2020年6月30日(火)
2つのお知らせ

6月も最終日となりました。結局今月も新型コロナウイルス感染症に終息の糸口は見つからず、、、世界中が‘コロナ’に振り回された1か月となってしまいましたね(**)世界の新型コロナウイルス感染症累計患者数は1000万人を超えました。そして、死者は50万人を超えております。。。とんでもない事態が、今まさに起こっているのです。
1000万人を超えました世界の新型コロナウイルス感染症累計患者数のうち、60%近くを新興・途上国が占めております。当初は欧米の先進国での感染拡大が先行しておりましたが、5月以降は新興・途上国での感染が急増致しまして、、、6月上旬に逆転致しました。そしてこの傾向は今後も続きまして、感染者数更に増え続ける勢いであります。。。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は昨日、「新型コロナウイルス対策の中で、新型コロナウイルス感染者との接触追跡が最も重要な事であるとしまして、追跡できていない政府に弁解の余地は無い」と述べました。まぁそれはごもっともなのですが、だからといって追跡方法を示してくれたりしないのもWHOなのであります(**)弁解の余地が無いと言ったって、方法が確立されていないのですからやむを得ないところもあるんですよね。
前述のように、新型コロナウイルス感染によります死者が世界中で50万人を超え、、、感染者数も1000万人を超える中、、、テドロス事務局長は「大半の人々は、依然として感染する可能性があり、ウイルスの移動余地は引き続き大きい」とも指摘しております。
その上で、「みんな新型コロナウイルス感染症の終息を願っているが、実際には終息に近づいてさえいないというのが厳しい現実だ。多くの国々で一定の成果がうかがえるが、パンデミック(世界的大流行)は加速しているのが現状だ」と語りました。まぁこれもごもっともですよね。分かり切っている事をわざわざ声明で発表しているのですが(^^;)
また、韓国など一部の国は、新型コロナウイルス感染者との接触を追跡する事により感染拡大を抑制してきたとも言及しております。WHOが、コンゴ東部の紛争地域で1日当たり2万5000件の接触を追跡した事でエボラ出血熱を抑制した例を取り上げまして、接触追跡は極端な状況下でも可能だとし、前述の「言い訳はできない、弁解の余地は無い」との発言につながったのです。だからその成功例を方法として示してほしいのですが・・・
この他、新型コロナウイルスの発生源調査のため、来週に調査団を中国に派遣するとも表明致しました。WHOで緊急事態対応を担当しておりますライアン氏は、安全で有効なコロナワクチンの開発に向けましては多大な進展が見られるものの、成功する保証はどこにも無いとしております。近々コロナワクチンが世に出る可能性は無いという事も。
WHOは、現時点で新型コロナウイルス感染の防止には、試験実施や感染者隔離、接触追跡などの措置が有効だと致しまして、日本や韓国、ドイツの対新型コロナウイルス戦略が「包括的で持続的である」と評価しているのです。地域別では、ブラジルが引き続き「大きな課題」に直面しているほか、アメリカの状況が全般的に厳しい模様だとしました。
ここまでWHOの見解についてお書き致しましたが、誰にでも分かる現状説明に終始するばかりで、対策をはっきり述べておりませんからなんとも無意味な声明だと言わざるを得ませんね(**)WHOというのは、世界中の健康水準を引き上げるのが目的の組織なのですから、現状説明だけにとどまらず対策を明示してもらわないと。。。仮にも世界保健機関と、世界の冠が付いているのですからね。
その世界的機関でありますWHOは、新型コロナウイルス感染症が世に出て参りまして、中国での感染拡大が問題視され始めた頃、その感染拡大に対しまして懸念するものでもなく、対策もまともに講じようとしなかったという経緯が確かにあります。中国の傀儡組織かのように楽観視を決め込んでいたところに、爆発的な感染の拡大が起きてしまいまして、、、慌てて態度を変えましたからね(--)
そんなWHOに言われるまでもなく、日本は感染拡大を水際でよく防いでいると思います!今回の新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、日本人は元来兼ね備えております勤勉さ・実直さが良い方向に出ていますから(^^)しかし、それでも新型コロナウイルス感染拡大を完全には封じ込められておりません(**)今日も東京都では54人の新規感染者が出てしまいまして、これで5日連続の50人超えとなりました。。。
更に今日、我が街横浜で28人の感染者が出てしまっております。。。しかもそのうち26人が、中区のホストクラブの男性従業員だと(++)複数の感染者の感染経路を調べる中で、このホストクラブが浮上致しまして、昨日主な従業員のうち未検査でありました36人全員を集団検査したところ、25人の感染が判明したのだそうです。自主的に医療機関を受診しました1人と合わせまして、26人の感染が分かったのです。
この店をめぐりましては、昨日までに男性従業員6人の感染が確認されておりまして、既に発表されておりました。ですから店名をご存じの方も多いかと思われますが、ここでは伏せておきます。その店の従業員のうち数人は、クラスターが発生しております東京都新宿区内のホストクラブでも働いていたという事も発表されております。実際には、働いていたというよりも行き来していたというのが正確な情報だそうですが。
東京都内の夜の街系の感染者が多いのですから、隣県の神奈川県に広がるのは分かる事。しかしよりによって中区のホストクラブでこの時期に26人ものクラスター感染とは(**)夜の街全体のイメージがまた悪くなってしまいますね。。。お客様の足が一段と遠のいてしまう可能性がありますが、それでも我々は昨日お書き致しました通り、「今できる事」を粛々と行いまして、気を緩めず働いていくしかないのです・・・
話は変わりますが、6月最終日でありました今日は、電子マネーなど現金を使わない決済を致しますと、最大5%割引されるサービスが終了となる日でもありました。そんなところに細かい従業員は、昼間数か所を回りまして今日中にと買い物をしまくっておりましたね(^^;)僕のたばこも、どうせ消耗品なのだから割引になります今日のうちにと、コンビニエンスストアを数か所回りましてカートンで買い溜めしていたようでした。
2019年10月、消費税率引き上げに合わせまして導入されましたキャッシュレス決済のポイント還元制度。中小の店舗では5%、コンビニエンスストアなどのフランチャイズ店では2%が還元されるというものでした。この制度が、今日で終了となったのです。金融サービス会社の調査では、2019年10月に制度が導入されて以降、キャッシュレス決済がそれまでより増えたという人が6割を超えたというのですから、一定の効果はあったのでしょう。BMもペイペイを導入致しましたが、そこそこ利用者いらっしゃりましたしね。
この制度の終了はどんな影響を招くのでしょうか?ポイント還元制度の終了と共に、キャッシュレス決済を続けるか悩んでいる店舗も多いのだそうですが、店側にとりましては、手数料が店負担となるのかどうかが大きいかと思われます。キャッシュレス決済を行うには、店側がクレジットカード会社や電子マネーの運営会社に手数料を支払わねばなりません。ポイント還元制度の導入期間中は、手数料は低く抑えられていたのですが、終了後はこれが上がるとみられているのです。BMは当面続けていく考えですが、日本がこんな状況ですからポイント還元制度もう少し続けてくれるといいのですけれどね・・・
今日もランチ営業には多くの方がいらして下さいました(^^)「メキシカンタコライス」は終売となりまして、明日からは前回ご好評をいただいてリクエストが多かった「ガパオライス 自家製ミートボール添え」をお出し致します!夜はまるで台風のような暴風雨に見舞われましてまったり営業に(**)そしてお客様の話題はもっぱら今日のホストクラブ集団感染についてでしたね。夜の方はもうしばらく辛抱が続きそうです。。。
そして今日はBMから2つのお知らせがあります。まずは皆様にもご購入いただいておりました真空パックのインターネット販売につきまして。遠くの方などからもオーダーを頂いていたのですが、今までは新型コロナウイルス感染拡大によります緊急事態という事で大目に見られておりましたが、基本的に冷凍販売免許なくして真空パックの販売発送はできないもので、こちらは今月を以って終了とさせていただきますm(_)m
そしてもう1つ、ランチ営業時に限ってなのですが、色々考えた挙句、苦渋の決断でランチ営業時に限りましてカウンターを禁煙とさせていただく事と致しましたm(_)m愛煙家の方達からは、「たばこが吸えて嬉しい!」という声をいただいておりましたし、僕もたばこを吸うものでそのお気持ちはよく分かるという事で喫煙可としていたのですが、やっぱり今の世の中喫煙可ではダメなんですよね。。。たばこを吸うのを我慢していただく方が、たばこを吸っているのを我慢していただくよりも話がつきやすいようです。
ささやかな抵抗と致しまして(^^;)空気清浄機をもう1台設置致しまして、煙を吸い込む灰皿を2台置いた事で、個室でならば喫煙可という許可が従業員から出ましたので(^^;)個室でのみたばこはお吸いいただけます。カウンターにいらしてくれました喫煙者のお客様は、外に設置しております灰皿をご利用いただくという事で。オーダー後出来上がるまでの間に一服されに行かれてもいいですから(^^;)真空パックインターネット販売の終了と、ランチ営業時のみカウンター禁煙、以上2つのお知らせでした。よろしくお願い致しますm(_)m

2020年6月29日(月)
今できる事

新型コロナウイルス感染症との闘いで実施されておりました休業や外出自粛の要請が解除されました一方で、東京都で未だに50人を超える感染が判明しております。。。海外に目を向ければ、アメリカで新規感染者が4万5000人超と過去最高を更新するなど、新型コロナウイルス感染が抑え込まれたとはとても言えないのが現状です(**)
今冬にも日本が第二波に襲われる懸念が消えない状況を踏まえまして、日本感染症学会理事長の東邦大学教授は、これまで実施して参りました水際対策に加えまして、予防法や治療などこれまでに蓄積されました経験や知識を生かして感染拡大に備えるよう訴えかけております。未だ得体のしれない新型コロナウイルス感染症に対しまして、『今できる事』を書いてみます。
現在新型コロナウイルスは、ほぼ全ての国・地域に広がっておりまして、、、アメリカでは早くも第二波の懸念が拡大しております。南米や南アジア、中東、アフリカでは患者が急増しております。一度は流行を完全に抑え込んだとされます発症地の中国・武漢でも、クラスターが発生してしまっております。まぁ武漢の新型コロナウイルスは終息したという発表は、あくまでも中国政府の発表ですから当てにはならなかったのですけれど・・・
こうした状況の中、日本感染症学会と日本環境感染学会は共同で声明を出しまして、「世界的な感染の広がりはまだ続いております。またいつ大規模な流行が見られるようになるのか、我々はこれからもしばらくの間は特別な注意を払いながら日常生活を続けていかなければなりません」と警戒を呼び掛けました。
現在、ほとんどの国との間で人の交流が途絶えておりまして、海外から新型コロナウイルス感染症患者が流入する可能性は低くなっております。しかし前述の教授は、「ビジネス客などから少しずつ外国人の受け入れを始めなければならなくなります。その意味で今後も空港などでの水際対策の強化と徹底は大変重要になります」と強調しております。
また日本国内でも、新型コロナウイルス自体が消滅するとは現在のところ考えられないのだそうです。ウイルスの活動性が高まれば、当然感染が再び増える可能性があります。前述の教授は、「今年の冬以降に流行の第二波が起きるかどうか、万が一起きてしまったとしたらどの程度のものになるのか、それは今のところ誰にも分かりません」と話しております。
第二波の発生を念頭に教授は、「今年国内で流行が始まった段階に比べれば、このウイルスや感染により起きる病態の知識は飛躍的に増えており、蓄積もされております。例え特効薬やワクチンの製造が間に合わなかったとしても、予防法や診察、治療についてどうすればいいのかは、ある程度のレベルまで分かってきているのです」と言い、蓄積した知識や経験を活用すれば、感染の拡大や重症化をある程度防げるとしております。
当初、新型コロナウイルスは主に咳などに含まれます飛沫を介して感染すると考えられておりました。しかし、研究が進みますと、口の中の唾液腺にも感染し、唾の中に多くのウイルスが含まれている事が分かったのです。会話や発声の際に唾が口から出まして、その時に相手に吸い込まれます小さな飛沫が感染経路として大きな割合を占める実態が判明したのです。
前述の教授は、「咳やくしゃみをしていなくても、近距離の会話が感染リスクとなります。これを防ぐためには、マスクが有効な事も判明しました。マスクにつきましては一時やり過ぎと言われもしましたが、結果的には唾を遮断する事で大きな予防効果があったのです」と分析しております。確かにマスク着用につきましては、空気を通してしまうのだから意味が無いと言っている人も多いですが、そんな事はなかったのですね・・・ノーベル賞受賞者の山中教授も、マスクをする事で唾がむやみに飛ぶのを防ぐ効果があると話しておりましたし。
数ヶ月に及びます新型コロナウイルス対策の期間を経まして、①感染リスクを高める、密閉・密集・密接のいわゆる‘3密’を避ける、②「息苦しい」など肺炎を疑う症状が出たらすぐに医療機関を受診する、など感染予防や重症化防止のために有効な方策が医療現場や一般にまで浸透しているのは事実です。それに加えまして、政府が推奨しております「新しい生活様式」とやらも実践しているところが多いです。
感染の有無を確認します検査方法や、受け入れ施設も増えておりまして、教授は「万が一第二波に襲われても、前回のような混乱は起きないのではないか?それよりも、過剰な心配、パニックにならない事が最も重要である」と話しておりまして、必要以上に恐怖を抱かないよう呼び掛けております。一方で山中教授は、「まだワクチンや専用の薬は無いものの、あと5年以内にはワクチンや薬が開発されて今のような状況から脱却できるのではないか?」と話しておりました。
これらの話を聞きますと、新型コロナウイルス感染症に対します前途は明るいような気も致しますが・・・山中教授が言うようにワクチン開発まであと5年もかかるようでありますと、、、それまでに第二波第三波に見舞われてしまった時、社会経済が耐えられるのか・・・?心配になってしまいます。。。5年以内と言いましても、1年か2年か、はたまた5年なのかでは全く違いますからね(**)
経済活動が再開されまして人々の交流が始まる中、感染リスクがあります近距離会話も増えている事でしょう。しかし、検査数が絶対的に足りていない日本では、誰が感染しているのか分かりません。。。久し振りに再開した友人が、実は無症状感染者である可能性もあるのです。誰が感染しているか不明な状況下では、誰もが「この人は感染していないだろうか?」という不安を抱えながら生活を送る事になります(**)
自分が感染しているのか、また、過去に感染して抗体を持っているのかを知る事は重要な事だと思われます。そのためには、誰もがPCR検査や抗体検査を受けられる体制づくりをする必要があると思いますし、なんなら国民全員に抗体検査を義務付けても良いぐらいだと僕は思うのですけれどね。新型コロナウイルス禍というのは、それほどの国を揺るがすほどの重大な事態だと思われますから。
経済活動を戻していかなければいけないため、多くの業界の経済活動が徐々に始まりました。それはそれで素晴らしい事なのですが、まだ新型コロナウイルスが死滅したわけではないのです!あんまり無制限に行動するのは・・・まだ危険だという事です。各自まだまだ感染しないように、不要不急な外出はできるだけ控えたり、外出する際には感染リスクを下げる対策を講じるなど、徹底が未だ必要だと思われます。本当に、心して各自行動しましょう!もう一度緊急事態宣言になんてなりましたら・・・経済破綻致しますよ・・・
今日のランチ営業は、暑かったせいか「メキシカンタコライス」がよく出ました!そして毎日いらして下さっておりますアッキーさん3名様には、お試しで「布海苔へき蕎麦&茶碗カレーセット」をお出し致しまして、「美味しかったよ!」と言っていただきました(^^)蕎麦はご要望が多いのですが技術が無い分、美味しい蕎麦を取り寄せて、ミニ丼とセットでお出ししようと思っております!丁度良い予行練習となりました(^^)
そして1時を回りまして落ち着いた頃には、池さんがいらしてくれましてランチ&昼飲みを(^^;)本当はもっと長く飲んでいたかったのですが、15時半からマイナンバーカードを作りに役所に予約を入れておりましたので15時にお開きに。池さん今日もありがとうございましたm(_)mランチ営業を始めてから、池さんがいらして下さる可能性があります月曜日が楽しみになってきております(^^)
役所が大混雑でして、、、予約をしていたというのに終わって帰ったのが18時を過ぎてしまいまして(**)僕は仮眠を取らせていただいたものの従業員がご予約をいただきまして19時過ぎに出勤したのですが、夜も今日は多くの人がいらしてくれました!ゴルフティーチャー、カズさん&なっちゃん、BOON左衛門さん&ミントちゃんなどにもお会いできましたしね(^^)今週も月曜日から活力をいただきましたので、6月最終日の明日もランチ営業から頑張ります!

2020年6月27日(土)
新お薦めメニュー!

月末の週末となりました今日は、東京都で買い物などを楽しむ人の姿がテレビのニュースに映し出されておりました。午前中から上野公園では、散歩する家族連れらの姿が多く見掛けられ、原宿の竹下通りも、朝から多くの人で賑わい自粛期間中には控えていた買い物を楽しむ人達の姿が見られたと。
銀座の歩行者天国では、家族連れなどの姿が多く見られ日常を取り戻しつつある姿が映し出されておりましたが、道行く人の多くはマスクをしておりますが、暑さのためかマスクを顎の辺りまで下げていたり、小型の扇風機を使う人の姿が多く見掛けられたと。そんな週末を楽しむ声が多く聞かれた一方で、今日東京都内の新型コロナウイルス感染者数は・・・緊急事態宣言解除後最多の57人となってしまったのです(**)
内閣官房によりますと、26日午後7時台の東京都内の人の流れを前の年の同じ時期と比べたところ、渋谷駅では23.8%の減少にとどまるなど、都道府県境をまたぎます移動の自粛が解除されました19日と比べてみましても、徐々に人出が戻って来ている事が分かるといいます。これに対しまして上野・アメ横商店街連合会副会長は、以下のように話しております。
「都内の感染者数増加は、本当にヒヤヒヤもの。。。商店街の商売としましては、未だ客足は半分なので本当はもっともっと来てほしいし来てくれなきゃ困るんです。しかし、来たら来たで難しいかなと・・・本当に悩みどころですね・・・」。アメ横商店街では、各店舗が感染予防対策を講じて営業をしておりますが、前述のように客足は新型コロナウイルス感染拡大前と比べまして5割程度にとどまっていると。。。それでも、忙しくなるのが今は良い事なのか悪い事なのか分からなくなる、昨日の日記でもお書き致しましたが、それが商売をしている人間にとりまして1番の悩みどころなんですよね・・・(**)
『忙しくなる事を素直に喜べない』、客商売をして生計を立てている者にとりましてこれほど矛盾している事はありません。。。緊急事態宣言解除後最も多い感染者数となってしまいました今日の57人のうち、36人の感染経路は分かっていないのだそうです。また、17人が夜の繁華街で{接待を伴う飲食店}の従業員や客だったと。年代別では、20代と30代が合わせて41人で7割を超えているのだそうです。
しかし東京都はこの緊急事態宣言解除後最多の57人が感染という数字につきましても、「今の段階で市中感染が広がっているとは考えていない」としております。感染経路不明の36人のうち、もちろん行動歴を明かさない人もいるでしょうが、この多さで市中感染が広がっていないとは言えないのではないでしょうか?
先日は家庭内感染が多かったり、職場クラスターも発生してしまっている事からも、感染拡大の前触れ、、、第二波の前触れである事には違いないのでは?と考えてしまいます。。。小池都知事が「東京アラート」の目安を改めるとしてから随分経ちますが、都知事選を前にしまして危機的状況を明らかにするのを避けていると見られても仕方がありません。選挙が終わるまでは静観しようという考えでは?と。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、今はまだ‘3密’になるのを嫌う傾向が強い状況ですから、投票率も大幅に落ちる事でしょう。ちゃんと選挙に行きます年配の世代の方達の中には、インターネット投票なんてできないという方も多くいらっしゃるでしょうし。この新型コロナウイルス禍の状況は、緊急事態なんです。中には感染してしまって苦しんでいる人がたくさんいらっしゃるのです。この時期に都知事選なんて税金をかけて無駄な事をするのであれば、小池都知事は例え選ばれなかったとしても最後まで責任をもって東京を守ってほしいものです。まぁ恐らくは間違いなく当選するでしょうが。
そして気になりますのが若者の感染率の高さです。。。独身で1人暮らしであれば、家族持ちよりも心が緩んでしまう心理は分からなくもありません。実家の親や祖父母と一緒に暮らしていたら行動が自ずと変わる人が増えそうにも思えますが。とはいえ、残念な事に根拠の無い自信だけで過信をしている若者も多いのではないでしょうか?自分の身は自分で守るしかないと強く思わざるを得ません・・・
新型コロナウイルス新規感染者数が昨日全国で1日100人を超えた事につきまして西村経済再生担当大臣は、「方向性を変える事は考えていない」と述べまして、移動の自粛などは求めない考えを示しました。「積極的な集団検査を受けていただいている取り組みの結果の表れでもあるので、この数自体で今何か方向性を変えるという事は考えていないが、緊張感を持って分析をしっかり進めていきたい」と。
スーパーコンピューター「富岳」や、AI(人工知能)を使って感染防止策の効果につきまして分析を進める方針だそうです。それはそれで良いのでしょうが、そもそも「方向性は変えない」って、その方向性がどこに向かっているのだか分からないのですけれど(^^;)西村経済再生担当大臣が、経済再生と新型コロナウイルス対策という真逆の大臣を兼務している事もおかしいのでは?と思われますし(・ ・?)片や人出を多くして経済を立て直し、片や自粛を促すという事ですからね。
経済優先は分かります。国が推奨しております‘新しい生活様式’も実践しております。しかしそれでも・・・東京都をはじめ各地で新型コロナウイルス感染者が増えているのは事実なのです。。。国民の多くが持っております、「不安解消」の道筋が見えません(**)小手先の「東京アラート」とやらには何の意味も無かった事は明らかとなりました。評価は分かれるものの、国民に向けて発言しておりました専門家会議は解散となりました。今政府がどこに向かっているのか・・・全く分かりません(**)
飲食店は、自粛期間中に必死で乗り越えて、やっとこれから!と思っても、その日の感染者数が増えますと如実にお客様がいらっしゃらなくなってしまいます。。。感染者数の増減で左右されてしまいます業種は他にもたくさんあるでしょうから、感染再拡大や第二波に対しまして無対策というのは困ります(++)大阪府や長崎県のように、第二波に備えて準備を進めている地方自治体もありますが、多くの知事はダンマリを決め込んでおります。そんな中での都知事選、、、小池都知事の新型コロナウイルス感染対策を推し進めていくのか、新しい指導者の新しい対策に委ねるのか、本当に日本の危機を左右する大事な局面だと思われますが・・・革命児の姿は今のところ見受けられません。だったら続投かな?
世界保健機関(WHO)は昨日、新型コロナウイルスの感染拡大に触れまして、「第二波が発生すれば、更に数百万人規模が死亡する事態もあり得る」との見方を示しました。。。簡単に言ってくれちゃっておりますが、、、確かに過去のスペイン風邪の世界的な大流行の事例を見ますと、夏季に感染が衰え、9月と10月に激しく勢いを取り戻しまして、、、結果的に第二波で5000万人の犠牲者が出てしまっているのです。。。5000万人ですからね!リアルタイムでは知りませんが、スペイン風邪っていうのは想像し難いぐらい物凄い流行病だったのですね(**)当時の方達は恐怖に震え上がった事でしょう。。。
日本で今第二波に見舞われてしまいましたら・・・もう早期の経済の立て直しはかなり困難となるでしょう(**)失業者が多発しても、国にお金も無いでしょうから、給付金などの策も取れないでしょうからね。。。ですから感染再拡大や第二波はなんとしても避けなければならないのです!どうせここまで自粛して我慢をさせられたのならば、感染再拡大や第二波に見舞われるぐらいであればもう少し我慢をしていた方が良いぐらいで。本当に、気を緩めず!ワクチンができるまで耐えて忍んで乗り切りましょう!
ランチ営業がお休みでありました今日は、仕込みに精を出しまして!只今ランチ営業では日替わりメニューと致しまして「盛岡産冷麺&ミニチャーシュー丼」、「メキシカンタコライス」をお出ししておりますが、他に数種類の仕込みも!リクエストにお応え致しまして美味しいお蕎麦も取り寄せました(^^)そして夜の営業中のお薦めメニューもリニューアル致しました!今日からラインアップ入り致しましたメニューをご紹介致します!
・「合鴨のスモーク~ブラックペッパー風味~」、・「カニ&ウニ 2種類のクリームコロッケ盛り合わせ」、・「柔らかいタコの唐揚げ」、・「広島産大粒カキのソテー」、・「自家製ザーサイとレタスの炒飯」、以上5品が新お薦めメニューとしましてラインアップ入り致しました!他に、合鴨を取り寄せましたので「合鴨のコンフィ~バルサミコソース~」、もう一度食べたいとのご要望が多かった・「国産馬刺しのユッケ」も裏メニューとしてお出しできます。
一気にお載せしたかったのですが、冷凍冷蔵庫の都合上仕込みが入りきらなかったもので(**)ランチ営業も始めましたから、冷凍冷蔵庫の容量が足りなくなってしまっております(><)補助金でも出してくれれば買い揃えたいのですけれどねぇ・・・。今日の営業中には、新お薦めメニューも出てくれましたが(^^)ちょっと肌寒かったせいか「赤焼き味噌ラーメン」の方が多く出ました(^^;)Tちゃんマンが召し上がられていたところ、つられてK原さんも召し上がられたりして(^^;)来週は良い形で7月を迎えられますように、これからフードもどんどん充実させていきます(^^)

