとなり、4月2日以降に生まれた人とは違う学年になるのですよね。同じ4月生まれなのに、1日と2日以降では何故こういった事が起きてしまうのでしょうか?弁護士の話によりますと・・・まず、小学校の学年がいつ始まるかについて、学校教育法施行規則59条に、「小学校の学年は、4月1日に始まり翌年3月31日に終わる」とあるのだそうです。
次に、何歳のいつから小学校に通うかについてですが、これは学校教育法17条で、「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初め(4月1日)から、満12歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校、義務教育学校の前期課程または特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う」と定められております。つまり、6歳になった日の翌日以降で、4月1日がきたら小学校に入るという事です。次に、満6歳の試算は、出生日(誕生日)を1日目として年齢計算に含める(年齢計算に関する法律1条)と、その起算日に応当する日の前日に満了する(民法143条2項)に基づきます。
例えば、2014年4月1日が誕生日の人は、2020年3月31日の午後12時に満6歳となります。つまり、4月1日生まれの人が満6歳になるタイミングは、6年後の4月1日ではなく、3月31日の終わりを基準にするのです。そこで、2014年4月1日が誕生日の人は、2020年4月1日からの学年となりまして、今春から小学校に通う事になるのです。それに対して、2014年4月2日が誕生日の人は、2020年4月1日の午後12時に満6歳になりますので、2020年4月1日からの学年とはならずに、満6歳となりました翌日以降の学年であります2021年4月1日からの学年、つまり来春の入学となるのです。丸1年違くなるのですから、1日でのこの差は大きいですね・・・
昔は年末に子供が生まれても、翌年の元日に生まれた事にして役所に届け出る人がいた、なんて話も聞いた事があります。という事は・・・4月1日生まれの子供を4月2日生まれとして届け出る事もできるのでは?と思いますが・・・前述の弁護士によりますと、現在は無理なのだそうです。誕生日を偽って届け出ますと、戸籍法134条の「虚偽届け出罪」(戸籍の記載または記録を要しない事項について虚偽の届け出をした者は1年以下の懲役または20万円以下の罰金)が成立する可能性があるからです。学年を早めたり遅くしたりする目的のために、事実と異なる出生日を届け出て問題となった事例は見つかりませんが、通常は医師が発行します出生証明書と同じ出生日を出生届にも記載しますので、出生証明書の出生日を変造しない限り、事実と異なります出生日を届け出る事は難しいと思われます。
1947年に改正される前の旧戸籍法では、出生証明書を添付する必要が無かったため、昔は実際の誕生日以外の日を出生日として届け出る人がいたかもしれないそうですが、となりますと早生まれは特に保育園や幼稚園、小学校の間ぐらいは発育が遅れていてなんだか不利な感じですね(**)僕も2月26日生まれの早生まれですが、4月1日ともなりますと4月2日生まれとは丸1年育ちが遅い状態で同学年となるのですから、、、学業や運動の面でも明らかに能力が違ってしまうでしょう。特に運動能力は、1年違えば全然できる事が違いますから、小学校低学年ぐらいまでは明らかに不利だといえます。。。義務教育に入る前、保育園なんかも早生まれですと入りづらいと言いますしね。
そんな不利を受けながらも?(^^;)立派に育ちました4月1日生まれのお客様が、BMには意外といらっしゃるのです(^^)9210さんもふうさんもおめでとうございました!そして4月1日といえば・・・エイプリルフールも忘れちゃうほど重要な鉄人のお誕生日お祝い会の日!新型コロナウイルス蔓延(++)月初の水曜日(++)雨(**)というお誕生日お祝い会としては最悪な状況ながら(^^;)有志6人がお集まり下さいまして早い時間帯に伺って参りました。20時半現地集合だったのですが、途中知り合いのバーがありますので、せっかくこんな早い時間に出てきた機会だから立ち寄ろうかなと早めに出動致しました。
僕は意外と堅実家?というかセコいもので(^^;)こんな時飲んでいる場合じゃないかな・・・?と考え方がみみっちくなってしまいがちなのですが、そんな時はBMのお客様の事を考えます。家で飲めば安上がりで済むのに、わざわざBMまでお立ち寄り下さるお客様、おまけに僕にまで乾杯のお酒を下さるお客様、そういう方達の姿を見ていたら、僕がセコく考えるのは失礼!こういう時こそ持ちつ持たれつで同業者を応援したいという事で、短い時間でしたがお邪魔して参りました!そこのオーナーは、僕よりかなり年上の50歳代の方なのですが、先日から開店時間を3時間早めて、体を酷使して頑張っていらっしゃるとの事。良い勉強をさせていただきました(^^)僕より年上の方がこれだけ頑張っているのだから、僕も頑張らねばなと!早い時間の開店は今のところ考えておりませんがね(^^;)でも状況次第で色々な対策を練ろうとは常に考えております。
お誕生日お祝いぐらいはみみっちく考えないようにと、今年も鉄人のお誕生日を盛大にお祝いして参りました!やはり三重苦の影響で例年よりもお暇そうでしたので、少しでもお役に立てたのなら良かったなと(^^)鉄人、改めましておめでとうございました!そしてまだBM開店まで時間が少しありましたので、そのままお客様と多少愛しさと切なさと心強さとちゃんのお店へ伺いまして、僕だけひと足お先に失礼致しましてBMを開店。今日もまったりながらも、途切れる時間帯は無くお客様にいらしていただきまして感謝ですm(_)mそして朝方は、年下のバーテンダーとバーオーナーが集まってくれましての決起集会状態に!みんな僕より年下なのにセコくないなぁと感心(^^;)今度倍返しできるように僕も頑張らなきゃ!とパワーを貰いました(^^)誰がどう見ても苦しい時期ですが、明るさだけは失わずに!せっかくいらして下さいましたお客様を笑顔でお帰しさせていただきたいなと(^^)‘3密’状態じゃないから丁度良い営業具合ですしね(^^;)