2020年6月26日(金)
良いのか悪いのか・・・

世界保健機関(WHO)は24日に、世界の新型コロナウイルス感染者が今後1週間以内に1000万人に到達するとの見通しを示しまして、、、更に言えば、南北米大陸に至りましてはまだ感染のピークには達していないとの警告も発しました。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が、インターネット上で開きました記者会見で明らかにしたもので、「新型コロナウイルス発生から最初の1か月でWHOに報告された感染者は、1万人に満たなかった。しかし、先月は400万人近くの感染報告があった」と指摘。そして、「今後1週間以内に感染者が計1000万人に達すると予想している」と述べたのです。
テドロス氏は続けて、「これは、私達がワクチンや治療に関する研究を続ける間も、今ある手段でできる事全てを行って感染を抑え、人命を救うという喫緊の責任があるという事を、改めて冷静に示すものだ」と、新型コロナウイルスに対しましてこれからも全力で対処していく事を表明しております。
しかし改めまして全世界で1000万人の感染者と聞きますと・・・今回の新型コロナウイルス、それに伴います感染拡大、、、凄い出来事がまさに今起きているんだなと実感させられますね・・・そりゃ経済もおかしくなるわけです(^^;)と言いますか、現状こんなもので済んでいるという事が奇跡なのかもしれない・・・なんだかんだ言いながらも、食料や物資にはそうは困っておりませんからね。
AFPが各国当局の発表に基づきましてまとめた統計によりますと、新型コロナウイルスは中国で昨年12月に発生して以来、これまでに世界で930万人近くに感染が広がっておりまして、うち少なくとも47万7500人が死亡しているとの事。約1000万人の感染者で、約50万人の死者ですから、致死率は約5%という事ですね。。。
WHOの緊急事態対応を統括致します、マイケル・ライアン氏は、中南米を中心としましたアメリカ州では、新型コロナウイルスが衰える傾向を一向に見せずに依然として猛威を振るっておりまして、、、この感染拡大を止めるには各国政府が非常に積極的な対策を取る必要があると警鐘を鳴らしました。
中南米のブラジル、そして世界大国でありますアメリカも、未だに新型コロナウイルスが猛威を振るっておりまして酷い状況となっているんですよね(**)アメリカの新型コロナウイルス感染者数は250万人に迫っておりまして、、、世界の新型コロナウイルス感染者の4人に1人がアメリカに居住しているという事になるのです(**)
そしてアメリカでは、新規の感染者数も急増しております。その理由は、経済が再開されたにもかかわらず、マスク着用が徹底されておらず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)も十分に保持されていない状況があるからだと言われております。もちろんそれだけではないでしょうが、こうなりますと大きな要因の1つだと言わざるを得ないのかもしれません。
東京都では、一昨日1日当たりの新規感染者数が50人以上となった事が問題になりましたし、ここ3日間で計150人以上の感染者を出してしまっておりますが、、、ロサンゼルスでは1日当たりの新規感染者数は1200人超と、桁が違います(++)東京都はマスク着用率が100%に近いと思われますが、ロサンゼルスにはマスクを着用していない人が多数いるのだそうです。
まぁ日本と違いましてマスク着用という事が文化として成立していないのですから仕方がないとも言えるのですが、ある調査では、カリフォルニア州のマスク着用率は52%とも言われております。今はカリフォルニア州は外出時のマスク着用が義務化されましたが、それでも行政命令を順守せず、マスクを着けていない人が大勢いるのだと。
もちろん個人の自由は尊重されるべきものですが、自分や他人の命を脅かしてまでマスクを着用しない自由を固守する姿勢は、今の時代では傲慢以外の何物でもないと言わざるを得ないのかもしれません。日本はよくこれぐらいで収まっているなと感じますが・・・海外からの入国制限を緩めたらまだまだ増え続けそうで心配ですね(**)世界では、まだ新型コロナウイルス感染症は継続して猛威を振るっているという事を忘れてはいけません!
来年の東京オリンピック・パラリンピック・・・やっぱり無理そうだなぁ・・・と。あえて命を脅かす危険を冒してまで行う必要性は全くありませんからね。ウイルスは突然変異が速いものですが、今回の新型コロナウイルスは遅い、との発表もありますが、残念ながら信頼性は全くありません。
仮に変異した新型コロナウイルスが今日本国内に入ってきたとすれば、爆発的感染が起こりかねません。ワクチンが開発されたり、治療法が確立されたりするまでは、ひたすら自己防衛をして危機を乗り越える他ありませんし、少なくとも観光での外国人受け入れは全面的に拒否しないとダメではないかと感じます。最近ちょくちょくBM前を外国人が通り過ぎるようになってきているんですよね・・・観光客なのかビジネスなのかは分かりませんが。
小池都知事は今日、東京都が新たに確認しました新型コロナウイルスの感染者は54人だと明らかに致しました。一昨日は55人、昨日は48人で、3日連続で40人を上回り、3日間の合計では150人を超えております(**)全国では新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認されております。
1日の新型コロナウイルス感染者が100人を超えるのは、5月9日以来48日振りの事なのだそうです。東京都に関しましては、一時は1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が一桁台という時期もありましたが、結局は自粛解除をしたらこうなってしまうのか・・・という数値となってしまっております。
以前はあれだけ深刻に自粛を呼び掛けていたのに、アラート解除後は感染者数が増えても、やれ検査数が増えたからだとか、第二波ではないだとか、殊更問題を大きくしたくない感がありありです。。。経済優先に切り替えたのだからいちいち騒ぎ立てるなという事なのか?はたまた都知事選で忙しいんだからそれどころじゃないって事なのか?
新型コロナウイルス感染者が、知らず知らずのうちに日常生活の中で他人に感染をさせてしまうというような事態は避けましょう。積極的な検査を行うのももちろん良い事だと思います。そして我々は、できる事をやる、ワクチンも治療法も無い今は、「人事を尽くして天命を待つ」以外にないでしょう。僕もBMを開ける以上は責任をもって、衛生面に最大限気を配りましてまだまだ油断しないようにと思っております。
今日は昨日と打って変わってジメジメ蒸し暑い1日となってくれましたので、ランチ営業では「盛岡産冷麺&ミニチャーシュー丼」がよく出ました(^^)夜もドクターTさんや多少愛しさと切なさと心強さとちゃんが召し上がって下さいましたね!終わったのは7時過ぎだったのですが、月末の金曜日としましてはまったりな夜で(**)でも・・・皆さんちゃんと自制されているようで嬉しいような気も致しますし、まったりで危機を感じる面もありますし、本当にウイルスというのはタチが悪いものです(++)まったりながらも1日無事終えられたことが、良いのか悪いのか・・・

2020年6月25日(木)
暑くならなかったけど・・・(^^;)

昨日の続きを・・・。緊急事態宣言が全国で解除されましたが、まだまだ‘コロナ前’の日常には戻ったとは言えないのが現状であります。。。BMも、夜の営業を再開は致しましたが、飲み歩かれている方達は決まってしまっておりまして、全体的に見れば人出は全く以て戻っておりませんからね(**)
皆様の社会生活におきましても、不本意ながら思い通りにいかない生活となってしまっておりまして、、、家族や周囲の人にイライラをぶつけてしまったりしている事があるのではないでしょうか?僕は自分自身を省みてみますと、イライラする事が無いように気をつけようとは思いながらも、時に従業員にぶつけてしまっているような気も致します(^^;)もっと気をつけないといけませんね・・・
大切な人に怒りをぶつけてしまって自己嫌悪を感じたり、心が疲れてしまった時、人はどうすれば良いのでしょうか?そんな問題につきまして、親子関係のアドバイスも行っております日本アンガーマネジメント協会なるところの方が、イライラ・怒りとの上手な付き合い方について語っておりますコラムが載っておりましたのでご紹介させていただきたいと思います。
「新型コロナウイルス感染拡大への恐怖や、子供を見ながらのテレワーク、DUAL世代にとりまして負担が続く中、‘些細な事でイライラしてしまう’という悩みを持つ人が少なくありません。その事で自己嫌悪に陥ったり、疲れたりしている人もいるでしょう。でも、怒りは人間の自然な感情です。今のようにギリギリの状況では仕方がない事なのです。皆さん十分に頑張っていらっしゃります!怒らない人はいないんだと、まずは自分を認めてあげて下さい」、だそうです。
なんだか慰められた感じですが(^^;)とはいえもちろん、家族や他人に感情をぶつけないに越した事はありません。より良い家族関係・対人関係を築くためには、イライラや怒りとうまく付き合っていく事も大切でしょう。それが分かった上で、人は何故怒りが生まれて表面化していくのか?という事につきまして、前述の専門家は次のように語っております。
「怒りが生まれるメカニズムは、ライターの構造に似ております。ライターの火が‘怒り’だとしますと、怒りのスイッチを入れる発火石の部分には、‘こうすべきだ’、‘こうあるべきだ’という、自分の理想や常識、願望、欲求があります。‘夫も家事をやるべきだ’、‘子供は大人しく勉強すべきだ’といった、自分の中での常識や願望、理想などが裏切られた時に、怒りのスイッチが入るのです。
新型コロナウイルス感染拡大によります外出自粛で家族と一緒に過ごす時間が増えた事で、家族に守ってもらいたい‘べき’が裏切られる機会も増えてしまいまして、これまで以上に怒りのスイッチが入りやすい状況になったと言えるでしょう」との事です。なるほど・・・ライターの構造か・・・これは結構分かりやすい例えですね!僕も省みますとしばしば「シュボッ」と着火してしまっている気が致しましたから・・・(^^;)
更に、「怒りを燃やすガス(燃料)は、自分の心の中にありますマイナスの感情です。例えば、ストレス・疲れ・不安・心配・恐怖などです。新型コロナウイルス感染拡大によりまして健康や生活が脅かされている状況では、不満や恐怖心でこうしたマイナスの感情が溜まりがちです。ですから一度怒りのスイッチが入りますと、通常時以上に大きく燃えやすいのです」とも。これまた分かりやすい!例えが上手いですねこの人は(^^)
人間は、生きていく上で「自分が脅かされている」と感じますと、怒る事で身を守ろうとするものなのだそうです。今は新型コロナウイルス感染拡大という、前代未聞の状況に置かされまして、自分や家族にとりまして何よりも大切な「健康」や「命」が脅かされそうな状況となっております。人によっては、仕事や雇用も脅かされております。また、テレワーク中に子供から話しかけられますとイライラするのは、「集中できる時間を奪われている」、「大切な仕事を侵害されている」と感じてしまうからだと。この辺につきましては昨日もお書きさせていただきましたが。
そこで意識しないといけないのが、「こどもを仕事の邪魔だと感じるぐらい私はストレスが溜まっているんだな」と、自分の心のマイナスの状態を自覚する事だそうです。そして、何故怒りを感じたのか?本当はどうしてほしかったのか?奥に隠れております感情や欲求を見つめてみるといいと。すると、「私は仕事を大切に思っているからこそ、困って(残念に思って)怒ってしまったんだ」、「仕事中に声をかけてほしくなかったんだ」などと、本当の感情や欲求が見えてくるはずだと。まぁ確かにそうですね・・・
怒る事とは本来、感情をぶつける事が目的ではなく、相手に要望を伝え、改善してもらう事が目的のはずです。家族に怒りをぶつけてしまった後で、「あんなに怒る必要は無かったのに・・・」と思ったら、まずは素直に「ごめんね、言い過ぎちゃったね」などと謝るのが一番だと。そして怒ってしまった理由を、「ママ(パパ)はあなたにこうしてほしかったんだ、悲しかったんだよ」などと伝えるといいのだそうです。それが意外とできないんですがね(^^;)
この時のコツとしては、自分を主語にして、こうしてほしいという‘リクエスト’や‘自分の気持ち’を伝える事が大事だと。この習慣が身につきますと、「うるさい!」と言いたくなった時も、「今から30分間は静かにしていてほしいな」という風に伝え方を変えられるようになると。言っている事はよく分かるんですけれどねぇ・・・子供にはできても従業員には全くできないもので(^^;)
自分以外の人が怒っている時も、その人も怒りではなく‘リクエスト’に注目するのもコツだそうです。例えば、パートナーが子供を感情的に怒鳴っていたら、「何が嫌だったの?」、「感情的になってしまうのは分からなくもないけれど、してほしい事を具体的に教えてあげて」と伝えるといいと。子供を怒る事自体を責めますと反発を招きやすいので避けた方がいいのだそうです。パートナーと話し合いをしづらい関係性であったら、メールや手紙など形を変えて‘リクエスト’を伝えてみるのも手だと。僕の場合、‘リクエスト’に注目しながらも、パートナーに怒って伝えてしまっているような気が致しますので・・・(^^;)そこも反省m(_)m
ストレスを抱えるなどのマイナスの状態にありますと、怒りは燃え上がりやすくなるものです。このマイナスの状態や感情から抜け出すためには、家事や子育てなど自分にとって重荷になっている事を誰かに協力してもらったり真面目に考え過ぎずに‘手放す’、という発想が大切なのだそうです。通勤や通学が徐々に再開されつつありますが、今まで通りの生活を期待しますと、それが叶わなかった時にストレスになってしまいます。様々な制限がある事をある程度は覚悟し、心構えをしておくと良いと。
前述の専門家曰く、新型コロナウイルス影響下のアンガーマネジメントとして、備えてほしい事は2つだそうです。1つ目は、家族の中でイライラや怒りにつながりやすいパターンを共有しておく事、2つ目は、親子で共同作業をする時間を作る事、現在の私達が置かれております状況で、ストレスを感じない人はいません。「ストレスが溜まるぐらい私は毎日一生懸命なんだな」と捉えて、自分を受け入れながら過ごせるといいですね!どうせ新型コロナウイルス感染拡大という前代未聞の状況は、自分1人の力ではどうにもならない事なのですから、どうせならば楽しく前向きにいきましょう(^^)
今日は雨模様、、、更にこの時期にしては気温も低い1日で、蒸し暑くなると想定して準備してしまいました今日の日替わりメニュー、「盛岡産冷麺&ミニチャーシュー丼」、「メキシカンタコライス」は・・・出なそうだなと(^^;)日が悪かったなぁと思っていたのですが、まさかの「盛岡産冷麺&ミニチャーシュー丼」ラッシュに(^^;)そしてご好評をいただきました(^^)チャーシューも作り足しまして、もう少し暑くなる事を期待して明日以降も継続していきたいと思っております!
給料日のはずでしたが、夜はまったりでしたね(**)でも、AKIRAさんとS子ちゃんが楽しそうにお話しされていたり、Tもかちゃん&EGGさんは従業員お手製の煮卵を美味しそうに召し上がられたりしていて朗らかなBMでした(^^)どうやって作っているか僕は知りませんが、煮卵相当美味しいです!ランチ終わって残っておりましたら夜もお出しできますので、召し上がってみて下さい!明日明後日は月末の週末、街がそこそこに賑わう事を願いまして夜も万全の体調で臨みたいと思っております!

2020年6月24日(水)
突破!

新型コロナウイルス感染症流行時の生活が子供に与えた影響を、国立成育医療研究センターが保護者や子供へのアンケートを通して分析し、22日に結果を公表致しました。
これは、同センターの研究者や医師でつくりますチームが、4月30日~5月31日に、新型コロナウイルス感染症で変化した暮らしぶりにつきましてインターネット上でアンケートを実施したものです。7~17歳の子供2591人、0~17歳の子供を持ちます保護者6116人の計8707人の回答を分析したのだと。
「あなたに当てはまり、困っている事を全部選んでください」という題字の下に、「コロナの事を考えると嫌な気持ちになる」、「コロナの事は考えないようにしている」、「嫌な夢をよく見る」、「すぐにイライラする」、「最近集中できない」、「思い出したくないのにコロナの事を考えてしまったり、その映像が頭に浮かんできたりして落ち着かない」、「コロナの事を思い出すような人、場所、物には近づかないようにしている」、「中々寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりする」、「自分の体を傷つけたり、家族やペットに暴力をふるう事がある」、という項目が書かれております。
その結果・・・「すぐにイライラする」を選んだのは小学1~3年生は33%、小学4~6年生は38%、中学生は30%、高校生は29%だったそうです。およそ3分の1は新型コロナウイルス感染症によります心身的なストレスですぐにイライラしがちになってしまっているという事ですね(**)分からなくもないですが・・・
「自分の体を傷つけたり、家族やペットに暴力をふるう事がある」という恐ろしい項目は、小学1~3年生は16%、小学4~6年生は10%、中学生は5%、高校生は5%となっております。同チームによりますと、自傷や他人への危害は通常は3%程度なのだそうです。
特筆して注意すべきは・・・年齢が幼いほど、「自分の体を傷つけたり、家族やペットに暴力をふるう事がある」という項目にYESと答えているというところ。。。まだ感情のコントロールが上手くできないのかもしれませんが、小学4~6年生で中学・高校生の倍、小学1~3年生に至りましてはそれ以上のパーセンテージですからね(**)我が家の下の娘には、ペットに対してもそういう傾向が出ていなくてひと安心ですが。でもこれは怖い数字ですねぇ、、、保護者がしっかりして子供を守ってあげないと!
しかしその保護者の回答にも、通常との違いがみられたのだそうです。直近1か月に子供を怒鳴ったり叩いたりしたかを問いますと、小学1~3年生や、幼稚園生の保護者の約6割が「感情的に怒鳴った」と答えたのだそうです。
そうした事が、今年1月と比べて「少し増えたと思う」、「とても増えたと思う」と答えたのは、高校生の保護者で10%、これが1番小さい数字となっておりまして、未就園児を除いて子供が幼くなる程高くなっており、幼稚園生の保護者ではなんと45%にも上ったと(**)約半数の幼稚園生が、イライラした親から八つ当たりされているのですね・・・そりゃぁ子供も幼い程イライラするわけだ。。。
保護者がイライラして子供に八つ当たりしてしまった原因としましては、{体力の余った幼い子供が、外出できず家でウロウロチョロチョロと動き回ったり、親に話しかける回数が増えたりして、保護者が負担に感じた}、{保護者がうまくストレスを解消できなかった}などが考えられると言います。これはちょっと僕も当てはまってしまうかもしれない・・・気を付けなきゃと思いながらも、むやみやたらに話しかけてくるのでイラっとした対応を取ってしまった記憶はあります。。。反省ですね(><)
自由回答という項目では、「友達と会う時間が欲しい」(小学6年生女子)、「父がたまに外出自粛や飲み会自粛でイライラしている事があるのでみんなの幸せが欲しい」(小学5年生女子)、「心を落ち着かせるためにどうすれば良いか」(中学1年生男子)、などの意見が子供達から寄せられたそうです。
アンケートをまとめました同センターの研究員の方は、「子供達がストレスを抱えていても声を聞く機会が無かった。アンケートの結果などを踏まえ、大人が寄り添って理解していく事が大事」と話しております。まさにその通り・・・弱い者は守ってあげないといけないですからね!
新型コロナウイルス感染症でなくても育児は大変なものですし、そして育児は幼い程大変なものです。だから今は、小さい子供を抱えた親はさぞかし大変だろうなぁと想像が付きます。では、どうすれば良いか?
大変さは、誰かに聞いてもらい理解してもらうと少なく小さくなります。同じような大変さを持つ人の話を聞き、自分が共感する事も同じ効果を持ちます。反対に、誰にも話を聞いてもらえず、理解してもらえず、1人ぼっちだと感じてしまえばその大変さは大きく深くなってしまいます。
幼稚園や小学校が休園休校となり、朝から晩までずーっと家にいなきゃいけなくて公園にすら行けない。。。体力を持て余した子供とずーっと室内に籠らなきゃいけない。。。これが長く続きますと想像以上に大変な事でありまして、、、たまの外食も無理で3食作り。子供のマシンガントークを大量に浴び続け、遊び相手・ご飯の世話・洗濯・着替え・トイレ・お風呂・・・母親は息抜きのタイミングすら無かった事でしょう(**)
それでも仕方がないのは分かっていて、分かってはいるけれど元気なのにどこにも遊びに行けない、元気でいるためにはそうするしかない、、、家族のためとは思いながらも、外にも行けなかった3か月、これでイライラしない人の方が少ないでしょう。新型コロナウイルス感染症は、こうした弊害もありました。。。
子供も大人も、学校でも職場でも買い物でもストレスが溜まります。ストレスだらけの家族が集まれば、トラブルは当然起こり得ます。ですから兄弟喧嘩や親子喧嘩が増えてしまうのでしょう。家庭内ストレスは、1番弱い人に集中する事もあります。その人にストレス症状が出れば、更に家族中にストレスが蔓延してしまいます。
仕事や学校などでの急激な環境変化、過剰で過激な情報もストレスの元です。まずは、互いにストレスが溜まっている事を理解し合えばいいのではないでしょうか?イライラするのも不安も焦りも抑うつも、この新型コロナウイルス感染拡大の状況では自然な事です。最新の情報を追い過ぎず、日常の慣習を大切にして、良いコミュニケーションの機会を活かしましょう!ちょっとした工夫が変化と癒しにつながるはずです。かく言う僕も従業員には当たりっぱなしのような気が致しますが(^^;)子供の様子もよく見ながら、自分を省みて気をつけたいと思います。
今日は嬉しい出来事がありました!ランチ営業で、昨日お書き致しました自分の中での壁を・・・突破したのです!(^^)今日から日替わりメニューとしてお出しさせていただきました、「自家製ミートボール付きガパオライス」、「ふわトロ卵の親子丼」も、開店から30分足らずで完売に!一般の方には馴染みが薄いかと思っておりました「ガパオライス」が、意外な人気だったのにはビックリ致しました・・・
自分の中での壁を突破出来ましたが、これに慢心せず明日からはもう1段階上の壁を設けまして突破すべく努力を続けていきたいと思っております!残念ながら夜は降りしきる雨の影響もあってかまったりな営業となってしまいましたが、、、お酒も数杯しか飲まなかった事ですし、明日のランチも万全の体調で臨みます!明日の日替わりメニューは、蒸し暑い事を想定致しまして「盛岡産冷麺&ミニチャーシュー丼」、「シラチャーソースを効かせたタコライス」の2品です!

2020年6月23日(火)

「4時間の壁」という言葉をご存じでしょうか?新幹線と航空機を比較した場合、移動そのものの所要時間は航空機の方が圧倒的に短いが、空港へのアクセスや手荷物検査などに要する時間を考慮致しますと・・・鉄道で4時間を切る移動では鉄道利用が優位に立ち、4時間を超えますと航空機が優位に立つ、というものです。
この「4時間の壁」を、読売新聞は2018年10月20日付で「乗車時間が4時間を切りますと、利用者が航空機から新幹線に流れる現象」、毎日新聞も2014年9月7日付で「4時間は国内を移動する時、航空機を選ぶか新幹線にするかの判断の目安となる所要時間です。一般的に4時間を超えますと、利用者が新幹線から航空機に流れるとされております」と説明しております。
なんだか納得いくようないかないような・・・(^^;)僕だったらと考えますと、新幹線に4時間も乗っているなんて考えられませんから、まぁ3時間を超える時間を要するところへ行くのであれば間違いなく航空機を選びますね。たまにはゆっくり新幹線で!とでも思わない限りは(^^;)では、実際に「4時間の壁」はあるのでしょうか?各都市圏の新幹線と航空機の所要時間、シェアを比較致しましたコラムを載せてみます。
JR東海によりますと、新幹線の所要時間が約2時間半であります東京圏~大阪圏では、新幹線と航空機のシェアは85対15で新幹線が優位なのだそうです。同様に、新幹線の所要時間が約3時間10分の東京圏~岡山のシェアは70対30、約3時間50分の東京圏~広島間のシェアは68対32で、やはり新幹線の方が優位だというデータが出ているのだそうです。
BMの場合は、東京圏~広島間に置き換えますと大変分かりやすい!広島から度々いらしてくれておりますお二人のうち、ぐっち君は格安航空機派、ヨッツーさんは新幹線派ですからね。もう1人バルコニーちゃんは聞いた事ありませんがどちら派なのだろう?ちなみに東京圏~広島間のシェアは、2008年には50対50だったのだそうです。この10年ほどで新幹線の競争力が高まったという事が言えますね。
航空機の場合、羽田~岡山間の飛行時間は約1時間15分、羽田~広島間は約1時間20分となっております。空港リムジンバスを使いました空港から駅までの所要時間は、岡山桃太郎空港から岡山駅までが約30分、広島空港から広島駅までが約50分かかるのだそうです。こういう事実を踏まえますと、空港アクセスを含みますトータルの所要時間で新幹線が優位に立っていると言えそうです。
一方、新幹線も航空機もどちらも使い分けて帰郷しておりますTもかちゃんの故郷で、関門海峡をまたぎます東京圏~福岡間は、小倉・博多いずれも新幹線の所要時間が4時間を大きく超えまして5時間に迫るため、新幹線と航空機のシェアは10対90で航空機が新幹線を逆転しているのだそうです。そりゃぁそうでしょうね・・・(^^;)たまにTもかちゃんから「新幹線で帰ります」って聞いて、5時間近くも乗っているなんて気が知れないな・・・と思っていたもので(^^;)
Tもかちゃん曰く、「乗っちゃえば色々な作業をしていられますから意外と早く感じますよ!」との事ですが、電車や飛行機で寝る事ができない僕は絶対に無理(**)羽田~福岡間の飛行時間は約1時間50分で、新幹線の半分以下であり、尚且つ福岡空港が市街地に近く、空港から博多駅までも地下鉄でわずか5分の距離にあるというのですから、普通に考えましたら航空機優位となるでしょう。値段は分かりませんけれどね。
JR西日本によりますと、表記は%に変わりますが東京圏~山口間は鉄道26.0%、航空機74.0%で航空機の方が強いのだそうです。鉄道で東京~新山口間は約4時間20分、新山口駅に次ぎまして利用者が多い東京~徳山間も4時間以上かかるのだと。このデータを見ますと、東京圏から考えまして、広島県と山口県の間には確かに「4時間の壁」が存在する事となります。そしてこれは東京圏から見た場合のみならず、関西圏から見ても東北圏から見ても大体同じようなデータが出るのだそうです。
マスメディアで「4時間の壁」という言葉が取り沙汰されるようになったのは2010年です。新大阪~鹿児島中央間の所要時間が4時間を切るという報道がきっかけだったそうですが、現在の同区間の新幹線と航空機のシェアは、新幹線25対航空機75と航空機の圧勝なのだとか。新幹線の鹿児島中央駅は、繁華街の天文館まで路面電車で7~8分の距離ですが、鹿児島空港からですと空港リムジンバスで約50分かかります。それでも新幹線は航空機に敵わないのだそうです。
そういう意味で考えますと、「4時間の壁」というのは新幹線と航空機のシェアの分かれ目というよりも、新幹線の利用者を増やすための宣伝文句とも考えられます。利用者が新幹線か航空機かを選ぶ決め手は所要時間だけではなく、価格も関係しているでしょうからね。大阪(伊丹)~鹿児島間を例に挙げてみますと、JALの航空料金は、普通運賃で3万860円で、特便割引きで1万7360円という便もあります。
新幹線は、新大阪~鹿児島中央間の指定席料金と運賃の合計は2万2430円。3日前までに購入すれば割安なe早得なるものならば1万9040円です。通常料金では新幹線の方が安いのですが、割引価格では航空機の方が安い。最近は新幹線もインターネット割引なるものが充実してきたのだそうで、新型コロナウイルス感染拡大終息後の需要喚起策として、新幹線もスピードだけではなく価格面を訴求しても良いのでは?と思われます。
過去には新幹線の開業によりまして、空路が姿を消したり減便になった事もあったと。しかし、空路が縮小される事は、地方にとりましてはプラスにはなりません。地方に住む人にとりましては、新幹線も航空機もどちらも重要なのです。地方を訪ねていきます利用者にとりましても、移動の選択肢が存在する事が最も望ましい事です。「4時間の壁」という議論は、有識者と呼ばれる人達の机上論でありまして、新幹線と航空機、2つあるのであればどちらも活用するように考えるのが地域の発展につながると思われます。
マーケットの状況に応じまして細かく料金設定を変えており、それを上手に利用すれば大体片道1万円あれば全国何処へでも旅行ができるというのが売りの格安航空会社には、「1万円の壁」というものがあるそうですが、BMのランチにも何気に僕が勝手に設定しております壁というものがあります(^^;)これが中々、、、越えられそうで越えられない壁でおりまして、これは単に集客力というものだけではなく、如何にランチ時間を有意義に使えるか、要は一時に偏らず分散してお越しいただけるかという問題も大きく係わってきます。
おかげさまでランチには多くのお客様がいらして下さっているのですが、どうしても一時に集中してしまいましてせっかくお越しいただいたのに入れなかったり、こちら側の席の作り方のミスなどでお客様を逃したりしてしまいます。夜の営業と違いまして、昼休み時間が決まっておりますお客様への対応ですのでお待ちいただくという事はまずできません。効率良くお客様にお入りいただく、そのためには我々も提供時間であったり席の割り振りであったりなど、まだまだ改善の余地があります。新たな勉強をさせていただいておりまして楽しいです(^^)
もちろん夜の営業も、今日も皆様と乾杯させていただいたりと相変わらず楽しく過ごさせていただいておりますけれど(^^)しかし今日のランチ営業は壁を超えるまであと少しだったのになぁ・・・(><)今日から食器類などを新たに買い揃えまして、提供時間が少しでも短くなるよう配置改善なども行いました。明日は新たな日替わりメニューが2品登場致します!なんとか壁をぶち破りたい!おかげさまで夜の営業で何品フードのオーダーが入っても焦りもしなくなりましたが(^^;)まだまだランチにはスキルアップが必要ですしもっともっと忙しくなれるはずです。頑張らねば・・・!新たな刺激というのは良いものですね(^^)

2020年6月22日(月)
寒い昼だから

先週末は、都道府県境をまたぎます移動自粛要請が解除されまして初めての週末を迎えましたが、土曜日の日記同様、やはり日曜日も全国の観光地で前の週に比べまして人出が増えた事が分かったそうです。
KDDIの調査によりますと、日曜日午後3時台の全国の主な観光地の人出は、東京都・浅草、神奈川県・鎌倉、北海道・小樽、三重県・伊勢神宮など調査対象の23地点全てで前の週より増加していたそうです。
また、愛媛県・道後温泉では、昨年に比べまして7.6%プラスとなるなど、奈良県・大和西大寺周辺や長崎県の観光通りを加えました3地点で、新型コロナウイルス感染拡大前の人出を上回ったと。神奈川県・江の島は昨年と比べまして0.5%減、長野県・軽井沢では2.3%減にとどまるなど、観光再開の兆しが確かに見え始めております。
楽しむのももちろん問題無い。出掛けるのももちろん問題無い。しかし、自分は感染するかも・・・感染させてしまうかも・・・という事を頭の片隅にしっかりとおいて生活していけたらとはまだ思います。同じ遊びに行くにしても、心構えが違うだけで少し行動が変わるかもしれません。それを続けていく事によって、新型コロナウイルスと共存しうる環境ができあがっていくかもしれません。
昨日は我が家も家族で買い物や食事に出掛けましたが、結構混雑した場所でもマスクを外している人が増えたな・・・という印象も受けました。日常を回復させていく事は大事な事です。でも、まだまだ気を緩めないようにしなければいけません。気をつけて、少しづつ、回復へ向けてみんなで頑張っていきたいものです!
身近なところでニュースになっておりましたのは、みなとみらいにあります「横浜アンパンマンこどもミュージアム」。近くながらも移転した矢先に新型コロナウイルス感染拡大によります営業自粛の憂き目に遭ってしまいまして、、、昨日がおよそ4か月振りの営業再開となったのだそうです。確かにずっと閉まっておりまして、外に飾られております大きなアンパンマンが寂しそうに手を振っておりましたからね(^^;)
昨日は朝早くから多くの親子連れが訪れたと。神奈川県以外の地域から訪れたという人も多く、テレビのインタビューに、「東京から来ました。やっと遠くへ来てもいいんだなという事で、子供も楽しみにしておりましたので早速遊びに来ました」と笑顔で答える家族が映し出されておりました。
NTTドコモの調査によりますと、昨日の関東地方の人出は、新型コロナウイルス感染拡大前と比べまして、千葉駅周辺で-6.1%、横浜駅周辺で-11%、川崎駅周辺で-6.8%、新宿駅周辺で-25.4%にとどまるなど、首都圏では減少幅が小幅で、人出が戻って来ている事がこの調査からも分かります。
未だに東京都内の新型コロナウイルス感染者数は日々30名程度で推移しているんですけれどね・・・これは感染拡大前の花見の時期と同程度なのです。日々の生活を回すために都道府県境をまたぎます移動や{接待を伴う飲食店}の営業自粛要請を解除したのでしょうが、新型コロナウイルス封じ込めを放棄したような形とならないよう、まだまだ警戒は必要です。
人出が戻り始めた一方、感染防止に気を配ります「新しい日常」も両立させていかねばなりません!ソーシャルディスタンスを守り、‘3密’を避け、マスク着用・手洗いうがいを徹底するなどはもちろん継続で、遊びに行く側もそれを迎える施設側も、試行錯誤しながら外出と感染予防を両立させていかねばならないのです。結果もう一度緊急事態宣言発令、、、なんて事には絶対にならないように!
観光も、東京都で言いますステップ制のように、まずは同都道府県内の近場から始めまして、同地方、国内、そして海外へと徐々に広げていければと。という事で、今年の夏は国内旅行が中心になると思われます。しかも、外国人観光客がまだいないため、近年とても混雑しておりました国内の旅行先などに少なくとも今年の夏はインバウンド客がいないという事になります。これはチャンスじゃないですか(^^)
通常中々予約が取りづらかったホテルや旅館、レストランなどもまさに今訪れるチャンスなのです!新型コロナウイルス感染症によります自粛で疲弊気味の日本国内を盛り上げていくためにも、観光地でお金を落とすという事も大事な事です。ここではインバウンドで人気が高かった日本の観光スポットを改めて振り返っておきたいと思います。
「トリップアドバイザー」が2020年4月に発表致しました、「旅好きが選ぶ!外国人に人気の日本観光スポット2020」によりますと・・・1位は広島平和記念資料館、2位は伏見稲荷神社、3位は箱根彫刻の森美術館、となっております。ちょっと意外な感じも致しますね・・・(・ ・;)
4位以降10位までは、東大寺、兼六園、新宿御苑、日光東照宮、人形ミュージアム、姫路城、高野山奥之院、の順となっておりまして、11位以下では、京都や東京、広島、奈良、金沢、富士山周辺などがランクインしております。これらの観光スポットを訪れたいなと思われている方は、インバウンド再開前の今年行った方が良いという事になりますね。
「インバウンドで混んでいるから・・・」と、国内旅行で誰もが足を運びづらかったのは京都ではないでしょうか。かく言う僕もその1人であるのですが(^^;)それぐらいここ数年京都はどのエリアも外国人観光客で溢れておりました。地元から苦情が出ます‘観光公害’も広まりまして深刻な問題となっていたとも。。。
更に、ホテルの価格はおかげで軒並み高騰(**)かつて京都ならではの魅力でありました、「日常と喧騒から離れて落ち着いた‘侘び寂び’を感じる雰囲気」からもかけ離れてしまっていたといいます。しかし現在は、観光客が激減した状況で、以前の京都らしい静かな日常が戻ったと聞きます。今後国内からの観光客は増える事が予想されるものの、以前よりは混雑も無いでしょう。ホテルは新型コロナウイルス感染拡大前から供給過多でこれから開業するところもあります。予約が取りづらかった人気の宿泊施設に加えまして、新しい客室に安価で快適に泊まるのも狙い目と言えます!
ランキング10に入っている中では、金沢もお薦めだそうです!2015年の北陸新幹線の開業で首都圏からのアクセスが便利になった一方、インバウンドでも人気となりまして訪れるチャンスを逃がしていたという人も多いでしょう。またかく言う僕もその1人であるのですが(^^;)今ならのんびりと兼六園や21世紀美術館、和倉温泉や能登半島などを観光できそうです(^^)日本海の海の幸も絶品ですしね!
インバウンドだけでなく、日本人にも従来から人気が高いと思われますが、夏の北海道も良いですよねぇ(^^)今年はそのインバウンドがいない分、人気の宿泊施設やレストランなどが例年よりも予約しやすいと考えられます。避暑としても最高の環境で、グルメのレベルは全国で群を抜いております!まだちょっと北海道は新型コロナウイルス感染拡大が怖いですが、、、落ち着きを見せたら是非家族で行ってみたいものです(^^)
新型コロナウイルス感染拡大で、日本国内の観光業は多大な影響を受けてしまいました。。。その一方、近場の移動から徐々に制限が緩和されると同時に、「県民限定割引」といった都道府県内の在住者らを対象と致しました宿泊や観光でのツアー代金などを自治体が助成する動きが全国的にみられております。これは素晴らしい試みですね!
6月半ばの今現在で、全ての都道府県が実施しているわけではありませんが、近場で観光したい場所や泊まりたいホテルなどがある方は、都道府県のホームページなどで是非調べてみていただきたいです。積極的に利用する価値は大いにありそうですからね(^^)僕もあと数ヶ月昼夜頑張って働いたら、国内の何処かへ旅行に行ってみたいなぁ・・・今年は沖縄に行けそうもないから、真逆も北海道を狙おうかな!それか食に走って金沢か(^^)そう考えますと、また一段と勤労意欲が湧くものです!
今日も雨の中のランチでした。。。しかも今日は台風並みに風が強く(**)看板も吹き飛ばされてずぶ濡れになってしまいまして作り直しに。。。まぁ作るのは従業員なのですが(^^;)そんな中でもいつもと変わらぬ人数のお客様がいらして下さいまして感謝ですm(_)mそして寒い昼でしたから、<ホットコーヒー>がよく出ました!ランチを召し上がっていただいたお客様はドリンク200円なのですが、200円でも有難く感じるのがランチ営業です(^^;)この感覚が身に着いた事はランチを始めて良かった事の1つだと思っております。
夜の営業では、「国産馬刺しのユッケ」、「ザーサイとレタスの炒飯」が新たにお薦めメニュー入り!ランチ営業では、新たな日替わりメニューと致しまして、「国産鶏の親子丼」、「へきそばと茶碗カレー」、「ガパオライスと自家製ミートボールの2色丼」などをお出しすべく仕込みを行いました。夏に向けて自家製チャーシューを入れてボリュームを出しました「盛岡産冷麺」も試作中です!常連さんに飽きられないように色々とやっていかないと(^^)夜は20年来の知り合いの方、お世話になりましたm(_)m女性陣の面倒も見ていただいてヒーローでしたね!

2020年6月20日(土)
予断は許さない

政府が昨日、緊急事態宣言の解除が最後となりました首都圏4都県や北海道との間を含めまして、都道府県境をまたぐ移動を全面解除としてから初めての週末を迎えました。ようやくか・・・とばかりに、各地の観光地では人出回復への期待が高まっておりました。
JR東京駅では、利用客はまだ通常の週末のようにとまではいかなかったようでしたが、スーツケースや大きな鞄を持った家族連れや若い人達の姿が見られたと。新幹線の改札口脇にあります窓口は、感染防止対策と致しまして透明のビニール製シートが設けられ、係員がマスク姿で対応していたそうです。
好天に恵まれました京都や奈良などの観光地には人出が戻っていたと。ただ、以前の賑わいには遠く及ばず、観光バスでやって来ます団体客を待望する観光関連業者の声も聞かれたそうです。京都市は、激減しております修学旅行の秋以降の受け入れにつきまして、「京都へのお越しを心からお待ち申し上げております」とします依頼文を6月10日に都道府県を含みます全国186の自治体の教育長や首長に送っているのです。
奈良市の奈良公園周辺でも、観光客が散策や鹿への餌やりを楽しむ姿が見掛けられましたが、やはりこの時期に多い修学旅行生など団体客の姿は無く、観光バスも走っていなかったと。奈良公園バスターミナルの予約センターによりますと、観光バスの利用は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける前は毎月数千台あったそうですが、6月は予約も含めましてゼロだといいます。
奈良県天川村の大峯山も例年は参拝の団体バスツアー客で賑わいますが、今年は閑散としているのだそうです。吉野山観光協会の会長は、「例年だと夏は学生の合宿も多いのだが、今年は予約が全く入っておらず厳しい」と話しておりました。東大寺大仏殿に近い土産店の方は、「県内を中心に近場のお客さんがほとんど。売り上げは例年の2割程度です」と浮かぬ顔でインタビューに答えておりました。
避暑地・軽井沢も、首都圏からの観光客が増えまして一気に賑わいが増したそうです。目抜き通りの旧軽井沢銀座にも、軽井沢たしい景色が戻っていたと。土産物店の方は、「人出は先週からすれば3~4割は増えているのでは?例年からするとまだ1~2割程度だが、うつさないうつらないのが第一。とはいえ、お客様との会話は楽しみたいし、そこらへんのバランスが難しい」と答えておりました。夏の最盛期に向けまして賑わいは増しそうですが、新型コロナウイルス感染対策も徹底しながらの、いつもとは違う夏となりそうです。
JR東海によりますと、4・5月の東海道新幹線利用実績は、前年同期比の90%減だそうです。同社広報担当者は、「どこまで利用客が戻るか見通せない」と話しておりましたが、7・8月はほぼ前年並みの運行本数としまして、お盆休み期間中には予約状況に応じて「のぞみ」を1時間最大12本運行するダイヤも実施する予定なのだそうです。
大阪(伊丹)空港にも、移動自粛の解除にほっとする人達が集まっていたといいます。家族で沖縄・久米島に家族で向かうという方がインタビューに答えておりましたが、「小さい子供がいるので解除されていなければ行けないところだった」と嬉しそうに答えておりましたね。しかし同年同時期の実績と比べましたら、今日でもまだ3~4割程度の搭乗客だったのだそうです。
やはり外国人観光客がいないというのは大きいのでしょう。でもまだ今は新型コロナウイルス感染拡大が完全に終息したわけではないのですから、外国人観光客や団体客に頼っていてはいけません。外国人や遠方からの客の方が金回りは良いのかもしれませんが、まずは近場の観光客を大事にして、みんなが住んでいる地域を観光して応援してあげたら良いですね!秋からの修学旅行を期待するのも良いですが、まだ流行が始まってしまう恐れもあるのでそれも覚悟しておかないといけませんね。
とにもかくにも、都道府県境の移動の全面解除を待っていた人達にとりましては待ちに待った週末となりました。観光地にとりましても、中国人などを含みます訪日外国人観光客が4月、5月とも前年同月比99.9%減という壊滅的な状況の中、、、日本人の観光客の復活を心から待っている事でしょう。
これまでインバウンドに頼ってきました土産物店なども、これからしばらくは日本人観光客を対象に回帰していく事となりそうです。ただし、中国や韓国など他の国々もそうですが、人が外に出るようになりますと、必ず第二波のリスクは高まります。これで2週間後、3週間後に新型コロナウイルス感染者数がどうなっていくか・・・要注意要注目です。
まぁ間違いなく感染者は増加するでしょうし、増加しているという数字が発表されないとしましたらかえって情報操作の疑いが色濃くなりまして怖くなりますが・・・2週間後、3週間後でやはりまだまだ慎重にすべきなのかどうかが分かってくるとも思われます。旅館やホテルも最大限の感染予防対策をしていると思いますので、それが新型コロナウイルスに対して通用するのかどうかというのも見定めたいところです。
ですからくれぐれも感染者数の意図的な介入は無いように!なんせ東京オリンピック・パラリンピックが延期となった途端に、発表されます感染者数が明らかに増えたという事例がありましたからね。。。実際よりも低い人数を発表して増加していませんアピールをしても、結果的に誰も得しません。新型コロナウイルスへの警戒は怠らず、かつ観光地も少しづつ回復していければ、と思います。
我が神奈川県でも、今日は江の島や鎌倉、みなとみらいや中華街などの観光地が家族連れで賑わっていたとお客様から伺いました。嬉しいニュースではあるのですが、まだ手放しに喜べない状況だと思われます。アメリカでは、経済活動を再開させた州で感染者数が激増しております。これが数週間後の日本の姿となりませんように・・・(><)なんのために自粛に耐えていたのか、、、という結果となりませんように(**)予断は許しません・・・
BMは、土曜日なのだからもうちょっと賑わってくれても良かったのに・・・という感じでしたがね(^^;)それでも同業者の方達や元気に飲み歩かれていた方達が辿り着いてくれまして楽しく飲ませていただきました(^^)助っ人要請を受けましてTもかちゃんのお店にも数ヶ月振りに顔を出せましたしね。ほんの10分程度でしたが(^^;)
終わり間際にフードラッシュとなりまして、お薦めメニューが2品終売となりましたので、来週から新たなメニューを投入致します!同時にランチメニューも日替わりで来週月曜日から、「自家製ミートボール~トマトソース煮込み~」がスタート!これはランチ常連さんのアイディアによりお作りしたのですが、「野菜たっぷりミートソーススパゲッティ」にトッピングもありです(^^)ランチ営業は確実にお客様いらして下さっておりますので、季節感を大事に飽きずにお越しいただけるよう力を入れていきたいと思っております!

2020年6月19日(金)
活気づいてきたけど・・・

朝方家路に着いている頃には、結構な勢いで雨が降っておりました。1か月前ぐらいからランチ営業を始めて以来、まともな雨に降られた事は無かったのですが、これは今日は雨の中のランチ営業となってしまうかなぁ・・・と危惧しておりました。せっかくの金曜日なのに(**)特にランチ時間にBMに向かう際には、両手が塞がるぐらい食材を抱えて向かいますのでよく考えたら傘を差せないんですよね(^^;)
しかし11時前には雨は小雨となっておりまして、ずぶ濡れになる事はなかったのですが、初めて傘立てを店頭に設置致しました。この傘立てにつきましても今後検討しなければいけません。夜の営業ならば今のままでいいのですが、ランチ時は入店が重なってしまいますので皆さん同じようなビニール傘が多くてどれが何方のだか分かりづらい(**)これからしばらくは梅雨時で雨模様の日が多くなる事が想像できますから、早急に改善したいと思います。
そんな天気だったのですが、今日もランチには多くのお客様がいらして下さいました(^^)毎日いらしてくれますスーパーリピーターのアッキーさん3名様には、リクエストいただいておりましたスペシャルメニュー「野菜たっぷりミートソース」の上に、自家製ミートボールをお付けしたボリュームアップ版をご提供!ご好評をいただきましたので、今後トッピングメニューの1つとして取り入れようかと思います。おかげさまで今週のランチ営業も無事終了致しました(^^)また来週、新たな日替わりメニューをご用意させていただいてお待ち申し上げております!
話は変わりますが、安倍首相は昨日夕方に開きました新型コロナウイルス感染症の対策本部で、これまで自粛要請を続けてきました都道府県境を越える移動につきまして、今日から制限を解除すると表明致しました。新たな感染が一部の自治体にとどまっている事から、今日から社会経済活動のレベルを1段階引き上げまして、都道府県を越える移動の制限を解除する事としたとの説明でした。
また、水際対策の緩和につきまして、感染状況が抑えられているなどと致しまして、タイ・ベトナム・オーストラリア・ニュージーランドの4か国を第1弾の対象と致しまして、ビジネス目的に限定して緩和に向けた協議を進めていく方針も発表致しました。感染状況を見極めながら今後他の国々にも対象を拡大していく考えも明らかにしております。確かに以前と比べましたら感染拡大状況は改善されてきているのかもしれませんが、ワクチンも開発されていない段階でどうなんだろう・・・?という心配はまだ正直ありますけれどね(**)国内なら良いと思うのですが、海外への移動をビジネス目的限定とはいえ緩和するのはまだ怖いような気も致します・・・
そして、4月から約2か月間続いておりました東京都の休業要請も今日、{接待を伴う飲食店}などの営業再開に伴いまして、全面解除されました。緊急事態宣言の発令後、東京都は4月11日から幅広く休業を要請して参りました。5月25日に緊急事態宣言が解除されますと、翌日から図書館や博物館の営業を再開。6月1日には、商業施設をはじめ大幅に緩和致しますステップ2へ移行致しました。そして12日には、パチンコ店やカラオケ店などの再開を認めますステップ3に移っておりました。
これで形的には、『東京都の社会経済活動は新型コロナウイルス感染拡大前とほぼ同じに戻った』、という事になります。前述のように、都道府県境を越える移動の制限も解除されましたし、さて・・・ここからですね・・・。東京都では未だに、1日の新型コロナウイルス感染者数が、19日間連続の二桁台・2日連続30人台を記録してしまっております。。。夜の街のクラスターも発生しておりますから、今後はもう、店舗それぞれの意識の問題となっていくのかもしれません。
ワクチンが完成して国民に行き渡るようになるか、あるいは何らかの形で新型コロナウイルスが終息するまでは、店側のスタッフ1人1人の自己体調管理はもちろんの事、店舗の衛生管理の徹底、いわゆる‘3密’状態を作らないようにする、これまで積み重ね学んできた事を根気強く続けていく必要があるでしょう。万が一にでももう一度緊急事態宣言なんて事態になってしまったら、恐らくは日本の社会経済自体が崩壊してしまいます。。。もちろん飲食店の事になんて国はかまっていられなくなるでしょうしね。今でさえ、何処から出してきたの??っていう程、企業や個人にお金を前代未聞なぐらい撒いているのですから、もう一度はとても無理でしょう。
もちろん、都道府県境を越える移動の制限が緩和されたり、東京都で休業要請が全面解除されたという事は良い事だと思います!医療従事者をはじめとする、国民1人1人の頑張り、踏ん張りがここまでの結果を導いたのですから素晴らしい事だとも!だからこそ、再感染拡大なんて事にならないように、緊急事態宣言という異常事態を繰り返さないようにしなければ。国民1人に10万円は給付されましたが、それでは足りず無利子無利息とはいえお金を借りた企業・個人経営者も多いと思われます。
これは日本に限った事ではありませんが、各国は今回の新型コロナウイルス感染拡大によります経済状況悪化を少しでも免れようと、莫大な額のお金を撒きました。こんな事態は、かつて無い事でしょう。これから、まずは企業も個人も各々が頑張って国内の経済活動を再点火させ、それから世界中で新型コロナウイルスが終息致しましたら、取引を再び世界へと広めていきまして世界経済を安定化させていかなければなりません。世界復興への道のりはこれから始まるのです。
日本では今日からようやく、プロ野球の公式戦が無観客とはいえ開幕致しました!今季は、・6球団が24回戦総当たりの1チーム120試合、・延長は10回まで、・出場選手登録人数は31人まででベンチ入りは26人まで、・外国人選手は5人まで登録可能でベンチ入りはこれまで通り4人まで、・今年度の上位3球団の順位はいずれの年度にも開幕権を反映しない、・投手タイトルの勝率第1位は13勝以上から10勝以上に、といった特別なルールが設けられております。
しかしプロ野球が開幕したというのは明るいニュースですよね(^^)SNSでも、「ようやく開幕した~!」、「待っていたぞ!」などとファンからの声が多く上がっておりました!我が巨人軍は、開幕戦で阪神に勝利致しまして、プロ野球史上初の球団通算6000勝を達成!球団初勝利は、1936年7月3日の大東京戦になります。そこから昭和・平成・令和と時代は移ろいながら、昭和のV9、平成の2度のリーグ3連覇(2007~2009年、2012~2014年)など、リーグ37度の優勝を誇ります常勝軍団が新たな歴史を刻んだのです。今のパ・リーグに押され続けている状況を見ますと、常勝軍団というのはちょっと言い過ぎかな(^^;)
今季も巨人の指揮を執ります原監督は、2007年5月2日の中日戦の5000勝、2013年5月25日のオリックス戦の5500勝に続きまして、球団のメモリアル勝利をマークした事となります。監督通算では、球団歴代3位の1025勝目で、今期は同2位の1034勝の長嶋茂雄氏、同1位の1066勝の川上哲治氏超えを視界に捉えております。凄い数字ですよね・・・原監督が巨人軍史上歴代1位の勝利数を誇る監督になるのがほぼ間違いないとは・・・。これからはプロ野球も楽しめます(^^)少しづつ、焦らず慎重に粛々と、日常が戻ってくればいいですね。
東京都の休業要請が全面解除されました今日、街の様子はどうなるんだろうと気にしてみていたのですが・・・やはり東京都の影響というのは神奈川県にとりましても大きいもので、確かに人出が先週や先々週以上よりもあるように見受けられましたね。BMビルの各店舗も賑わっていたようでした(^^)賑わうという、飲食業にとりまして大変有難い喜ばしい事が、‘3密’を招いてしまわないか・・・と気になってしまうところが悲しいですが。。。
BMにも、大君4名様、元アルバイト君、ベンさん&元世界チャンピオン、ヨッツーさん&多少愛しさと切なさと心強さとちゃん&S子ちゃん、逸材さん2名様など、新型コロナウイルス感染拡大によります営業自粛解除後初めていらしていただいたお客様も多くて(^^)皆様から乾杯のお酒を頂戴致しましたm(_)m同業者の方達も、今日は忙しかったと良い顔をしていらしてくれていたなぁ(^^)活気づけば活気づくほどまだまだ心配の種も増えますが、、、いきなりでなくていい、このままゆっくり日常が取り戻せていければと思います。

2020年6月18日(木)
最高人数(^^)

ビールや発泡酒よりも安いにもかかわらず、アルコール度数は9~12%とその2倍近くもあり、しかも飲みやすい。このような特徴から、「安くて酔える」と人気になりました俗に言うストロング系チューハイ。しかし一方では、アルコール依存症の専門医からアルコールの過剰摂取により健康問題へつながる危険性を指摘する声も挙がっておりました。
そんな中、オリオンビールは4月22日、同社が発売致しますストロング系チューハイ<WATTA STRONG>の業界で初となります販売終了を発表致しまして話題を集めております。<WATTA STRONG>は、2019年5月に発売を開始致しましたオリオンビールの缶チューハイWATTAシリーズのラインアップの一種で、シリーズ販売額の約4割を占めているという人気商品なのにです。
ストロング系チューハイには、どんな議論があるのか・・・?サントリーの<-196℃ストロングゼロ>をはじめとする各社のストロング系チューハイは、前述のようにアルコール度数が9%程度と高く、手軽に酔える事から人気を集めております。しかし、ジュースのような飲みやすさでビールの倍以上のアルコール成分がある事から、国立精神・神経医療センターの松本氏が、「危険ドラッグとして規制した方が良いのではないか?」とFacebookで指摘するなど、アルコール中毒によります健康被害を指摘する声が相次いでおりました。
オリオンビールの<WATTA STRONG>は、同社初の缶チューハイとして発売されました。通年版の<フルーツシークヮーサーミックス>、<ドライシークヮーサー>の他、限定品の<パッションフルーツ>の計3種類が発売されております。これまでで約168万本を販売致しまして人気となっておりましたが、1月に生産を終了。現在店頭に並んでおります在庫分で販売終了となります。
オリオンビールは、RIZAPグループとコラボしましたアルコール飲料<FITTER(フィッター)>を4月28日から発売するなど、このところ健康志向を強めておりました。確かにストロング系チューハイは、‘飲む工業用アルコール’とも言えるような粗雑な代物で、、、甘味料が悪さをして悪酔い致しますし(**)安くて酔えるかもしれませんがビール感覚で飲んでしまうとぶっ倒れてしまいますからね。。。健康志向とは程遠いものです・・・
オリオンビール社の広報担当者は、ハフポスト日本版の取材に対しまして、「健康志向に配慮した商品にシフトする流れの一環として、アルコール度数の高いストロング系の商品は1月に生産中止致しました。新型コロナウイルスの感染拡大に合わせたわけではありませんが、外出自粛が進み、家でお酒を飲む機会も増える中で、消費者の健康につながればと思っております」と話しております。
更に、「社会的に高アルコール飲料の害が指摘されている事を受けまして、社内で慎重に検討を重ねてきました。その結果、我が社は県民の健康に貢献する事が使命ですので、高アルコール飲料の発売を中止する事にしました。今後ストロング系チューハイを発売する事はありません」とも話しております。このコメントを聞きますと、そんなに体に悪いものを作って売っていたのか??と自ら語っております使命感を本当に持っていたのか?と疑ってしまいますけれどね・・・
ある医師は、手軽さ・爽快感・手っ取り早く酔えるなど、中毒性が高い事を懸念しておりまして、、、肝機能数値が悪化した患者には禁酒指導をし、改善がみられましたら週一の飲酒にとどめる事と、アルコール度数9%以上のストロング系チューハイは飲むなと指導していると言います。僕はもともとチューハイ自体を飲みませんのでこのストロング系チューハイは飲んだ事が無いのですが、成分を見るだけでも確かに相当体に悪そうですね(++)
この度オリオンビール社の代表取締役は電話取材に対しましてこう答えました。「恥ずかしながら、2019年にオリオンビールの代表取締役に着任するまで、アルコール依存症やストロング系チューハイの問題についてはあまり明るくはありませんでした。着任後に、WHO(世界保健機関)が警鐘を鳴らしている事、インターネットなどでストロング系チューハイの問題が指摘されている事、を目にするようになりました。
また、沖縄でアルコール依存症の方をサポートしております団体や当事者に現状を伺う機会がありました。そこで、沖縄ではここ数十年でアルコール依存症の方が増えていると伺いました。当事者の方からは、ストロング系チューハイを睡眠薬みたいに寝る前に飲むのが癖になってしまったという話も伺い、黙っていられなくなりまして販売終了を決断致しました」と。写真を見ますとまだ若そうなのですが、周囲の声を聞く耳を持っております中々の人物のようですね!
しかし、<WATTA STORONG>はWATTAシリーズの中でも人気の商品です。販売終了によります売り上げの低下への懸念は無かったのか?という質問には・・・「WATTAを購入されたお客様へのアンケートでは、選んだ理由に味や沖縄の特産品やブランドとコラボレーションしている点を挙げている方が多かったのです。それに、そもそも1番売れていたのはアルコール度数4%のものです。ですので、WATTAというチューハイブランドをこれからの展開、お客様に喜んでいただく事を考えた場合、高アルコールは他の要素よりも優先順位が低いと考えました。
また、ここ1年間で、ライザップとコラボレーションしました<FITTER>をはじめ、健康的にお酒を楽しんでいただくにはどうすれば良いのかという事を考え続けておりまして、問題意識の共有もできました。もちろん売り上げを気にする声は上がったのですが、社内ではこういった流れがありましたので結果的に<WATTA STRONG>の販売終了の決定はすんなりと受け入れられました」と答えております。
とはいえ、サントリー・キリン・アサヒ・サッポロという4大メーカーは依然としてストロング系チューハイの販売を続けております。足並みをそろえるという考えはなかったのか?という質問には・・・「オリオンビールは大手メーカーと比較される事もありますし、本社のある沖縄では大きなブランドです。ただ、私はここに着任してから社員に伝えているのですが、我々はベンチャー企業だと考えております。
オリオンビールらしさとはなんなのか、それは4大メーカーに追随する事ではなく、独自の路線を進んでいくという事。こういった考えの元、いち早くストロング系チューハイの販売言終了に踏み切ったのです」と、堂々と答えております。4大メーカーという絶対的な存在がそびえ立つ業界におきまして、未だ人気の衰えない、ストロング系チューハイの売り上げの約4割を占める商品を販売終了とするのはかなりの決断がいったはずです。それを独自の路線を進むという意識の元あっさりと実行できたことが凄い!
新型コロナウイルスの流行に伴いまして、宅飲みする方も増えております。バーであればバーテンダーが酒量を制限してくれたり、健康を気遣ってくれたり、自分でも帰らなきゃいけないからと制限が効くかもしれませんが、宅飲みの場合、どうしても飲む量が増えてしまうものです。ですから今こそ、健康的にアルコールを楽しむという意識に基づきました飲み方が必要となってくるのかもしれません。
豊かなお酒の文化、健康問題、この両立をどのように考えていけばよいのか。そして、より健康的なお酒との付き合い方とはなんなのか。今回の新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、‘新しい生活様式’も生まれましたし、お店側もお客側も衛生面での意識は確実に高まりました。そしてここから生まれるであろう新たなアルコール文化の発信、これを我々バーテンダーも意識をしっかりと持って広めていかなければと思いました。
今日のランチ営業は、おかげさまで過去最高人数を達成(^^)ランチでBMを知って下さいましたリピーターのお客様も増えてくれまして!その方達が同僚など新たなお客様を連れていらしてくれております。まるで新規開店した店のように、新鮮な気分で働かせていただいております(^^)確かに夜の営業と比べますと利益幅は比べ物になりませんが、ランチを始めたからこそ得られたかけがえのないものも大きいなと!今までは仕事帰りの方をお迎えする立場でしたが、ランチは仕事途中の休憩の方をお迎えする場。「午後も頑張ってください!」とお声がけする新鮮さが、僕の活力にもなっております。充実したランチタイムを送れますと、さぁ!夜も頑張るぞ!と思えるもので(^^)今ではランチ営業があります平日の方が体の調子が良いぐらいです(^^;)何を召し上がっていただこうか?どうすればこのひと時を楽しんでもらえるか?などと考えるのが楽しいもので(^^)只今従業員と共に新メニューも試作中!明日も昼から頑張ります!

2020年6月17日(水)
数ヶ月振りに(^^)

BMでは今週から、ランチ営業時に「ノンアルコールビールフェア」を始めました!これから暑くなる一方ですので、働いていてお酒が飲めない方達にもご飯を食べながら少しでもビールをグイッと飲んでいる気分を味わっていただこうと(^^)このフェアを実施するに至りました背景には、ただ単にビールを飲んでいる気分を!というだけではなく、最近のノンアルコールビールは機能性を訴求した健康志向の商品が増えているという事もあったのです!
この度BMで取り入れました3商品は・・・‘内臓脂肪を減らす’サントリー<からだを想うオールフリー>、‘お腹周りの脂肪を減らす’キリン<カラダFREE>、‘尿酸値を下げる’サッポロ<うまみ搾り>です。ノンアルコールビールを飲んで健康に良いなんて、時代も変わったものです(^^;)特に<からだを想うおーるふりー>と<カラダFREE>は、<黒ウーロン茶>の代わりのように食事と共に飲んでいただきたいものですね!<うまみ搾り>につきましては、これから発売されますので入荷次第の販売となります。
しかし、「ビールを飲み過ぎると尿酸値が上がる」というのはビール好きの方にとりましては周知の事実で悩みの種だったと思うのですが、<うまみ搾り>はその尿酸値を下げるというのですからなんとも画期的な商品です!尿酸値を下げる機能を持ちましたペプチドの一種、アンセリンを配合しました世界初のノンアルコールビールで、開発に3年をかけた自信作なのだそうです。3商品はいずれも税込み500円!ただしこの価格はランチ営業時のみで、夜は値段が変わりますのであしからず(^^;)
これから来ます夏に向けまして、各社気合いが入りますビール戦線ですが、6月10日に発表されましたビール大手4社の5月の販売動向によりますと・・・新型コロナウイルス感染拡大によります外出自粛を背景に、自宅で気軽に飲める価格の新ジャンル(第3のビール)やチューハイが人気となりました反面、飲食店の営業時間短縮や休業の影響があまりにも大きく、、、ビールの需要は落ち込んでしまったのだそうです。。。確かに外に出るのも憚られまして外食を全くできませんでしたから、当然外でビールを飲む機会は減りますからね。
大手4社におけますビール・発泡酒・新ジャンル(第3のビール)を合わせましたビール類の販売数量は、前年同月比13%減となったそうです。4月の前年同月比21%減からはやや持ち直したとはいえ、依然厳しい状態が続いているのは間違いありません。しかもこの数字は、発泡酒や新ジャンル(第3のビール)が前年同月比でプラスになっておりますのでこれぐらいのマイナスで済んでいるという話で、ビール自体の売り上げは相当苦しい事になってしまっているのです(**)
各社におけます5月のビール販売数量は、サントリービールが55%減(4月は62%減)、キリンビールは41%減(4月は49%減)、サッポロビールは39%減(4月は44%減)となっております。。。主要ブランドごとに販売数量を公表しておりますアサヒビールでは、主力商品の<スーパードライ>が35%減(4月は52%減)でした。各社ともに4月よりは改善が見られるものの、まぁ酷い数字となっております(**)新型コロナウイルス感染拡大で経済的にも煽られていた時期でありまして、、、ビールを飲む気分でもなかったですからね(><)
これらの数字を一見致しますと、アサヒビールの影響は他社よりも小さく見えます。ですが、競合相手が哀れみの目を向けるのには理由があります。着目すべきは・・・ビール類に占めますビールの比率と、ビールにおけますいわゆる「業務用ビール」の構成比なのです。アサヒビールの2019年販売数量の実績を見てみますと、ビール類のうち、<スーパードライ>などのビールが62%を占めております。発泡酒の<スタイルフリー>や、新ジャンル(第3のビール)の<クリアアサヒ>などは残りの38%。金額ベースでも、ビールが72%と大きな収益柱になっているのです。
更に、ビールの販売数量の内訳に目を移しますと、業務用が大半を占めます瓶・樽商品の割合は2019年実績で48%となっております。その販売数量は、4月が前年比80%減、5月が前年比60~70%減と大幅に落ち込んでしまいまして、、、販売数量全体にも影響を及ぼした形となっております。そうなんですよね・・・我々バー業界もそうですが、居酒屋さんなども4月5月はほとんど営業できておりませんでしたから、業務用商品に強いアサヒビールは大ダメージを受けてしまった事でしょう。
一方、キリンビールの販売数量の構成比は、ビール33%、発泡酒23%、新ジャンル(第3のビール)44%と大きな偏りはありません。ビールのうち、業務用が占める割合はアサヒビールと同様に約半数ですが、全体の構成比を踏まえますと業務用ビールの需要減の影響は限定的と言えるのだそうです。サントリービールは、ビール類のうち68%を<金麦>などの新ジャンル(第3のビール)が占めております一方で、BMでも生ビールとして使用しております<プレミアムモルツ>などのビールは残りの32%となります。
このように各社の構成比を見てみますと、アサヒビールはキリンビールやサントリービールよりビール依存度が大きいうえに、業務用ビール比率も高いのです。つまり新型コロナウイルス禍によりますマイナス影響を受けやすい状況と言えるのです(**)尚、サッポロビールは、ビール類のうち<黒ラベル>や<エビス>などビールの構成比が69%とアサヒビールよりも高くなっております。業務用ビールの割合も、アサヒビールと同程度とみられておりますが、<スーパードライ>の家庭用の缶商品で販売数量が今年1~5月で前年同期比7%減と苦戦しておりますアサヒビールと違いまして、<黒ラベル>の家庭用缶商品の1~5月の販売実績は前年同期をなんと上回っているのです。これは理由がよく分からないなんとも不思議な現象で・・・
2020年1月に行われましたアサヒビールの事業方針説明会で同社の社長は、「今年はビールに注力する」と宣言致しました。この方針の下、<スーパードライ>ブランドの再強化に向けまして、特に若者や女性に対する訴求を強めておりました。7月に開幕する予定でした東京オリンピック・パラリンピックでは、ゴールドパートナー企業として需要を喚起し、ビールの税率が下がり需要が高まるとにらんだ10月の酒税改正を迎える目算でした。ですが、その計画は新型コロナウイルス感染拡大によりまして潰えてしまったのです。。。まさかこんな事態になるとは誰も思いませんからね(**)
飲食店で減少致しましたビールの需要は、家庭用ビールではなく、ビールより安い商品に移行しているようです。目下、家庭用の新ジャンル(第3のビール)やチューハイなど、安い缶商品の販売促進で各社はしのぎを削っております。新ジャンル(第3のビール)商品の5月の販売数量は、キリンビールが前年同月比10%増、サントリービールは前年同月比18%増、サッポロビールは前年同月比28%増となっております。サッポロビールは、家庭用缶商品も新ジャンル(第3のビール)商品も前年比を上回っておりまして好調なのですねぇ・・・
一方、アサヒビールの新ジャンル(第3のビール)、<クリアアサヒ>の缶商品は、5月の販売数量が前年並みと横ばい状態。そのため3月発売の新ブランド<アサヒ ザ・リッチ>で低価格志向の需要取り込みを急いでおります。販売数量は<クリアアサヒ>の4割ほどだそうですが、初年度販売目標であります800万箱の3割を発売2か月半で達成しているのだそうです。たd、新ジャンル(第3のビール)などの需要が増えても、ビールより価格が安いためメーカー側の利益率は向上致しません。そのため、アサヒグループホールディングスのIR担当者は、「短期的には新ジャンル(第3のビール)やチューハイの需要が高まるとはいえ、長期的にはビールに戻していかなければいけない」と話しております。
ビール回帰を貫くのであれば、強みとしてきました業務用ビールの根本的な戦略の練り直しが必要になってくると思われます。飲食店は、営業再開できたと言えども新型コロナウイルス感染拡大対策で密接を避けるために客席を減らすなど、従来とは違った営業形態を模索しております。業務用ビールの販売にも、中長期的な影響は避けられないものと思われます。。。焦点になりそうなのが、飲食店に出しております販売促進費です。飲食店で自社商品を採用してもらうため、コンペのように協賛金を競い合う慣習がビールメーカーにはあります。
協賛金という名目で、冷蔵庫やジョッキグラス、お店の看板からメニューなどを飲食店に提供するのです。今でこそ大分規模は小さくなっておりますが、BM開店時なんて冷凍冷蔵庫にワインセラー、<山﨑>1ケースなど色々なものが貰えたものでした(^^;)もっと前に新横浜でバーを開店した時なんて、相当額の現金も出ましたからね。それを思えば時代が時代なだけにしょぼくなってしまっておりますが、、、この協賛金を中心としました販売促進費がかさむ事から、日本では家庭用より業務用ビールの利益率が低いと言われているのです。
とはいえ、飲食店への販売促進費は、めーかーにとっての聖域であります。特にアサヒビールの場合は、<スーパードライ>がシェア1位になって以来、小さな居酒屋も含めまして幅広い飲食店に食い込んできたという経緯があります。これまでに築いてきました飲食店との関係を損なうわけにはいかないという現場の思いは強いはずです。新型コロナウイルス禍によりまして、今まで以上に経営の効率化が求められている中、経営陣はどこまで変革に踏み切れるのか・・・?その覚悟の有無がアサヒビールの今後を左右しそうです。
今日は新メニューも好評でしたランチを終えますと、「マテ茶鶏の黒チキンカレー」、「手ごねハンバーグステーキ」、「大根と豚の角煮」の仕込みは明日に回しまして夜に備えて少し休みました。それというのも・・・今日は数ヶ月振りに名古屋からA二さんが来店されるとの連絡をいただいていたからです(^^)A二さんがいらっしゃるという事は・・・当然恒例の<ズブロッカ>祭りとなります(^^;)新しいボトルもご用意いたしまして待ち構えていたのですが、その前にBBさん&多少愛しさと切なさと心強さとちゃん、ソープさん&アッキーさん、カズさん&なっちゃん、EGGさん2名様などと乾杯させていただきまして、EGGさんとは無駄に70度のラムでお互いを痛めつけ合い(^^;)A二さんとの祭りを迎えました・・・
A二さんは、新型コロナウイルスによります自粛でお酒を飲むのも数か月振りとの事でしたが、早速1杯目から<ズブロッカ>で乾杯(^^;)「ソーセージ盛り合わせ」、「3種のジャーキー盛り合わせ」、「手作り水餃子」をつままれながら<ズブロッカ>は進む進む!途中カズさんやなっちゃんも交えましたが、A二さんとは杯を酌み交わします事十数回?呆れるTもかちゃんを横目に、遂に新しいボトルも空いてしまいました(^^;)数ヶ月振りのお酒だとおっしゃっていたのに相変わらずお強くて(**)でも何よりお元気そうで良かったです!これは明日のランチ営業に差し支えそうですが、、、明日も暑いようですし汗ならぬ酒を掻きながら頑張りましょう(^^;)

2020年6月16日(火)
明日からの日替わりランチメニュー「豚肉の梅酒甘酢あん炒め」!

丁度ランチ営業が終わる頃、テレビのニュースで横浜・福富町の裏カジノ摘発のニュースが流れておりました。この警察も新型コロナウイルス感染症対策に追われて忙しい時期に、まさか摘発が入るなんて経営者側も思ってもいなかっただろうなぁ・・・なんて思いながら見ておりましたが、未だに裏カジノが横浜に暗躍している事にもちょっとビックリ。
そもそも裏カジノとはどういう場所かといいますと・・・都内には、50坪以上ある大箱から、バカラ台が1~2台の小ぶりな店まで含めますと100近くはあると言われております。かつては調度品などにも贅を凝らした店が多かったのですが、今は摘発を逃れるために月に1度は場所を変えるので、簡素で勝負に集中できる環境にしている店が中心となっております。
24時間営業で、食事も酒も無料。世話をするウエイトレスと黒服がおりまして、評判の店ほど腕の良いディーラーを置いております。そんなディーラーは、客に見破られる事無くイカサマができます。勝たせるのも遊ばせるのも、負けさせるのも自由自在なのです。もちろん流れを読み勝ち逃げのできるギャンブラーもおりますが、そんな人は少数でありまして、基本店が勝つ事になっております。
摘発要員としてダミーの経営者がおりまして、オーナーは表に立つ事はありません。そして、カジノ荒らしのようなトラブルや借金(店には負けた客に貸し付ける金融業者がおります)の取り立てなどのために、ケツ持ちの反社会勢力がおりましてオーナーと組んでいるのです。今日横浜・福富町で捕まりました3名も、明らかに経営者クラスではなく身代わりのような人間でした。詳しい業務内容は何も知らなかったのでは?という感じです。
裏カジノは、反社会勢力が得意と致しますビジネスの起点にもなります。カジノ好きは、概して他のギャンブルも好きなものですし、女好きで遊び好きであります。カジノの常連は野球賭博などにもはまりまして、こちらの胴元も反社会的勢力となります。反社会的勢力とその周辺者は、客を裏カジノと事実上の提携関係にあります会員制の飲食店やクラブ、ガールズバーなどの店に誘い込みまして、モデルや芸能人などのワンランク上の女性をあてがう事もできますし、そこまでの関係になれば相手の希望によりましてはクスリも調達致します。
まさに、「飲む、打つ、買う」をセットで提供するわけでありまして、各種規制によりまして表の経済社会への進出を阻まれております反社会勢力にとりましてはシノギの起点となっているのです。その結果、六本木・歌舞伎町・渋谷・錦糸町、そして横浜といった場所が裏カジノが群雄割拠しておりまして、カジノを開帳する物件の獲得競争、顧客争奪戦が激化しております。その挙句、密告合戦も活発で、互いが警察に相手のカジノの情報を流しているのです。
カジノの摘発は現行犯が基本です。単に、どこで誰がどんな裏カジノを開帳しているかだけでなく、名義人ではなくオーナーを特定の上、反社会勢力との関係を調べ、動く金の流れなどをある程度解明しなければなりません。家宅捜索ともなれば、100名以上の捜査員が必要となるのです。ただ、誘蛾灯のように会社オーナーや小金持ちを誘い込んでいる以上、野放しにはできません。反社会勢力ではなく一見普通の実業家が経営している場合もあるのです。
正業があり、そちらの人脈もある一方で、反社会勢力にケツ持ちを依頼する。つまり反社会勢力の収益源にもなっているのです。捜査当局はこれまで着実に摘発を続けて参りましたが、逮捕するのはダミーの経営者と従業員です。オーナーにまで行きつくのはとても難しく、ほとぼりが冷めればまた復活の繰り返しで、、、いたちごっこに過ぎないというのが現実なのです。
それに裏カジノ摘発のニュースは、一般人にはそれほどの意味は無く、意識される事も無いため、マスコミの扱いは小さいものです。しかし・・・横浜はIR誘致を進める方針であります。そこにはカジノ設置も含まれております。こうなるのであれば国営のカジノを作った方が良いと僕は考えていたのですが、新型コロナウイルス感染症の出現でインバウンド誘致にはピタリと歯止めがかかりました。。。さて、横浜のカジノはどうなっていくのか?今までのように裏カジノが暗躍するのか?それともIR誘致に成功して堂々とカジノに行けるようになるのか?早く考える余裕がほしいものです。
ランチ営業を終えまして家に帰りテレビを点けますと、またもや横浜のニュースが今度は全局で生中継されておりました。山下ふ頭に停泊中の大型豪華客船「飛鳥Ⅱ」が火災を起こしていたのです。そういえば我が家の上空にヘリコプターが轟音を立てておりました。消防によりますと、午後1時過ぎ「飛鳥Ⅱ」の最上部のデッキから黒煙が出ていると通報があったのだそうです。
船を所有します日本郵船によりますと、「飛鳥Ⅱ」は新型コロナウイルスの影響で只今運航を停止しておりまして、乗客は乗っておりませんでしたが乗員およそ100人が乗っておりまして、出火場所は絨毯などが置かれております資材置き場だとの事。テレビのニュースを見守っておりますと、懸命な消火活動が続けられているようでしたが、生中継中は火の勢いが全く衰えていませんでしたね(**)凄い黒煙だったなぁ・・・
「飛鳥Ⅱ」は、2006年2月に就航されました日本最大級の客船です。全長241メートル、乗客定員は872人で、9層のデッキに436室の客室を備えております。世界一周もするそうですが、日本大好きな僕はそこまではさすがに行きたくないものの(^^;)下の娘が手が掛からなくなりまして初老を迎えたら、ちょっとBMはお休みをいただいてゆっくり従業員と「飛鳥Ⅱ」で日本を旅して回るのもいいなぁなんて思いながら、この間も大桟橋の後輩のお店で食事をしながら「飛鳥Ⅱ」を見上げていたものですから、なんだかちょっとショックな感じでした。。。
4月頃からずっと山下ふ頭に停泊していたそうですが、原因は何なのか・・・?放火か?人的事故なのか?それとも自然発火なのか?これが大海原の中で起こったらと思いますと・・・やっぱりウイルスもですが火事などの事故も怖いから日本一周やめておこうかなと思いました(^^;)幸い火は午後4時35分頃消し止められまして、乗組員は153人いたそうですが、最上階にあたります12階部分の倉庫内が焼けただけで怪我人は出なかったとの事(^^)横浜市消防局などが出火原因を調べております。
客船は、煙がこもりやすく、、、初期消火が上手くいけば何の問題も無いのでそのために消火設備も整っているのだそうですが、一度火が拡がってしまいますと消化も換気も困難なのだそうです(**)クルーズ船は受難続きですね。。。リタイアメント層を中心に、クルーズ船の旅は人気があっただけに、新型コロナウイルス後は保険料の高騰やリスク感の高まりで陰りが生じてしまうかもしれません。。。結構本気で20年後ぐらいに旅するのを楽しみにしていたのですが、、、どうしようかな?(^^;)
今日はおかげさまで昼も夜も比較的賑やかな1日でした(^^)ランチは夜の営業に関係無くいらして下さるようになりましたお客様がリピートしていただいていて嬉しい限りです!夜には夜の、昼には昼の楽しみがあるという事を新型コロナウイルスは教えてくれました!そして昼の営業を始めた事が、夜の際のスキルアップにもつながっておりまして確実に役立っております。昼のオーダー集中に比べましたら夜のオーダーラッシュなんて楽なものですからね(^^;)
そろそろいいかな?という事で、新型コロナウイルス感染拡大以降自粛しておりました知り合いのバー巡りにも行けましたし、NOW屋さんカップル&立役者Kさん、ドクターTさん、20年来の知り合いの方、多少七瀬ちゃん、盆暮れーさんなどにもお会いできました(^^)最後は楽しくなって飲み過ぎてしまいましたが、、、活力をいただいたので明日のランチも頑張ります!ご好評いただきました「麻婆豆腐丼」が完売となりましたので、明日からは従業員お手製の「豚肉の梅酒甘酢あん炒め」が登場致します!どうやって作っているのかよく知りませんが(^^;)これは美味しいですよ!是非お召し上がり下さいませ(^^)

2020年6月15日(月)
間に合った(^^;)

先日はこれから夏に向けまして、熱中症時のマスク着用の注意点などをお書き致しましたが、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、感染予防に役立つとされておりますマスクにかつて無い程注目が集まっているのは事実です。ランチ営業をしておりますと、今でもほぼ100%の方がマスクを着用して店内に入って来られますしね。
マスクは一時、国内のドラッグストアの商品棚から姿を消しまして、各国が輸出制限をするなど入手困難な事態に陥りました。今でこそその時よりは手に入りやすくなっておりますが、今月に入りましてWHO(世界保健機関)が人との距離が取りにくい状況での着用を推奨するなど、マスクの必要性は更に高まっているといえます。ひょっとしたらこれからの時代は、世界的にマスクを着用するのが当たり前となるのかもしれませんね。
日本人は元々、マスク着用に然程抵抗は無く、海外からは「日本が新型コロナウイルス感染症の死者を抑えられた要因の1つはマスクを着用する文化なのでは?」との声も聞こえて参ります。歴史を紐解きますと、1918年から世界的に大流行致しましたスペイン風邪では、当時の日本政府が国民への注意喚起に使いましたポスターの標語で、「マスクをかけぬ命知らず!」とうたっておりました。
日本の‘マスク文化’の歴史を探りますと・・・日本のマスクの歴史は、輸入品の「呼吸器」に始まりまして、陸軍軍医の初代総監・松本順氏が広めたとされております。工場や炭鉱などの労働者が粉塵を吸い込まないようにするのが目的でありまして、真鍮の金網で形をつくり、布を張り付けておりました。その「呼吸器」が、1879年頃から一般大衆に浸透していったというのです。
当時のマスクはかなりの重厚感があるつくりだったそうで、銅や銀といった金属は抗菌作用のメリットがありますが、当然重い上に息で錆びてしまうという欠点もあったそうです。当時のマスクで現存している物を実際に付けてみますと、確かに重量感がかなり感じられまして長時間の使用は難しかったであろう事が想像されるのだそうです。
第一次世界大戦中の1918年から始まったとされますスペイン風邪は、全世界で推定4000万~1億人が命を落としまして、、、日本でも約38万人が死亡したという新型コロナウイルス感染症よりもはるかに被害規模が大きい流行病でありました。。。そして、流行の第一波よりも、その後襲って参りました第二波の方が致死率が高かったといいます。
これを今の新型コロナウイルス感染症に当てはめますとゾッとする数字ですね(**)全世界で1億人もの死者、日本だけでも約38万人もの人が命を落とした流行病があったなんて・・・ちょっと考えられませんよね。。。マスクが広がりつつありましたこの頃の日本では、当時の内務省などが「マスクとうがい」、「『テバナシ』に『セキ』をされては堪らない」といった感染予防を呼び掛けますポスターが出回ったのだそうです。
それに伴いまして、金属製だけでなく、成形しやすいセルロイド製や、見た目を重視致しましたビロード製など、多種多様なマスクが登場したのだそうです。当時店頭に並びました商品のパッケージも、スーツを身にまといました紳士や、カールがかかりました髪の若い女性など、ターゲットに合わせました絵柄に変化していったのだと。
一方で、こうした商品は使い捨ての物ではなく、手が込んだ作りをしておりまして、今の価格で換算致しますと数千円程度と高価な物だったそうです。庶民にとりましては高嶺の花でありましたマスクをなんとか身近にしようと、「簡単に作れる新しい呼吸器」などの見出しで、手作りの方法を当時の新聞が記事に致しまして紹介していたのだそうです。
「まず鉄線、または銅線を卵形に曲げて骨組みをして、この上にガーゼ1枚を着せる」など丁寧に作り方を示しまして、「商店で販売する普通呼吸器は値段も高く、長時間使用すると苦しくなるが、(手作りの)呼吸器ならば呼吸をするのも楽で咳も用意」と記しております。まるで新型コロナウイルス感染症でマスク不足が相次ぐ中、政府の調達品に頼らず市民が工夫して乗り越えようとしました現代に通じるものがあります。
スペイン風邪の流行をきっかけに、日本人にとりましてマスクによります感染予防が習慣化していったとされております。そうした中で第二次世界大戦が始まりまして、「ぜいたくは敵だ」の号令の元に金属やセルロイド、皮などは貴重な物資として戦場へと送られて行きました。その結果として、ガーゼそのものに紐が付きました簡易的なマスクが大勢となっていくのです。
第二次世界大戦が終わりまして、1950年代後半から現在主流の不織物のマスクの流通が始まりまして、20年ぐらい前から一般的なマスクになり始めたのだそうです。ですから今のようなマスクが主流となりましてから、意外とまだ日が浅いのですね。僕が子供の頃から今のような不織物のマスクが出回っていた、というよりそれしかなかったような気が致しますが・・・こうして書物として残されているのだから20年前ぐらいからなのか・・・
時代は流れまして、紫外線カットや小顔に見えるマスクの他、デニム素材が登場するなど、機能性だけではなく見た目重視や多機能がマスクに求められるようになりました。欧米などではマスクは病人がするものだというイメージが未だに強いのだそうですが、日本人は感染予防に加えまして、防寒対策やファッションの1つと捉えるなど生活に馴染んでいると言えます。
北多摩薬剤師会の会長でありまして、日本でも有数の医薬品コレクターでもあります方は、「日本人は古くは神事の際に和紙などを口に挟んだり、江戸時代には頭巾や覆面をかぶったりと、口を覆う行為には抵抗がありませんでした。近年では花粉症予防でマスクの着用が広く浸透しております。今回の新型コロナウイルス感染症では、こうした文化を背景に感染拡大を抑えられたのかもしれません」と話しました。
日本人は、他人に迷惑を掛けてはいけない事を子供の頃から教わっております。ですから、風邪を引いたらマスク着用は当たり前の行為となっているのです。新型コロナウイルス感染症対策では、自分が無症状の可能性や予防を考えマスクを着用しております。いくらマスクをしていても、ウイルスが浮遊している密閉空間にいれば感染はほぼ確実ですし、接触感染はマスクすらも汚染するそうですので、予防という点では効果が無いものの、ウイルスを周囲にまき散らさないという点では効果が非常に大きいという事でしょう。
これが結果として無用の感染を防ぐという効果につながっているわけですが、新型コロナウイルス感染症に対しても効果があったという事になります。流行期がちょうど花粉の時期でマスクをしている人が多かったのも功を奏した形となったでしょうか。マスクは嫌い、しても意味無いと思っている人も多いかもしれませんが、仕方ないと辛抱強い日本人は我慢して着けているのかもしれません。そんな積み重ねは大きいのでしょうね・・・
今日は朝から人間ドックに出掛けたのですが、午前中に終わる予定でしたがどうなるか分からないのでランチ営業にカズたんを投入しておりました。なんとか12時前に終わりまして結果的にランチ営業にぎりぎり間に合いましてそのまま働いたのですが、市庁舎まで出前のオーダーがあったり、団体さんがいらしたりという事で、カズたん来てもらっていて助かりました(^^)月曜日は何故かランチ入るのですよね・・・夜はまったり営業でしたが、何故か結構飲んでしまいました(**)まだ月曜日、、、飛ばし過ぎないようにしないと(><)

2020年6月13日(土)
‘体に優しい’ノンアルコールビール、始めます!

今週は真夏日になる程の暑い日々が続きまして、更に11日には関東地方も梅雨入りした事が発表されました。今日はランチ営業はお休みとさせていただきましたが、夜になりましても雨模様のジメジメとした1日でした(**)そして梅雨が明けますと、夏がやって参ります。新型コロナウイルスは梅雨や夏にはどうなるのでしょうか?一説には、温度や湿度が低い地域ほど新型コロナウイルスの症例が多いとも言われておりますが、果たして気温や湿度と新型コロナウイルスの関係性は??
冬に流行致しますインフルエンザのように、新型コロナウイルスも寒い環境の方が流行しやすいのではないか、と誰しも思うのではないでしょうか。しかし、その一方で風邪の原因ウイルスでありますヒトコロナウイルスは、確かに冬に多いものの年中流行しております。新型コロナウイルスは、2020年1月から2月にかけまして中国からの渡航者から初期の流行が広がった事によりまして、2月の各都道府県の平均気温と1月の中国からの旅行者の数について検証したところ・・・気温が低い地域ほど感染者数が多いという関連が確かにみられたそうです。
ブラジルでも同様に、国内での気温差に着目した研究があります。ブラジル国内での気温差と新型コロナウイルス感染者数との関係を検討しました研究では・・・気温25.8度までは気温が下がるほど新型コロナウイルス症例数が多くなるという結論になっております。また、こちらは査読前論文ですが、中国の100都市での新型コロナウイルス感染者数と気温・湿度との関係を検討しました研究でも、同様に高温・高湿の環境では新型コロナウイルスの伝播が減少するという結論が導かれております。これらをみますと、寒い冬の方が新型コロナウイルスは流行し、夏には流行は落ち着くのではないか?という期待も膨らみます。
他に、国別のデータでは、「気温が低い地域ほど新型コロナウイルスの症例数が多い傾向にある」という事が言えるのだそうです。各国を比較したデータでも、平均気温5~11度で湿度の低い地域で新型コロナウイルスの伝播が多くみられているという結果が出ております。やはり、温度・湿度の高い地域では、低い地域よりも新型コロナウイルスは伝播しにくいという事が言えそうです。ここまでデータが出ているのですから、もう梅雨時期や夏に新型コロナウイルスは減少すると言っても良いような気が致しますが・・・残念ながらそうとは言えないのだそうです(**)
風邪の原因微生物でありますヒトコロナウイルスの伝播様式を元に、気候が新型コロナウイルス感染症のパンデミックに及ぼします影響について検討しました研究では、感染伝播が気候によりまして影響を受ける可能性はあるものの、梅雨時期や夏の気候によって流行が終息するという事はないであろう、という結論になっております。。。また、気温・湿度・標高などの環境要因と、集会禁止、学校閉鎖や社会的距離拡大戦略といいました公衆衛生的介入とを含めまして新型コロナウイルスの流行抑制への貢献度を検討しました研究では・・・気温は流行抑制への影響は無く、湿度がわずかに感染抑制と関連がみられたのみであり、公衆衛生的介入の方が影響が大きかったという結論でした。
つまり、『気温や湿度は新型コロナウイルスの伝播に影響する可能性はあるものの、既にパンデミックとなってしまっている現状では、梅雨時期や夏になったからといってそれだけで流行が終息する事は期待できず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を保つなど新型コロナウイルスを常に意識しました‘新しい生活様式’を意識しました暮らしを続けていく事の方が、新型コロナウイルスの感染を広げないためには重要である』、という事です。新型コロナウイルスは高温・高湿に弱いからといって油断せずに、引き続き感染予防をしっかりと行っていかなければならないのです!
とはいえ暑さが増して参りますと、マスクを着用しているだけで息苦しく過ごしづらくなるものです。。。今週のランチ営業でも、マスクを着用しているのが億劫でありましたが、、、まだまだこの時期着けないというわけにはいきませんので我慢しておりました(**)しかしまだ6月中旬ですからね!?これから7月8月と暑さが増していくのは火を見るよりも明らかでありまして、、、それでいて体験した事の無い真夏のランチ営業、、、先が思いやられます(++)これから本格的に暑くなる中、マスクをしながら熱中症を防ぐにはどう工夫すれば良いのでしょうか?
まず、マスクを着けておりますと体温がどれほど上がるのか?という実験結果では、吐く息の温度は体温とほぼ同じ36度で、湿度は100%。外の気温や湿度が低いとしましても、マスクの中は非常に高温でありまして、雨が降っている時と同程度の高湿度な状況が狭い環境内で生じているのだそうです。当然密閉されておりまして換気も無いため、熱中症になりやすい条件が揃ってしまっているという事です。ではどうしたらいいのか?環境省と厚生労働省は、屋外で他の人と2メートル以上の距離が取れている場合は、マスクを外すよう呼び掛けております。マスクは常に着用している必要は無く、必要無い時はなるべく外して熱中症のリスクを減らす事がこれからの季節はとても大事な事だと。
マスクを外すタイミングにつきましては、まず家族や同居者の中に新型コロナウイルス感染者がいなければ、家の中ではマスクをする必要は無いのだそうです。特に高齢者はもともと熱中症のリスクが高いため、暑い中家の中でもエアコンを点けずにマスクをしておりますと、感染より熱中症のリスクの方が高くなってしまう可能性があります。前述のように、屋外でも人と2メートル以上の距離をあける事を意識すればマスクを外しても問題は無いと。ただしマスクの着用時に隙間があいておりますと当然意味が無いので、着ける時はしっかりつけましょうと、当たり前の事が書かれておりました(^^;)
つまりマスクの着用に関しましては、必要な時と必要でない時を意識しながら‘メリハリ’をつけたマスク着用をする事が大事なのですね。子供は自分で判断できないため、親がしっかり判断して指導する事も大切ですね。その他にも、熱中症対策と致しましては自宅でも出来ます適度な運動で活動量を増やす事が有効であるとされております。具体的には、家の中で立って足踏みをする、スクワットをする、簡単な体操をする、などです。今年は特に新型コロナウイルス感染拡大防止で外出自粛が続いておりましたので体力が落ちている事が考えられます。一層意識しまして適度な運動を行っておきたいところですね。
新型コロナウイルス感染拡大で悩まされ続けております今年の場合でなくても、例年6月という時期は本格的に暑くなる前に人混みを避けた屋外で少しづつ体も暑さに慣らします「暑熱順化」を始める事も大事な事でありまして、熱中症を防ぐ要因となり得るとされております。確かに体がいきなり暑さにさらされるよりは、徐々に慣らしていった方が明らかに良いでしょう。特に高齢者の方達は、外出自粛要請で散歩もロクに行けず体が硬くなっていたり気温への順応力が落ちていると思われますので、「暑熱順化」を心掛けゆっくり体を慣らしていってもらいたいものです。
そんな中、涼しさを売りにしたマスクが続々と登場しているそうです。衣料品メーカーが夏向けのマスクとして開発致しました「ぴたマスク」は、肌に触れた時に冷たく感じられる接触冷感の加工が施されておりまして、通気性と速乾性を高めているので蒸れにくいという事です。更に、ジーンズのセレクトショップが作っております「和紙デニムマスク」は、デニム素材なのですが通気性を高めるために和紙の糸が編み込まれておりまして、裏地には接触冷感の加工が施されているという事です。新型コロナウイルスの感染予防と熱中症対策を同時に行わなければならないという状況は、世界の誰もまだ経験した事が無い事でありますが、これらの涼しいマスクを使って乗り切るしかないな・・・
今日は新型コロナウイルスの感染拡大でお店を閉めておりました時期にお誕生日を迎えられましたママさん達の最後のお祝いとなります会を開店前に開いて参りまして、これで義理は果たし終わったとひと安心(^^)そしてBMには、8割以上女性のお客様がいらしてくれまして元気に盛り上がっておりました!なんだか女性の方が元気だな・・・と。そして来週からはいよいよ!ランチ営業で‘体に優しい’ノンアルコールビールをお出しし始めます!とりあえずは、「内臓脂肪を減らす」機能が報告されておりますローズヒップ由来ティリロサイドを配合致しました<からだを想うオールフリー>と、「お腹周りの脂肪を減らす」熟成ホップエキスを使用しております<カラダFREE>の2種類をご用意致しまして、23日発売予定の「尿酸値を下げる」機能を持ったペプチドの一種アンセリンを配合致しました<うまみ搾り>も入れての3種類となります!
全品税込み500円!仕事中のランチでお酒を飲めないお客様は、暑い時期を乗り越えられますように‘体に優しい’ノンアルコールビールをお楽しみいただければと(^^)少しでもお酒を飲んだ気分を味わっていただいて(^^;)もちろん通常のビールも販売致しますけれどね!ランチタイムにお酒を飲んだ気分が味わえて、尚且つ‘体に優しい’となればお得感あるのではないでしょうか(^^?)来週月曜日は僕は人間ドックなもので、終わり次第駆けつける事となってしまうのですが、頼もしい?助っ人カズたんが手伝ってくれる予定でおりますので、カズカズコンビでの営業をお楽しみ下さい(^^;)無事終わると良いけれど・・・

2020年6月12日(金)
今しばらく耐え忍ぶ

菅官房長官は今日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けました政府によります布マスクの配布、いわゆる‘アベノマスク’につきまして、「12日までに96%、約1億2000万枚を配布し、15日までに概ね完了となる見込みだ。最後まで着実に進めていきたい」と述べました。
更に‘アベノマスク’の需給状況につきまして、「国内増産や輸入増、布マスクの配布、マスクの手作りなど需給両面の動きによって、街中の店頭でマスクを入手できる環境が整ってきているが、国民が必要な量をいつでも手に入れられる状況にはまだ至っていない」と指摘。「政府は国民に外出中のマスク着用をお願いしている。次なる流行に対応できるよう、洗濯すれば何度でも使える布マスクを多くの国民が保有する事にも意義がある」などと説明致しました。
まぁあるに越した事は無いのかもしれませんが、こんなにも膨大な予算をかけてやる事か??という思いは結果拭いきれませんでしたね。。。政府が4月中旬から進めて参りました‘アベノマスク’の全戸配布、開始から2か月を経ましてようやく完了する見通しとなったのですから(**)マスク1つとりましても、あまりにもスピード感が無さ過ぎます(**)僕は家と店に両方来ていたのにもビックリ致しましたが(^^;)
‘アベノマスク’を配布するに至りました経緯を今一度振り返ってみますと・・・新型コロナウイルス感染拡大で、市販の使い捨てマスクの需要が急増し、入手困難になった事から安倍首相は4月1日、布マスクを全世帯に2枚ずつ配布するという方針を表明致しました。この時点では、「膨大な税金を投入してまでやる事か?」という意見もありながら、何しろマスクが手に入りませんでしたから「助かる!」という意見があったのも事実です。
そして4月17日から配布を開始致しました。ここには、洗濯して再利用ができます布製のマスクを配る事で、国民の不満を和らげる狙いもあったと思われます。しかし、マスクの確保と配布に要する関連経費が、前述のように約466億円というとんでもない額である事が分かりますと、、、「コストが掛かり過ぎだ」などと批判が相次いだほか、配布に手間取っている間にマスクの品薄は徐々に解消されていったのです(^^;)
おかげで国民のために全員になんとかマスクを保有させてあげたいという考えは、国民の切実な要請に的確に応えられていない政府の新型コロナウイルス感染症対策の代名詞のように捉えられて裏目に出てしまいまして、結果‘アベノマスク’と揶揄されるようになってしまったのです(^^;)加えて、ようやく届きましたマスクには、虫が入っているだとか汚れているだとか不良品だとか考えられない欠陥品も相当数見つかってしまって。。。
もともと政府は2月には、「週に1億枚生産しているからマスク不足は解消していく。来月には月に6億枚が生産される予定だ」と、今思えばどうしてそう言い切れる根拠があったのだろう・・・?と思いますおかしな発言をしておりました(・ ・;)まぁ仮に1日に1億枚生産していたとしましても、国民のほぼ全員が使用していれば足りないのですけれどね。単純な数計算でどうしてわからなかったのか謎です・・・そしてマスク不足は解消できないままでした・・・
15日に配布完了と言ってはおりますが、届かない世帯は絶対に相当数ある事でしょう。実際に僕のように、世帯単位でいえばダブって届いているという話も多くありますしね。大成功と締めくくり、批判の声には無視で終わらせたいという政府の考えが読み取れますが、一言「大変遅くなりましたが間もなく完了致します」と言っておけば国民の印象も大分違うのに・・・
この記者会見を受けまして当然SNSは炎上。「うちにはまだ届いていないぞ!」、「うちにはダブってとっくに届いているのにまだ届いていない世帯があるのか」、「まだ届いていないけれどまったく腹も立たない(^^;)」などの意見が殺到しているとか。街中でも‘アベノマスク’を着用しているのを見かけませんし、国会中継でも首相以外の議員が着用しているのを見た事ありません(^^;)菅官房長官がむきになって効用を強弁するのがむしろ滑稽ですらあります(^^;)
政府は潔く、この政策は結果的に遅きに失したと認め国民に謝罪した方が余程問題収拾の近道でしょうに。そういう態度を示してもらったら、国民だってマスクが絶対的に足りない時期に国民全世帯に配布してあげようという発想自体は悪くは無かったと評価してあげられるとも思うのですが・・・専門家会議なんて名前も付けられております安倍政権のブレーン達は、プライドだけが高い愚か者揃いだと思わざるを得ません。まるで不倫したのに嫁さんを出して本人は公の場に出てこない誰かさんみたいですね(^^;)
ようやくようやく‘アベノマスク’が配り終えようかという今日、東京都は新型コロナウイルスの感染拡大の警戒を促します「東京アラート」を解除した上で、午前0時から休業要請の緩和を「ステップ3」に移行致しました。「ステップ3」へと移行した事で、カラオケ店や遊園地、ゲームセンターなどが営業できるようになりまして、飲食店などの営業時間は午前0時まで延長されます。
また、19日からはこうした営業時間の短縮要請につきましては解除されるほか、{接待を伴う飲食店}やライブハウスにつきましても感染対策を講じた上で営業を再開できる事と致しました。小池都知事は、「適切な感染拡大防止策を講じる事、第二波を呼び込まないように考えて活動していただきたい」と記者会見で述べております。
東京都は未だに1日20人前後の新型コロナウイルス感染症の感染者を出してしまっておりまして、、、まだまだ怖い気が致しますが・・・経済もとんでもない事になっておりますのでもちろん経済活動再開も大事なのですから、休業緩和も必要でしょう。しかし、「東京アラート」が出てからまだ2週間経っておりません。という事は、「東京アラート」の効果はまだ未知数という事です。解消されるのは良かったのでしょうけれど、結局「東京アラート」ってなんだったのか(・ ・?)という気も致します。
今日の東京都の夜の街の人出はどうだったのでしょう?午前0時まで解禁という事で、皆さん笑顔で街に繰り出されたのか?横浜は今日もランチ時間は人が多く見かけられましたが、夜はまだまだ全然日常が戻ってきたという感は漂っておりませんでした。でもまだ今はその方が良いのかも。せっかくここまで耐え忍んで感染者数を抑え込んできたのですから、こうなったら第二波なんてものに見舞われないように!それが結果的に経済安定化へつながるでしょうし。
もう一度感染拡大傾向に陥ってしまいましたら、経済への影響は取り返しがつかない事となってしまうかもしれませんし、我々飲食業を営んでいる者としましては体力的・精神的に相当追い込まれてしまう事でしょう。。。常連さん達に支えられまして今日も乗り切らせていただきましたが、今はまだそれぐらいで、満席御礼なんて喜ぶのはまだまだ先の話。今しばらく耐え忍んで、手洗いうがいなどの注意を怠らず、完全に新型コロナウイルスを抑え込んでしまいましょう!

2020年6月11日(木)
逆境を逆手に!

新型コロナウイルスの沈静化を受けまして、6月より全国の学校がようやく再開されました。長い巣ごもり生活から解放されました子供達は、ようやく新学期のスタートを切る事になったのですが、いつもと異なります風景に戸惑いを見せている子もいるといいます。感染予防の‘3密’対策と学習の遅れを取り戻す事に追われがちな現場では、子供の心のケアに対する重要度が増しております。
再開されました学校は、1人1人の机を離し、向かい合わせにはさせず、教室で大きな声を出さないなど、新型コロナウイルス感染拡大以前より細かいルールに縛られているのだそうです。今は当然の試みでして、親もその方が安心して子供達を学校に送り出せるでしょうが、子供達は息苦しさを感じるかもしれません。。。しかし、まずはこの新型コロナウイルスと共存するという新しい学校生活に慣れさせ、負担が大きくならないようにしながら遅れた学びに対応していく事が教職員には求められます。
本来であれば約2か月前には始まっているはずの新年度。1学期は子供達が新たな人間関係を築き、教職員はそれぞれの個性を見るための行事も多いですが、新型コロナウイルス感染症の影響でほぼ全ての学校が行事の中止か先送りを決めております。子供の内面というものは、プロの教職員でも中々見えにくいものですので、色々なアンテナを張って学校生活の日常に神経をとがらせなければいけません。
学校再開に当たりまして、各地方自治体は夏休みの短縮や授業時間を短くしてコマ数を増やし、土曜日授業も実施致します。学習の遅れに国語などの5教科を優先させる学校が目立つ中、高校入試などで見えない出題範囲に焦りを募らせる受験生も少なくないといいます。NPO法人「全国不登校新聞社」の編集長は、そんな学校の‘塾化’を懸念しております。交流しております多くの子が、学校再開を前に緊張感を高め体調の異変を感じていたそうで、そういう子でなくても余裕の無い状況に敏感になってしまいまして、学校に行けなくなるというケースが増えると思われると。
更に気をもむのが、いじめの多発です。教室で咳をする子や、手洗いを忘れた子を集団で攻め立てる。密集・密接を避けると称して仲間外れにする。自分より弱い人間を探し、新型コロナウイルス感染症を理由にしたいじめが起きやすい環境にあるとしまして、長期の休み明けや新学期に目立ちます子供の自殺にも警戒が呼び掛けられております。そして残念ながら、新型コロナウイルス感染症に関連しますいじめは実際に起こってしまっているのです。
2020年1月30日、千葉県鴨川市の某病院が、「病院職員の子供らがいじめに遭っている」と市に訴えた事がきっかけでした。それを受けまして鴨川市教育委員会は、2月4日に市内の全小中学生にいじめアンケートを実施致しました。その結果、約1863人中5人の子供が、「新型コロナウイルスに罹っているとからかわれた」などと回答したのだそうです。こうした動きと連動致しまして千葉県教育委員会は、1月30日に県内の小中学校に、2011年の福島第一原子力発電所事故により避難しました子供がいじめに遭った事を教訓とし、「同様の事態が発生する事の無いよう未然防止に細心の注意を」と通知致しました。
2017年に文部科学省が調査したところによりますと、福島県から避難しました子供へのいじめは、同年までに全国で199件確認されたと。中には、「福島に帰れ!」、「放射能がうつるから近づくな!」といった誹謗中傷もあったといいます。調査結果を受けまして2017年4月に当時の松野文部科学大臣は、「いじめの背景には、理解不足からくる大人の配慮に欠ける言動もある」としまして、原子力発電所に関します正確な知識と子供への配慮を求めますメッセージを発表しております。
松野文部科学大臣が指摘致しました「大人の配慮に欠ける言動」を行った人には、教職員も含まれておりました。2016年、新潟市に避難しておりました小学校4年生の男子に対しまして、担任の40代教諭が名前に「菌」を付けて呼んだという問題がありました。そもそもこの男子児童は、同級生からバイキン扱いをされるといじめに苦しんでおりまして担任に相談していたのです。男子児童は、この一件の翌々日から学校を欠席するようになってしまったと。。。
いじめ研究の第一人者であります国立教育政策研究所の某氏は、「いじめのきっかけや原因探しはあまり大事な事だとは思えません。というのも、きっかけは本当に些細な事だからです。子供達がストレス度の高い状況におかれているという環境の方に目を向けるべきです」と語っております。このように、「きっかけが大事ではない」と考えるのであれば、原発避難いじめが起きたのは原発や避難者という特徴が重要だったのではありません。震災や原発事故などで子供達が不安やストレスを抱えていたという環境があったからこそ起きた事なのです。
原発避難いじめが起きてしまった状況と、現在の状況は、子供達が大きな不安やストレスを抱えているという点などでとても似通っているといいます。他方で、新型コロナウイルスが持ちます特有の事情が、いじめに影響を与える可能性もあるのです。原発避難いじめは対象者が避難者にほぼ限定されておりましたが、誰もが感染する可能性があります新型コロナウイルスですから、対象者はより広がると言えるでしょう。また、「咳をする」など小さなきっかけでも感染を疑われたり、「距離を空ける」という名目で仲間外れが行われたりする事も十分に考えられるのです。
原発避難いじめからの教訓としましては、以下の2点が挙げられるのだそうです。1点目は・・・教職員や周囲の大人が対応を誤れば急速にいじめが広がってしまうという事。原発避難いじめでは、前述の「菌」扱いの他に、避難してきた子に「賠償金をもらっただろ」と小学生が金銭をせびるという事もありました。周囲の大人達の会話からの影響があったものと思われます。こうした事例を踏まえますと、新型コロナウイルス感染者が1人でも、学校や周囲の大人の対応次第でいじめが始まってしまう事は十分に考えられるのです。
「大人発信のいjめ」を止めるために、まずは子供達の間に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って広がっております不安を丁寧にケアする事が重要となってくるのです。更に、新型コロナウイルスは誰もが感染しリスクをゼロにする事はできないものだという事実を周知する事が必要になってくるのです。こういう時にいじめは必ず起こってしまうものですからねぇ・・・本当に大人達の対応が大事になってくると思われます。
2点目は・・・新型コロナウイルスいじめの発生期間が長引く可能性があるという事です。文部科学省の調査によりますと、原発事故発生から5年後、2016年度に避難者の子供達に対しますいじめが129件も起きていたのだそうです。ですから、新型コロナウイルスが終息しました後でも、コロナウイルスいじめだけは続いてしまっている・・・といった状況も十分に考えられるのです。対策として考えられますのは、長引く事と見据えて教育システムを変化させていく事。取り急ぎ必要なのは、オンライン(リモート)授業を公的な選択肢としまして広げていく事です。
そもそも、「毎日一緒にいる」という状況は、人間関係が苦しくなりがちなのです。日本の教育は公平性の面で優れていると思われますが、魅力的な逃げ口というものも示す必要がありまして、それが見える事で選択肢が広がり、人間関係にもゆとりが生まれるという事もあるのです。それは広い意味でのいじめ予防とも言えます。新型コロナウイルスに関しますいじめは、誰にでも起こりうるもので、いじめが疑われましたら即座に安全確保という認識を多くの人が持つ事が必要なのです。
弱い子や優しい子がいじめを受け、気が強い子やクラスの人気者はいじめられないと思われがちですが、これは全くの誤解でありまして、この先入観こそが発見を遅らせるのだと。ですから先述のように、『子供への新型コロナウイルスの正しい知識を周知すると共に、見守る大人の側の先入観を無くす事』が大切だと。新型コロナウイルスに罹ってしまった人を非難するのではなく、共感と思いやりを持って接しなければいけません。悪いのはその人ではなく、ウイルスなのですから。
誰もが感染する可能性があり、救うのは医療従事者です。感染者になってしまったら、どんな気持ちで周りにどうしてほしいか、しっかりと教え考えさせる事が子供達がやってはいけない言動を防ぐ事になると。それでもリスクを抱えました子供への対応を、学校現場だけに委ねるのは無理があるでしょう。見守りや相談、学習支援の充実には、教員OBや通学路に立ちます地域住民も協力できます。そして何より、子供達が日々背中を見ております親が動揺しない事!感染するのはウイルスだけではないのです。それを大人は自覚しなければ!
我が家の下の娘は今、午前中登校の際には帰って来る時間がBMランチ営業の真っ盛りで、午後登校の際はBMランチ営業真っ盛りの時間に登校していく事となってしまっております。これは働かなければ食べていけないという事で仕方がない面もありますが、、、子供の心のケアには常に気をつけております。親の仕事に理解をしてもらった上で、些細な事でも楽しみを共有し、大切にされていると思わせてあげないとなと。まぁ仕事も含め子育ても含め、色々と本当にいい勉強をさせてもらっております(^^;)この危機を逆手に取り、何かを得てやろうと(^^)常にアンテナを張って考えております。今日も色々な経営者とお話しさせていただきましたが、色々なヒントを頂きました(^^)逆境を味方に!どうせならば何かを得てやろうと思っております(^^)

2020年6月10日(水)
ノンアルコールビール強化作戦

皆様のお手元にも、一律10万円の定額給付金の申込書届きましたでしょうか?我が家には数日前に届いたのですが、とっくに届いていると言われる方もいらっしゃれば、未だに届いていないという方もいらっしゃるのですよね(**)まぁとにかく政府はやる事成す事遅すぎる。。。定額給付金なんて、緊急事態宣言中に配られるべきだと思うのですが・・・
総務省によりますと、一律10万円の定額給付金につきまして、3日までの給付状況を全国の市区町村に調査したところ、およそ1250万世帯で給付が完了していたのだそうです。最新の統計での総世帯数から、給付率はおよそ21.4%とみられております。尚、個人ごとの給付件数や、オンライン・郵送の申請方式別の給付件数は集計できないのだそうです。
市区町村の状況は明らかになっておりませんが、大都市部では時間が掛かるケースが多い一方、既に9割以上の世帯に給付を終えた自治体も出ているといいます。我が家はようやく明日にでも書類を郵送しようとしているところですが、それにしても6月になりましても現金給付もマスク2枚も8割ほどの人が貰えず、、、委託先は次々と怪しいところをすっぱ抜かれておりまして、、、何をやっているんだかという感じですね(++)
そもそもゴールデンウィーク明けまで自粛要請で10万円の現金支給という話だったのですが・・・それが5月後半まで自粛要請が延びたのですから、給付金額も見直されてもいいはずです。それなのに未だ8割の人に行き渡っていない、、、給付のための書類もマスクも届かない、、、一体どうなっているんだ?と(^^;)マスクなんてもういらないですしね。。。必ずと言っていいほど利権が絡んでいるのでしょうが、なんでもいいからスピード感を出してくれという感じです。。。
改めまして一律給付の10万円を、どのように申請し、どのように受け取るのかを確認してみますと・・・まず、誰に給付されるのかといいますと、2020年4月27日時点の住民基本台帳に記録されている(住民票がある)全ての人が対象になります。外国籍の人でも、3か月以上の在留資格と住民票があれば受け取れます。除かれるのは、不法滞在者や短期在留者の人達です。
当初は、著しく減収するなど一定の条件を満たす世帯に30万円を給付する計画でした。しかし、安倍首相は4月17日の記者会見で、「国民から寄せられた声、与野党の声も踏まえ、国民みんなで連帯してこの新型コロナウイルス感染症を乗り越えていくために給付対象を拡大し、一律で1人当たり10万円を給付する事とした」と述べました。思い起こせばこの記者会見が4月17日ですからね・・・もう2か月近く前です。。。
受け取り方法は2種類あります。1つ目は、郵送による申請、2つ目は、インターネットを使ったオンライン申請です。郵送の場合は、市区町村から郵送されました申請書に振込先口座を記入し、免許証やパスポートなど、本人確認書類のコピーと一緒に市区町村に郵送致します。一方、オンラインの場合は、マイナンバーカードを持っている事が条件になります。専用のポータルサイト「マイナポータル」から振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロードし、マイナンバーカードにありますICチップによって個人の確認ができれば手続きが終わります。
この一律10万円の定額給付金は、政府によります政策ですが、事業主体は市区町村になります。その市区町村が各家庭に申請書を送付し、郵送方式の申請受け付け開始日から3か月以内が申請の期限となっております。それぞれの市区町村によってかかる時間は変わってきます。全国一斉に給付しようとしますと、1番準備が遅い自治体に合わせなければならず、スピード感が落ちてしまいます。そうならないように、各自治体が体制を整え次第申請・給付をできる仕組みにしているのです。
10万円の受け取り手は、その家庭の世帯主になります。DV(家庭内暴力)被害で別居中のため、世帯主に現在の居住地を知られたくない場合などは、被害者側が個別に申し出る事ができる期間(原則4月30日まで)を設けておりまして、加害者の受給をストップする事ができるようにしているのだそうです。他にも、離婚調停中や裁判中、家出中浮気中など(^^;)各家庭色々なケースがあるでしょうからね・・・
申請から何日ぐらいで給付金は支払われるのかといいますと、これは市区町村ごとに異なるのだそうです。過去の例では、リーマンショックを受けまして国民に給付されました定額給付金があります。その時は8~14日ぐらい掛かりました。膨大な量の作業が必要なので仕方ないのですが、総務省としても金融機関に迅速な対応をお願いしているようです。
もし10万円が必要無いという人は、受け取らないという方法もあるのだそうです(^^;)申請書には、受け取らない人が「×」を記入できる欄が用意されておりまして、その場合受け取らなかった金額は市区町村に戻りまして、その後補助金の「執行残」として国に戻されると。まぁ我が家は余裕が無いので申請させていただきましたけれどね(^^;)受け取らないって人いるのかな?羨ましい限りです・・・まぁこの定額給付金が、何らかの形で経済を回すための一手となるのを願います。そして1日も早く日常を取り戻したいですね!
今日のランチ営業には、メーカーの方が2名様でいらしてくれました。メーカーの方も新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして使える経費が減っているというのに、お気持ちが嬉しかったです(^^)ひと段落致しました1時過ぎには、「お互いこれからも頑張っていきましょう!」という事で乾杯もさせていただきました。我々はメーカーの方の会社のビールを頂戴致しましたが、車で来られていたメーカーの方達はノンアルコールビールで。
このノンアルコールビールテイスト飲料市場は、今成熟期を超えまして発展期に入ったと言われております。「尿酸値を下げる」、「お腹の脂肪を減らす」など、分かりやすくストレートな機能性を持った商品が起爆剤となっているのです。外出自粛などによりますビールファンの健康意識の高まりに応え、小売店でもノンアルコールビールは売り場を広げていると。今年の夏は更に注目を集めそうです!
メーカー側は、「ビール好きの生活を豊かにすべく、健康課題をサポートする商品を打ち出し、毎日の食事と共に楽しんでもらいたい」とアピールしております。食事と共にか・・・今年の夏も猛暑が予想されますし、BMのランチのお客様は会社員の方達が多数ですから、ランチでもノンアルコールビールはニーズがあるかもしれません(^^)昼時でも楽しんで飲んでいただけるように、各メーカーの新商品を取り揃えてみようかな(^^?)健康志向商品はニーズがありそうですからね!

2020年6月9日(火)
「炭火焼焼き鳥丼」登場!

新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、政府の専門家会議なるよく分からない組織が示しました「新しい生活様式」とやら。その内容は、今我々が実践しております衛生エチケット的なものから、買い物や娯楽や冠婚葬祭のしきたりに至るまで多岐にわたりまして、今後の我々の働き方にも大きく影響が出そうです。
どういう事かと言いますと・・・会議や名刺交換のオンライン化が推奨された事で、これまで社会人の基本とされてきました「ビジネスマナー」が大きく変化する可能性もあるからです。具体的な「新しい生活様式」の上での働き方の変化は・・・①名刺交換はオンラインで、②押印の禁止、③オフィスでは常時マスクを着用する、④会議や打ち合わせは非対面で、⑤平常時も在宅勤務が可能に、などが挙げられます。
安倍首相の下で、色々な形での「働き方改革」が推奨されてきましたが、労働時間や勤務形態を巡りましてのそれらとは全く異なる形でいわゆる「働き方改革」が推奨されているのです。まさに新型コロナウイルスと共存する社会での正しく新しいマナーが働く上でも生まれようとしております。名刺交換も押印も、僕は当たり前のように頻繁に行って参りましたが、我々のような接客業の場合はどうなっていくのか?また、既に実践されつつあるというサラリーマン社会では抵抗はないのか?
日本サービスマナー協会のプロフェッショナルマナー講師で、全国の企業でビジネスマナーの研修を行っているという方の話では、「オンラインでの名刺交換はまだ浸透してきているとはいえず、抵抗を感じている人が多いのではないか?」との事です。まぁそりゃぁいきなり浸透するというわけにはいかないでしょうからまだまだ抵抗を感じるでしょうが(^^;)将来性という上ではどうなのですかね?
名刺交換の所作は、社会人にとりまして必須のマナーであります。初対面の場合、名刺交換をしてから会話を始める事が一般的な社会常識となっております。これがオンライン化した場合、専用のソフトやアプリなどを通じ、URLやQRコードを使いまして互いの名刺の画像を送り合うなど、パソコンやスマートフォン上でのやり取りに置き換わる事になります。
当然戸惑いもありそうですが、前述のプロフェッショナルマナー講師の方は、「これまでの名刺交換の方法は、名刺を相手の‘顔’として大事にするという考え方からできたものです。オンラインであっても、名刺を大事にするという前提は一緒です」と語ります。そうでしょうかね・・・?やっぱり僕は古いタイプの人間なのか、互いの目と目を見て挨拶を交わすのが礼儀だと思ってしまいますが。ましてや我々接客業はお客様とお会いして会話を交わし、名刺交換の機会を生むのですからね。
その他に細かい事ではありますが、応接室や会食の場の対応にも影響がありそうだと言います。これまでは、上座に役職や立場が上の人が座るのが常識でしたが、今後は変わる可能性があると言います。何故ならば、換気の状況や対面を避ける事にも配慮する必要があるためだと。応接室や個室での会食は、‘3密’にもなりやすく、会場の状況によりましては目上の人に下座に座ってもらったり、ドアや窓を開放したままにしたりするケースも想定されると。そこまでしなければいけない時代になるという事なのでしょうか・・・
前述のプロフェッショナルマナー講師の方は、「事後説明ではなく、案内前に一声かけるのがポイント」と説きます。「賑やかな場所ですが、換気が行き届いておりますのでこちらへどうぞ」、「換気のため窓を開けるのをお許しください」など。こうした言葉の有無でもちろん印象は大きく変わりますし、これらの言葉を相手にかける事がエチケットとなる時代が来るであろうと。
「サントリー、押印業務廃止へ」、緊急事態宣言の全面解除直後の5月28日、こんなニュースが伝えられました。サントリーホールディングスの主要各社が、紙の書類への押印を原則廃止していくというもので、契約書の作成などをオンライン上で完結させ、生産性の向上や在宅勤務でも働きやすい環境を整える事を目指すといいます。
紙や印紙代などのコスト削減にもつながる事から、サントリーホールディングスは2年前から導入に向けましたプロジェクトを進めていたのだそうで、新型コロナウイルスの感染拡大によります在宅勤務の広がりを受けまして導入を急いだのだと言います。なるほどエコにつながるのであれば合理的な方法といえますが、以前は社会人にとりまして必須アイテムでありました名刺と印鑑が不要となります日が本当に来るのかもしれませんね・・・
ビジネスマナーはこれまでも、時代や環境に応じて変化してきました。新型コロナウイルス感染症という前例の無い事態は、相手を思いやり、配慮するというマナーの本質を再認識する機会となったのかもしれません。もちろん今までも日本人にとりましては「思いやり」、「配慮」というのは得意分野でありまして、多くの方達が潜在的に持っていたと思われますが、それが、マニュアル通りから相手の事を更に考え工夫していく必要がある、というように変わっていくのかもしれません。
その一例が、情報通信技術(ICT)を活用致しました非対面の会議や、マスクを着用しての会話です。画面やマスク越しでは表情やしぐさで反応が伝わらず、場の空気がつかみにくくなりまして、話している側の不安や苛立ちにつながる恐れもあります。今まではそれが失礼とされる時代でしたが、今後はこうした事が新たなマナーで当たり前という時代が来るのではないかと。
そしてこうした問題は、今ならば少しの配慮をする事で解消されると言います。リアクションを大きくしたり、口に出して相槌を打ったりなど。相手への気遣いがこれまで以上に重要になるという事ですが、これは常識となりましたら日本人であれば苦も無く実行できる事でしょう。バーでも、お客様側と我々バーテンダー側が互いにパソコンを持ち合って名刺交換をしたり、バーテンダーがマスクを着用して接客をする、という行為が数年後には当たり前となっているのかもしれません。今はまだ想像もつきませんがね(^^;)
日本企業の働き方に詳しい近畿大学の人的資源管理論の某教授は、「高度成長期以降、日本企業は基本的な働き方は変えずに、労働時間を減らしたり、効率化を図ったりしてきましたが、今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして、戦後初めて働き方の質がガラッと変わる局面を迎えているのかもしれません」と話します。まだ僕は昔の凝り固まった考えで抵抗を感じますが(^^;)皮肉にも新型コロナウイルスのおかげで無駄の排除が進む事となるのかもしれません。
東京都心は今日、午後0時16分に30.4度を観測致しまして、今年初の真夏日となりました。横浜も暑かった・・・(**)ランチ営業はTシャツ姿とさせていただいて大正解です(^^;)まだ6月初旬の今の時点でこの暑さですからね。。。そして今日から日替わりメニューと致しまして、「炭火焼焼き鳥丼」が登場!やはり焼き鳥は炭火で焼くのが美味しい(^^)香りと風味が違いますからね!ご飯の上に炒り卵を乗せた後、炭火で焼き上げました鶏もも肉をたっぷり乗せております!今日は3人前出てくれましたが、まだまだご用意しておりますので皆様お召し上がり下さいませ(^^)
夜は新型コロナウイルス感染拡大に伴います休業要請解除後初めてとなりますママさんが挨拶がてら顔を出してくれましたり、K原さんがシンガーの女性を連れてお食事がてらいらしてくれましたりしまして、今日も有意義な時間を過ごせました(^^)最後は多少愛しさと切なさと心強さとちゃん&舞祭組ちゃん、Tもかちゃんという女性陣が揃ってネイルの話で盛り上がっておりましたので、用無しの僕はキッチンで「ハヤシライスルー」の仕込みを(^^;)明日は「ミートソース」を仕込まなければ!ランチも楽しくやらせていただいております(^^)

2020年6月8日(月)
月曜日の昼男!(^^)

国内では昨日、新型コロナウイルスの感染者が新たに38人確認されました。しかし死者は確認されませんで、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」を除きますと3月7日以来3か月振りに死者ゼロとなったのだそうです。3か月間毎日死者を出し続けていたとは・・・改めまして新型コロナウイルス感染症の怖さを感じさせられました。
東京都内では14人の感染者が確認されました。1日当たりの感染者は4日振りに10人台に抑えられましたが、2桁の感染者数はこれで7日連続となっております。。。クラスターが発生致しまして今日本で1番感染者数が多い地域となってしまっております北九州市では、3人の感染が判明しております。北九州市で感染者が見つかるのは5月23日から16日連続で、、、この間の感染者は計140人となっております。緊急事態宣言が全面解除されたとはいえ、今北九州市市民は戦々恐々でしょうね(**)
北海道では4人の感染が判明、大阪府では2日連続で感染者は1人でした。そして気になります神奈川県は・・・5人の感染者が出てしまっております。。。この発表だけを鵜呑みにするわけにはいかないのかもしれませんが、東京都で14人、神奈川県で5人と新型コロナウイルス感染者が出ておりまして、、、まだまだ我々も油断はできない状況が続いている事を思い知らされます(**)
感染者数だけを見ますと、一見神奈川県は東京都の半数以下だと安心してしまいそうですが、東京都と神奈川県の県境というものは、まさに複雑怪奇そのものなのです。東京都に住む人も神奈川県に住む人も、大半の方は多摩川を境にして河口から北側が東京都で、南側が神奈川県だと思っていると思われますが、ところが地図を見てみますと必ずしもそうとは限らないのです。
多摩川を越えます川崎市の大師橋よりも少し上流、「大師の渡し碑」があるところでは、右岸の川崎市側に何故か少しだけ東京都になっているところがあったり、逆に二子玉川では左岸に何故か神奈川県があったりするのです。妙なところが東京都になっていたり神奈川県になっていたりするものですが、この‘奇妙な県境’は何故生まれたのでしょうか?
その理由は・・・多摩川の流路の変遷に関係しているのだそうです。2019年に発生致しました台風19号によりまして20か所あまりの護岸が壊れてしまった事で、本来の多摩川は暴れ川である事が改めて認識されました。山梨県甲州市にあります標高1941メートルの笠取山を源に、2000メートル級の山が連なります関東山地から流れ出します多摩川は、利根川や荒川と比べまして意外と流れが急勾配なのです。
そのため、ひとたび増水してしまいますと流れが強くなりまして、周囲に甚大な被害をもたらしてしまいます。。。尚、治水の行き届いていなかった江戸時代には、何度も洪水が発生しているのです。多摩川では1907年と1910年に相次いで洪水が起こりまして、流域に大きな被害が出てしまいました。これに対しまして現在の川崎市側の住民は1914年、神奈川県庁に押しかけて治水工事を要求致します。この時に住民達が編み笠をかぶっていた事から、この出来事は「アミガサ事件」と呼ばれております。
これを受けまして、特に水害の多い河口から二子橋(川崎市)までの築堤と浚渫工事が1918年(大正7年)から1933年(昭和8年)まで行われます。国土交通省の近代土木遺産リストに入っております六郷水門(大田区南六郷)は、この時(1931年)に建設されたものです。しかしそれでも・・・多摩川の河川改修は十分ではありませんでした。。。
1974年9月に上陸致しました台風16号の大雨で、ニケ領宿河原堰の左岸では80メートルにわたって堤防が決壊してしまいまして住宅を破壊しました。ニケ領宿河原堰は、江戸時代からありますニケ領用水に多摩川からの水を取り入れるための堰で、昭和になってからコンクリートに改築されておりました。この時、被害の拡大を防ぐ目的で自衛隊が出動し、ニケ領宿河原堰を破壊する事で流路を変えようと試みます。
堰は当然頑丈です。自衛隊は9回にわたって爆破を行いまして、ようやく流れを変える事ができたのです。この水害で住宅が流れます様子はテレビのニュースなどで全国に放映されまして、後に有名なドラマであります「岸辺のアルバム」の一場面としても使用されまして、現在にも伝わっているのです。そんな暴れ川の名残となっておりますのが、‘奇妙な県境’でありまして、両岸にまたがります地名となっております。
代表的なものは・・・布田・等々力・宇奈根・和泉・丸子・沼部・瀬田などです。これらを含みますいくつもの地名が、東京都と神奈川県の両方にあるのです。これは、多摩川の流れが変わった事で村が分断されてしまいました名残なのだという事ですが、確かに社会を勉強していましても車を走らせていましても、これは僕も不思議に思っておりました。現在の多摩川の流れに沿って東京都と神奈川県を境界にする事が決まったのは、1907年の洪水後の事です。それまでは、流路が変わる度に境界をめぐりまして村同士が紛争になる事もしばしばあったといいます。
最も馴染みがあります分断された地名は・・・丸子でしょう。東急多摩川線には「下丸子」駅(大田区下丸子)がありまして、東急東横線には「新丸子」駅(川崎市)があります。他にも、「上丸子」、「中丸子」、「丸子」と呼ばれる地域もありまして、丸子はかなり広いという事がよく分かります。多摩川で分断されて今では全く別の地域のように見えますが、実際には橋も架かっておりますので散歩がてら歩いて回れるのです。
一方、全く違うのが二子という地名です。これも東急線の「二子玉川」駅と「二子新地」駅がありますので分断された土地だと考えられがちです。しかし、二子という地名は神奈川県だけのものでありまして、東京都には無いのです。もともと東京都側には玉川村、川崎市側には二子村があったのですが、東急電鉄の前身であります目黒蒲田電鉄が1927年に大井町線を開業する際に、二子玉川という地名を作ったのです。僕は大田区の大岡山という駅で育ちまして、この辺りはしょっちゅう行っておりましたからなんとも興味深い話です。
二子玉川という地名を作ったのには理由があるのだそうです。川崎市側の「二子」では、二子橋ができたのをきっかけに三業地(芸者置き屋・待合・料亭の歓楽街)が開設されまして、川の幸をメインと致しまして大いに賑わいました。それもありまして「二子」への最寄という意味も込めて、この地名が付けられたのだそうです。中学卒業まで大田区で育ったというのに、これは知らなかったなぁ・・・(^^;)東京都と神奈川県の新型コロナウイルス感染者数の話から思わぬところに話が飛んでしまいましたが、中々勉強になった(^^)
今日は月曜日という事で、今週もまた・・・池さんが20年来の知り合いの女の子を連れましてランチタイム繁忙期を過ぎたあたりにいらしてくれました(^^)前回は夜営業をしておりませんでしたので、12時から飲み続ける事なんと19時まで(^^;)その間休憩を挟む事も無く飲み続けましたので、ビールの樽が空になったり(^^;)珍しい<ポルフィディオ>シリーズのラムやテキーラがどんどん注がれていったわけですが(**)今日はもうランチ営業は14時までとなっております。さて今日はどうなる事やらと思ってお迎え致しましたが・・・
20年来の知り合いの女の子、当然のように14時で帰る気など全く無し(^^;)池さんは前回の反省を生かしまして、まず最初に「マテ茶鶏の黒チキンカレー」を召し上がられまして胃を満たし、途中ちゃんとチェイサーも挟んでおりました(^^;)しかし20年来の知り合いの女の子は相変わらず強い(++)<ビール>、<スペシャルカクテル>、また<ビール>、そして<お茶割り>と飲み続けておりました(^^;)
真空パックのお土産も3袋分ご用意致しまして、強引に終わらせたのは17時頃(^^;)それでも20年来の知り合いの女の子は「もう帰らないとダメなの?」と言っておりましたけれどね(**)どれだけ強いんだ・・・(・ ・+)池さん今日も楽しいひと時をありがとうございました(^^)なんか段々人数も増えていきそうで、時間も延びていきそうで、お互い身の危険を感じますが(^^;)楽しいのでまた是非開催して下さい!
そのまま仕込み分の買い出しに行きまして、従業員は食事を作っている暇も無いという事で食事も外で済ませ、帰宅致しましたら僕は少し仮眠を取りzzz従業員は「大根と豚の角煮」の仕込みを。そして夜も、歯科医軍団、HEROさん、カズさんなどが活躍して下さいまして今日は忙しかった!帰ったのは6時過ぎ、月曜日から良い出だしとなってくれまして有難い限りですm(_)m今週も頑張るぞ!

2020年6月6日(土)
オリンピックねぇ・・・(**)

政府・与党は昨日、来年の東京オリンピック・パラリンピック開会・閉会式に合わせまして祝日を移動させる特別措置法改正案の、今国会成立を見送る方針を固めました。
与党内手続きが遅れ、審議日程の確保が難しいと判断されたためだそうです。政府・与党は秋の臨時国会で改めて成立を目指す見通しだとしておりますが、来年東京オリンピック・パラリンピックやれると思っているのですかね?このまま新型コロナウイルス感染症が終息しなければ難しいと思われますが・・・
更に秋の臨時国会で万が一成立したとしても、カレンダーや手帳などの生産は間に合うのでしょうか(・ ・?)簡単な事なのに決めるのが遅いという見方もあるでしょうが、政府・与党からしてみれば東京オリンピック・パラリンピックは是が非でも実現させたいでしょうから新型コロナウイルス感染症が終息に向けて進むまで時間をかせいでいるのかもしれません。
今回提出されておりました来年度の東京オリンピック・パラリンピック特別措置法案では、「海の日」を開会式前日の7月22日、「スポーツの日」を開会式当日の7月23日、「山の日」を閉会日の8月8日とする内容でした。
祝日の移動は、会場周辺の混雑緩和などが目的とされます。政府の当初案は閉会式翌日の8月9日に「山の日」を移す事にしておりましたが、自民党から同日は長崎原爆忌のため祝日にはそぐわないとの異論が出されまして修正されました。8月8日は日曜日のため、翌9日は振替休日となる予定です。
今年はご存じの通り、新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが立たず東京オリンピック・パラリンピックは延期と決定されたのですが、今年のみとして定められました祝日はそのまま実行されます。忘れていらっしゃる方もいると思われますので、ここで振り返ってみましょう。
例年7月第3月曜日であります「海の日」は、オリンピック開会式前日の予定でありました7月23日(木)に移動となります。例年10月の第2月曜日であります「スポーツの日」は、オリンピック開会式当日の予定でありました7月24日(金)に移動になります。例年8月11日であります「山の日」は、オリンピック閉会式翌日の予定でありました8月10日(月)に移動になります。
今年も祝日移動の目的としましては、東京オリンピック・パラリンピック競技大会期間中のアスリート・観客などの円滑な輸送と、経済活動、市民生活の共存を図るためだとされておりました。オリンピック開会式の7月24日前後が4連休、オリンピック閉会式の8月9日前後が3連休となる事によりまして、東京中心部の混雑緩和が見込まれるからです。
もともと祝日になるはずでありました7月の第3月曜日、8月11日、10月の第2月曜日は、今年に限りまして祝日ではなくなるのです。まぁ東京オリンピック・パラリンピックが来年行われれば来年も祝日の移動となりそうですが。
ですから今年は夏休み期間であります7月後半から8月前半に祝日が集まっちゃって、更に10月は祝日が無いんですよね(**)新型コロナウイルス感染拡大により学校も休校期間が長くなったので夏休みは短くなりそうですから、子供達にとりましては丁度良い休みとなる可能性もありますが。
それにしましても来年東京オリンピック・パラリンピック・・・開催できるんですかねぇ・・・?現状では完全に厳しいと思われますが。。。日本は緊急事態宣言が全面解除されまして、感染者は出ているものの今もところピーク時より減ってはおりますが、世界の感染状況をみますととても来年オリンピックが開催できるとは思えません。
仮に世界的に終息に向かったとしましても、ワクチンが開発されていなければ諸外国から選手や観客を受け入れるのは怖いような気が致します。政府は一般社会の事よりもオリンピックを取るのか!と思わざるを得ません。もう一度緊急事態宣言を発令しなければいけないような状況になってしまったら、日本の経済的打撃はもう回復の余地が無いところまできてしまうと思うのですが・・・
今日の東京都内の新型コロナウイルス感染者は26人。70代と80代の2人が死亡しておりまして、、、1日当たりの感染者が2桁となるのはこれで6日連続となります。東京都内の感染者は累計で5369人、死者は計311人となりました。。。
東京都によりますと、感染者26人のうち現時点で感染経路が不明な人は10人。年代別では、20代が12人と最も多く、30代が7人、40代が3人と続いております。性別では、男性の方が22人と圧倒的に多いそうです。何故ならば・・・ホストの感染が多いんですよね(**)
{接待を伴う飲食店}などで感染したとみられます「夜の街」関連が16人。そのうちには、同じ店のホストが12人も含まれているのだそうです。シャンパンを回し飲みでもしたのでしょう(^^;)この店は新宿エリアにありまして、従業員に感染が疑われる症状が出て以降、無症状の従業員も合わせて積極的にPCR検査をしているそうで、客にも連絡を取っているのだそうです。まだまだここを経路としました感染者は増えそうです(**)
東京都は2日に、感染拡大への警戒を呼び掛けます「東京アラート」を発動しております。6日時点のアラートの主な3指標の数値の中では、「週単位の感染者数の増加率が1倍以上」というところが1.47倍となっておりまして超えてしまっております。。。他の2つにつきましても超えるか超えないかのギリギリの数値です。
これではもちろん新型コロナウイルス感染症が終息に向かっているとは言えませんし、なんなら緊急事態宣言全面解除後、休業要請解除後、新型コロナウイルス感染症の脅威は増しているとも言えると思います。こんな状況で1年後にはオリンピックだなんて・・・本当に開催できるのでしょうか?オリンピックよりも国民を大事にしてもらいたいところでありますが。。。
今日はランチ営業はお休みで夜のみの営業だったのですが、ちょっと早めのBBさんお誕生日お祝いもさせていただきました(^^)ドクターTさん、多少愛しさと切なさと心強さとちゃん、池さん、T・Vさんなど、新型コロナウイルス感染拡大に伴います休業でお祝いできていないお客様もたくさんおりますので、おいおいお会いする機会ができましたらお祝いさせていただきたいと思っております(^^)
多少愛しさと切なさと心強さとちゃんや上の階のママさんや0ちゃんなど、自身の誕生日お祝い会を開けなくなってしまった方達は間が悪くて本当にお気の毒だと思いますが、、、まだまだお客様にお声がけできるような状況ではありませんからね。。。でも、おいおいでいいのではないでしょうか(^^?)お祝いして下さる方はいつになってもして下さいますから!僕もお客様と安心してお祝いに伺える日が来ましたら必ずや伺います!今はまだ、自粛ムードで良いのではないかと。

2020年6月5日(金)
温泉卵ラッシュ(^^;)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延びに延びておりましたプロ野球。ここにきて緊急事態宣言も全面解除されたという事で、ようやく6月19日に開幕が決まったのですが・・・その途端、巨人の坂本選手と大城選手が新型コロナウイルス感染症陽性判定(**)これには巨人ファンの僕もビックリ致しました。。。
なにしろ坂本選手と大城選手という主力どころ、選手会長であります坂本選手は巨人のみならず日本を代表する選手でありますので言わずもがなですが、大城選手も今年は昨年引退致しました阿部選手の後継者として捕手で開幕スタメンが濃厚な選手でした。その2人がここへきて新型コロナウイルス感染症陽性、、、そして巨人ファンだけでなく、本当に6月19日に開幕できるの??とプロ野球ファン全体が心配となるところでした。
しかし2選手は3日夜に都内の医療機関で再度PCR検査を行った結果、陰性であった事が昨日の朝に分かりました。今後は専門医と相談しながら早期の復帰を目指していく事になるのだそうですが、その判定は・・・‘微陽性’との事。‘微陽性’ってなんだ(・ ・?)と思ってしまいますよね・・・今更ながらの新型コロナウイルスに関します新語・・・我々も起こり得る事だけに、‘微陽性’という基準、判定方法などを調べてみました。
その前に2選手の新型コロナウイルス感染症に至りました経緯を振り返りますと、5月29日から31日の間に、球団の選手・監督コーチ・スタッフの希望者218人が新型コロナウイルス感染歴を調べます抗体検査を実施致しました。即日判明致します結果では、全員陰性と判定されたのですが、詳細判定で感染後に回復した事を示します「IgG抗体」がこの2選手とスタッフ2名に確認されたのです。
そこで同日の西武との練習試合後に、改めて当該の4人がPCR検査を受けまして、3日午前中に坂本選手と大城選手の陽性が判明したのです。2選手の行動歴を調べますと、1度友人とランチで食事に行った以外はほぼホテルと球場の往復で、もちろん夜の街にも繰り出してはいないという事。実際そこが1番心配されましたけれどね(^^;)この時期に飲みに出掛けていてましてや新型コロナウイルス感染なんて事が発覚致しましたら、2選手の選手生命が危ぶまれる事はもちろん、プロ野球は恐らく開幕できなくなってしまうでしょうから。
加えて発熱などの風邪の症状や、味覚障害なども一切自覚が無いという事でしたが、慎重を期すために2日にPCR検査を実施致しました。すると・・・正常値からわずかに外れました‘微陽性’と判定されまして発表されたのです。その名の通り微妙なギリギリの検査結果で、陰性とは言い切れないといったところなのでしょう。そして3日の夜に再度PCR検査を行いますと、今度は陰性と判定されたのです。
‘微陽性’という言葉は初めて聞きました・・・4日のテレビでは、日本プロ野球機構とJリーグが共同設立いたしました「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チームの1人であります愛知医科大学大学院の医学研究科臨床感染症学教授も、「初めて聞きました」と語っていたそうで、医学的には使わない言葉である事は確かなようです。
この‘微陽性’という聞き慣れない言葉が飛び出しましたのは、6月3日、坂本選手と大城選手がPCR検査で陽性が判明した事を発表致しました巨人の会見だったのです。要は検出されましたウイルス量がごく微量で、陽性と判定されますギリギリの下限ラインだった事から「微量な感染」という意味で‘微陽性’という言葉を用いまして説明したわけです。
言うならば、「熱は出ましたが微熱です」と軽度の状態を表現するようなものでしょうが、かえって聞き慣れないこのワードセンスに、「ことを大袈裟にしたくない・・・」という巨人の意図が見え隠れしているようにも感じてしまいます。2選手とも開幕メンバーに名を連ねられなかったら巨人にとりましては物凄い痛手ですから、、、球団側の気持ちも分からなくはないですけれどね。
でも、過剰に軽さを表現するのではなく、むしろ淡々と伝えた方が事実関係も球団の対応の正しさも正確に伝わるところを、言い訳染みた感じでわざわざ‘微陽性’という悪目立ちする言葉を使ってしまった事で、いらぬ勘繰りをさせてしまったわけです。突然の坂本選手と大城選手という押しも押されぬ主力選手達の陽性判定という事実への、球団の慌てぶりが透けて見えてしまいました。
「症状も全く無いというのに、陽性という結果には大変驚きました」、発熱や味覚障害などの感染症状が全く無かったという2選手が連名で出しましたこのコメントに、当人達の当惑が伝わって参ります。2選手はすぐに入院致しまして、保健所が認定致しました濃厚接触者9人と、球団がより厳しく設定しております「1メートル以内で15分以上会話をした人物」に当たります17人の合わせて26人につきましても3日にPCR検査が行われましたが、こちらも昨日には全員の陰性が確認されたそうです。
当初は決定しております6月19日開幕への影響も心配されましたが、どうやら直接的にはその心配は無さそうです。ただ、今回のこの2選手の陽性判明は、改めて‘隠れ陽性’が球界にも進んでいるという現実を示しておりまして、その事こそが6月19日開幕へ最後の難関となるかもしれません。
巨人では、緊急事態宣言が発令される前から全体練習をストップして個別練習を行ってきました。その間も施設内での選手の感染対策を徹底し、その上で選手に対する外出禁止などの通達も行って参りました。坂本選手も大城選手も、過去2週間を遡った行動確認でも外食も夜の外出も一切していない事が判明しております。これだけの対策を行っていても、罹ってしまうのが新型コロナウイルス感染症なのです・・・(**)それだけに他のチームでも、この‘隠れ感染’が広がっている可能性は十分に考えられるわけです。
既に練習試合がスタートしております現在では、遅きに失している感もなくはありませんが、、、それでも8日に行われます12球団代表者会議で何らかの決定がされまして、開幕前にはしっかりと‘隠れ感染’のあぶり出しを行う事が重要です。それがシーズンをスタートするための絶対条件となるはずですからね!万が一‘隠れ感染’の選手が複数人いてそこからシーズン後広がってしまって・・・なんて考えましたら、プロ野球界どころか今年のスポーツ界に与えるダメージは取り返しがつかないものとなってしまうでしょう。。。
深く、静かに広がっていくのが新型コロナウイルスの恐ろしいところです。。。全く無症状のままに‘微陽性’で終わりました巨人の坂本選手と大城選手の新型コロナウイルス感染症陽性発覚は、球界にとりましては大きな警鐘となるものでした。‘隠れ感染’は必ず居ります!それを正確に把握し、きちっと対策を講じる事がベンチクラスターを防ぐ最大の手立てとなるはずです。そして今回の一件は、我々一般人も考えさせられるところです・・・‘微陽性’に‘隠れ感染’、、、そんなものあったら店開けていいのか??と考えてしまいますね・・・
とは思いましても生活していけないので店は開かざるを得ないのですが、、、夜は週末になりましても静かなまま。人出が新型コロナウイルス感染症感染拡大前と比べまして1~2割でしょうか?店としましては困った事ですが、皆様ちゃんとまだ自粛されているようで、完全終息に至るまでは良い事ですね(^^)その代わり、ランチタイムの時間帯はもう完全に人出が戻っております。
今日も多くのお客様がいらして下さいましたが、何故か今日は口開けから「れんこん入りつくねの照り焼き」と「手ごねハンバーグステーキ」のラッシュ!この2品には、温泉卵をお付けしているのですが、10個用意しているのに営業開始後15分ぐらいで残りもう1~2個に(><)更に従業員より、「温泉卵落としてしまった方いるのでもう1個お願いします」と(^^;)温泉卵を作るのには時間を要しますので、この後は他のメニューが出るように願っていたのですが・・・そんな時に限って思い通りにいかないもので(^^;)結局最後まで今日は「れんこん入りつくねの照り焼き」で終わりまして計5個追加で作りました。いい勉強になった!来週から15個用意しておこう(^^;)

2020年6月4日(木)
これからはTシャツで失礼致します

めっきり暑くなって参りました(**)BMではランチ営業を継続中なのですが、17年目にして初めての事でありまして昼間ならではのやり方というのが中々勝手が分からずやりながら徐々に改善していったのですが、夜の営業時とは異なるスタイルにしている点がいくつかあります。
まず1番異なる点は・・・ドアを開けたまま営業しているという事でしょう。夜の営業では考えられない事ですが(^^;)今回はたまたま新型コロナウイルスの感染拡大に伴います夜の営業自粛という事がありましてランチを始めましたので、換気をするという点でドアを開けるのは当然なのですが、この時期暑いですし虫が入って来ます(**)
そこで、入り口に置くタイプととドアノブにかけるタイプの2つの虫除けの薬を置く事としたのですが、これが効果覿面(^^)今の虫除けの薬というのはよくできておりますねぇ!この点はこれであっさり解決致しました。そして暑さに関しましても、エアコンを2台設置している事が功を奏しておりまして、入り口側を冷房、奥側をドライに致しまして上向きに風を流しますと・・・問題無し(^^)今後もっと暑くなって参りますとまた別の工夫が必要となるかもしれませんが、今のところは暑くもなく、エアコン嫌いのお客様が嫌がるでもない、お客様が快適に過ごせる状況をおつくりできました(^^)
他にも、ドアを開けたまま営業しておりますと、フローリングの床にほこりがたまりやすくなる事が分かりまして、モップを買いまして掃除の後にモップ掛けもする事にしたり、チェイサーグラスやお皿など買い足しましてハード面でランチ用の設備を整えたりもしたのですが、どうしても変わらないのが・・・キッチンの暑さ(++)これは地獄です。。。
元来キッチンにはエアコンが付いておりませんので、夜の営業中でも夏場はフードのオーダーが重なりますとかなり暑くなってしまっていたのですが、それでもずっとフードのオーダーが入り続けているわけではありませんし、カウンターにも出られていましたので、ずっとキッチンに籠りっぱなしになっておりますランチ営業時はそれとはわけが違います(**)更にランチ時にはコンロフル回転で常にお湯も沸かし続けておりますので、さながらサウナ状態(^^;)
今までは、夜でもランチでも同じ営業という事で、気を引き締めるという意味でワイシャツを着てネクタイを締めて仕事をしていたのですが・・・遂にギブアップ(^^;)今日からTシャツで仕事をさせていただく事と致しました(^^;)初日の今日、いやぁ快適快適!晴天でしたので案の定キッチンは中々の暑さとなったのですが、快適度が全然違いました(^^)常連さんにはビックリされましたが、今後はますます暑さが増す事が容易に想像されますのでTシャツ姿で失礼させていただきますm(_)m
まだまだ新型コロナウイルスの感染が続く中、日本列島は夏の季節を迎えようとしております。緊急事態宣言は全面解除されましたが、夏は空調の効いた屋内で過ごす機会が多くなりまして、人が集まれば当然3密の状態にもなりやすくなります。医療の専門家の間では、ほとんどの人がウイルスへの免疫を持っていない現状では第二波が来る可能性が高いとみているとも言われております。
しかし一説には、「新型コロナウイルスには、夏に感染力が弱まり冬に強まるという季節性がある」との見方も存在しているのだそうです。一方で、アメリカの科学誌・サイエンスに5月、「ほとんどの人が免疫を持たない状態では、季節による影響はあるとしても弱く、ウイルスは急拡大する」との論文が掲載されておりました。夏にリスクが下がるという事は無いという考え方です。
某東京大学准教授は、「夏に一旦終息する可能性もあるが、その場合でも海外からの感染者の入国などをきっかけに冬に再流行する恐れが大きい」と指摘しておりまして、ある程度の季節性はあったとしても、それほど強くは無いだろうという考え方もあるのです。流行規模を抑える対策を取る限り、人口の6割が感染して集団免疫が成立するまで10年掛かる可能性もあると。有力なワクチンの開発にも時間を要するので、それまでは対策を緩めたり厳しくしたりを繰り返す生活を続ける必要があるとこの某東京大学准教授は述べております。
冬に出現致しました新型コロナウイルスの感染力や重症化率は、夏になりますとどう変化するのか?新型コロナウイルスの終息に、温度と湿度との関連はあるのか?誰もが知りたいところだとは思いますが、如何せん新型コロナウイルスというものは人類が初めて立ち向かいますウイルスなだけに、答えは分かりません。。。しかし一般的に、新型コロナウイルスと同じインフルエンザなどの呼吸器ウイルス感染症は、寒い時期に感染を起こしやすく重症化しやすいものです。
国立感染症研究所などによりますと、世界的大流行となりましたスペイン風邪は、1918年に北半球の春と夏に発生しました第一波は感染性は高いものの、致死性ではなかったが晩秋の第二波は10倍の致死率となりました。2009年の新型インフルエンザの流行時は、イギリスでは春夏の第一波より冬の第二波の方が死者が多く、日本でも秋冬は死者が多い傾向があったそうです。
国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の話によりますと、飛沫として空気中に放出されましたインフルエンザウイルスは、気温や湿度が高いほど活性を失いやすいという事です。これまでの研究報告では、新型コロナウイルスはインフルエンザよりやや高湿度に強いものの、よく似た傾向を示しているといいます。という事は・・・新型コロナウイルスは夏に勢いが弱まる可能性はあるという事です。
一般的に、湿度が高くなりますと鼻や喉などの粘膜にあります繊毛の運動が良くなりまして、ウイルスなどの異物を体外へ排出する働きが強まります。更に、飛沫が乾燥せずに比較的大きな粒子のまま空気中を漂うため、吸い込んでも肺に到達しにくくなりまして、鼻や喉付近にとどまりやすいのだそうです。こうした事から前述の国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長は、「新型コロナウイルスは夏になると冬よりも重症者の割合が減り、軽症で済む患者の割合が増えるのではないか」と結論付けております。
しかしもちろん油断はできません!新型コロナウイルスは、冬の季節でありました北半球だけではなく、暑い気候の南米やアフリカでも感染が拡大しているのです。これにつきまして新潟大学某教授は、「気温などの要素よりも、人類に免疫が無いという事が流行拡大につながっているのでは?」と分析しております。アメリカ科学誌・アカデミーの専門家委員会も、温度と湿度が高いほど新型コロナウイルスの感染力が低下するとの実験結果があるとする一方、夏の気候である地域でも感染が急拡大していると指摘しております。ですから、他の地域でも気温と湿度の上昇が感染を減少させるとは想定できない、としております。
夏はウイルスの不活化に効果があります紫外線量も増加致しますが、新型コロナウイルスへの紫外線の影響を研究しております大阪府立大学の某准教授は、「日陰部分や飛沫が空気中を漂う数秒間程度では、ほとんど影響が無いだろう」と述べております。更に、インフルエンザは熱帯では乾期よりも雨期に流行しやすいという傾向があります。こうした現象は「雨宿り感染」と言われておりまして、雨期には空調が効いた密閉空間に人が密集してしまう事も大きな原因とされております。
どうやら新型コロナウイルス感染拡大への影響は、気候や環境の変化よりも、人の行動の方がずっと大きいという事のようですね。不確かな部分はあるでしょうが、現状そう考えていた方が良いのでしょう。ですから、夏になりましても換気や人との距離を保つなど、引き続き冬同様の警戒が必要なのです!また緊急事態宣言で休業自粛要請なんて事はもう懲り懲りですからね。。。夏になれば・・・なんて安易な希望は持たず、ワクチンが完成するまで自己努力を怠らないようにしなければなりません!
今日はランチ営業に、歯科医Aさんが同僚の方達を紹介しにといらしてくれました(^^)その後最後はヒクソンのお店まで辿り着いてお楽しみだったそうで(^^)お土産も頂戴致しましてありがとうございましたm(_)m今日は歯科医AさんBM側の不動産会館へ用事があったものの、集まりは未だ基本的にリモートだそうです。歯科医師会館や不動産会館が会議や試験などで人が集まれるようになりましたらランチもまた一層いらして下さるようになるのですがね・・・もうしばらく耐えて待ちましょう。
夜も同業者を中心にお客様がいらしてくれましたものの、街はまだ静かです。今はその方が良いと思うので逆に安心するような妙な感じでもあるのですが、早く日常が取り戻せればなと思います。そのためにも、今しばらく辛抱しなければなりませんね!明日は今週最後のランチ営業、<ズブロッカ>祭りを開いてしまいましたが、、、頑張ります(^^;)明日の日替わりメニューは、「牛すき焼き風煮込み」と「国産牛モツと野菜の煮込み」です!是非お召し上がり下さいませ(^^)

2020年6月3日(水)
{接待を伴う飲食店}?

東京都は昨日、休業要請を業種ごとに段階的に緩和させます第2段階へと移行した矢先ではありましたが、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を呼び掛けます「東京アラート」を発動させました。都は「東京アラート」の発動に関しましては慎重な姿勢を取ってきましたが、夜の繁華街を中心に広がります感染を抑える必要があると判断したものと思われます。
「東京アラート」は、都が休業要請を緩和した後も感染拡大を招かないよう、都民に警戒を呼び掛けるための仕組みです。レインボーブリッジや都庁を赤色のライトアップし、都民に発動を周知させました。発動の目安としましては、重症・入院患者数、PCR検査の陽性率など7つの指標が設けられておりまして、「1日当たりの感染者20人以上(1週間の平均)」、「感染経路が不明な人の割合が50%以上(1週間の平均)」、「週単位の感染者の増加率が1倍以上」の3つの指標では具体的な数値も示されてきました。
第1段階として博物館や美術館などの休業が解除されました翌日の5月27日は、感染経路不明の割合が57.6%に上昇。それでも都は「感染状況の把握は困難ではない」としまして、6月1日に映画館やスポーツジムなどを再開します第2段階への移行に踏み切ったのです。東京都がこの間「東京アラート」を発動しなかったのは、感染経路不明者の中には‘夜の街クラスター’との関連が疑われる人が多いとの見通しがあったからです。
6月2日までの1週間の確認されました感染者114人のうち、約3割に当たります32人が休業要請が解除されておりません、{接待を伴う飲食店}従業員など夜の街に関係すると言います。このうちの約4割が、新宿区の感染とみられているとも言います。新宿区といいますか、まぁようは歌舞伎町という事でしょうね。無駄に経済活動や社会活動を止めてはならないという思いと、原因がある程度分かっているのならば強い対応を取らなければならない、、、緊急事態宣言は解除されておりますので、都としましても対応が難しいところですね・・・
新型コロナウイルス感染拡大のリスクがある場所として挙げられております、というか名指しされております、{接待を伴う飲食店}につきまして政府は今日、菅官房長官の記者会見などの際に、「キャバレー」、「ナイトクラブ」といった形で業種を具体的に示す事と致しました。政府の基本的対処方針には、これまでクラスターが確認された場所として、「繁華街の接待を伴う飲食店」とする記述がありまして、政府関係者もこの言葉を多用して参りました。
ところが、料亭をはじめ企業関係者らが接待に利用します高級飲食店を指すと誤解される例があるといい、政府関係者はこうした店から区別するよう要望が寄せられたと説明致しました。実際に菅官房長官は今日の記者会見で、休業要請の緩和に関連致しまして「キャバレーなどの接待を伴う飲食店」と具体的に述べておりました。これは確かに誤解されやすいでしょうし、料亭などからしましたらいい迷惑でしょうね(**){接待を伴う飲食店}と、{接待に使う飲食店}は全然違うわけですから。
しかし今時キャバレーって・・・(^^;)政府関係者の人達は頭が固い人が多いのか、完全に昭和の時代の言い方ですけれどね(^^;)それともキャバクラの事を指しているのか?舞台の上でラインダンスをするような昭和の時代のキャバレーなんて今やほとんど存在しておりませんから、もしキャバレーがダメとなりましたら、キャバクラやクラブ、ガールズバーなんかの名前が挙がらない理由が知りたいところです。
恐らくは、まず間違いなく、菅官房長官が{接待を伴う飲食店}と言いますキャバレーって、キャバクラやクラブの事を指していると思われますが、そんな{接待を伴う飲食店}は強い逆風が吹く中でも、生活が懸かっている業界でありまして独自の感染対策ガイドラインを作って営業を再開する動きも出てきております。従業員はもちろんの事、客にも入り口で検温と消毒、マスク拒否の客は断るなど致しまして、新型コロナウイルスと共に生きる方法を探しているようです。
中には店内の席に案内された後、問診票を書いてもらうという店もあるのだとか。これはいわゆる体調管理チェックシートのようなもので、入り口で測りました体温を書き込む他、2週間以内の海外からの渡航歴、発熱症状、咳、息苦しさなど、新型コロナウイルス感染症を疑う症状がないかチェックするのだそうです。署名や電話番号も記入の上、新型コロナウイルス感染症の疑いはなさそうだとなったら初めてキャストの女性が席に着くのだと。書く事を拒否しましたら、女性は席に着かないのだそうです。ここまでして飲みに行きたいものですかね?(^^;)
これを実施しております店は、「日本水商売協会」なるところが作成しました「接待飲食店におけるコロナウイルス対策ガイドライン」なるものに沿った感染対策を徹底する事で営業再開に踏み切ったのだと。凄い協会ですね、「日本水商売協会」(^^;)まるで漫画やドラマの世界の話のようですが、そんな協会が実在するとは知りませんでした・・・直接的過ぎて、名前をもうちょっとどうにかならなかったのかと思いますが(^^;)
この店の経営会社は、9年目を迎えました歌舞伎町の人気店の同点の他に、今年3月27日にオープンしたばかりの姉妹店キャバクラを抱えているのだそうです。3月25日に小池都知事が感染爆発重大局面と致しまして、夜間や週末の外出自粛を呼び掛けた事を受けまして、4月2日から両店の営業自粛を決めたのだそうです。苦肉の策でオンラインキャバクラを始めまして、全国からだけでなく海外の客も利用しているのだそうですが、利益はほとんど出ないのだと。。。
5月25日に緊急事態宣言は全面解除されましたが、{接待を伴う飲食店}は集団感染が起きやすい場所として、ライブハウスなどと共に休業要請の対象から外れる気配はありません(**)このまま自粛していては、業界全体が潰れてしまう・・・それならば、感染対策を徹底した上で店を開くしかないと、ガイドラインを守った上での営業再開を決めたのだそうです。しかし、1卓ずつ席を空ける対策もあるため、来客数は通常の半分ほど。出勤するスタッフも数を絞って苦しい営業が続いているといいます。
このキャバクラが守りますガイドラインを作成したのは前述の「日本水商売協会」ですが、調べてみますと・・・一般社団法人としてちゃんと存在しておりました!会員もなんと1000人ほどいるようです。このガイドラインは、日本感染症学会の評議員で、同学会などで組織致します協議会認定のインフェクション・コントロール・ドクターの監修を受けて作成されたものだと。マスク着用、30分ごとの手洗いの徹底から、万が一感染者が出てしまった場合の保健所への協力など、スタッフ・キャスト・客が守るべき感染対策がしっかりと並べられております。
1000人ほどおります会員には、TwitterやInstagramなどで呼び掛けられております。素晴らしい試みですね!残念ながら何の対策もせず、休業もしないでずっと営業し続けている店もあります。再び感染者が出ている今、「やっぱり夜の業界は問題だ!」と業界全体が白い目で見られないように、営業するのであればこの店のように感染対策に力を入れて、ここまでやるのか?というぐらい徹底しなければいけません。社会から信頼を勝ち得るためにも!
例え店を開けたとしましても、ソーシャルディスタンスを守るためには、空席をたくさん作る事となります。ガイドラインの活動は、目先の利益を上げる事と相反する事です。誰から頼まれたのではなく、自らこういった厳しいルールを課そうとしている人達の誠意と本気度は理解し評価してあげたいですね。国や自治体の補助ではとても足りない(++){接待を伴う飲食店}の人達だって生きていかなければならないのですから!
こんなガイドラインなんかに従っていられるか!と、守らない店も当然あるでしょう。自分勝手なやり方を貫く店もあるでしょう。そんな店とは業界内でお互いけん制し合って、目先の利益や面倒くさいからという事で守らない店は、時代の流れに追い付いていないとして淘汰されて良いのではないかと僕は思います。結果、衛生管理や継続意識が高い店が生き残りまして、お客様にとりましてもそれは良い事ですから(^^)「距離の近さ」が価値になる商売であったかもしれませんが、これからは「心の距離の近さ」が価値となるでしょう。バーの要素も必要になるという事ですね(^^)

2020年6月2日(火)
野球も始まる!

日本プロ野球機構(NPB)は昨日、6月19日から開幕する予定でおりますセ・リーグ&パ・リーグの日程を発表致しました。甲子園大会は残念ながら春に続きまして夏も中止となってしまいましたが、、、プロ野球はようやく開幕を迎えられそうです!
新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が約3か月遅れてしまいましたので、通常よりも23試合少ない120試合の実施となります。昨日のところは当面の約1か月分のスケジュールが公表されまして、今後は段階的に発表される見込みでおります。
開幕カードは、セ・リーグは当初の予定から開催地を変えまして、巨人vs阪神(東京ドーム)、DeNAvs広島(横浜スタジアム)、ヤクルトvs中日(神宮球場)で幕を開けます。首都圏で複数カードを行ってから西日本へと移っていく方針だと。いきなり横浜スタジアムで試合が行われますから、街も盛り上がるだろう!と言いたいところなんですが・・・無観客なんですよね(**)
パ・リーグはカードも一部変更致しまして、西武vs日本ハム(メットライフドーム)、ソフトバンクvsロッテ(ペイペイドーム)、オリックスvs楽天(京セラドーム)の3連戦でスタート致します。開幕2カード目から、昨日発表されました5カード目までは、いずれも同一球団相手の6連戦となります。変則方式となりますが、移動リスクの軽減を目指すという狙いがあるそうです。
開幕がこれだけ遅れてしまいましたので、残念ながら今年はセ・リーグ&パ・リーグ交流戦とオールスターが中止となりまして、、、クライマックスシリーズはセ・リーグは中止の意向、パ・リーグは短縮で行う意向で検討されているそうです。セ・リーグは久し振りにペナントレースのみでの覇権争いとなるのですね。日本シリーズは11月21日から行われます。
今日からは開幕に向けての練習試合も実施されました!いよいよ開幕が近づいてきているなと感じますが、興行でもありますプロ野球が本当の意味で開幕と言えるのは、球場にある程度の観客を入れられた時でしょう。超過密スケジュールとなりまして、普段では中々スターティングメンバーで出られない選手も使ってもらえるシーズンとなりそうです。選手には思う存分暴れてほしいですね(^^)
しかし3か月の遅れを取り戻すというのは中々困難な事でして、パ・リーグはドーム球場での開催が多いのである程度順調に予定を消化できそうですが、セ・リーグは梅雨時はきついかもしれません。観客を入れられるようになりましたら当然野外球場の方が良いでしょうし、難しい舵取りが続きそうです。それでもやっと野球が見られるのですから!無観客での楽しみ方も見つけて満喫したいですね(^^)
また、アマチュアを含めました野球界のみならず、Jリーグをはじめ他の競技にとりましても、新型コロナウイルス時代にどうやってスポーツイベントを開催できるかという指標にもなります。ここまでに漕ぎ着けました努力に敬意を表すると共に、ここから長年培ってきました運営力を発揮して、スポーツの日常を取り戻してほしいものです。
新たに今日浮かび上がってきました今年ならではの選手の負担を軽減する特別ルールと致しまして、延長10回打ち切り案が検討されているのだそうです。これまでも、9回打ち切り、3時間半試合終了など複数の特例が幅広く検討されてきましたが、新たに妥協案とも取れますこの10回打ち切り案が出てきた事で、ここで落ち着く可能性が高いのではないかと言われているのだそうです。
振り返りますと、5月22日に行われましたJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議で、専門家チームの座長は「運動とストレスで一時的に体力や免疫力が低下する。選手の心身の負担軽減、感染防止のためにこれまでとは違ったルールも必要になる」と提言しておりました。
更には、開幕の遅れに伴います6連戦ベースの過密日程なども考慮致しまして、特別ルールの必要性が指摘されておりました。5月25日の12球団代表者会議でコミッショナーは、延長戦無しの9回打ち切りや、試合時間3時間半を経過した場合に次の延長回に入らない、など複数案につきまして「検討している」と話しておりました。
そしてその後、3時間半ルールにつきましては時間稼ぎなどが排除できないという声もありまして、この度の延長10回までの新案が浮上してきたとみられております。12球団は今後、8日に理事会と実行委員会を開きまして、異例のシーズンに備えた特例の策定を目指すそうです。感染リスクを下げつつ、プロ野球の魅力を保つための最適解を探っていかねばなりませんからね。
移動リスクにつきましても、今回の延長の話にしましても、理事会と実行委員会は本当によく考えてやってると思います。試合を見たいファンにとりましては有り難い事ですね!個人的な意見で言いますと、3時間半ルールはこの記事にもありますように引き分け狙いが頻発したり、時間の引き延ばしが行われたりする可能性があるので嫌だなと思っておりました。
だったら今年に限りましては、9回引き分けでどんどん試合消化をしていかないともたないのではないか?と思います。選手の疲労も考慮致しまして。クライマックスシリーズも無くても良い!野球は本来、9回終了でペナントレースの覇者が日本シリーズへ進出していたものでした。それが色々な利権も絡んでどんどん複雑化していったのですから、、、今年はシンプルな形で優勝を争ってもらおうと。それが実は1番真剣みがあって面白いかもしれませんしね(^^)
今日のランチ営業は、開始以来1番多くのお客様にいらしていただきました(^^)本当に有難い限りです!リピーターのお客様も増えてきてくれましたので、そろそろ日替わりランチもできる日はやっていこうかと模索中!差し当たって明日は、「和牛すき焼き風煮込み」を丼仕立てか皿仕立てでお出し致します!もうご予約を頂いておりますしね(^^)そして今後も徐々にメニューも考えていきたいと思っております。
ランチの締め時間には、トランぺッターさんが2名様でいらしてくれまして、乾杯のお酒も頂戴致しましたm(_)m仮眠用の寝酒という事で、<グレンフィディック12年>をストレートでいただいたのですが、胃に染み渡ったなぁ(^^;)夜は20年来の知り合いの方がプロレスラーを連れていらしてくれまして、杯を酌み交わしながら今後に向けての面白い話も出来ましたし、BBさん&多少愛しさと切なさと心強さとちゃんとも今後に向けてのこちらは良い話かどうかは分かりませんが真剣な話が出来ました(^^;)でも明日もランチ営業があるのでお酒は控えめにして!

2020年6月1日(月)
BMの新しい生活様式

昨日の日曜日は久し振りに丸1日お休みをいただきました。気づけば無我夢中であっという間に過ぎ去りました5月は、昨日まで休み無しで走り続けておりましたので1か月以上振りのお休みでしたね。といっても、真空パック販売がご好評をいただいておりますので僕も従業員も仕込みには追われておりましたが(^^;)それも有難い事です(^^)
その仕込みの合間をぬって、夜には買い出しの帰りにこれまた久し振りに家族で外食にも出掛けたのですが、昼間は下の娘念願の自転車をようやく購入。従業員と近くを走り回っていたようですが、僕はテレビに釘付けになっておりました。新型コロナウイルス感染拡大の最中でも売り上げ好調だという競馬の祭典・第87回日本ダービーが行われていたからです!
3歳サラブレッドの頂点を決める戦いでありますが、残念ながら今年は無観客の中開催されました。昭和7年に始まったという伝統あるこのレースが、無観客で行われるというのは戦後初の事だそうです。それだけやはり新型コロナウイルス感染拡大というのは異常事態だという事ですね。。。しかし、プロ野球・Jリーグなどプロスポーツが相次いで開催を見合わせる中、日本中央競馬会(JRA)はインターネットの会員を増やし売り上げは快走中なのです!
例年、徹夜組を含めまして10万人を超える大観衆が押し寄せますまさしく競馬の祭典の日本ダービー。平成2年には、プロ野球もJリーグも全く比にならない史上最多の19万6517人の観客が東京競馬場に詰め掛けたものですが、今年は一転、スタンドは無観客で静まり返る異様な光景の中で開催されました。新型コロナウイルス感染防止対策のため、取材陣の人数なども制限されていたのです。
しかし無観客ではあっても、日本ダービー1レースだけでなんと233億5390万2100円という驚異の額を売り上げたのです。日本各地での場外馬券発売も行われず、インターネットと電話によります投票のみでしたが、前年比で92.3%に踏みとどまりまして、売り上げは然程落ち込まなかったと。僕もインターネットで馬券を購入しましたが、本当にネット社会だなぁ・・・とこの数字を見ますと実感致しますね。
JRAによりますと、無観客での開催に踏み切りました2月29日以降、インターネット投票の新規会員が急増したのだそうです。5月24日時点での会員数は470万5089人で、昨年末の445万4537人から25万552人も増えたと。場外馬券売り場に行きますと、とてもインターネットなど扱わないような人達を多く見かけるのですが(^^;)その人達も頑張って慣れないパソコンをいじって馬券を購入しているのでしょうね(^^;)
その効果もありまして、春の大レースでも売り上げは上々だという事です。今年の皐月賞は153億7181万4700円(前年比84.2%)、天皇賞・春は168億7096万6000円(前年比88.0%)、オークスは161億1215万6000円(前年比92.2%)と、確かに落ち込みは少ないのが実証されております。G1レースに関しましては、3月の高松宮記念と5月のヴィクトリアマイルのように、むしろ昨年よりも売り上げがアップしたレースもあったと。他のスポーツなどが軒並み休止しておりますので、競馬に注目が集まったという効果もあったのかもしれません。
もっとも、無観客で行われております影響で、競馬場内のレストランや売店は休業に追い込まれたと(**)やはり色々なところで歪は出てしまっているのですね。。。JRA側では、「数字は把握しきれていない」としておりますが、全体の収入としましては打撃なのは間違いありません。緊急事態宣言は全面解除されたものの、JRAでは6月28日の宝塚記念までは無観客を続ける方針であります。新型コロナウイルス感染症が終息し、競馬場に大歓声が戻る日はいつになるのでしょうか・・・
18頭立て・芝2400メートルで行われました日本ダービーは、福永騎手騎乗の1番人気コントレイルが、皐月賞に続きまして無敗で2冠を制覇!東京競馬場で行われております5週連続G1の第4戦を制しまして、2017年に生まれましたサラブレッド達7262頭の頂点に立ちました!2着には2番人気のサリオス、3着には10番人気のヴェルトライゼンデが入りました。
コントレイルは、2歳時に3連勝でホープフルステークスを制しまして、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞。3歳になりました今年は、トライアルレースなどには出走せずに皐月賞へと直行し、無敗の皐月賞馬となりました。そして昨日の日本ダービーも制しまして、無敗での皐月賞&日本ダービーの2冠制覇は、父であります2005年のディープインパクト以来15年振り7頭目の偉業で、歴史にその名を刻みました!
2着のサリオスは、これで皐月賞に続きましてのクラシックレース連続2着に(><)サリオスも十分強いんですけれどね・・・コントレイルと同じ年とは、産まれた年が悪かったとしか言いようがない。それほどコントレイルは強かった!僕もこのレースは勝たせてもらいましたが、あまりにも順当な結果であまり儲からず(**)というか他のレース負けちゃったのでトータルはほぼトントンでした(^^;)でもやっぱり日本ダービーは緊張感に包まれておりました。来年は現地観戦できるといいなと思います(^^)
そして一夜明けまして6月に突入。下の娘の小学校も始まりましたし、新型コロナウイルス感染症の終息を願いまして夜には全国各地で一斉に花火を打ち上げますイベント「Cheer up!花火プロジェクト」も行われました。全国で花火大会の中止が相次いで決まる中、日本煙火協会青年部有志が自粛に疲れた人達に大空の花火を見上げて笑顔になってもらおうと企画して実現したのだそうです!
感染防止のため、「集客はしない」、「打ち上げの時間は5分以内」などを条件に全国の花火業者に参加を呼び掛けたところ、163業者が賛同し、事前告知は行われなかったものの横浜市でも打ち上げられたそうです。参加した花火業者の方が、「上を向かなければ花火は見られない。打ち上げを通じ、とにかく事態の終息を願っている」と話しておりました。素晴らしい企画に素晴らしい言葉じゃないですか(^^)
場所は告知されておりませんでしたが、この開催自体は知られておりましたので、20時には日本のみんなが新型コロナウイルス感染症の終息を願い、亡くなった方々、今その瞬間も懸命に働く方々に思いを馳せながら空を見上げた事でしょう!BMも6月は、ランチ営業に夜の通常営業と、17年目にしまして初めての新しい試みを始めます!当然僕も新しい生活様式となります。上を向きながら、明るく、働ける感謝の気持ちを忘れず楽しみながら歩んでいきたいと思っております(^^)
今日もランチ営業には多くのお客様がいらして下さいまして、ひと段落した頃には池さんが昼飲みにいらしてくれまして乾杯をさせていただきました(^^)16時前に終わりまして、夜はご連絡を頂きまして21時過ぎに出勤。すぐに鉄人2名様がいらしてくれまして、3島さんは5名様でいらしてくれまして真空パックも大量に購入して下さいました!最後は多少愛しさと切なさと心強さとちゃんと6時過ぎまで<アイスコーヒー>で語り明かしまして終了。長丁場でしたが、意外と体は持つもので(^^)でも今月は祝日がありませんから、無理なく自己管理をして乗り切りたいと思います。ちょっと仮眠してランチだ!